JP4523880B2 - スライドレールの収納時保持装置 - Google Patents
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Description
従って、スライドレールとして製品が完成した後は、スライドレールの使用目的、あるいは使用機器に応じて、移動側メンバーの保持力をかえることが出来なかった。
図1、図3において、符号100はスライドレールを示し、スライドレール100は、実施例では、固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動自在に保持された中間メンバー2と、ボールリテーナー4に回転自在に保持されたボール44・・・を介して、中間メンバー2に摺動自在に保持された移動側メンバー3より構成され、固定側メンバー1の後端部内面には保持部材9が取付けられている。
そして、固定側メンバー1の基板10の後端部には、後記する保持部材9が取付られる後端突壁15(図2、図5)が形成され、基板10の前端部には前記リテーナー12の引出し方向への移動範囲を規制するリテーナー前ストッパー(図示せず。)が形成されている。
そして、上下折曲縁21、21の後端縁には、中間メンバー2の最大引出し時に、前端部が前記固定側メンバー1のリテーナー前ストッパーに当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2の最大引出し量を規制し、収納状態で固定側メンバー1に取付けられた保持部材9の一部に後端部が当接するリテーナー後ストッパー25、25(図2)が形成され、基板20の後端に、移動側メンバー3が最大収納状態となった時、移動側メンバー3の後端部に形成された移動側メンバー後端ストッパー34が当接する後端ストッパー26が形成され、基板20の前端部に移動側メンバー3が最大引出し位置に達した状態で、ボールリテーナー4の先端部が当接して停止するボールリテーナー前端ストッパー(図示せず。)が形成されている。
そして、中間メンバー2に対し、引出し方向に摺動し、最大引出し位置に達した状態で、移動側メンバー3の前記移動側メンバー後端ストッパー34が、ボールリテーナー4の後端に当接して停止し、ボールリテーナー4の前端が中間メンバー2のボールリテーナー前端ストッパーに当接して停止する。
符号35は後記する保持部材9に対応して、摺動面33の後端部に形成された係合凸部を示している。
上下脚体押さえ突部811、811は、上下嵌合固定部81、81の摺動方向側の端部に形成されているので、図2および図5に示す状態では上下脚体押さえ突部811、811は上下保持脚部74、74の取付基部71側に当接するが、連結用部材8の取付方向を上下に反転させると、連結用部材8の略幅寸法だけ、上下保持脚部74、74の前方(先端側)に当接する。
すなわち、連結用部材8の取付方向を反転させることにより、上下脚体押さえ突部811、811の保持脚部74、74に対する当接位置を移動側メンバー3の摺動方向で2段階で選択可能であり、係止突部741、741と係合凸部35、35の弾性的な係止力及び圧接突部742、742の中間メンバー2のボール摺動溝23、23対する弾性的な圧接力が選択可能となっている。
すなわち、脚部側部材7の取付基部71の後面を固定側メンバー1の後端突壁15の前面に当接させ、後端突壁15の上下端部と固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の先端部間に上下嵌入突部70、70を位置させ、同時に、上下前移動防止突部73、73を固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の後端面に当接させながら、固定側メンバー1の基板10側に押しやり、固定側メンバー1の後端に脚部側部材7を取付ける。
この状態で、脚部側部材7は、取付基部71、上下嵌入突部70、70、上下前移動防止突部73、73、後端突壁15によって、上下および移動側メンバー3の摺動方向に移動する事はない。
すなわち、連結用部材8を回転させる方向によって、連結用部材8を取付けた状態で嵌合固定部81、81の脚体押さえ突部811、811が、脚部側部材7の取付基部71と接触する個所に位置するか、あるいは、連結用部材8の略幅寸法だけ、前方に離れた個所に位置するかが決定される。
保持脚部74、74が移動側メンバー3を収納状態で保持する保持力は、脚体押さえ突部811、811と係止突部741、741との距離が近い程強くなる。
図2では、脚体押さえ突部811、811の取付状態は、保持脚部74、74の取付基部71側に当接する位置となっている。一方、連結用部材8を上下に反転させて取付け、脚体押さえ突部811、811を取付基部71から前方に離れた位置とすれば、保持脚体74、74の弾性力はより強くなる。
すなわち、連結用部材8の取付方向をかえることによって、上下保持脚部74、74の保持力を2段階で選択することができる。
この時、係止突部741、741は、移動側メンバー3の係合凸部35、35の頂部のやや前側(連結用部材8の反対側)に位置しているので、係合凸部35、35を保時脚部74、74の弾性によって挟持する。
よって、移動側メンバー3は収納状態が保持され、不用意に飛び出す事がない。
11、11 上下折曲縁
100 スライドレール
2 中間メンバー
3 移動側メンバー
33、33 摺動面
35 係合凸部
7 脚部側部材
71 取付基部
72 浮上り防止突部
721 嵌合突部
73 前移動防止突部
74、74 上下保持脚部
8 連結用部材
81、81 上下嵌合固定部
811、811 上下脚体押さえ突部
82 連設固定部
821 嵌合孔
9 保持部材
Claims (4)
- 移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーに取付けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールの収納時保持装置において、保持部材は、固定側メンバーの後端突壁の前側に位置して移動側メンバーを収納時に保持する脚部側部材と、脚部側部材の前側から固定側メンバーの内面に嵌合して脚部側部材と固定側メンバーを連結する連結用部材より構成されていることを特徴とするスライドレールの収納時保持装置。
- 脚部側部材は、固定側メンバーの後端突壁の前面に当接し後方への移動を防止する取付基部と、取付基部の固定側メンバーの基板側で前方に突出する浮上り防止突部と、取付基部の後面側から固定側メンバーの上下折曲縁方向に突出して、固定側メンバーの上下折曲縁の後端面に当接する上下前移動防止突部と、取付基部よりに前方に突出して移動側メンバーの摺動面に対向して位置し、所定の弾性を有する上下保持脚部より構成され、連結用部材は、脚部側部材の前側から、固定側メンバーの上下折曲縁の内面に嵌合し、上下保持脚部の外側に位置する上下嵌合固定部と、上下嵌合固定部間に連設され、前記浮上り防止突部の外側に当接する連設固定部より構成されている事を特徴とする請求項1に記載のスライドレールの収納時保持装置。
- 浮上り防止突部には外側方向に突出する嵌合突部が形成され、連設固定部には嵌合突部に嵌合する嵌合孔が形成されている事を特徴とする請求項2に記載のスライドレールの収納時保持装置。
- 上下嵌合固定部は、摺動方向側の端部に上下保持脚部の外側に当接する上下脚体押さえ突部を有し、連結用部材の取付方向を上下に反転させることにより、上下脚体押さえ突部の上下保持脚部に対する当接位置を移動側メンバーの摺動方向で2段階に選択可能とした事を特徴とする請求項2、又は、請求項3に記載のスライドレールの収納時保持装置。
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