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JP4523880B2 - スライドレールの収納時保持装置 - Google Patents

スライドレールの収納時保持装置 Download PDF

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JP4523880B2
JP4523880B2 JP2005181982A JP2005181982A JP4523880B2 JP 4523880 B2 JP4523880 B2 JP 4523880B2 JP 2005181982 A JP2005181982 A JP 2005181982A JP 2005181982 A JP2005181982 A JP 2005181982A JP 4523880 B2 JP4523880 B2 JP 4523880B2
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Description

本発明は、複写機の内部機器や家具等の抽斗を本体内に収納した時、床面の状態や本体の移動などにより、抽斗等が飛び出すのを防止するスライドレールの収納時保持装置に関するものである。
従来、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーの後端部に設けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールの収納時保持装置において、前記保持部材は、固定側メンバーの収納時ストッパーが嵌入する嵌入孔を有して、固定側メンバーに取付けられる連結基部と、移動側メンバーの摺動面の外方に位置して、連結基部側より前方に突出する係合脚部が合成樹脂材にて一体に形成され、係合脚部は弾性脚体と、弾性脚体の前端部に位置し、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成された係合凹部に係合する係合突起を有しているものがある。(例えば特許文献1参照。)
この場合、前記保持部材は、連結基部の嵌入孔に固定側メンバーの収納時ストッパーを嵌入させて固定側メンバーに取付ける構成であるから、移動側メンバーが勢いよく収納される状態が繰り返されると、収納時ストッパーに外側方向への負荷が繰り返し作用し、収納時ストッパーはやがて外側方向に変形し、これと同時に保持部材の取付状態も収納ストッパーと共に変移し、係合脚部が固定側メンバーの基板から離れる方向に持ち上がり、移動側メンバーの係合凹部と係合突起に位置ずれが生じ、移動側メンバーを保持しなくなる問題があった。
一方、合成樹脂材にて形成された係合脚部の保持力は、使用材料、外形寸法が同じであれば連結基部からの突出量と、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成された係合凹部と係合凹部に係合する係合突起の形状によって決定される。
従って、スライドレールとして製品が完成した後は、スライドレールの使用目的、あるいは使用機器に応じて、移動側メンバーの保持力をかえることが出来なかった。
特開2003−47533号公報(第4−5頁、図3、図5、図7)
本発明は、長期間、乱暴に使用されても、固定側メンバーに対して保持部材の取付状態が変移せず、移動側メンバーの収納時の保持機能が長期間損なわれる事がなく、又、スライドレールとして製品が完成した後、使用目的等に応じて簡単に保持力の強弱を変化させる事ができ、保持部材の汎用性を広げ、製造過程で保持力の調整を必要としないスライドレールの収納時保持装置を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーに取付けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールの収納時保持装置において、保持部材は、固定側メンバーの後端突壁の前側に位置して移動側メンバーを収納時に保持する脚部側部材と、脚部側部材の前側から固定側メンバーの内面に嵌合して脚部側部材と固定側メンバーを連結する連結用部材より構成されているものである。
次に、本発明が第2の手段として構成したところは、第1の手段としての構成に加え、脚部側部材は、固定側メンバーの後端突壁の前面に当接し後方への移動を防止する取付基部と、取付基部の固定側メンバーの基板側で前方に突出する浮上り防止突部と、取付基部の後面側から固定側メンバーの上下折曲縁方向に突出して、固定側メンバーの上下折曲縁の後端面に当接する上下前移動防止突部と、取付基部よりに前方に突出して移動側メンバーの摺動面に対向して位置し、所定の弾性を有する上下保持脚部より構成され、連結用部材は、脚部側部材の前側から、固定側メンバーの上下折曲縁の内面に嵌合し、保持脚部の外側に位置する上下嵌合固定部と、上下嵌合固定部間に連設され、前記浮上り防止突部の外側に当接する連設固定部より構成されているものである。
次に、本発明が第3の手段として構成したところは、第2の手段としての構成に加え、浮上り防止突部には外側方向に突出する嵌合突部が形成され、連設固定部には嵌合突部に嵌合する嵌合孔が形成されているものである。
次に、本発明が第4の手段として構成したところは、第2の手段、又は、第3の手段としての構成に加え、上下嵌合固定部は、摺動方向側の端部に上下保持脚部の外側に当接する上下脚体押さえ突部を有し、連結用部材の取付方向を上下に反転させることにより、上下保脚体押え突部の上下保持脚部に対する当接位置を移動側メンバーの摺動方向で2段階に選択可能としたものである。
請求項1に記載の発明によると、保持部材が脚部側部材と連結用部材の2つの部材より構成され、脚部側部材が固定側メンバーの後端突壁の前側に位置しているので、後端突壁が外側に変形しても、脚部側部材は後端突壁の変形に影響されて変移する事がない。そして、連結用部材は、脚部側部材の前側から固定側メンバーの内面に嵌合して脚部側部材と固定側メンバーを連結しているので、脚部側部材の連結が容易で、不用意に固定側メンバーから脚部側部材が不用意に固定側メンバーから脱落することがない。
請求項2に記載の発明によると、前記効果に加え、脚部側部材の取付基部は固定側メンバーの後端突壁の前面に当接し、浮上り防止突部は、取付基部の固定側メンバーの基板側で前方に突出し、上下前移動防止突部は、取付基部の後面側から固定側メンバーの上下折曲縁方向に突出して、固定側メンバーの上下折曲縁の後端面に当接しているので、脚部側部材は移動側メンバーの摺動方向に移動することは一切なく、連結用部材は上下嵌合固定部が上下保持脚部の外側に位置して、固定側メンバーの上下折曲縁の内面に嵌合し、上下嵌合固定部間に連設された連設固定部は脚部側部材の浮上り防止突部の外側に当接しているので、連結用部材によって、脚部側部材は固定側メンバーから浮上る事がなく、移動側メンバーの摺動面に対する上下保持脚部の位置ずれが生じることがなく、かつ、長期間にわたり使用されても中間メンバーおよび移動側メンバーの収納時の保持機能が損なわれる事がない。
請求項3に記載の発明によると、前記効果に加え、連結用部材を固定側メンバーに取付けた状態で、浮上り防止突部の嵌合突部と連設固定部の嵌合孔が嵌合するので、連結用部材は不用意に前方に移動することがなく、安定した保持力を得る事ができる。
請求項4に記載の発明によると、前記効果に加え、上下嵌合固定部の摺動方向の端部に上下脚体押さえ突部を設けているので、連結用部材の取付方向をかえることによって、上下保持脚部の保持力を2段階で選択する事ができる。
移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーに取付けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールの収納時保持装置において、保持部材は、固定側メンバーの後端突壁の前側に位置して移動側メンバーを収納時に保持する脚部側部材と、脚部側部材の前側から固定側メンバーの内面に嵌合して脚部側部材と固定側メンバーを連結する連結用部材より構成され、脚部側部材は、固定側メンバーの後端突壁の前面に当接し後方への移動を防止する取付基部と、取付基部の固定側メンバーの基板側より前方に突出する浮上り防止突部と、取付基部の後面側から固定側メンバーの上下折曲縁方向に突出して、固定側メンバーの上下折曲縁の後端面に当接する上下前移動防止突部と、取付基部よりに前方に突出して移動側メンバーの摺動面に対向して位置し、所定の弾性を有する保持脚部より構成され、連結用部材は、脚部側部材の前側から、固定側メンバーの上下折曲縁の内面に嵌合し、上下保持脚部の外側に位置する嵌合固定部と、嵌合固定部間に連設され前記浮上り防止突部の外側に当接する連設固定部より構成され、浮上り防止突部には外側方向に突出する嵌合突部が形成され、連設固定部には嵌合突部に嵌合する嵌合孔が形成され、上下嵌合固定部は、摺動方向側の端部に上下保持脚部の外側に当接する脚体押さえ突部を有し、連結用部材の取付方向を反転させることにより、脚体押さえ突部の保持脚部に対する当接位置を移動側メンバーの摺動方向で2段階に選択可能としたものである。
以下、第1実施例を図面に基づいて説明する。
図1、図3において、符号100はスライドレールを示し、スライドレール100は、実施例では、固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動自在に保持された中間メンバー2と、ボールリテーナー4に回転自在に保持されたボール44・・・を介して、中間メンバー2に摺動自在に保持された移動側メンバー3より構成され、固定側メンバー1の後端部内面には保持部材9が取付けられている。
すなわち、固定側メンバー1は、基板10と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成され、固定側メンバー1のほぼ半分程度の長さとなした合成樹脂製のリテーナー12・・・に回転自在に保持され、かつ、上下折曲縁11、11内面と中間メンバー2の外面間に位置する複数個のボール13・・・を介して、中間メンバー2を摺動自在に保持している。
そして、固定側メンバー1の基板10の後端部には、後記する保持部材9が取付られる後端突壁15(図2、図5)が形成され、基板10の前端部には前記リテーナー12の引出し方向への移動範囲を規制するリテーナー前ストッパー(図示せず。)が形成されている。
中間メンバー2は、固定側メンバー1とほぼ同長で、基板20と上下折曲縁21、21より固定側メンバー1と同方向の略チャンネル型に形成され、上下折曲縁21、21の外面に、摺動方向に渡って前記ボール13・・・が転動する外面側ボール摺動溝22、22を有し、上下折曲縁21、21の内面に、摺動方向に渡ってボール44・・・が転動するボール摺動溝23、23を有している。
そして、上下折曲縁21、21の後端縁には、中間メンバー2の最大引出し時に、前端部が前記固定側メンバー1のリテーナー前ストッパーに当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2の最大引出し量を規制し、収納状態で固定側メンバー1に取付けられた保持部材9の一部に後端部が当接するリテーナー後ストッパー25、25(図2)が形成され、基板20の後端に、移動側メンバー3が最大収納状態となった時、移動側メンバー3の後端部に形成された移動側メンバー後端ストッパー34が当接する後端ストッパー26が形成され、基板20の前端部に移動側メンバー3が最大引出し位置に達した状態で、ボールリテーナー4の先端部が当接して停止するボールリテーナー前端ストッパー(図示せず。)が形成されている。
移動側メンバー3は、固定側メンバー1とほぼ同長に形成され、ボールリテーナー4に保持されたボール44・・・を介して中間メンバー2に摺動自在に保持される大きさで、金属製の細条板の短手両端部を内向き円弧状に折り曲げて形成された、外面長手方向にボール44・・の摺動面33、33を有する上下折曲縁31、31と基板30より断面略C字型に形成されている。
そして、中間メンバー2に対し、引出し方向に摺動し、最大引出し位置に達した状態で、移動側メンバー3の前記移動側メンバー後端ストッパー34が、ボールリテーナー4の後端に当接して停止し、ボールリテーナー4の前端が中間メンバー2のボールリテーナー前端ストッパーに当接して停止する。
符号35は後記する保持部材9に対応して、摺動面33の後端部に形成された係合凸部を示している。
ボールリテーナー4は、帯状金属板にて中間メンバー2の半分程度の長さとし、前記中間メンバー2と移動側メンバー3の基板20、30間に挿入可能な大きさのコ字形基板40と、コ字形基板40の上下両端部よりL字形に突出し、中間メンバー2と移動側メンバー3の各上下折曲縁21、21、31、31間に位置する上下突出縁41、41より断面略コ字形に形成され、上下突出縁41、41の摺動方向に複数個のボール44・・・を回転自在に保持している。
保持部材9(図4)は、固定側メンバー1の後端突壁15の前側に位置して移動側メンバー3を収納時に、移動側メンバー3を保持する合成樹脂材からなる脚部側部材7と、脚部側部材7の前側から固定側メンバー1の内面に嵌合して脚部側部材7と固定側メンバー1を連結する合成樹脂材からなる連結用部材8より構成されている。
脚部側部材7は、固定側メンバー1の後端突壁15の前面に当接し後方への移動を防止する取付基部71と、取付基部71の固定側メンバー1の基板10側より前方に突出する浮上り防止突部72と、取付基部71の上下端部の後面側から後端突壁15の上下端部と固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の上下端部間に嵌入される上下嵌入突部70、70と、上下嵌入突部70、70の後端から上下方向に突出し固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の後端面に当接する上下前移動防止突部73、73と、取付基部71の前面側より上下方向に所定間隔を有して、前方に突出して移動側メンバー3の摺動面33、33に対向して位置し、所定の弾性を有する上下保持脚部74、74より構成されている。
そして、浮上り防止突部72には外側方向に突出する嵌合突部721が形成され、上下保持脚部74、74には、移動側メンバー3の摺動面33の外側に近接し、移動側メンバー3の収納状態で、係合凸部35、35の前側に弾性的に係止する係止突部741、741が摺動方向の中央部やや先端側に下方に突出して形成され、係止突部741、741が係合凸部35、35に弾性的に係止した状態で、中間メンバー2のボール摺動溝23、23に弾性的に圧接する圧接突部742、742が先端部で上、下方に突出して形成されている。
連結用部材8は、脚部側部材7の前側から、固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の内面に嵌合し、上下保持脚部74、74の外側(上保持脚部74の上側と下保持脚部74の下側)に位置する上下嵌合固定部81、81と、固定側メンバー1の基板10側に前記浮上り防止突部72が嵌入する嵌入凹部80を有し、上下嵌合固定部81、81間に連設された連設固定部82より構成され、嵌入凹部80には嵌合突部721に嵌合する嵌合孔821が形成され、上下嵌合固定部81、81は、摺動方向側の端部に上下保持脚部74、74の外側(上保持脚部74の上側と下保持脚部74の下側)に当接する上下脚体押さえ突部811、811を有して形成されている。
上下脚体押さえ突部811、811は、上下嵌合固定部81、81の摺動方向側の端部に形成されているので、図2および図5に示す状態では上下脚体押さえ突部811、811は上下保持脚部74、74の取付基部71側に当接するが、連結用部材8の取付方向を上下に反転させると、連結用部材8の略幅寸法だけ、上下保持脚部74、74の前方(先端側)に当接する。
すなわち、連結用部材8の取付方向を反転させることにより、上下脚体押さえ突部811、811の保持脚部74、74に対する当接位置を移動側メンバー3の摺動方向で2段階で選択可能であり、係止突部741、741と係合凸部35、35の弾性的な係止力及び圧接突部742、742の中間メンバー2のボール摺動溝23、23対する弾性的な圧接力が選択可能となっている。
本発明は上記の如く構成され、中間メンバー2、移動側メンバー3を前方途中まで引き出した状態で、保持部材9が固定側メンバー1の後端部に取付けられる。
すなわち、脚部側部材7の取付基部71の後面を固定側メンバー1の後端突壁15の前面に当接させ、後端突壁15の上下端部と固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の先端部間に上下嵌入突部70、70を位置させ、同時に、上下前移動防止突部73、73を固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の後端面に当接させながら、固定側メンバー1の基板10側に押しやり、固定側メンバー1の後端に脚部側部材7を取付ける。
この状態で、脚部側部材7は、取付基部71、上下嵌入突部70、70、上下前移動防止突部73、73、後端突壁15によって、上下および移動側メンバー3の摺動方向に移動する事はない。
次に、連結用部材8の長手方向を移動側メンバー3の摺動方向に沿わせて、固定側メンバー1の基板10に連設固定部82を接触させた状態から、長手方向が移動側メンバー3の摺動方向と交差するよう時計周りあるいは反時計周りに90度回転させる。
すなわち、連結用部材8を回転させる方向によって、連結用部材8を取付けた状態で嵌合固定部81、81の脚体押さえ突部811、811が、脚部側部材7の取付基部71と接触する個所に位置するか、あるいは、連結用部材8の略幅寸法だけ、前方に離れた個所に位置するかが決定される。
保持脚部74、74が移動側メンバー3を収納状態で保持する保持力は、脚体押さえ突部811、811と係止突部741、741との距離が近い程強くなる。
図2では、脚体押さえ突部811、811の取付状態は、保持脚部74、74の取付基部71側に当接する位置となっている。一方、連結用部材8を上下に反転させて取付け、脚体押さえ突部811、811を取付基部71から前方に離れた位置とすれば、保持脚体74、74の弾性力はより強くなる。
すなわち、連結用部材8の取付方向をかえることによって、上下保持脚部74、74の保持力を2段階で選択することができる。
そして、嵌合固定部81、81を固定側メンバー1の上下折曲縁11、11の内面に嵌合させた状態で、中間メンバー2を収納していくと、リテーナー後ストッパー25、25が嵌合固定部81、81の前面に当接し、連結用部材8を浮上り防止突部72の取付基部71側に押しやり、の嵌入凹部80に浮上り防止突部72が嵌入すると共に、嵌合突部721が嵌合孔821に嵌合し、連結用部材8は固定側メンバー1と脚部側部材7を連結する。この状態で、上下保持脚部74、74の先端側部分と圧接突部742、742は、中間メンバー2のボール摺動溝23、23の後端の内面側に位置し、係止突部741、741はボール摺動溝23、23の後端の外側(移動側レール3が収納される空間側)に位置している。
次に、移動側メンバー3を収納方向に移動させると、移動側メンバー3は中間メンバー2に収納されてゆき、移動側メンバー3の摺動面33の係合凸部35、35が係止突部741、741を外側(図2で上下方向)に押しやりながら、係止突部741、741の頂部をやや通過した時、移動側メンバー3の後端部に形成された移動側メンバー後端ストッパー34が中間メンバー2の後端ストッパー26に当接して移動側メンバー3は停止し、最も収納された状態となる。
この時、係止突部741、741は、移動側メンバー3の係合凸部35、35の頂部のやや前側(連結用部材8の反対側)に位置しているので、係合凸部35、35を保時脚部74、74の弾性によって挟持する。
よって、移動側メンバー3は収納状態が保持され、不用意に飛び出す事がない。
一方、係止突部741、741は係合凸部35、35によって、上下保持脚部74、74の弾性に抗して外側に(図2で上下方向)押しやられる事により、上下保持脚部74、74の先端に形成された圧接突部742、742は、中間メンバー2のボール摺動溝23、23に弾性的に圧接する事となり、中間メンバー2は移動側メンバー3と共に、固定側メンバー1に収納された状態で保持される事となる。(図2に示す状態)
本発明を具備したスライドレールの斜視図 本発明の要部正面図 図1のA−A線要部断面図 保持部材の斜視図 保持部材の取付要領を示す斜視図 図2のB−B線要部断面図
符号の説明
1 固定側メンバー
11、11 上下折曲縁
100 スライドレール
2 中間メンバー
3 移動側メンバー
33、33 摺動面
35 係合凸部
7 脚部側部材
71 取付基部
72 浮上り防止突部
721 嵌合突部
73 前移動防止突部
74、74 上下保持脚部
8 連結用部材
81、81 上下嵌合固定部
811、811 上下脚体押さえ突部
82 連設固定部
821 嵌合孔
9 保持部材

Claims (4)

  1. 移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーに取付けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールの収納時保持装置において、保持部材は、固定側メンバーの後端突壁の前側に位置して移動側メンバーを収納時に保持する脚部側部材と、脚部側部材の前側から固定側メンバーの内面に嵌合して脚部側部材と固定側メンバーを連結する連結用部材より構成されていることを特徴とするスライドレールの収納時保持装置。
  2. 脚部側部材は、固定側メンバーの後端突壁の前面に当接し後方への移動を防止する取付基部と、取付基部の固定側メンバーの基板側で前方に突出する浮上り防止突部と、取付基部の後面側から固定側メンバーの上下折曲縁方向に突出して、固定側メンバーの上下折曲縁の後端面に当接する上下前移動防止突部と、取付基部よりに前方に突出して移動側メンバーの摺動面に対向して位置し、所定の弾性を有する上下保持脚部より構成され、連結用部材は、脚部側部材の前側から、固定側メンバーの上下折曲縁の内面に嵌合し、上下保持脚部の外側に位置する上下嵌合固定部と、上下嵌合固定部間に連設され、前記浮上り防止突部の外側に当接する連設固定部より構成されている事を特徴とする請求項1に記載のスライドレールの収納時保持装置。
  3. 浮上り防止突部には外側方向に突出する嵌合突部が形成され、連設固定部には嵌合突部に嵌合する嵌合孔が形成されている事を特徴とする請求項2に記載のスライドレールの収納時保持装置。
  4. 上下嵌合固定部は、摺動方向側の端部に上下保持脚部の外側に当接する上下脚体押さえ突部を有し、連結用部材の取付方向を上下に反転させることにより、上下脚体押さえ突部の上下保持脚部に対する当接位置を移動側メンバーの摺動方向で2段階に選択可能とした事を特徴とする請求項2、又は、請求項3に記載のスライドレールの収納時保持装置。
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