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JP4522250B2 - 回転衝撃試験装置 - Google Patents

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JP4522250B2 JP2004366545A JP2004366545A JP4522250B2 JP 4522250 B2 JP4522250 B2 JP 4522250B2 JP 2004366545 A JP2004366545 A JP 2004366545A JP 2004366545 A JP2004366545 A JP 2004366545A JP 4522250 B2 JP4522250 B2 JP 4522250B2
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Description

本発明は、回転衝撃試験装置に関するものである。
例えば、パーソナルコンピュータ等の電子機器に対する衝撃力に対する耐性を試験するための回転衝撃試験装置としては、特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において、被試験体は、加振機制御装置により生成される加振信号が付与されて所定周波数、振幅で振動する加振機に固定され、加振条件下での性能試験が行われる。
しかし、上述した従来例において、加振機により負荷される衝撃力は、主として往復直線運動時の反転瞬間におけるもので、例えば、電子機器を机上から落下させた際の性能劣化等を試験するには適さないという問題がある。
また、静止状態から一方向の衝撃荷重を被試験体に負荷する衝撃試験機としては、落下試験機等があるが、この場合には、衝撃条件の管理等が難しく、正確なデータ収集が困難であるという問題がある。
特開平6−290572号公報
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、正確なデータを容易に取得することができる回転衝撃試験装置の提供を目的とする。
被試験体10への衝撃試験は、被試験体10を固定する回転テーブル7に対して衝撃力付与手段9により回転方向の衝撃力を付与し、衝撃条件下における被試験体10の動作等を確認して行われる。回転テーブル7を衝撃荷重により回転させて衝撃試験を行う本発明において、衝撃負荷方向、衝撃荷重の管理が容易であるために、衝撃条件の再現が容易であり、信頼性の高いデータ取得が可能になる。
また、回転テーブル7を支承するころ軸受部4は、複列円錐ころ軸受のように、反対方向のアキシアル荷重を相補的に負担可能に円錐ころ列1の複数を内外輪2、3間に保持して形成されるために、アキシアル方向のがたつきが防止される。この結果、衝撃力付与手段9の被衝突部8への衝突角度にアキシアル方向の成分が含まれていても、アキシアル成分の衝撃力が被試験体10に負荷されることがないために、試験条件の厳密な管理が可能になり、試験の信頼性が高くなる。
さらに、ころ軸受部4は、アキシアル方向の荷重に対するがた付きがなく、かつ双方向のアキシアル荷重に対して荷重負担が可能であるために、衝突角度にアキシアル方向の成分が含まれていても、ころ軸受部4の損傷等が発生することはない。この結果、長期の安定使用が可能である。
本発明によれば、測定精度を向上させることができ、かつ、長期に渡って使用ができる。
図1、2に本発明の実施の形態を示す。図において6はベースであり、このベース6上に回転テーブル7と、衝撃力付与手段9となる直杆状のハンマー杆が配置される。ハンマー杆9の先端には、例えば硬質の合成樹脂材により形成される衝突パッド9aが固定され、ハンマー杆駆動装置11により直進方向に駆動される。
この実施の形態において、ハンマー杆駆動装置11は、内部に圧縮スプリング11aを備えており、図外のエアーポンプによりエアー室11b内を負圧にすることにより圧縮スプリング11aの付勢力に抗してハンマー杆9を図1(a)に示す位置に引き込むことができる。この状態から負圧を解消すると、ハンマー杆9は圧縮スプリング11aの復原力により原位置に復帰する。
なお、図1(a)においては、圧縮スプリング1aの収縮力をエアー室11b内の減圧により実現する方法を示したが、エアー室11bの位置を変更することにより、エアー室11b内の加圧により圧縮スプリング11aを撓ませる等、種々の変形が可能である。
一方、回転テーブル7は、後述するころ軸受部4を介してベース6に水平回転自在に軸支される。この回転テーブル7には、被試験体10を固定するための固定孔7aの多数が設けられる。また、回転テーブル7には、ストッパ突部7b、および被衝突部8が設けられる。ストッパ突部7bと被衝突部8とは、回転テーブル7の外周面から径方向に突出される。図1に示すように、ストッパ突部7bはベース6側に設けられる初期位置規制部6aに当接した状態で回転テーブル7の初期回転位置を決定し、被衝突部8は、回転テーブル7が初期回転位置にあるときに上記ハンマー杆9の衝突パッド9aの移動軌跡(T)に干渉するように位置する。
また、ベース6には、終端位置規制突部6bとガイドポール12とが設けられる。終端位置規制突部6bは、回転テーブル7のストッパ突部7bと被衝突部8とに衝接し、回転テーブル7の回転範囲を規制する。ガイドポール12は、回転テーブル7の上面より高い位置にケーブルガイド12aを保持し、回転テーブル7の上面に固定される被試験体10と図外の計測機器とを接続するケーブル等を保持する。
以上の衝撃試験器を使用した衝撃試験は、回転テーブル7上にパーソナルコンピュータ等の被試験体10を固定した後、図1(a)に示す初期状態から図1(b)に示すようにハンマー杆9を飛び出させることにより行われる。ハンマー杆9の飛び出しにより、ハンマー杆9先端の衝突パッド9aが回転テーブル7の被衝突部8に衝突して回転テーブル7は衝撃力により回転し、被試験体10に衝撃荷重が負荷される。図2(a)に回転テーブル7が回転した状態を示す。試験体に負荷する衝撃力は、ハンマー杆駆動装置11の出力を調整して変化させることができる。
回転テーブル7を支承するころ軸受部4の詳細を図2、3に示す。ころ軸受部4は、ハウジングを兼ねる外輪3を有し、この外輪3から外方に突設された固定フランジ3aによりベース6に固定される。図2(b)、3において13は固定フランジ3aをベース6に固定するためのボルトを示す。
上記外輪3の内周には、高さ方向中心部を境に上下に外開きの軌道面3bを側壁面とする凹部が形成される。図3に示すように、軌道面3bは、頂点14が回転テーブル7の回転中心線(C)上に位置する円錐面により形成される。
上記外輪3の凹部には、2個の内輪サブアッセンブリ15、15が嵌合される。図3、4に示すように、内輪サブアッセンブリ15は、回転テーブル7の回転軸(軸部5)が挿通される軸挿通孔2aを備えた内輪2と、複数の円錐ころ15a、15a・・とを有する。内輪2の外周面には、内輪サブアッセンブリ15を外輪3に組み込んだ状態で頂点が外輪側軌道面3bの頂点に一致する円錐面からなる軌道面2bが形成される。
円錐ころ15aは、側壁が上記内外輪2、3の軌道面2b、3bに線接触する截頭円錐形状をなし、リテーナ15bにより所定間隔に保持されて円錐ころ列1が構成される。
回転テーブル7の回転軸5は、図3に示すように、外輪3に嵌合された2個の内輪サブアッセンブリ15の軸挿通孔2aに挿通された後、下端に締結ナット16を締め付けて装着される。締結ナット16の締結により、内外輪2、3の軌道面2b、3bは各列の円錐ころ列1に圧接され、この状態で、回転軸5はアキシアル方向の移動が完全に規制される。この結果、上述した衝突パッド9aの被衝突部8への衝突角度にアキシアル方向成分が含まれていても、回転テーブル7は水平回転するために、被試験体10にも水平衝撃力のみが負荷される。
本発明を示す図で、(a)は衝撃力付与手段をハンマー駆動装置内に引き込んだ状態を示す平面図、(b)は回転テーブルに衝突させた状態を示す平面図である。 回転テーブルが回転した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)の2B-2B線断面図である。 ころ軸受部の断面図である。 内輪サブアッセンブリを示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。
符号の説明
1 円錐ころ列
2 内輪
3 外輪
4 ころ軸受部
5 軸部
6 ベース
7 回転テーブル
8 被衝突部
9 衝撃力付与手段

Claims (1)

  1. 反対方向のアキシアル荷重を相補的に負担可能に円錐ころ列の複数を内外輪間に保持したころ軸受部を介して軸部がベースに回転自在に支承され、被試験体を固定するための固定孔の多数が設けられて上面に被試験体が固定されるとともに、該被試験体と計測機器とを接続するケーブル等を保持するケーブルガイドが前記ベースに設けられたガイドポールによって上面より高い位置に保持される回転テーブルと、
    回転テーブルに形成された被衝突部に衝突して回転テーブルに衝撃回転力を付与する衝撃力付与手段と、
    を有する回転衝撃試験装置。


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