JP4513585B2 - Manufacturing method of reinforcing hose - Google Patents
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Description
本発明は、油圧ホースなどの圧力流体の流路に用いられ、補強糸層が編組された補強ホースの製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a reinforcing hose that is used in a flow path of a pressure fluid such as a hydraulic hose and has a reinforcing yarn layer braided.
従来、この種のブレーキホースとして、例えば、図10に示すもの(特許文献1,2)が知られている。図10はブレーキホースを示す断面図である。ブレーキホース100は、作動流体を流すための流路から外側に向けて順に、内管層102、下糸層104、中間ゴム層106、上糸層108、外皮ゴム層110を積層することにより構成されている。このブレーキホースを製造するには、まず、エチレンプロピレンジエン三元共重合体のゴム材料を環状に押し出し成形することにより内管層102を形成した後、編込装置により下糸15を編組することにより下糸層104を形成する。その後、シート状のゴム材を下糸層104上に巻き付け、さらに上糸を編組することにより上糸層108を形成する。続いて、上糸層108上にエマルジョン状態の接着剤を塗布するディップ処理を施し、該接着層を乾燥させた後に、ゴム材料を上糸層108上に押し出すことにより外皮ゴム層110を積層する。そして、加硫し、所定の後加工することによりブレーキホース100が完成する。ブレーキホース100では、耐圧性を高めるために、下糸層104及び上糸層108の2層をゴム基体内に埋設している。しかも、上糸層108の上に、接着剤層を塗布することにより、上糸層108及び外皮ゴム層110との接合強度を高めて、耐圧性を高めている。
Conventionally, as this type of brake hose, for example, those shown in FIG. 10 (Patent Documents 1 and 2) are known. FIG. 10 is a sectional view showing the brake hose. The
しかし、従来のブレーキホースは、車両に組み付けたときの軌跡が製品毎にバラツキを生じたり、車両に組み付けても使用とともに軌跡が変わって他の部品に干渉しやすいという問題があった。 However, the conventional brake hose has a problem that the locus when assembled in the vehicle varies from product to product, or even when assembled in the vehicle, the locus changes with use and easily interferes with other parts.
本発明は、上記従来の技術の問題を解決するものであり、曲げ剛性を均一化することができるブレーキホースを提供することを目的とする。 The present invention solves the above-described problems of the conventional technology, and an object of the present invention is to provide a brake hose capable of making the bending rigidity uniform.
上記課題を解決するためになされた本発明は、
ゴム基体上に補強糸を編組した補強層を形成する工程と、
上記補強層上に接着層を形成する工程と、
上記接着層を形成した補強層上に外皮ゴム層を形成する工程と、
上記外皮ゴム層を形成した後に加硫する工程と、
を備えた補強ホースの製造方法であって、
上記加硫後の補強ホースを圧縮することで曲げ剛性を均一化するほぐし処理を施す工程を備え
上記ほぐし処理は、
上記補強ホースの搬送経路に沿って配置された複数のローラと、該ローラに掛け渡されかつ上記補強ホースの外径D0より狭い間隔で配置され該ローラの駆動により上記補強ホースを搬送するベルトとを有するほぐし装置を用いて、
上記補強ホースを扁平とするように圧縮したときの外径をD1とし、(D0−D1)×100/D0を圧縮率とすると、上記圧縮率が5〜20%となるように上記ベルトの間隙を通すこと、を特徴とする。
また、他の態様として、ゴム基体上に補強糸を編組した補強層を形成する工程と、
上記補強層上に接着層を形成する工程と、
上記接着層を形成した補強層上に外皮ゴム層を形成する工程と、
上記外皮ゴム層を形成した後に加硫する工程と、
を備えた補強ホースの製造方法であって、
上記加硫後の補強ホースを圧縮することで曲げ剛性を均一化するほぐし処理を施す工程を備え、
上記ほぐし処理は、
上記補強ホースの搬送経路に沿い、該搬送経路の上下に配置されたローラおよび上記搬送経路の左右に配置されたローラを有するほぐし装置を用い、上記上下および左右のローラの間に、上記補強ホースを通すことで該補強ホースを2方向から圧縮すること、を特徴とする。
The present invention made to solve the above problems
Forming a reinforcing layer braided with a reinforcing yarn on a rubber substrate;
Forming an adhesive layer on the reinforcing layer;
Forming an outer rubber layer on the reinforcing layer formed with the adhesive layer;
Vulcanizing after forming the outer rubber layer;
A method for manufacturing a reinforcing hose comprising:
A step of unraveling to homogenize the bending rigidity by compressing the vulcanized reinforcing hose.
The loosening process
A plurality of rollers arranged along a conveying path of the reinforcing hose, a belt which is spanned by the rollers and arranged at an interval narrower than an outer diameter D0 of the reinforcing hose, and conveys the reinforcing hose by driving the rollers; Using a loosening device with
When the outer diameter when the reinforcing hose is compressed to be flat is D1, and (D0−D1) × 100 / D0 is the compression ratio, the gap of the belt is set so that the compression ratio is 5 to 20%. It is characterized by passing through .
Moreover, as another aspect, a step of forming a reinforcing layer braided with a reinforcing yarn on a rubber substrate,
Forming an adhesive layer on the reinforcing layer;
Forming an outer rubber layer on the reinforcing layer formed with the adhesive layer;
Vulcanizing after forming the outer rubber layer;
A method for manufacturing a reinforcing hose comprising:
Comprising a step of unraveling to homogenize bending rigidity by compressing the reinforced hose after vulcanization,
The loosening process
Using a loosening device having rollers arranged above and below the conveyance path along the conveyance path of the reinforcement hose and rollers arranged on the left and right of the conveyance path, the reinforcement hose is interposed between the upper and lower and left and right rollers. The reinforcing hose is compressed from two directions by passing through .
本発明にかかる補強ホースは、ゴム基体上に補強糸を編組した補強層を有し、この補強層を外皮ゴム層で覆っている。補強層と外皮ゴム層とは、接着層により接着されている。補強ホースは、加硫後に曲げ剛性を均一化するほぐし処理が施される。ほぐし処理は、補強層と外皮ゴム層との接着を維持するが、補強層の補強糸同士の接着を切断する。これにより、補強ホースは、曲げ剛性が所定の範囲内に収まり、製品毎のバラツキを抑制している。また、補強ホースを他の部品に組み付けて曲げられる力が加えられても、その軌跡のバラツキを抑制できる。 The reinforcing hose according to the present invention has a reinforcing layer formed by braiding reinforcing yarn on a rubber base, and the reinforcing layer is covered with an outer rubber layer. The reinforcing layer and the outer rubber layer are bonded by an adhesive layer. The reinforcing hose is subjected to a loosening process for making the bending rigidity uniform after vulcanization. The loosening treatment maintains the adhesion between the reinforcing layer and the outer rubber layer, but cuts the adhesion between the reinforcing yarns of the reinforcing layer. Thereby, the bending hose of the reinforcing hose is within a predetermined range, and variation between products is suppressed. Moreover, even if a force for bending the reinforcement hose to other parts is applied, variation in the locus can be suppressed.
本発明の好適な態様として、ほぐし処理は、補強ホースを所定経路に沿って配置され該補強ホースを圧縮するローラにより行なう工程をとることができる。また、ほぐし処理は、強ホースの外径をD0、該補強ホースを扁平とするように圧縮したときの外径をD1とし、(D0−D1)×100/D0を圧縮率とすると、該圧縮率を5〜20%に設定することができる。ここで、上記接着層は、RFL接着液を用いて形成することができる。 As a preferred aspect of the present invention, the unraveling process can be performed by a roller that is arranged along a predetermined path and that compresses the reinforcing hose. Further, in the loosening treatment, the outer diameter of the strong hose is D0, the outer diameter when the reinforcing hose is compressed to be flat is D1, and the compression ratio is (D0−D1) × 100 / D0. The rate can be set to 5-20%. Here, the adhesive layer can be formed using an RFL adhesive solution.
また、補強ホースは、圧力流体の耐圧性に耐えるための補強層を有するものであればよく、例えば、ブレーキホースに適用することができる。この態様において、ゴム基体は、圧力流体を流す流路を形成するとともにゴム材料から内管層を形成し、この内管層上に下糸を編組することにより下糸層を形成し、この下糸層上に積層されゴム材料から中間ゴム層を形成することにより構成することができる。 Moreover, the reinforcement hose should just have a reinforcement layer for withstanding the pressure | voltage resistance of a pressure fluid, for example, can be applied to a brake hose. In this aspect, the rubber substrate forms a flow path for flowing a pressure fluid, forms an inner tube layer from the rubber material, forms a lower yarn layer by braiding the lower yarn on the inner tube layer, and forms the lower yarn layer. It can be configured by forming an intermediate rubber layer from a rubber material laminated on the yarn layer.
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、補強ホースの自動車のブレーキホースに適用した好適な実施例について説明する。 In order to further clarify the configuration and operation of the present invention described above, a preferred embodiment applied to a brake hose of an automobile of a reinforcing hose will be described.
図1はブレーキホース10を一部破断した斜視図、図2はブレーキホース10の断面図である。図1及び図2において、ブレーキホース10は、自動車のマスタシリンダとブレーキシリンダとの間でブレーキ圧液を供給するために使用するホースであり、流路11を形成する内管層12と、内管層12上に編組された下糸層14と、下糸層14の表面に被覆された中間ゴム層16と、中間ゴム層16の表面に編組された上糸層18と、上糸層18の表面に被覆された外皮ゴム層20とから構成され、端部に口金22がかしめにより締結されている。
FIG. 1 is a perspective view in which the
上記内管層12は、エチレンプロピレンジエン三元共重合体(EPDM)またはスチレンブタジエンゴム(SBR)などから形成されたゴム管体であり、その内側に流路11を形成しており、その内径は3.0〜3.4mm、厚さは0.5〜1.0mmである。
上記下糸層14は、下糸15を編組することにより形成されている。下糸15は、下糸15は、ポリエステル、ビニロン、レーヨンからなり、200〜400本のフィラメント糸を束ねることにより形成されている。
上記中間ゴム層16は、EPDM、天然ゴム(NR)などから形成されており、厚さ0.1〜0.3mmである。
上記上糸層18は、上糸19を編組することにより形成されている。上糸19は、ポリエステル、ビニロン、レーヨンからなり200〜400本のフィラメント糸を束ねることにより形成されている。
外皮ゴム層20は、EPDM、クロロプレンゴム(CR)などから形成され、厚さ0.5〜1.3mmである。
上糸層18と外皮ゴム層20とは、RFL接着液により接着処理が施されることで互いに強固に接着している。RFL接着液とは、レゾルシン・ホルムアルデヒドの初期縮合物の水溶液と、ゴムラテックスとを混合した液である。上記初期縮合物の水溶液は、レゾルシン1モルに対し、ホルムアルデヒド0.8〜0.75モルを、塩基性触媒中、常温付近の温度で反応させて調製することができる。塩基性触媒としては、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム等の塩基性物質が好適に使用される。上記ゴムラテックスには、天然ゴムラテックス及び合成ゴムラテックスを用いることができ、合成ゴムラテックスとして、例えば、スチレン・ブタジエン共重合ゴムラテックス、ビニルピリジン・ブタジエン・スチレン共重合ゴムラテックス等を用いることができる。
The
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次に、ブレーキホース10の一連の製造工程について説明する。図3ないし図7はブレーキホース10の製造工程を示す説明図である。図3(A)において、第1押出装置31によりEPDMゴムを押し出すことにより内管層12を形成するための内管押出体12Aを形成し、冷却装置32により冷却し、さらにカッタ33により所定長さ(例えば、3500mm)に切断し、その後、マンドレルMdを挿入する。続いて、図3(B)に示すように、押し出された内管押出体12A上に、第1編込装置34により上述した下糸15を内管押出体12A上に編組することにより下糸層14を形成する。さらに、下糸層14を覆うように中間ゴム層16を形成する。中間ゴム層16は、ローラ35から繰り出されたシートゴム材16Aを下糸層14上に巻き付けることにより形成する。さらに、中間ゴム層16上に、第2編込装置36により上糸19を編組することにより上糸層18を形成する。
Next, a series of manufacturing steps of the
続いて、図4に示すように、上糸層18を編組した押出管体18Aを接着槽37のRFL接着液に浸漬する。RFL接着液は、上述したように、レゾルシン・ホルムアルデヒドの初期縮合物の水溶液と、ゴムラテックスとを混合した液である。その後、押出管体18Aを乾燥装置38で90〜200℃で乾燥することでRFL接着液を乾燥する。続いて、第2押出装置39によりEPDMゴムを上糸層18上に押し出すことにより外皮ゴム層20を形成する。
Subsequently, as shown in FIG. 4, the
その後、加硫工程を通常の条件にて行なう。例えば、加硫条件は、約145〜165℃×約15〜60分である。この加硫工程により、内管層12、中間ゴム層16及び外皮ゴム層20は、通常の加硫接着により接合される。これと同時に、上糸層18の上糸19は、RFL接着液を介して加硫時の熱で、外皮ゴム層20に対して接着する。その後、マンドレルMd(図3参照)を引き抜く。これにより、補強ホース10Aが得られる。
Thereafter, the vulcanization process is performed under normal conditions. For example, the vulcanization conditions are about 145 to 165 ° C. × about 15 to 60 minutes. By this vulcanization step, the
続いて、ほぐし処理を行なう。図5はほぐし処理を説明する説明図である。ほぐし処理は、ほぐし装置40を用いて行なわれる。ほぐし装置40は、第1ローラ群41と、第1ローラ群41の上に配置された第2ローラ群42と、第1ローラ群41および第2ローラ群42にそれぞれ掛け渡されかつ厚さ6mmのゴム製のベルト43a,43bとを備えている。第1ローラ群41は、両側の大径ローラ41aと、その間の小径ローラ41bとから構成されている。また、第2ローラ群42は、第1ローラ群41と同様に、大径ローラ42aと、小径ローラ42bとから構成されている。ベルト43a,43bの間隔L1は、補強ホース10Aの外径D0より小さく設定されている。これにより、補強ホース10Aが第1ローラ群41と第2ローラ群42との間を通ったときに圧縮される。例えば、間隙L1を8mm、外径D0を10mmとしたとき、補強ホース10Aは、圧縮率が20%となる。
Subsequently, a loosening process is performed. FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining the loosening process. The loosening process is performed using the
このほぐし装置40を用いてほぐし処理をするには、複数の補強ホース10Aを第1ローラ群41と第2ローラ群42との間隙に通し、大径ローラ41a,42aの駆動により、ベルト43a,43bを搬送しつつ補強ホース10Aを送る。補強ホース10Aは、外径D0より狭いベルト43a,43bの間隙L1を通ることにより圧縮される。このほぐし処理で、上糸19と外皮ゴム層20との接着を維持しつつ上糸19と上糸19との間の接着を切ることができる。すなわち、上糸19と外皮ゴム層20とのRFL接着液による接着強度は大きく、ほぐし処理を施しても、その接着が失われることがないが、上糸19同士では、その接着強度が弱いためにその接着が失われる。
その後、補強ホース10Aを所定長さに切断した後に、口金22を装着することによりブレーキホース10が得られる。
In order to perform the unraveling process using the unraveling
Then, after cutting the reinforcing
次に、補強ホース10Aの曲げ剛性試験について説明する。図6は曲げ剛性試験を説明する説明図である。曲げ剛性試験は、補強ホース10Aをその長手方向で200mmの間隔で支持し、その支持箇所の中心に荷重を加え、補強ホース10Aが10mm撓んだときの荷重を測定することにより行なった。図7および図8に補強ホース10Aの長さ方向における各部位の曲げ剛性を示し、図7は従来の補強ホース10A(試料1〜試料3)を示し、図8は本実施例にかかるほぐし処理を施した補強ホース10A(試料4,5)を示す。ここで、各々の試料は、ゴム材料はEPDMであり、補強ホースの外径は、10.5mm、長さを3500mm、内管層の内径を3.2mm、内管層の厚さを0.8mm、中間ゴム層の厚さを0.2mm、外皮ゴム層の厚さを0.8mmとした。また、下糸及び上糸はポリエステル(PET)繊維を用いた。従来例の試料1〜3および実施例の試料4,5は上糸層18上にRFL接着液に浸漬する処理(ディップ処理)を施した。
図7の従来の試料1〜3は、ホースの長さ方向の部位において、曲げ剛性に130〜340N・cm2でバラツキを生じている。これに対して、図8の試料4,5では、120〜130のN・cm2の範囲で安定し、バラツキを抑制している。ここで、圧縮率は、5%以上であることが好ましく、特に好ましくは、15%以上であり、30%を越えるとその効果が大きくならない。
Next, a bending rigidity test of the reinforcing
In the conventional samples 1 to 3 in FIG. 7, the bending rigidity varies at 130 to 340 N · cm 2 in the lengthwise direction of the hose. On the other hand, Samples 4 and 5 in FIG. 8 are stable in a range of 120 to 130 N · cm 2 and suppress variation. Here, the compression rate is preferably 5% or more, particularly preferably 15% or more, and if it exceeds 30%, the effect does not increase.
上記実施例にかかる補強ホースは、ほぐし処理を施すことにより、以下の作用・効果を得ることができる。上糸層18を編組した後に、RFL接着液に浸漬すると、RFL接着液は、エマルジョン状態の液体であるため上糸層18の内部にも浸透し、上糸19同士を接着する。上糸19同士の接着は、圧縮によるほぐし処理を施すことにより分離される。ほぐし処理は、ブレーキホース10に、上糸の間の接着を切断するので、曲げ剛性が製品毎にバラツキを生じるのを抑制し、車両に組み付けても軌跡のバラツキを抑制でき、他の部品に干渉することもない。なお、このようなほぐし処理により、上糸層18と外皮ゴム層20との接着は維持されるので、ブレーキホース10の特性に影響しない。
また、切断する前の長尺の補強ホースにほぐし処理を施しているので、個別に行なうより生産性が高い。
The reinforcing hose according to the above embodiment can obtain the following actions and effects by performing a loosening treatment. When the
Further, since the long reinforcing hose before cutting is subjected to a loosening process, the productivity is higher than that performed individually.
図9は他の実施例にかかるほぐし装置40Cを説明する説明図である。本実施例にかかるほぐし処理は、上下および左右の2方向から圧縮する工程に特徴を有する。ほぐし装置40Cは、補強ホース10Aの送り方向に対して、上下に第1ローラ群41Cと、左右に第2ローラ群42Cとを備えている。第1および第2ローラ群41C,42Cの各々のローラの補強ホース10Aを圧縮する面は、凹んだ曲面に形成されている。このように、補強ホース10Aを2方向から圧縮することにより、一層均一に曲げ剛性を均一化して、製品毎のバラツキを抑制することができる。
FIG. 9 is an explanatory diagram for explaining a
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be implemented in various modes without departing from the scope of the invention.
10...ブレーキホース
10A...補強ホース
11...流路
12...内管層
12A...内管押出体
14...下糸層
15...下糸
16...中間ゴム層
16A...シートゴム材
18...上糸層
18A...押出管体
19...上糸
20...外皮ゴム層
22...口金
31...第1押出装置
32...冷却装置
33...カッタ
34...第1編込装置
35...ローラ
36...第2編込装置
37...接着槽
38...乾燥装置
39...第2押出装置
40...ほぐし装置
40C...ほぐし装置
41,42...第1および第2ローラ群
41C,42C...第1および第2ローラ群
41a,42a...大径ローラ
41b,42b...小径ローラ
43a,43b...ベルト
Md...マンドレル
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上記補強層上に接着層を形成する工程と、
上記接着層を形成した補強層上に外皮ゴム層を形成する工程と、
上記外皮ゴム層を形成した後に加硫する工程と、
を備えた補強ホースの製造方法であって、
上記加硫後の補強ホースを圧縮することで曲げ剛性を均一化するほぐし処理を施す工程を備え
上記ほぐし処理は、
上記補強ホースの搬送経路に沿って配置された複数のローラと、該ローラに掛け渡されかつ上記補強ホースの外径D0より狭い間隔で配置され該ローラの駆動により上記補強ホースを搬送するベルトとを有するほぐし装置を用いて、
上記補強ホースを扁平とするように圧縮したときの外径をD1とし、(D0−D1)×100/D0を圧縮率とすると、上記圧縮率が5〜20%となるように上記ベルトの間隙を通すこと、を特徴とする補強ホースの製造方法。 Forming a reinforcing layer braided with a reinforcing yarn on a rubber substrate;
Forming an adhesive layer on the reinforcing layer;
Forming an outer rubber layer on the reinforcing layer formed with the adhesive layer;
Vulcanizing after forming the outer rubber layer;
A method for manufacturing a reinforcing hose comprising:
A step of unraveling to homogenize the bending rigidity by compressing the vulcanized reinforcing hose.
The loosening process
A plurality of rollers arranged along a conveying path of the reinforcing hose, a belt which is spanned by the rollers and arranged at an interval narrower than an outer diameter D0 of the reinforcing hose, and conveys the reinforcing hose by driving the rollers; Using a loosening device with
When the outer diameter when the reinforcing hose is compressed to be flat is D1, and (D0−D1) × 100 / D0 is the compression ratio, the gap of the belt is set so that the compression ratio is 5 to 20%. A method of manufacturing a reinforcing hose characterized by passing through .
上記補強層上に接着層を形成する工程と、
上記接着層を形成した補強層上に外皮ゴム層を形成する工程と、
上記外皮ゴム層を形成した後に加硫する工程と、
を備えた補強ホースの製造方法であって、
上記加硫後の補強ホースを圧縮することで曲げ剛性を均一化するほぐし処理を施す工程を備え、
上記ほぐし処理は、
上記補強ホースの搬送経路に沿い、該搬送経路の上下に配置されたローラおよび上記搬送経路の左右に配置されたローラを有するほぐし装置を用い、上記上下および左右のローラの間に、上記補強ホースを通すことで該補強ホースを2方向から圧縮すること、を特徴とする補強ホースの製造方法。 Forming a reinforcing layer braided with a reinforcing yarn on a rubber substrate;
Forming an adhesive layer on the reinforcing layer;
Forming an outer rubber layer on the reinforcing layer formed with the adhesive layer;
Vulcanizing after forming the outer rubber layer;
A method for manufacturing a reinforcing hose comprising:
Comprising a step of unraveling to homogenize bending rigidity by compressing the reinforced hose after vulcanization,
The loosening process
Using a loosening device having rollers arranged above and below the conveyance path along the conveyance path of the reinforcement hose and rollers arranged on the left and right of the conveyance path, the reinforcement hose is interposed between the upper and lower and left and right rollers. The reinforcing hose is compressed from two directions by passing through the reinforcing hose.
上記補強ホースを圧縮するローラの面は、凹んだ曲面である補強ホースの製造方法。 In the manufacturing method of the reinforcement hose of Claim 2 ,
The method of manufacturing a reinforcing hose, wherein the surface of the roller for compressing the reinforcing hose is a concave curved surface.
上記ほぐし処理は、補強ホースの外径をD0、該補強ホースを扁平とするように圧縮したときの外径をD1とし、(D0−D1)×100/D0を圧縮率とすると、該圧縮率を5〜20%に設定した補強ホースの製造方法。 In the manufacturing method of the reinforcement hose of Claim 2 or Claim 3 ,
The above-mentioned unraveling treatment is performed when the outer diameter of the reinforcing hose is D0, the outer diameter when the reinforcing hose is compressed to be flat is D1, and the compression ratio is (D0−D1) × 100 / D0. The manufacturing method of the reinforcement hose which set 5-20%.
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