JP4506348B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
この種の内燃機関の排気浄化装置の例としては、特許文献1に記載されたものがある。
被毒解消操作開始前の排気浄化触媒温度は被毒解消操作に消費されるエネルギー量に密接に関連する。例えば、排気浄化触媒温度が高い状態で被毒解消操作を開始すれば少ないエネルギー量で触媒の温度を上昇させることができるため、比較的頻繁に被毒解消操作を行った方が効率的な場合がある。
一方、排気浄化触媒の特定成分吸蔵量に応じて被毒解消操作を行う場合には、吸蔵量の開始値は被毒解消操作の実行頻度に大きく影響する。
従って、本発明によれば効率的な排気浄化触媒の被毒解消操作を行うことが可能となる。
従って、本発明によれば更に効率的な排気浄化触媒の被毒解消操作を行うことが可能となる。
図1は、本発明を自動車用内燃機関に適用した場合の、実施形態の概略構成を説明する図である。
これらの制御を行うため、ECU30の入力ポートには、図示しない機関吸気マニホルドに設けられた吸気圧センサ33から機関の吸気圧力に対応する信号と、機関クランク軸(図示せず)近傍に配置された回転数センサ35から機関回転数に対応する信号、機関1のアクセルペダル(図示せず)近傍に配置したアクセル開度センサ37から運転者のアクセルペダル踏込み量(アクセル開度)を表す信号、及び機関1の冷却水通路に配置された冷却水温度センサ39から機関冷却水温度を表す信号がそれぞれ入力されている他、空燃比センサ29a、29bからそれぞれ#1、#4気筒と#2、#3気筒からの排気空燃比が、空燃比センサ31からNOX吸蔵還元触媒7出口の排気空燃比が、それぞれ入力されている。
また、ECU30はアクセル開度センサ37で検出したアクセル開度と機関回転数とに基づいて機関のリーン空燃比運転時の燃料噴射量を制御する。
これらの燃料噴射制御としては、いずれの公知の制御を用いることができるため、ここでは詳細な説明は省略する。
本実施形態のNOX吸蔵還元触媒7は、例えばハニカム状に形成したコージェライト等の担体を用いて、この担体表面にアルミナのコーティングを形成し、アルミナ層上に、例えばカリウムK、ナトリウムNa 、リチウムLi 、セシウムCs のようなアルカリ金属、バリウムBa 、カルシウムCa のようなアルカリ土類、ランタンLa 、セリウムCe、イットリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つの成分と、白金Ptのような貴金属とを担持させたものである。NOX吸蔵還元触媒は流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに、排気中のNOX(NO2、NO)を吸収、吸着またはその両方により吸蔵し、流入排気ガス中の酸素濃度が低下すると吸蔵したNOXをNO2の形で放出するNOXの吸放出作用を行う。
また、流入排気中の酸素濃度が大幅に低下すると(すなわち、排気の空燃比が理論空燃比またはリッチ空燃比になると)、NOX吸蔵還元触媒7に吸蔵されたNOXは排気中のCOやH2等還元剤として機能する成分やHC成分(以下、還元成分等)により還元され、NO2の形でNOX吸蔵還元触媒7から放出される。
なお、本実施形態におけるリッチスパイク操作としては公知のいずれの方法を用いることができるため、ここでは詳細な説明は省略する。
すなわち、リーン空燃比排気中にSOX等が含まれていると、排気中のSOXはNOXと全く同様なメカニズムでNOX吸蔵還元触媒7に吸蔵される。しかし、SOXはNOX吸蔵還元触媒に吸蔵された状態ではNOXよりはるかに安定な化合物を形成するため、単に触媒7にリッチ空燃比の排気を供給するだけのリッチスパイク操作を行ったのでは、NOXを放出させることはできてもSOXを放出させるには不十分である。
図2の縦軸はNOX吸蔵還元触媒7のSOX吸蔵量、横軸は被毒解消操作開始前の状態のNOX吸蔵還元触媒7床温(触媒温度)を示す。また、図2の実線は被毒解消操作を開始するSOX吸蔵量(すなわち、開始値)、点線は被毒解消操作を終了するSOX吸蔵量(終了値)である。
図2の例では、機関のリーン空燃比運転中SOX吸蔵量が増大して開始値(実線)に到達する毎にNOX吸蔵還元触媒7の被毒解消操作が開始され、被毒解消操作実行中にSOXの放出によりNOX吸蔵還元触媒7中のSOX吸蔵量が図2の終了値(点線)まで低下するとSOXの被毒解消操作が終了する。
図3は、本実施形態における被毒解消操作の開始値と終了値との設定を示す図である。図2の実施形態では、被毒解消操作の開始値のみをNOX吸蔵還元触媒7温度に応じて変更していたが、本実施形態では図3に示すように開始値とともに終了値もNOX吸蔵還元触媒7温度に応じて変更している点が図2の実施形態と相違している。
このように、被毒解消操作の終了値も開始値とともにNOX吸蔵還元触媒7温度に応じて変更することにより、被毒解消操作を更に効率的に行うことが可能となる。
本実施形態では、図5の操作は、ECU30により一定時間毎に実行されるルーチンとして行われる。
NOX吸蔵還元触媒7床温は、触媒床に温度センサを配置して直接検出することも可能であるが、本実施形態では機関運転状態に基づいて触媒床温度を算出(推定)している。
そして、ステップ505では上記により読み込んだNOX吸蔵還元触媒7温度を用いて、図3の関係から被毒解消操作の開始値CSSと終了値CSEとが設定される。
次いで、ステップ507では現在のNOX吸蔵還元触媒7のSOX吸蔵量CSが読み込まれる。
リーン空燃比運転中に単位時間当たりにNOX吸蔵還元触媒に吸蔵されるSOX量は機関1のSOX発生量に比例する。一方、機関のSOX発生量のほぼ全量は燃料中の硫黄分の燃焼によるものなので、機関の単位時間当たりのSOX発生量は機関の燃料噴射量に比例する。従って、単位時間当たりにNOX吸蔵還元触媒7が吸蔵するSOX量は機関の燃料噴射量に比例することになる。
ステップ507では上記SOX吸蔵量算出操作により算出された現在のSOX吸蔵量が読み込まれる。
すなわち、ステップ511で被毒解消操作が開始されるとECU30は、機関1の#1、#4気筒をリッチ空燃比で運転し、#2、#3気筒をリーン空燃比で運転する。また、上記リーン空燃比とリッチ空燃比とは、機関1全体としての平均運転空燃比が理論空燃比よりややリッチ側になる値に選択される。
この場合には、次にステップ515が実行され、現在のNOX吸蔵還元触媒7のSOX吸蔵量CSが読み込まれる。
ステップ517でSOX吸蔵量CSが被毒解消操作終了値CSEまで低下していた場合(CS≦CSE)には、次にステップ519が実行され被毒解消操作が停止される。
また、ステップ517でCS>CSEであった場合には、ステップ517の後、今回の本操作の実行は終了し、被毒解消操作は続行される。
2 排気通路
5a、5b スタートキャタリスト(SC)
7 NOX吸蔵還元触媒
30 ECU(電子制御ユニット)
Claims (4)
- 流入する排気がリーン空燃比のときに排気中のNO X 成分を吸蔵し、流入する排気がリッチ空燃比になったときに吸蔵したNO X を還元浄化するとともに、排気中のSO X 成分を吸蔵して排気浄化能力が低下する排気浄化触媒を備え、前記排気浄化触媒のSO X 成分の吸蔵量が増大して所定の開始値に到達したときに前記排気浄化触媒の温度を上昇させて前記吸蔵したSO X 成分を排気浄化触媒から放出させる被毒解消操作を開始する内燃機関の排気浄化装置において、
前記被毒解消操作開始前の排気浄化触媒温度に応じて、前記被毒解消操作実行による機関燃費の増大を抑制するように前記開始値を変更する内燃機関の排気浄化装置。 - 更に、前記被毒解消操作実行中に前記排気浄化触媒の前記SO X 成分の吸蔵量が低下して所定の終了値に到達したときに被毒解消操作を終了するとともに、前記被毒解消操作開始前の排気浄化触媒温度に応じて、前記被毒解消操作実行による機関燃費の増大を抑制するように前記終了値を変更する、請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記被毒解消操作開始前の排気浄化触媒温度が高いほど、前記開始値の値が小さくなるように前記開始値の値を変更する、請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記被毒解消操作開始前の排気浄化触媒温度が高いほど、前記開始値と前記終了値の値が小さくなるように前記開始値と終了値の値を変更する、請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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