JP4597888B2 - 分散処理方法、マスタサーバ - Google Patents
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Description
ア)出力ファイルのサイズなどを参照することができず、実行状態を知ることができないため、プログラムの処理に異常があった場合でもジョブが終了するまで分からない。
イ)長時間のジョブの場合、マシンダウンに備えてチェックポイントの採取を設定することはできるが、いったんジョブが開始されてしまうとチェックポイントの採取を設定することができない。
また、前記出力ファイルの情報には、時刻ごとに、該時刻の時点で前記ジョブにより出力されたファイルのファイル名と、該ファイルのファイルサイズとが含まれ、前記マスタサーバは、過去の時点の出力ファイルの情報を要求された場合、対応する時刻の前記出力ファイルの情報の前記ファイルサイズに基づいて、前記ジョブにより出力された出力ファイルの先頭から該ファイルサイズの情報で示されるサイズのデータを取り出すことを特徴とするものである。
計算処理を行う複数の計算ノードと、該計算ノードにジョブを割り当てて実行させるマスタサーバとを備える分散処理システムにおいて、
前記計算ノードが、ジョブ実行の環境設定時に、ジョブ実行のための作業用ディレクトリの情報と自装置を識別するノード情報を含むアクセス情報ファイルを前記マスタサーバのジョブに対応したディレクトリに出力する出力ステップと、
前記マスタサーバが、前記ノード情報と作業用ディレクトリの情報に基づき、定期的にまたは要求時点の少なくともいずれかのタイミングで実行中のジョブの出力ファイルの情報を収集する収集ステップと
を実行することを特徴とする分散処理方法。
前記マスタサーバが、過去の状態の出力ファイルを要求された場合、対応する時点の前記出力ファイルの情報に基づいて、現時点の出力ファイルから対応する時点での出力ファイルを再現する再現ステップ
を更に実行することを特徴とする付記1に記載の分散処理方法。
前記マスタサーバが、前記ジョブに対応したディレクトリに、前記計算ノードに指示する処理内容を記述した所定のファイルを作成する作成ステップと、
前記計算ノードが、前記ジョブに対応したディレクトリに前記所定のファイルが存在した場合、該ファイルを取得し、該ファイルの内容に従って処理を行い前記作業用ディレクトリに出力を行う処理実行ステップと
を更に実行することを特徴とする付記1または2に記載の分散処理方法。
前記マスタサーバが、前記ジョブに対応したディレクトリに、前記計算ノードに指示する処理内容を記述した所定のファイルを作成するステップと、
前記計算ノードが、前記ジョブに対応したディレクトリに前記所定のファイルが存在した場合、該ファイルを取得し、該ファイルの内容に従ってアプリケーションの振る舞いを指定するステップと
を更に実行することを特徴とする付記1または2に記載の分散処理方法。
前記マスタサーバが、前記収集ステップで収集した出力ファイルの表示またはダウンロードを制御する制御ステップ
を更に実行することを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の分散処理方法。
計算処理を行う複数の計算ノードと、該計算ノードにジョブを割り当てて実行させるマスタサーバとを備える分散処理システムであって、
前記計算ノードは、ジョブ実行の環境設定時に、ジョブ実行のための作業用ディレクトリの情報と自装置を識別するノード情報を含むアクセス情報ファイルを前記マスタサーバのジョブに対応したディレクトリに出力する手段、
前記マスタサーバは、前記ノード情報と作業用ディレクトリの情報に基づき、定期的または要求辞典の少なくともいずれかのタイミングで、実行中のジョブの出力ファイルの情報を収集する手段
を備えることを特徴とする分散処理システム。
計算処理を行う複数の計算ノードにジョブを割り当てて実行させるマスタサーバであって、
定期的または要求時点の少なくともいずれかのタイミングで、実行中のジョブを実行する前記計算ノードにより、ジョブ実行の環境設定時に、該マスタサーバのジョブに対応したディレクトリに出力された、ジョブ実行のための作業用ディレクトリの情報と自装置を識別するノード情報を含むアクセス情報からなる出力ファイルの情報を収集する手段
を備えることを特徴とするマスタサーバ。
計算処理を行う複数の計算ノードにジョブを割り当てて実行させるマスタサーバに、
定期的または要求時点の少なくともいずれかのタイミングで、実行中のジョブを実行する前記計算ノードにより、ジョブ実行の環境設定時に、該マスタサーバのジョブに対応したディレクトリに出力された、ジョブ実行のための作業用ディレクトリの情報と自装置を識別するノード情報を含むアクセス情報からなる出力ファイルの情報を収集するステップ
を実行させることを特徴とする分散処理プログラム。
11 記憶装置
2 計算ノード
3 端末装置
4 高速ネットワーク
5 ネットワーク
Claims (5)
- 複数の計算ノードと、各計算ノードにジョブを割り当てるマスタサーバとを備える分散処理システムにおいて、
前記各計算ノードが、
該計算ノード毎の作業用ディレクトリへのアクセスのための情報と、該各計算ノードを識別するためのノード情報と、を含むアクセス情報を、前記マスタサーバに出力するステップと、
前記マスタサーバにより割り当てられたジョブの実行中に出力されている出力ファイルの情報を、前記作業用ディレクトリに格納するステップと、を実行すること、および、
前記マスタサーバが、
前記各計算ノードから受信した前記アクセス情報を、該マスタサーバ内の、該各計算ノードに割り当てたジョブに対応する実行ディレクトリに記憶するステップと、
前記実行ディレクトリに記憶された前記アクセス情報に基づいて、前記作業用ディレクトリへアクセスして、前記出力ファイルの情報を収集するステップと、
を実行することを特徴とする分散処理方法。 - 前記出力ファイルの情報には、前記ジョブにより出力されているファイルのファイル名と、ファイルサイズとが含まれることを特徴とする請求項1に記載の分散処理方法。
- 前記出力ファイルの情報には、時刻ごとに、該時刻の時点で前記ジョブにより出力されたファイルのファイル名と、該ファイルのファイルサイズとが含まれ、
前記マスタサーバは、過去の時点の出力ファイルの情報を要求された場合、対応する時刻の前記出力ファイルの情報の前記ファイルサイズに基づいて、前記ジョブにより出力された出力ファイルの先頭から該ファイルサイズの情報で示されるサイズのデータを取り出すステップ
を更に実行することを特徴とする請求項2に記載の分散処理方法。 - 前記マスタサーバが、前記ジョブに対応した前記実行ディレクトリに、前記計算ノードにおけるジョブの残時間の算出処理の指示を記述した制御ファイルを格納するステップと、
前記計算ノードが、該計算ノードに割り振られたジョブに対応した前記実行ディレクトリに前記制御ファイルが存在する場合に、該制御ファイルを取得して前記作業用ディレクトリに格納し、該作業用ディレクトリに該ジョブの残り時間の情報を出力するステップと、
前記マスタサーバが、前記作業用ディレクトリに格納されている前記ジョブの残り時間の情報を取得して表示を行うステップと、
を更に実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の分散処理方法。 - 複数の各計算ノードにジョブを割り当てて実行させるマスタサーバであって、
前記計算ノード毎の作業用ディレクトリへのアクセスのための情報と、各計算ノードを識別させるためのノード情報と、を含むアクセス情報を各計算ノードから受信する手段と、
受信した前記アクセス情報を、各計算ノードに割り当てたジョブに対応する、該マスタサーバ内の実行ディレクトリに記憶する記憶手段と、
前記実行ディレクトリに記憶された、前記ノード情報と前記作業用ディレクトリへのアクセスのための情報に基づいて、該作業用ディレクトリへアクセスし、前記ジョブの実行中に出力されている出力ファイルの情報を収集する収集手段と、
を備えることを特徴とするマスタサーバ。
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