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JP4597887B2 - 撮影装置 - Google Patents

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JP4597887B2
JP4597887B2 JP2006067664A JP2006067664A JP4597887B2 JP 4597887 B2 JP4597887 B2 JP 4597887B2 JP 2006067664 A JP2006067664 A JP 2006067664A JP 2006067664 A JP2006067664 A JP 2006067664A JP 4597887 B2 JP4597887 B2 JP 4597887B2
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Description

本発明は、撮像素子を備え、その撮像素子上に被写体像を形成して画像信号を生成する撮影装置に関する。
撮影装置で撮影が行われるときにはシャッタボタンが押されたときの勢いで撮影装置がぶれる、いわゆる手ぶれが発生することがある。この手ぶれが発生すると撮影により得た画像にぶれが生じて不鮮明な画像になることがある。
図1は、手ぶれを説明する図である。
上記手ぶれには、大きく分けて回転ぶれと平行ぶれの2つがあり、さらにそれらについてそれぞれ3つの種類がある。
図1には、それらのぶれの種類を説明するために、ぶれの種類による撮影面のぶれの方向が矢印によりそれぞれ示されている。
なお、図1には、平行ぶれと回転ぶれとの計6つの種類のぶれを説明するために、撮影光軸をZ軸として撮影面の高さ方向をY軸とし、また撮影面の幅方向をX軸とした立体座標が示されている。
図1に示す様に、回転ぶれはその方向からピッチ、ヨー、ロールというの3つの種類に分けられ、また平行ぶれは、その方向から横ぶれ、縦ぶれ、前後ぶれという3つの種類に分けられる。
従来においては平行ぶれと回転ぶれの一つであるロールよりも回転ぶれの余のピッチやヨーの方が手ぶれに大きく作用するとして、ピッチやヨーが加速度センサや角速度センサで検出され可変頂角プリズム等の光学部品がそれらのぶれに応じて動かされて手ぶれが補正される(例えば特許文献1参照)。この特許文献1の技術を用いると手ぶれが発生しても撮影により得た画像は鮮明なものになる可能性が高まる。
しかし、近距離撮影においては被写体が近くなればなるほど上記回転ぶれよりも上記平行ぶれの方が大きくなってくるため、近距離側の撮影ほど上記特許文献1の技術を用いたとしても手ぶれ補正が効果的に行なわれなくなってくる。
他に手ぶれの影響を抑制する技術(例えば特許文献2,3参照)の中には、シャッタが押下されたときに大きな手ぶれが起こり時間が経つと治まるとして露光タイミングを遅らせることによって手ぶれの影響を抑制しようというものもある。しかし、特許文献2、3の技術では、シャッタ押下のタイミングと露光タイミングとの間にタイムラグが生じてしまって場合によってはシャッタチャンスを逃すことにもなりかねない。
特開平10−301157号公報 特開平9−22040号公報 特開平9−5816号公報
本発明は、上記事情に鑑み、近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の撮影装置は、撮影レンズで撮像素子に被写体を結像させて被写体を表わす画像データを生成する撮影装置において、
手ぶれ補正手段と、
被写体距離を測定する測距手段と、
上記測距手段により測定された被写体距離に応じて、近距離撮影時には撮影感度を相対的に上げる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、上記測距手段により測定された被写体距離に応じて、近距離撮影時には上記制御手段によって撮影感度が上げられて撮影が行なわれる。
こうして撮影感度が上げられると、相対的に速いシャッタ速度が設定されて撮影が行なわれるため、上記平行ぶれの影響が現われ難くなり、鮮明な画像が得られる可能性が高められる。また、相対的に速いシャッタ速度が設定されて撮影が行なわれるため、回転ぶれの影響も現われ難くなる。たとえ近距離撮影時に上記回転ぶれが現われたとしても遠距離撮影時と同様に上記手ぶれ補正手段によってその回転ぶれは補正される。
以上説明した様に、近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
上記目的を達成する本発明の第2の撮影装置は、撮影レンズで撮像素子に被写体を結像させて被写体を表わす画像データを生成する撮影装置において、
手ぶれ補正手段と、
至近距離にある被写体を撮影するマクロ撮影モードを含む複数の撮影モードの中からいずれかの撮影モードを選択するモード選択手段と、
上記モード選択手段によりマクロ撮影モードが選択されたことを受けてこの撮影装置の撮影感度を相対的に上げる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第2の撮影装置によれば、上記モード選択手段により上記マクロ撮影モードが選択されたことが上記制御手段に伝えられその制御手段によって撮影感度が相対的に上げられて撮影が行われる。
こうして撮影感度が上げられると、相対的に速いシャッタ速度が設定されて撮影が行なわれるため、平行ぶれの影響が現われ難くなり、鮮明な画像が得られる可能性が高められる。また、相対的に速いシャッタ速度が設定されて撮影が行なわれるため、回転ぶれの影響も現われ難くなる。さらに、たとえ近距離撮影時にその回転ぶれが現われたとしても遠距離撮影時と同様に上記手ぶれ補正手段によってその回転ぶれは補正される。
以上説明した様に、近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
上記目的を達成する本発明の第3の撮影装置は、撮影レンズで撮像素子に被写体を結像させて被写体を表わす画像データを生成する撮影装置において、
手ぶれ補正手段と、
被写体距離を測定する測距手段と、
撮影補助光を発光する発光手段と、
被写体輝度を測定する測光手段と、
上記測光手段により測定された被写体輝度に応じてシャッタ速度調整を含む露出調整を行なう露出調整手段と、
上記発光手段に、上記測距手段により測定された被写体距離に応じて、近距離撮影時には相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を発光させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第3の撮影装置によれば、上記制御手段が、上記測距手段により測定された被写体距離に応じて上記発光手段に近距離撮影時に相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を発光させることにより非発光時に比べ相対的にシャッタ速度が速められて撮影が行なわれる。
こうして相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を伴う撮影が行なわれると、平行ぶれの影響が現われ難くなり、鮮明な画像が得られる可能性が高められる。また、相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を伴う撮影が行なわれるため、回転ぶれの影響も現われ難くなる。さらに、たとえ近距離撮影時に上記回転ぶれが現われたとしても遠距離撮影時と同様に上記手ぶれ補正手段によってその回転ぶれは補正される。
以上説明した様に、近距離撮影時においても、シャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
上記目的を達成する本発明の第4の撮影装置は、撮影レンズで撮像素子に被写体を結像させて被写体を表わす画像データを生成する撮影装置において、
手ぶれ補正手段と、
被写体距離を測定する測距手段と、
撮影補助光を発光する発光手段と、
被写体輝度を測定する測光手段と、
上記測光手段により測定された被写体輝度に応じてシャッタ速度調整を含む露出調整を行なう露出調整手段と、
上記測距手段により測定された被写体距離に応じて、近距離撮影時には、この撮影装置の撮影感度を相対的に上げるとともに上記発光手段に相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を発光させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第4の撮影装置によれば、上記制御手段が、上記測距手段により測定された被写体距離に応じて、近距離撮影時にはこの撮影装置の撮影感度を相対的に上げるとともに上記発光手段に相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を発光させることにより上記第1の撮影装置、上記第2の撮影装置、上記第3の撮影装置のいずれよりもさらにシャッタ速度が速められて撮影が行なわれる。
こうしてこの撮影装置の撮影感度が上げられるとともに撮影補助光を伴う撮影が行なわれると、上記第1の撮影装置、上記第2の撮影装置、上記第3の撮影装置のいずれのものよりも相対的に速いシャッタ速度が設定されて撮影が行なわれる様になって平行ぶれの影響がさらに現われ難くなり、鮮明な画像が得られる可能性がさらに高められる。また、上記第1の撮影装置から上記第3の撮影装置のいずれのものよりも相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を伴う撮影が行なわれるため、回転ぶれの影響もより一層現われ難くなる。さらに、たとえ近距離撮影時に上記回転ぶれが現われたとしても遠距離撮影時と同様に上記手ぶれ補正手段によってその回転ぶれは補正される。
以上説明した様に、近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響がさらに効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
以上、説明したように、近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
この第1の実施形態においては、上記本発明の上記第1の撮影装置と上記第2の撮影装置の特徴をあわせて説明し、後述する図4のところで第2の実施形態となる上記第3の撮影装置を説明し、また図7のところで第3の実施形態となる第4の撮影装置を説明する。
図2は、本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラを示す図である。
図2には本発明の一実施形態であるデジタルカメラ100の斜視図が示されている。図2(a)にはデジタルカメラ100を正面上方から見た斜視図が示されており、図2(b)にはデジタルカメラ100を背面上方から見た斜視図が示されている。
図2(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100はレンズ鏡胴170内に内蔵された撮影レンズを通してデジタルカメラ100内部に配備されているCCD固体撮像素子まで被写体の像が導かれるようになっている。このデジタルカメラ100では、後述するCCD固体撮像素子でスルー画や撮影画像を表す画像信号が生成される他、その画像信号に基づいてTTL測距およびTTL測光が行われて被写体距離や被写体輝度が検出されるようにもなっている。
その検出された被写界輝度によっては、デジタルカメラ100内部に配備されている発光部(キセノン管等)からの撮影補助光が補助光発光窓181を通して被写体に向けて照射される。
また、図2(b)に示すように本実施形態のデジタルカメラ100の背面および上面には撮影者がこのデジタルカメラ100を使用するときにいろいろな操作を行なうための操作スイッチ群が設けられている。
この操作スイッチ群101の中にはデジタルカメラ100を作動させるための電源スイッチ101aのほか、十字キー101b、メニュー/OKキー101c、キャンセルキー101d、モードレバー101eなどがある。これらの操作子群の中のモードレバー101eによって再生モードと撮影モードの切り替えや撮影モードにあってはさらにマクロモードやAutoモード等への切り替えが行なわれる。本実施形態においては、上記モードレバー101eが本発明にいうモード選択手段にあたる。なお、以降の説明においては上記操作子を一まとめにして符号101と記載することがある。また、キーをkey、あるいはスイッチをSWと表記することもある。
上記モードレバー101eが撮影モードに切り替えられた状態にあるときに電源スイッチ101aが投入されたらLCDパネル150上にスルー画が表示されそのスルー画を見ながらシャッタチャンスにレリーズ釦102が押されたら被写体の撮影が行なわれる。
また上記モードレバー101eが再生側に切り替えられた状態にあるときには既撮影画像の再生表示がLCDパネル150上に行なわれる。
さらに本実施形態のデジタルカメラが備えるレリーズ釦102は半押しと全押しの2つの操作態様を有しており、半押しされたときにTTL測光とTTL測距との双方がデジタルカメラ内で行われて測光値に応じた絞りの開口が調整され、また測距された被写体距離に応じたピント位置にフォーカスレンズが配置された後、全押し操作に応じてCCD固体撮像素子に電子シャッタ等が設定され露光が行なわれる。TTL測光が行われたときに被写界輝度が暗いと判定されたら、補助光発光窓181から撮影補助光が発光され撮影が行なわれる。
図3は、図2に示すデジタルカメラ100内部の電気系統の構成ブロック図である。
図3を参照してこのデジタルカメラの構成および動作を説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100ではすべての処理がメインCPU110によって制御されていて、このメインCPU110の入力部には図1(b)に示した操作部の各種スイッチ群101からの操作信号がそれぞれ供給されている。このメインCPU110には、常に電源部130内のバッテリから電力が供給されている。またメインCPU110はEEPROM110aを有しており、このEEPROM110aにも電源部130内のバッテリから電力が供給されている。このEEPROM110aの中にはデジタルカメラ100として動作するために必要なプログラムが書き込まれているので、電源スイッチ101aが投入されたことがメインCPU110に検知されたらEEPROM110a内のプログラムの手順にしたがってメインCPU110によってこのデジタルカメラ全体の動作の制御が開始される。
まず画像信号の流れを、図3を参照して説明する。
電源スイッチ101a(図2参照)が投入されたら、メインCPU110により電源スイッチ101aが投入されたことが検知され、電源部130から測光・測距CPU120などの各ブロックに電力が供給される。電源スイッチ101aが投入されたときにモードレバー101eが撮影側に切り替えられている場合には、まずCCD固体撮影素子110に結像された被写体像が画像信号として所定の間隔ごとに間引かれて出力され、その出力された画像信号に基づく被写体像が画像表示LCD15のLCDパネル150上に表示される。このCCD固体撮像素子112にはクロックジェネレータ(以下、CGという)1121からタイミング信号が供給されており、このタイミング信号によって所定の間隔ごとに画像信号が間引かれて出力される。このCG1121からはメインCPU110からの指示に基づいてタイミング信号が出力されており、そのタイミング信号はCCD固体撮像素子112の他、後段のホワイトバランス調整・γ処理部113、さらにA/D部114にも供給されている。したがって、CCD固体撮像素子112、ホワイトバランスγ処理部113、A/D部114ではそのタイミング信号に同期して順序良く画像信号の処理が流れるように行なわれる。なお、ホワイトバランスγ処理部113には、CCD112から出力されたアナログの画像信号を増幅する可変利得アンプ(撮影感度調整用)が設けられており、その可変利得アンプのゲインがメインCPU110からの指示に基づいて測光・測距CPU120により設定され撮影感度が調節される様になっている。なお、メインCPU110からCG1121への指示は、測光・測距CPU120との間のCPU間通信により伝えられる様になっている。
このようにメインCPU110からの指示に応じてCG1121から出力されるタイミング信号に同期して、所定の間隔ごとにホワイトバランスγ処理部113でホワイトバランス調整やγ補正が行なわれ、また後段のA/D部114でデジタルの画像信号に変換され、さらにYC処理部116で処理が行なわれていくときには、それらの画像信号の流れをうまく処理する必要があるので、A/D部114の後段にバッファメモリ115が設けられていてそのバッファメモリ115によって画像信号がYC処理部116に転送されるタイミングが調整されている。そのバッファメモリ115からは古い時刻に記憶された画像信号から先にYC処理部116へ転送される。
このYC処理部116では次々と供給されてくる画像信号がYC信号に分離されC信号に応じてはYC処理部116で色味の調整等が行なわれる。一方のY信号の方はメインCPU110に供給されメインCPU110ではそのY信号からコントラストが算出され測距が行なわれたり、Y信号に基づいて測光が行なわれたりする。これらの測定に応じて被写体距離や測光値が測光・測距CPU120に伝えられてその測光・測距CPU120によって常時絞り1112の開口径が調節されたり、フォーカスレンズ1111の位置が調整されたりする。こうしておくと常にピントのあった被写体像がLCDパネル150上に表示される様になる。
さらに上記YC処理部116からはバス121を介してYC信号が画像表示LCD15側に供給される。この画像表示LCD15の前段にはYC信号をRGB信号に変換するYC→RGB変換部151があり、このYC→RGB変換部151でYC信号が再びRGB信号に変換され、その変換されたRGB信号がドライバー152に供給される。このドライバー152によって画像表示LCD15のLCDパネル150上にRGB信号に基づくカラー画像(被写体像)の表示が行なわれる。前述したCG1121から出力されるタイミング信号に同期してCCD固体撮像素子112、ホワイトバランスγ処理部113、A/D部114が動作して、所定の間隔ごとにCCD固体撮像素子112で生成された画像信号が処理されている訳であるから、この画像表示LCD15のLCDパネル150上には撮影レンズが向けられた方向の被写体が被写体像として常に表示され続ける。この表示され続けている被写体像を視認している撮影者によってシャッタチャンスにレリーズ釦102が押されたらレリーズ釦102の押下タイミングを起点として所定の時間を経た後、CCD固体撮像素子112に結像された画像信号すべてがRGB信号となってホワイトバランス処理部113へと出力される。このRGB信号はホワイトバランスγ処理部113でホワイトバランスなどの処理が行なわれた後にA/D部114へ供給され、A/D部114でデジタルの画像信号に変換されて一旦バッファメモリ115に記憶される。その後バッファメモリ115に記憶されたデジタルの画像信号がバスを通してYC処理部116へ供給されそのYC処理部116でRGB信号がYC信号に変換される。さらにはそのYC信号がバス121を通して圧縮・伸張部117へ供給され、その圧縮・伸張部117でそのYC信号が圧縮されその圧縮されたYC信号がI/F118によってメモリーカード119に記録される。
この圧縮・伸張部117では静止画についてはJPEG規格に準拠した圧縮方法で圧縮が行なわれてメモリーカード119に画像信号が記録される。ヘッダ部には圧縮情報や撮影情報などが書き込まれており、このデジタルカメラ100のモードレバー101eが再生側に切り替えられたら、メモリーカード119からそのファイルのヘッダがまず読み出され、そのヘッダ内の圧縮情報に基づいてファイル内の圧縮画像信号が伸張されて画像信号が元に復元された後、その画像信号に基づく被写体像がLCDパネル150上に表示される。
また、この実施形態のデジタルカメラ100には、メインCPU110の他に焦点調整および露出調整を行なうための測光・測距CPU120が設けられており、この測光・測距CPU120によって撮影光学系のフォーカスレンズ1110を所定の位置に移動させる制御や絞り1112の切り替え制御が行なわれている。この測光・測距CPU120では、ピント調整にあってはメインCPU110からの測距値に応じてフォーカスレンズ1110を合焦点位置に配置し、露出調整にあってはメインCPU110からの測光値に応じて絞り1112の開口の大きさを変更してCCD固体撮像素子112の撮影面に与えられる光量を制御している。また測光値によっては撮影補助光を発光する必要があるので、測光・測距CPU120が、発光手段180に指示して発光を行なわせている。図3に示す発光手段180には充電・発光制御部1801と発光部1802とが備えられており、測光・測距CPU120からの指示を受けて充電・発光制御部1801が発光部1802内のキセノン(Xe)管に発光を行なわせている。
また本実施形態のデジタルカメラ100が備える撮影光学系内には、手ぶれ補正用のレンズ1110が設けられていてその手ぶれ補正用のレンズ1110が手ぶれ検出部11101による検出に応じて手ぶれ補正制御部11100の制御の下に手ぶれ補正ドライバー11102により手ぶれが打ち消される様に駆動され手ぶれが補正される様になっている。
また本実施形態では上記手ぶれ補正制御部11100が手ぶれ補正ドライバー11102に指示して手ぶれ補正ドライバー11102に正しく補正レンズ1110を駆動させることができる様に、レンズ位置検出手段11103を設けてそのレンズ位置検出手段11103に手ぶれ補正中の手ぶれ補正レンズ1110の位置を適宜検出させることにより補正レンズ1110を正しく駆動することができるようにしている。
上記手ぶれ補正制御部11100とぶれ検出部11101と手ぶれ補正ドライバー11102とレンズ位置検出部11103とで本発明にいう手ぶれ補正手段が構成される。
なお、図3には図2(b)の斜視図には不図示の操作LCD表示部120も図示されている。
ここでこのデジタルカメラ100における上記手ぶれ補正手段による手ぶれ補正効果を具体的に数値を上げて説明する。
例えば従来の銀塩カメラでは絞り値f=100相当の画角を持つレンズで撮影が行なわれたきに1/100のシャッタ速度が設定されていれば手ぶれは発生し難いとされる。しかし上記手ぶれ補正手段が用いられるとそのシャッタ速度1/100を2段遅いシャッタ速度1/25まで遅くしても手ぶれが発生し難くなる。
ただし被写体距離が近くなってくるほど、従来例のところで説明した様にピッチ、ヨーよりも平行ぶれの影響の方が大きく現われる様になってくるため、1/25のシャッタ速度で撮影が行なわれると平行ぶれの影響が出始める。
そこで、本実施形態のデジタルカメラ100では、前述した様にホワイトバランス・γ処理部113内に可変利得アンプが設けられていてCCD固体撮像素子112から出力された画像信号の増幅がメインCPU110からの指示に応じて測光・測距CPU120により設定されたゲインで行なわれる構成になっていることを利用して、メインCPU110がYC処理部116で処理されたY信号を用いてコントラストの検出を行なって被写体距離を測定して被写体が近距離にいると判定した場合には上記アンプのゲインを上げることにより撮影感度を相対的に上げて近距離撮影においても1/25のシャッタ速度のままで撮影を行なうことができる様にしている。本実施形態においてはメインCPU110と測光・測距CPU120が本発明にいう制御手段にあたり、またメインCPU110が、本発明にいう測距手段にあたる。
ここで本発明にいう制御手段にあたるメインCPU110が行なう撮影処理を説明する。
図4は、メインCPU110が行なう撮影処理の手順を示すフローチャートである。
図4(a)には撮影処理の手順が示されており、図4(b)にはその撮影処理の手順の中の露光処理のステップS403の詳細が示されている。
図4(b)には、被写体距離が近距離にいるとする判定基準を1mとした場合の例が掲げられており、さらにマクロモードであるかどうかの判定を行なう判定ステップが先頭に付け加えられた例が示されている。
なお、説明をより具体的にするためにデジタルカメラにより絞り値f=100相当の画角を持つレンズで撮影が行なわれるときに手ぶれ補正手段が配備されていることを理由に1/100よりも2段遅い1/25のシャッタ速度で撮影が行なわれるとして以降説明する。
まず、図4(a)を参照して撮影処理の流れを簡単に説明し、その後、図4(b)を参照してステップS403の露光処理の詳細を説明する。
レリーズ釦102が押されて半押し状態になったら、このフローの処理が開始される。ステップS401でAE処理つまりTTL測光を行なう。そしてその結果を測光・測距CPU120に伝えて結果に応じて、測光・測距CPU120に絞り112の開口を変更させる。次のステップS402でAF処理つまりTTL測距を行なうため、まずは測光・測距CPU120にフォーカスレンズを光軸に沿って移動させるように指示を出してフォーカスレンズを移動させながら、輝度のサンプリングを行なってYC処理部116(図3参照)の輝度情報に基づいてコントラストを求める。そして求めたコントラストが最も大きくなる位置を合焦点位置としてその合焦点位置を測光・測距CPU120に通知してフォーカスレンズ1110をその合焦点位置に移動させる。ステップS401でのTTL測光の測定結果、ステップS402でのTTL測距の測定結果により撮影補助光を発光させる必要があると判定した場合にはステップS403で発光手段180に測光・測距CPU120の制御の下に撮影補助光を発光させるとともに、測光・測距CPU120を経由してCG1121からCCD112へ露光開始信号を供給させて露光を開始させる。ステップS403の露光開始から所定の時間を経過したら、ステップS404で今度は露光終了信号および読出信号をCG1121からCCD112へ供給させてCCD112から画像信号をホワイトバランスγ処理部113へと出力させる。なお図4には‘出力させる’ことを‘読み出す’と記載してある。さらにステップS405でホワイトバランスγ処理部113(図3参照)で感度調整やホワイトバランス調整が行なわれた画像信号をA/D部114でデジタルの画像信号に変換させた後、そのデジタルの画像信号をバッファメモリ115に一旦記憶させておく。バッファメモリ115内に記憶されたデジタルの画像信号を、バス121を通してYC処理部116へと供給して次のステップS406でY/C処理部116に画像処理を行なわせる。その後、Y/C処理部116に画像処理を行なわせた画像信号を、バス121を通して圧縮・伸張部117に供給する。ステップS407で圧縮・伸張部117に画像信号の圧縮を行なわせた後、次のステップS408へ進んでI/F118に媒体ここではメモリーカード119への記録を行なわせてこのフローの処理を終了する。
次にステップS403の処理の詳細を図4(b)を参照して説明する。
ステップS403の処理は、メインCPU110の処理ステップであるが、メインCPU110からの測光値の通知を受けた測光・測距CPU120が絞りの開口径や電子シャッタのシャッタ速度等を調節したり、充電・発光制御部1801に発光部(キセノン管)1802の発光を行なせたりしているので、メインCPU110または測光・測距CPU120のいずれが行なう処理であるかを明確にするために適宜主語を付けて図4(b)に示すフローチャートを説明する。前述した様にメインCPU110と測光・測距CPU120が本発明にいう制御手段にあたる。
ステップS4031で、メインCPU110(図3参照)はAutoモードであるかマクロモードであるかをモードレバー101e(図2参照)が切り替えられている位置により検知する。モードレバー101eがAutoモードの位置に切り替えられていると判定したらAutoモード側へ進んでステップS4032で被写体距離の測定結果を参照し参照した被写体距離の測距結果が1mよりも長いと判定したら1mよりも長い側へ進んでステップS4033でメインCPU110からの指示を受けた測光・測距CPU120が1/f(f=100)よりも2段遅いシャッタ速度1/25をCG1121に設定するとともにそのシャッタ速度で撮影が可能になる様にホワイトバランスγ処理部内の感度調整用のアンプに所定のゲインを設定する。さらに次のステップS4034でメインCPU110から通知されてきたシャッタタイミングで測光・測距CPU120(図3参照)は、ステップS401で測定した測光値に応じて絞りの開口を調節するとともに電子シャッタを開け、さらに前述の手ぶれ補正手段に手ぶれ補正を行なわせる。次のステップS4035へ進んで所定のシャッタ秒時を経過したら、電子シャッタを閉じて撮影処理ルーチンのステップS404に戻る。なおここではCG1121に設定される電子シャッタを主に説明したが絞りがメカシャッタを兼ねている場合にはそのメカシャッタのシャッタ速度も調整される。
またステップS4032で被写体距離の測定結果を参照し参照した被写体距離の測距結果が1m以下であると判定したら1m以下側へ進んでステップS4036でメインCPU110からの指示を受けた測光・測距CPU120が2段遅いシャッタ速度1/25よりも相対的に速いシャッタ速度1/100をCG1121に設定するとともにそのシャッタ速度で撮影が可能になる様に感度調整用のアンプに上記所定のゲインよりも大きなゲインを設定して撮影感度を上げる。つまりこのステップS4036で平行ぶれの影響が現われ難くなる様にステップS4033の処理のときよりも相対的に速いシャッタ速度が設定される。さらに次ステップS4034で測光・測距CPU120は、ステップS401で測定した測光値に応じて絞りの開口を調節するとともに電子シャッタを開け、さらに手ぶれ補正手段に手ぶれ補正を行なわせる。ここでシャッタ速度が速められているので回転ぶれの影響はほとんど現われることはないが、多少なりとも回転ぶれの影響が現われたらその回転ぶれが上記手ぶれ補正手段により抑制され、さらに上記ステップS4036で設定された相対的に速いシャッタ速度により平行ぶれの影響も抑制される。次のステップS4035へ進んで所定のシャッタ速度が示すシャッタ秒時を経過したら、シャッタを閉じて撮影処理ルーチンのステップS404に戻る。
また、ステップS4031でメインCPU110が、モードレバー101eがマクロモードの位置に切り替えられていると判定したらマクロモード側へ進んでステップS4036でメインCPU110からの指示を受けて測光・測距CPU120は、1/100(f=100)のシャッタ速度をCG1121に設定するとともにそのシャッタ速度で撮影が可能になる様に撮影感度調整用のアンプに上記所定のゲインよりも大きいゲインを設定して撮影感度を上げる。さらに次のステップS4034で測光・測距CPU120は、ステップS401で測定した測光値に応じて絞りの開口を調節するとともに電子シャッタを開け、さらに手ぶれ補正手段に手ぶれ補正を行なわせる。
こうして上記ステップS4034の露光処理中の手ぶれ補正処理により、回転ぶれの影響が抑制され、さらに上記ステップS4036で設定された相対的に速いシャッタ速度で露光が行なわれると平行ぶれの影響が抑制される。そして次のステップS4035へ進んで所定のシャッタ速度が示すシャッタ秒時を経過したら、シャッタを閉じて撮影処理ルーチンのステップS404に戻る。
こうして撮影感度が上げられると、近距離撮影時に相対的に速いシャッタ速度が設定されて撮影が行なわれる様になるため、平行ぶれの影響が現われ難くなって鮮明な画像が得られる可能性が高められる。
以上説明した様に、近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
なお、ここでは撮影感度を上げるのにCCD112の後段のホワイトバランスγ処理部が備える感度調整用のアンプのゲインを調節することができる構成を示したが、メインCPU110が画素混合処理を行なうことができるものであれば、画素混合による感度アップを行なってもよく、また撮像素子が低感度モードと高感度モードとの少なくとも2つのモードを持っているものであれば、撮像素子の感度を切り替えて感度アップを図る様にしてもよい。いずれにしてもシャッタ速度を速めることにより平行ぶれの影響が取り除かれる率が高まる。
図5、図6は、第2の実施形態であって、上記本発明の第3の撮影装置の動作を説明する図である。
この第2の実施形態のデジタルカメラ100Aは、第1の実施形態のデジタルカメラ100が備えるホワイトバランス調整部内に可変利得アンプを備えていないことと多数の発光モードを有し、その多数の発光モードの中に自動発光モードを有すること以外は、図2、図3に示す構成と同じ構成を持つものである。上記発光モードのうちのいずれかの発光モードの設定は、図1(b)に示すメニュー/OKキー101cと十字キー101bの操作により表示画面上で行なわれる。
ここで、第2の実施形態の特徴を説明する。
上記第1の実施形態のデジタルカメラ100は、ホワイトバランス・γ処理部113内に感度調整用の可変利得アンプを備えていたが、この第2の実施形態のデジタルカメラ100Aはその可変利得アンプを備えていない。そこで、第2の実施形態では、測光手段であるメインCPU110により測定された被写体輝度に応じてシャッタ速度調整を含む露出調整を行なう、本発明にいうところの露出調整手段にあたる測光・測距CPU120が、発光手段180に、測距手段でもあるメインCPU110により測定された被写体距離に応じて、近距離撮影時には相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を発光させている。
前述した様に測光・測距CPU120は、CG1121に指示してシャッタ速度を調整するとともに絞り1112の開口径を調整し、さらに発光手段180に発光を行なわせる本発明にいうところの露出調整手段であるので、メインCPU110による測光結果に応じて測光・測距CPU120が、撮影補助光を発光させることで速めることができるだけの閾値になるシャッタ速度をCG1121に設定することによって第1の実施形態で撮影感度を上げたのと同じ効果を得ている。このようにしても良い。
図6は、図5に示すデジタルカメラ100Aが備えるメインCPU110が行なう撮影処理を説明する図である。
図4に示すステップS4031が自動発光モードになっているかどうかを判定するステップS4031Aに変更された以外の処理は図4の処理と全く同じである。
ステップS4031Aで、メインCPU110は、自動発光モードであるかどうかを判定する。ここで自動発光モードであると判定したらYes側へ進んでステップS402(図4参照)で測定した被写体距離の測定結果を参照し参照した被写体距離の測距結果が1mよりも長いと判定したらステップS4033へ進んでステップS4033でメインCPU110からの指示を受けた測光・測距CPUが1/100(f=100)よりも2段遅いシャッタ速度1/25をCG1121に設定する。さらに次ステップS4034で測光・測距CPU120は、ステップS401で測定した測光値に応じて絞りの開口を調節するとともに電子シャッタを開け、さらに発光手段180に発光を行なわせるとともに手ぶれ補正手段に手ぶれ補正を行なわせながら露光を行なう。次のステップS4035へ進んで所定のシャッタ速度が示すシャッタ秒時を経過したら、シャッタを閉じて撮影処理ルーチンのステップS404に戻る。
またステップS4032で被写体距離の測定結果を参照し参照した被写体距離の測距結果が1m以下であると判定したらステップS4036へ進んでステップS4036でメインCPU110からの指示を受けて測光・測距CPU120は、撮影補助光を発光させることで速めることができるだけの閾値になるシャッタ速度1/100(f=100)をCG1121に設定する。さらに次ステップS4034で測光・測距CPU120は、ステップS401で測定した測光値に応じて絞りの開口を調節するとともに電子シャッタを開け、さらに発光手段180に発光を行なわせるとともに手ぶれ補正手段に手ぶれ補正を行なわせながら露光を行なう。こうしてステップS4036で撮影補助光を発光させることで速めたシャッタ速度でステップS4034〜S4035の撮影処理が行なわれるため、回転ぶれの影響は現われ難いが一応手ぶれ補正手段により回転ぶれの補正が行なわれると、平行ぶれと回転ぶれとの双方を含む手ぶれが効果的に抑制される。
次のステップS4035へ進んで所定のシャッタ速度が示すシャッタ秒時を経過したら、シャッタを閉じて撮影処理ルーチンのステップS404に戻る。
また、ステップS4031でメインCPU110が、自動発光モードではないと判定したら、ステップS4032とステップS4033をスキップしてステップS4034へ進んでステップS4034で測光・測距CPU120がステップS401で測定した測光値に応じて絞りの開口を調節するとともに電子シャッタを開け、前述の手ぶれ補正手段(図3参照)に手ぶれ補正を行なわせる。次のステップS4035へ進んで所定のシャッタ速度が示すシャッタ秒時を経過したら、シャッタを閉じて撮影処理ルーチンのステップS404に戻る。
こうして近距離撮影時に相対的に速いシャッタ速度で撮影補助光を伴う撮影が行なわれると、平行ぶれの影響が現われ難くなり、鮮明な画像が得られる可能性が高められる。
以上説明した様に近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
図7は、第3の実施形態であって、上記本発明の第4の撮影装置の動作を説明する図である。図7には、上記第4の撮影装置の特徴を示す部分に太枠が示されている。
上記第2の実施形態のデジタルカメラ100Cでは、撮影感度を調節することができないので近距離撮影時に発光手段180に発光を行なわせることによりシャッタ速度を速めることで撮影感度を上げたのと同じ効果を得て平行ぶれによる手ぶれの発生を抑制したが、上記第3の実施形態のデジタルカメラ100Cが上記第1の実施形態のデジタルカメラ100と同じ構成を有する場合には、ホワイトバランスγ処理部113内の感度調整用のアンプのゲインを上げること(図中太枠で示されている)により撮影感度を上げるとともに発光手段180(図中太枠で示されている)に発光を行なわせることもできる。
そうすると、ホワイトバランスγ処理部113内の感度調整用のアンプのゲインを上げることにより撮影感度を上げるとともに発光手段180に発光を行なわせることによって上記第1の実施形態、また上記第2の実施形態のものよりも相対的に速いシャッタ速度を設定して撮影を行なうことができる様になる。このため上記第1の実施形態、また上記第2の実施形態のものよりもより一層、平行ぶれの影響が現われ難くなって鮮明な画像が得られる可能性が高められる。
以上説明した様に、近距離撮影時においてもシャッタチャンスを逃すことがなく、しかも平行ぶれの影響が効果的に取り除かれる撮影装置が実現する。
手ぶれを説明する図である。 本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラを示す図である。 図2に示すデジタルカメラ100内部の電気系統の構成ブロック図である。 メインCPU110が行なう撮影処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態を示す上記本発明の第3の撮影装置を説明する図である。 図5と同様、第2の実施形態を説明する図である。 第3の実施形態であって、上記本発明の第4の撮影装置の動作を説明する図である。
符号の説明
100 100A 100C デジタルカメラ
110 メインCPU
112 CCD固体撮像素子
1121 クロックジェネレータ(CG)
113 ホワイトバランスγ処理部
114 A/D部
115 バッファメモリ
116 YC処理部
117 圧縮・伸張部
118 I/F部
119 メモリーカード
120 測光・測距CPU
180 発光手段
1801 充電・発光制御部
1802 発光部
181 補助光発光窓

Claims (2)

  1. 撮影レンズで撮像素子に被写体を結像させて被写体を表わす画像データを生成する撮影装置において、
    回転ぶれの補正を行う手ぶれ補正手段と、
    被写体距離を測定する測距手段と、
    撮影補助光を発光する発光手段と、
    被写体輝度を測定する測光手段と、
    前記測光手段により測定された被写体輝度に応じてシャッタ速度調整を含む露出調整を行なう露出調整手段と、
    前記測距手段の測定により近距離撮影時と判定した場合には、前記発光手段に撮影補助光を発光させるとともに、前記露出調整手段にシャッタ速度を、該撮影補助光を発光させる場合に速めることができる閾値に設定させる制御手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 撮影レンズで撮像素子に被写体を結像させて被写体を表わす画像データを生成する撮影装置において、
    回転ぶれの補正を行うぶれ補正手段と、
    被写体距離を測定する測距手段と、
    撮影補助光を発光する発光手段と、
    被写体輝度を測定する測光手段と、
    前記測光手段により測定された被写体輝度に応じてシャッタ速度調整を含む露出調整を行なう露出調整手段と、
    前記測距手段の測定により近距離撮影時と判定した場合には、この撮影装置の撮影感度を相対的に上げ、前記発光手段に撮影補助光を発光させるとともに、前記露出調整手段にシャッタ速度を、該撮影補助光を発光させる場合に速めることができる閾値に設定させる制御手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
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