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JP4592326B2 - 貼付剤 - Google Patents

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JP4592326B2
JP4592326B2 JP2004134121A JP2004134121A JP4592326B2 JP 4592326 B2 JP4592326 B2 JP 4592326B2 JP 2004134121 A JP2004134121 A JP 2004134121A JP 2004134121 A JP2004134121 A JP 2004134121A JP 4592326 B2 JP4592326 B2 JP 4592326B2
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Description

本発明は貼付剤に関する。
貼付剤は、医薬品としての外用剤、化粧品及び医薬部外品としてのパック剤等に用いられるほか、粘着性を有する包帯に至るまで幅広く用いられている。貼付剤は、粘着基剤中に水分を含有するもの(パップ剤等)と含有しないもの(プラスター剤等)とに大別することができる。粘着基剤中に水分を含有する貼付剤としては、ゼラチン系湿布剤や、ポリアクリル酸及びポリアクリル酸塩を含有し、更にカルボキシメチルセルロース及び/又はアルギン酸アルカリ金属塩を含有してなることを特徴とする非ゼラチン系湿布剤(特許文献1)などが知られている。
特開昭59−110617号公報 特開平6−135828号公報 特開平9−143060号公報 特開平9−208462号公報
しかしながら、粘着基剤中に水分を含有する貼付剤は、粘着基剤中に水分を含有しない貼付剤(いわゆる、非水系貼付剤)と比べて、保湿性が高く使用感は優れているものの、粘着力が弱く、使用時に皮膚から剥がれ易いという問題点があった。したがって、本発明の目的は、使用感に優れ、かつ、充分な粘着力を有する貼付剤を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、粘着基剤にβ−グルカンを含有させることにより、粘着力に優れた貼付剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、支持体と、当該支持体の少なくとも一方の面上に配置された粘着剤層と、を備える貼付剤であって、前記粘着剤層がβ−グルカンを含む粘着基剤から形成されることを特徴とする貼付剤を提供する。ここで、優れた粘着性を得る観点から、β−グルカンはβ−1,3−グルカンであることが好ましく、カードランであることがより好ましい。β−グルカンの優れた粘着性は、パップ剤等の粘着基剤中に水分を含有する貼付剤のみならず、プラスター剤等の粘着基剤中に水分を含有しない貼付剤においても発揮される。
また、粘着基剤をβ−グルカンを含有させることにより、粘着性が向上するばかりでなく、粘着基剤を軟らかくすることが可能である。粘着基剤が軟らかくなることにより、貼付剤は皮膚に密着し易くなり、動きの激しい関節付近に貼付した場合でも剥がれ難くなるという利点が生じる。さらに、粘着基剤に香料が含まれている場合には、β−グルカンは香料の香りを強くするという作用をも有する。
本発明は、また、前記粘着基剤が、天然高分子、セルロース系ポリマー及びその塩、アクリル系ポリマー及びその塩、並びに、ビニル系ポリマー及びその塩からなる群から選択される一種以上の水溶性高分子を更に含有していることを特徴とする前記貼付剤を提供する。粘着基剤がかかる水溶性高分子を含有していることにより、粘着性をより良好なものとすることが可能となる。
本発明は、また、前記粘着基剤が、ポリアクリル酸及びその塩、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ−N−メチルビニルアセトアミド、カルボキシメチルセルロース及びその塩、ヒドロキシエチルセルロース、並びに、ヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選択される一種以上の水溶性高分子を更に含有していることを特徴とする前記貼付剤を提供する。粘着基剤がかかる水溶性高分子を含有していることにより、粘着性をより良好なものとすることが可能となる。
本発明は、また、粘着基剤全質量を基準として、0.1〜15質量%のβ−グルカンと、0.1〜40質量%のポリアクリル酸及び/又はその塩と、0.1〜20質量%のポリビニルアルコールと、を含有していることを特徴とする前記貼付剤を提供する。かかる組成を有する貼付剤は使用感及び粘着性に優れている。
本発明は、また、前記粘着基剤が、アクリル系粘着剤及び/又はブロック共重合体系粘着剤を更に含有していることを特徴とする前記貼付剤を提供する。かかるプラスター剤の粘着基剤にβ−グルカンを含有させることにより、プラスター剤の粘着性を向上させることが可能である。
本発明は、さらに、前記粘着基剤が薬物を含有することを特徴とする上記貼付剤を提供する。粘着剤層に薬物(薬効成分)が含有されていることにより、薬効を発揮し、かつ使用感及び粘着性に優れた貼付剤とすることが可能である。
本発明の貼付剤は、粘着基剤にβ−グルカンが含有されていることにより、充分な粘着力を発揮することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の貼付剤の好適な一実施形態を示す斜視図である。図1において、貼付剤1は、支持体2と、支持体2上に配置された粘着剤層3と、粘着剤層3上の貼着された剥離シート4と、を備えるものである。
本実施形態の貼付剤1が備える粘着剤層3は、β−グルカンを含む粘着基剤から形成されている。粘着基剤中にβ−グルカンを配合することにより、得られる貼付剤の粘着力が増加し、貼付剤が使用中に剥がれ落ちるといった問題点を解決することが可能となる。
β−グルカンとしては、β−1,3−グルカン、β−1,4−グルカン、β−1,6−グルカンなどがあるが、充分な粘着力を有した貼付剤を得るという観点からは、β−1,3−グルカンが好ましく、中でもカードランが最も好ましい。また、適切な粘着力を発揮させるという観点から、β−グルカンの含有量は、粘着基剤全質量を基準として、0.1〜15質量%であることが好ましく、0.1〜5質量%であることがより好ましい。
本実施形態で用いる粘着基剤は、パップ剤の粘着基剤及びプラスター剤の粘着基剤のいずれであってもよい。まず、パップ剤の粘着基剤について説明する。
パップ剤の粘着基剤は、β−グルカンのほかに、水を含有し、かつ、天然高分子、セルロース系ポリマー及びその塩、アクリル系ポリマー及びその塩、並びに、ビニル系ポリマー及びその塩からなる群から選択される一種以上の水溶性高分子を更に含有している。
水溶性高分子の具体例は以下のとおりである。天然高分子としては、アガロース、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、カラギーナン、グァガム、ローカストビーンガム、ペクチン、トラガント、デンプン、プルラン、キサンタンガム、デキストリン、ゼラチン、カゼインが挙げられる。セルロース系ポリマーとしては、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ニトロセルロース、カチオン化セルロースが挙げられる。アクリル系ポリマーとしては、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド/アクリレート共重合体が挙げられる。ビニル系ポリマーとしては、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン/ビニルアルコール共重合体が挙げられる。また、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルエーテル、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、イソブチレン無水マレイン酸共重合体、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルアセトアミドとアクリル酸及び/又はアクリル酸塩共重合体等も挙げられる。
これらの中でも、β−グルカンの粘着力増強の観点からは、パップ剤の粘着基剤に含有される水溶性高分子は、ポリアクリル酸及びその塩、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ−N−メチルビニルアセトアミド、カルボキシメチルセルロース及びその塩、ヒドロキシエチルセルロース、並びに、ヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選択される一種以上の水溶性高分子であることが好ましい。
特に、パップ剤の粘着基剤は、粘着基剤全質量を基準として、0.1〜15質量%のβ−グルカンと、0.1〜40質量%のポリアクリル酸及び/又はその塩と、0.1〜20質量%のポリビニルアルコールと、を含有していることが好ましい。かかる組成の粘着基剤は、β−グルカンの粘着力を増強することが可能であり、使用感に優れ、充分な粘着力を有する貼付剤を得ることができる。
パップ剤の粘着基剤は、上記成分のほか薬物を含んでいてもよい。粘着基剤に薬物(薬効成分)を配合することにより、薬効を発揮し、かつ使用感及び粘着性に優れた貼付剤とすることが可能である。粘着基剤に配合する薬物は、薬学的効果を有するものであれば特に限定はされないが、例えば、消炎鎮痛剤(インドメタシン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、フェルビナク、ケトロラク、ジクロフェナクナトリウム等)、制吐剤(塩酸グラニセトロン、塩酸アザセトロン、塩酸オンダンセトロン、塩酸ラモセトロン等)、ホルモン剤(エストラジオール、エストロン、エストリオール、エキリン、エキレニン、プロゲステロン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、酢酸メドロキシプロゲステロン、ジドロゲステロン、酢酸クロルマジノン、エチステロン、ジメチステロン、ノルエチステロン、酢酸ノルエチステロン、エナント酸ノルエチステロン、酢酸エチノジオール、酢酸メゲストロール、アリルエストレノール等)、頻尿治療剤(塩酸オキシブチニン等)、Ca拮抗剤(ニフェジピン、ニゾルジピン、ニカルジピン、ニトレジピン等)、コルチコステロイド類(ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、プロピオン酸クロベタゾール等)、催眠鎮静剤(フェノバルビタール、トリアゾラム、ニトラゼパム、ロラゼパム等)、精神安定剤(フルフェナジン、ジアゼパム、クロルプロマジン等)、抗高血圧剤(クロニジン、塩酸クロニジン、ピンドロール、プロプラノロール、ニトレンジピン、メトプロロール等)、降圧利尿剤(ハイドロサイアザイド等)、抗生物質(ペニシリン、テトラサイクリン、エリスロマイシン、クロラムフェニコール等)、麻酔剤(リドカイン、塩酸ジブカイン、アミノ安息香酸エチル等)、抗菌性物質(塩酸ベンザルコニウム、クロトリマゾール等)、ビタミン剤(ビタミンA等)、抗てんかん剤(ニトラゼパム等)、冠血管拡張剤(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド等)、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン等)、鎮咳剤(塩酸ツロブテロール、サルブタモール、フマル酸ケトチフェン、トラニラスト、塩酸イソプロテレノロール等)、抗鬱剤(塩酸クロミプラミン、塩酸アミトリプチリン等)、脳循環改善剤(メシル酸ジヒドロエルゴトキシン、イフェンプロジル等)、抗腫瘍剤(5−フルオロウラシル等)、筋弛緩剤(エペリゾン、ダントロレン等)、鎮痛剤(フェンタニール、モルヒネ等)、ポリペプチド系のホルモン剤(黄体形成ホルモン放出ホルモン(LH−RH)、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)等)、末梢血管拡張剤、免疫調節剤(ポリサッカライド類、オーラノフィン、ロベンザリット等)、利胆剤(ウルソデスオキシコール酸等)、利尿剤(ヒドロフルメチアジド等)、糖尿病用剤(トルブタミド等)、痛風治療剤(コルヒチン等)、抗パーキンソン剤(アマンタジン、レボドパ等)、抗めまい剤(ジフェニドール、ベタヒスチン等)などの薬物が使用できる。
配合目的によって異なるが、通常は、粘着基剤の全質量を基準として0.1〜10質量%の薬物を配合するのが好ましい。また、これらの薬物は、相互作用による不都合が生じない場合には、必要に応じて2種類以上の薬物を配合することも可能である。
また、本発明の貼付剤を化粧用用途として用いる場合には、美白効果がある美肌成分や保湿成分等の化合物及び/又は組成物を粘着基剤に配合しても良い。美肌成分としては、例えば、アロエエキス、エイジツエキス、オレンジエキス、キイチゴエキス、キウイエキス、クワエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、カミツレエキス、サンザシエキス、セイヨウネズエキス、タイソウエキス、デュークエキス、トマトエキス、ヘチマエキス、サクシネルケフィラン、マレイルケフィラン、麦芽根エキス、バラエキス、コラーゲン、セラミド、スクワラン、ヒアルロン酸、アラントイン、マロニエエキス、水溶性プラセンタエキス、ビタミン類、コウジ酸などが挙げられる。また、保湿成分としては、例えば、アシル化ケフィラン水溶液、麦芽エキス、尿素、グリコール類等が挙げられる。
更に、パップ剤の粘着基剤には、必要に応じて、酸化防止剤、架橋剤、防腐剤、粘着付与剤、溶解剤、色素、香料、紫外線吸収剤、無機充填剤及びpH調整剤等を粘着剤層に配合することができる。これらの成分として、貼付剤において通常用いられている物質を用いることが可能であるが、具体的には以下のとおりである。
酸化防止剤としては、例えば、アスコルビン酸、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアヤレチン酸、トコフェロール、酢酸トコフェロール、天然ビタミンE、亜硝酸ナトリウム、及び亜硝酸水素ナトリウム等が挙げられる。
架橋剤としては、例えば、水難溶性アルミニウム化合物、多官能性エポキシ化合物、アミノ樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂、イソシアネート化合物、ブロックイソシアネート化合物、有機系架橋剤、金属又は金属化合物等の無機系架橋剤が挙げられる。これらは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、ソルビン酸、及びデヒドロ酢酸等が挙げられる。
粘着付与剤としては、例えば、カゼイン、プルラン、デキストラン、アルギン酸ソーダ、可溶性デンプン、カルボキシデンプン、デキストリン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニールアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルエーテル、ポリマレイン酸共重合体、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、イソブチレン無水マレイン酸共重合体、ポリエチレンイミン、ポリビニールアルコール部分ケン化物、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンガム、N−ビニルアセトアミド等が挙げられる。
溶解剤としては、例えば、セバシン酸ジエチル、N−メチル−2−ピロリドン、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、トリアセチン、オレイルアルコール、ベンジルアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、クロタミトン、ハッカ油、ツバキ油、ヒマシ油、及びオリーブ油等が挙げられる。
色素としては、例えば、赤色2号(アマランス)、赤色3号(エリスロシン)、赤色102号(ニューコクシン)、赤色104号の(1)(フロキシンB)、赤色105号の(1)(ローズベンガル)、赤色106号(アシッドレッド)、黄色4号(タートラジン)、黄色5号(サンセットエローFCF)、緑色3号(ファストグリーンFCF)、青色1号(ブリリアントブルーFCF)、青色2号(インジゴカルミン)等が挙げられる。
香料としては、例えば、ハッカ油、ケイヒ油、チョウジ油、ウイキョウ油、ヒマシ油、テレピン油、ユーカリ油、オレンジ油、ラベンダー油、レモン油、ローズ油、レモングラス油等やローズマリー、セージ等の植物抽出物等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エステル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、サリチル酸エステル、アントラニル酸メンチル、ウンベリフェロン、エスクリン、ケイ皮酸ベンジル、シノキサート、グアイアズレン、ウロカニン酸、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、ジオキシベンゾン、オクタベンゾン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、及びブチルメトキシジベンゾイルメタン等が挙げられる。
無機充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸塩(例えば、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム等)、ケイ酸、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、亜鉛酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、酢酸、蟻酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、安息香酸、グリコール酸、リンゴ酸、クエン酸、塩酸、硝酸、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、モノメタノールアミン、モノエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、トリプロパノ−ルアミン、クエン酸バッファー、リン酸バッファー、グリシンバッファー、酢酸バッファーその他の緩衝液等が挙げられる。
以上、パップ剤の粘着基剤について説明を行ったが、本発明の貼付剤はプラスター剤の粘着基剤を用いてもよい。以下にプラスター剤の粘着基剤について説明する。
プラスター剤の粘着基剤は粘着剤を含有し、必要に応じて粘着付与剤及び軟化剤等を含有してもよい。粘着剤としては、粘着性に優れ、薬物の放出性に優れることから、(メタ)アクリル酸エステルをモノマー単位として含む重合体を含有するアクリル系粘着剤、スチレンブロック共重合体を含有するスチレンブロック共重合体系粘着剤又はアクリル系粘着剤とスチレンブロック共重合体系粘着剤とを含有する粘着剤等が挙げられる。
アクリル系粘着剤としては、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル等の(メタ)アクリルモノマーの少なくとも一種を、貼付剤の使用温度で粘着性を発揮するモノマー比で重合又は共重合させた粘着剤が挙げられる。
アクリル系粘着剤は、高Tgモノマー(単独重合したときにガラス転移点が室温より高いモノマー)と低Tgモノマー(単独重合したときにガラス転移点が室温未満のモノマー)とを組み合わせた共重合体が好ましい。高Tgモノマーとしては、極性で高接着性に貢献する(メタ)アクリル酸が好適であり、低Tgモノマーとしては、アルキル基の炭素数が4〜12(好ましくは、4〜8)の(メタ)アクリル酸エステル(アルキル基の水素原子が水酸基で置換されていてもよい)が好適である。
アクリル系粘着剤としては、アクリル酸−2−エチルヘキシル・酢酸ビニル共重合体、アクリル酸−2−エチルヘキシル・酢酸ビニル・アクリル酸共重合体、アクリル酸−2−エチルヘキシル・酢酸ビニル・アクリル酸ヒドロキシエチル共重合体、アクリル酸−2−エチルヘキシル・酢酸ビニル・アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸共重合体、アクリル酸−2−エチルヘキシル・メタクリル酸−2−エチルヘキシル・メタクリル酸ドデシル共重合体等が好ましく、特に、アクリル酸−2−エチルヘキシル・酢酸ビニル共重合体、アクリル酸−2−エチルヘキシル・酢酸ビニル・アクリル酸共重合体が好ましい。
スチレンブロック共重合体としては、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロックコポリマー(SEBS)又はスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロックコポリマー(SEPS)等が挙げられ、特にスチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー(SIS)が好ましい。スチレンブロック共重合体系粘着剤は通常これらのスチレンブロック共重合体と以下に述べる粘着付与剤とを必須成分として含む。
アクリル系粘着剤とブロック共重合体系粘着剤とを含有する粘着剤としては、上記のいずれの組み合わせも可能であるが、SISとアクリル酸−2−エチルヘキシル・酢酸ビニル・アクリル酸共重合体を混合した粘着剤が特に好ましい。
粘着付与剤としては、脂環族飽和炭化水素樹脂、ロジン又はロジン誘導体(例えば、ロジンのグリセリンエステル、水添ロジン、水添ロジンのグリセリンエステル又はロジンのペンタエリスリトールエステル等)、テルペン樹脂、石油樹脂又はマレイン酸レジン等が挙げられる。これらの中でも特に、脂環族飽和炭化水素樹脂、水添ロジンのグリセリンエステルが好適である。これらの粘着付与剤は、1種類を単独で用いても2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
軟化剤としては、石油系オイル(例えばパラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル又は芳香族系プロセスオイル等)、スクワラン、スクワレン、植物系オイル(例えば、アーモンド油、オリーブ油、ツバキ油、ひまし油、トール油又はラッカセイ油等)、オレフィン酸、シリコンオイル、二塩基酸エステル(例えばジブチルフタレート又はジオクチルフタレート等)、液状ゴム(例えばポリブテン又は液状イソプレンゴム等)、液状脂肪酸エステル(ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、セバシン酸ジエチル又はセバシン酸イソプロピル等)、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、サリチル酸グリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリアセチン、クエン酸トリエチル又はクロタミトン等が挙げられる。これらの中でも特に、流動パラフィン及び/又はミリスチン酸イソプロピルは皮膚への適度な付着性を付与できることから好適である。これらの軟化剤は、1種類を単独で用いても2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
更に、プラスター剤の粘着基剤は、前述した薬物、美肌成分及び保湿成分を含有していてもよい。また、プラスター剤の粘着基剤は、必要に応じて、酸化防止剤、架橋剤、防腐剤、溶解剤、色素、香料、紫外線吸収剤、無機充填剤及びpH調整剤等を含有していてもよい。これらの成分の具体例は、パップ剤の粘着基剤で挙げた具体例と同様である。
上述した成分を含有する粘着基剤から形成される粘着剤層3は、支持体2上に配置される。本実施形態の貼付剤1に用いられる支持体2としては、粘着剤層3を支持し得るものであれば特に制限されず、伸縮性又は非伸縮性の支持体を用いることができる。
かかる支持体としては、具体的には、ポリウレタン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、アルミニウムシート、ナイロン、アクリル、綿、レーヨン、アセテート等の合成繊維又は天然繊維、あるいはこれらの繊維を複合して織布又は不織布とした繊維シート、さらにはこれらと水蒸気透過性を有するフィルムとの複合素材からなる繊維シート等が挙げられる。
これらの中でも、安全性、汎用性及び伸縮性の点から、ポリエステル、ポリエチレン及び/又はポリエチレンテレフタレートからなる織布又は不織布の繊維シートが好ましく、ポリエチレンテレフタレートからなる織布又は不織布の繊維シートがより好ましい。このような繊維シートは厚みのあるものであっても、柔軟性を有し、皮膚に追従しやすく、皮膚刺激性の低いものである。さらに、このような繊維シートを用いることにより適度な自己支持性を有する貼付剤を得ることが可能である。
また、貼付剤1は、粘着剤層3上に貼着された剥離シート4を備えている。このような剥離シート4としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のフィルム、上質紙とポリオレフィンとのラミネートフィルム等が挙げられる。これらの剥離シートは、粘着剤層3と接触する側の面にシリコーン処理を施すと、貼付剤1から剥離シート4を剥離する際の作業容易性が高められるので好ましい。
次に、本実施形態の貼付剤1の製造方法について説明する。まず、粘着基剤を常法に従って調製する。次に、得られた粘着基剤を、支持体上に塗布して塗膜を形成させ、さらに塗膜の上に剥離シートを張り合わせる。これを室温で数日間保管し、充分に架橋させることにより粘着剤層を形成する。粘着剤層が形成された後、所定の形状に裁断することにより貼付剤が得られる。
以上、本発明の貼付剤の好適な実施形態、並びに本発明の貼付剤の製造方法について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、貼付剤の形状を、円形、楕円形等の形状としてもよい。また、穴や切れ目等を施してもよい。さらに、貼付剤が使用される身体の部位に応じて適宜設計された形状とすることができる。例えば、顔に貼付できるよう、顔面の形状に裁断し、適宜目、鼻、口および顎を適当な形状に切ったものが挙げられる。
また、貼付剤の製造方法において、粘着基剤を剥離シート上に塗布して粘着剤層を形成してから、支持体を粘着剤層に張り合わせてもよい。
本発明の貼付剤は、医薬品若しくはそれに類するパップ剤、プラスター剤、冷却シート、化粧品若しくはそれに類するパック剤等に利用することができる。
以下、実施例を挙げて本発明について更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
1.5%のカードラン、3.5%のポリアクリル酸、2.5%のポリアクリル酸ナトリウム、1.5%のポリビニルアルコール、30.0%の濃グリセリン、0.5%のモノステアリン酸ポリエチレングリコール、0.5%の合成ケイ酸アルミニウム、0.3%のメタケイ酸アルミン酸マグネシウム、1.0%の酸化チタン、0.35%のエデト酸ナトリウム、0.3%の酒石酸、1.25%のサリチル酸グリコール、0.1%のl−メントール0.3%のdl−カンフル、1.0%の酢酸トコフェロール、残量を水という組成(%はすべて質量%を表す。)のパップ剤を常法により製造した。なお、得られたパップ剤のpHは5.08であった。
(比較例1)
実施例1のパップ剤の組成において、カードランの代わりにゼラチンを用いた組成のパップ剤を実施例1と同様の方法により製造した。なお、得られたパップ剤のpHは5.24であった。
(試験例1)
実施例1及び比較例1のパップ剤の粘着力を測定した。粘着力の測定は、Nichiban Rolling Ball 法(「接着便覧」、高分子刊行会、第14版、p.381、1985年)に従った。すなわち、20/32インチのステンレス製ボールをパップ剤の上で転がして、ボールの転がった距離を粘着力の指標として、粘着力を測定した。
比較例1のパップ剤の粘着力(mm)は、40.2であったのに対して、実施例1のパップ剤の粘着力は23.2であり、実施例1のパップ剤の粘着力の方が強いことが明らかとなった。
(試験例2)
健常人8人に、実施例1及び比較例1のパップ剤を肘に6時間、貼付し、粘着力、膏体(粘着基剤)の軟らかさ及び香りの強さについて評価してもらった。評価は、比較例1のパップ剤を基準として、実施例1のパップ剤は何倍粘着力が強いか等の倍数の数値で評価した。各項目の評価結果を表1にまとめた。
Figure 0004592326
表1に示した結果から分かるように、粘着力に関しては、すべての被験者が実施例1のパップ剤の方が粘着力が優れていると評価をした。また、膏体の軟らかさ、香りの強さについては、同等の評価又は実施例1のパップ剤の方が優れているという評価が得られた。以上の結果から、本発明の貼付剤は、使用感に優れ、かつ、充分な粘着力を有していることが確認された。
本発明の貼付剤の好適な一実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1…貼付剤、2…支持体、3…粘着剤層、4…剥離シート。

Claims (7)

  1. 支持体と、当該支持体の少なくとも一方の面上に配置された粘着剤層と、を備える貼付剤であって、前記粘着剤層がβ−1,3−グルカンを含み、澱粉分解物を含まない粘着基剤から形成されることを特徴とする貼付剤。
  2. 前記β−1,3−グルカンがカードランであることを特徴とする請求項に記載の貼付剤。
  3. 前記粘着基剤が、天然高分子、セルロース系ポリマー及びその塩、アクリル系ポリマー及びその塩、並びに、ビニル系ポリマー及びその塩からなる群から選択される一種以上の水溶性高分子を更に含有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の貼付剤。
  4. 前記粘着基剤が、ポリアクリル酸及びその塩、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ−N−メチルビニルアセトアミド、カルボキシメチルセルロース及びその塩、ヒドロキシエチルセルロース、並びに、ヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選択される一種以上の水溶性高分子を更に含有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の貼付剤。
  5. 粘着基剤全質量を基準として、0.1〜15質量%のβ−1,3−グルカンと、0.1〜40質量%のポリアクリル酸及び/又はその塩と、0.1〜20質量%のポリビニルアルコールと、を含有していることを特徴とする請求項に記載の貼付剤。
  6. 前記粘着基剤が、アクリル系粘着剤及び/又はブロック共重合体系粘着剤を更に含有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の貼付剤。
  7. 前記粘着基剤が薬物を含有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の貼付剤。
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