JP4591813B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そこで、特開平6−238041号公報には、盤面に直交するように水平面に沿って同心円状に設けられるとともに、水平方向に回転する複数の環状ステージに、入賞口に到達するのを偶発的に阻止する為のパチンコ玉が落下させる落下孔をところどころに形成し、環状ステージに送られたパチンコ玉を当接部材によって順次内側の環状ステージ上へと移動させることによって、パチンコ玉が入賞口に入るまでの挙動を複雑にした遊技機が記載されている。
また、ステージ部に遊技球を送出する導入樋が盤面の前方に設けられた正面ガラスに対して垂直方向に設けられているので、ステージ部に送出された遊技球が正面ガラスと衝突し、破損を招く虞があった。
先ず、本実施形態に係るパチンコ機の概略構成について図1乃至図5に基づき説明する。図1は本実施形態に係るパチンコ機の全体を示した正面図である。図2は本実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した正面図、図3は本実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した側面図、図4は本実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した上面図である。図5は本実施形態に係るパチンコ機を示した背面図である。
一方、第2排出通路40は、振分部材30の外周に形成された第2誘導口43より落下したパチンコ球をステージ部29の前方に設けられた波形部44に案内する。波形部44に案内されたパチンコ球は、波形部44に形成された凹部45よりステージ部29の前方へと排出され、再び遊技領域9を転動する(図6参照)。即ち、第1排出通路39に誘導されたパチンコ球は、第2排出通路40に誘導されたパチンコ球より入賞口52への入賞率が高くなっている。
図5に示すように、中枠3のほぼ中央部には遊技盤8が着脱自在なように鉄板等の金属製の機構盤67が取り付けられている。そして、この機構盤67の裏側には合成樹脂製の機構セット盤68が開閉自在に蝶番により取り付けられている。
また、パチンコ機1の裏側の背面上方部には、上方に開口した賞球タンク69が機構セット盤68に固定されている。賞球タンク69は、傾斜した底面に連通孔70が形成され、その連通孔70の下方にはパチンコ球を1列に整列流出し、賞球ケース71にパチンコ球を送る通路を形成するタンクレール72が取り付けられている。
また、賞球ケース71内には、賞球案内部73内の賞球通路を通過するパチンコ球を確認する球有り検出スイッチやパチンコ球の払い出しを調節する払い出しソレノイドが内装されている。そして、これら賞球タンク69、タンクレール72、賞球案内部73、賞球ケース71等により賞球及び貸球の払い出しシステムが構成されている。
そして、賞球ケース71の下流側には排出部が形成され、入賞球を排出する入賞球排出通路74及び下皿オーバーフロースイッチ(不図示)が内装された下皿排出路75が下端部下方に形成されている。また、この下皿排出路75を介して上皿12から溢れた賞球を受けて下皿18に案内する下部受皿ボックス76が中枠3の裏側に取り付けられている。
第1排出通路39は、振分部材30の中心に形成された第1誘導口41より落下したパチンコ球を入賞口52の真上に形成された第1排出口42に案内し、第1排出口42から再び遊技領域9へと排出する通路である。ここで、第1排出通路39は大きく4つの通路に分かれて構成されており、振分部材30の下部に取り付けられた落下樋85と、液晶表示器27の前方に傾斜して形成された傾斜部86と、傾斜部86の中央部に形成された傾斜溝87と、ステージ部29内より落下口88を介して第1排出口42にパチンコ球47を導く誘導通路89とから構成されている。
傾斜部86は、左右方向より中央方向に対して徐々に下方に傾斜した形状を有しており、その中央部には傾斜溝87が形成されている。また、傾斜部86の前方縁部には仕切壁90が形成されており、傾斜部86内を転動するパチンコ球47が波形部44に落下しないように案内する。
そして、落下口88は、傾斜溝87の前方に設けられた略四角形状の穴であり、傾斜溝87により案内されたパチンコ球47を、誘導通路89へと導くものである。
一方、誘導通路89は装飾部材26の内部に形成された通路であり、傾斜溝87のパチンコ球47を装飾部材26の内部を通して入賞口52の直上に形成された第1排出口42へと案内する。
第2排出通路40は、図6に示すように振分部材30に形成された第2誘導口43の下方に設けられ、波形部44方向へと傾斜して形成されている。従って、第2誘導口43より落下したパチンコ球47は第2排出通路40上に落下し、更に第2排出通路40の傾斜に沿って波形部44へと案内される。また、波形部44はステージ部29の前方で波型に形成された台座部分でありステージ部29の前方へと僅かに傾斜されている。従って、第2排出通路40によって波形部44に案内されたパチンコ球47は、波形部44の最も低い位置にあたる凹部45を中心に左右へ何度か往復運動をした後に、ステージ部29の前方へと落下し、遊技領域9内へと再度送出される。
図10に示すように、遊技領域9内を転動するパチンコ球47は、特別図柄表示装置25の右肩部に設けられた進入口36(図2参照)に進入すると、案内通路35を介して振分部材30の上方に設けられた送出口37より送出される。送出されたパチンコ球47は振分部材30の遊技球振分通路33内に落下する。尚、送出口37は水平方向に対して15度下方に傾斜して、且つ開口部が遊技盤8に対向するように形成されており、パチンコ球47を遊技盤8に対して垂直方向へと送出する。また、振分部材30の外周面30Aより内側に位置する送出口37は、振分部材30の円板31との間に少なくともパチンコ球47の直径Dより大きくなるように設定されたLの長さを有する間隙91が形成されている。従って、送出口37の下方をパチンコ球47は通過可能となっている。
ここで、θ1は、振分部材30においてパチンコ球47の速度によって遊技球の振り分けを行う為に、最低5度の角度が必要となっている。一方、θ2は、案内通路35により案内されたパチンコ球47を振分部材30の遊技球振分通路33に対して落下させる為に、同じく最低5度の角度が必要となっている。
また、振分部材30の遊技球振分通路33の傾斜各をθ1、案内通路35の送出口37が形成された一端の傾斜角をθ2とし、θ1とθ2とが為す角をθ3とした際に、θ1を10度、θ2を15度、θ3を25度にそれぞれ設定することにより、パチンコ球47と振分部材30との衝突音を抑え、且つ、パチンコ球47が振分部材30外へと飛び出すことなくスムーズに遊技球振分通路33内に導くことが可能である。
また、送出口37はその開口部が遊技盤8方向へと向けられているので、パチンコ球47は遊技盤8方向へと送出され、振分部材30に送出されたパチンコ球47が、振分部材30より外へと飛び出した場合であってもパチンコ機1前面のガラス部材21と衝突することなく、安全性が向上する。
更に、案内通路35の前面を覆う装飾部材26及び振分部材30は、光を透過させる透過性部材(例えば、透明樹脂)により形成されているので、案内通路35及びステージ部29内で転動するパチンコ球を遊技者が外部より認視可能になり、遊技者の興趣が増す。
また、振分部材30の外周面30Aより内側に位置する送出口37は、振分部材30の円板31との間に少なくともパチンコ球47の直径Dより大きくなるように設定されたLの長さを有する間隙91が形成されている。従って、送出口37の下方をパチンコ球47が通過する際にも送出口37によってパチンコ球47の流れが妨げられることなく、振分部材30内においてパチンコ球47が詰まることを防止することができる。
例えば、本実施形態では振分部材30の遊技球振分通路33へとパチンコ球47を送出する送出口37は、円板31の外周面より内側に位置しているが、円板31の外周面より外側に位置するように設けることも可能である。図16は変形例1におけるステージ部の特に振分部材付近を示した平面図である。
変形例1では、遊技領域9内を転動するパチンコ球47が、特別図柄表示装置25の右肩部に設けられた進入口36(図2参照)に進入すると、案内通路35を介して振分部材30の上方に設けられた送出口92より送出される。送出されたパチンコ球47は振分部材30の遊技球振分通路33内に落下する。また、送出口92は振分部材30の外周面30Aより外側に位置するので、振分部材30の円板31との間に間隙を設けなくとも、パチンコ球47が遊技球振分通路33の途中で戻ってきた際(図13参照)にも、送出口37によってその流れを妨げられることがない。従って、振分部材30内においてパチンコ球47が詰まることを防止することができる。
変形例2では、遊技領域9内を転動するパチンコ球47が、特別図柄表示装置25の右肩部に設けられた進入口36(図2参照)に進入すると、案内通路35を介して振分部材30の上方に設けられた送出口93より送出される。送出されたパチンコ球47は振分部材30の遊技球振分通路33内に落下する。また、送出口93はその開口部がガラス部材21へと向けられているが、ガラス部材21に対して垂直方向でなく、ガラス部材21に対して左方向に傾斜して設けられているので、振分部材30に送出されたパチンコ球47が、振分部材30外へと飛び出した場合であってもパチンコ機1前面のガラス部材21と衝突する虞が少なくなり、安全性が向上する。
8 遊技盤
9 遊技領域
21 ガラス部材
30 振分部材
31 円板
32 通路壁
33 遊技球振分通路
35 案内通路
36 進入口
37、92、93 送出口
39 第1排出通路
40 第2排出通路
41 第1誘導口
42 第1排出口
43 第2誘導口
44 第2排出口
47 パチンコ球
91 間隙
Claims (1)
- 前面部に遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技領域に前記遊技盤に対して略直角かつ水平に設けられるとともに、遊技盤に対して水平方向に遊技球が転動する転動領域を有するステージ部と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球の振り分けを行う振分部材と、
前記振分部材に遊技球を案内する案内通路と、
前記案内通路に連通し、前記遊技領域内の遊技球が進入する進入口と、
前記案内通路内の遊技球を前記振分部材へと送出する送出口と、を有し、
前記ステージ部は、
前記遊技球を前記遊技領域に設けられた入賞口に入賞させる第1排出口と、
前記遊技球を前記遊技領域に設けられた入賞口に前記第1排出口よりも低い確率で入賞させる第2排出口と、を有し、
前記振分部材は、
円板部と、
前記円板部上で渦巻き形状に形成されるとともに渦巻き形状の内側の通路が外側の通路より高くなるように傾斜する遊技球振分通路と、
前記遊技球振分通路の内側の終端に形成され、前記ステージ部の前記第1排出口へと遊技球を誘導する第1誘導口と、
前記遊技球振分通路の外側の終端に形成され、前記ステージ部の前記第2排出口へと遊技球を誘導する第2誘導口と、を有し、
前記送出口は、前記遊技球振分通路の所定位置に遊技球を落下させるとともに、前記遊技球振分通路に落下した遊技球が前記遊技球振分通路の外側の通路から内側の通路へと向かう方向へと遊技球を送出することを特徴とする遊技機。
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