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JP4582642B2 - 睡眠段階判定装置 - Google Patents

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JP4582642B2 JP2005105629A JP2005105629A JP4582642B2 JP 4582642 B2 JP4582642 B2 JP 4582642B2 JP 2005105629 A JP2005105629 A JP 2005105629A JP 2005105629 A JP2005105629 A JP 2005105629A JP 4582642 B2 JP4582642 B2 JP 4582642B2
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Description

本発明は、睡眠段階を判定する装置に関する。
従来の睡眠段階の判定は、特に医療現場において、脳波、眼球運動及びオトガイ筋電図の各データを取得し、これらデータに基づいて睡眠段階を判定する睡眠ポリグラフによってなされてきたが、前記データの取得において、人体に電極を貼り付けなければならないため、測定が煩わしい上に、測定装置の操作など専門的な知識が要求され、一般家庭において測定できるものではなかった。
そこで、寝具の下に圧電素子などの振動センサを配し、寝具上の人体の粗体動又は心拍数の内、少なくとも一方を検出し、検出された各データに基づき粗体動発生回数又は心拍数変動を算出し、これらと睡眠周期との相関から睡眠段階を判定する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−219116
しかしながら、前記開示された装置においては、粗体動発生回数のみから睡眠段階を判定しようとした場合、睡眠周期の概略を検出することは可能であるが、信頼性の高い睡眠段階の判定とは言い難かった。
また、心拍数変動のみから睡眠段階を判定しようとした場合には、前記心拍数は、微細な信号であるため体動の影響を受けやすく、前記振動センサの出力から心拍数データを検出する際に、前記特許文献1の中でも記載しているように、粗体動発生時の信頼性の低い心拍数が検出されてしまうという問題点があった。この心拍数検出精度の低下を防ぐため、前記特許文献1においては、粗体動発生時に検出された心拍数を心拍数変動の算出に用いないように、別途粗体動も検出し、粗体動が発生した時点の心拍数のデータを取り除くことで補正しなければならならず、2種以上の信号を必要とするものであった。
従って本発明は上述の問題点を解決し、呼吸信号のみを用いた、信頼性の高い睡眠段階判定を可能とする睡眠段階判定装置を提供する。
上記課題を解決するために本発明は、人体の呼吸信号の変動を検出する呼吸信号検出手段と、前記呼吸信号の変動を所定の時間毎に区切って設定した各単位区間に対して、睡眠段階を判定する睡眠段階判定手段とを備える睡眠段階判定装置であって、前記睡眠段階判定手段は、前記呼吸信号の変動に基づいて、入床及び離床状態の判定を行なう入床・離床判定手段と、体動の有無及び大きさの判定を行なう体動判定手段と、前記体動判定手段の判定結果に基づいて、覚醒及び睡眠状態の判定を行なう覚醒判定手段及び中途覚醒判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床及び覚醒の各判定手段の判定結果とに基づいて、覚醒状態から睡眠状態へ移行する入眠状態を判定する入眠判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床、体動、覚醒及び入眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、睡眠の深さを判定する睡眠判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記覚醒、中途覚醒、入眠及び睡眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、起床状態を判定する起床判定手段とを備える睡眠段階判定装置を提供する。
また、前記入床・離床判定手段は、ある閾値以上の呼吸信号の振幅が所定時間以上続いた場合に、入床状態であると判定する。
また、前記体動判定手段は、呼吸信号の振幅のばらつき及び大きさと呼吸信号の周期とに各々設定された閾値により、粗体動、細体動又は無体動のいずれの体動状態にあるかを判定する。ここで、前記無体動の状態とは、呼吸波形が安定している状態を示すものである。
また、前記覚醒判定手段は、ある一定時間の体動状態の変動から、覚醒状態、不安定状態及び安定状態のいずれの状態にあるかを判定する。
また、前記中途覚醒判定手段は、所定以上の大きさの体動が所定時間以上継続した場合に、前記所定時間覚醒状態であると判定する。
また、前記入眠判定手段は、人の入眠付近における初期の覚醒状態の推移傾向と呼吸信号の変動傾向とから、覚醒状態を判定することにより、入眠状態を決定する。
また、前記睡眠判定手段は、深い睡眠状態の判定を行なう深睡眠判定手段と、レム睡眠及び浅い睡眠状態の判定を行なうレム・浅睡眠判定手段とを更に備える。
また、前記深睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数、呼吸数のばらつき及び呼吸周期のばらつきが各々所定の閾値以下であり、且つ、所定時間内に体動が無い場合に、深睡眠状態であると判定する。
また、前記レム・浅睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数と全睡眠状態における呼吸数の平均値とを比較し及び前記所定時間の継続をカウントすることに基づく判定と、前記所定時間内の無呼吸状態の有無に基づく判定とから、レム睡眠状態及び浅睡眠状態を判定する。
また、前記起床判定手段は、最後に睡眠状態と判定された時間から所定時間以前に覚醒状態が現れていない場合に、前記最後に睡眠状態と判定された時間を起床状態であると判定する。
更に、心拍に関する指標を検出する心拍信号検出手段と、前記心拍に関する指標を用いて、前記睡眠段階を補正する補正手段とを更に備える。
本発明の睡眠段階判定装置は、人体の呼吸信号の変動を検出する呼吸信号検出手段と、前記呼吸信号の変動を所定の時間毎に区切って設定した各単位区間に対して、睡眠段階を判定する睡眠段階判定手段とを備える睡眠段階判定装置であって、前記睡眠段階判定手段は、前記呼吸信号の変動に基づいて、入床及び離床状態の判定を行なう入床・離床判定手段と、体動の有無及び大きさの判定を行なう体動判定手段と、前記体動判定手段の判定結果に基づいて、覚醒及び睡眠状態の判定を行なう覚醒判定手段及び中途覚醒判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床及び覚醒の各判定手段の判定結果とに基づいて、覚醒状態から睡眠状態へ移行する入眠状態を判定する入眠判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床、体動、覚醒及び入眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、睡眠の深さを判定する睡眠判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記覚醒、中途覚醒、入眠及び睡眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、起床状態を判定する起床判定手段とを備えることから、入床状態、覚醒状態又は睡眠状態などの睡眠段階判定における各種状態を明確に分類することを可能とし、複数の判定を組み合わせることによる信頼性の高い睡眠段階判定を可能とする
また、前記入床・離床判定手段は、ある閾値以上の呼吸信号の振幅が所定時間以上続いた場合に、入床状態であると判定することから、入床状態と離床状態との明確な区別が可能であり、睡眠のリズムを知ることを可能とする。
また、前記体動判定手段は、呼吸信号の振幅のばらつき及び大きさと呼吸信号の周期とに各々設定された閾値により、粗体動、細体動又は無体動のいずれの体動状態にあるかを判定することから、睡眠段階と相関の高い体動を呼吸信号に基づいて簡便に精度良く判定可能である。
また、前記覚醒判定手段は、ある一定時間の体動状態の変動から、覚醒状態、不安定状態及び安定状態のいずれの状態にあるかを判定することから、覚醒状態と睡眠状態のリズムを把握することが可能である。
また、前記中途覚醒判定手段は、所定以上の大きさの体動が所定時間以上継続した場合に、前記所定時間覚醒状態であると判定することから、睡眠状態であるとして処理されがちな睡眠途中の覚醒状態を精度良く判定可能とする。
また、前記入眠判定手段は、人の入眠付近における初期の覚醒状態の推移傾向と呼吸信号の変動傾向とから、覚醒状態を判定することにより、入眠状態を決定することから、人が寝入った状態を、実際の人の入眠傾向に基づいて精度良く判定することを可能とする。
また、前記睡眠判定手段は、深い睡眠状態の判定を行なう深睡眠判定手段と、レム睡眠及び浅い睡眠状態の判定を行なうレム・浅睡眠判定手段とを更に備え、前記深睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数、呼吸数のばらつき及び呼吸周期のばらつきが各々所定の閾値以下であり、且つ、所定時間内に体動が無い場合に、深睡眠状態であると判定するものであり、また、前記レム・浅睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数と全睡眠状態における呼吸数の平均値とを比較し及び前記所定時間の継続をカウントすることに基づく判定と、前記所定時間内の無呼吸状態の有無に基づく判定とから、レム睡眠状態及び浅睡眠状態を判定するものであることから、睡眠の各状態が明確に区分され、睡眠の質を判断する基準となり得る信頼性の高い睡眠状態判定を可能とする。
また、前記起床判定手段は、最後に睡眠状態と判定された時間から所定時間以前に覚醒状態が現れていない場合に、前記最後に睡眠状態と判定された時間を起床状態であると判定することから、人が目覚めた状態を、実際の人の起床傾向に基づいて精度良く判定することを可能とする。
更に、心拍に関する指標を検出する心拍信号検出手段と、前記心拍に関する指標を用いて、前記睡眠段階を補正する補正手段とを更に備えることにより、呼吸信号の変動に基づいて判定された睡眠段階に対して、心拍数の変動を適用した補正をするため、心拍数の変動のみで睡眠段階を判定する場合と異なり、より信頼性の高い睡眠段階判定が可能である。
本発明の睡眠段階判定装置は、人体の呼吸信号の変動を検出する呼吸信号検出手段と、前記呼吸信号の変動を所定の時間毎に区切って設定した各単位区間に対して、睡眠段階を判定する睡眠段階判定手段とを備える睡眠段階判定装置であって、前記睡眠段階判定手段は、前記呼吸信号の変動に基づいて、入床及び離床状態の判定を行なう入床・離床判定手段と、体動の有無及び大きさの判定を行なう体動判定手段と、前記体動判定手段の判定結果に基づいて、覚醒及び睡眠状態の判定を行なう覚醒判定手段及び中途覚醒判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床及び覚醒の各判定手段の判定結果とに基づいて、覚醒状態から睡眠状態へ移行する入眠状態を判定する入眠判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床、体動、覚醒及び入眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、睡眠の深さを判定する睡眠判定手段と、前記呼吸信号の変動と、前記覚醒、中途覚醒、入眠及び睡眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、起床状態を判定する起床判定手段とを備えて構成する。
また、前記入床・離床判定手段は、ある閾値以上の呼吸信号の振幅が所定時間以上続いた場合に、入床状態であると判定するものである。
また、前記体動判定手段は、呼吸信号の振幅のばらつき及び大きさと呼吸信号の周期とに各々設定された閾値により、粗体動、細体動又は無体動のいずれの体動状態にあるかを判定するものである。
また、前記覚醒判定手段は、ある一定時間の体動状態の変動から、覚醒状態、不安定状態及び安定状態のいずれの状態にあるかを判定するものである。
また、前記中途覚醒判定手段は、所定以上の大きさの体動が所定時間以上継続した場合に、前記所定時間覚醒状態であると判定するものである。
また、前記入眠判定手段は、人の入眠付近における初期の覚醒状態の推移傾向と呼吸信号の変動傾向とから、覚醒状態を判定することにより、入眠状態を決定するものである。
また、前記睡眠判定手段は、深い睡眠状態の判定を行なう深睡眠判定手段と、レム睡眠及び浅い睡眠状態の判定を行なうレム・浅睡眠判定手段とを更に備えるものである。
また、前記深睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数、呼吸数のばらつき及び呼吸周期のばらつきが各々所定の閾値以下であり、且つ、所定時間内に体動が無い場合に、深睡眠状態であると判定するものである。
また、前記レム・浅睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数と全睡眠状態における呼吸数の平均値とを比較し及び前記所定時間の継続をカウントすることに基づく判定と、前記所定時間内の無呼吸状態の有無に基づく判定とから、レム睡眠状態及び浅睡眠状態を判定するものである。
更に、前記起床判定手段は、最後に睡眠状態と判定された時間から所定時間以前に覚醒状態が現れていない場合に、前記最後に睡眠状態と判定された時間を起床状態であると判定するものである。
本発明の実施例は、呼吸信号のみを用いて睡眠段階を判定する睡眠段階判定装置の一例である。以下図面を用いて実施例1を説明する。
まず、図1及び図2を用いて、実施例1の睡眠段階判定装置の構成を説明する。図1は、睡眠段階判定装置1の使用時の外観図であり、図2は、ブロック図を示す。図1において、睡眠段階判定装置1は、寝具に横臥した人体の生体信号を検出するためのセンサ部2と、前記センサ部2に接続され睡眠段階の判定を行なう制御ボックス3とから成り、前記制御ボックス3は、睡眠段階の判定結果やガイダンス表示などを行なう表示部4及び電源オン/オフ又は測定開始/終了などの操作を行なう操作部5を備えて構成する。
ここで、前記センサ部2は、例えば、非圧縮性の流体を内封したマットレスの圧力変動を、コンデンサマイクロホンを用いて検出するものであり、図示したように前記マットレスを、寝具の下に敷くことにより、仰臥位の被験者の生体信号を検出するものである。
また、図2において、前記制御ボックス3は、前記センサ部2、表示部4及び操作部5をCPU6に接続して成る。また、前記CPU6は、前記センサ部2で検出された生体信号から呼吸信号を検出する呼吸検出部7、睡眠段階判定のための各種判定を行なう判定部8、睡眠段階判定のための各種条件式や判定結果等を記憶しておく記憶部9及び睡眠段階判定装置1に電力を供給する電源10に接続して構成する。この場合において、前記CPU6は、睡眠段階判定装置1を制御する制御部と時間を計測する計時部とを内部に備えるものであり、また、前記判定部8は、睡眠段階を判定するための次の8つの判定部を含む。すなわち、入床・離床判定部11、体動判定部12、覚醒判定部13、入眠判定部14、深睡眠判定部15、レム・浅睡眠判定部16、中途覚醒判定部17及び起床判定部18である。ここで、本実施例においては、前記各判定部によって判定される睡眠段階は、覚醒段階、深睡眠段階、浅睡眠段階、レム睡眠段階の4段階を判定するものとする。なお、これら8つの判定部については、各々フローチャートを用いて後述する。
次に図3及び図4のフローチャートを用いて、睡眠段階測定装置1の主な動作を説明する。図3はメイン動作を示すフローチャートであり、図4は前記各判定部11から18を用いた睡眠段階判定の流れを示すフローチャートである。
まず図3に示すように、前記操作部5の電源オン操作により睡眠段階測定装置1の電源をオンすると、ステップS1において、就寝姿勢を取り、前記操作部5の測定開始の操作を行なうように指示するガイダンスが表示部4に表示され、測定開始操作がされたか否かを判定する。測定開始操作がされなければNOに進み、ステップS1において前記ガイダンスを表示し続ける。また、測定開始操作がされたらYESに進み、ステップS2において、前記センサ部2により生体信号が検出され、CPU6に内蔵の計時部で計測した時刻と共に生体信号データとして記憶部9に記憶される。ステップS3において、測定終了の操作がされたか否かが判断され、測定終了操作がされなければNOに進み、ステップS2の生体信号の検出及び記憶を続け、測定終了操作がされたらYESに進み、ステップS4において、CPU6内の制御部により前記検出した生体信号の処理をするよう各部を制御する。すなわち、前記記憶部9に記憶した生体信号データを読み出し、呼吸検出部7において呼吸信号を検出し、この呼吸信号により得られる波形の振幅及び周期が演算され、呼吸データとして前記記憶部9に記憶する。このとき、前記呼吸データは、所定時間(例えば30秒)を1単位とする単位区間毎に記憶されるものとする。なお、前記呼吸信号の波形の振幅及び周期の演算に関しては、既に公知であるため省略する。
記憶部9に記憶された全ての生体信号データに対して、呼吸データが検出され記憶されると、ステップS5において、前記呼吸データを用いて、判定部8内の各判定部11から18により、後述する睡眠段階判定が行なわれる。
ステップS6において、前記睡眠段階判定の判定結果を前記表示部4に表示すると共に、ステップS7において、操作部5の電源オフ操作がされたか否かが判断され、電源オフ操作がされていなければNOに進み、ステップS6の表示を続け、電源オフ操作された場合にはYESに進み、睡眠段階測定装置1の電源をオフし終了となる。
次に図4のフローチャートを用いて、前記判定部8内における各判定部11から18を用いた睡眠段階判定の流れを説明する。
判定部8は、CPU6に制御され、前記図3のステップS4において記憶部9に前記単位区間毎に記憶された呼吸データに基づいて、以下の判定処理を順次行なうものである。
すなわち、前記各判定処理は、ステップS11において、前記入床離床判定部11により、前記呼吸データ変動に基づいて、測定開始から測定終了までの間の入床又は離床の判定を行なう。ステップS12において、体動判定部12により、呼吸データから得られる波形の振幅又は周期などに基づいて、寝返りなどの大きな動きである粗体動、いびきなどの小さな動きである細体動及び安定した呼吸状態のときに得られる無体動の各状態の内、各単位区間がどの状態にあるかを判定する。ステップS13において、覚醒判定部13により、前記判定された体動の状態に基づいて明らかな覚醒状態であるか否かを判定する。ステップS14において、入眠判定部14により、入床直後の覚醒状態から、どの単位区間において睡眠状態へ移行したか(以下、入眠区間と言う。)を判定する。ステップS15において、深睡眠判定部15により、呼吸データの変動と前記判定された体動の状態とから、深い睡眠状態にあるか否か判定する。ステップS16において、レム・浅睡眠判定部16により、前記深睡眠判定部15により深睡眠状態と判定されなかった各単位区間に対して、レム睡眠状態又は浅い睡眠状態のいずれかを判定する。ステップS17において、中途覚醒判定部17により、体動の継続期間に基づいて入眠状態途中での覚醒状態の有無を判定する。ステップS18において、起床判定部18により、どの単位区間において睡眠状態から起床状態へ移行したか(以下、起床区間と言う。)を判定する。
以上全判定が終了すると、図3のメイン動作を示すフローチャートに戻り、ステップS6において、各判定処理により判定された、覚醒状態、深い睡眠状態、浅い睡眠状態及びレム睡眠状態は、各々前記覚醒段階、深睡眠段階、浅睡眠段階及びレム睡眠段階として結果表示されるものである。
前記各判定部11乃至18の処理を、各々図5乃至図16の各フローチャートを用いて順を追って説明する。ただし、以下アルファベットなどで示された各定数は、睡眠ポリグラフ検査のデータによる睡眠段階判定と睡眠段階測定装置1による実測データとの相関に基づいて設定されるものであるとする。
図5のフローチャートを用いて入床・離床判定部11の処理を説明する。
ステップS21において、記憶部9に記憶された呼吸データに対して設定した各単位区間の総数をnmax区間とし、n=1区間目からn=nmax区間目までの各単位区間毎に処理するため、n=0として初期設定する。続いてステップS22において、n=n+1として1単位区間分進め記憶部9の該当する単位区間の呼吸データを読み込む。
ステップS23において、人が通常の仰臥位でいるときに認められる呼吸振幅の大きさの最小値をAとし、前記単位区間n内の呼吸波形の振幅について、大きさA以上の振幅がt(sec)以上継続しているかどうか判定される(図6参照)。ここで、A及びtは定数であり、t<単位時間である。これに当たる場合には、呼吸が検出されていると判断しYESに進み、ステップS24において、被験者は入床状態にあるとして、前記単位区間nを入床区間と判定し、ステップS25において、該当する単位区間nに関連付けて記憶部9に記憶する。また、前記ステップS23の条件に当てはまらない場合には、呼吸は検出されていないと判断しNOに進み、ステップS27において、被験者は離床状態であるとして、前記単位区間nを離床区間と判定し、ステップS25において、前記と同様にして記憶される。ステップS26において、全単位区間nmaxにおいて前記入床・離床判定がなされたか否か、すなわちn=nmaxかが判断され、全単位区間の判定がなされていなければNOに進み再びステップS22において、n=n+1として入床・離床判定を繰り返し、全単位区間の判定がなされるとYESに進み、図4のフローチャートに戻り、次の判定に進む。
図7のフローチャートを用いて体動判定部12の処理を説明する。
体動判定部の処理は、まず、前記単位区間nに関わらず、呼吸信号の波形の振幅から体動の大きさを判定し、次に、単位区間n内における前記判定された体動の有無により、各単位区間nの体動状態を判定するものである。
よって、ステップS31において、測定開始から測定終了までの総呼吸数をimax回とし、i=0として初期設定する。続いてステップS32において、i=i+1として1呼吸数分進め、記憶部9のi=1回目からi=imax回目までの各呼吸数iに該当する呼吸波形を読み込む。
ステップS32において、更にi=i+2回目とi=i+3回目の呼吸波形を読み込み、この連続する3つの呼吸波形の振幅のばらつきにより体動の有無を判定する。すなわち、前記3つの呼吸波形の振幅の標準偏差≧B1(ここで、B1は、呼吸波形が安定しているか否かの閾値をしめす定数である。)かどうかを判定する。前記標準偏差<B1であった場合、呼吸のばらつきは小さいため呼吸波形が安定していると判断しNOに進み、ステップS38において、前記連続する3つの呼吸波形の内、i=i+1回目の呼吸は無体動状態を示すものと判定する(図8参照)。また、前記標準偏差≧B1であった場合、呼吸のばらつきが大きいため体動有り、と判断しYESに進み、ステップS34において、前記i=i+1回目の呼吸波形の振幅の大きさ≧B2(ここで、B2は、人が通常の仰臥位でいるときに認められる呼吸振幅の最大値であり、B2>Aなる定数である。)かどうかを判定する。前記振幅の大きさ≧B2であった場合YESに進み、ステップS35において、i=i+1回目の呼吸は粗体動状態であると判定する(図9参照)。また、前記振幅の大きさ<B2であった場合NOに進み、ステップS36において、呼吸波形の周期により体動の大きさを判定する。すなわち、前記i=i+1回目の呼吸周期≧B3であるかどうかを判定する。前記呼吸周期≧B3であった場合YESに進み、粗体動と状態であると判定する。また、呼吸周期<B3であった場合NOに進み、ステップS37において、呼吸波形の振幅及び周期共に小さいが変動が大きいと判断され、細体動状態であると判定される(図10参照)。
このように、粗体動、細体動及び無体動の各体動の状態が判定されると、ステップS39において、該当する呼吸数iに関連付けて記憶部9に記憶され、ステップS40において、全呼吸数imaxにおいて前記体動判定がなされたか否か、すなわちi=imaxかが判断され、全単位区間の判定がなされていなければNOに進み、再びステップS32からi=i+1として体動判定を繰り返し、全呼吸数の判定がなされるとYESに進み、今度は、ステップS41以降の単位区間n毎の体動判定を行なう(図11参照)。
すなわち、図5のステップS21及びステップS22と同様にして、ステップS41において単位区間n=0と初期設定し、ステップS42において、n=n+1として該当する単位区間の呼吸データを読み込む。続くステップS43において、前記読み込んだ単位区間n内に、前記粗体動状態と判定された呼吸波形が有るかどうか判定され、有る場合にはYESに進み、ステップS44において、この単位区間nを粗体動区間と判定する。また、無い場合にはNOに進み、ステップS45において、同単位区間nに、前記細体動状態と判定された呼吸波形が有るかどうか判定され、有る場合にはYESに進み、ステップS46において、この単位区間nを細体動区間と判定する。また、無い場合にはNOに進み、ステップS47において、この単位区間nを無体動区間と判定する。
このように、粗体動区間、細体動区間及び無体動区間の判定がなされると、ステップS48において、該当する単位区間nに関連付けて記憶部9に記憶され、ステップS49において、全単位区間nmaxにおいて上記判定がなされたか否か判断され、全単位区間の判定がなされていなければNOに進み、再びステップS42からn=n+1として単位区間毎の体動判定を繰り返し、全単位区間の判定がなされるとYESに進み、図4のフローチャートに戻り、次の判定に進む。
図12のフローチャートを用いて覚醒判定部13の処理を説明する。
前述と同様に単位区間毎の判定を行なうため、ステップS51において、単位区間n=0と初期設定し、ステップS52において、n=n+1として該当する単位区間nの呼吸データを読み込む。以下、図11に示すように、続くステップS53において、例えば、前記読み込んだ単位区間nの前後各±2区間の合計5区間の単位区間が記憶部9内に存在するかどうか判断される。存在しない場合にはNOに進み、再びステップS52に戻りn=n+1として進める。また前記5区間が存在する場合にはYESに進み、5区間を記憶部9より読み込む。続くステップS55において、前記5区間の各単位区間の体動値Zを求める。前記体動値Zは、前記図7を用いて詳述した体動判定部12の体動区間の判定に基づき、粗体動区間であればZ=2、細体動区間であればZ=1、無体動区間であればZ=0として定義される値である。これと共に、前記各単位区間の体動値Zに基づいて5区間の体動値Zの総和(ここで、0≦Zの総和≦10であり、以下、Zの総和をΣZと言う場合がある。)も求める。
ステップS56において、前記5区間の体動値Zの総和=10であるか否かが判定される。前記Zの総和=10であった場合YESに進み、ステップS57において、前記5区間全てが粗体動区間であることから、前記ステップS52で読み込んだ単位区間n(5区間の中央の単位区間)を覚醒状態にある覚醒区間と判定する。また、体動値Zの総和が10に満たない場合NOに進み、ステップS58において、ステップS56と同様にして、5≦前記体動値Zの総和≦9であるか否かが判定される。前記Zの総和がこの範囲内にあった場合にはYESに進み、ステップS59において、前記単位区間nを、呼吸状態が比較的不安定であるレム睡眠又は浅睡眠状態の可能性が高い不安定区間と判定する。また、Zの総和が前記範囲になかった場合、すなわちZの総和<≦4であった場合にはNOに進み、前記単位区間nを呼吸状態が比較的安定している深睡眠又は浅睡眠状態の可能性が高い安定区間と判断する。
このように、覚醒区間、不安定区間及び安定区間の判定がなされると、ステップS61において、該当する単位区間nに関連付けて記憶部9に記憶され、ステップS62において、単位区間nmaxが前記5区間の中に存在したかどうか判断され、存在していなければNOに進み、再びステップS52に戻りn=n+1として単位区間毎の覚醒判定を繰り返し、存在していた場合にはYESに進み、図4のフローチャートに戻り、次の判定に進む。
図13のフローチャートを用いて入眠判定部14の処理を説明する。
入床直後の初期の覚醒状態から睡眠状態へ移行する単位区間(以下、入眠区間と言う。)を判定するために、前記図12に詳述した覚醒判定部13により、体動値Zによる覚醒判定に加えて、人の入眠の傾向に基づいて、より詳細に初期の覚醒区間を判定していくことによって前記入眠区間を定義するものである。
前述と同様に単位区間毎の判定を行なうため、ステップS71において、単位区間n=0と初期設定し、ステップS72おいて、n=n+1として該当する単位区間nの呼吸データを読み込む。続くステップS73において、読み込んだ単位区間nが、前記図12で詳述した不安定区間であるか否かを判定する。ただし、この不安定区間は初期の覚醒区間の継続後に初めて出現する不安定区間である。よって、前記不安定区間でない場合にはNOに進み、この単位区間を改めて覚醒区間として置き換えて記憶し、再びステップS72からの処理を前記不安定区間を読み込むまで繰り返す。このとき、前記単位区間が安定区間であった場合であっても、通常の人の呼吸においては、入床直後の初期の覚醒状態から不安定状態を経ずに、突如として安定状態が現れることは考えにくい。従って、この安定区間は信頼性の低いデータであると容易に推定可能であり、覚醒区間として置き換えることは妥当であると言える。
また、前記単位区間nが不安定区間であった場合にはYESに進み、前記単位区間nから一定区間数C1までの間に覚醒区間と判定された単位区間が存在するか否かが判定される。ここで、前記単位区間nが入眠区間であるとした場合、人の睡眠において、入眠直後に覚醒することは考えにくいことから、前記一定区間数C1は、人が通常入眠直後に覚醒しないとされる範囲を設定した定数である。従って、前記単位区間nから一定区間数C1までの間に覚醒区間が存在した場合にはNOに進み、前記単位区間nを覚醒区間と置き換えて記憶し、再びステップS72からの処理を繰り返す。また、覚醒区間が存在しなかった場合にはYESに進み、ステップS75において前記単位区間nを入眠(仮)区間として、ステップS77以降の処理によって、より厳密に入眠区間を判定する。
ステップS77以降の処理は、発明者が実測により見出した、人の入眠付近の3つの呼吸変動傾向に基づいて、前記入眠(仮)区間以降の不安定区間と判定された単位区間の内、どの単位区間までを覚醒区間と見なして置換すべきかを判定することにより、その直後の単位区間を入眠区間として定義するものである。
まず、ステップS77において、図5を用いて詳述した入床・離床判定部11により入床区間と判定された各単位区間の内、測定開始後最も早く入床区間と判定された単位区間から前記入眠(仮)区間の直前の単位区間までを基準範囲として設定し、この基準範囲において、各単位区間毎の呼吸数に対する分散σを求める。また、前記基準範囲を含み、前記入眠(仮)区間から一定区間数α、β及びγ(ここで、α、β及びγは、α<β<γとして設定される定数であり、前記3つの呼吸変動傾向を判別するために適した時間間隔を実測から割り出して設定されるものである。)分増加させた範囲までを、各々α範囲、β範囲及びγ範囲とし、各範囲を設定する単位区間を各々α区間、β区間及びγ区間として定義し、前記基準範囲と同様にして、これら各範囲の呼吸数の分散を求め、各々σα、σβ及びσγとする。これら分散σ、σα、σβ及びσγに基づいて、前記3つの呼吸変動傾向を各々条件D、条件E及び条件Fとして判定する。
1つ目の呼吸変動傾向は、被験者の呼吸のばらつきが急速に低減して睡眠状態に至るものである。従って、ステップS78において、「σα>σβ(式1)」且つ「σβ≦C2(式2)」なる式により定義される条件Dにより判定される。すなわち、前記式1に示すように、範囲の増加に従って急速に呼吸数のばらつきが減少し、且つ、前記式2に示すように、母集団の増加に伴う分散が一定数C2よりも小さくなるものである。ここで、前記C2は、入眠後に現れる呼吸数のばらつきに有意に近しいと判定可能な定数である。この条件Dに該当する場合には、β区間はすでに睡眠状態にあると判定できる。
これに従い、条件Dに該当する場合にはYESに進み、ステップS79において、少なくとも、α区間までは覚醒区間であると判定し、このα区間の直後の単位区間を入眠区間として決定する。また、条件Dに該当しない場合にはNOに進み、ステップS80において、2つ目の呼吸変動傾向の判定を行なう。
2つめの呼吸変動傾向は、被験者の呼吸のばらつきが徐々に低減して睡眠状態に至るものである。従って、「σ×C3≧σα≧σβ(式3)」なる式により定義される条件Eにより判定される。ここで、前記C3は、C3<1なる定数であり、基準範囲のばらつきに対して何割か低減させるものである。ただし、前記式2のC2との間にはσ×C3>C2なる関係が存在する。従って、式3に示すように、前記C3により低減した基準範囲のばらつきに対し、α範囲のばらつきが小さく、β範囲のばらつきは更に小さくなるものである。
これに従い、条件Eに該当する場合にはYESに進み、ステップS79において、ばらつきは非常に緩やかではあるが減少傾向にあることから、前記β区間までを覚醒区間であると判定し、このβ区間の直後の単位区間を入眠区間として決定する。また条件Eに該当しない場合にはNOに進み、ステップS81において、3つ目の呼吸変動傾向の判定を行なう。
3つ目の呼吸変動傾向は、被験者の呼吸のばらつきが、基準範囲の呼吸のばらつきに比べて一旦ばらつきが増大した後に、再び減少するものである。従って、「σ<σβ(式4)」且つ「σγ<σβ(式5)」なる式により定義される条件Fにより判定される。ここで、この傾向は条件D及びEに比べ、比較的長いスパンで見られる現象であることから、上記β範囲及びγ範囲を用いた条件としたものである。
これに従い、条件Fに該当する場合にはYESに進み、ステップS79において、前記γ範囲の内、少なくとも前記ばらつきが増大したβ区間までは覚醒区間であると判定し、β区間の直後の単位区間を入眠区間として決定する。
また条件Fに該当しない場合にはNOに進む。これは、前記条件D、E及びFの何れの条件にも該当しなかった場合であり、ステップS82において、前記区間数α、β及びγを各々区間数δだけ増加して、α範囲、β範囲及びγ範囲を各々再設定した上で、再びステップS78に戻り、前記条件D、条件E及び条件Fを、入眠区間が決定するまで繰り返す。
また、前記ステップS79において、入眠区間が決定されると、ステップS83において、該当する単位区間nに関連付けて、前記覚醒区間及び入眠区間を記憶した後、図4のフローチャートに戻り、次の判定に進む。
図14のフローチャートを用いて深睡眠判定部15の処理を説明する。
ここで、深睡眠状態において、呼吸は穏やかな一定リズムになり、体動はほぼ起こらなくなることから、以下の判定を行なうものである。
前述と同様に単位区間毎の判定を行なうため、ステップS91において、単位区間n=0と初期設定し、ステップS92おいて、n=n+1として該当する単位区間nの呼吸データを読み込む。続くステップS93において、読み込んだ単位区間nが、前記図12で詳述した安定区間であるか否かを判定する。安定区間でない場合には、再びステップS92に戻りn=n+1として安定区間に該当するまで繰り返す。また安定区間であった場合にはYESに進み、ステップS94において、多数の判定条件を複合した条件Gの判定を行なう。
前記条件Gは、「単位区間n内の呼吸数≦H1」且つ「単位区間n内の呼吸波形の周期の標準偏差≦H2」且つ「単位区間nと単位区間nの±1区間との呼吸数の差≦H3」且つ「単位区間nは無体動区間である」の条件を満たすときに、前記単位区間nを深睡眠区間として判定するものである(ここで、H1、H2及びH3は、実測により求められる定数である。)。
従って、ステップS94において、読み込んだ単位区間nが条件Gを満たした場合にはYESに進み、ステップS95において、前記単位区間nを深睡眠区間と判定し、ステップS96において記憶部9に記憶する。また、条件Gを満たさなかった場合にはNOに進み、ステップS97において、不安定区間であると判断し、ステップS96において、前記安定区間を不安定区間として置きかえて記憶部9に記憶する。ステップS98において、全単位区間nmaxにおいて上記判定がなされたか否か判断され、全単位区間の判定がなされていなければNOに進み、再びステップS92からのステップを繰り返し、全単位区間の判定がなされるとYESに進み、図4のフローチャートに戻り、次の判定に進む。
図15のフローチャートを用いて、レム・浅睡眠判定部16の処理を説明する。
ここで、レム睡眠状態においては、呼吸数の増加及び変動が継続して起こり、体動も多くなることから、以下の判定を行なうものである。
前述と同様に単位区間毎の判定を行なうため、ステップS101において、単位区間n=0と初期設定し、ステップS102において、n=n+1として該当する単位区間nの呼吸データを読み込む。
ステップS103において、読み込んだ単位区間nが、n≠nmaxであるか且つ前記図12で詳述した不安定区間であるか否かを判定する。単位区間nがn≠nmax且つ不安定区間であった場合にはYESに進み、ステップS104において、不安定区間の継続回数をj=j+1としてカウントし、続くステップS105において、「全入床区間における各単位区間内の呼吸数の平均値≦単位区間nの呼吸数」なる、条件Iの判定を行なう。すなわち、前述したように、レム睡眠においては呼吸数の増加が見られることから、睡眠中の平均的な呼吸数よりも前記単位区間nの呼吸数の方が多いか否かを判定するものである。
この条件Iを満たさない場合にはNOに進み、ステップS106において、前記継続回数j=1からj=jまでの各単位区間を浅睡眠区間と判定する。また、条件Iを満たす場合にはYESに進み、再びステップS102においてn=n+1として不安定区間の検出を行う。
前記ステップS103において、単位区間nが、n=nmaxであるか又は不安定区間でない場合にはNOに進み、ステップS110において、不安定区間の継続回数j=0か否かを判断しj=0であればYESに進み、再びステップS102に戻ってn=n+1として不安定区間に該当するまで繰り返す。またj=0でない場合にはNOに進み、ステップS111において、前記条件Iを満たす、継続回数j=1からj=jまでの不安定区間に対して、継続回数jが一定回数jx以上か否か、j≧jx(ここで、jxは、レム睡眠状態の可能性を示唆する継続数である。)の判定がなされる。超えていない場合にはNOに進み、前記ステップS106に示したj=1からj=jまでの各単位区間を浅睡眠区間と判定する。また、超えた場合にはYESに進み、ステップS112において、前記継続回数j=1からjまではレム睡眠状態である可能性が高いとして、各単位区間をレム睡眠(仮)区間と判定する。
ここで、睡眠時無呼吸症候群などによる無呼吸状態があった場合には、努力性呼吸が起きるため、前記ステップS105における条件Iの「単位区間nの呼吸数」は増加することになり、この異常値に基づいて前記条件Iが判定され、浅睡眠区間と判定されるべき区間がレム(仮)区間と判定されてしまう。そこで、ステップS113において、「全入床区間における安定区間数/(全入床区間数−覚醒区間)≧k」なる条件Kの判定により、睡眠中の安定区間(すなわち深睡眠状態又は浅睡眠状態)が、所定の割合k以上出現しているか否かを判定することにより、少なくとも一般的に正常とされる睡眠が保たれているかどうか判定するものである。前記条件Kを満たす場合には、睡眠は正常であり、条件Iの判定は妥当であると判断しYESに進み、ステップS115において、継続回数j=1からjまでの各単位区間をレム睡眠区間と決定する。また、前記条件Kを満たさない場合、異常な睡眠状態があったと判断しNOに進み、ステップS114において、条件Lによる判定を行なう。
条件Lは、継続回数j=1からjまでのレム睡眠(仮)区間において、「(各区間の最大呼吸数−各区間の最小呼吸数)/レム睡眠(仮)区間数≧Lx」の判定により、呼吸数にばらつきがあってもそれが正常な範囲か否かを判定するものであり、Lxは、呼吸が異常であると定義する最小値である。すなわち、前記継続回数j=1からjまでのレム睡眠(仮)区間のいずれかに無呼吸状態が出現したとするものである。従って、条件Lを満たす場合、すなわち呼吸に異常がある場合にはYESに進み、ステップS106において、前記レム睡眠(仮)区間とした継続回数j=1からjまでの各単位区間を前記浅睡眠区間として決定する。また、条件Lを満たさない場合、すなわち呼吸が正常である場合にはNOに進み、ステップS115において、前記レム睡眠(仮)区間とした継続回数j=1からjまでの各単位区間を前記レム睡眠区間と決定する。
前記レム睡眠区間及び浅睡眠区間が決定されると、ステップS107において各単位区間nに関連付けて記憶部9に記憶され、ステップS108において、継続回数jを一旦0に戻し、ステップS109において、全単位区間nmaxにおいて上記判定がなされたか否か判断され、全単位区間の判定がなされていなければNOに進み、再びステップS102からのステップを繰り返し、全単位区間の判定がなされるとYESに進み、図4のフローチャートに戻り、次の判定に進む。
図16のフローチャートを用いて、中途覚醒判定部17の処理を説明する。
睡眠状態にあっても、体動がある一定時間以上継続した場合には、途中で目覚めたと解することができ、以下の判定を行なうものである。
前述と同様に単位区間毎の判定を行なうため、ステップS121において、単位区間n=0と初期設定し、ステップS122おいて、n=n+1として該当する単位区間nの呼吸データを読み込む。ステップS123において、読み込んだ単位区間nが、n≠nmaxであるか、且つ、図7に詳述した体動判定部12で判定した、粗体動、細体動及び無体動の内、粗体動区間又は細体動区間のいずれか一方(以下、体動区間と言う)であるかを判定する。
単位区間nがn≠nmax且つ体動区間であった場合にはYESに進み、ステップS124において、継続回数m=m+1としてカウントし、再びステップS122においてn=n+1として体動区間の検出を繰り返す。また、単位区間nが、n=nmaxであるか又は体動区間であった場合にはNOに進み、ステップS125において、前記継続回数mがm≧mx(ここで、mxは、中途覚醒の可能性を含む体動区間継続数である。)であるか否かが判断され、m≧mxの場合にはYESに進み、ステップS126において、m=1からm=mまでの各単位区間は覚醒状態にあると判定し、各単位区間が深睡眠区間、浅睡眠区間及びレム睡眠区間として記憶されている場合であっても、各単位区間を覚醒区間と置きなおして記憶部9に記憶し、ステップS127において、継続回数mを一旦0に戻す。
また、継続回数mがmxを超えていない場合にはNOに進み、そのまま前記ステップS127において、継続回数m=0とする。ステップS128において、全単位区間nmaxにおいて上記判定がなされたか否か判断され、全単位区間の判定がなされていなければNOに進み、再びステップS102からのステップを繰り返し、全単位区間の判定がなされるとYESに進み、図17に詳述する中途覚醒条件判定において、発明者が実測により見出した、人の中途覚醒時の傾向に基づいて定義した各条件により詳細に中途覚醒を判定する。この判定がなされた後に、図4のフローチャートに戻り、次の判定に進む。
ここで、図17のフローチャートを用いて、前記中途覚醒条件判定を説明する。前記中途覚醒条件判定は、ステップS131において、単位区間n=0と初期設定し、ステップS132において、n=n+1として該当する単位区間nの呼吸データを読み込む。
ステップS133においては、まず、各単位区間n毎の体動の状態を求める。すなわち、前述の体動判定部12の説明において、図7のフローチャートのステップS39において、1呼吸iに関連付けて記憶した粗体動、細体動及び無体動の各状態に対して、前記粗体動状態であればU=2とし、同様にして細体動状態であればU=1、無体動状態であればU=0として、前記読み込んだ単位区間n内の各呼吸iに応じて前記体動の状態を前記Uの総和(以下、ΣUと言う)として求める。
次に、前記単位区間nにおいてΣU≧2か否かが判断される。ΣU≧2の場合にはYESに進み、ステップS134において、継続回数m=m+1としてカウントする。また、ΣU≧2でなかった場合にはNOに進み、継続回数をカウントせずにステップS135において、前回までカウントした継続回数がm≧mp(ここで、mpは、中途覚醒の可能性を含む体動区間継続数を示す定数であり、mp<mxなる定数である。)であるか否かを判断する。m≧mpでなかった場合には、中途覚醒の可能性はないとしてNOに進み、ステップS140において継続回数をm=0に戻す。また、m≧mpであった場合には、継続回数m=1からm=mまでの各単位区間nが覚醒状態にある可能性があるといえるためYESに進み、次の条件判定を行なう。
すなわち、ステップS136において、前記継続回数m=1からm=mまでの単位区間の内、「(ΣU≧10の単位区間nの数)≧m1%」(ここで、m1は全継続回数mに対する割合を示す定数である。)に該当するか否かを判定する。この条件に該当する場合にはYESに進み、ステップS139において、前記継続回数m=1からm=mまでの各単位区間nを覚醒区間として置きなおし、記憶部9に記憶する。また、前記条件に該当しない場合にはNOに進み、次の条件判定を行なう。
すなわち、ステップS137において、「(ΣU≧10の単位区間nの数)≧m2%」(ここで、m2は全継続回数mに対する割合を示す定数であり、m2<m1なる定数である。)に該当するか否かを判定する。この条件に該当しない場合には、m=1からm=mまでの間に中途覚醒の可能性はないものとしてNOに進み、ステップS140において継続回数をm=0に戻す。前記条件に該当する場合には、中途覚醒の可能性ありと判定しYESに進み、更に条件を加える。
すなわち、ステップS138において、「(m=1からm=mまでの全単位区間の平均呼吸数)≧(n=1からn=nmaxまでの全単位区間の平均呼吸数)×mq」に該当するか否かを判定する。ここで、mqはmq>1なる定数であり、一般的に睡眠状態での呼吸数に比べて覚醒状態での呼吸数の方が多いとされていることから、睡眠状態を含むn=1からn=nmaxまでの単位区間の平均呼吸数のmq倍よりも、m=1からm=mまでの単位区間の平均呼吸数が多ければ、明らかに覚醒状態にあると判定できると言える。
前記条件を満たしていなければ、m=1からm=mまでの間に中途覚醒の可能性はないとしてNOに進み、ステップS140において継続回数をm=0に戻す。また、前記条件を満たしている場合にはYESに進み、ステップS139において、前記継続回数m=1からm=mまでの各単位区間nを覚醒区間として置きなおし、記憶部9に記憶した後、ステップS140において継続回数がm=0に戻す。ステップS141において、全単位区間nmaxにおいて上記判定がなされたか否か判断され、全単位区間の判定がなされていなければNOに進み、再びステップS132からのステップを繰り返し、全単位区間の判定がなされるとYESに進み、図16のフローチャートに戻る。
図18のフローチャートを用いて、起床判定部18の処理を説明する。
ステップS151において、単位区間n=nmaxとし、ステップS152において、n=n−1として時間的に遡って、該当する単位区間nを読み込む。ステップS153において、読み込んだ単位区間nが、睡眠状態と判定されているか否か、すなわち、深睡眠区間、浅睡眠区間及びレム睡眠区間の内いずれか(以下、睡眠区間と言う。)に該当するか否かを判定する。睡眠区間に該当しない場合にはNOに進み、再びステップS152においてn=n−1として睡眠区間の検出を繰り返す。また前記単位区間nが睡眠区間であった場合にはYESに進み、ステップS154において、この単位区間nを起床(仮)区間として定義する。続くステップS155において、前記起床(仮)区間から更に一定区間数Rまで遡った各単位区間において、覚醒区間が存在するか否かを判定する。ここで、人の通常の睡眠において、目覚める一定時間前に覚醒が起こることはないと見なせることから、前記一定区間数Rは、前記一定時間を定義するものである。前記覚醒区間が存在した場合にはYESに進み、ステップS158において、この検出された覚醒区間から前記起床(仮)区間までの各単位区間を覚醒区間として定義し、ステップS154において、前記検出された覚醒区間の一つ前の単位区間を新たに起床(仮)区間として再定義し、再びステップS155において、前記一定区間数Rを設定する。また、前記ステップS155において、一定区間数Rまでの間に覚醒区間が存在しなかった場合にはNOに進み、ステップS156において、前記起床(仮)区間を起床区間として決定し、ステップS157において、該当する単位区間nに関連付けて記憶部9に記憶して、図4のフローチャートに戻る。
なお、本実施例においては、睡眠段階判定装置1として、マットレスとコンデンサマイクロホンセンサによる呼吸信号の検出を例としたが、マットレスの下に配して人体の圧力変動を検出するものとして、ピエゾケーブルなどの圧電素子、静電容量式センサ、フィルムセンサ又は歪ゲージなどを用いても良いし、呼吸信号が検出できるものであれば、腹部や胸部に抵抗線を貼付して呼吸動態を測定する装置又は呼気分析用のマスクを装着して直接呼吸測定する装置などの公知装置を用いても良い。
また、入眠判定部14を説明した図13のフローチャートのステップS77以降においては、呼吸数の分散σ、σα、σβ及びσγを用いた各条件D、E及びFによる判定を行なったが、呼吸振幅の分散又は呼吸周期の分散を用いても良い。
また、図17のフローチャートを用いて説明した中途覚醒条件判定のステップS138において、「(m=1からm=mまでの全単位区間の平均呼吸数)≧(n=1からn=nmaxまでの全単位区間の平均呼吸数)×mq」なる条件で、呼吸数による中途覚醒判定を行なったが、心拍に関する指標を検出する心拍信号検出手段と、前記心拍に関する指標を用いて、前記睡眠段階を補正する補正手段とを更に備えることにより、例えば、「(m=1からm=mまでの全単位区間の平均心拍数)≧(n=1からn=nmaxまでの全単位区間の平均心拍数)×mv」(ここで、mvは、mv>1なる定数である。)とする条件を加えて、この条件を満たす場合を覚醒状態と判定しても良く、より精度の高い覚醒判定が可能となる。
更に、睡眠段階判定装置1の判定結果の推移と、心拍信号検出手段により検出された心拍に関する指標の推移とを用いて、公知の相関を取ることにより、前記判定結果を補正しても良い。
実施例の睡眠段階判定装置の使用時外観斜視図である。 実施例の睡眠段階判定装置の電気ブロック図である。 メイン動作を示すフローチャートである。 睡眠段階判定の流れを示すフローチャートである。 入床・離床判定を示すフローチャートである。 離床状態の呼吸波形を示す図である。 体動判定を示すフローチャートである。 無体動状態の呼吸波形を示す図である。 粗体動状態の呼吸波形を示す図である。 細体動状態の呼吸波形を示す図である。 体動判定及び覚醒判定の関係を示す図である。 覚醒判定を示すフローチャートである。 入眠判定を示すフローチャートである。 深睡眠判定示すフローチャートである。 レム・浅睡眠判定を示すフローチャートである。 中途覚醒判定を示すフローチャートである。 中途覚醒条件判定を示すフローチャートである。 起床判定を示すフローチャートである。
符号の説明
1 睡眠段階判定装置
2 センサ部
3 制御ボックス
4 表示部
5 操作部
6 CPU
7 呼吸検出部
8 判定部
9 記憶部
10 電源

Claims (11)

  1. 人体の呼吸信号の変動を検出する呼吸信号検出手段と、前記呼吸信号の変動を所定の時間毎に区切って設定した各単位区間に対して、睡眠段階を判定する睡眠段階判定手段とを備える睡眠段階判定装置であって、
    前記睡眠段階判定手段は、前記呼吸信号の変動に基づいて、入床及び離床状態の判定を行なう入床・離床判定手段と、体動の有無及び大きさの判定を行なう体動判定手段と、
    前記体動判定手段の判定結果に基づいて、覚醒及び睡眠状態の判定を行なう覚醒判定手段及び中途覚醒判定手段と、
    前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床及び覚醒の各判定手段の判定結果とに基づいて、覚醒状態から睡眠状態へ移行する入眠状態を判定する入眠判定手段と、
    前記呼吸信号の変動と、前記入床・離床、体動、覚醒及び入眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、睡眠の深さを判定する睡眠判定手段と、
    前記呼吸信号の変動と、前記覚醒、中途覚醒、入眠及び睡眠の各判定手段の判定結果とに基づいて、起床状態を判定する起床判定手段とを備えることを特徴とする睡眠段階判定装置。
  2. 前記入床・離床判定手段は、ある閾値以上の呼吸信号の振幅が所定時間以上続いた場合に、入床状態であると判定することを特徴とする請求項1記載の睡眠段階判定装置。
  3. 前記体動判定手段は、呼吸信号の振幅のばらつき及び大きさと呼吸信号の周期とに各々設定された閾値により、粗体動、細体動又は無体動のいずれの体動状態にあるかを判定することを特徴とする請求項1又は2記載の睡眠段階判定装置。
  4. 前記覚醒判定手段は、ある一定時間の体動状態の変動から、覚醒状態、不安定状態及び安定状態のいずれの状態にあるかを判定することを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか一項に記載の睡眠段階判定装置。
  5. 前記中途覚醒判定手段は、所定以上の大きさの体動が所定時間以上継続した場合に、前記所定時間覚醒状態であると判定することを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか一項に記載の睡眠段階判定装置。
  6. 前記入眠判定手段は、人の入眠付近における初期の覚醒状態の推移傾向と呼吸信号の変動傾向とから、覚醒状態を判定することにより、入眠状態を決定する事を特徴とする請求項1乃至5の内いずれか一項に記載の睡眠段階判定装置。
  7. 前記睡眠判定手段は、深い睡眠状態の判定を行なう深睡眠判定手段と、レム睡眠及び浅い睡眠状態の判定を行なうレム・浅睡眠判定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の内いずれか一項に記載の睡眠段階判定装置。
  8. 前記深睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数、呼吸数のばらつき及び呼吸周期のばらつきが各々所定の閾値以下であり、且つ、所定時間内に体動が無い場合に、深睡眠状態であると判定することを特徴とする請求項7記載の睡眠段階判定装置。
  9. 前記レム・浅睡眠判定手段は、所定時間内の呼吸数と全睡眠状態における呼吸数の平均値とを比較し及び前記所定時間の継続をカウントすることに基づく判定と、前記所定時間内の無呼吸状態の有無に基づく判定とから、レム睡眠状態及び浅睡眠状態を判定することを特徴とする請求項7又は8記載の睡眠段階判定装置。
  10. 前記起床判定手段は、最後に睡眠状態と判定された時間から所定時間以前に覚醒状態が現れていない場合に、前記最後に睡眠状態と判定された時間を起床状態であると判定することを特徴とする請求項1乃至9の内いずれか一項に記載の睡眠段階判定装置。
  11. 心拍に関する指標を検出する心拍信号検出手段と、前記心拍に関する指標を用いて、前記睡眠段階を補正する補正手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至10の内いずれか一項に記載の睡眠段階判定装置。
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