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JP4582506B2 - 情報提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、サーバを用いて、利用者に各種情報の提供を行う情報提供システムに関するものである。
例えば、複数のサービスサーバにより、個別のアプリケーションによるサービスをそれぞれ行う従来技術として、特許文献1に記載のものがある。
この従来技術の情報提供システム(サービス提供システム)では、対応するサービスをそれぞれ管理するサービスサーバ(サービス管理装置)として、ポイント管理装置、キャンペーン管理装置、及び販促物提供管理装置が設けられている。それら管理装置は、互いに有線又は無線の通信回線によって接続されている。
ポイント管理装置は、利用者のサービス別個人情報と利用者のID番号とを関連づけて記憶するポイント管理データベースを備え、利用者に付与するポイントサービスの管理を行う。キャンペーン管理装置は、キャンペーン対象商品を購入した合計数を示す累積購入数などのサービス別個人情報と利用者のID番号とを関連づけて記憶するキャンペーン管理データベースを備え、利用者に対して実施するキャンペーンサービスの管理を行う。販促物提供管理装置は、利用者のサービス利用履歴などのサービス別個人情報と利用者のID番号とを関連づけて記憶する販促物提供管理データベースを備え、利用者に対して実施する販売促進物提供サービスの管理を行う。
特開2005−149174号公報
上記従来技術においては、各サービスに対応した各サービスサーバごとに、固有のアプリケーションが用いられ、対応する個別のデータベースが設けられている。このような場合、通常、各サービスのアプリケーションごとに、固有のデータ形式が用いられる。したがって、例えば端末装置でそれら複数のアプリケーションを横断的に利用しようとする場合、各サービスごとの固有のデータ構造やテーブル構造を考慮したインターフェースが必要となる。このため、上記横断的な利用を前提とした場合、各アプリケーションでそれぞれ扱うデータの形式を変更する必要が生じたり、各サービスのアプリケーションの開発が制約を受ける結果となり、効率的なアプリケーション開発が困難となっていた。
本発明の目的は、アプリケーション開発の効率化を図れる情報提供システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、個別のアプリケーションによるサービス及び無線タグを作成するサービスをそれぞれ行う複数のサービスサーバと、前記複数のサービスサーバに対しネットワーク接続を介し共通に設けられた1つの統一サーバと、前記統一サーバに保持されたデータを利用する端末装置と、前記サービスサーバに接続され、タグ識別情報を無線通信を介して書き込んだ前記無線タグを作成する無線タグ作成装置とを有する情報提供システムであって、前記統一サーバは、前記複数のサービスサーバのそれぞれと前記端末装置とに対し、XML形式に対応した共通のインターフェース形式により情報送受可能な第1送受信手段と、XML形式の共通データベースとを有し、前記複数のサービスサーバのそれぞれは、前記統一サーバの前記第1送受信手段に対し、XML形式に対応した前記共通のインターフェース形式により情報送受可能な第2送受信手段と、前記個別のアプリケーションを共通に利用する複数のサービス端末に対し、前記個別のアプリケーションに固有のインターフェース形式により情報送受可能な第3送受信手段と、前記第2送受信手段を介しXML形式に対応した前記共通のインターフェース形式により前記統一サーバに対して送受するXML形式の上位データ、及び、前記第3送受信手段を介し前記固有のインターフェース形式により前記複数のサービス端末に対して送受する下位データの相互間の、データ形式変換処理を行うデータ形式変換処理手段とを有し、前記端末装置は、前記無線タグ作成装置で作成された前記無線タグに記憶された前記タグ識別情報を、無線通信を介して取得する情報取得手段と、前記統一サーバの前記第1送受信手段に対し、XML形式に対応した前記共通のインターフェース形式により情報送受可能な第4送受信手段を有し、前記サービスサーバの前記データ形式変換処理手段は、前記タグ識別情報に対応づけられた前記固有のデータ形式の前記下位データを、当該タグ識別情報に対応づけた態様で前記XML形式の前記上位データに変換処理し、前記統一サーバの前記共通データベースは、前記タグ識別情報に対応づけられた前記XML形式の前記上位データを格納保持し、前記統一サーバの前記第1送受信手段は、前記端末装置の前記第4送受信手段から、前記情報取得手段で取得した前記タグ識別情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、前記タグ識別情報に対応づけられた前記上位データを含む応答信号を前記第4送受信手段へ送信することを特徴とする。
本願第1発明においては、それぞれ個別のアプリケーションでサービスを行う複数のサービスサーバに対し、共通の1つの統一サーバを設け、その統一サーバに設けた共通のデータベースに全データを格納する。このとき、格納されるデータは、共通のインターフェース形式に対応したデータ形式(例えばXML形式)となっている。
各サービスサーバは、第3送受信手段により固有のインターフェース形式でサービス端末とデータ(下位データ)のやりとりを行うが、その下位データは、データ形式変換処理手段によって上記共通のインターフェース形式に対応した上位データに変換される(データ形式変換処理手段では逆に上位データから下位データへの変換も可能である)。そして、各サービスサーバの第2送受信手段が、上記共通のインターフェース形式を用いて統一サーバの第1送受信手段と直接情報送受信を行う。これにより、各サービスサーバは、共通のデータベースへの問い合わせや格納されたデータの取得を行うことができる。
一方、端末装置は、第4送受信手段が、上記同様に共通のインターフェース形式を用いて、統一サーバの第1送受信手段と直接情報送信を行う。これにより、端末装置は、共通のデータベースへの問い合わせや格納されたデータの取得を行うことができる。
以上のように、本願第1発明においては、共通のデータベースにデータを集約し、共通のインターフェースでアクセスする構成としている。これにより、各サービスサーバそれぞれの個別アプリケーションや、端末装置のアプリケーション等のいずれにも対応可能なデータベースとすることができる。この結果、各サービスサーバのアプリケーションごとにデータベースがある場合のように固有のデータ構造やテーブル構造を考慮する必要がなく、そのため各アプリケーションでそれぞれ扱うデータの形式を変更する必要がなくなるので、アプリケーションの開発を進めやすくなり、開発の効率化を図れる。また、各種アプリケーションを融合したアプリケーション開発や、アプリケーションの再利用化を容易に行える効果もある。
また、共通のXMLデータベースにデータを集約することで、XML形式に対応した共通のインターフェースにより、問い合わせや格納されたデータの取得を行うことができる。また汎用であるXML形式を用いることで、システムとしての拡張性、応用性を高めることができる。
また、サービスサーバのデータ形式変換処理手段が、固有のデータ形式の下位データをXML形式のデータ形式に変換する。これにより、サービスサーバの第2送受信手段は、統一サーバの第1送受信手段との間の情報送受信をXML形式に対応した共通のインターフェース形式で行い、XMLデータベースに対して問い合わせや格納されたデータの取得を直接行うことができる。
また、端末装置の第4送受信手段が、統一サーバの第1送受信手段との間の情報送受信を、XML形式に対応した共通のインターフェース形式で行う。これにより、XMLデータベースに対し、問い合わせや格納されたデータの取得を直接行うことができる。
また、所定の下位データに対してタグ識別情報を対応づけ、そのタグ識別情報を書き込んだ無線タグを無線タグ作成装置で作成する。当該下位データは、サービスサーバのデータ形式変換処理手段でXML形式の上位データに変換された後に、タグ識別情報と対応づけられて共通データベースに格納される。これにより、統一サーバは、タグ識別情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、そのタグ識別情報に対応づけられた上位データを含む応答信号を返信することが可能となる。
以上のようにして、XML形式に対応した共通のインターフェース形式を用いつつ統一サーバにアクセスし、タグ識別情報をキーとして共通のXML形式のデータベースを検索することで、そのタグ識別情報に対応したデータの取得を行うことができる。
また、第4送受信手段や第2送受信手段からタグ識別情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、第1送受信手段がそのタグ識別情報に対応づけられた上位データを含む応答信号を返信する。これにより、端末装置やサービスサーバは、タグ識別情報に対応したデータの取得を行うことができる。
また、情報取得手段で無線タグより取得したタグ識別情報を含む問い合わせ信号を、第4送受信手段より統一サーバの第1送受信手段へ送信する。これにより、タグ識別情報をキーとして共通のXML形式のデータベースを検索可能となるので、そのタグ識別情報に対応したデータを端末装置が取得可能となる。
発明は、上記第発明において、前記サービスサーバの前記データ形式変換処理手段は、前記XML形式の前記上位データが、前記複数のサービスサーバそれぞれに固有のデータ項目と、前記複数のサービスサーバに共通のデータ項目とを有するように、前記データ形式変換処理を行うことを特徴とする。
これにより、複数のサービスサーバと統一サーバとの間で送受信される上位データについて、複数のサービスサーバに共通の部分とそうでない部分(個別部分)とに区分される。この結果、その区分に応じた円滑迅速なデータ処理や通信が可能となり、データ処理効率や通信効率を向上することができる。
発明は、上記第発明において、前記上位データの前記共通のデータ項目は、セキュリティ応答要素を含み、前記統一サーバの前記第1送受信手段は、前記端末装置の前記第4送受信手段、又は、前記サービスサーバの前記第2送受信手段から、前記セキュリティ応答要素に対応した問い合わせ信号を受信した場合にのみ、対応する応答信号を前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段へ送信することを特徴とする。
これにより、問い合わせ信号にセキュリティ応答要素を含まない場合には応答しなくなるので、情報送受におけるセキュリティを高めることができる。
発明は、上記第又は第発明において、前記端末装置の前記第4送受信手段、又は、前記サービスサーバの前記第2送受信手段は、ユーザ情報を含む問い合わせ信号を、前記統一サーバの前記第1送受信手段に送信し、前記統一サーバの前記第1送受信手段は、前記端末装置の前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段から、前記ユーザ情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、前記ユーザ情報を反映したURL情報を前記固有のデータ項目に挿入するように加工された応答信号を前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段へ送信することを特徴とする
問い合わせ信号にユーザ情報を含めることにより、ユーザ情報の有無(例えばユーザ情報を含まない場合には応答しない)、あるいはユーザ情報の内容(例えばユーザ情報に応じてデータを加工して応答する)に応じた各種の処理が可能となり、利便性が向上する。また、ユーザ情報を反映したURL情報を前記固有のデータ項目に挿入するように加工された応答信号を送信することで、上位データ中にアフィリエイト用のURLを追加して当該アフィリエイト用URLをリンクさせるブログを作成する等のユーザのニーズに応じた種々の態様や量のデータを応答することが可能となり、きめ細やかなサービスを提供することができる。
発明は、上記第1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記統一サーバの前記第1送受信手段は、前記端末装置の前記第4送受信手段、又は、前記サービスサーバの前記第2送受信手段から、複数の前記タグ識別情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、前記複数のタグ識別情報にそれぞれ対応づけられた複数の前記上位データを一括して含む応答信号を前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段へ送信することを特徴とする。
これにより、複数のタグ識別情報を一度に統一サーバ側へ送信して対応するデータを一度に取得することができるので、通信効率を向上することができる。
本発明によれば、アプリケーション開発の効率化を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の情報提供システム全体を表すシステム構成図である。
図1に示す情報提供システム1は、情報を記憶する無線タグTと、この無線タグTから無線通信により情報の読み取りを行うタグ読み取り機能、無線通信により電話回線に接続して通話や情報の送受信が可能な無線電話機能、及びアプリケーションを実行して情報処理が可能な情報処理機能を有する携帯端末(端末装置)2と、ネットワークを介して接続したクライアント(サービス端末;汎用コンピュータで構成する端末)3に対しそれぞれ個別のアプリケーションで異なる種類のサービスを提供する複数のサービスサーバSSと、上記電話回線やネットワークを介して携帯端末2及びサービスサーバSSと接続し情報の送受信が可能な1つの統一サーバSTとを備えている。また、複数のサービスサーバSSのうちで適宜必要なものには、上記無線タグTを作成する無線タグ作成装置4が接続されている(クライアント3に接続されていてもよい)。
そして、これらの機器の間で送受される情報の形式としては、まず複数のサービスサーバSSがクライアント3に対し、例えばいわゆるWEBアプリケーションの形態でそれぞれのサービスを提供するのに適した固有のインターフェース形式によりデータ(下位データ)を送受する。これに対し、統一サーバSTは複数のサービスサーバSSに対して、XML(Extensible Markup Language)形式に対応する共通のインターフェース形式によりデータ(上位データ)を送受する。また統一サーバは、携帯端末2に対しても、XML形式に対応する共通のインターフェース形式によりデータを送受する。(各インターフェース形式及び上位データ・下位データについては後に詳述する)。
また、無線タグTには、それぞれ重複することなく一意的に定義された固有の識別情報(タグ識別情報;以下、タグIDという)が記憶されている。上記携帯端末2は、前述のタグ読み取り機能によって、無線タグTから上記タグIDを読み取ることができる。
図2は、上記情報提供システム1のうちの統一サーバST及び携帯端末2の詳細機能を表す機能ブロック図である。
この図2において、統一サーバSTは、インターネットなどの広域ネットワークNWを介して複数のサービスサーバSSと中継局11(携帯端末2と無線通信を行う)に接続している。また各サービスサーバSSは、それぞれの利用形態に合わせてインターネットなどの広域ネットワークNW又はLANなどの構内ネットワークNLを介してクライアント3と接続している。
統一サーバSTは、CPU(中央演算装置)12と、例えばRAMやROM等からなるメモリ13と、システム管理者からの指示や情報が入力される操作部14と、各種情報やメッセージを表示する表示部15と、ハードディスク装置からなり無線タグTのタグIDとそれに対応づけられたデータ(後に詳述する)とを記憶する共通データベースとして機能する大容量記憶装置16と、上記広域ネットワークNWを介して携帯端末2(中継局経由)やサービスサーバSSとの情報信号の授受の制御を行うネットワーク通信制御部(第1送受信手段)17とを備えている。
統一サーバSTのCPU12は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、それによって携帯端末2やサービスサーバSSとの間で各種の情報信号の送受を行うようになっている。
携帯端末2は、携帯端末本体21と、中継局11を介して広域ネットワークに対し無線通信を行うための主アンテナ22と、無線タグTに対し無線通信を行うためのリーダアンテナ(図1などに図示する携帯端末の例では携帯端末本体に内蔵)23とから構成されている。
携帯端末本体21は、CPU31と、上記と同様のメモリ32、操作部33、及び表示部34と、上記主アンテナ22を介して通話の音声信号及びデータ信号の送受信を行うデータ送受信部(第4送受信手段)35と、上記リーダアンテナ23を介して無線タグTからタグIDの読み取りを行うタグリーダ(情報取得手段)36とを備えている。
なお、上記の携帯端末2は、中継局11を介した無線電話回線で構成する広域ネットワークNW(インターネット)で統一サーバSTと接続する例を示したが、これ以外にも無線LANなどを介した広域ネットワークNWで接続してもよく、この場合には携帯端末2から通話の音声信号を送受するための電話機能を取り除いてデータ信号のみを送受する情報通信機能に特化させてもよい。
無線タグTは、タグ側アンテナ(タグアンテナ)151とIC回路部150とを備える無線タグ回路素子Toを有しており、この無線タグ回路素子Toを特に図示しない基材などに設けている(無線タグ回路素子Toについては後に詳述する)。
図3は、上記情報提供システム1のうちのサービスサーバSS及び無線タグ作成装置4の詳細機能を表す機能ブロック図である。
この図3において、図示する例では、サービスサーバSSは無線タグTを作成するための無線タグ作成装置4を接続しており、操作部42を介して入力された指示やLANなどの構内ネットワークNLを介してクライアント3から入力された指示によって無線タグTを作成するサービスを提供する。
サービスサーバSSは、CPUやメモリを含む制御回路41と、操作部42、及び表示部43と、提供するサービスに適した各種の情報を無線タグTのタグIDに対応するテーブル形式(後述の図14参照)で記憶する記憶装置44と、上記広域ネットワークNWを介して統一サーバSTとの上位データの授受の制御を行う上位ネットワーク制御部(第2送受信手段)45と、構内ネットワークNLを介してクライアント3との下位データの授受の制御を行う下位ネットワーク制御部(第3送受信手段)46と、上記無線タグ作成装置4との間で行われる通信の制御を行う通信制御部47とを備えている。
なお、サービスサーバSSが、クライアント3に対して例えば検索サービスやブログ公開サービスなどのサービスを提供するものである場合には、記憶装置44に当該サービスに適した形式で無線タグTのタグIDやそれに対応する情報を適宜の形式で記憶し、またクライアント3とはインターネットなどの広域ネットワークNWを介して接続するものとなる。
一方、無線タグ作成装置4は、所定間隔で無線タグ回路素子Toが備えられたタグテープ(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示している)203を巻回したタグテープロール204を着脱可能な(又はタグテープロール204を備えたカートリッジを着脱可能な)タグテープロールホルダ部210と、このタグテープロール204から繰り出されたタグテープ203のうち上記無線タグ回路素子Toに対応した領域に所定の印字を行う印字ヘッド205と、無線タグ回路素子Toとの間で無線通信により情報の送受信を行う装置側アンテナ206と、高周波回路201及び制御回路202と、上記サービスサーバSSとの間で行われる通信の制御を行う通信制御部208と、タグテープ203への印字及び無線タグ回路素子Toへの上記情報書き込みが終了したタグテープ203を所定の長さに切断して無線タグTとするカッタ207と、印字ヘッド205に対向して設けられ、制御回路202により制御されてタグテープロール204を搬送する搬送装置209とを有する。
高周波回路201及び制御回路202は、無線タグ回路素子ToのIC回路部150へのアクセス情報を生成し、装置側アンテナ206を介して無線タグ回路素子Toへ送信し、無線タグ回路素子ToのIC回路部150に対し情報読み取り又は情報書き込みを行う。また制御回路202は上記通信制御部を介してサービスサーバSSと接続されており、このサービスサーバSSと情報の送受が可能となっている(なお、前述のようにクライアント3と直接情報送受可能としてもよい)。
このような構成において、上記無線タグ作成装置4で無線タグTを作成する際には、操作者はクライアント3(又はサービスサーバSS)に設けた適宜の操作手段を操作することにより、無線タグTの表面に印字する印字情報等の設定入力を行うとともに、タグ無線Tの作成指示入力を行う。この作成指示に基づき、サービスサーバSSの制御回路41と無線タグ作成装置4の制御回路202の制御により、上記設定入力情報に基づいた印字ヘッド205による印字が行われるとともに、高周波回路201によりアクセス情報が生成され装置側アンテナ206を介して無線タグ回路素子Toへ送信される。これにより、無線タグ回路素子ToのIC回路部150へ情報読み取り又は書き込みが行われ、対応するタグIDを備えた無線タグTが作成される。
図4は、上記無線タグTに備えられた無線タグ回路素子Toの機能的構成の一例を表すブロック図である。
この図4において、無線タグ回路素子Toは、上述したように携帯端末2のリーダアンテナ23と無線通信若しくは電磁誘導により非接触で信号の送受信を行う上記タグ側アンテナ151と、このタグ側アンテナ151に接続された上記IC回路部150とを有している。
IC回路部150は、タグ側アンテナ151により受信された質問波を整流する整流部152と、この整流部152により整流された質問波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部153と、上記タグ側アンテナ151により受信された質問波からクロック信号を抽出して制御部157に供給するクロック抽出部154と、所定の情報信号を記憶し得るメモリ部155と、上記タグ側アンテナ151に接続された変復調部156と、上記メモリ部155、クロック抽出部154、及び変復調部156等を介して上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部157とを備えている。
変復調部156は、タグ側アンテナ151により受信された上記携帯端末2のリーダアンテナ23からの通信信号の復調を行い、また、上記制御部157からの返信信号を変調し、タグ側アンテナ151より応答波(タグIDを含む信号)として送信する。
クロック抽出部154は受信した信号からクロック成分を抽出して制御部157にクロックを抽出するものであり、受信した信号のクロック成分の周波数に対応したクロックを制御部157に供給する。
制御部157は、上記変復調部156により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部155において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、この返信信号を上記変復調部156により上記タグ側アンテナ151から返信する制御等の基本的な制御を実行する。
以下、本実施形態の情報提供システム1における情報の流れとその処理について詳細に説明する。
(A)無線タグラベルの作成
まず、クライアント3からの指示により無線タグTを作成する場合における情報の流れとその処理について、2つの異なるサービスサーバSSの例に基づいて説明する。
図5は、本実施形態の情報提供システム1が備える第1の例のサービスサーバの周囲における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。この図5において、第1の例のサービスサーバSSzは、図書館における蔵書の管理サービスを提供する蔵書管理サーバSSzである。
蔵書管理サーバSSzは、一般的な検索機能と、無線タグ作成機能とを備えている。検索機能は、クライアント3が図書館内の構内ネットワークNLを介してこの蔵書管理サーバSSzにアクセスすることで、希望する条件を満たす蔵書を検索してその詳細な情報を取得できるものである(後述の図13参照)。無線タグ作成機能は、新しく管理対象の蔵書を追加する際に、その書籍に貼付するための無線タグTを作成するための機能である。この機能を以下に詳細に説明する。
まず図5に示す例において、クライアント3の使用者は新しく追加する書籍(この例では「図説情報理論」。以下同様)に関する詳細なデータ(この例では書籍データ)を入力し、それとともに無線タグTを新規に作成するよう指示する操作を行う。この書籍データは、蔵書管理サーバSSzが既定する所定の項目(図示する例では「書籍名:図説情報理論、URL:〜多くの図面でわかりやすく・・・」)を含んだデータ、つまり固有のインターフェース形式に対応した下位データである。
そして上記の操作により、クライアント3は、蔵書管理サーバSSzに対して上記入力された書籍データとともに、無線タグTの作成を指示する指示信号を送信する。これを受信した蔵書管理サーバSSzは、受信した書籍データに関連づけられて適宜設定・生成されたタグID(図示する例では“E01101000F635BD7”)と、無線タグTを作成するよう指示する指示信号とを、無線タグ作成装置4に送信する。なお、ここではタグIDの設定・生成について特に詳しく説明しないが、蔵書管理サーバSSz自身が予め割り当てられた複数のタグIDのうちから設定・生成してもよいし、統一サーバSTが一元的に管理して蔵書管理サーバSSzの要求に応じて割り当てるようにしてもよい。
上記指示信号を受信した無線タグ作成装置4は、指示信号に含まれているタグIDをタグテープ203の無線タグ回路素子Toに記録して印字・切断することにより無線タグTを作成する(図3参照)。そしてその作成が完了した際には、蔵書管理サーバSSzに対して作成完了信号を送信する。蔵書管理サーバSSzは、この作成完了信号を受信した後、先にクライアント3から受信した上記書籍データと無線タグTの作成に使用したタグIDをセットにし、これらを下位データの形式から上位データの形式に変換する。そして、統一サーバSTに対してこの上位データを(登録するよう)共通のインターフェース形式により送信する。
ここで、上位データとはXML形式で記述されたデータであり、この例では、クライアント3で入力された内容に対応する詳細項目に対して、同じくXML形式で記述されてサービスサーバSS(この例の蔵書管理サーバSSz)と統一サーバSTとの間の送受信に必要となる基本項目を付け加えた構成となっている(このXML形式については、後述する図6で詳しく説明する)。このように蔵書管理サーバSSz(サービスサーバSS)によって下位データから上位データに変換する処理をデータ形式変換処理という(後述するように逆に変換する場合も同様)。また、統一サーバSTと各サービスサーバSSとの間で上位データを送受信する形式は全てのサービスサーバSSにおいて共通であり、すなわちこれがXML形式に対応した共通インターフェース形式による通信となる。
そしてこの上位データを受信した統一サーバSTは、自身の大容量記憶装置16内に構成されている共通データベース(特に図示せず)に、受信した上位データを登録する。ここで、この上位データ形式の書籍データ自身にタグIDが含まれて参照可能となっているため、当該書籍データはタグIDに関連づけられて登録されることになる。
図6は、XML形式で記述された上位データについて説明する図であり、上記図5中に示した書籍データの例を示したものである。
ここでいわゆるXMLとは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つであり、図6中に示すように“<”と“>”で囲まれた標識と、“</”と“>”で囲まれた標識との間の特定の文字列(いわゆる「XMLタグ」)を基本単位として構造的に記述したものである。
図6において、“<tag id=“E01101000F635BD7”>”は上記タグIDを表しており、この文字列“<tag id=“E01101000F635BD7”>”と文字列“</tag>”の間の記述全体が、タグID“E01101000F635BD7”に対応する内容の1つの書籍データを構成している。また、そのうちの文字列“<title>”と文字列“</security>”との間の文字列の集合が基本項目(共通のデータ項目)を構成し、また文字列“<option>”と文字列“</option>”との間の文字列の集合が詳細項目(固有のデータ項目)を構成する。
基本項目は、前述したように、統一サーバSTと各サービスサーバSSとの間の送受信に必要となる文字列の集合であり、含まれる文字列の種類は統一サーバSTと各サービスサーバSSとの間で送受信される全ての上位データにおいて共通して設定されている。一方、詳細項目は、各データ個別の詳細内容を表す文字列の集合であり、これに含まれる文字列の種類や数つまり情報内容の項目については、対応する物(この例における書籍)の種類ごとによって自由に設定されている。図示する例では、名称を表す“<name>”の文字列と説明文を表す“<sonata>”の文字列以外にも、図中のA01に示すように著者を表す“<author>”の文字列や、出版社の名称・所在地・連絡先を表す文字列などといった書籍に関する情報として特徴的な文字列が設定されている。
図7は、本実施形態の情報提供システム1が備える第2の例のサービスサーバの周囲における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。この図7において、第2の例のサービスサーバSSiは、飲食店に関する情報の検索サービスを提供する飲食店検索サーバSSiである。
飲食店検索サーバSSzは、一般的な検索機能と、無線タグ作成機能とを備えている。検索機能は、クライアント3が例えば広域ネットワークNWを介してこの飲食店検索サーバSSiにアクセスすることで、希望する条件を満たす飲食店を検索してその詳細な情報を取得できるものである(後述の図12参照)。無線タグ作成機能は、新しく検索対象の店舗を追加する際に、その店舗(例えば入口や看板など)に貼付するための無線タグTを作成するための機能である。この機能を以下に詳細に説明する。
この図7において、上記図5に示した蔵書管理サーバSSzの場合との違いは、図示するようにクライアント3から入力されるデータが飲食店の店舗(図示する例では「割烹うな良」)に関する店舗データ(図示する例では「店舗名:割烹うな良、URL:〜ひつまぶしは・・・」)であり、対応するタグID(図示する例では“E00401000CEC4BE9”)が異なる点である。
図8は、上記図7中に示した店舗データを含む上位データを示したものである。
この図8において、詳細項目内に設定されている文字列は、店舗名を表す“<name>”の文字列と説明文を表す“<sonata>”の文字列以外にも、図中のA02に示すようにその店の取り扱い品目を表す“<kind>”の文字列や、所在地・連絡先を表す文字列などといった飲食店の店舗情報として特徴的な文字列が設定されている。そして上記図6に示した書籍データを含む上位データと文字列の構成について比較すると、詳細項目内におけるA01とA02の文字列の項目が異なるだけであり、それ以外では全体的にほぼ同一の文字列構成となっている。
このように、上位データをXML形式で記述する利点としては、ユーザが独自にタグを指定できるという特徴があることから、上記図6、図8で示したA01とA02のように管理・検索の対象となる物(この例の書籍、店舗)の種類別に詳細項目内の文字列項目を高い自由度で設定することができ、またその一方でこのように詳細項目内の文字列項目がそれぞれ異なる多数の上位データでも一つの共通データベース(統一サーバST)で一元的に記憶・管理できる点にある。このようにXML形式のデータを記憶する共通データベースにより、いわゆるXMLデータベースを構成しているのである。
(B)無線タグラベルからの情報読み取り
次に、本実施形態の情報提供システム1が備える携帯端末2における情報の流れとその処理について説明する。
図9は、携帯端末2の周囲における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。なお、この図においては、上記図5〜図8で示した例のうち図5及び図6の例、すなわち、携帯端末2の使用者が図書館の書籍に貼付されている無線タグTからタグIDを読み取り、そのタグIDに対応する書籍データを統一サーバSTから直接取得する例を示している。
まず図9において、携帯端末2の使用者が書籍に貼付されている無線タグTに携帯端末2を近づけて所定の操作を行うことで、携帯端末2の内部のタグリーダ36がリーダアンテナ23を介してタグIDを読み取る。そして、携帯端末2がタグIDを反映させたURLにより統一サーバSTにアクセスして書籍データを要求する要求信号(タグ識別情報を含む問い合わせ信号)を共通インターフェース形式により送信する。これを受けた統一サーバSTは、タグIDに対応する書籍データを検出し、共通インターフェース形式で携帯端末2に送信する。そして、携帯端末2は受信したデータ(又はその一部)を表示部34に表示する。これにより、携帯端末2の使用者は書籍データを確認できる。
なお、上記のように図書館に収納された書籍に限られず、書店の陳列棚に並んだ書籍に対して携帯端末2で情報読み取りを行うこともできる。この場合も、上記同様、タグIDを反映させたURLにより統一サーバSTにアクセスし、書籍データを取得することができる。またこの場合、書店でいちいち書籍を開かなくても、無線タグTに対し読み取りを行いタグIDを取得しておくだけで、後に書籍データ(あるいは書籍の中身そのものである記載事項の一部又は全部の情報)を取得できる効果がある。
また、特に図示しないが、上記図7及び図8に示した例、すなわち飲食店402の無線タグTから読み取ったタグIDに対しても、携帯端末2の使用者は同様にしてその店舗についての店舗データを簡便に取得することができる。
図10は、1つの携帯端末2で、上記書籍の無線タグT及び上記飲食店の無線タグTのタグIDを読み貯めた例を表す図である。この図10に示す例では、携帯端末2の所有者が順に図書館401と飲食店402に訪れ、それら各所で携帯端末2を用いてタグIDを読み取った例を示している。
図示する例では、まず、携帯端末2の所有者が、図書館401において借りた書籍401Aに貼付されている(上記図5を用いて説明した手順で貼付された)無線タグTから、タグID(図示する例では“E01101000F635BD7”)を読み取っている。その後、次の飲食店402において、看板402Aに貼付されている(上記図7を用いて説明した手順で貼付された)無線タグTから店舗に対応するタグID(図示する例では“E00401000CEC4BE9”)を読み取っている。そして、これら読み取られたタグIDは、それぞれ読み取られた時刻と対応づけて携帯端末2に記録・蓄積される。したがって、これら2つのタグIDを用いて携帯端末2から統一サーバSTに問い合わせることで、上述のようにして、それらタグIDに対応する書籍データ及び店舗データを取得でき、所有者が確認することができる。
このように対応する物の種類がそれぞれ異なるデータを1台の携帯端末2で取得できるのは、全てのデータがXML形式に対応した共通インターフェース形式により統一サーバSTで一括して管理されているためであり、つまりこの携帯端末2は全てのデータに関して全てのサービスサーバSSと共有しているものとなっている。これにより、携帯端末2は、どのような種類のサービスサーバSSでもそれらが扱う全てのデータを横断的に取得し、利用することができる。
(C)無線タグラベル作成から情報読み取りまでのまとめ
図11は、無線タグTの作成からそれを利用したデータの取得までの行程におけるサービスサーバSS(この例では書籍を管理対象とするもの)、携帯端末2、及び統一サーバSTの制御動作と応答の一例を表すシーケンス図である。図11において、図中上側から下側に向かって時系列変化するものとし、この時系列に関係する携帯端末2、無線タグ作成装置4を備えるサービスサーバSS、及び統一サーバSTの手順を図示してそれらの時系列の前後関係を説明する。
まず最初に、サービスサーバSSの手順SS1において、使用者がクライアント3の上記操作手段を介して入力した、ある書籍についての書籍データをクライアント3から入力する。この時点では、書籍データはまだ固有のインターフェース形式の下位データとなっている。
その後、手順SS2で、無線タグ作成装置4に対し無線タグTを作成するよう指示する信号を上記のタグIDを含めて送信し、このタグIDを記憶した無線タグTを作成させる。この無線タグTは、それ自身が記憶しているタグIDに対応する書籍Bに貼付される。
無線タグ作成装置4から作成完了信号(特に図示せず)を受信すると、サービスサーバSSは、手順SS3で、下位データ形式の書籍データをタグIDとセットにして上位データに変換(つまりタグIDに対応したXML形式で記述)する(=データ形式変換処理手段)。
そして、次の手順SS4で、タグIDを含む上位データ形式の書籍データを共通インターフェース形式により統一サーバSTに送信する。これを受信した統一サーバSTは、その手順TS1で、共通データベースに受信した書籍データを登録する。
一方、携帯端末2は、手順KS1で、上記書籍に貼付されている無線タグTからタグIDを読み取り、次の手順KS2でタグIDを反映させたURLにより統一サーバSTにアクセス(つまり共通インターフェース形式によりアクセス)して書籍データを要求する。これを受けた統一サーバSTが、手順TS2において、上記手順TS1で登録したタグIDに対応する書籍データを検出し、次の手順TS3で共通インターフェース形式により携帯端末2に送信する。そして、携帯端末2は、手順KS3で、受信した上位データ形式の書籍データ(又はその一部)を表示部34に表示する。
(D)サービスサーバの検索機能
なお、クライアント3は、サービスサーバSSの上記検索機能を利用してサービスを受けることもできる。この場合の情報の流れとその処理について、前述した飲食店検索サーバSSiと蔵書管理サーバSSzのそれぞれの例に基づき、説明する。
図12は、飲食店検索サーバSSiの検索機能を利用する際における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。まず図12(a)において、クライアント3の使用者は、所在地の条件(図示する例では「名古屋駅周辺」)と、取り扱い品目の条件(図示する例では「ひつまぶし」)を指定して飲食店検索サーバSSiにこれらの条件(キー)を満たす飲食店を検索するよう要求する。
そしてこれを受信した飲食店検索サーバSSiは、自身の記憶装置44に記憶されている飲食店検索サーバ用テーブル(後述の図14(a)参照)から上記指定された条件を満たす店舗名(図示する例では「割烹うな良」)を検索結果として検出する。飲食店検索サーバSSiは、クライアント3に対して「店舗名:割烹うな良」を検索結果として応答し、これを受けたクライアント3がそのまま表示することにより、クライアント3の使用者は指定した条件を満たす飲食店の検索結果を確認できる。
次に、クライアント3の使用者が店舗「割烹うな良」についての店舗データを要求する操作を行った際には、図12(b)に示すように、クライアント3が飲食店検索サーバSSiに対して店舗「割烹うな良」の店舗データを要求する指示信号を送信する。これを受信した飲食店検索サーバSSiは、上記飲食店検索サーバ用テーブル(後述の図14(a)参照)から店舗「割烹うな良」に対応するタグIDを取得する。このタグIDは、上記図7及び図8を用いて説明した手順により、当該店舗「割烹うな良」に対して既に発行された無線タグTに対応するものである。
そして、飲食店検索サーバSSiは、この例においてタグIDを反映させたURL(広域ネットワークNWがインターネットの場合)により統一サーバSTにアクセスすることで、タグIDに対応する店舗データを要求する。なお、このように統一サーバSTに対してタグIDを反映させたURLによりアクセスして店舗データを要求する形式もまた共通インターフェース形式(XNL形式に対応)による通信となる。この共通インターフェースによる要求を受けた統一サーバSTは、自身の大容量記憶装置16に共通データベースから、タグIDに対応する店舗データ(上位データ。前述の無線タグTの発行時に既に登録され格納されている)を検出し、飲食店検索サーバSSiに対して応答する。
そして飲食店検索サーバSSiは、受信した上位データの店舗データ(又はその一部)を固有のデータ形式に変換して下位データ(図示する例では「店舗名:割烹うな良、URL:〜ひつまぶしは・・・」)とし、これをクライアント3に対して固有のインターフェース形式により応答する。これを受けたクライアント3が表示することにより、クライアント3の使用者は要求した飲食店の店舗データを確認できる。
図13は、蔵書管理サーバSSzの検索機能を利用する際における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。この図13において、上記図12に示した飲食店検索サーバSSiの場合との違いは、図13(a)に示すようにクライアント3からの書籍の検索要求に対して蔵書管理サーバSSzが指定条件を満たす書籍(図示する例では「図説情報理論」)を検索するとともに、その書籍の管理に必要な各種の情報(図示する例では「(管理番号:)IT0123」、「(保管位置:)T1書棚上段」)についても併せて検出して応答する点である。このような管理に必要な情報は、当該図書館で独自に設定される情報であり、書籍そのものについての情報のみを記憶する統一サーバSTの共通データベースからは得られない。すなわち、蔵書管理サーバSSzは書籍の管理について特化したサービスを提供できるものとなっている。
そして、図13(b)に示すように、クライアント3の使用者が、蔵書管理サーバSSzに対して書籍「図説情報理論」についての書籍データを要求する操作を行った際には、上記図12(b)で示した飲食店検索サーバSSiの場合と同様に、蔵書管理サーバSSzが蔵書管理サーバ用テーブル(後述の図14(b)参照)から書籍「図説情報理論」に対応するタグIDを取得する。このタグIDは、上記図5及び図6を用いて説明した手順により、当該書籍「図説情報理論」に対して既に発行された無線タグTに対応するものである。
そして蔵書管理サーバSSzが、この取得したタグIDを反映させたURLにより統一サーバSTにアクセスして書籍データを要求する。上記同様、統一サーバSTに対してタグIDを反映させたURLによりアクセスして書籍データを要求する形式も共通インターフェース形式(XNL形式に対応)による通信となる。これを受けた統一サーバSTは、タグIDに対応する書籍データ(上位データ。前述の無線タグTの発行時に既に登録され格納されている))を検出して蔵書管理サーバSSzに送信する。そして蔵書管理サーバSSzが、受信した上位データを下位データ(図示する例では「書籍名:図説情報理論、URL:〜図面でわかりやすく・・・」)に変換してクライアント3に対して応答する。
図14(a)は飲食店検索サーバSSiに備えられた上記飲食店検索サーバ用テーブルの一例を示した図であり、図14(b)は蔵書管理サーバSSzに備えられた上記蔵書管理サーバ用テーブルの例を示した図である。このように大きく異なるテーブルをそれぞれ利用するサービスサーバSSどうしでは、通常の場合それぞれで扱うデータに互換性がなく各サービスサーバSS内で処理するだけとなる。しかしながら、本実施形態では、それら提供するサービスが異なる複数のサービスサーバSSそれぞれが、上記のXML形式で記述された上位データ形式と固有の形式の下位データ形式との、データ形式変換処理機能を備えている。この結果、各サービスサーバSSそれぞれの管理・検索対象とするデータを、統一サーバSTで全て(上位データ、つまりXMLデータの形式で)一括して管理することができる。なお、特に図示しないが、例えば図書館での検索サーバと書店での検索サーバのように、サービスサーバSSどうしでそれぞれ扱う管理・検索対象の種類(この場合、書籍という種類)が同じであれば、同じ書籍の書籍データを共通データベースで共有することも可能である。
以上説明したように、本実施形態においては、統一サーバSTが備える共通のデータベースにデータを集約し、共通のインターフェースを用いつつ共通データベースにアクセスし、タグIDをキーとして検索することで、そのタグIDに対応したデータの取得を行うことができる。これにより、各サービスサーバSSそれぞれの個別アプリケーションや、携帯端末2のアプリケーション等のいずれにも対応可能なデータベースとすることができる。この結果、各サービスサーバSSのアプリケーションごとにデータを記録したデータベースがある場合のように、固有のデータ構造やテーブル構造をそれぞれについて考慮する必要がなく、そのため各アプリケーションでそれぞれ扱うデータの形式を変更する必要がなくなるので、アプリケーション(特に携帯端末2のアプリケーション)の開発を進めやすくなり、開発の効率化を図れる。また、各種アプリケーションを融合したアプリケーション開発や、アプリケーションの再利用化を容易に行える効果もある。また、特に、汎用であるXML形式を用いることで、システムとしての拡張性、応用性を高めることができる。
また、この実施形態では特に、XML形式の上位データが、基本項目と詳細項目とを有しており、複数のサービスサーバSSと統一サーバSTとの間で送受信される上位データについて、複数のサービスサーバSSに共通の基本項目と共通でない詳細項目とに区分されている。この結果、その区分に応じた円滑迅速なデータ処理や通信が可能となり、データ処理効率や通信効率を向上することができる。
なお、上記実施形態では、サービスサーバSSのアプリケーションが検索機能を有している場合、当該サービスサーバSS自体が検索用のテーブルを備えて指定条件を満たすものを検索し、クライアントに応答していた。しかし、本発明はこれに限られず、例えば検索処理そのものを統一サーバSTにより共通データベースを利用して行わせてもよい。
図15は、飲食店検索サーバを介して統一サーバに飲食店検索させる場合の情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。この図15において、クライアント3から「名古屋」を含む所在地条件と「ひつまぶし」の取り扱い品目条件をキーとして飲食店を検索するよう飲食店検索サーバSSi′に要求する。
そしてこれを受信した飲食店検索サーバSSi′は、基本項目条件としての“category=飲食店”、所在地条件としての“address=*名古屋*”(addressの一部に「名古屋」が含まれるという意味)、及び取り扱い品目条件としての“kind=ひつまぶし”を反映させたURLにより統一サーバST′にアクセスして、飲食店検索とそれに対応する店舗データを要求する要求信号を共通インターフェース形式により送信する(なお、上記URL中の各条件における日本語部分はURLエンコード等を考慮する必要あり)。
そしてこれを受信した統一サーバST′は、自身の大容量記憶装置16における共通データベースから、<category>が「飲食店」であり、<address>が「名古屋」を含み、<kind>が「ひつまぶし」である店舗データ(XML形式上位データ)を検索し、飲食店検索サーバSSi′に対して応答する(図中の下線部の対応を参照)。そして、これ以降は上記図12と同様の処理を行うことにより、クライアント3の使用者は指定した条件を満たす飲食店の検索結果とそれに対応する店舗データを確認できる。
このようなシステム構成とした場合には、サービスサーバSS(飲食店検索サーバSSi′)の記憶装置44に検索用のテーブル(図14(a)の飲食店検索サーバ用テーブル)を記憶させる必要がなく、また検索要求とその結果に対応する詳細データの表示を一度の手順で簡便に行うことができる。また、このシステム構成を上記蔵書管理サーバSSzに適用する場合には、統一サーバSTの共通データベースにおいて各書籍データにそれぞれ図書館固有の情報(例えば、図14(b)の蔵書管理サーバ用テーブルの情報)も付加して格納すればよい(特に図示せず)。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)セキュリティ情報を組み込んで問い合わせる場合
なお、クライアント3の操作に基づきサービスサーバSSから統一サーバSTに送信するデータ(前述の例では書籍データや店舗データ)の要求信号にセキュリティ情報を含ませ、統一サーバSTがこのセキュリティ情報の照合結果に基づいてデータ(上位データ)の応答の成否を決定するようにしてもよい。
図16は、サービスサーバSSの別の例である物品管理サーバSSbからの上記要求信号にセキュリティ情報を含めて送信する場合の、情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。この図16において、会社内の備品を管理する物品管理サーバSSbが、統一サーバSTに対して管理対象物(図示する例では「開発部所有プロジェクター」)についてのデータを要求する。この際、前述と同様、タグID(図示する例では「E00401000A844BF3」)を反映させたURLで統一サーバSTにアクセスするとともに、セキュリティ情報として、ユーザ情報(図示する例では「User=ichirotanaka」)とグループ情報(図示する例では「Group=ブラザー工業 開発部」)とを併せて送信する。
このとき、統一サーバSTの共通データベースには、予めタグIDに対応してデータの取得が許可されるユーザ情報及びグループ情報が記憶されている。そして、統一サーバSTが上記のデータの要求信号を受信した場合、まず、共通データベースから上記タグIDに対応するデータを検出する。そして、受信したユーザ情報及びグループ情報が、共通データベースにおいて当該タグIDに対応して(データ取得を許可する者として)記録されているユーザ情報及びグループ情報と一致するかどうかを判定する。そして、記録されたユーザ情報及びグループ情報と一致する場合のみ、データを含んだ上位データを物品管理サーバSSbに応答返信する。このとき、応答返信される上位データの基本項目には、ユーザ情報とグループ情報を反映した文字列(図示する例の“<user>”の文字列と“<group>”の文字列)が記載される(図中の下線部の対応を参照)。またこの場合には、基本項目中の“<security>”の文字列の内容は“true”となる。
なお、上記において、“<user>”の文字列内のユーザ情報や、“<group>”の文字列内のグループ情報や、“<security>”の文字列等が、各請求項記載のセキュリティ応答要素を構成する。
本変形例においては、物品管理サーバSSbからのデータの要求信号に、タグIDに対応するユーザ情報とグループ情報を含まない場合には、統一サーバSTは応答しなくなる。したがって、情報送受におけるセキュリティを高めることができる。
なお、上記はサービスサーバ(上記の例では物品管理サーバSSb)から統一サーバSTへデータを要求する場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、携帯端末2から統一サーバSTへデータを要求する場合(図9参照)にも適用して、上記同様にユーザ情報を含めてデータを要求するようにし、統一サーバSTが対応する態様で応答する(応答しない場合を含む。また後述のように対応するデータ加工を行う場合を含む)ようにしてもよい。この場合も同様の効果を得る。
なお、セキュリティ情報としては、上述したようなユーザ情報とグループ情報の組み合わせに限られず、例えば一般的なログインIDとパスワードの組み合わせとしてもよい。また、1つのセキュリティ情報に対してデータの取得を許可する範囲を設定させるようにしてもよい。また、ユーザ情報やグループ情報は、データの取得の成否を決めるセキュリティ情報としてではなく、単に上位データ中に記載するための参照情報として送受するようにしてもよい。
(2)携帯端末のアプリケーションで備忘録を作成する場合
上記実施形態では、携帯端末2は複数の物にそれぞれ貼付されている無線タグTからタグIDを読み取るたびに対応するデータを個別に表示するだけであったが、本発明はこれに限られない。すなわち、例えば携帯端末2が実行するアプリケーションの一機能として、携帯端末2が読み貯めた複数のタグIDにそれぞれ対応するデータを時系列でまとめて併記する(=備忘録を作成する)ようにしてもよい。
図17は、携帯端末2を用いて備忘録を作成する場合でタグIDを読み貯める状況の一例を表す図である。なお、図示の煩雑を避けるために、各タグIDは「ID:AAAAA」などと略記する(後述の図18、図20、図21においても同様)。
この図17に示す例では、携帯端末2の所有者が「OA機器展示会」を見学したことについての備忘録を作成する場合を示しており、その見学の行程としては、最初に「OA機器展示会」の会場入り口に設けてある入場受付301を経由して入場し、次に会場内に設けてあるAブース302、Bブース303、Cブース304の順でそれぞれ1つずつ展示品を見学している。そしてそれぞれの行動過程において、携帯端末2を用いて展示品に貼付されている無線タグTからタグIDを読み取らせる。なおこれらのタグIDは、詳細な説明は省略するが、上記図5及び図6や、図7及び図8を用いて説明した手順と同等の手順により、展示会の看板(後述)や各展示品に対して既に発行された無線タグTに対応するものである。
図示する例では、入場受付において展示会の名称が記載された看板301Aなどに貼付されている無線タグTから、「OA機器展示会」という展示会に対応するタグIDが読み取られる。また、各ブースで展示されている物品302A,303A,304Aに直接貼付されている無線タグTから、その物品自体に対応するタグIDが読み取られる。そして、これら読み取られたタグIDは、それぞれ読み取られた時刻と対応づけて携帯端末2に記録・蓄積される。
図18は、上記図17に示した例により読み貯めたタグIDから備忘録を作成する際の、携帯端末2と統一サーバSTの間における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。
この図18において、携帯端末2は読み貯めた複数のタグIDにそれぞれ対応するデータを時系列順で個別に統一サーバSTに要求する(データの要求については上記図9で示した例を参照)。これらを受けた統一サーバSTは、各タグIDに対応するデータを検出し、それぞれ個別に携帯端末2に応答送信する。そして、携帯端末2は受信した複数のデータからそれぞれ必要な内容を抽出し、それぞれタグIDを読み取った時刻と対応させて表示部34に表示する。これにより、携帯端末2は読み貯めた複数のタグIDにそれぞれ対応するデータを時系列順で併記した備忘録(図示する例では「展示会レポート」)を作成・表示することができる。
なお、上記の例におけるタグIDの設定として、展示会のイベント、各ブース、及び展示物品のように分類の大きさの各段階でそれぞれにタグIDを設定することもできる。
また、上述した場合のように複数のタグIDに対応するデータを統一サーバSTに対して要求する場合には、複数のタグIDのそれぞれで個別に要求信号を送信する以外にも、例えば図19に(サービスサーバSSと統一サーバSTとの情報送受信の例で)示すように、一回の要求信号で複数のタグIDをまとめて送信するようにしてもよい。またこれに応じて、統一サーバSTも、各タグIDに対応するデータを一括して含む一つのデータとして応答返信するようにしてもよい。
この場合には、サービスサーバSSが複数のタグID(図示する例では「E00401000A72D4B0」と「E00403000A72D6C3」の2つ)をパラメータとして含んだリクエストで統一サーバSTにアクセスする。そしてこれを受信した統一サーバSTは各タグIDに対応するデータを検出し、それぞれに対応する内容(基本項目+詳細項目)を連結して一つの上位データとして作成(下線部参照)し、これをサービスサーバSSに応答返信する。これにより、複数のタグIDを一度に統一サーバST側へ送信して対応するデータを一度に取得することができるので、通信効率を向上することができる。なお、携帯端末2から統一サーバSTへデータを要求する場合にも上記同様に複数のタグIDを送信するようにしてもよい。この場合も同様の効果を得る。
(3)携帯端末のアプリケーションでブログを作成する場合
上記(2)の変形例では、携帯端末2が読み貯めた複数のタグIDに基づいて作成した備忘録を、その携帯端末2自体でしか表示させていなかったが、これに限られない。すなわち、この他にも広域ネットワークNWを介して誰でも閲覧できるいわゆるブログとして広く公開できるようにしてもよい。
図20は、携帯端末2を用いてブログを作成する場合でタグIDを読み貯める状況の一例を表す図である。この図20に示す例では、携帯端末2の所有者が図書館401、飲食店402、及び展示会403の順に訪れ、それら各所で自分が関係した物を日記形式でネットワーク上に公開するいわゆるブログを作成する場合を示している。そして、携帯端末2の所有者は、各所において関係した物にそれぞれ貼付されている無線タグTから携帯端末2を用いてタグIDを読み取る。
図示する例では、図書館401において借りた本401A及びCD401Bにそれぞれ貼付されている無線タグTからタグIDを読み取っている。その後、飲食店402において看板402Aやメニュー402Bなどに貼付されている無線タグTからそれぞれ店舗や注文した物に対応するタグIDを読み取っている。さらに、展示会会場403において看板403A及び展示物品403Bなどに貼付されている無線タグTからそれぞれ展示会イベントそのものや展示物品403Bに対応するタグIDを読み取っている。そして、これら読み取られたタグIDは、それぞれ読み取られた時刻と対応づけて携帯端末2に記録・蓄積される。
図21は、上記図20に示した例により読み貯めたタグIDからブログを作成する際の携帯端末2、サービスサーバとしてのブログサーバSSr、及び統一サーバSTの間における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。
この図21において、所有者の適宜の操作により、携帯端末2が、読み貯めた複数のタグIDを、それぞれ対応する読み取り時刻と日付とともにブログサーバSSr(例えばWEBサーバとして機能するサービスサーバSS)へアップロード送信する。この際に送受されるデータは、前述の下位データであり、固有のインターフェース形式で送受されることになる。そしてこれを受信したブログサーバSSrは、それら複数のタグIDにそれぞれ対応するデータを統一サーバSTに要求する(データの要求については上記図12(b)、図13(b)で示した例を参照)。これらを受けた統一サーバSTは、各タグIDに対応するデータを検出し、それぞれ上位データの形でブログサーバSSrに応答送信する。そして、ブログサーバSSrは受信した複数のデータからそれぞれ必要な内容を抽出し、それぞれタグIDを読み取った時刻と対応させて公開用の文書(HTML形式ファイルなど)を作成する。
このとき、データの記載については、日記形式の文章として読みやすいように語句を補足して記載する。つまり、図示している例文のように、書籍の名称が「○○○」である場合に、「図書館で○○○という本を借りた。」と補足記載する。そして作成した公開用文書を日付に対応させて記憶し、広域ネットワークNW上で公開することでブログを作成することができる。
なお、上述した場合のように統一サーバSTから取得したデータを、広域ネットワークNW上で広く公開するブログに記載する場合には、統一サーバSTから応答返信される上位データ中にアフェリエイト用のURLを追加するようにしてもよい。ここでアフェリエイトとは、WEBサイトなどが企業サイトなどのリンクを張り、閲覧者がそのリンクを経由して当該企業サイトで商品を購入したりすると、リンク元サイトの主催者に報酬や特典が与えられるという広告手法である。
この場合には、図22に示すように、ブログサーバSSrがタグIDを反映させたURLで統一サーバSTにアクセスし、それとともにユーザ情報を送信する。そしてこれを受信した統一サーバSTは各タグIDに対応するデータを検出するとともに、ユーザ情報を反映させたアフェリエイト用URLを生成(下線部参照)し、これを詳細項目に挿入した上位データをブログサーバSSrに応答返信する。そして、ブログサーバSSrは、ブログ上のデータの記載(図示する例では店舗名の「うな良」)にアフェリエイト用URLをリンクさせるようブログを作成する。
このように、統一サーバSTがユーザ情報を含むデータの要求信号を受信した場合に、このユーザ情報に対応した態様に加工された応答信号(上位データ)を返信させることにより、ユーザのニーズに応じた種々の態様や量のデータを応答することが可能となり、きめ細やかなサービスを提供することができる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、いちいち例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施形態の情報提供システム全体を表すシステム構成図である。 情報提供システムのうちの統一サーバ及び携帯端末の詳細機能を表す機能ブロック図である。 情報提供システムのうちのサービスサーバ及び無線タグ作成装置の詳細機能を表す機能ブロック図である。 無線タグに備えられた無線タグ回路素子の機能的構成の一例を表すブロック図である。 情報提供システムが備える蔵書管理サーバの周囲における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 XML形式で記述された書籍データを表した図である。 情報提供システムが備える飲食店検索サーバの周囲における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 XML形式で記述された店舗データを表した図である。 携帯端末の周囲における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 携帯端末を用いてタグIDを読み貯める状況の一例を表す図である。 無線タグの作成からデータの取得までのサービスサーバ、携帯端末、及び統一サーバの制御動作と応答の一例を表すシーケンス図である。 飲食店検索サーバの検索機能における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 蔵書管理サーバの検索機能における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 飲食店検索サーバ用テーブルと蔵書管理サーバ用テーブルの例を概念的に表す図である。 飲食店検索サーバを介して統一サーバに飲食店検索させる場合の情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 物品管理サーバからのデータの要求信号にセキュリティ情報を含めて送信する変形例を説明する図である。 携帯端末を用いて備忘録を作成する変形例においてタグIDを読み貯める状況の一例を表す図である。 図17に示した例により備忘録を作成する場合の携帯端末と統一サーバの間における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 複数のタグIDを一括処理する変形例の情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 携帯端末を用いてブログを作成する変形例においてタグIDを読み貯める状況の一例を表す図である。 図20に示した例によりブログを作成する場合の携帯端末、ブログサーバ、及び統一サーバ情報の間における情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。 ブログにアフェリエイト用URLをリンクさせる変形例の情報の流れとその処理について概念的に説明する図である。
符号の説明
1 情報提供システム
2 携帯端末(端末装置)
3 クライアント(サービス端末)
4 無線タグ作成装置
16 大容量記憶装置(共通データベース)
17 ネットワーク通信制御部(第1送受信手段)
22 主アンテナ
23 リーダアンテナ
35 データ送受信部(第4送受信手段)
36 タグリーダ(情報取得手段)
45 上位ネットワーク制御部(第2送受信手段)
46 下位ネットワーク制御部(第3送受信手段)
47 通信制御部
SS サービスサーバ
SSb 物品管理サーバ(サービスサーバ)
SSi 飲食店検索サーバ(サービスサーバ)
SSr ブログサーバ(サービスサーバ)
SSz 蔵書管理サーバ(サービスサーバ)
ST 統一サーバ
NW 広域ネットワーク
NL 構内ネットワーク
T 無線タグ
To 無線タグ回路素子

Claims (5)

  1. 個別のアプリケーションによるサービス及び無線タグを作成するサービスをそれぞれ行う複数のサービスサーバと、前記複数のサービスサーバに対しネットワーク接続を介し共通に設けられた1つの統一サーバと、前記統一サーバに保持されたデータを利用する端末装置と、前記サービスサーバに接続され、タグ識別情報を無線通信を介して書き込んだ前記無線タグを作成する無線タグ作成装置とを有する情報提供システムであって、
    前記統一サーバは、
    前記複数のサービスサーバのそれぞれと前記端末装置とに対し、XML形式に対応した共通のインターフェース形式により情報送受可能な第1送受信手段と、
    XML形式の共通データベースとを有し、
    前記複数のサービスサーバのそれぞれは、
    前記統一サーバの前記第1送受信手段に対し、XML形式に対応した前記共通のインターフェース形式により情報送受可能な第2送受信手段と、
    前記個別のアプリケーションを共通に利用する複数のサービス端末に対し、前記個別のアプリケーションに固有のインターフェース形式により情報送受可能な第3送受信手段と、
    前記第2送受信手段を介しXML形式に対応した前記共通のインターフェース形式により前記統一サーバに対して送受するXML形式の上位データ、及び、前記第3送受信手段を介し前記固有のインターフェース形式により前記複数のサービス端末に対して送受する下位データの相互間の、データ形式変換処理を行うデータ形式変換処理手段と
    を有し、
    前記端末装置は、
    前記無線タグ作成装置で作成された前記無線タグに記憶された前記タグ識別情報を、無線通信を介して取得する情報取得手段と、
    前記統一サーバの前記第1送受信手段に対し、XML形式に対応した前記共通のインターフェース形式により情報送受可能な第4送受信手段を有し、
    前記サービスサーバの前記データ形式変換処理手段は、
    前記タグ識別情報に対応づけられた前記固有のデータ形式の前記下位データを、当該タグ識別情報に対応づけた態様で前記XML形式の前記上位データに変換処理し、
    前記統一サーバの前記共通データベースは、
    前記タグ識別情報に対応づけられた前記XML形式の前記上位データを格納保持し、
    前記統一サーバの前記第1送受信手段は、
    前記端末装置の前記第4送受信手段から、前記情報取得手段で取得した前記タグ識別情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、前記タグ識別情報に対応づけられた前記上位データを含む応答信号を前記第4送受信手段へ送信する
    ことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記サービスサーバの前記データ形式変換処理手段は、
    前記XML形式の前記上位データが、
    前記複数のサービスサーバそれぞれに固有のデータ項目と、
    前記複数のサービスサーバに共通のデータ項目と
    を有するように、前記データ形式変換処理を行う
    ことを特徴とする請求項記載の情報提供システム。
  3. 前記上位データの前記共通のデータ項目は、セキュリティ応答要素を含み、
    前記統一サーバの前記第1送受信手段は、
    前記端末装置の前記第4送受信手段、又は、前記サービスサーバの前記第2送受信手段から、前記セキュリティ応答要素に対応した問い合わせ信号を受信した場合にのみ、対応する応答信号を前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段へ送信する
    ことを特徴とする請求項記載の情報提供システム。
  4. 前記端末装置の前記第4送受信手段、又は、前記サービスサーバの前記第2送受信手段は、ユーザ情報を含む問い合わせ信号を、前記統一サーバの前記第1送受信手段に送信し、
    前記統一サーバの前記第1送受信手段は、
    前記端末装置の前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段から、前記ユーザ情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、前記ユーザ情報を反映したURL情報を前記固有のデータ項目に挿入するように加工された応答信号を前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段へ送信する
    ことを特徴とする請求項又は請求項記載の情報提供システム。
  5. 前記統一サーバの前記第1送受信手段は、
    前記端末装置の前記第4送受信手段、又は、前記サービスサーバの前記第2送受信手段から、複数の前記タグ識別情報を含む問い合わせ信号を受信した場合には、前記複数のタグ識別情報にそれぞれ対応づけられた複数の前記上位データを一括して含む応答信号を前記第4送受信手段又は前記第2送受信手段へ送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の情報提供システム。
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