JP4582010B2 - 燃料噴射制御装置 - Google Patents
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さらに、上記構成では、上記領域毎に各別の関係式を用いることで、排気特性の悪化を抑制するためにより適切に適合された関係式を用いることができる。
請求項2記載の発明は、前記燃料ポンプは、前記内燃機関の出力軸から動力を付与されるものであり、前記目標値の変化を時間の関数として定める関係式に関する情報を記憶する記憶手段と、該関係式に基づき前記フィードバック制御の目標値を設定する設定手段とを備え、前記関係式を定めるパラメータである設定パラメータの値が、アクセル操作部材の操作量及び燃料噴射弁に対する噴射量の指令値の少なくとも一方によって分割される領域毎に各別に付与されてなることを特徴とする。
上記構成では、目標値の変化を時間の関数として定める関係式を用いて燃圧をフィードバック制御する。このため、排気特性の悪化を抑制するように関係式を適合しておくことで、目標値を変化させる場合であっても、排気特性の悪化を抑制することができる。
さらに、上記構成では、上記設定パラメータの値を上記領域毎に各別の値とすることで、排気特性の悪化を抑制するためにより適切に適合された関係式を用いることができる。
以下、本発明にかかる燃料噴射制御装置をコモンレール式のディーゼル機関の燃料噴射制御装置に適用した第1の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(a)アクセルペダルの操作量と回転速度とによって定まる全ての領域において、関係式を一義的に仮に設定する。
(b)アクセルペダルの操作量と回転速度とによって定まる各領域において、関係式の設定パラメータの値を仮に定める。ここでは、例えば関係式を上記関係式1とする場合、各係数a,b及び切片cについての仮に定める値を、実験計画法に従って、いくつかの組として設定すればよい。すなわち、アクセルペダルの操作量と回転速度とによって定まる特定の領域について、実験計画法に基づき、(a,b,c)=(0.5,0.3,0.4)、(0.4,0.5,0.5)、…というように、いくつかの組として設定すればよい。
(c)上記仮に定められた値に従って目標燃圧を設定し、コモンレール12内の燃圧を目標燃圧にフィードバック制御しつつ、計測装置52により排気特性を計測する。なお、この目標燃圧のフィードバック制御とともに、燃料噴射弁16を操作することでアクセルペダルの操作量と回転速度とに応じた燃料噴射を行なう。
(d)排気特性の計測結果に基づき、上記(b)にて仮に定められた値から適切な値を選択する。
(e)上記(d)において、適切な値を選択することのできる領域については、関係式を上記(a)にて設定したものに確定させる。
(f)上記(d)において、適切な値を設定することができない領域がある場合には、その領域の関係式を変更して再度上記(b)〜(d)の処理を繰り返す。
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
以下、第3の実施形態について、先の第2の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
PFIN=PFINm(n−1)+{1−α(tt−t)}×{PFINm(n)−PFINm(n−1)}
ただし、目標燃圧PFINm(n)は、ステップS50の今回の処理において算出される目標燃圧であり、目標燃圧PFINm(n−1)は、ステップS50の前回の処理において算出される目標燃圧である。上記式によっても、目標燃圧PFINmの変化の前後の値(PFINm(n)、PFINm(n−1))を連続的につなぐようにして目標燃圧PFINを設定することができる。ちなみに、上記関係式では、係数αが適合対象となる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
Claims (5)
- 燃料を高圧状態で蓄える蓄圧室と、該蓄圧室に燃料を圧送する燃料ポンプと、前記蓄圧室に蓄えられた燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記蓄圧室内の燃圧を検出する検出手段とを備える内燃機関の燃料噴射装置に適用され、前記検出手段によって検出される燃圧を目標値にフィードバック制御すべく前記燃料ポンプを操作する燃料噴射制御装置において、
前記燃料ポンプは、前記内燃機関の出力軸から動力を付与されるものであり、
前記目標値の変化を時間の関数として定める関係式に関する情報を記憶する記憶手段と、
該関係式に基づき前記フィードバック制御の目標値を設定する設定手段とを備え、
前記関係式は、アクセル操作部材の操作量及び燃料噴射弁に対する噴射量の指令値の少なくとも一方によって分割される領域毎に各別に設けられてなることを特徴とする燃料噴射制御装置。 - 燃料を高圧状態で蓄える蓄圧室と、該蓄圧室に燃料を圧送する燃料ポンプと、前記蓄圧室に蓄えられた燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記蓄圧室内の燃圧を検出する検出手段とを備える内燃機関の燃料噴射装置に適用され、前記検出手段によって検出される燃圧を目標値にフィードバック制御すべく前記燃料ポンプを操作する燃料噴射制御装置において、
前記燃料ポンプは、前記内燃機関の出力軸から動力を付与されるものであり、
前記目標値の変化を時間の関数として定める関係式に関する情報を記憶する記憶手段と、
該関係式に基づき前記フィードバック制御の目標値を設定する設定手段とを備え、
前記関係式を定めるパラメータである設定パラメータの値が、アクセル操作部材の操作量及び燃料噴射弁に対する噴射量の指令値の少なくとも一方によって分割される領域毎に各別に付与されてなることを特徴とする燃料噴射制御装置。 - 前記内燃機関の出力軸の回転速度及びアクセル操作部材の操作量及び燃料噴射弁に対する噴射量の指令値の少なくとも1つに基づき、前記目標値の変化要求の有無を判断する判断手段を更に備え、
前記設定手段は、前記変化要求があると判断されるとき、前記関係式に基づき前記目標値を変化させることを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射制御装置。 - 前記設定手段は、前記変化要求があると判断されてから予め定められた時間が経過するまで、前記関係式に基づき前記目標値を変化させることを特徴とする請求項3記載の燃料噴射制御装置。
- 前記内燃機関の出力軸の回転速度、及びアクセル操作部材の操作量又は燃料噴射弁に対する噴射量の指令値に基づき、前記目標値を定めるマップと、
前記マップによって定まる目標値の変化が予め定められた閾値以上であるか否かを判断する判断手段とを更に備え、
前記設定手段は、前記目標値の変化が前記閾値未満であるときには前記マップによって前記目標値を設定して且つ、前記目標値の変化が前記閾値以上であると判断されるときには、前記マップによって定まる変化前後の前記目標値を連続的につなぐようにして前記関係式を用いて前記目標値を設定することを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射制御装置。
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JPH05163996A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Mazda Motor Corp | エンジンの制御装置 |
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JP2004197607A (ja) * | 2002-12-17 | 2004-07-15 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
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