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JP4581541B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、厨房等で発生する生ゴミを破砕する生ゴミ処理装置に関するものであり、特に、破砕処理に適した給水を自動で行えるようにした生ゴミ処理装置に関するものである。
一般家庭やレストラン等において発生する生ゴミ等の厨芥を破砕処理する生ゴミ処理装置としては、シンクに形成された投入開口部に給水しながら連続運転を行い、投入開口部から厨芥を少量ずつ投入して順次破砕する連続方式と呼ばれる生ゴミ処理装置が提案されている。
連続方式の生ゴミ処理装置では、投入開口部を開けたまま運転を行って破砕処理を行うので、安全面で不安を持つ利用者が多い。そこで、投入開口部から厨芥を投入した後、投入開口部を蓋体で閉じてから運転を開始して破砕処理を行うバッチ方式と呼ばれる生ゴミ処理装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
バッチ方式の生ゴミ処理装置では、投入開口部を蓋体で閉じた状態で破砕処理を行うので、蓋体を閉じた状態で破砕室内に給水を行えるようにする機構が必要である。そして、一般的には蓋体に給水口を形成して、水道の蛇口等からシンクに流した水を蓋体の給水口から破砕室内へ給水できるようにしている。
特開平11−10020号公報
厨芥の破砕処理時には、破砕した厨芥を流すために所定量の給水が必要である。手動で給水を行う生ゴミ処理装置では、水栓の開度を利用者が調整することで、所定量の給水が行われるようにしている。
しかし、手動で給水量を設定する場合は、一般的に給水量が少なめに設定される傾向にある。給水量が少ないと、破砕した厨芥を所定時間内に流すことができず、破砕処理に時間がかかるという問題がある。
このため、給水を自動で行う生ゴミ処理装置も提案されている。自動給水を行う生ゴミ処理装置では、破砕室の側壁に給水口を設けて、破砕室内に所定量の給水を自動で行う構成となっている。しかし、破砕室の全体に給水することができないので、所定量の給水を行っても、破砕した厨芥を所定時間内に流すことができず、結果的に破砕処理に時間がかかるという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、破砕処理に適した給水を自動で行えるようにした生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、回転破砕刃および固定破砕刃を備えた破砕室に生ゴミが投入され、回転破砕刃を回転駆動して回転破砕刃と固定破砕刃とにより生ゴミを破砕して下方へ排出する生ゴミ処理装置において、破砕室に接続された給水手段と連通して、破砕室の内周面に沿って略水平方向に水を放出する供給口と、供給口から放出された水の一部を拡散して下方へ流す方向制御部材とを備え、破砕室は、上部にハンドルを有するハウジングに回転破砕刃と固定破砕刃が収容されて、装置本体に着脱自在な破砕ユニットを備え、ハンドルは供給口と対向する部位に形成されて、ハンドルで方向制御部材を構成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、供給口は、破砕室の内周面に沿って略水平方向に放出される水の流れが同一方向の流れとなるように、破砕室の内周面の周方向に位置を異ならせて少なくとも2箇所に形成されたことを特徴とする。
請求項の発明は、ハンドルは、供給口から放出される水の流れに対して交差する方向に延在し、延在方向の側部に下向きの斜面が形成されると共に、ハンドルの上部が供給口と対向することを特徴とする。
請求項の発明は、回転破砕刃および固定破砕刃を備えた破砕室に生ゴミが投入され、回転破砕刃を回転駆動して回転破砕刃と固定破砕刃とにより生ゴミを破砕して下方へ排出する生ゴミ処理装置において、破砕室に接続された給水手段と連通して、破砕室の内周面に沿って略水平方向に水を放出する供給口と、供給口から放出された水の一部を拡散して下方へ流す方向制御部材とを備え、回転破砕刃と固定破砕刃は交互に積層され、最上段に回転破砕刃が配置されると共に、最上段の回転破砕刃と対向する部位に供給口が形成されて、最上段の回転破砕刃で方向制御部材を構成し、最上段の回転破砕刃は、回転方向の前後両面に下向きの斜面が形成されたことを特徴とする。
請求項の発明は、破砕室の上部に形成される投入開口部に着脱自在に取り付けられる蓋体と、蓋体が投入開口部に取り付けられたことを検出する検出手段と、蓋体が投入開口部に取り付けられたことを検出手段で検出すると、給水手段による給水を開始して破砕処理を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、供給口から放出された水の一部は破砕室の内周面に沿って下方へ流れ、一部は方向制御部材に当たって拡散して下方に落ちる。方向制御部材に当たった水の一部は、方向制御部材をつたわって流れてから下方に落ちる。
これにより、破砕室内の全体に上方からほぼ一様に給水できるので、破砕された厨芥を破砕室内全体で下方へ効率良く流すことができ、厨芥を破砕し、かつ破砕した厨芥を排出するまでの処理時間を短縮することができる。
なお、回転破砕刃および固定破砕刃をハウジングに収容してユニット化した構成で、破砕ユニットの着脱の際に使用されるハンドルを方向制御部材として利用する構成とすれば、部品点数を増やすことなく効率良い給水が可能となる。
また、回転破砕刃を方向制御部材として利用する構成とすれば、回転破砕刃の回転動作で水を拡散する方向を切り替えることができるので、より効率良く破砕室内の全体に給水を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の生ゴミ処理装置の実施の形態について説明する。
<生ゴミ処理装置の全体構成>
図1は第1の実施の形態の生ゴミ処理装置1aの構成の概要を示す部分断面図である。ここで、図1は生ゴミ処理装置1aの特徴を模式的に図示したものである。生ゴミ処理装置1aはグラインダー型と称されるもので、例えば厨房設備に設置され、ベースフレーム2の上に生ゴミ等が投入されるホッパー3が搭載されており、ホッパー3の上端がキッチンシンクSの開口部に嵌合している。
ホッパー3の内部には、ホッパー3に対して着脱可能に破砕ユニット4aが装着される。破砕ユニット4aは、後述する回転破砕刃が減速ユニット5の駆動軸5aに嵌合され、ベースフレーム2に取り付けたモータ6が減速ユニット5を介して破砕ユニット4aの回転破砕刃を回転駆動する。詳細は図示しないが、破砕ユニット4aに駆動力を伝達する駆動軸5aは、破砕ユニット4aとの嵌合部分が角軸状あるいはスプライン軸状等に形成される。
また、ホッパー3は上端に投入開口部7が形成され、投入開口部7に蓋体8が着脱可能に取り付けられる。
更に、ホッパー3には給水手段としての配管9が接続され、破砕ユニット4aには配管9と連通する供給口10が形成されて、配管9から供給された水が供給口10から放出される。そして、配管9は第1の配管9aと第2の配管9bに分岐部9cで分岐され、後述するように、破砕ユニット4a内に2箇所から給水する構成である。
図2は第1の実施の形態におけるホッパー3の構成の一例を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は側面図、図2(c)は正面断面図である。ホッパー3は直立円筒形の部品であって、上端が開口して投入開口部7が形成される。
ホッパー3は、図1に示す第1の配管9aが接続される第1の接続部11aと第2の配管9bが接続される第2の接続部11bを備える。第1の接続部11aおよび第2の接続部11bは、図2(a)に示すように、ホッパー3の直径方向で対向する部位に形成され、各接続部11は、ホッパー3を外周面から内周面へと貫通して、ホッパー3の内周面に開口部が形成される供給口12を備える。各供給口12は、水の放出方向がホッパー3の円周方向に沿った水平方向で、かつ、供給口12同士の放出方向が逆向きとなるように形成される。
また、ホッパー3は、上下に延在して投入開口部7につながる溝部3aが内周面に形成される。図1に示す破砕ユニット4aは、投入開口部7から挿入され、溝部3aをガイドとしてホッパー3に対して着脱自在となっている。
更に、ホッパー3の周面の下端に排水管接続口3bを備える。ホッパー3内部には、排水管接続口3bへ向かって傾斜した底板3cが設けられ、底板3cの中心には図1に示す減速ユニット5の駆動軸5aが通る孔3dが形成される。
投入開口部7は、図1に示す蓋体8が取り付けられ、この取り付けられた蓋体8の回転動作で、蓋体8を閉状態でロックすると共に、ロックの解除を行う着脱機構を備える。
すなわち、蓋体8を投入開口部7に取り付けて一の方向に所定量回転させると、蓋体8の図示しないリブ等が係止され蓋体8は投入開口部7に閉状態でロックされる。また、ロックされた状態の蓋体8を他の方向に所定量回転させると、リブ等の係止が外れ、閉状態でのロックが解除されて、蓋体8は投入開口部7に着脱自在な状態となる。
図1に戻り、生ゴミ処理装置1aは第1の配管9aおよび第2の配管9bへの水の供給の有無を切り替える電磁弁13を備える。図示しないが電磁弁13の上流側は水道管と接続され、電磁弁13を開くと第1の配管9aおよび第2の配管9bへ水(上水)が供給され、電磁弁13を閉じると各配管9への水の供給が停止する。
また、生ゴミ処理装置1aはマグネットと近接センサ等を利用して、蓋体8が投入開口部7に取り付けられたことを検出して、動作を開始するための蓋スイッチ14(検出手段)を備える、更に、生ゴミ処理装置1aはモータ6の回転駆動等を制御する制御部(制御手段)15を備える。制御部15は、蓋スイッチ14の出力等に応じて電磁弁13の開閉、モータ6の回転開始および停止等を制御する。
図3および図4は第1の実施の形態における破砕ユニット4aの構成の一例を示し、図3は破砕ユニット4aの正面断面図、図4は破砕ユニット4aの要部分解斜視図である。
破砕ユニット4aは、図4に示す第1回転破砕刃16、第2固定破砕刃17、第3回転破砕刃18、第4固定破砕刃19および第5回転破砕刃20を、図3に示すようにハウジング21に収容して1つのユニット構成としている。
図5は第1の実施の形態におけるハウジング21の構成の一例を示し、図5(a)は平面図、図5(b)は部分断面図である。ハウジング21は円筒形状で、外径は図2に示すホッパー3の内径とほぼ等しく構成され、外周にリブ21aが形成される。
図3に示す破砕ユニット4aは図1に示すようにホッパー3の投入開口部7から挿入され、ハウジング21のリブ21aが図2に示すホッパー3の溝部3aに嵌り、所定の向きで装着される。ホッパー3に装着された破砕ユニット4aは、ハウジング21がホッパー3の内周面で保持されて破砕室を構成する。
また、ハウジング21は内周面の下端にフランジ部21bが形成される。図3に示すように、第4固定破砕刃19がフランジ部21bに保持されて、各破砕刃はハウジング21に収容される。
更に、ハウジング21は内周面に上端から下端にかけて2本の縦溝21cが180度間隔で形成される。後述するように、第2固定破砕刃17および第4固定破砕刃19は、縦溝21cに係合する形状を有することによって、ハウジング21に回転出来ない状態で保持される。
また、破砕ユニット4aは、ハウジング21にハンドル21dを備えることで、このハンドル21dを持ってホッパー3に対して着脱できるようにしてある。ハンドル21dは、ハウジング21の上端側に直径方向に延在して取り付けられる。また、ハンドル21dは、延在方向の左右両側部に下向きの斜面21eが形成される。
供給口10は、ハウジング21を外周面から内周面へと貫通する孔部で、図2に示すホッパー3の2個の供給口12と対応して第1の供給口10aと第2の供給口10bを備える。ハウジング21を所定の向きで図2に示すホッパー3に装着すると、第1の供給口10aがホッパー3の一方の供給口12と連通し、第2の供給口10bが他方の供給口12と連通する。
第1の供給口10aと第2の供給口10bは、ハウジング21の直径方向で対向する部位にハンドル21dを挟んで形成され、第1の供給口10aはハンドル21dの一方の端部に対向し、第2の供給口10bはハンドル21dの他方の端部に対向する。
第1の供給口10aおよび第2の供給口10bは、水の放出方向がハウジング21の内周面に沿った水平方向となる。そして、ハンドル21dは、第1の供給口10aおよび第2の供給口10bからの水の放出方向に対して略直交する方向に延在する。
ここで、第1の供給口10aおよび第2の供給口10bは、その開口の少なくとも1部がハンドル21dの上半分程度と対向する高さに形成され、第1の供給口10aおよび第2の供給口10bから放出された水の一部はハンドル21dに当たり、一部はハンドル21dの上側を通過する構成となっている。
また、第1の供給口10aと第2の供給口10bは、水の放出方向が逆向きとなるように形成され、2個の供給口10でハウジング21の内周面の全体に円を描くように水を流すことができるようになっている。
図3および図4に戻り、第1回転破砕刃16は、軸受部22の側部から水平に延びる1本の攪拌アーム23を備え、攪拌アーム23の回転方向における前後両面に押し込み面24aが形成される。
押し込み面24aは、攪拌アーム23の両側面において上端が下端に対して突出する下向き傾斜した斜面である。攪拌アーム23の両側面に押し込み面24aを形成することで、第1回転破砕刃16は、双方向の回転動作で押し込み面24aに接した生ゴミに対して、下方に押し付ける力を加えることができる。これにより、第1回転破砕刃16は、回転動作で生ゴミを取り込み、下段の破砕刃へと押し込む。
また、第1回転破砕刃16は、押し込み面24aの下端側にそれぞれエッジ24bが形成され、第2固定破砕刃17との協働で生ゴミを粗く破砕する破砕刃として機能する。
更に、第1回転破砕刃16は、攪拌アーム23の上面にハンドル23aが形成される。第1回転破砕刃16は、後述するように各回転破砕刃と一体となって回転する構成であるので、最上段の第1回転破砕刃16にハンドル23aを形成することで、直接破砕刃に触れることなく、各回転破砕刃を回転できるようになっている。
すなわち、図3に示す破砕ユニット4aを図1に示すようにホッパー3に取り付ける際に、駆動軸5aとの連結のため各回転破砕刃の向きを調整する場合、ハンドル23aを操作すれば、直接破砕刃に触れることなく、回転破砕刃の向きが調整できる。
第1回転破砕刃16は、軸受部22に軸取付孔22aが貫通形成される。軸取付孔22aは断面形状が略D型状で、第3回転破砕刃18の後述する軸部が回転できない状態で嵌められる。
第2固定破砕刃17は、ハブ25から180度間隔で水平に延びる2本のアーム26を備える。各アーム26は平板形状で、両側面の上下端にはエッジ27aおよびエッジ27bが形成され、上述した第1回転破砕刃16および第3回転破砕刃18との協働で破砕刃として機能する。
各アーム26の先端にはタブ28が形成される。タブ28は図5に示すハウジング21の縦溝21cに嵌合して、第2固定破砕刃17の回転を規制する。また、タブ28には脚部28aが形成され、第2固定破砕刃17と第4固定破砕刃19との間に所定の高さの隙間が形成されるようにしてある。更に、ハブ25の内径は第3回転破砕刃18の後述する軸部の径より大きく、第3回転破砕刃18の軸部と干渉しない寸法となっている。
第3回転破砕刃18は、ハブ29から120度間隔で放射状に延びる3本のアーム30を備える。各アーム30は底面に所定のピッチを有する櫛歯部30aが形成される。
第3回転破砕刃18のハブ29は、アーム30の形成面の上側に第1の軸部29aを備えると共に、アーム30の形成面の下側に第2の軸部29bを備える。第1の軸部29aは、第2固定破砕刃17のハブ25に対して回転自在に嵌る。また、第1の軸部29aは、上端側の断面形状が略D型状で、第1回転破砕刃16の軸取付孔22aが回転不能に嵌る。更に、第1の軸部29aの先端には、ナット31aが締結されるネジ部29cが形成される。
第2の軸部29bは、第4固定破砕刃19が回転自在に嵌る。また、第2の軸部29bは下端側に第5回転破砕刃20に嵌る角軸部29dが形成される。更に、角軸部29dの底面にネジ31bが締結されるネジ穴29eが形成される。
第4固定破砕刃19は、ハブ32から等間隔で接線方向に放射状に延びる8本のアーム33をリング34が囲んだ形状である。リング34の外周には180度間隔で放射方向に突出するタブ34aが形成される。タブ34aは図5に示すハウジング21の縦溝21cに嵌合して、第4固定破砕刃19の回転を規制する。
また、タブ34aは所定の高さを有し、第2固定破砕刃17の脚部28aがタブ34aの上面に載ることで、第2固定破砕刃17と第4固定破砕刃19との間に、第3回転破砕刃18が入る所定の高さの隙間が形成されるようにしてある。更に、ハブ32の内径は第3回転破砕刃18の第2の軸部29bの径より大きく、第2の軸部29bと干渉しない寸法となっている。
第4固定破砕刃19は、8本のアーム33の中で、6本のアーム33は上面に櫛歯部33aが形成される。第4固定破砕刃19の櫛歯部33aは、第3回転破砕刃18の櫛歯部30aと噛み合うピッチを有し、図3に示すように、第3回転破砕刃18と第4固定破砕刃19を重ねると、両者の櫛歯部30a,33aは僅かな隙間が形成される噛み合い状態となる。
これにより、第4固定破砕刃19の櫛歯部33aは、上段の破砕刃から送り込まれた生ゴミを、第3回転破砕刃18の櫛歯部30aとの協働で破砕する。
さて、上述したように、第3回転破砕刃18のアーム30は3本、第4固定破砕刃19のアーム33は8本であるので、アーム30同士の間隔に対してアーム33同士の間隔が狭い。
このため、8本全てのアーム33に櫛歯部33aを設けると、第3回転破砕刃18のアーム30の間に常に第4固定破砕刃19の櫛歯部33aが存在する状態となり、ある程度の大きさのブロック形状の生ゴミが投入された場合に、第3回転破砕刃18のアーム30間に生ゴミが入り込まず、破砕されにくくなる現象が発生する。
そこで、第4固定破砕刃19において、8本のアーム33の中で、例えば2本のアーム33bには櫛歯部33aを設けないことで、第3回転破砕刃18の回転動作中に、第4固定破砕刃19の櫛歯部33aを設けていないアーム33bが第3回転破砕刃18のアーム30の間に位置する場合は、円周方向に広い空間が形成されるようにする。
これにより、ある程度の大きさのブロック形状の生ゴミが投入された場合でも、第3回転破砕刃18のアーム30間に生ゴミが入り込み、第3回転破砕刃18の回転動作で櫛歯部30aと第4固定破砕刃19の他のアーム33の櫛歯部33aとの協働で生ゴミが破砕される。
なお、第4固定破砕刃19において櫛歯部33aを設けないアーム33bの数が多いと破砕能力が低下するので、例えば8本のアーム33を備える場合は、櫛歯部33aを設けないアーム33bは2本程度が望ましい。
また、各アーム33はハブ32の接線方向に沿って放射状に延在することで、第3回転破砕刃18が回転する際に、第4固定破砕刃19との噛合点を円周方向にずらして、破砕負荷のピークの抑制および負荷の平坦化を図っている。
第5回転破砕刃20は円板形状で、中心のハブ35を除く全面に多数のスリット36を配列している。なお、本例の第5回転破砕刃20においては、複数のスリット群が形成され、各スリット群においては、隣接するスリット36同士は略平行に配列される。
第5回転破砕刃20の上面は平面で、第4固定破砕刃19の各アーム33の底面に接しながら回転する。また、スリット36は第5回転破砕刃20を表裏貫通し、スリット36の上面側開口縁部には鋭利なエッジが形成される。
第3回転破砕刃18の櫛歯部30aと第4固定破砕刃19の櫛歯部33aにより破砕されて第5回転破砕刃20の上面に落下した生ゴミはスリット36に引っ掛かり、第5回転破砕刃20が回転することでスリット36に押し付けられて、スリット36のエッジ部分により破砕される。そして、細かく破砕された生ゴミは、スリット36を通って下方へ落下し、図2に示すホッパー3の底板3cを通り排水管接続口3bから外部へと排出される。
さて、スリット36は中間に段差部が形成され、上面側の開口より底面側の開口を拡大し、スリット36内に押し込まれた生ゴミが落下しやすいようにしてある。
第5回転破砕刃20のハブ35は、上面側に第3回転破砕刃19の角軸部29dが嵌る角穴部35aが形成される。また、ハブ35の底面側には、図1に示す駆動軸5aが嵌る角穴部35bが形成される。更に、角穴部35aと角穴部35bの間は、ネジ31bが通る貫通孔35cが形成される。
次に、各破砕刃を組み立てた状態について図3,図4を参照して説明する。第3回転破砕刃18の第2の軸部29bに第4固定破砕刃19のハブ32が回転自在に嵌められ、第2の軸部29bの角軸部29dが第5回転破砕刃20の角穴部35aに嵌められる。
そして、第5回転破砕刃20の角穴部35b側からネジ31bが角軸部29dのネジ穴29eに締結されて、第3回転破砕刃18と第5回転破砕刃20が一体に構成される。
また、第3回転破砕刃18の第1の軸部29aに第2固定破砕刃17のハブ25が回転自在に嵌められ、更に第1の軸部29aに第1回転破砕刃16の軸取付孔22aが回転不可に嵌められる。
そして、第1の軸部29aのネジ部29cにナット31aが締結されて、第1回転破砕刃16と第3回転破砕刃18が一体に構成され、第1回転破砕刃16、第3回転破砕刃18および第5回転破砕刃20が、第2固定破砕刃17および第4固定破砕刃19を挟み込んだ形態で一体となる。
なお、上述したように一体とされた各破砕刃のハウジング21への取り付けは、第2固定破砕刃17のタブ28および第4固定破砕刃19のタブ34aをハウジング21の縦溝21cに嵌めることで、第2固定破砕刃17および第4固定破砕刃19は回転不能にハウジング21に保持される。
そして、縦溝21cに保持金具21fを嵌め、図示しないネジ等で固定することで、各破砕刃は、保持金具21fとフランジ部21bとで上下方向への移動が不可能に保持される。これにより、ハウジング21に対して第1回転破砕刃16、第3回転破砕刃18および第5回転破砕刃20が回転自在となる。
そして、図3に示すように、第1回転破砕刃16、第2固定破砕刃17、第3回転破砕刃18、第4固定破砕刃19および第5回転破砕刃20は、上下の間隔がほとんど無い状態で重なるように寸法設定してあり、破砕された生ゴミが破砕刃の上下の隙間に入り込んで破砕ユニット4a内に残ることが無いようにしている。
<生ゴミ処理装置の動作>
次に、図1に示す生ゴミ処理装置1aの動作について各図を参照して説明する。まず、破砕ユニット4aがホッパー3に正常に取り付けられている状態では、第1の配管9aと接続されたホッパー3の第1の接続部11aの供給口12と、ハウジング21の第1の供給口10aが連通している。同様に、第2の配管9bと接続された第2の接続部11bの供給口12と、ハウジング21の第2の供給口10bが連通している。
生ゴミ処理装置1aの利用者は、投入開口部7からホッパー3内に生ゴミを投入し、蓋体8を投入開口部7に取り付ける。蓋体8を所定の操作で投入開口部7に取り付けると、蓋体8は投入開口部7に閉状態でロックされる。また、蓋スイッチ14が蓋体8が取り付けられたことを検出する。
蓋体8が投入開口部7に取り付けられたことを蓋スイッチ14で検出すると、制御部15は電磁弁13を開く。電磁弁13を開くと、図示しない水道管からの水が配管9に供給される。電磁弁13は定流量弁が用いられ、8L/min程度の水が供給できるように設定される。
配管9に供給された水は、分岐部9cで分岐されて第1の配管9aと第2の配管9bにそれぞれ4L/min程度ずつ供給され、第1の配管9aとつながった第1の供給口10aおよび第2の配管9bとつながった第2の供給口10bから破砕ユニット4a内に放出される。
図6は第1の実施の形態の破砕ユニット4a内における水の流れの一例を示し、図6(a)は平面断面図、図6(b)は図6(a)のA−A断面図である。第1の配管9aおよび第2の配管9bに4L/min程度の水が供給されると、第1の供給口10aおよび第2の供給口10bから破砕ユニット4a内に放出された水が、各供給口10と対向するハウジング21の内周面に届くように孔径等が設定されている。
これにより、第1の供給口10aおよび第2の供給口10bから破砕ユニット4a内に放出された水は、一部は図6(b)に示すようにハンドル21dの上側を通過する。そして、ハウジング21の内周面に沿って下方へ流れる。
なお、供給口10を1箇所に配置した場合は、ハウジング21の内周面の全周にわたって十分な水を流すことはできない。これに対して、第1の供給口10aと第2の供給口10bをハウジング21の直径方向で対向する部位に設けることで、図6(a)に示すように、各供給口10でハウジング21の内周面の半周程度ずつに水を流すことができる。
これにより、ハウジング21の内周面の全周にわたって上方から十分な量の水を流すことができ、後述する破砕処理で破砕されてハウジング21の内周面に付着した生ゴミを水の流れで積極的に下方へ落とすことができる。
さて、ハウジング21のハンドル21dは、上側半分程度が第1の供給口10aおよび第2の供給口10bと対向する高さに配置される。これにより、第1の供給口10aおよび第2の供給口10bから破砕ユニット4a内に放出された水の一部は、図6(b)に示すようにハンドル21dに当たる。
ハンドル21dは延在方向の左右両側部に下向きの斜面21eが形成されているので、ハンドル21dに当たった水は、斜面21eに沿って下向きに流れる。また、ハンドル21dに当たった水の一部は、図6(a)に示すように横方向等へ拡散される。更に、ハンドル21dに当たった水の一部は、ハンドル21dをつたわって流れてから下方に落ちる。
これにより、ハウジング21の内周面から中心にかけて上方から十分な量の水を流すことができ、破砕されて各破砕刃に付着した生ゴミを水の流れで積極的に下方へ落とすことができる。
このように、ハンドル21dに斜面21eを設けて、第1の給水口10aおよび第2の給水口10bから放出された水の一部を当てて拡散するようにしたことで、ハウジング21内の内周面から中心にかけて、全体にほぼ一様に給水を行うことができる。
さて、図1に示す制御部15は、蓋スイッチ14で蓋体8が投入開口部7に取り付けられたことを検出し、電磁弁13を開いて水の供給を開始してから一定時間経過すると、モータ6の回転駆動を開始する。
具体的には、数秒毎、例えば5秒毎に正転と逆転動作を繰り返す回転動作を行う。モータ6の回転速度としては、100rpm程度に設定され、騒音や振動の発生を抑えている。
次に、破砕処理について説明する。モータ6が回転すると、破砕ユニット4aは、第1回転破砕刃16と第3回転破砕刃18と第5回転破砕刃20が一体に回転する。これに対して、第2固定破砕刃17と第4固定破砕刃19は回転しない。
これにより、ホッパー3内に投入された生ゴミは、第1回転破砕刃16の攪拌アーム23により攪拌され、下段の第2固定破砕刃17のアーム26との協働でおおまかに破砕されると共に、破砕された生ゴミが第3回転破砕刃18のアーム30間に送り込まれる。
ここで、第1回転破砕刃16の攪拌アーム23は押し込み面24aが形成される。押し込み面24aは下向きの斜面であるので、第1回転破砕刃16の回転動作で、生ゴミは下方へ押し込まれる力を受ける。
これにより、初期破砕段階での生ゴミの取り込み性が向上する。特に、グレープフルーツの皮等の、比較的大きくて軽く、かつ湾曲しているような形状の生ゴミの取り込み性が向上し、所定の処理時間内に破砕処理を終了させることができ、破砕処理時間の遅延を防ぐことができる。
第3回転破砕刃18のアーム30の間に送り込まれた生ゴミは、第3回転破砕刃18の回転により、アーム30の櫛歯部30aと、下段の第4固定破砕刃19のアーム33の櫛歯部33aとの噛み合いで細かく破砕される。
ここで、第4固定破砕刃19は、複数のアーム33の中で櫛歯部33aを設けないアーム33bを備えることで、第3回転破砕刃18の回転により、櫛歯部33aが設けられていないアーム33bが第3回転破砕刃18のアーム30の間に位置すると、円周方向に大きな空間が形成される。これにより、ブロック状等の大きな生ゴミでも第3回転破砕刃18のアーム30間に入り込み、第3回転破砕刃18の回転によって、第3回転破砕刃18の櫛歯部30aと、第4固定破砕刃19の他のアーム33の櫛歯部33aとの噛み合いで細かく破砕される。
これにより、少ない枚数の固定破砕刃と回転破砕刃の組み合わせで、様々な大きさが混在した生ゴミを破砕することができる。
第3回転破砕刃18と第4固定破砕刃19の協働で破砕された生ゴミは、第4固定破砕刃19の各アーム33と第5回転破砕刃20の協働で、スリット36から排出される。
すなわち、第5回転破砕刃20の回転で上段側のアーム33に生ゴミが接触すると、生ゴミはスリット36に押し付けられて、スリット36の上面側開口縁部のエッジにより破砕され、スリット36を通り下方へ落下する。
上述したように、スリット36は段差部が形成され、上面側の開口より底面側の開口が拡大している。従って、スリット36に押し込まれた生ゴミは、段差部を通過して幅の広い部分に移動し、スリット36に詰まることなく下方へ落下する。
ここで、破砕処理中はハウジング21内に給水が行われるが、ハウジング21の内周面から中心にかけて全体にほぼ一様に給水が行われるので、ハウジング21の内周面に付着した生ゴミや、各破砕刃に付着した生ゴミを効率良く下方へ流すことができる。これにより、生ゴミを破砕し、かつ破砕した生ゴミを排出するまでの処理時間を短縮することができる。
さて、生ゴミ処理装置1aでは、例えば一定時間モータ6を回転駆動した後、制御部15はモータ6の駆動を停止させる。モータ6の駆動時間は、ホッパー3内に投入された標準的な量の生ゴミを破砕して、排水管接続口3bから排出するために必要な時間を考慮して設定される。
そして、モータ6の駆動を停止した後、所定時間経過後に、電磁弁13を閉じて、破砕ユニット4aへの水の供給を停止する。
<生ゴミ処理装置の変形例>
図7は第2の実施の形態の生ゴミ処理装置1bの構成の概要を示す部分断面図である。ここで、第2の実施の形態の生ゴミ処理装置1bにおいて、第1の実施の形態の生ゴミ処理装置1aと同じ構成の部位については、同じ番号を付してその詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態の生ゴミ処理装置1bは、破砕ユニット4b内に水を放出する供給口10を、第1回転破砕刃16と対向する高さに形成して、第1回転破砕刃16の回転動作で水を拡散するようにしたものである。
図8は第2の実施の形態における破砕ユニット4bの構成の一例を示す部分断面図である。ここで、各破砕刃の構成は図3および図4で説明したものと同じであるので、説明を省略する。
第1の供給口10aおよび第2の供給口10bは、積層された破砕刃の中で最上段に配置される第1回転破砕刃16と対向する高さに形成される。破砕ユニット4bを図7に示すようにホッパー3に装着すると、第1の供給口10aは図1に示す第1の配管9aとつながり、第2の供給口10bは第2の配管9bとつながる。
第2の実施に形態における破砕ユニット4bで、ハウジング21のハンドル21dは把手としての機能を持てば良いので、断面形状は例えば円形とする。
次に、第2の実施の形態の生ゴミ処理装置1bの動作について説明する。投入開口部7からホッパー3内に生ゴミが投入され、蓋体8が投入開口部7に取り付けられると、蓋スイッチ14が蓋体8が取り付けられたことを検出する。
蓋体8が投入開口部7に取り付けられたことを蓋スイッチ14で検出すると、制御部15は電磁弁13を開く。電磁弁13を開くと、図示しない水道管からの水が配管9に供給される。
配管9に供給された水は、分岐部9cで分岐されて第1の配管9aと第2の配管9bにそれぞれ4L/min程度ずつ供給され、第1の配管9aとつながった第1の供給口10aおよび第2の配管9bとつながった第2の供給口10bから破砕ユニット4b内に放出される。
また、制御部15は、蓋スイッチ14で蓋体8が投入開口部7に取り付けられたことを検出し、電磁弁13を開いて水の供給を開始してから一定時間経過すると、モータ6の上述した正逆回転駆動を開始する。ここで、破砕処理については第1の実施の形態の生ゴミ処理装置1aと同様の動作で行われる。
図9は第2の実施の形態の破砕ユニット4b内における水の流れの一例を示し、図9(a)は平面断面図、図9(b)は図9(a)のB−B断面図である。なお、図9では第1回転破砕刃16の下段に配置される各破砕刃は図示していない。
第1の供給口10aおよび第2の供給口10bから破砕ユニット4b内に放出された水は、各回転破砕刃の回転動作で第1回転破砕刃16が第1の供給口10aおよび第2の供給口10bと対向する向きでない場合は、ハウジング21の内周面に沿って下方に流れる。
回転破砕刃の回転動作で、図9(a)に示すように、第1回転破砕刃16が例えば第2の供給口10bと対向する向きとなると、第2の供給口10bから放出された水は第1回転破砕刃16の攪拌アーム23に当たる。
攪拌アーム23は、図9(b)に示すように、回転方向における前後両面に下向きに傾斜した押し込み面24aが形成されているので、攪拌アーム23に当たった水は、押し込み面24aに沿って下向きに流れる。また、攪拌アーム23に当たった水の一部は、図9(a)に示すように横方向等へ拡散される。
更に、第1回転破砕刃16の回転動作で、水が拡散する方向が変化する。これにより、ハウジング21の内周面から中心にかけて上方から十分な量の水を流すことができ、破砕されて各破砕刃に付着した生ゴミを水の流れで積極的に下方へ落とすことができる。
このように、積層された破砕刃の中で最上段に配置される第1回転破砕刃16に、第1の給水口10aおよび第2の給水口10bから放出された水を第1回転破砕刃16の回転動作で当てて拡散するようにしたことで、ハウジング21内の内周面から中心にかけて、全体にほぼ一様に給水を行うことができる。
特に、本例の生ゴミ処理装置1bでは、第1回転破砕刃16を構成する攪拌アーム23に、生ゴミを下方へ押し込むための押し込み面24aを設けており、この押し込み面24aに水が当たることで、水を積極的に下方へ流すことができる。
ここで、上述した各実施の形態の生ゴミ処理装置では、供給口10を180度の位相で2箇所に設ける構成としたが、120度の位相で3箇所に設ける構成でも良い。また、供給口10からの水の放出方向は必ずしも水平である必要は無く、ある程度水平に対して傾いて放出されるようにしても良い。
なお、上述した各実施の形態の生ゴミ処理装置としては、グラインダー型以外にハンマーミル型やチェーンミル型であっても良い。
本発明は、建物のキッチン等に設置され、生ゴミ処理の利便性を向上させることができる。
第1の本実施の形態の生ゴミ処理装置1aの構成の概要を示す部分断面図である。 第1の実施の形態におけるホッパー3の構成の一例を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は側面図、図2(c)は正面断面図である。 第1の実施の形態における破砕ユニット4aの構成の一例を示す正面断面図である。 第1の実施の形態における破砕ユニット4aの構成の一例を示す要部分解斜視図である。 第1の実施の形態におけるハウジング21の構成の一例を示し、図5(a)は平面図、図5(b)は部分断面図である。 第1の実施の形態の破砕ユニット4a内における水の流れの一例を示し、図6(a)は平面断面図、図6(b)は図6(a)のA−A断面図である。 第2の実施の形態の生ゴミ処理装置1bの構成の概要を示す部分断面図である。 第2の実施の形態における破砕ユニット4bの構成の一例を示す部分断面図である。 第2の実施の形態の破砕ユニット4b内における水の流れの一例を示し、図9(a)は平面断面図、図9(b)は図9(a)のB−B断面図である。
符号の説明
1・・・生ゴミ処理装置、3・・・ホッパー、4・・・破砕ユニット、6・・・モータ、7・・・投入開口部、8・・・蓋体、9a・・・第1の配管、9b・・・第2の配管、10a・・・第1の供給口、10b・・・第2の供給口、11a・・・第1の接続部、11b・・・第2の接続部、12・・・供給口、13・・・電磁弁、14・・・蓋スイッチ、15・・・制御部、16・・・第1回転破砕刃、17・・・第2固定破砕刃、18・・・第3回転破砕刃、19・・・第4固定破砕刃、20・・・第5回転破砕刃、21・・・ハウジング、21d・・・ハンドル、21e・・・斜面、23・・・攪拌アーム、24a・・・押し込み面

Claims (5)

  1. 回転破砕刃および固定破砕刃を備えた破砕室に生ゴミが投入され、前記回転破砕刃を回転駆動して前記回転破砕刃と前記固定破砕刃とにより生ゴミを破砕して下方へ排出する生ゴミ処理装置において、
    前記破砕室に接続された給水手段と連通して、前記破砕室の内周面に沿って略水平方向に水を放出する供給口と、
    前記供給口から放出された水の一部を拡散して下方へ流す方向制御部材とを備え
    前記破砕室は、上部にハンドルを有するハウジングに前記回転破砕刃と前記固定破砕刃が収容されて、装置本体に着脱自在な破砕ユニットを備え、
    前記ハンドルは前記供給口と対向する部位に形成されて、前記ハンドルで前記方向制御部材を構成した
    ことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 前記供給口は、前記破砕室の内周面に沿って略水平方向に放出される水の流れが同一方向の流れとなるように、前記内周面の周方向に位置を異ならせて少なくとも2箇所に形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
  3. 前記ハンドルは、前記供給口から放出される水の流れに対して交差する方向に延在し、延在方向の側部に下向きの斜面が形成されると共に、前記ハンドルの上部が前記供給口と対向する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の生ゴミ処理装置。
  4. 回転破砕刃および固定破砕刃を備えた破砕室に生ゴミが投入され、前記回転破砕刃を回転駆動して前記回転破砕刃と前記固定破砕刃とにより生ゴミを破砕して下方へ排出する生ゴミ処理装置において、
    前記破砕室に接続された給水手段と連通して、前記破砕室の内周面に沿って略水平方向に水を放出する供給口と、
    前記供給口から放出された水の一部を拡散して下方へ流す方向制御部材とを備え、
    前記回転破砕刃と前記固定破砕刃は交互に積層され、最上段に回転破砕刃が配置されると共に、前記最上段の回転破砕刃と対向する部位に前記供給口が形成されて、前記最上段の回転破砕刃で前記方向制御部材を構成し、
    前記最上段の回転破砕刃は、回転方向の前後両面に下向きの斜面が形成された
    ことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  5. 前記破砕室の上部に形成される投入開口部に着脱自在に取り付けられる蓋体と、
    前記蓋体が前記投入開口部に取り付けられたことを検出する検出手段と、
    前記蓋体が前記投入開口部に取り付けられたことを前記検出手段で検出すると、前記給水手段による給水を開始して破砕処理を行う制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の生ゴミ処理装置。
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