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JP4553766B2 - 多連式容器 - Google Patents

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JP4553766B2 JP2005088470A JP2005088470A JP4553766B2 JP 4553766 B2 JP4553766 B2 JP 4553766B2 JP 2005088470 A JP2005088470 A JP 2005088470A JP 2005088470 A JP2005088470 A JP 2005088470A JP 4553766 B2 JP4553766 B2 JP 4553766B2
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本発明は、種類の異なる内容物をそれぞれ充填した収納体を単一のケースに配列して各収納体から内容物を同時に注出、混合して使用する場合や各収納体毎に個別に注出して使用する場合に適した多連式容器に関するものであり、注出形態の変更に係わりなく内容物を安定して注出しようとするものである。
種類の異なる内容物をそれぞれ充填した収納体を複数本併設して、各収納体から内容物を同時に注出、混合して使用する、いわゆる多連式の容器は、毛染め液などの反応性の液体を入れた容器として用いられており、近年では、各収納体からの択一的な注出あるいは混合比の微調整、混合注出ができるように、注出形態の変更を可能とした構造のものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-59981号公報
従来の多連式容器は、異種の液体を入れた単体容器を左右に並設してそれらを連結部材にて一体的に結縛した二連の容器体を基本構成とするのが普通であるが、かかる容器は、各単体容器に対する押圧力にばらつきが生じ実際の注出形態が所望の注出形態と異なる場合があること、また、単体容器を連結する連結部材につき、その中央部に配置される脚部が、押下げヘッドの相互間に形成される隙間に挿入して固定しているため、該隙間の大きさによってはガタツキが生じ、これにより連結部材が傾く可能性もあって、所望の注出形態で安定して内容物を注出するにはさらに改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、所望の注出形態でもって内容物を安定的に注出できる新規な多連式容器を提案するところにある。
本発明は、ポンプ機構をそれぞれ有し各ノズルヘッドを繰り返し押圧して該ポンプ機構を駆動することによって注出口を通して内容物を注出する少なくとも2本の収納体を備えた多連式容器であって、
前記各収納体を横並びに配置する収納空間を備えたケースと、このケースの口部に着脱自在に固定保持され各収納体のノズルヘッドのみをそれぞれ突出させる貫通孔を形成した肩カバーと、ノズルヘッドの注出口を外界へ向けて露出させる窓孔を有しノズルヘッドを取り囲んで一方の開放端を該肩カバーにおいてスライド可能に係止した筒状体と、この筒状体のもう一方の開放端を密封しかつ、回転可能に保持される蓋体からなり、
前記蓋体の下側面に、該蓋体の回転による何れか一つのノズルヘッド又は全てのノズルヘッドに当接させて、該蓋体の押圧に伴う筒状体のスライドにて当接に係わる収納体のノズルヘッドを通して内容物を注出する押圧連係部材を設けてあると共に、
前記蓋体は、その天面に、押圧連係部材の当接位置を表示する指標を有することを特徴とする多連式容器である。
上記の構成になる多連式容器においては、前記肩カバー又はケースの何れか一方に、対向する側壁面においてそれぞれ貫通する開口を設け、もう一方に、該開口に係合させてそれらを相互に連結する凸部を有し、その押圧によって係合を解除して切り離しを可能とする弾性支持片を設けるのが好ましい。
また、前記押圧連係部材としてはその断面がТ字型を呈するリブを適用することができ、前記蓋体の天面には、押圧連係部材の当接位置を表示する指標を設けることが可能であり、さらに、各収納体には、例えば1回当たりの吐出容量が例えば0.5cc、0.3ccとなるような吐出容量の異なるポンプ機構をそれぞれ備えておくことができる。
蓋体の下側面に設けた押圧連係部材を、注出対象とする収納体のノズルヘッドに選択的に当接させてこれを利用して収納体のノズルヘッドを押圧して内容物を注出するので、所望とする内容物を確実に注出することができる。
押圧連係部材は、収納体のノズルヘッドに当接するタイプであり、部材相互間でのガタツキが生じることはなく、安定した注出が可能となる。
以下、図面を用いて本発明をより具体手的に説明する。
図1(a)〜(c)は本発明にしたがう多連式容器(2連式)の実施の形態を平面、正面及び側面について示した図であり、図2、図3はその断面を示した図である。
図において1、2は異なる内容物をそれぞれ充填した吐出容量の異なるポンプ機構P1、P2備えた収納体である(図2、図3参照)。収納体1、2はポンプ機構P1、P2につながるノズルヘッド1a、2aを繰り返し押圧することで収納体1、2内の内容物を注出することができるようになっている。
また、3は収納体1、2を横並びに配置する収納空間Kを備えたケース、4はケース3の口部3aに着脱自在に固定保持される肩カバーである。この肩カバー4には各収納体1、2のノズルヘッド1a、2aのみをそれぞれ突出させる貫通孔4a、4bと、その上面縁部において環状溝4cを形成する同心の二重壁4d1、4d2が設けられている(図2、3参照)。
5は両側に開放端を有する筒状体である。この筒状体5はノズルヘッド1a、2aの注出口1a1、2a1を外界へ向けて露出させる窓孔5aを有し(図1(b)参照)、一方の開放端が肩カバー4の環状溝4cにおいてスライド可能に係止されており、もう一方の開放端にはアンダーカット係合による抜け止状態に保持されたままで回転可能に保持される蓋体6が設けられている。この蓋体6の側面には滑り止め用のローレットが形成されている。
7は蓋体6の下側面に一体的に設けられた押圧連係部材である。この押圧連係部材7はT字形を呈するリブにて構成することができるもので、筒状体5のためのスライド代tを残したまま収納体1、2のノズルヘッド1a、2aの頭頂において当接する脚長Lを有している(図2、3参照)。
さらに、8は肩カバー4の側壁の対向位置においてそれぞれ貫通する開口、9はケース3に一体的に設けられた弾性支持片である(図1(b)、3参照)。この弾性支持片9は肩カバー4の内側から開口8に係合させて肩カバー4とケース3とを相互に連結する凸部9aを有しており、この凸部9aを外側から内側に向かって押圧することによって係合を解除することで該肩カバー4とケース3とを切り離すことができるようになっている。
蓋体6の天面に例えば、図1(a)に示すような指標(記号や吐出量を表示する文字、数字等)を設けておき、蓋体6を、図4(a)〜(c)の如く回転させ、ノズルヘッド1a、2aの位置において指標を合致させることで収納体1、2におけるポンプ機構P1、P2の押し方が変わり、内容物の混合注出、個別注出が行なわれる。指標は、ホットスタンプや転写あるいは凹凸部を形成することによって設けることが可能で、点字を付するようにしてもよい。
上記の構成になる本発明に基づく多連式容器を用いて内容物を注出するには、まず、ノズルヘッド1a、2aを覆うカバー(図2、3の2点鎖線参照)を取り外した後、筒状体5を把持して蓋体6を回転させ所望の吐出形態を選択する。そして、その後蓋体6を下方へ押圧し、該蓋体6の下側面に形成した押圧連係部材7に当接するノズルヘッド1a、2aの何れかもしくは両方をスライド代t分だけ降下させる。この降下に伴いポンプ機構P1、P2が作動し収納体1、2又はその両方から内容物が吸い上げられ選択されたノズルヘッド1a、2aより内容物が注出されることとなる。この際、押圧連係部材7はT字形を呈していることからノズルヘッド1a、2aの頭頂に対し直交する2方向のリブで当接、押圧することになるため、ノズルヘッド1a、2aに対する傾き等が発生せず、確実な押圧が可能となり安定した注出が実現できる。なお、押圧連係部材7の形状はT字形のものについて例示したが、本発明はT字形に限定されるものではなく適宜形状の選択が可能である。かかる部材としては前記のT字状の如くノズルヘッド1a、2aに対し2方向以上の当接を可能とする形状を有するものが好ましく、このような形状であれば安定的な当接、押圧が可能となる。
本発明にしたがう多連式容器は、2連式のものについて例示したが、収納体を3本以上配列したものにも適用可能(押圧連係部材7の断面形状は適宜変更される)で、所望の注出形態でもって、内容物を安定的に注出することができる。
収納体1、2はポンプ機構P1、P2を備えたものに換えて、エアゾールタイプの収納体を使用してもよい。また、ポンプ機構P1、P2は本実施例の如く吐出容量の異なるものとせずに同一吐出容量のポンプ機構を採用することもできる。さらに、収納体1、2は内層が剥離する積層構成の容器が適用できる他、薄肉で減容可能な容器、ボトルあるいはパウチ等の袋状容器を適用することが可能であり、内容物の種類や用途に応じて適宜選択される。
構成部材においてガタツキがなく、所望の注出形態でもって内容物を安定的に注出できる多連式容器が提供できる。
本発明にしたがう多連式容器の実施の形態を示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 図1のA−A断面を示した図である。 図1のB−B断面を示した図である。 (a)〜(c)は蓋体を回転させて内容物の注出形態を変更した状況を示した図である。
符号の説明
1 収納体
1a ノズルヘッド
1a1 注出口
2 収納体
2a ノズルヘッド
2a1 注出口
3 ケース
3a 口部
4 肩カバー
4a 貫通孔
4b 貫通孔
4c 環状溝
5 筒状体
5a 窓孔
6 蓋体
7 押圧連係部材
8 開口
9 弾性支持片
9a 凸部
P1、P2 ポンプ機構
t スライド代

Claims (4)

  1. ポンプ機構をそれぞれ有し各ノズルヘッドを繰り返し押圧して該ポンプ機構を駆動することによって注出口を通して内容物を注出する少なくとも2本の収納体を備えた多連式容器であって、
    前記各収納体を横並びに配置する収納空間を備えたケースと、このケースの口部に着脱自在に固定保持され各収納体のノズルヘッドのみをそれぞれ突出させる貫通孔を形成した肩カバーと、ノズルヘッドの注出口を外界へ向けて露出させる窓孔を有しノズルヘッドを取り囲んで一方の開放端を該肩カバーにおいてスライド可能に係止した筒状体と、この筒状体のもう一方の開放端を密封しかつ、回転可能に保持される蓋体からなり、
    前記蓋体の下側面に、該蓋体の回転による何れか一つのノズルヘッド又は全てのノズルヘッドに当接させて、該蓋体の押圧に伴う筒状体のスライドにて当接に係わる収納体のノズルヘッドを通して内容物を注出する押圧連係部材を設けてあると共に、
    前記蓋体は、その天面に、押圧連係部材の当接位置を表示する指標を有する、ことを特徴とする多連式容器。
  2. 前記肩カバー又はケースの何れか一方に、側壁の対向位置においてそれぞれ貫通する開口を設け、もう一方に、該開口に係合させてそれらを相互に連結する凸部を有し、その押圧によって係合を解除して切り離しを可能とする弾性支持片を設けた請求項1記載の多連式容器。
  3. 前記押圧連係部材はその断面がТ字型を呈するリブからなる請求項1又は2記載の多連式容器。
  4. 前記各収納体は、吐出容量の異なるポンプ機構をそれぞれ備える、請求項1〜3の何れかに記載の多連式容器
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