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JP4552376B2 - 無限変速機 - Google Patents

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JP4552376B2
JP4552376B2 JP2002347350A JP2002347350A JP4552376B2 JP 4552376 B2 JP4552376 B2 JP 4552376B2 JP 2002347350 A JP2002347350 A JP 2002347350A JP 2002347350 A JP2002347350 A JP 2002347350A JP 4552376 B2 JP4552376 B2 JP 4552376B2
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    • F16H37/0846CVT using endless flexible members

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  • Transmission Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速機に関し、特に無段変速機構と遊星歯車機構の組み合わせにより無限変速を行なう無限変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用自動無段変速機として、無段変速機構と遊星歯車機構を組み合わせ、変速機にトルク循環を生じさせることで出力回転0の状態(ギヤニュートラル:GN)を実現できる態様(lowモード)と、エンジントルクを専ら無段変速機構を経てダイレクトに出力する態様(highモード)との切替が可能ないわゆる無限変速機(IVT:Infinitely Variable Transmission)が知られている。こうしたIVTにおける無段変速機構は、一般に、変速比(入出力回転数比)を目標値として制御される。しかしながら、前記ギヤニュートラル状態を変速比の制御に追従させて瞬時かつ変動なく得ることは困難である。この理由として、例えば応答遅れ、制御誤差、機構の組み付け誤差、回転数の計測誤差などの存在が挙げられる。
【0003】
そこで、従来、無段変速機構にベルト式無段変速機構を用いたIVTにおいて、ギヤニュートラル状態に自己収束するようにベルト式無段変速機構のプライマリ及びセカンダリのプーリ軸力を等しくするように制御する技術、すなわち、無段変速機構を、その制御目標値として変速比でなく、出力トルクで制御する技術が提案されている(特許文献1参照)。同じくベルト式無段変速機構を用いた他の技術として、発進装置に流体伝動装置を用いる在来の遊星歯車式自動変速機のように、ギヤニュートラル状態でも所望のクリープ力が出力されるように、ベルト式無段変速機構のプーリ軸力を制御する技術があり、これも同様に無段変速機構の制御目標値として出力トルクを用いた例である(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−261303号公報
【特許文献2】
特開平10−110802号公報
【0005】
また、前記両従来技術では、IVTの無段変速機構にベルト式の変速機構が用いられているが、これにトロイダル方式等の他の無段変速機構を用いることも可能である。トロイダル方式の無段変速機構を用いた無限変速機の例としては例えば、次の技術がある(非特許文献1参照)。なお、IVTの仕組みについては、次の文献が詳しい(非特許文献2参照)。
【0006】
【非特許文献1】
「KOYO Engineering Journal」, No.161、p.18−25
【非特許文献2】
「KOYO Engineering Journal」, No.160
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に無段変速機搭載車両は、要求出力に対し無段変速の効果によりエンジン(本明細書において、内燃機関又は外燃機関等の燃焼機関を意味する)を効率の良いポイント(回転数、トルク)で運転することができ、その結果、高燃費が期待できる。しかし、無段変速機構そのものの伝達効率はあまり良くなく、高速走行時など変速機構の最オーバドライブ状態(速度比最大となるギヤ比を意味する)で長時間走行する場合などは、その伝達効率の悪さから、伝達効率の良い歯車式多段変速機搭載車両より燃費が劣ってしまう。この点は、無段変速機構を用いるIVTの場合でも同様であり、高速走行時の燃費は歯車式多段変速機に劣ってしまう。
【0008】
そこで、本発明は、上記のような課題を解決すべく、無段変速機構が最オーバドライブ付近で動力を伝達する状態において、無段変速機構を介するトルク伝達をなくすことができ、無限変速機の伝達効率を向上させ、変速機搭載車両の走行燃費の改善に資することができる無限変速機を提供することを目的とする。
また、無段変速機構が最オーバドライブ付近で動力を伝達する状態において、無段変速機構を介するトルク伝達をなくすことによって、無限変速機の伝達効率を向上させ、変速機搭載車両の走行燃費の改善に資するようにした無限変速機を提供することを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的は、基本構成として、エンジンと連結された無限変速機の入力軸と、無限変速機の出力軸と、少なくとも第1、第2の二つの入力要素及び一つの出力要素の3要素を備えた遊星歯車機構と、前記第1の入力要素と前記無限変速機の出力軸とを係脱連結する第1のクラッチと、前記出力要素と前記無限変速機の出力軸とを係脱連結する第2のクラッチと、前記出力要素を回転不能に拘束するブレーキと、無段変速を行う無段変速機構とを有するとともに、該無段変速機構の入力軸は、前記無限変速機の入力軸と連結されるとともに、前記第2の入力要素と駆動連結され、前記無段変速機構の出力軸は前記第1の入力要素と連結されることを特徴とする構成によって達成される。
また、前記構成において、前記ブレーキが前記出力要素を回転不能に拘束するときに、前記第2のクラッチは、無段変速機構を通る動力の伝達を遮断する構成を採るのも有効である。
【0010】
そして、前記構成において、前記無段変速機構の入力軸は、動力伝達経路上において、無限変速機の入力軸と前記第2の入力要素とが駆動連結される部位より下流において、第3のクラッチを介して、前記無限変速機の入力軸と連結される構成を採るのも有効である。
この場合、前記第3のクラッチは、第1のクラッチの係合による第1の入力要素からの出力時において、該第1の入力要素の速度比に応じて出力要素の空転速度が0となるときに解放される。
【0011】
また、前記構成において、前記ブレーキは、第1のクラッチの係合による第1の入力要素からの出力時において、該第1の入力要素の速度比に応じて出力要素の空転速度が0となるときに係止させられて、出力要素を回転不能に拘束する。この場合、前記ブレーキが係止させられ、前記出力要素が回転不能に拘束された状態で、無段変速機構におけるトルク伝達が0となるように制御が行われる。
具体的には、前記無段変速機構が、プライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトを巻き掛け、各プーリとベルトとの圧接力に応じてトルクを伝達するベルト式無段変速機構である場合、トルク伝達が0となる制御は、前記圧接力を調節することによって行われる。
また、前記無段変速機構が、入力ディスクと出力ディスクとの間に挟持されたローラを備え、ローラの位置を調節することによってトルクを伝達するトロイダル式無段変速機構である場合、トルク伝達が0となる制御は、前記ローラの位置の調節のための駆動力をなくすことによって行われる。
【0012】
【作用】
本発明の請求項1に記載の構成においては、第2のクラッチの係合による出力状態では、無限変速機に入力される動力が、遊星歯車機構に第2の入力要素から入力され、出力要素から第2のクラッチを経て出力軸に出力されるとともに、第1の入力要素が受ける反力が無段変速機構にも伝達され、これにより遊星歯車機構及び無段変速機構を通るトルク循環が生じる。この状態では、無段変速機構の変速比を変更することによって逆回転出力から0回転のギヤニュートラルを経て正回転のある程度までの増速速度比の出力がなされる。また、第1のクラッチの係合による出力状態では、遊星歯車機構が出力要素の空転で動力を伝達しなくなるため、無限変速機に入力される動力は専ら無段変速機構を通り遊星歯車機構の第1の入力要素を通過し、第1のクラッチを経て出力軸に出力される状態になる。そして、この状態で無段変速機構の変速比を上げて行くと、出力の最大速度比付近で、それまで低下を続けてきた遊星歯車機構の出力要素の空転速度比は0に近付いていく。このとき、ブレーキを係合させることによって、出力要素は反力要素として作用するようになり、以後無段変速機構の変速比をブレーキ係合時の変速比に保つことで、動力は専ら遊星歯車機構を通り第1のクラッチを経て出力される状態が続く。
【0013】
次に、請求項2に記載の構成においては、クラッチの切換えによるローモード時には、無限変速機に入力される動力が、遊星歯車機構を経て出力されるとともに、無段変速機構にも伝達され、これにより遊星歯車機構及び無段変速機構を通るトルク循環が生じる。この状態では、無段変速機構の変速比を変更することで逆回転出力から0回転のギヤニュートラルを経て正回転のある程度までの増速速度比の出力がなされる。また、ハイモード時には、動力が専ら無段変速機構を経て出力される状態になる。そして、この状態で無段変速機構の変速比を上げて行くと、出力の最大速度比付近で、それまで低下を続けてきた遊星歯車機構の空転要素の速度比が0となる作動が生じる。このとき、ブレーキを係合させることによって、空転要素は反力要素として作用するようになり、以後無段変速機構の変速比をこのときの変速比に保つことで、動力は専ら遊星歯車機構経由で出力される状態が続く。
また、請求項3に記載の構成においては、無段変速機構を通る動力伝達が機械的にも遮断される。
そして、請求項5に記載の構成においては、無段変速機構を通る動力伝達は第3のクラッチの解放によって遮断される。
【0014】
さらに、請求項4に記載の構成においては、ブレーキの係合時期を、出力の最大速度比付近で、遊星歯車機構の出力要素の空転速度比が0となる時期と一致させることによってブレーキの係合が容易に行われる。そして、ブレーキの係合によりそれまで空転していた出力要素が反力要素として作用する。したがって、このときの無段変速機構の変速比を保つことで、動力は専ら遊星歯車機構を通り第1のクラッチを経て出力される状態が続く。
また、請求項6に記載の構成においては、変速比の積極的保持により、遊星歯車機構のみの動力伝達による出力状態が確実に継続する。
そして、請求項7に記載の構成においては、無段変速機構をベルト式無段変速機構とし、プーリとベルトとの圧接力の調節により前記の作用が生じる。
さらに、請求項8に記載の構成においては、無段変速機構をトロイダル式無段変速機構とし、ローラ位置の調節のための駆動力をなくすことにより前記の作用が生じる。
そして、請求項9に記載の構成においては、ブレーキの係合時期と第3のクラッチの解放時期とが出力の最大速度比付近で、遊星歯車機構の出力要素の空転速度比が0となる作動と完全に一致すると、無段変速機構を介する動力伝達は変速比の如何に関わりなく遮断され、動力は専ら遊星歯車機構を通り第1のクラッチを経て出力される状態が続く。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。先ず、図1は、この発明の適用に係る無限変速機の第1実施形態の構成をスケルトンで示す。この無限変速機1は、無段変速機構4と、遊星歯車機構5と、動力伝達経路を切換えるクラッチ6,7との組合わせからなり、入力される動力を無段変速機構4と遊星歯車機構5とを通る動力伝達によりトルク循環を生じつつ出力するローモードと、無段変速機構4を通る動力伝達により出力するハイモードにより無限変速を達成する無限変速機を構成しており、本発明の特徴に従い、ハイモードにおける最大速度比付近で、遊星歯車機構5の空転要素53の回転を拘束するブレーキ8を備え、ブレーキ8の係止により動力伝達経路を遊星歯車機構5を通る動力伝達に切換える作動を生じるものである。
【0016】
具体的には、変速機1は、エンジン2に連結される入力軸11と、無段変速機構4と、第1及び第2の2つの入力要素51,52と1つの出力要素53の3要素を有する遊星歯車機構5と、該遊星歯車機構5の第1の入力要素51を変速機1の出力軸12に係脱連結する第1のクラッチ6と、出力要素53を変速機1の出力軸12に係脱連結する第2のクラッチ7とを備え、無段変速機構4は、その入力軸41を変速機1の入力軸11に連結されるとともに遊星歯車機構5の第2の入力要素52に駆動連結され、出力軸42を第1の入力要素51に連結されており、更に、遊星歯車機構5の出力要素53を回転不能に拘束するブレーキ8が設けられている。
【0017】
そして、ブレーキ8は、第1のクラッチ6の係合による第1の入力要素51からの出力時における出力要素53の空転速度が0となるときに係止されて、出力要素53を回転不能に拘束するように制御される。これに対して、無段変速機構4は、ブレーキ8の係止による遊星歯車機構5の出力要素53の回転不能拘束時に、無段変速機構4の入力軸41から出力軸42へのトルク伝達が0となるように制御される。
【0018】
より具体的には、変速機1は、その入力軸11を図示しないドライブプレートを介してエンジン2に連結可能とされ、入力軸11に対して平行軸の出力軸12をディファレンシャル装置とユニバーサルジョイントを介して車軸に連結可能とされている。無段変速機構4は、平行軸すなわち入力軸41と出力軸42間で動力を伝達すべく、入力軸11側に配設されたプライマリプーリ43と出力軸42側に配設されたセカンダリプーリ44との間にベルト45を巻き掛け、それぞれのプーリに対する巻き掛け部分の幅を制御することで無段変速を可能とする周知のベルト式無段変速機構とされている。遊星歯車機構5は、サンギヤ51と、それに外接噛合する複数のピニオンギヤを回転自在に支持するキャリヤ52と、ピニオンギヤに内接噛合するリングギヤ53とからなるシンプルプラネタリギヤセットとされている。第1のクラッチ6と第2のクラッチ7は、特にその形式を問うものではないが、本形態では、いずれもハブとドラム間に多板の摩擦材を配し、これを油圧サーボで係合・解放制御する湿式多板クラッチとされている。また、ブレーキ8も同様にバンドブレーキや噛合い式のブレーキとすることもできるが、本形態では、ハブと変速機ケース10間に多板の摩擦材を配し、これを油圧サーボで係合・解放制御する湿式多板ブレーキとされている。
【0019】
この形態では、シンプルプラネタリギヤセットのサンギヤ51が遊星歯車機構5の第1の入力要素、同じくキャリア52が第2の入力要素、リングギヤ53が出力要素とされている。また、変速機1の入・出力軸11,12が平行軸配置であることから、出力軸12上で回転自在なキャリア52を入力軸11に駆動連結すべく、平行軸駆動連結機構として歯車機構が用いられており、入力軸11上に相対回転不能に配設されたドライブギヤ13に、キャリア52に同じく相対回転不能に連結されたドリブンギヤ14をアイドラギヤ15を介して噛合させた構成とされている。なお、この平行軸駆動連結機構には、入・出力軸2軸の回転方向を合わせるための中間軸配置のアイドラギヤが不要な機構を用いることもできる。こうした機構として、ドライブ・ドリブン側を共にスプリケットとし、これらにチェーンを巻き掛けたチェーン式伝動機構やドライブ・ドリブン側を共にプーリとしてこれらにベルトを巻き掛けたベルト式伝動機構がある。かくして、この変速機では、エンジン2の出力軸に連結される入力軸11と同軸上に、エンジン側から、ドライブギヤ13と無段変速機構4のプライマリプーリ43が配置され、入力軸11と平行な出力軸12上に、エンジン側に向かって、無段変速機構4のセカンダリプーリ44、ドリブンギヤ14、遊星歯車機構5、ブレーキ8、第1のクラッチ6及び第2のクラッチ7が配列された構成となっている。
【0020】
次に、前記の構成からなる変速機の作動を説明する。この変速機では、エンジン2が無段変速機構4を経てサンギヤ51に連結されるとともに、歯車対13,14を介してキャリア52に駆動連結された関係となる。この関係をプラネタリギヤセット5の3要素の回転速度比関係で示すと、図2の速度線図のようになる。すなわち、プラネタリギヤセット5のサンギヤ(S)51、キャリア(C)52及びリングギヤ(R)53を縦軸で表し、各縦軸の上下方向の位置で各要素の速度比(回転数比)を表すものとし、エンジン2の回転を基準の速度比1とし、それに駆動連結関係にあるキャリア(C)52の速度比を、両ギヤ13,14による増減速がないものとすると、サンギヤ(S)51を図の左側にUターンする矢印で示すように、入力速度比Aiの高速(オーバドライブ)回転から入力速度比Biの低速(アンダドライブ)回転に低下させて行くことで、リングギヤ(R)53の速度比は、負速度比Aoの逆回転からある程度の増速速度比Boまで変化する。こうした作動は、無段変速機構4を増速状態から減速状態まで図の右側に上向き矢印で示すように、無段変速させることで生じ、この状態で第2のクラッチ7を係合させておくことで、出力軸12に逆回転からある程度の増速速度比までの出力速度比を出力させることができる。こうした作用との関係で、第2のクラッチ7は、相対的に低速回転の出力に関与することから、以下の実施形態の説明においてロークラッチと呼ぶ。
【0021】
そして、前記作動の途中、サンギヤ(S)51を等速速度比Ciのところでロークラッチ7を解放し、代わって第1のクラッチ6を係合させると、サンギヤ(S)51が出力軸12につながる入力兼出力要素となる。そこで、今度は無段変速機構4を等速状態から増速状態に戻すように無段変速させることで、サンギヤ(S)51の速度比は、等速速度比Ciから高速速度比側に増速され、この回転が出力軸12の速度比となる。このとき、空転状態のリングギヤ(R)53の回転は、等速速度比Coから図の右側に破線矢印で示すように、減速方向に変化し、サンギヤ(S)51の速度比がある特定の高速速度比Diとなるところで空転が止まる。こうした作用との関係で、第1のクラッチ6は、相対的に高速回転の出力に関与することから、以下の実施形態の説明においてハイクラッチと呼ぶ。
【0022】
こうしたプラネタリギヤセット5の作動から、ロークラッチ7を係合させた状態では、図3にギヤトレーンの作動を示すように、エンジン2の動力(図に太線矢印で示す)は、歯車対13,14を経てキャリア52に伝達され、プラネタリギヤセット5のリングギヤ53にトルク増幅されて伝達され、ロークラッチ7を経て車軸につながる出力軸に出力される。このとき、リングギヤ53にかかる駆動負荷による反力がサンギヤ51にもトルクを及ぼす。このサンギヤ51に作用するトルクは、出力軸42を経て無段変速機構4に戻り、入力軸41側でエンジン2の出力トルクと合わさって歯車対13,14を経て再びキャリア52に伝達されるトルク循環が生じ、エンジン動力が出力軸に出力されるとともに無段変速機構4と遊星歯車機構5を通って循環するいわゆるトルク循環モードとなる。このモードは、車両発進、低速走行、中速急加速時等の大きな駆動トルクが必要とされるときに選択される。本明細書において、このモードをロー(low)モードという。
【0023】
次に、ハイクラッチ6を係合させた状態では、ロークラッチ7の解放によりリングギヤ43の負荷が解放されることから、図4にギヤトレーンの作動を示すように、エンジン2の動力(図に太線矢印で示す)は、無段変速機構4を経てサンギヤ51に伝達される経路に替わり、ハイクラッチ6を経て出力軸12から出力されるトルク伝達モードとなる。このモードは、中速時、高速加速時等のさほど大きな駆動トルクが必要とされないときに選択される。本明細書において、このモードをハイ(high)モードという。
【0024】
このハイ(high)モードで無段変速機構4の変速比をオーバドライブ方向に偏移させて行くと、速度線図を参照して前記したように、リングギヤ53の空転速度が下がって行き、やがて速度比0となる。そこで、図5に示すように、ハイクラッチ6係合状態のままブレーキ8を係合させると、リングギヤ53が変速機ケース10に係止され、リングギヤ53を反力要素とするキャリア52入力サンギヤ51出力のトルク伝達状態が確立される(本明細書では、この状態をロックアップ(L−up)モードと称する)。このとき、無段変速機構4はトルクを伝達せず、その速度比のまま回転する状態(この状態を図に太破線で示す)となる。理論的には、この状態の無段変速機構4の変速比が保たれれば、無段変速機構4はトルクを伝達せず、伝達ロスを生じないことになるが、実際には、この変速比を保つことは困難である。そこで、本発明に従い、無段変速機構4の軸力を制御するトルク制御により、結果的にこのときの変速比を保つ制御が行われる。
【0025】
ロックアップモードによるこの後の車両の増速は、エンジン回転数の増加によりなされる。すなわち図2の速度線図を参照して、図に矢印αで示すように、キャリア52の速度比自体が増加され、これに伴いサンギヤ51の速度比も増加することで車速が増加する。この際、キャリア52の速度比とサンギヤ51の速度比との関係は、線図上でリングギヤ速度比0(図に●印で示す)の点とサンギヤ速度比Di(図に◎で示す)の点を通る直線が、リングギヤ速度比0の点を回転中心として図示2点鎖線のように左上がりに持ち上げられる関係にあり、キャリア速度比とサンギヤ速度比間の比率、すなわちキャリアとサンギヤに連結する無段変速機構のプライマリ・セカンダリ両プーリ間の変速比は一定比を保ちながら回転数だけが増加する関係になるから、無段変速機構4の変速比は変わらない。
【0026】
以上の関係をエンジン回転(すなわちプラネタリギヤセット5のキャリア回転)を基準とし、これを一定(速度比1)としてモードの遷移と各速度比の関係で表すと、図6のようになる。すなわち、変速機をロー(low)クラッチ係合状態でトルク循環を生じさせるロー(low)モードでは、無段変速機構4の変速比(ここでは速度比を意味する)を最大値(例えば2.5)の最オーバドライブ(O/D)状態から最小値(例えば0.4)の最アンダドライブ(U/D)状態まで変化させると、無限変速機の出力は、アンダドライブ(U/D)の逆回転状態から0を経て正回転のアンダドライブ(U/D)状態、更には速度比1の等速回転まで変化する。ここで、今度は、変速機をハイ(high)クラッチ係合状態で直接トルク出力を生じさせるハイ(high)モードに切換え、無段変速機構4の変速比(ここでは速度比を意味する)を最小値(例えば0.4)の最アンダドライブ(U/D)状態から最大値(例えば2.5)の最オーバドライブ(O/D)状態まで変化させると、無限変速機の出力は、速度比1の等速回転からオーバドライブ(O/D)の高速回転となって行き、やがて空転状態のリングギヤ回転数が0に達する。
【0027】
この間のプラネタリギヤセット5の各要素の回転は、図に示すように、キャリア回転数比については、エンジン回転数を反映して常時1(図に水平線で示す)、サンギヤ回転数比については、増速回転の回転数比から低下して行き等速度比1を経て再び増速回転の回転数比に上昇(図に矢印βで示す)、リングギヤ回転数比については、負の回転数比から上昇して行き0を経て等速度比1まで達し、その後減少に転じて回転数比0に達する変化となる(図に矢印γで示す)。そして、この間に変速機の出力速度比は、図に右上がりの太線で示すように変化する。この結果、車速は、エンジン回転数一定のままでも後進の低速から最高速まで変化する。
【0028】
本発明は、このハイモードの最高速付近でリングギヤ回転数比が0となるのを利用して、この時点でロックアップモードとして、リングギヤをブレーキで係合し、キャリアから入力されるエンジントルクの反力をこのリングギヤで受け持たせることで、全てのトルク伝達をプラネタリギヤセット5のみを介するトルク伝達の構造を実現し、歯車式変速機のトルク伝達と同様の伝達効率を達成しようとするものである。この結果無段変速機構の変速比は固定されることになる。ここで理論的には無段変速機構の変速比を目標値とする制御は可能であるが、実際には、冒頭に述べた応答遅れ、制御誤差、機構の組み付け誤差、回転数の計測誤差などの存在により、変速比を目標値とする制御による変速比の固定は困難である。そこで、本発明では、伝達トルクを目標値とする制御によって、リングギヤ固定により決定される無段変速機構の入出力回転数差に応じた変速比が従属的に実現されるようにしている。
【0029】
この伝達トルクを目標値とする制御は、本形態のように無段変速機構4をベルト式無段変速機構とする場合、プライマリプーリ43とセカンダリプーリ44とベルト45の圧接力によるトルク伝達が0となる制御となる。具体的には、この制御は、両プーリ43,44の軸方向可動側部分に同等の軸力を作用させる油圧サーボの油圧を制御することでなされる。
【0030】
かくして、この第1実施形態の無限変速機によれば、ハイモードの最高速でリングギヤ回転数比が0となるのを利用して、リングギヤを固定し、この時点で全てのトルク伝達をプラネタリギヤセット5のみを介するトルク伝達とすることができるため、無限変速機の最高変速比において、歯車式変速機のトルク伝達と同様の高い伝達効率を達成することができる。
【0031】
次に示す図7は、本発明の第2実施形態のギヤトレーンを同様のスケルトンで示す。この形態では、前記第1実施形態に対して、必要に応じて無段変速機構4を動力伝達経路から切り離すことで、トルク制御なしでロックアップモードを実現できるように、動力遮断クラッチ9が付加されている。すなわち、この形態では、ブレーキ8による遊星歯車機構5の空転要素53の回転拘束時に、無段変速機構4を通る動力の伝達を遮断するクラッチ9を備える。このクラッチ9は無段変速機構4の入力軸41側に設けても、また出力軸42側に設けても、所期の目的を達成可能であるが、この形態では、変速機1の入力軸11上と出力軸12上への各要素の配分を均等化する意味で、入力軸11上配置としている。すなわち、無段変速機構4の入力軸41は、遊星歯車機構5の第2の入力要素52が変速機の入力軸11に駆動連結する部位より動力伝達経路上の下流で、第3のクラッチ9を介して変速機の入力軸11に連結された構成が採られている。この第3のクラッチは、その配設目的から明らかなように、第1のクラッチ6の係合による第1の入力要素51からの出力時における出力要素53の空転速度が0となるときにブレーキ8の係止と併せて解放制御される。その余の構成は、先の第1実施形態の構成と同様であるので、対応する構成要素に同様の参照符号を付して説明に代える。
【0032】
この第2実施形態の構成を採ると、第1実施形態に関して先に記した無段変速機構4のトルク制御は不要となるため、無段変速機構4の制御が複雑化しない点で、第1実施形態より有利となる。ただし、機構的には複雑になるため、第1実施形態に対する変速機の大型化は避けられない。
【0033】
以上、本発明の理解のために実施形態を例示したが、本発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で、種々に具体的構成を変更して実施可能なものである。例えば、無段変速機構4について、専ら入・出力軸が平行なベルト式無段変速機構を例示したが、これに他の摩擦車伝動式無段変速機構を用いることができ、この場合、入・出力軸が平行なものに限らず、入・出力同軸の摩擦車伝動式無段変速機構を用いることもできる。こうした無段変速機構の代表例として、冒頭に記したトロイダル伝動装置が挙げられる。そして、入・出力同軸の無段変速機構を用いる場合、FR車用にエンジンを含めた全ての構成要素を1軸配置とする意味では、エンジンに対して無段変速機構、遊星歯車機構を直列に配列するのが有効である。
【0034】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の構成によれば、本来無段変速機構を介した伝達効率上不利な動力伝達となるべき最高速度比付近においてブレーキにより遊星歯車機構の出力要素を回転不能に拘束することで、動力伝達を無段変速機構を介する経路から遊星歯車機構を介する経路に切り換えて、無限変速機の伝達効率を歯車式変速機と同様の高い伝達効率とすることができる。したがって、この無限変速機の搭載により車両走行状態を通じて最も使用時間が長いと想定される最高速度比付近の出力状態での伝達効率が改善され、車両走行燃費を向上させることができる。
【0035】
次に、請求項2に記載の構成によれば、ハイモード時の本来無段変速機構を介した伝達効率上不利な動力伝達となるべき最高速度比付近において、専ら遊星歯車機構を通る動力伝達に切り換えて出力することができるので、無限変速機の伝達効率を歯車式変速機と同様の高い伝達効率とすることができる。したがって、この無限変速機の搭載により車両走行状態を通じて最も使用時間が長いと想定されるハイモード時の最高速度比付近の伝達効率が改善され、車両走行燃費を向上させることができる。
【0036】
そして、請求項3に記載の構成によれば、無段変速機構の形式を問わず、また、格別無段変速機構の変速比制御形態を変更することなく、前記請求項1又は2に記載の構成により得られる効果を達成する無限変速機を実現することができる。
【0037】
また、請求項4に記載の構成によれば、最高速度比において、前記請求項1又は2に記載の構成により得られる効果を達成する無限変速機を実現することができる。
【0038】
そして、請求項5に記載の構成によれば、ブレーキにより遊星歯車機構の出力要素を回転不能に拘束する時期と合せて第3のクラッチを解放作動させることで、無段変速機構の形式を問わず、また、格別無段変速機構の変速比制御形態を変更することなく、前記請求項1又は2に記載の構成により得られる効果を達成する無限変速機を実現することができる。
【0039】
また、請求項6に記載の構成によれば、変速比の制御に比べてより実効性の高いトルク制御により、無段変速機構が動力を伝達しない状態が確実維持されるため、無限変速機の伝達効率を歯車式変速機と同様の高い伝達効率とする状態をより確実に達成することができる。
【0040】
また、請求項7に記載の構成によれば、無段変速機構をベルト式無段変速機構として前記各効果を達成することができる。
【0041】
また、請求項8に記載の構成によれば、無段変速機構をトロイダル式無段変速機構として前記各効果を達成することができる。
【0042】
また、請求項9に記載の構成によれば、無段変速機構の制御形態を格別変更することなく、前記請求項5記載の構成により得られる効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用に係る無限変速機の第1実施形態のギヤトレーンを示すスケルトン図である。
【図2】変速機の遊星歯車機構の作動を示す速度線図である。
【図3】変速機のローモード時の作動説明図である。
【図4】変速機のハイモード時の作動説明図である。
【図5】変速機のロックアップモード時の作動説明図である。
【図6】変速機の作動モードを各部変速比の関係で示すチャートである。
【図7】第2実施形態のギヤトレーンを示すスケルトン図である。
【符号の説明】
1 無限変速機
11 変速機の入力軸
12 変速機の出力軸
2 エンジン
4 ベルト式無段変速機構
41 無段変速機構の入力軸
42 無段変速機構の出力軸
43 プライマリプーリ
45 セカンダリプーリ
46 ベルト
5 シンプルプラネタリギヤセット(遊星歯車機構)
51 サンギヤ(第1の入力要素)
52 キャリア(第2の入力要素)
53 リングギヤ(空転要素、出力要素)
6 クラッチ
7 ブレーキ
8 クラッチ
9 第3のクラッチ

Claims (9)

  1. ンジンと連結された無限変速機の入力軸と、無限変速機の出力軸と、少なくとも第1第2の二つの入力要素及び一つの出力要素の3要素を備えた遊星歯車機構と、前記第1の入力要素と前記無限変速機の出力軸とを係脱連結する第1のクラッチと、前記出力要素と前記無限変速機の出力軸とを係脱連結する第2のクラッチと、前記出力要素を回転不能に拘束するブレーキと、無段変速を行う無段変速機構とを有するとともに、該無段変速機構入力軸は、前記無限変速機の入力軸連結されるとともに、前記第2の入力要素駆動連結され、前記無段変速機構の出力軸は前記第1の入力要素連結されこと特徴とする無限変速機。
  2. 入力される動力を、無段変速機構及び遊星歯車機構を通る動力伝達によって、トルク循環を生じつつ出力するローモード、並びに入力される動力を、無段変速機構を通る動力伝達によって出力するハイモードにより無限変速が行われるとともに、前記ブレーキは、ハイモードにおける出力の最大速度比付近で係止させられて、前記出力要素を回転不能に拘束し、動力伝達経路を、無段変速機構を通る動力伝達経路から遊星歯車機構を通る動力伝達経路に切り換える請求項1に記載の無限変速機。
  3. 前記ブレーキが前記出力要素を回転不能に拘束するときに、前記第2のクラッチは、無段変速機構を通る動力の伝達を遮断する請求項1又は2に記載の無限変速機。
  4. 前記ブレーキは、第1のクラッチの係合による第1の入力要素からの出力時において、該第1の入力要素の速度比に応じて出力要素の空転速度が0となるときに係止させられて、出力要素を回転不能に拘束する請求項1に記載の無変速機。
  5. 前記無段変速機構の入力軸は、動力伝達経路上において、前記無限変速機の入力軸と前記第2の入力要素とが駆動連結される部位より下流において、第3のクラッチを介して、前記無限変速機の入力軸連結され請求項又は4記載の無限変速機。
  6. 前記ブレーキが係止させられ、前記出力要素回転不能に拘束された状態で、伝達トルクを目標値とし、前記出力要素を固定することによって決定される無段変速機構の入出力回転数差に応じた変速比に基づいて、無段変速機構におけるトルク伝達が0となるように制御が行われる請求項又は4記載の無変速機。
  7. 前記無段変速機構は、プライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトを巻き掛け、プーリとベルトとの圧接力に応じてトルクを伝達するベルト式無段変速機構であり、トルク伝達が0となる制御は、前記圧接力調節することによって行われる請求項6に記載の無変速機。
  8. 前記無段変速機構は、入力ディスクと出力ディスクとの間に挟持されたローラを備え、ローラの位置調節することによってトルクを伝達するトロイダル式無段変速機構であり、トルク伝達が0となる制御は、前記ローラ位置の調節のための駆動力をなくすことによって行われる請求項6に記載の無変速機。
  9. 前記第3のクラッチは、第1のクラッチの係合による第1の入力要素からの出力時において、該第1の入力要素の速度比に応じて出力要素の空転速度が0となるときに解放される請求項5記載の無変速機。
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