JP4547197B2 - 癌特異的腫瘍抗原 - Google Patents
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Description
[1] NYGFQIHTK(配列番号1)のアミノ酸配列からなるペプチド。
[2] 上記[1]記載のペプチドをコードするDNA。
[3] 配列番号2で示される塩基配列を有するDNA。
[4] 上記[2]又は[3]記載のDNAを含む発現ベクター。
[5] NYGFQIHTK(配列番号1)のアミノ酸配列からなるペプチドをHLA−A24拘束性に認識する細胞障害性Tリンパ球。特に好適な細胞障害性Tリンパ球としては、受託番号 FERM P-19760で示される細胞障害性Tリンパ球が挙げられる。
[6] NYGFQIHTK(配列番号1)のアミノ酸配列からなるペプチドにおいて、1又は数個のアミノ酸が欠失、置換及び/又は付加されたアミノ酸配列からなるペプチドであって、上記[5]記載の細胞障害性Tリンパ球によってHLA−A24拘束性に認識される、前記ペプチド。
[7] 上記[1]又は[6]記載のペプチドを含有する、癌の治療用又は予防用のワクチン。
[8] 上記[4]記載の発現ベクターを含有する、癌の治療用又は予防用のワクチン。
[9] 癌が肺癌である、上記[7]又は[8]記載のワクチン。
[10] HLA−A24陽性の患者のための、上記[7]〜[9]記載のワクチン。
[11] 上記[1]又は[6]記載のペプチドをHLA−A24分子に提示した抗原提示細胞。
[12] 上記[5]記載の細胞障害性Tリンパ球を含有する、細胞医薬。
[13] 上記[11]記載の抗原提示細胞を含有する、細胞医薬。
[14] 下記(1)〜(3)の工程を含む、HLA−A24拘束性に癌細胞を障害する細胞障害性Tリンパ球を取得する方法:
(1) 上記[1]又は[6]に記載のペプチドとHLA−A24陽性細胞とを混合培養して、上記[1]又は[6]に記載のペプチドをHLA−A24分子に提示したHLA−A24陽性細胞を調製する工程、
(2) HLA−A24陽性の癌細胞と、HLA−A24陽性のCTL前駆細胞を含む細胞集団とを混合培養し、細胞障害性Tリンパ球を誘導する工程、及び
(3) 工程(1)で調製された細胞と、工程(2)で誘導された細胞障害性Tリンパ球とを混合培養し、細胞障害性Tリンパ球の工程(1)で得られた細胞に対する細胞障害活性を測定する工程。
[15] 下記(1)及び(2)の工程を含む、HLA−A24拘束性に癌細胞を障害する細胞障害性Tリンパ球を誘導する方法:
(1) 上記[1]又は[6]に記載のペプチドと、抗原提示能を有するHLA−A24陽性細胞とを混合培養し、上記[1]又は[6]に記載のペプチドをHLA−A24分子に提示した抗原提示細胞を調製する工程、及び
(2) 工程(1)で調製した抗原提示細胞と、HLA−A24陽性のCTL前駆細胞を含む細胞集団とを混合培養する工程。
1つの態様において、本発明の腫瘍抗原ペプチドは、配列番号1で示されるアミノ酸配列(NYGFQIHTK)からなるペプチドである。この腫瘍抗原ペプチドは、肺癌細胞で発現されている、既知遺伝子Taraのスプライシング変異体であるcDNA クローン 214.2(3339bp、配列番号3)中のオープンリーディングフレームにコードされた617アミノ酸からなるタンパク質(腫瘍抗原)の断片であって、塩基配列: AACTATGGCTTCCAGATCCACACCAAG(配列番号2)によってコードされている。本発明において、この配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるペプチドが、HLA-A24拘束性に認識する細胞障害性Tリンパ球(例えば、後述する細胞障害性Tリンパ球クローンF2b/5)によって特異的に認識されることが初めて示された。
本発明に係るHLA-A24拘束性に癌細胞を障害する細胞障害性Tリンパ球は、以下のような方法でin vitroで誘導することができる。
本発明のHLA-A24拘束性に癌細胞を特異的に障害する細胞障害性Tリンパ球は、HLA-A24陽性の癌細胞を用いてCTL前駆細胞を刺激することにより、誘導することができる。
本発明に係るHLA-A24拘束性に癌細胞を障害する細胞障害性Tリンパ球は、本発明の腫瘍抗原ペプチド、好ましくは配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるペプチドを用いたCTL前駆細胞の刺激によっても、誘導することができる。本発明の腫瘍抗原ペプチドを用いた細胞障害性Tリンパ球の誘導法としては、当業者に公知の任意の手法を用いることができる。当業者に公知の手法としては、例えば、非特許文献1に記載のvan der Bruggenらの方法、Hillらによる方法(plebanski, M. et al., Eur. J. Immunol. (1994) 25, p.1783; Tanaka, F. et al., Cancer Immunol. Immunother. (1997) 44, p.21)、樹状細胞を用いるDC法(Tsai, V. et al., J. Immunol. (1996) 158, p.1796)が挙げられる。
上記第2節のようにして誘導した細胞障害性Tリンパ球(バルクCTL)からは、限界希釈法を用いて細胞障害性Tリンパ球クローンを得ることができる。この細胞障害性Tリンパ球クローンについては、癌細胞に対する細胞障害活性の測定及びHLA-A24拘束性の評価を行うことが好ましい。
上述のようにして取得される、HLA-A24拘束性に癌細胞を特異的に障害する細胞障害性Tリンパ球は、HLA-A24陽性の癌細胞を殺傷するためにin vitro又はin vivoで使用することができる。
本発明の腫瘍抗原ペプチドは、in vivoでHLA-A24拘束性に癌細胞を障害する細胞障害性Tリンパ球を誘導するために、有効に用いることができる。従って本発明のさらなる態様は、本発明の腫瘍抗原ペプチドを含有する、癌の治療用のペプチドワクチンである。本発明の腫瘍抗原ペプチドを含有するワクチンは、HLA-A24陽性のヒト個体に投与されると、HLA-A24拘束性に癌細胞を特異的に障害する細胞障害性Tリンパ球を誘導し、その結果として腫瘍の縮小や場合によっては癌の完全治癒を引き起こす。
1.細胞株の樹立
46歳、男性の肺大細胞癌患者(A904症例、pT2N0M0 Stage IB)の手術切除標本より、肺癌細胞株を樹立した(以下この樹立細胞株を、A904Lと称する)。この細胞株A904LのHLAクラスI遺伝子型は、HLA-A*2402, B*0702, Cw*0702であった。
5%又は10%FCS添加培地:RPMI 1640(GIBCO-BRL, Grand Island, NY)に、5%又は10%熱不活化ウシ胎児血清(EQUITECH-BIO, INC. INGRAM, TX)、10 mM HEPES、100 単位/ml ペニシリンG、及び100 mg/ml 硫酸ストレプトマイシンを添加。なお、この5%FCS添加RPMI 1640培地又は10%FCS添加RPMI 1640培地は、以下の実施例でも同じものを使用した。
細胞障害Tリンパ球の誘導効率を上げるため、上記で作製した細胞株A904Lに、共刺激分子であるCD80をコードするヒトCD80 cDNA含有プラスミドを、リポフェクトアミン試薬(GIBCO-BRL)を用いてリポフェクション法によりトランスフェクションした。詳細な手順は、Takenoyama, M. et al., (2001) Jpn. J. Cancer Res., 92, p.309-315の記載に従った。なおこのCD80 cDNAの塩基配列は、アクセッション番号NP 005182としてDDBJ/EMBL/GenBank 国際塩基配列データベースに登録されているものである。
上記「1.細胞株の樹立」に記載したA904症例の患者から、同じ手術時に所属リンパ節を採取した。この所属リンパ節から、Takenoyama, M. et al., (1996) Immunobiology, 195, p.140-151に記載の手法に従って、所属リンパ節リンパ球を調製した。所属リンパ節リンパ球は、使用するまでディープフリーザー中で-130℃にて凍結保存した。
所属リンパ節リンパ球(2.6 x 107細胞)は、凍結保存細胞から急速解凍して得た。この所属リンパ節リンパ球と、上記で調製したA904L-B7(100 Gy照射後のCD80トランスフェクションA904L細胞)とを、リンパ球:癌細胞比で10: 1となるように、25単位/mlのrIL-2(武田薬品工業より寄贈)、5 ng/ml IL-4(Serotec)及び5 ng/ml IL-7(Genzyme Techne)を添加した10%FCS添加RPMI 1640培地を含む24穴プレートのウェルに加え、一晩培養することによって、所属リンパ節リンパ球を刺激した。この所属リンパ節リンパ球に対する刺激は、週1回、計4回にわたり、5%CO2下、37℃で行った。このような刺激培養により、細胞障害性Tリンパ球を誘導した。なお、以上の所属リンパ節リンパ球の刺激に関する操作の詳細は、Lehmann et al., (1995) Eur. J. Immunol., 25, p.340-347に記載された手順に従った。
1.癌細胞に対する細胞障害活性
以上のようにして得た細胞障害性Tリンパ球クローンF2b/5について、標準的な4時間にわたる51Cr放出アッセイにより、その細胞障害性活性を評価した。試験群としては、細胞障害性Tリンパ球クローンが由来する自己肺癌細胞株A904Lを使用した。対照群としては、Tリンパ球クローンF2b/5の由来する肺癌患者A904のB細胞をエプスタイン・バー・ウイルスで形質転換した細胞(A904-EBV-B細胞)、及びヒト白血病細胞株K562を使用した。51Cr放出アッセイの具体的な手順はSo et al., (2001) Jpn. J. Clin. Oncol., 31, p.311-317の記載に従って行った。
さらに、細胞障害性Tリンパ球クローンF2b/5について、サイトカイン産生能で示される細胞障害活性とHLA拘束性とを確認するために、サイトカイン産生試験において各種抗HLA抗体を用いる阻害試験を行った。細胞障害性Tリンパ球クローンF2b/5によって障害させる標的細胞としては、肺癌細胞株A904Lを用いた。また阻害のための抗HLA抗体としては、抗MHCクラスI抗体 (W6/32: anti-HLA-A, B, Cw)、抗HLA-A24抗体 (C7709.A.2.6)、抗HLA-B/C抗体 (B.1.23.2)、及び抗MHCクラスII抗体(IVA12: HB145; ATCC社製)を使用した。具体的な実験手順は、So et al., (2001) Jpn. J. Clin. Oncol., 31, p.311-317の記載に従って行った。
次いで、細胞障害性Tリンパ球クローンF2b/5について、他家肺癌細胞株であるB203L株に対する細胞障害活性を51Cr放出アッセイにより評価した。また対照群として、B203L株と同じ患者(B203症例)由来のB細胞をエプスタイン・バー・ウイルスで形質転換した細胞(B203-EBV-B細胞)に対する細胞障害活性も評価した。具体的な実験手順はSo et al., (2001) Jpn. J. Clin. Oncol., 31, p.311-317の記載に従って行った。51Cr放出アッセイにおいては、前述のK562株とA904-EBV-B細胞の代わりに、B203L株B203-EBV-B細胞を用いた。
まず、A904L細胞(HLA-A*2402, B*0702, Cw*0702)からRneasy Mini Kit(Qiagen)を用いて全RNAを抽出し、オリゴ(dT)プライマーを用いてPT-PCRによりcDNAを生成した。
フォワードプライマー:5'-ACTGGGCGGATCCGGACTCAGAATCTCCCCAGACGCCGAG-3'(配列番号3)
リバースプライマー:5'-ACTGCCCGAATTCTCTCAGTCCCTCACAAGGCAGCTGTC-3'(配列番号4)
実施例3で単離したcDNAクローンのオープンリーディングフレーム内に各種プライマーを設定し、そのプライマーを用いてPCR増幅することにより、C末端側が短くなったミニジーンを作製した。使用したプライマーは以下の通りである。
フォワードプライマー OKY 167: 5'-AGGATGAGCAACTTCTTTATC-3'(配列番号5)
リバースプライマー OKY 191: 5'-GGTGTGGATCTGGAAGC-3'(配列番号6)
リバースプライマー OKY 192: 5'-GTGGATCTGGAAGCCATA-3'(配列番号7)
リバースプライマー OKY 193: 5'-GATCTGGAAGCCATAGTTG-3'(配列番号8)
リバースプライマー OKY 194: 5'-CTGGAAGCCATAGTTGCG-3'(配列番号9)
Claims (16)
- NYGFQIHTK(配列番号1)のアミノ酸配列からなるペプチド。
- 請求項1記載のペプチドをコードするDNA。
- 請求項2記載のDNAを含む発現ベクター。
- NYGFQIHTK(配列番号1)のアミノ酸配列からなるペプチドをHLA−A24拘束性に認識する細胞障害性Tリンパ球。
- 受託番号 FERM P-19760で示される細胞障害性Tリンパ球。
- NYGFQIHTK(配列番号1)のアミノ酸配列を含み、かつそのアミノ酸配列に1又は数個のアミノ酸が付加されたアミノ酸配列からなるペプチドであって、請求項4又は5に記載の細胞障害性Tリンパ球によってHLA−A24拘束性に認識される、前記ペプチド。
- 前記付加されたアミノ酸が1又は2個のアミノ酸である、請求項6に記載のペプチド。
- 請求項1又は6記載のペプチドを含有する、癌の治療用又は予防用のワクチン。
- 請求項3記載の発現ベクターを含有する、癌の治療用又は予防用のワクチン。
- 癌が肺癌である、請求項8又は9記載のワクチン。
- HLA−A24陽性の患者のための、請求項8〜10のいずれか1項記載のワクチン。
- 請求項1又は6記載のペプチドをHLA−A24分子に提示した抗原提示細胞。
- 請求項4又は5記載の細胞障害性Tリンパ球を含有する、細胞医薬。
- 請求項12記載の抗原提示細胞を含有する、細胞医薬。
- 下記(1)〜(3)の工程を含む、HLA−A24拘束性に癌細胞を障害する細胞障害性Tリンパ球を取得する方法:
(1) 請求項1又は6に記載のペプチドとHLA−A24陽性細胞とを混合培養して、請求項1又は6に記載のペプチドをHLA−A24分子に提示したHLA−A24陽性細胞を調製する工程、
(2) HLA−A24陽性の癌細胞と、HLA−A24陽性のCTL前駆細胞を含む細胞集団とを混合培養し、細胞障害性Tリンパ球を誘導する工程、及び
(3) 工程(1)で調製された細胞と、工程(2)で誘導された細胞障害性Tリンパ球とを混合培養し、細胞障害性Tリンパ球の工程(1)で得られた細胞に対する細胞障害活性を測定する工程。 - 下記(1)及び(2)の工程を含む、HLA−A24拘束性に癌細胞を障害する細胞障害性Tリンパ球を誘導する方法:
(1) 請求項1又は6に記載のペプチドと、抗原提示能を有するHLA−A24陽性細胞とを混合培養し、請求項1又は6に記載のペプチドをHLA−A24分子に提示した抗原提示細胞を調製する工程、及び
(2) 工程(1)で調製した抗原提示細胞と、HLA−A24陽性のCTL前駆細胞を含む細胞集団とを混合培養する工程。
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