JP4542518B2 - Content usage control transmission device, content usage control reception device, content usage control system, content usage control transmission program, and content usage control reception program - Google Patents
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本発明は、デジタル放送におけるコンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御送信方法、コンテンツ利用制御受信方法およびコンテンツ利用制御送信装置、コンテンツ利用制御受信装置ならびにコンテンツ利用制御送信プログラム、コンテンツ利用制御受信プログラムに関する。 The present invention relates to a content usage control transmission method, a content usage control reception method and a content usage control transmission device, a content usage control reception device, a content usage control transmission program, and a content usage control reception program for controlling the usage of content in digital broadcasting.
近年、デジタル放送におけるコンテンツ(デジタルコンテンツ)を、受信側で大容量のハードディスク等のランダムアクセス可能な蓄積装置に蓄積し、利用(再生、編集等)するサービス(コンテンツの視聴)が想定されている。このサービスは、ランダムアクセス可能な蓄積装置にコンテンツを蓄積させ、コンテンツのあるシーンのみ(視聴者が所望するシーン)をノンリニアに再生させることにより、実現可能になるものである。 In recent years, services (viewing of content) for storing (using, playing, editing, etc.) content (digital content) in digital broadcasting in a random-access storage device such as a large-capacity hard disk on the receiving side are assumed. . This service can be realized by accumulating content in a random access storage device and reproducing only a scene with the content (a scene desired by the viewer) in a non-linear manner.
また、デジタル放送におけるコンテンツには、コンテンツ中に各シーンに対応するメタデータ(コンテンツに関する情報:特にコンテンツ(番組)内の各シーンの見出しに相当する番組内インデックス)が付されており、このメタデータが付されたコンテンツが送信側から送信され、受信側で当該メタデータをコンテンツ検索(コンテンツの特定シーンの検索)に利用されることが想定されている。 In addition, the content in digital broadcasting includes metadata corresponding to each scene (information related to the content: an index within the program corresponding to the heading of each scene in the content (program) in particular). It is assumed that the content to which the data is attached is transmitted from the transmission side, and the metadata is used for content search (search for a specific scene of the content) on the reception side.
しかしながら、ランダムアクセス可能な蓄積装置にコンテンツが蓄積されることによって実現されるサービスは、受信者側の視聴者に対して便利なサービスである一方、送信者側の放送局(コンテンツ制作者)にとっては、放送局(コンテンツ制作者)の意図しないコンテンツの利用が行われる(コンテンツの不正利用)可能性がある。例えば、コンテンツ中に含まれているCM等のコンテンツの一部が意図的にスキップされ(削除され)視聴される恐れがある。また、送信側でコンテンツに付されたメタデータを、受信側で悪意を持った視聴者が不正に改ざんしたり、別のメタデータを付してコンテンツを利用したりする(コンテンツの不正利用)恐れがある。 However, a service realized by storing content in a storage device that can be accessed randomly is a convenient service for viewers on the receiver side, but for a broadcasting station (content creator) on the sender side. May cause unintended use of content by the broadcast station (content creator) (illegal use of content). For example, a part of content such as CM included in the content may be intentionally skipped (deleted) and viewed. In addition, a malicious viewer on the receiving side may tamper with the metadata attached to the content on the sending side, or use the content with other metadata attached (unauthorized use of the content) There is a fear.
従来、このようなコンテンツの不正利用を防止するための方策(防止策)として、コンテンツ中のシーンやCMをスキップをさせない為の制御信号を、コンテンツと併せて(多重化して)送信側から送信し、受信側の受信機で当該制御信号に従って、当該受信機を動作させることで、コンテンツを視聴することが想定されている。 Conventionally, as a measure (prevention measure) for preventing such illegal use of content, a control signal for preventing a scene or CM in the content from being skipped is transmitted together with the content (multiplexed) from the transmission side. Then, it is assumed that content is viewed by operating the receiver in accordance with the control signal at the receiver on the receiving side.
しかしながら、従来のコンテンツの不正利用の防止策では、送信側で多重化された制御信号に従って、受信側の受信機が制御されることが前提となっているが、受信側の受信機が不正に改造されていたり、不正に製造されていたりしたものであった場合、送信側で多重化された制御信号は有効に機能しないことが想定される。 However, the conventional measures for preventing unauthorized use of content are based on the premise that the receiver on the receiving side is controlled in accordance with the control signal multiplexed on the transmitting side. If it has been modified or improperly manufactured, it is assumed that the control signal multiplexed on the transmission side does not function effectively.
そこで、本発明の目的は前記した従来の技術が有する課題を解消し、受信側の受信機が不正に改造されていたり不正に製造されていたりしたものであっても、コンテンツの不正利用を防止することができるコンテンツ利用制御送信方法、コンテンツ利用制御送信装置およびコンテンツ利用制御送信プログラムを提供することにある。 Therefore, the object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the prior art and prevent unauthorized use of content even if the receiver on the receiving side is illegally modified or manufactured illegally. A content usage control transmission method, a content usage control transmission device, and a content usage control transmission program are provided.
前記課題を解決するため、請求項1に記載のコンテンツ利用制御送信装置は、多重化暗号コンテンツを受信して、多重化されている暗号化コンテンツ鍵関連情報から視聴制御フラグを復号し、暗号化関連情報から再生手順番号およびスクランブル鍵を復号し、視聴制御フラグと再生手順番号とに基づき、スクランブル鍵により暗号化コンテンツを復号するコンテンツ利用制御受信装置へ、デジタル放送におけるコンテンツを暗号化した暗号化コンテンツと、当該暗号化コンテンツの利用を制御する視聴制御フラグおよび再生手順番号とを送信するコンテンツ利用制御送信装置であって、経過時間に伴って変更される前記スクランブル鍵を生成するスクランブル鍵生成手段と、コンテンツごとに設定されるコンテンツ鍵と、コンテンツの継続時間を越えて保持されるワーク鍵と、コンテンツ利用制御受信装置と共通に備える共通鍵暗号方式のマスター鍵を記憶する記憶手段と、スクランブル鍵により、コンテンツを暗号化して暗号化コンテンツとするコンテンツ暗号化手段と、コンテンツ鍵により、少なくとも再生手順番号およびスクランブル鍵を含む関連情報を暗号化し、暗号化関連情報とする関連情報暗号化手段と、ワーク鍵により、少なくとも視聴制御フラグおよびコンテンツ鍵を含む当該コンテンツ鍵に関するコンテンツ鍵関連情報を暗号化し、暗号化コンテンツ鍵関連情報とするコンテンツ鍵関連情報暗号化手段と、マスター鍵により、少なくともワーク鍵を含むワーク鍵関連情報を暗号化し、暗号化ワーク鍵関連情報とするワーク鍵関連情報暗号化手段と、暗号化コンテンツと、暗号化関連情報と、暗号化コンテンツ鍵関連情報と、暗号化ワーク鍵関連情報とを多重化し多重化暗号コンテンツとする多重化手段と、この多重化手段で多重化された多重化暗号コンテンツを送信する多重化暗号コンテンツ送信手段と、を備え、視聴制御フラグは、コンテンツ利用制御受信装置において、コンテンツ鍵関連情報を介したコンテンツ鍵に係るコンテンツの視聴を制御するものであって、再生手順番号とは無関係に視聴を許可する場合にはオフに、再生手順番号に基づいて視聴を許可する場合にはオンに、予め設定されており、再生手順番号は、暗号化関連情報に含まれるスクランブル鍵ごとに、コンテンツの経過時間とともに減少しない値であって、かつ、当該コンテンツのシーンごとに、一定の値またはスクランブル鍵の変更に応じて一定の値若しくは増加する値に、予め設定されており、再生手順番号は、コンテンツ利用制御受信装置において、視聴制御フラグがオンの場合に暗号化関連情報を復号してスクランブル鍵および再生手順番号を得た際に、当該再生手順番号が、復号している暗号化コンテンツのそれまでの復号に用いた前記スクランブル鍵に係る再生手順番号のうち記憶されているものに1を加えた番号以下であるときに、復号して得たスクランブル鍵を用いて当該暗号化コンテンツの次の復号を可能とするために用いられる情報であることを特徴とする。
In order to solve the above problem, the content use control transmission device according to
請求項2に記載のコンテンツ利用制御受信装置は、多重化暗号コンテンツを受信して、視聴制御フラグと再生手順番号とに基づき、暗号化コンテンツを復号するコンテンツ利用制御受信装置であって、多重化暗号コンテンツを受信すると共に、受信した多重化暗号コンテンツを暗号化コンテンツと、暗号化関連情報と、暗号化コンテンツ鍵関連情報と、暗号化ワーク鍵関連情報とに分離する分離手段と、この分離手段で分離された暗号化ワーク鍵関連情報を、コンテンツ利用制御送信装置と共通に備える共通鍵暗号方式のマスター鍵で復号し、少なくともワーク鍵を得る第1復号手段と、この第1復号手段で得られたワーク鍵で暗号化コンテンツ鍵関連情報を復号し、少なくともコンテンツ鍵および視聴制御フラグを得る第2復号手段と、この第2復号手段で得られたコンテンツ鍵で暗号化関連情報を復号し、視聴制御フラグがオフの場合には、少なくともスクランブル鍵を得、視聴制御フラグがオンの場合には、少なくともスクランブル鍵および再生手順番号を得る第3復号手段と、視聴制御フラグがオンの場合には、第3復号手段で得られた再生手順番号に基づいて、第3復号手段で得られたスクランブル鍵を第4復号手段へ送出するか否かの制御をする送出制御手段と、視聴制御フラグがオフの場合には、第3復号手段で得られたスクランブル鍵を第4復号手段へ送出するとともに、視聴制御フラグがオンの場合には、送出制御部の制御により、スクランブル鍵を第4復号手段へ送出するか又は送出しない送出手段と、この送出手段から送出されたスクランブル鍵により暗号化コンテンツを復号し、コンテンツを得る第4復号手段と、コンテンツ鍵関連情報に含まれる少なくともコンテンツ鍵が変更されるごとに、所定の値に設定される再生手順番号を記憶する記憶手段と、を備え、暗号化コンテンツは、所定の時間間隔で変更されるスクランブル鍵により、暗号化されており、再生手順番号は、暗号化関連情報に含まれるスクランブル鍵ごとに、コンテンツの経過時間とともに減少しない値であって、かつ、当該コンテンツのシーンごとに、一定の値またはスクランブル鍵の変更に応じて一定の値若しくは増加する値に、予め設定されており、送出制御手段は、第3復号手段で得られた再生手順番号が、記憶手段に記憶されている再生手順番号に1を加えた番号以下である場合には、送出手段にスクランブル鍵を送出させるとともに、第3復号手段で得られた再生手順番号が、記憶手段に記憶されている再生手順番号に1を加えた番号である場合には、記憶手段に、当該第3復号手段で得られた再生手順番号を記憶させることを特徴とする。The content usage control receiving apparatus according to
請求項3に記載のコンテンツ利用制御受信装置は、請求項2に記載のコンテンツ利用制御受信装置において、送出制御手段は、第3復号手段で得られた再生手順番号が、記憶手段に記憶されている再生手順番号より小さい場合にも、記憶手段に、当該第3復号手段で得られた再生手順番号を記憶させることを特徴とする。The content usage control receiving apparatus according to
請求項4に記載のコンテンツ利用制御システムは、デジタル放送におけるコンテンツを暗号化して、受信側で当該暗号化したコンテンツの利用を制御する利用制御情報とともに送信し、受信側で前記コンテンツの利用を制御するコンテンツ利用制御システムであって、請求項1に記載のコンテンツ利用制御送信装置と、請求項2または請求項3に記載のコンテンツ利用制御受信装置とを含んで構成されること特徴とする。5. The content usage control system according to claim 4, wherein the content in the digital broadcast is encrypted and transmitted together with usage control information for controlling the usage of the encrypted content on the receiving side, and the usage of the content is controlled on the receiving side. A content usage control system that includes the content usage control transmitting device according to
請求項5に記載のコンテンツ利用制御送信プログラムは、多重化暗号コンテンツを受信して、多重化されている暗号化コンテンツ鍵関連情報から視聴制御フラグを復号し、暗号化関連情報から再生手順番号およびスクランブル鍵を復号し、視聴制御フラグと再生手順番号とに基づき、スクランブル鍵により暗号化コンテンツを復号するコンテンツ利用制御受信装置へ、デジタル放送におけるコンテンツを暗号化した暗号化コンテンツと、当該暗号化コンテンツの利用を制御する視聴制御フラグおよび再生手順番号とを送信するために、コンピュータを、スクランブル鍵生成手段、コンテンツ暗号化手段、関連情報暗号化手段、コンテンツ鍵関連情報暗号化手段、ワーク鍵関連情報暗号化手段、多重化手段、多重化暗号コンテンツ送信手段、として機能させることを特徴とする。
The content use control transmission program according to
請求項6に記載のコンテンツ利用制御受信プログラムは、多重化暗号コンテンツを受信して、視聴制御フラグと再生手順番号とに基づき、暗号化コンテンツを復号するために、コンピュータを、分離手段、第1復号手段、第2復号手段、第3復号手段、送出制御手段、送出手段、第4復号手段、として機能させることを特徴とする。The content use control receiving program according to
本発明によれば、送信側が再生順序制御情報と視聴制御情報との情報を含んで送信するので、受信側でコンテンツを利用するときに、この情報に従って、送信側の意図するようにコンテンツの利用制御を受信側で行わせることができる。 According to the present invention, when the transmitting side Runode be transmitted contains information of the viewing control information and the reproduction sequence control information, and use the content on the receiving side, in accordance with this information, as intended by the sender Content usage control can be performed on the receiving side.
次に、本発明の実施形態について、適宜、図面を参照しながら詳細に説明する。
(コンテンツ利用制御システム(コンテンツ利用制御送信装置およびコンテンツ利用制御受信装置))
図1にコンテンツ利用制御システムのブロック図を示す。この図1に示すように、コンテンツ利用制御システム1は、コンテンツ利用制御送信装置3とコンテンツ利用制御受信装置5とを備えて構成されている。
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
(Content usage control system (content usage control transmitter and content usage control receiver))
FIG. 1 shows a block diagram of the content usage control system. As shown in FIG. 1, the content
コンテンツ利用制御システム1は、デジタル放送におけるコンテンツを暗号化して受信側で当該暗号化したコンテンツの利用(再生、編集等)を制御(制限)する情報(利用制御情報)と共に送信することで、受信側でのコンテンツの利用を制御可能にするシステムである。
The content
(コンテンツ利用制御送信装置の構成)
まず、コンテンツ利用制御送信装置3について説明する。コンテンツ利用制御送信装置3は、コンテンツスクランブル部7と、多重化部9と、記憶部11とを備えて構成されている。コンテンツ利用制御送信装置3は、映像・音声データからなるコンテンツを暗号化して、受信側のコンテンツ利用制御受信装置5に送信するものであって、受信側と共通に備えられるマスター鍵を利用して(このため、共通鍵暗号化方式とされる)当該コンテンツを暗号化し送信するものである。
(Configuration of content usage control transmitter)
First, the content usage
コンテンツスクランブル部7は、まず、図示を省略したスクランブル鍵生成部で生成されたスクランブル鍵Ksを用いて、送信するコンテンツを暗号化し暗号化コンテンツとする(暗号化器7a)。次に、記憶部11に記憶されているコンテンツ鍵Kcを用いて、少なくともスクランブル鍵Ksおよび再生手順番号(再生順序制御情報:利用制御情報の1つ)を含む関連情報を暗号化し暗号化関連情報とする(暗号化器7b)。つまり、暗号化されたスクランブル鍵Ksは、MPEG−2多重化方式のセクション形式でパケット化される。このパケット化の具体的な方式の例として、ARIBの限定受信方式規格(STD−B25)に記載されたECM(Entitlement Control Message)形式が利用でき、同規格と同様な方式でパケット化し送出することができる。
The
また、コンテンツスクランブル部7は、記憶部11に記憶されているワーク鍵Kwを用いて、少なくともコンテンツ鍵Kcおよび視聴制御フラグ(視聴制御情報:利用制御情報の1つ)を含む当該コンテンツ鍵に関するコンテンツ鍵関連情報を暗号化し暗号化コンテンツ鍵関連情報とする(暗号化器7c)。さらに、記憶部11に記憶されているマスター鍵Kmを用いて、少なくともワーク鍵Kwを含むワーク鍵Kwに関するワーク鍵関連情報を暗号化し暗号化ワーク鍵関連情報とする(暗号化器7d)。
Further, the
なお、コンテンツをコンテンツ利用制御受信装置5でリアルタイムに視聴させる場合には、コンテンツ鍵Kcの送出が、当該コンテンツを送出する所定時間前から開始され、コンテンツが送出されている間、コンテンツ鍵Kcが所定時間間隔で繰り返し送出され、コンテンツ送出終了後、コンテンツ鍵Kcの送出も終了される。一方、コンテンツをコンテンツ利用制御受信装置5の記憶部(後記する)に記憶後、記憶したコンテンツを再生させて視聴する場合には、記憶部にスクランブルしたままのコンテンツ(暗号化コンテンツ)を記憶させておき、当該コンテンツの視聴を許可するとき(送信側で制御)に、当該コンテンツに対応するコンテンツ鍵Kcが送出される。
When content is viewed in real time by the content usage
また、コンテンツ利用制御送信装置3のコンテンツスクランブル部7と請求項に記載した構成との対応関係を補足すると、コンテンツスクランブル部7(7a)がコンテンツ暗号化手段に、暗号化器7bが関連情報暗号化手段に、暗号化器7cがコンテンツ鍵関連情報暗号化手段に、暗号化器7dがワーク鍵関連情報暗号化手段に相当するものである。
Further, supplementing the correspondence relationship between the
多重化部9は、コンテンツスクランブル部7で暗号化された暗号化コンテンツと、暗号化関連情報と、暗号化コンテンツ鍵関連情報と、暗号化ワーク鍵関連情報とをトランスポートストリームとして多重化して多重化暗号コンテンツを生成し、受信側に送出するものである。なお、この多重化部9が請求項に記載した多重化手段と多重化暗号コンテンツ送信手段に相当するものである。
The
記憶部11は、コンテンツ鍵Kc、ワーク鍵Kw、マスター鍵Kmを記憶しておくものであり、それぞれ、コンテンツ鍵Kcデータベース、ワーク鍵Kwデータベース、マスター鍵Kmデータベースといった形式で記憶(格納)されている。 The storage unit 11 stores a content key Kc, a work key Kw, and a master key Km, and is stored (stored) in a format such as a content key Kc database, a work key Kw database, and a master key Km database. Yes.
ここで、各暗号鍵、利用制御情報について補足説明しておく。スクランブル鍵Ksは、経過時間(数秒単位)に伴って変更される暗号鍵であり、コンテンツ鍵Kcは、コンテンツ毎に設定される暗号鍵である。また、ワーク鍵Kwは、コンテンツの継続時間を越えて保持される暗号鍵であり、マスター鍵Kmは、コンテンツ利用制御受信装置5に備えられている送受信間で共通の暗号鍵である。そして、このマスター鍵Kmは、コンテンツ利用制御受信装置5(後記するセキュリティモジュール)各々に割り当てられた固有の鍵である。なお、このマスター鍵Kmは、予めセキュリティモジュール内に書き込まれて、受信側(コンテンツ利用制御受信装置5に付属させて)に配布されている。
Here, each encryption key and usage control information will be supplementarily described. The scramble key Ks is an encryption key that is changed with the elapsed time (in units of several seconds), and the content key Kc is an encryption key set for each content. The work key Kw is an encryption key that is held beyond the duration of the content, and the master key Km is an encryption key that is shared between the transmission and reception provided in the content usage
そして、視聴制御フラグ(視聴制御情報)は、コンテンツの視聴をフラグのオンオフで制御するもので、フラグがオンの場合、受信側で暗号化スクランブルが復号後、再生手順番号に基づいてコンテンツの視聴が決定される。フラグがオフの場合、受信側で即座に暗号化スクランブル鍵が復号されてコンテンツの視聴が許可される。さらに、再生手順番号(再生順序制御情報)は、コンテンツの視聴順序を制御する情報であり、詳細は後記する。 The viewing control flag (viewing control information) controls content viewing by turning on / off the flag. When the flag is on, the content viewing / listening is performed based on the playback procedure number after decryption of the encrypted scramble on the receiving side. Is determined. When the flag is off, the encrypted scramble key is immediately decrypted on the receiving side, and viewing of the content is permitted. Furthermore, the playback procedure number (playback order control information) is information for controlling the viewing order of contents, and details will be described later.
(コンテンツ利用制御受信装置の構成)
次に、コンテンツ利用制御受信装置5について説明する。コンテンツ利用制御受信装置5は、分離部13と、コンテンツデスクランブル部15と、記憶部17とを備えて構成されている。コンテンツ利用制御受信装置5は、送信側のコンテンツ利用制御送信装置3で暗号化され、多重化された多重化暗号コンテンツを受信し、この多重化暗号コンテンツに含まれている利用制御情報(視聴制御フラグ、再生手順番号)に従って、多重化暗号コンテンツを復号し、コンテンツを視聴可能にするものである。
(Configuration of content usage control receiver)
Next, the content usage
分離部13は、送信側のコンテンツ利用制御送信装置3から送信された多重化暗号コンテンツを受信すると共に、受信した多重化暗号コンテンツを、暗号化コンテンツ、暗号化関連情報、暗号化コンテンツ鍵関連情報、暗号化ワーク鍵関連情報に分離するものである。この分離部13が請求項に記載した多重化暗号コンテンツ受信手段と多重化暗号コンテンツ分離手段とに相当するものである。
The
コンテンツデスクランブル部15は、4つの復号器(後記するセキュリティモジュールSM)を備えて構成されており、分離部13で分離された暗号化コンテンツ、暗号化関連情報、暗号化コンテンツ鍵関連情報、暗号化ワーク鍵関連情報を復号するものであって、まず、暗号化ワーク鍵関連情報がマスター鍵により復号されワーク鍵が得られる(復号器15a)。
The
そして、このワーク鍵により暗号化コンテンツ鍵関連情報が復号されコンテンツ鍵および視聴制御フラグが得られ(復号器15b)、この視聴制御フラグ(オンorオフ)に基づいて、コンテンツ鍵により暗号化関連情報が復号され、スクランブル鍵のみ、または、スクランブル鍵および再生手順番号が得られる(復号器15c)。
Then, the encrypted content key related information is decrypted with this work key to obtain a content key and a viewing control flag (
さらに、この再生手順番号に基づいて、スクランブル鍵により暗号化コンテンツが復号され、コンテンツが得られる(コンテンツデスクランブル部15(復号器15d))。このコンテンツデスクランブル部15が、請求項に記載した多重暗号コンテンツ復号手段に相当するものである。記憶部17は、コンテンツ利用制御受信装置5本体に一体的に備えられている記憶部17aと、記憶媒体に情報を記憶させる記憶媒体取扱手段17bとを備えて構成されている。
Further, the encrypted content is decrypted with the scramble key based on the reproduction procedure number, and the content is obtained (content descrambling unit 15 (
また、コンテンツ利用制御受信装置5には、この図1において図示を省略したセキュリティモジュールSM1が備えられている。このセキュリティモジュールSM1は、少なくとも復号器15a〜15cを備え、マスター鍵Kmが保持されるものであって、外部より読み出し不可能なICカード等から構成されている。またこのセキュリティモジュールSM1には、図示を省略した記憶部Nが備えられており、この記憶部Nは、再生手順番号の数値(利用制御情報の1つ)を記憶するカウンタに相当するものである。なお、この記憶部Nに記憶される再生手順番号の数値は、初期値として1が記憶されており、コンテンツ鍵関連情報に含まれるコンテンツIDおよびコンテンツ鍵Kcが変更されるたびに数値の再設定(初期値1に設定)が行われる。
Further, the content use
(ワーク鍵Kwの共有化について)
ここで、ある複数のコンテンツ利用制御受信装置5において、ワーク鍵Kwを共有させたい場合を想定して説明する。まず、送信側のコンテンツ利用制御送信装置3は、該当するコンテンツ利用制御受信装置5のマスター鍵Kmを、記憶部11のマスター鍵Kmデータベースより読み出し、このマスター鍵Kmによりワーク鍵Kwを共通鍵暗号化方式の暗号化器7dで暗号化する。この暗号化されたワーク鍵Kw(暗号化ワーク鍵Kw)を含む関連情報を、例えば、MPEG−2多重化方式のセクション形式でパケット化し、個別情報として、多重化部9で暗号化した暗号化コンテンツと併せてトランスポートストリームとして多重化する。
(About sharing work key Kw)
Here, the case where it is desired to share the work key Kw in a plurality of content usage
このパケット化の例として、ARIBの限定受信方式規格(STD―B25)に記載されたEMM(Entitlement Management Message)形式が利用可能である。そして、受信側のコンテンツ利用制御受信装置5では、分離部13で受信したMPEG−2トランスポートストリームから、EMMを取り出し、マスター鍵Kmを用いて、復号器15aで復号し、ワーク鍵Kwを得る。
As an example of packetization, an EMM (Entitlement Management Message) format described in the ARIB conditional access system standard (STD-B25) can be used. Then, the content usage
この動作を、各コンテンツ利用制御受信装置5に対して繰り返し実行し、これにより、ワーク鍵Kwを送受信間で共有させることができる。また、得られたワーク鍵Kwは、セキュリティモジュールSM(図1には図示せず)に保存される。そして、複数のコンテンツ利用制御受信装置5間で共有化された当該ワーク鍵Kwは、ワーク鍵Kw自体の安全性を維持するために、例えば1ヶ月や1年といった単位で更新される。また、このワーク鍵Kwは放送帯域の空いた帯域を利用して、コンテンツとは独立に順次送信される。
This operation is repeatedly executed for each content usage
(ファイルフォーマットの例)
次に、送信側のコンテンツ利用制御送信装置3から送信されるファイルのフォーマット例を、図2を参照して説明する。コンテンツ利用制御送信装置3から送信されるファイルのフォーマットには、スクランブル鍵関連情報S(共通情報S)、コンテンツ鍵関連情報C(共通情報C)、ワーク鍵関連情報W(個別情報W)の3種類がある。
(Example of file format)
Next, a format example of a file transmitted from the content use
スクランブル鍵関連情報S(共通情報S)は、スクランブル鍵の送出に用いられる番組情報であり、事業者ID、コンテンツID、スクランブル鍵Ks、再生手順番号等から構成されている。事業者IDは放送事業者に割り当てられた識別子であり、コンテンツIDは、コンテンツ毎にユニークに、或いは、所定の条件(例えば、再放送番組を同一IDとするか別のIDとするか等の条件)に基づいて、割り当てられた識別子である。そして、スクランブル鍵Ksは、コンテンツIDに対応するコンテンツ鍵Kcによって暗号化される。また、再生手順番号は、受信側でコンテンツの再生順序を規定するものである。 The scramble key related information S (common information S) is program information used for sending a scramble key, and is composed of an operator ID, a content ID, a scramble key Ks, a reproduction procedure number, and the like. The broadcaster ID is an identifier assigned to the broadcaster, and the content ID is unique for each content, or a predetermined condition (for example, whether the rebroadcast program is the same ID or a different ID, etc. Is an identifier assigned based on (condition). The scramble key Ks is encrypted with the content key Kc corresponding to the content ID. The playback procedure number defines the playback order of content on the receiving side.
コンテンツ鍵関連情報C(共通情報C)は、コンテンツ鍵Kcの送出に用いられる共通の情報であり、事業者ID、ワーク鍵ID、コンテンツID、コンテンツ鍵Kc、有効期限、記憶場所指定、視聴制御フラグ等から構成されている。事業者IDは放送事業者に割り当てられた識別子であり、ワーク鍵IDはワーク鍵を識別する識別子であり、コンテンツIDは、コンテンツ毎にユニークに、割り当てられた識別子である。これらのうち少なくともコンテンツ鍵Kcは、ワーク鍵IDに対応するワーク鍵によって暗号化されている。 The content key related information C (common information C) is common information used for transmission of the content key Kc, and is a business ID, work key ID, content ID, content key Kc, expiration date, storage location designation, viewing control. It consists of flags and the like. The provider ID is an identifier assigned to the broadcaster, the work key ID is an identifier for identifying the work key, and the content ID is an identifier uniquely assigned to each content. Among these, at least the content key Kc is encrypted with the work key corresponding to the work key ID.
また、有効期限は、コンテンツ鍵Kcの有効期限を示すものであり、記憶場所指定は、受信したコンテンツ鍵をコンテンツ利用制御受信装置5のどこに記憶させるかを予め送信側で指定するものである。視聴制御フラグは、コンテンツの視聴をフラグのオンオフで制御するもので、フラグがオンの場合、受信側で暗号化スクランブルが復号後、再生手順番号に基づいてコンテンツの視聴が決定されるものである。
Further, the expiration date indicates the expiration date of the content key Kc, and the storage location designation specifies in advance on the transmission side where the received content key is stored in the content usage
ワーク鍵関連情報W(個別情報W)は、ワーク鍵Kwの送出に用いられる個別情報であり、事業者ID、カードID、更新番号、有効期限、ワーク鍵ID、ワーク鍵等から構成されている。事業者IDは、放送事業者或いはその特定の集合(グループ)等に割り当てられた識別子であり、カードIDは、セキュリティモジュールSM毎に割り当てられた識別子であり、更新番号は、ワーク鍵Kwのバージョンを示す番号であり、有効期限は、ワーク鍵Kwの有効期限を示すものである。そして、ワーク鍵Kwは、カードIDに対応するマスター鍵Kmによって暗号化されている。 The work key related information W (individual information W) is individual information used for sending the work key Kw, and is composed of an operator ID, a card ID, an update number, an expiration date, a work key ID, a work key, and the like. . The operator ID is an identifier assigned to the broadcaster or a specific set (group) thereof, the card ID is an identifier assigned to each security module SM, and the update number is the version of the work key Kw. The expiration date indicates the expiration date of the work key Kw. The work key Kw is encrypted with the master key Km corresponding to the card ID.
(コンテンツ利用制御受信装置とセキュリティモジュールとの関係(構成))
次に、図3を参照して、コンテンツ利用制御システム1におけるコンテンツ利用制御受信装置5とセキュリティモジュールSM1との関係を説明する。コンテンツ利用制御受信装置5は、受信したストリーム(多重暗号コンテンツ)からワーク鍵Kwやコンテンツ鍵Kcを含む関連情報を分離するKw・Kc関連情報分離部13aと、暗号化コンテンツを記憶する記憶部17aと、スクランブル鍵Ksを含む関連情報を分離するKs関連情報分離部13bと、コンテンツをデスクランブルするコンテンツデスクランブル部15と、コンテンツ利用制御受信装置5とセキュリティモジュールSM1との通信を行うインターフェース等から構成されている。
(Relationship between content usage control receiver and security module (configuration))
Next, the relationship between the content usage
セキュリティモジュールSM1は、マスター鍵Kmを備え、4つの復号器(19a〜19d)と、1つの暗号化器21と、スクランブル鍵Ksを送出させる送出部23と、この送出部23を制御する送出制御部25と、状況に応じて入力される複数の情報を制御するソフトウェアスイッチS/Wとを備えて構成されている。このソフトウェアスイッチS/Wに、入力される情報数は2個であり、この情報数に対応してa1、a2のスイッチが備えられており、スイッチa1がリアルタイムにコンテンツを視聴する場合、スイッチa2が記憶再生視聴する場合に対応している。
The security module SM1 includes a master key Km, four decryptors (19a to 19d), one
Kw・Kc関連情報分離部13aで、多重化暗号コンテンツから暗号化ワーク鍵関連情報を抽出し、この暗号化ワーク鍵関連情報に記述されているカードIDと、セキュリティモジュールSM1(この実施の形態ではICカード)のカードIDとが一致する場合、ワーク鍵Kw、ワーク鍵ID、更新番号、有効期限、事業者IDとが含まれている暗号化ワーク鍵関連情報をセキュリティモジュールSM1に入力する。セキュリティモジュールSM1では、入力された暗号化されているワーク鍵Kwをマスター鍵Kmで復号し、ワーク鍵Kwを得て(復号器19a)、このワーク鍵Kwは、事業者ID、更新番号、有効期限、ワーク鍵IDとに対応されて、セキュリティモジュールSM1内で保持される。
The Kw / Kc related
一方、Kw・Kc関連情報分離部13aにおいて、暗号化コンテンツ鍵関連情報を抽出し、ワーク鍵IDと、暗号化されているコンテンツ鍵Kc、事業者ID、有効期限、コンテンツIDとが含まれている暗号化コンテンツ鍵関連情報をセキュリティモジュールSM1に入力する。セキュリティモジュールSM1では、暗号化コンテンツ鍵関連情報をワーク鍵IDに対応するワーク鍵Kwを用いて復号し、コンテンツ鍵Kcを得る(復号器19b)。
On the other hand, the Kw / Kc related
(暗号化コンテンツの再生例(リアルタイム視聴))
次に、図3に図示したコンテンツ利用制御受信装置5およびセキュリティモジュールSM1を用いて、送信されているコンテンツ(リアルタイム)を視聴する場合について説明する。リアルタイムにコンテンツを視聴する場合であるので、予め、セキュリティモジュールSM1のソフトウェアスイッチS/Wをa1に切り替えておく。
(Example of playback of encrypted content (real-time viewing))
Next, a case where the content (real time) being transmitted is viewed using the content usage
Kw・Kc関連情報分離部13aの出力は、Ks関連情報分離部13bに入力される。Ks関連情報分離部13bでは、スクランブル鍵関連情報Sを抽出し、コンテンツIDと暗号化されたスクランブル鍵Ksを含むスクランブル鍵関連情報SをセキュリティモジュールSM1に入力する。セキュリティモジュールSM1では、スクランブル鍵関連情報SをコンテンツIDに対応するコンテンツ鍵Kcを用いて復号し、スクランブル鍵Ksおよび再生手順番号を得る(復号器19d)。そして、得られた再生手順番号を送出制御部25に入力し、この再生手順番号が入力された送出制御部25は、再生手順番号に基づいて、送出部23を制御し、復号器19dで得られたスクランブル鍵Ksをコンテンツ利用制御受信装置5に送出する。このスクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5のコンテンツデスクランブル部15は、スクランブル鍵Ksを用いて暗号化コンテンツを復号し、コンテンツを出力する。
The output of the Kw / Kc related
(暗号化コンテンツの再生例(記憶再生視聴))
次に、図3に図示したコンテンツ利用制御受信装置5およびセキュリティモジュールSM1を用いて、記憶部17aに記憶したコンテンツを視聴する場合について説明する。記憶部17aに記憶させたコンテンツを視聴する場合であるので、予め、セキュリティモジュールSM1のソフトウェアスイッチS/Wをa2に切り替えておく。
(Example of playback of encrypted content (stored playback))
Next, a case where the content stored in the
暗号化コンテンツはそのまま(スクランブル化されたまま)、暗号化されたスクランブル鍵を含む暗号化関連情報(スクランブル鍵関連情報S)と共に、コンテンツIDと対応されて、記憶部17aに記憶されている。一方、Kw・Kc関連情報分離部13aにおいて、暗号化コンテンツ鍵関連情報(コンテンツ鍵関連情報C)を抽出し、抽出した、暗号化されたコンテンツ鍵を含む暗号化コンテンツ鍵関連情報をセキュリティモジュールSM1に入力する。そして、復号器19bで復号されたコンテンツ鍵を、マスター鍵を用いて暗号化する(暗号化器21)。この暗号化されたコンテンツ鍵Kcをコンテンツ利用制御受信装置5に出力し、記憶部17aに記憶されている暗号化コンテンツと対応させて記憶する。
The encrypted content is stored in the
そして、記憶部17aに記憶されているコンテンツを再生するときには、デスクランブルするコンテンツに対応する、暗号化されたコンテンツ鍵Kcを記憶部17aから読み出して、セキュリティモジュールSM1に入力する。セキュリティモジュールSM1では、入力された、暗号化されているコンテンツ鍵Kcをマスター鍵Kmにより、復号しコンテンツ鍵Kcを得る(復号器19c)。また一方、再生されたコンテンツは、Ks関連情報分離部13bに入力され、暗号化関連情報(スクランブル鍵関連情報S)を抽出し、暗号化されているスクランブル鍵Ksを含む暗号化関連情報(スクランブル鍵関連情報S)をセキュリティモジュールSM1に入力する。
Then, when reproducing the content stored in the
セキュリティモジュールSM1では、入力された、暗号化されているスクランブル鍵Ksを含む暗号化関連情報を、復号器19cで復号されたコンテンツ鍵Kcで復号し、スクランブル鍵Ksおよび再生手順番号を得る(復号器19d)。再生手順番号を送出制御部25に入力し、送出制御部25は得られた再生手順番号に基づいて、送出部23を制御し、コンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksを送出する。コンテンツ利用制御受信装置5では、受信したスクランブル鍵Ksを用いて、コンテンツデスクランブル部15で暗号化コンテンツがデスクランブルされ、コンテンツが出力される。
In the security module SM1, the input encryption-related information including the encrypted scramble key Ks is decrypted with the content key Kc decrypted by the
また、コンテンツ利用制御受信装置5にホームネットワーク等を介して、記憶装置(図示せず)が接続されている場合には、Ks関連情報分離部13bに入力される前に、ストリーム(多重化暗号コンテンツの一部)が、ホームネットワーク等を介して、コンテンツ利用制御受信装置5以外の記憶装置に記憶される。
When a storage device (not shown) is connected to the content usage
このとき、暗号化コンテンツおよび暗号化関連情報と併せて、マスター鍵Kmで暗号化した再暗号化コンテンツ鍵を記憶装置に記憶させる。暗号化コンテンツの再生時には、記憶装置で再生された信号(スクランブルされたままのコンテンツ信号)がコンテンツ利用制御受信装置5のKs関連情報分離部13bにホームネットワークを介して入力されると共に、コンテンツ利用制御受信装置5を介して再暗号化コンテンツ鍵がセキュリティモジュールSM1に入力され、復号器19cで再暗号コンテンツ鍵が復号され、復号器19dでスクランブル鍵Ksが得られ、コンテンツがデスクランブルされる。
At this time, the re-encrypted content key encrypted with the master key Km is stored in the storage device together with the encrypted content and the encryption-related information. When playing back encrypted content, the signal played back in the storage device (the content signal that remains scrambled) is input to the Ks-related
(コンテンツ利用制御受信装置に入力されるストリーム(多重化暗号コンテンツ)に対する各鍵の対応関係、再生手順番号の例)
次に、図4を参照して、コンテンツ利用制御受信装置5に入力されるストリーム(多重化暗号コンテンツ:コンテンツの各シーン)に対する、スクランブル鍵Ks、コンテンツ鍵Kc、の対応関係を説明する。ここでは、コンテンツがリアルタイムに視聴される場合を想定しており、コンテンツの中身をシーンA、シーンB、シーンC、シーンD、シーンEといった具合に時間軸方向に区切った場合について説明する。例えば、コンテンツをあるドラマであるとすると、シーンAはドラマのプロローグに、シーンBはCMに、シーンCはドラマの中核に、シーンDはCMに、シーンEはドラマのエピローグに相当する。
(Correspondence of each key to stream (multiplexed encrypted content) input to content usage control receiving device, example of reproduction procedure number)
Next, the correspondence relationship between the scramble key Ks and the content key Kc for the stream (multiplexed encrypted content: each scene of the content) input to the content usage
これらの各シーンA〜Eをスクランブルしているスクランブル鍵Ks(Ks11〜Ks5n)および再生手順番号はスクランブル鍵関連情報に含まれている。シーンAの間は1秒程度の時間でスクランブル鍵Ks11からスクランブル鍵Ks1nに順次変更され、スクランブル鍵Ks11からスクランブル鍵Ks1nには同じ再生手順番号1が付されている。
The scramble key Ks (Ks11 to Ks5n) for scrambling each of the scenes A to E and the reproduction procedure number are included in the scramble key related information. During the scene A, the scramble key Ks11 is sequentially changed from the scramble key Ks1n in about 1 second, and the same
また、シーンBの間は、1秒程度の時間でスクランブル鍵Ks21からスクランブル鍵Ks2nに順次変更され、スクランブル鍵Ks21からスクランブル鍵Ks2nには複数の再生手順番号2、3、4、5が付されている。シーンCの間は1秒程度の時間でスクランブル鍵Ks31からスクランブル鍵Ks3nに順次変更され、スクランブル鍵Ks31からスクランブル鍵Ks3nには同じ再生手順番号6が付されている。
Further, during the scene B, the scramble key Ks21 is sequentially changed to the scramble key Ks2n in about 1 second, and a plurality of
さらに、シーンDの間は、1秒程度の時間でスクランブル鍵Ks41からスクランブル鍵Ks4nに順次変更され、スクランブル鍵Ks41からスクランブル鍵Ks4nには複数の再生手順番号7、8、9が付されている。シーンEの間は1秒程度の時間でスクランブル鍵Ks51からスクランブル鍵Ks5nに順次変更され、スクランブル鍵Ks51からスクランブル鍵Ks5nには同じ再生手順番号10が付されている。
Further, during the scene D, the scramble key Ks41 is sequentially changed to the scramble key Ks4n in about 1 second, and a plurality of
なお、多重化暗号コンテンツには、コンテンツ鍵関連情報C1(暗号化されている)が含まれており、このコンテンツ鍵関連情報C1には、コンテンツ鍵Kc、視聴制御フラグ(オン)が含まれている。このコンテンツ鍵Kcはコンテンツの各シーンすなわちシーンAからシーンDまで、同一のものが用いられる。また、視聴制御フラグがオンであれば、再生手順番号に基づいてコンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出され、視聴制御フラグがオフであれば、再生手順番号に拘わらずコンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出される。
Note that the multiplexed encrypted content includes content key related information C1 (encrypted), and the content key related information C1 includes a content key Kc and a viewing control flag (ON). Yes. This content key Kc is the same for each scene of content, that is, scene A to scene D. If the viewing control flag is on, the scramble key Ks is sent to the content usage
(コンテンツの視聴制御(利用制御)の例1)
ここで、図3、図4を参照して、コンテンツに付されている再生手順番号に基づいたコンテンツ(シーンA〜E)の視聴制御を説明する。セキュリティモジュールSM1の送出制御部25は、現時点で復号しているスクランブル鍵Ksの再生手順番号と、次のスクランブル鍵Ksの再生手順番号とを比較し、現時点で復号しているスクランブル鍵Ksの再生手順番号と次のスクランブル鍵Ksの再生手順番号とが同一か、現時点で復号しているスクランブル鍵Ksの再生手順番号に1を加算したものと等しい場合に、復号したスクランブル鍵Ksを送出部23からコンテンツ利用制御受信装置5に送出させる。
(Example 1 of content viewing control (use control))
Here, with reference to FIG. 3 and FIG. 4, viewing control of content (scenes A to E) based on the reproduction procedure number assigned to the content will be described. The
いずれの場合にも該当しない際には、送出制御部25は、コンテンツの再生順序が制限されている旨のエラーメッセージ(エラー信号)を送出部23からコンテンツ利用制御受信装置5に送出させる。これにより、スクランブル鍵KsがセキュリティモジュールSM1からコンテンツ利用制御受信装置5に送出された場合には、図4中の再生例Aに示したように当該装置5で暗号化コンテンツがコンテンツデスクランブル部15でデスクランブルされ、コンテンツを視聴することができる。
If none of these cases apply, the
また、コンテンツが記憶部17に記憶させている際に、図4中の再生例A1に示したように、シーンAの一部分シーンA1、シーンCの一部分シーンC1、シーンEの一部分シーンE1を順次ノンリニアに再生しようとする場合を説明する。この場合、シーンA1では、再生手順番号が1であるので、送出制御部25は、スクランブル鍵Ks(Ks11からKs1nのいずれか)を送出部23からコンテンツ利用制御受信装置5に送出させ、コンテンツ利用制御受信装置5では、受信したスクランブル鍵Ksによりコンテンツ(シーンA1)をデスクランブルする。
Further, when the content is stored in the
ところが、次のシーンC1では、再生手順番号が6であるので、送出制御部25は、スクランブル鍵Ks(Ks31からKs3nのいずれか)を送出部23からコンテンツ利用制御受信装置5に送出させない。このため、コンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツ(シーンC1)をデスクランブルすることができない。それゆえ、再生手順番号2、3、4、5が付されているシーンBをデスクランブルしてからシーンC1をデスクランブルする必要が生じる。同様に、再生手順番号7、8、9が付されているシーンDをデスクランブルしてからでないとシーンE1をデスクランブルすることができない。
However, in the next scene C1, since the reproduction procedure number is 6, the
つまり、コンテンツ利用制御受信装置5において、シーンAからシーンCにノンリニアに再生しようとする場合には、シーンCを再生する際の再生手順番号が不明であるので、再生手順番号を得るために、必ず、シーンBを再生する必要がある。これにより、シーンBであるCMをスキップさせてコンテンツを視聴することを防止することができる。すなわち、コンテンツ利用制御受信装置5のユーザのコンテンツの視聴を送信側で制御することができる。
That is, in the content usage
(コンテンツの視聴制御(利用制御;再生手順番号の利用の仕方)の例2)
また、スクランブル鍵関連情報に含まれる再生手順番号の利用の仕方について補足説明する。例えば、コンテンツ(シーンA〜E)がドラマである場合、シーンAからシーンDまでは、各シーンA〜Dに同じ再生手順番号1を付しておき、シーンE(ドラマのクライマックス)のみ、再生手順番号を数秒間隔で増加させるように再生手順番号2、3、4、5、6と付しておけば、シーンAからシーンDまでは、コンテンツ利用制御受信装置5(当該装置5に接続される表示装置(図示せず))で自由に視聴できるが、コンテンツ利用制御受信装置5のユーザがシーンEのみ最初に再生させて視聴することを防止することができる。
(Example 2 of content viewing control (use control; how to use playback procedure number))
Further, a supplementary explanation will be given on how to use the playback procedure number included in the scramble key related information. For example, when the content (scenes A to E) is a drama, the same
或いは、ドラマ(コンテンツ)に出演している出演者のインタビューの映像をシーンEに含ませておき、シーンAからシーンDまですべて視聴したユーザのみシーンEを視聴できるといった視聴制御も可能である。つまり、シーンE(コンテンツの最後)に視聴者が最も視聴したいシーンを含ませておくことで、それ以前のシーンAからシーンD(CM等を含む)を視聴者に積極的に視聴させることができる。 Alternatively, it is also possible to perform viewing control such that an interview video of a performer appearing in a drama (content) is included in the scene E, and only the user who has viewed all of the scenes A to D can view the scene E. That is, by including the scene that the viewer wants to watch most in the scene E (the end of the content), the viewer can actively watch the scene D (including CM etc.) from the previous scene A. it can.
(コンテンツの視聴制御(利用制御)の例3)
一方、コンテンツ鍵関連情報に含まれている視聴制御フラグがオフの場合には、図5中の再生例B1に示したように、再生手順番号に関係なく、コンテンツを再生することができる。つまり、再生例Bに示したようなシーンAからシーンEまでの連続再生ではなく、シーンAの一部であるシーンA1と、シーンCの一部であるシーンC1と、シーンEの一部であるシーンE1とを順次連続再生することができる。
(Example 3 of content viewing control (use control))
On the other hand, when the viewing control flag included in the content key related information is OFF, the content can be reproduced regardless of the reproduction procedure number as shown in the reproduction example B1 in FIG. That is, instead of continuous playback from the scene A to the scene E as shown in the reproduction example B, the scene A1 that is a part of the scene A, the scene C1 that is a part of the scene C, and a part of the scene E A certain scene E1 can be successively reproduced continuously.
これによれば、例えば、無料コンテンツを放送する無料放送時には、コンテンツ鍵関連情報に含まれている視聴制御フラグをオンにしたコンテンツ鍵Kcにより、コンテンツ利用制御受信装置5のユーザにコンテンツを視聴させる。すると、当該ユーザは、コンテンツに含まれているCM等をスキップさせることができない。この際に、当該ユーザがコンテンツに含まれているCM等のスキップを望む場合、通信回線等を用いて、一定の料金を送信側のコンテンツ利用制御送信装置3を所有する放送事業者に支払う契約をすると、当該装置3から視聴制御フラグをオフにしたコンテンツ鍵Kc(コンテンツ鍵関連情報)が当該通信回線を介して送信されるようにすることも可能である。この視聴制御フラグをオフにしたコンテンツ鍵Kcを入手したユーザは視聴制限なく(当該コンテンツに限り)コンテンツを利用することができる。このため、無料放送時においても、送信側の放送事業者の意図するコンテンツの視聴(CM等をスキップさせない等の利用制御)を受信側のユーザに行わせることができる。
According to this, for example, at the time of free broadcasting in which free content is broadcast, the user of the content usage
(コンテンツの視聴制御(利用制御;複数のワーク鍵)の例4)
さらにまた、コンテンツを送信する送信側の放送事業者は、予め、複数の種類のワーク鍵Kw(Kw1、Kw2・・・)を準備しておく(コンテンツ利用制御送信装置3の記憶部11のワーク鍵データベースに記憶)。そして、放送事業者は無料でコンテンツを受信しているコンテンツ利用制御受信装置5のユーザには、ワーク鍵Kw1を、放送事業者に定額料金を支払ってコンテンツを受信しているコンテンツ利用制御受信装置5のユーザには、ワーク鍵Kw2を、セキュリティモジュールSM1に記憶させて、それぞれのユーザに配布しておく。
(Example 4 of content viewing control (use control; multiple work keys))
Furthermore, the broadcaster on the transmission side that transmits the content prepares a plurality of types of work keys Kw (Kw1, Kw2,...) In advance (the work in the storage unit 11 of the content usage control transmission device 3). Stored in the key database). Then, the content usage
その後、コンテンツ利用制御送信装置3からコンテンツ送出時(多重化暗号コンテンツ)に、ワーク鍵Kw1で暗号化されているコンテンツ鍵関連情報(視聴制御フラグはオン)およびワーク鍵Kw2で暗号化されているコンテンツ鍵関連情報(視聴制御フラグはオフ)を併せて送出すれば、ユーザとの契約状況に応じた視聴制御を行うことができる。 Thereafter, when the content is transmitted from the content usage control transmission device 3 (multiplexed encrypted content), it is encrypted with the content key related information (viewing control flag is on) encrypted with the work key Kw1 and the work key Kw2. If the content key related information (viewing control flag is off) is also transmitted, viewing control according to the contract status with the user can be performed.
また、図4、図5に示したコンテンツの視聴制御(利用制御)の例では、再生手順番号を1ずつ増加させたが、シーンAからシーンDまでは、図4、図5に示したように再生手順番号を付しておき、シーンEのみ再生手順番号20を付しておくと、送信側で送出されるコンテンツ鍵Kcを含むコンテンツ鍵関連情報(視聴制御フラグはオン)では、シーンEを視聴することができない。この際に、当該ユーザがシーンEの視聴を望む場合、通信回線等を用いて、一定の料金を送信側のコンテンツ利用制御送信装置3を所有する放送事業者に支払う契約をすると、当該装置3から視聴制御フラグをオフにしたコンテンツ鍵Kc(コンテンツ鍵関連情報)が当該通信回線を介して送信されるようにすることも可能である。
In the example of content viewing control (use control) shown in FIGS. 4 and 5, the playback procedure number is incremented by 1. However, scenes A to D are as shown in FIGS. 4 and 5. If the playback procedure number is attached to the scene E and the playback procedure number 20 is attached only to the scene E, in the content key related information including the content key Kc sent on the transmission side (viewing control flag is on), the scene E Cannot watch. At this time, if the user wishes to view the scene E, if a contract is made to pay a fixed fee to the broadcaster who owns the content use
(コンテンツ利用制御受信装置の動作1(記憶後のコンテンツ、ノンリニア再生))
図6を参照して、コンテンツ利用制御受信装置5の記憶部17に記憶されているコンテンツを視聴制御する際の動作を説明する。なお、このシーケンスチャートでは、コンテンツがファイルとして記憶部17に記憶されており、当該コンテンツが冒頭から再生されることを想定している。
(
With reference to FIG. 6, an operation when viewing control of content stored in the
コンテンツ利用制御受信装置5の分離部13で多重化暗号コンテンツが分離され暗号化コンテンツ鍵関連情報(コンテンツ鍵Kcを含む)が得られ(S1)、この暗号化コンテンツ鍵関連情報がセキュリティモジュールSM1に送出される。この暗号化コンテンツ鍵関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化コンテンツ鍵関連情報に含まれているコンテンツ鍵Kcおよび視聴制御フラグが復号される(S2)。
The multiplexed encrypted content is separated by the separating
そして、復号された視聴制御フラグがオンであるかオフであるかが判断され(S3)、復号された視聴制御フラグがオフであると判断された場合には、多重化暗号コンテンツが分離されて得られた暗号化関連情報がコンテンツ利用制御受信装置5からセキュリティモジュールSM1に送出される(S4)。この暗号化関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化関連情報に含まれている暗号化スクランブル鍵Ksが復号され(S5)、復号されたスクランブル鍵Ksがコンテンツ利用制御受信装置5に送出される(S6)。スクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、コンテンツ(暗号化コンテンツ)が復号される(S7)。
Then, it is determined whether the decrypted viewing control flag is on or off (S3). If it is determined that the decrypted viewing control flag is off, the multiplexed encrypted content is separated. The obtained encryption related information is sent from the content use
S3にて、復号された視聴制御フラグがオンであると判断された場合には、多重化暗号コンテンツが分離されて得られた暗号化関連情報(スクランブル鍵Ksと再生手順番号を含む)がコンテンツ利用制御受信装置5からセキュリティモジュールSM1に送出される(S8)。この暗号化関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化関連情報に含まれている暗号化スクランブル鍵Ksおよび再生手順番号が復号される(S9)。
If it is determined in S3 that the decrypted viewing control flag is ON, the encryption related information (including the scramble key Ks and the playback procedure number) obtained by separating the multiplexed encrypted content is the content. It is sent from the
そして、復号された再生手順番号の数値と記憶部Nに記憶されている数値(初期値は1)とが比較され、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値n以下かどうかが判断される(S10)。比較判断された結果、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値n以下であると判断された場合には、コンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出され(S11)、このスクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S12)。
Then, the numerical value of the decoded reproduction procedure number is compared with the numerical value (initial value is 1) stored in the storage unit N, and whether the numerical value of the reproduction procedure number is equal to or less than the numerical value n stored in the storage unit N. Is determined (S10). As a result of the comparison determination, when it is determined that the numerical value of the reproduction procedure number is equal to or less than the numerical value n stored in the storage unit N, the scramble key Ks is sent to the content usage control receiving device 5 (S11). In the content usage
S10にて、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値n以下であると判断されない場合には、再生手順番号の数値が数値nに1加算した値であるかどうかが判断される(S13)。再生手順番号の数値が数値nに1加算した値であると判断されない場合には、スクランブル鍵Ksの送出が中断され、コンテンツ利用制御受信装置5においてエラー処理が行われる(S14)。このエラー処理はセキュリティモジュールSM1がコンテンツ利用制御受信装置5に対して暗号化コンテンツを復号できない旨のエラー番号(エラー情報)を送出することによって実行される。
If it is not determined in S10 that the numerical value of the reproduction procedure number is less than or equal to the numerical value n stored in the storage unit N, it is determined whether or not the numerical value of the reproduction procedure number is a value obtained by adding 1 to the numerical value n. (S13). When it is not determined that the numerical value of the reproduction procedure number is a value obtained by adding 1 to the numerical value n, transmission of the scramble key Ks is interrupted, and error processing is performed in the content usage control receiving device 5 (S14). This error processing is executed when the security module SM1 sends an error number (error information) indicating that the encrypted content cannot be decrypted to the content usage
S13にて、再生手順番号の数値が数値nに1加算した値であると判断された場合には、この数値nが記憶部Nに記憶され(S15)、コンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出され(S11)、このスクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S12)。
When it is determined in S13 that the numerical value of the reproduction procedure number is a value obtained by adding 1 to the numerical value n, the numerical value n is stored in the storage unit N (S15), and the scramble key is stored in the content usage
これらの動作によれば、コンテンツは、暗号化関連情報(スクランブル鍵関連情報)に含まれている再生手順番号(再生順序制御情報;利用制御情報の一つ)に従った場合のみ復号されるので、当該コンテンツに一体的に含まれているCMのスキップ等を防止することができると共に、巻き戻し等により一度視聴した区間(コンテンツの一部)は、自由にノンリニア再生することができる。 According to these operations, the content is decrypted only in accordance with the playback procedure number (playback order control information; one of the usage control information) included in the encryption related information (scramble key related information). In addition, it is possible to prevent skipping of CMs included in the content as a whole, and it is possible to freely reproduce non-linearly a section (part of the content) once viewed by rewinding or the like.
(コンテンツ利用制御受信装置の動作2(記憶後のコンテンツ、再生手順番号順))
図7を参照して、コンテンツ利用制御受信装置5の記憶部17に記憶されているコンテンツを視聴制御する際の動作を説明する。なお、このシーケンスチャートでは、コンテンツがファイルとして記憶部17に記憶されており、当該コンテンツが冒頭から再生されることを想定している。
(
With reference to FIG. 7, an operation when viewing control of content stored in the
コンテンツ利用制御受信装置5の分離部13で多重化暗号コンテンツが分離され暗号化コンテンツ鍵関連情報(コンテンツ鍵Kcを含む)が得られ(S21)、この暗号化コンテンツ鍵関連情報がセキュリティモジュールSM1に送出される。この暗号化コンテンツ鍵関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化コンテンツ鍵関連情報に含まれているコンテンツ鍵Kcおよび視聴制御フラグが復号される(S22)。
The multiplexed encrypted content is separated by the
そして、復号された視聴制御フラグがオンであるかオフであるかが判断され(S23)、復号された視聴制御フラグがオフであると判断された場合には、多重化暗号コンテンツが分離されて得られた暗号化関連情報がコンテンツ利用制御受信装置5からセキュリティモジュールSM1に送出される(S24)。この暗号化関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化関連情報に含まれている暗号化スクランブル鍵Ksが復号され(S25)、復号されたスクランブル鍵Ksがコンテンツ利用制御受信装置5に送出される(S26)。スクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S27)。
Then, it is determined whether the decrypted viewing control flag is on or off (S23). If it is determined that the decrypted viewing control flag is off, the multiplexed encrypted content is separated. The obtained encryption related information is sent from the content use
S23にて、復号された視聴制御フラグがオンであると判断された場合には、多重化暗号コンテンツが分離されて得られた暗号化関連情報がコンテンツ利用制御受信装置5からセキュリティモジュールSM1に送出される(S28)。この暗号化関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化関連情報に含まれている暗号化スクランブル鍵Ksおよび再生手順番号が復号される(S29)。
If it is determined in S23 that the decrypted viewing control flag is ON, the encryption related information obtained by separating the multiplexed encrypted content is transmitted from the content usage
そして、復号された再生手順番号の数値と記憶部Nに記憶されている数値(初期値は1)とが比較され、同じ数値であるかどうかが判断される(S30)。比較判断された結果、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値nと同じであると判断された場合には、コンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出され(S31)、このスクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S32)。
Then, the numerical value of the decoded reproduction procedure number is compared with the numerical value (initial value is 1) stored in the storage unit N to determine whether or not they are the same numerical value (S30). As a result of the comparison determination, when it is determined that the numerical value of the reproduction procedure number is the same as the numerical value n stored in the storage unit N, the scramble key Ks is sent to the content usage control receiving device 5 (S31). In the content usage
S30にて、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値nと同じであると判断されない場合には、再生手順番号の数値が数値n未満か、または再生手順番号の数値が数値nに1加算した値であるかどうかが判断される(S33)。再生手順番号の数値が数値n未満か、再生手順番号の数値が数値nに1加算した値であると判断されない場合には、スクランブル鍵Ksの送出が中断され、コンテンツ利用制御受信装置5においてエラー処理が行われる(S34)。このエラー処理はセキュリティモジュールSM1がコンテンツ利用制御受信装置5に対して暗号化コンテンツを復号できない旨のエラー番号(エラー情報)を送出することによって実行される。
If it is not determined in S30 that the numerical value of the reproduction procedure number is the same as the numerical value n stored in the storage unit N, the numerical value of the reproduction procedure number is less than the numerical value n or the numerical value of the reproduction procedure number is a numerical value. It is determined whether or not a value obtained by adding 1 to n (S33). If it is not determined that the value of the playback procedure number is less than the value n or that the value of the playback procedure number is a value obtained by adding 1 to the value n, the transmission of the scramble key Ks is interrupted and an error occurs in the content usage
S33にて、再生手順番号の数値が数値n未満か、再生手順番号の数値がnに1加算した値であると判断された場合には、この数値nが記憶部Nに記憶され(S35)、コンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出され(S31)、このスクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S32)。
When it is determined in S33 that the reproduction procedure number is less than the numerical value n or the reproduction procedure number is a value obtained by adding 1 to n, the numerical value n is stored in the storage unit N (S35). The scramble key Ks is sent to the content usage control receiving device 5 (S31), and the content usage
これらの動作によれば、コンテンツは、暗号化関連情報(スクランブル鍵関連情報)に含まれている再生手順番号(再生順序制御情報;利用制御情報の一つ)に従った場合のみ復号されるので、当該コンテンツに一体的に含まれているCMのスキップ等を防止することができる。また、この動作では、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値nよりも小さい場合であっても、記憶部Nに再生手順番号を記憶させる手順(S33、S34)を追加している。このため、巻き戻し等により一度視聴した区間(コンテンツの一部)であっても、同様に再生手順番号に従った視聴制限することができる。 According to these operations, the content is decrypted only in accordance with the playback procedure number (playback order control information; one of the usage control information) included in the encryption related information (scramble key related information). Thus, it is possible to prevent skipping of CMs included in the content. In this operation, even if the numerical value of the reproduction procedure number is smaller than the numerical value n stored in the storage unit N, a procedure (S33, S34) for storing the reproduction procedure number in the storage unit N is added. ing. For this reason, even in a section (part of content) once viewed by rewinding or the like, viewing restriction according to the playback procedure number can be similarly performed.
(コンテンツ利用制御受信装置の動作3(リアルタイムのコンテンツ))
図8を参照して、コンテンツ利用制御受信装置5でリアルタイムに受信しているコンテンツを視聴制御する際の動作を説明する。この動作はリアルタイムに受信しているコンテンツと記憶部17に記憶されたコンテンツの両方を考慮した動作で、放送されているコンテンツを途中から記憶して視聴する場合や、記憶しつつ視聴する際に一部分のコンテンツが記憶できなかったり視聴できなかった場合に対応するための動作である。
(
With reference to FIG. 8, an operation when viewing / listening control of content received in real time by the content usage
コンテンツ利用制御受信装置5の分離部13で多重化暗号コンテンツが分離され暗号化コンテンツ鍵関連情報(コンテンツ鍵Kcを含む)が得られ(S41)、この暗号化コンテンツ鍵関連情報がセキュリティモジュールSM1に送出される。この暗号化コンテンツ鍵関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化コンテンツ鍵関連情報に含まれているコンテンツ鍵Kcおよび視聴制御フラグが復号される(S42)。
The multiplexed encrypted content is separated by the
そして、復号された視聴制御フラグがオンであるかオフであるかが判断され(S43)、復号された視聴制御フラグがオフであると判断された場合には、多重化暗号コンテンツが分離されて得られた暗号化関連情報がコンテンツ利用制御受信装置5からセキュリティモジュールSM1に送出される(S44)。この暗号化関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化関連情報に含まれている暗号化スクランブル鍵Ksが復号され(S45)、復号されたスクランブル鍵Ksがコンテンツ利用制御受信装置5に送出される(S46)。スクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S47)。
Then, it is determined whether the decrypted viewing control flag is on or off (S43). If it is determined that the decrypted viewing control flag is off, the multiplexed encrypted content is separated. The obtained encryption related information is sent from the content use
S43にて、復号された視聴制御フラグがオンであると判断された場合には、多重化暗号コンテンツが分離されて得られた暗号化関連情報がコンテンツ利用制御受信装置5からセキュリティモジュールSM1に送出される(S48)。この暗号化関連情報を受信したセキュリティモジュールSM1では、当該暗号化関連情報に含まれている暗号化スクランブル鍵Ksおよび再生手順番号が復号される(S49)。
If it is determined in S43 that the decrypted viewing control flag is ON, the encryption related information obtained by separating the multiplexed encrypted content is transmitted from the content usage
そして、最初に受信した再生手順番号の数値を記憶部Nに記憶させておき(S50)、復号された再生手順番号の数値と記憶部Nに記憶されている数値(最初に受信した際の数値)とが比較され、同じ数値であるかどうかが判断される(S51)。比較判断された結果、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値nと同じであると判断された場合には、コンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出され(S52)、このスクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S53)。
Then, the numerical value of the reproduction procedure number received first is stored in the storage unit N (S50), and the numerical value of the decoded reproduction procedure number and the numerical value stored in the storage unit N (the numerical value at the time of the first reception) ) Is compared with each other to determine whether or not the numbers are the same (S51). As a result of the comparison determination, when it is determined that the numerical value of the reproduction procedure number is the same as the numerical value n stored in the storage unit N, the scramble key Ks is sent to the content usage control receiving device 5 (S52). In the content usage
S51にて、再生手順番号の数値が記憶部Nに記憶されている数値nと同じであると判断されない場合には、再生手順番号の数値が数値n未満か、または再生手順番号の数値が数値nに1加算した値であるかどうかが判断される(S54)。再生手順番号の数値が数値n未満か、再生手順番号の数値が数値nに1加算した値であると判断されない場合には、スクランブル鍵Ksの送出が中断され、コンテンツ利用制御受信装置5においてエラー処理が行われる(S55)。このエラー処理はセキュリティモジュールSM1がコンテンツ利用制御受信装置5に対して暗号化コンテンツを復号できない旨のエラー番号(エラー情報)を送出することによって実行される。
In S51, when it is not determined that the numerical value of the reproduction procedure number is the same as the numerical value n stored in the storage unit N, the numerical value of the reproduction procedure number is less than the numerical value n or the numerical value of the reproduction procedure number is a numerical value. It is determined whether the value is obtained by adding 1 to n (S54). If it is not determined that the value of the playback procedure number is less than the value n or that the value of the playback procedure number is a value obtained by adding 1 to the value n, the transmission of the scramble key Ks is interrupted and an error occurs in the content usage
S54にて、再生手順番号の数値が数値n未満か、再生手順番号の数値がnに1加算した値であると判断された場合には、この数値nが記憶部Nに記憶され(S56)、コンテンツ利用制御受信装置5にスクランブル鍵Ksが送出され(S52)、このスクランブル鍵Ksを受信したコンテンツ利用制御受信装置5では、コンテンツデスクランブル部15で、暗号化コンテンツが復号される(S53)。
When it is determined in S54 that the numerical value of the reproduction procedure number is less than the numerical value n or the numerical value of the reproduction procedure number is a value obtained by adding 1 to n, the numerical value n is stored in the storage unit N (S56). Then, the scramble key Ks is sent to the content usage control receiving device 5 (S52). In the content usage
これらの動作によれば、デスクランブルしたいコンテンツの、最初に受信された再生手順番号の数値を記憶部Nの初期値として設定しているので、リアルタイムに受信しているコンテンツ(デスクランブルしたいコンテンツ)を途中から視聴したり、コンテンツの冒頭から記憶部17に記憶していないコンテンツの再生が可能になり、再生手順番号に従ったコンテンツの視聴制限(視聴制御)を行うことができる。
According to these operations, since the numerical value of the reproduction procedure number received first for the content to be descrambled is set as the initial value of the storage unit N, the content received in real time (the content to be descrambled) Can be viewed from the middle, or content not stored in the
(視聴制御フラグに関して補足)
ここまでの説明において、視聴制御フラグをオン・オフのみの1ビットの利用制御情報としてきた。しかし、視聴制御フラグのビット数を増加させて、例えば、視聴制御フラグが0の時は、視聴制御自体をオフ、視聴制御フラグが1の時は図7に示したシーケンスチャートに基づく制御、視聴制御フラグが2の時は、図8に示したシーケンスチャートに基づく制御とすることも可能である。
(Supplementary regarding viewing control flag)
In the description so far, the viewing control flag has been set to 1-bit usage control information for only on / off. However, by increasing the number of bits of the viewing control flag, for example, when the viewing control flag is 0, the viewing control itself is turned off, and when the viewing control flag is 1, the control and viewing based on the sequence chart shown in FIG. When the control flag is 2, control based on the sequence chart shown in FIG. 8 can be performed.
この実施の形態では以下の効果を奏す。コンテンツ利用制御送信装置3では、スクランブル鍵Ksを用いて、コンテンツスクランブル部7(7a)でコンテンツが暗号化され暗号化コンテンツとされる。一方、暗号化器7bで、記憶部11に記憶されているコンテンツ鍵Kcによって、少なくとも再生手順番号およびスクランブル鍵Ksを含む関連情報が暗号化し暗号化関連情報とされる。また、暗号化器7cで、記憶部11に記憶されているワーク鍵Kwによって、少なくとも視聴制御フラグおよびコンテンツ鍵Kcを含む当該コンテンツ鍵Kcに関するコンテンツ鍵関連情報が暗号化され暗号化コンテンツ鍵関連情報とされる。さらに、暗号化器7dで、マスター鍵によって、少なくともワーク鍵Kwを含むワーク鍵Kwに関するワーク鍵関連情報が暗号化され暗号化ワーク鍵関連情報とされる。そして、多重化部9で、これらが多重化暗号コンテンツとされ、送信される。
This embodiment has the following effects. In the content usage
コンテンツ利用制御受信装置5では、分離部13で、暗号化コンテンツ、暗号化関連情報、暗号化コンテンツ鍵関連情報、暗号化ワーク鍵関連情報が送信側のコンテンツ利用制御送信装置3で多重化された多重化暗号コンテンツが受信され、これらが分離される。そしてまた、ここで分離された暗号化ワーク鍵関連情報がマスター鍵Kmにより復号器15aで復号されワーク鍵Kwが得られ、復号器15bで、得られたワーク鍵Kwで暗号化コンテンツ鍵Kcおよび暗号化されている視聴制御フラグが復号され、コンテンツ鍵Kcおよび視聴制御フラグが得られる。この視聴制御情フラグに基づいて、復号器15cで、暗号化スクランブル鍵Ksおよび暗号化されている再生手順番号が復号され、この再生手順番号に基づいて、コンテンツデスクランブル部15(15d)にて、スクランブル鍵Ksで暗号化コンテンツが復号され、コンテンツが得られる。
In the content usage
つまり、コンテンツ利用制御送信装置3およびコンテンツ利用制御受信装置5においてコンテンツの暗号化、復号に、暗号化関連情報(スクランブル鍵関連情報)に含まれている再生手順番号によりグループ化されたスクランブル鍵Ksを用いることで、受信側の受信機が不正に改造されたり不正に製造されたものであっても、コンテンツの不正利用を防止することができ、さらに送信側の放送局(放送事業者)が、受信側でのコンテンツの視聴順序を指定する、コンテンツの利用制御を実現することができる。
That is, the scramble key Ks grouped by the reproduction procedure number included in the encryption related information (scramble key related information) for content encryption and decryption in the content use
また、送信側の放送局が設定した再生手順番号(再生順序制御情報)により、あるシーンやCMのスキップを受信側に委ねず、送信側で制御することができ、コンテンツの制作者(放送局(放送事業者))の意図した通りに、受信側でコンテンツを利用させることができる。さらに、CM等の広告収入を主な収入源にしている民間の無料放送事業者は、広告収入を確保しながら、コンテンツのノンリニア再生や、メタデータによるコンテンツ検索等の便利な新サービスを視聴者に提供することができる。 Also, the playback procedure number (playback order control information) set by the transmitting station can be controlled on the transmitting side without leaving the scene or CM skipped to the receiving side. The content can be used on the receiving side as intended by (broadcaster). In addition, commercial free broadcasters whose main revenue source is commercial advertisements, etc., are providing viewers with convenient new services such as non-linear playback of content and content search by metadata while securing advertising revenue. Can be provided.
1 コンテンツ利用制御システム
3 コンテンツ利用制御送信装置
5 コンテンツ利用制御受信装置
7 コンテンツスクランブル部
7a、7b、7c、7d 暗号化器
9 多重化部
11、17 記憶部
13 分離部
13a Kc関連情報分離部
13b Ks関連情報分離部
15 コンテンツデスクランブル部
15a、15b、15c、15d 復号器
17、17a 記憶部
17b 記憶媒体取扱手段
19a、19b、19c、19d 復号器
21 暗号化器
23 送出部
25 送出制御部
Ks スクランブル鍵
Kc コンテンツ鍵
Kw ワーク鍵
Km マスター鍵
SM、SM1 セキュリティモジュール
DESCRIPTION OF
Claims (6)
デジタル放送におけるコンテンツを暗号化した前記暗号化コンテンツと、当該暗号化コンテンツの利用を制御する前記視聴制御フラグおよび前記再生手順番号とを送信するコンテンツ利用制御送信装置であって、
経過時間に伴って変更される前記スクランブル鍵を生成するスクランブル鍵生成手段と、
前記コンテンツごとに設定されるコンテンツ鍵と、前記コンテンツの継続時間を越えて保持されるワーク鍵と、コンテンツ利用制御受信装置と共通に備える共通鍵暗号方式のマスター鍵を記憶する記憶手段と、
前記スクランブル鍵により、前記コンテンツを暗号化して前記暗号化コンテンツとするコンテンツ暗号化手段と、
前記コンテンツ鍵により、少なくとも前記再生手順番号および前記スクランブル鍵を含む関連情報を暗号化し、前記暗号化関連情報とする関連情報暗号化手段と、
前記ワーク鍵により、少なくとも前記視聴制御フラグおよび前記コンテンツ鍵を含む当該コンテンツ鍵に関するコンテンツ鍵関連情報を暗号化し、前記暗号化コンテンツ鍵関連情報とするコンテンツ鍵関連情報暗号化手段と、
前記マスター鍵により、少なくとも前記ワーク鍵を含むワーク鍵関連情報を暗号化し、暗号化ワーク鍵関連情報とするワーク鍵関連情報暗号化手段と、
前記暗号化コンテンツと、前記暗号化関連情報と、前記暗号化コンテンツ鍵関連情報と、前記暗号化ワーク鍵関連情報とを多重化し多重化暗号コンテンツとする多重化手段と、
この多重化手段で多重化された多重化暗号コンテンツを送信する多重化暗号コンテンツ送信手段と、
を備え、
前記視聴制御フラグは、前記コンテンツ利用制御受信装置において、前記コンテンツ鍵関連情報を介した前記コンテンツ鍵に係る前記コンテンツの視聴を制御するものであって、前記再生手順番号とは無関係に視聴を許可する場合にはオフに、前記再生手順番号に基づいて視聴を許可する場合にはオンに、予め設定されており、
前記再生手順番号は、前記暗号化関連情報に含まれるスクランブル鍵ごとに、コンテンツの経過時間とともに減少しない値であって、かつ、当該コンテンツのシーンごとに、一定の値または前記スクランブル鍵の変更に応じて一定の値若しくは増加する値に、予め設定されており、
前記再生手順番号は、前記コンテンツ利用制御受信装置において、前記視聴制御フラグがオンの場合に前記暗号化関連情報を復号して前記スクランブル鍵および前記再生手順番号を得た際に、当該再生手順番号が、復号している前記暗号化コンテンツのそれまでの復号に用いた前記スクランブル鍵に係る前記再生手順番号のうち記憶されているものに1を加えた番号以下であるときに、前記復号して得たスクランブル鍵を用いて当該暗号化コンテンツの次の復号を可能とするために用いられる情報である
ことを特徴とするコンテンツ利用制御送信装置。 The multiplexed encrypted content is received, the viewing control flag is decrypted from the multiplexed encrypted content key related information, the playback procedure number and the scramble key are decrypted from the encrypted related information, and the viewing control flag and the playback Based on the procedure number, to the content usage control receiving device that decrypts the encrypted content with the scramble key,
And the encrypted content obtained by encrypting the content in the digital broadcast, a content usage control transmitting device for transmitting said viewing control flag and the regeneration procedure number to control the use of this cryptographic encrypted content,
A scramble key generation means for generating the scramble key is changed with time,
The content key is set for each of the contents, and the work key held beyond the duration of the content, storage means for storing a master key in a common key cipher scheme with the common content-control reception apparatus ,
By the scramble key, a content encrypting unit to the encrypted content by encrypting the content,
By the content key, and the related information encrypting means for encrypting the additional information including at least the reproduction procedure number and the scramble key, and the encrypted related information,
Content key related information encryption means for encrypting content key related information related to the content key including at least the viewing control flag and the content key with the work key, and making the encrypted content key related information;
Work key related information encrypting means for encrypting work key related information including at least the work key with the master key to obtain encrypted work key related information;
And the encrypted content, and the encrypted related information, and the encrypted content key related information, and multiplexing means for multiplexing encrypted content multiplexes and said encrypted work key related information,
Multiplexed encrypted content transmitting means for transmitting the multiplexed encrypted content multiplexed by the multiplexing means;
With
The viewing control flag controls viewing of the content related to the content key via the content key related information in the content usage control receiving device, and permits viewing regardless of the playback procedure number. Off if you want to do, and on if you want to allow viewing based on the playback procedure number,
The reproduction procedure number is a value that does not decrease with the elapsed time of content for each scramble key included in the encryption-related information, and is a constant value or a change of the scramble key for each scene of the content. It is set in advance to a constant value or an increasing value,
The reproduction procedure number is obtained when the content usage control receiving apparatus obtains the scramble key and the reproduction procedure number by decrypting the encryption related information when the viewing control flag is on. Is less than or equal to a number obtained by adding 1 to the stored reproduction procedure number related to the scramble key used for the previous decryption of the encrypted content being decrypted, Information used to enable the next decryption of the encrypted content using the obtained scramble key
Content usage control transmitting device comprising a call.
前記多重化暗号コンテンツを受信すると共に、受信した前記多重化暗号コンテンツを前記暗号化コンテンツと、暗号化関連情報と、暗号化コンテンツ鍵関連情報と、暗号化ワーク鍵関連情報とに分離する分離手段と、Separating means for receiving the multiplexed encrypted content and separating the received multiplexed encrypted content into the encrypted content, encryption related information, encrypted content key related information, and encrypted work key related information When,
この分離手段で分離された暗号化ワーク鍵関連情報を、コンテンツ利用制御送信装置と共通に備える共通鍵暗号方式のマスター鍵で復号し、少なくともワーク鍵を得る第1復号手段と、Decrypting the encrypted work key related information separated by the separating means with a master key of a common key encryption method provided in common with the content use control transmitting apparatus, and obtaining at least a work key;
この第1復号手段で得られたワーク鍵で前記暗号化コンテンツ鍵関連情報を復号し、少なくともコンテンツ鍵および前記視聴制御フラグを得る第2復号手段と、Second decryption means for decrypting the encrypted content key related information with the work key obtained by the first decryption means to obtain at least the content key and the viewing control flag;
この第2復号手段で得られたコンテンツ鍵で前記暗号化関連情報を復号し、前記視聴制御フラグがオフの場合には、少なくともスクランブル鍵を得、前記視聴制御フラグがオンの場合には、少なくとも前記スクランブル鍵および前記再生手順番号を得る第3復号手段と、The encryption-related information is decrypted with the content key obtained by the second decryption means. When the viewing control flag is off, at least a scramble key is obtained, and when the viewing control flag is on, at least Third decryption means for obtaining the scramble key and the reproduction procedure number;
前記視聴制御フラグがオンの場合には、前記第3復号手段で得られた再生手順番号に基づいて、前記第3復号手段で得られたスクランブル鍵を第4復号手段へ送出するか否かの制御をする送出制御手段と、If the viewing control flag is on, whether or not to send the scramble key obtained by the third decryption means to the fourth decryption means based on the reproduction procedure number obtained by the third decryption means Sending control means for controlling;
前記視聴制御フラグがオフの場合には、前記第3復号手段で得られたスクランブル鍵を第4復号手段へ送出するとともに、前記視聴制御フラグがオンの場合には、前記送出制御部の制御により、前記スクランブル鍵を第4復号手段へ送出するか又は送出しない送出手段と、When the viewing control flag is off, the scramble key obtained by the third decrypting means is sent to the fourth decrypting means, and when the viewing control flag is on, the sending control unit controls Sending means for sending or not sending the scramble key to the fourth decryption means;
この送出手段から送出されたスクランブル鍵により前記暗号化コンテンツを復号し、コンテンツを得る第4復号手段と、A fourth decryption unit for decrypting the encrypted content with the scramble key transmitted from the transmission unit and obtaining the content;
コンテンツ鍵関連情報に含まれる少なくともコンテンツ鍵が変更されるごとに、所定の値に設定される前記再生手順番号を記憶する記憶手段と、Storage means for storing the reproduction procedure number set to a predetermined value each time at least the content key included in the content key related information is changed;
を備え、With
前記暗号化コンテンツは、所定の時間間隔で変更されるスクランブル鍵により、暗号化されており、The encrypted content is encrypted with a scramble key that is changed at predetermined time intervals,
前記再生手順番号は、前記暗号化関連情報に含まれるスクランブル鍵ごとに、コンテンツの経過時間とともに減少しない値であって、かつ、当該コンテンツのシーンごとに、一定の値または前記スクランブル鍵の変更に応じて一定の値若しくは増加する値に、予め設定されており、The reproduction procedure number is a value that does not decrease with the elapsed time of content for each scramble key included in the encryption-related information, and is a constant value or a change of the scramble key for each scene of the content. It is set in advance to a constant value or an increasing value,
前記送出制御手段は、The delivery control means includes
前記第3復号手段で得られた再生手順番号が、前記記憶手段に記憶されている再生手順番号に1を加えた番号以下である場合には、前記送出手段に前記スクランブル鍵を送出させるとともに、前記第3復号手段で得られた再生手順番号が、前記記憶手段に記憶されている再生手順番号に1を加えた番号である場合には、前記記憶手段に、当該第3復号手段で得られた再生手順番号を記憶させるWhen the reproduction procedure number obtained by the third decryption means is equal to or less than the number obtained by adding 1 to the reproduction procedure number stored in the storage means, the sending means sends out the scramble key, When the reproduction procedure number obtained by the third decoding means is a number obtained by adding 1 to the reproduction procedure number stored in the storage means, the reproduction procedure number obtained by the third decoding means is obtained in the storage means. The playback procedure number
ことを特徴とするコンテンツ利用制御受信装置。A content usage control receiving apparatus.
前記第3復号手段で得られた再生手順番号が、前記記憶手段に記憶されている再生手順番号より小さい場合にも、前記記憶手段に、当該第3復号手段で得られた再生手順番号を記憶させるEven when the reproduction procedure number obtained by the third decoding means is smaller than the reproduction procedure number stored in the storage means, the reproduction procedure number obtained by the third decoding means is stored in the storage means. Make
ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ利用制御受信装置。The content use control receiving apparatus according to claim 2.
請求項1に記載のコンテンツ利用制御送信装置と、The content usage control transmission device according to claim 1,
請求項2または請求項3に記載のコンテンツ利用制御受信装置とThe content use control receiving device according to claim 2 or 3,
を含んで構成されること特徴とするコンテンツ利用制御システム。A content usage control system comprising:
デジタル放送におけるコンテンツを暗号化した前記暗号化コンテンツと、当該暗号化コンテンツの利用を制御する前記視聴制御フラグおよび前記再生手順番号とを送信するために、コンピュータを、
経過時間に伴って変更される前記スクランブル鍵を生成するスクランブル鍵生成手段、
前記スクランブル鍵により、前記コンテンツを暗号化して前記暗号化コンテンツとするコンテンツ暗号化手段、
記憶手段から読み出した前記コンテンツごとに設定されるコンテンツ鍵により、少なくとも前記再生手順番号および前記スクランブル鍵を含む関連情報を暗号化し、前記暗号化関連情報とする関連情報暗号化手段、
前記記憶手段から読み出した前記コンテンツの継続時間を越えて保持されるワーク鍵により、少なくとも前記視聴制御フラグおよび前記コンテンツ鍵を含む当該コンテンツ鍵に関するコンテンツ鍵関連情報を暗号化し、前記暗号化コンテンツ鍵関連情報とするコンテンツ鍵関連情報暗号化手段、
前記記憶手段から読み出したコンテンツ利用制御受信プログラムと共通に備える共通鍵暗号方式のマスター鍵により、少なくとも前記ワーク鍵を含むワーク鍵関連情報を暗号化し、暗号化ワーク鍵関連情報とするワーク鍵関連情報暗号化手段、
前記暗号化コンテンツと、前記暗号化関連情報と、前記暗号化コンテンツ鍵関連情報と、前記暗号化ワーク鍵関連情報とを多重化し多重化暗号コンテンツとする多重化手段、
この多重化手段で多重化された多重化暗号コンテンツを送信する多重化暗号コンテンツ送信手段、
として機能させ、
前記視聴制御フラグは、前記コンテンツ利用制御受信プログラムにおいて、前記コンテンツ鍵関連情報を介した前記コンテンツ鍵に係る前記コンテンツの視聴を制御するものであって、前記再生手順番号とは無関係に視聴を許可する場合にはオフに、前記再生手順番号に基づいて視聴を許可する場合にはオンに、予め設定されており、
前記再生手順番号は、前記暗号化関連情報に含まれるスクランブル鍵ごとに、コンテンツの経過時間とともに減少しない値であって、かつ、当該コンテンツのシーンごとに、一定の値または前記スクランブル鍵の変更に応じて一定の値若しくは増加する値に、予め設定されており、
前記再生手順番号は、前記コンテンツ利用制御受信プログラムにおいて、前記視聴制御フラグがオンの場合に前記暗号化関連情報を復号して前記スクランブル鍵および前記再生手順番号を得た際に、当該再生手順番号が、復号している前記暗号化コンテンツのそれまでの復号に用いた前記スクランブル鍵に係る前記再生手順番号のうち記憶されているものに1を加えた番号以下であるときに、前記復号して得たスクランブル鍵を用いて当該暗号化コンテンツの次の復号を可能とするために用いられる情報である
ことを特徴とするコンテンツ利用制御送信プログラム。 The multiplexed encrypted content is received, the viewing control flag is decrypted from the multiplexed encrypted content key related information, the playback procedure number and the scramble key are decrypted from the encrypted related information, and the viewing control flag and the playback Based on the procedure number, to the content usage control receiving device that decrypts the encrypted content with the scramble key,
In order to transmit the encrypted content obtained by encrypting the content in digital broadcasting, the viewing control flag for controlling use of the encrypted content, and the reproduction procedure number,
A scramble key generating means for generating the scramble key to be changed with an elapsed time;
Content encryption means for encrypting the content with the scramble key to obtain the encrypted content,
Related information encryption means for encrypting related information including at least the reproduction procedure number and the scramble key by the content key set for each content read from the storage means, and making the encrypted related information;
The content key related information related to the content key including at least the viewing control flag and the content key is encrypted with a work key held beyond the duration of the content read from the storage means, and the encrypted content key related Content key related information encryption means for information,
Work key related information which is encrypted work key related information by encrypting work key related information including at least the work key with a master key of a common key encryption system provided in common with the content use control receiving program read from the storage means Encryption means,
Multiplexing means that multiplexes the encrypted content, the encryption related information, the encrypted content key related information, and the encrypted work key related information into a multiplexed encrypted content,
Multiplexed encrypted content transmitting means for transmitting multiplexed encrypted content multiplexed by the multiplexing means;
Function as
The viewing control flag controls viewing of the content related to the content key via the content key related information in the content usage control reception program, and allows viewing regardless of the playback procedure number. Off if you want to do, and on if you want to allow viewing based on the playback procedure number,
The reproduction procedure number is a value that does not decrease with the elapsed time of content for each scramble key included in the encryption-related information, and is a constant value or a change of the scramble key for each scene of the content. It is set in advance to a constant value or an increasing value,
In the content usage control receiving program, the reproduction procedure number is obtained when the encryption-related information is decrypted to obtain the scramble key and the reproduction procedure number when the viewing control flag is on. Is less than or equal to a number obtained by adding 1 to the stored reproduction procedure number related to the scramble key used for the previous decryption of the encrypted content being decrypted, A content use control transmission program characterized in that it is information used to enable subsequent decryption of the encrypted content using the obtained scramble key.
前記多重化暗号コンテンツを受信すると共に、受信した前記多重化暗号コンテンツを前記暗号化コンテンツと、暗号化関連情報と、暗号化コンテンツ鍵関連情報と、暗号化ワーク鍵関連情報とに分離する分離手段、Separating means for receiving the multiplexed encrypted content and separating the received multiplexed encrypted content into the encrypted content, encryption related information, encrypted content key related information, and encrypted work key related information ,
この分離手段で分離された暗号化ワーク鍵関連情報を、コンテンツ利用制御送信装置と共通に備える共通鍵暗号方式のマスター鍵で復号し、少なくともワーク鍵を得る第1復号手段、A first decryption unit for decrypting the encrypted work key related information separated by the separation unit with a master key of a common key encryption method provided in common with the content use control transmission device,
この第1復号手段で得られたワーク鍵で前記暗号化コンテンツ鍵関連情報を復号し、少なくともコンテンツ鍵および前記視聴制御フラグを得る第2復号手段、Second decryption means for decrypting the encrypted content key related information with the work key obtained by the first decryption means to obtain at least the content key and the viewing control flag;
この第2復号手段で得られたコンテンツ鍵で前記暗号化関連情報を復号し、前記視聴制御フラグがオフの場合には、少なくともスクランブル鍵を得、前記視聴制御フラグがオンの場合には、少なくとも前記スクランブル鍵および前記再生手順番号を得る第3復号手段、The encryption-related information is decrypted with the content key obtained by the second decryption means. When the viewing control flag is off, at least a scramble key is obtained, and when the viewing control flag is on, at least Third decryption means for obtaining the scramble key and the reproduction procedure number;
前記視聴制御フラグがオンの場合には、前記第3復号手段で得られた再生手順番号に基づいて、前記第3復号手段で得られたスクランブル鍵を第4復号手段へ送出するか否かの制御をする送出制御手段、If the viewing control flag is on, whether or not to send the scramble key obtained by the third decryption means to the fourth decryption means based on the reproduction procedure number obtained by the third decryption means Sending control means for controlling,
前記視聴制御フラグがオフの場合には、前記第3復号手段で得られたスクランブル鍵を第4復号手段へ送出するとともに、前記視聴制御フラグがオンの場合には、前記送出制御部の制御により、前記スクランブル鍵を第4復号手段へ送出するか又は送出しない送出手段、When the viewing control flag is off, the scramble key obtained by the third decrypting means is sent to the fourth decrypting means, and when the viewing control flag is on, the sending control unit controls Sending means for sending or not sending the scramble key to the fourth decryption means;
この送出手段から送出されたスクランブル鍵により前記暗号化コンテンツを復号し、コンテンツを得る第4復号手段、A fourth decryption means for decrypting the encrypted content with the scramble key sent from the sending means to obtain the content;
として機能させ、Function as
前記暗号化コンテンツは、所定の時間間隔で変更されるスクランブル鍵により、暗号化されており、The encrypted content is encrypted with a scramble key that is changed at predetermined time intervals,
前記再生手順番号は、前記暗号化関連情報に含まれるスクランブル鍵ごとに、コンテンツの経過時間とともに減少しない値であって、かつ、当該コンテンツのシーンごとに、一定の値または前記スクランブル鍵の変更に応じて一定の値若しくは増加する値に、予め設定されており、The reproduction procedure number is a value that does not decrease with the elapsed time of content for each scramble key included in the encryption-related information, and is a constant value or a change of the scramble key for each scene of the content. It is set in advance to a constant value or an increasing value,
前記送出制御手段は、The delivery control means includes
前記第3復号手段で得られた再生手順番号が、前記コンテンツ鍵が変更されるごとに所定の値に設定される記憶手段に記憶されている再生手順番号に1を加えた番号以下である場合には、前記送出手段に前記スクランブル鍵を送出させるとともに、前記第3復号手段で得られた再生手順番号が、前記記憶手段に記憶されている再生手順番号に1を加えた番号である場合には、前記記憶手段に、当該第3復号手段で得られた再生手順番号を記憶させるWhen the reproduction procedure number obtained by the third decryption means is equal to or less than the number obtained by adding 1 to the reproduction procedure number stored in the storage means that is set to a predetermined value every time the content key is changed In the case where the sending means sends out the scramble key, and the reproduction procedure number obtained by the third decoding means is a number obtained by adding 1 to the reproduction procedure number stored in the storage means. Stores the reproduction procedure number obtained by the third decoding means in the storage means
ことを特徴とするコンテンツ利用制御受信プログラム。A content use control receiving program characterized by the above.
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