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JP4542466B2 - 押圧操作部の保持構造 - Google Patents

押圧操作部の保持構造 Download PDF

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JP4542466B2 JP2005130973A JP2005130973A JP4542466B2 JP 4542466 B2 JP4542466 B2 JP 4542466B2 JP 2005130973 A JP2005130973 A JP 2005130973A JP 2005130973 A JP2005130973 A JP 2005130973A JP 4542466 B2 JP4542466 B2 JP 4542466B2
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Description

この発明は押圧操作部に係わり、特に、その保持構造に関する。
従来から音響機器、ビデオ再生装置等の電子機器において、操作パネルに傾動自在に支持され傾動させることにより2つのスイッチを択一的に作動させるシーソつまみが使用されている。そのようなシーソつまみの保持構造の例を図5〜図7により説明する。
図6(a)および(b)に示すシーソつまみ5は図5に示すように、操作パネル6の穴6aに入り込むように配置され、その軸5aが操作パネル6の凹部6bに嵌合して軸5a回りに回動自在に支持される。なお、シーソつまみ5が操作パネル6から抜けないように係止するための抜け止め防止部材は図示していない。
シーソつまみ5の下面両側に設けられたボス5b、5bは操作パネル6の下側に固定されたプリント基板3に実装されたスイッチ4、4と対向している。通常シーソつまみ5はスイッチ4、4の作動子に加えられた弾力または操作パネル6等に設けられたヒンジの弾力により中立位置にあり、スイッチ4、4は作動していない。
シーソつまみ5の一方の側を指で押すとシーソつまみ5が傾動してスイッチ4、4の一方を作動させる。図7にシーソつまみ5を矢印方向に押して傾動させた状態を模式的に示している。図7には、軸5aからスイッチ4の作動点までの操作パネル面方向の距離をLで示し、シーソつまみ5の傾動角度をθで示している。傾動角度をθが大きくなるとボス5bが傾き、スイッチ4を斜め方向から押すことになる。
この場合スイッチ4がスムーズに動作せず、(a)シーソつまみ5を操作する感触が悪くなるという問題があった。また、(b)ボス5bが斜めに動くため、スイッチ4の作動子から脱落して横方向の力を受けて元に戻らなくなる恐れがある。さらに、(c)シーソつまみ5が操作パネル6から抜けないように係止するための抜け止め防止部材が必要となり、部品点数および組み立て工数が増大するという問題があった。
特開平10−154442号公報に提案された操作ボタン装置は操作ボタン1の中央部に設けられた突起1eが本体ケースの受部2cに支えられ突起1eの先端を回動中心として操作ボタン1が傾動する。そして、操作ボタン1に設けられた爪部1gが本体ケースの開口縁部2bに係合することにより操作ボタン1の抜け防止がなされる。この操作ボタン装置では上記(c)の問題は改善されるが、上記(a)および(b)の問題があった。
特開2001−256862号公報に提案されたシーソつまみの保持構造は、シーソつまみ1はその凹み1dが操作パネル4のボス4aに係合することにより、ボス4a回り回動自在に支持され、シーソつまみ1に設けられ操作パネル4に締着される両端支持梁1bにより中立位置に保持される。この操作ボタン装置では上記(c)の点では部品点数が改善されるが、ねじ止め作業が必要である。また、上記(a)および(b)の問題があった。
特開2000−353454号公報に提案されたシーソボタンは土台31の中心に固定されたベース支柱33と一体に形成されたシーソーアーム34がその中心回りに撓むことにより土台31に固定されたスイッチ32aまたは32bを作動させる。シーソボタン部10の接合突起部14a、14bはシーソーアーム34に溶着される。
このシーソボタンは上記(a)および(b)の問題があった。また、上記(c)の点ではシーソボタン部10のボタン支柱12を土台31のベース支柱33と係合させた後シーソボタン部10の接合突起部14a、14bをシーソーアーム34に溶着する工程が必要となるという問題があった。
実開平4−99644号公報に提案された操作ボタンは、操作ボタン5が長手方向ほぼ中央で捩じり支持部8で支持されており、捩じり支持部8を弾性変形することでスイッチ6、7を択一的に作動させる。この操作ボタン装置は上記(a)および(b)の問題があった。
実開平2−124627号公報に提案されたボタンスイッチ装置は、ボタン1がほぼ中央部で回動軸14回りに回動自在に支持されており、ボタン1に設けられスイッチ4および5を夫々作動させる作動杆8、9が弾性変形可能となっており、その先端部が貫通穴20、21にガイドされる。
このボタンスイッチ装置は、上記(a)および(b)の問題が改善されるが、作動杆8、9を変形させるために作動杆8、9と貫通穴20、21との間に大きい摩擦抵抗が発生してボタン1の操作感が悪くなるという問題があった。
特開2001−236851号公報に提案された押釦構造は操作部12の両側がばね片13、13で弾力的に支持されるが、操作部12は真っ直ぐ押し込まれて1つの押釦スイッチ20を動作させるものである。そして、操作部12を傾動させることを目的としていない。
特開平10−154442号公報、段落0007〜段落0009、図1 特開2001−2568622号公報、段落0015〜段落0018、図2 特開2000−353454号公報、段落0015〜段落0019、図2 実開平4−99644号公報、段落0016、図1 実開平2−124627号公報、第8頁14行〜第10頁16行、第2図、第3図 特開2001−236851号公報、段落0011〜段落0015、図1
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、押圧操作部を操作する感触がよく、また、スイッチを作動させるボスがスイッチの作動子から脱落する恐れがない押圧操作部の保持構造を提供することにある。
また、この発明の他の目的は、部品点数および組み立て工数が少ない押圧操作部の保持構造を提供することである。
この発明の押圧操作部の保持構造は、両側の一方の側が他方の側に対して操作パネル前面より沈み込むように双方向傾動自在に操作パネルに保持され、押圧操作により傾動され背後に配置された一対のスイッチの一方の側のスイッチを作動させる押圧操作部の保持構造において、前記押圧操作部の両側の背後に前記傾動の回動軸となる軸を夫々設け、前記2つの軸を前記操作パネルに設けたリブとその背後に設けたヒンジで挟み込むように支持したものである。
また、前記押圧操作部の保持構造において、前記押圧操作部の夫々の軸が前記操作パネルのリブおよびヒンジを弾性変形させて前記挟み込まれる位置に押し込まれたものである。
この発明の押圧操作部の保持構造によれば、スイッチを作動させるための押圧操作部の傾動角が小さくなるので、スイッチを押圧操作部のボスが傾斜することなくスムーズに動作させることができ、また、押圧操作部が押圧操作部に設けた軸回りに回動するので摩擦抵抗が小さく押圧操作部を操作する感触が良い。
さらに、押圧操作部のボスがスイッチの作動子から脱落して横方向の力を受けて元に戻らなくなることがない。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。図1は、この発明の実施例である押圧操作部の保持構造を一部部材を除いて示す側面図、図2は同押圧操作部の保持構造に用いられる押圧操作部を裏側から見た斜視図、図3は図1における一部部材を除いて示すA−A断面図である。
図1および図2に示す押圧操作部1は図1に示すように、操作パネル2の穴2cに入り込むように配置され、その軸1a、1a…が操作パネル2のリブ2a、2a…とヒンジ2b、2b…との間に挟み込まれて支持される。
なお、押圧操作部1は操作パネル2の穴2cの上から押し込まれ、操作パネル2に設けられたリブ2a、2a…とヒンジ2b、2b…を変形させてその間に軸1a、1a…が入り込む。そして、軸1a、1a…は図3に示すヒンジ2b、2b…の位置決め突起2B、2B…により操作パネル2の前面に沿う方向の位置決めがなされる。
押圧操作部1の下面両側に設けられたボス1b、1bは操作パネル2の下側に固定されたプリント基板3に実装されたスイッチ4、4と対向している。通常押圧操作部1はヒンジ2b、2b…の弾力により中立位置にあり、スイッチ4、4は作動していない。
押圧操作部1の一方の側を指で押すと押圧操作部1は押した側のヒンジ2bに大きい荷重が加わり弾性変形するが、他方の側のヒンジ2bに殆ど荷重が加わらず変形しないのでそのヒンジ2bに支えられた軸1a回りに押圧操作部1が傾動する。そして、スイッチ4、4の一方を作動させる。
図4に押圧操作部1を矢印方向に押して傾動させた状態を模式的に示している。押圧操作部1の大きさが図7で説明した従来の押圧操作部5と同じであり、スイッチ4を作動させるために必要なボス1bのストロークが同じであると、図4に示すように、軸1aからスイッチ4の作動点までの操作パネル面方向の距離は2Lとなり、押圧操作部1の傾動角度は1/2θとなる。すなわち、押圧操作部1の傾動角は図5で説明した従来の押圧操作部5の傾動角の1/2となる。
このように、スイッチ4を作動させるための押圧操作部1の傾動角が小さくなるので、スイッチ4をボス1bが傾斜することなくスムーズに動作させることができ、また、押圧操作部1が軸1a回りに回動するので摩擦抵抗が小さく押圧操作部1を操作する感触が良い。
また、ボス1bがスイッチ4の作動子から脱落して横方向の力を受けて元に戻らなくなることがない。さらに、この実施例では押圧操作部1が操作パネル2から抜けないように係止するための抜け止め防止部材が必要でなく、部品点数が少なくなり押圧操作部1を押し込むだけで操作パネル2に組み付けることができるので組み立て工数が少なくなる。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、抜け止め防止部材を用いてもこの発明の効果を有する。
この発明の実施例である押圧操作部の保持構造を一部部材を除いて示す側面図である。 同押圧操作部の保持構造に用いられる押圧操作部を裏側から見た斜視図である。 図1における一部部材を除いて示すA−A断面図である。 同押圧操作部の保持構造の作用を示すための一部部材を除いて示す側面図である。 従来の押圧操作部の保持構造の例を一部部材を除いて示す側面図である。 図6(a)は同押圧操作部の保持構造に用いられる押圧操作部を表側から見た斜視図、図6(b)は同押圧操作部の保持構造に用いられる押圧操作部を裏側から見た斜視図である。 同押圧操作部の保持構造の作用を示すための一部部材を除いて示す側面図である。
符号の説明
1 押圧操作部、1a 軸、1b ボス
2 操作パネル、2a リブ、2b ヒンジ、2B 位置決め突起、2c 穴
3 プリント基板
4 スイッチ
5 シーソつまみ、5a 軸、5b ボス
6 操作パネル、6a 穴、6b 凹部

Claims (2)

  1. 両側の一方の側が他方の側に対して操作パネル前面より沈み込むように双方向傾動自在に操作パネルに保持され、押圧操作により傾動され背後に配置された一対のスイッチの一方の側のスイッチを作動させる押圧操作部の保持構造において、前記押圧操作部の両側の背後に前記傾動の回動軸となる軸を夫々設け、前記2つの軸を前記操作パネルに設けたリブとその背後に設けたヒンジで挟み込むように支持したことを特徴とする押圧操作部の保持構造。
  2. 前記押圧操作部の夫々の軸が前記操作パネルのリブおよびヒンジを弾性変形させて前記挟み込まれる位置に押し込まれた請求項1に記載の押圧操作部の保持構造。
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