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JP4540329B2 - 情報呈示装置 - Google Patents

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JP4540329B2 JP2003400768A JP2003400768A JP4540329B2 JP 4540329 B2 JP4540329 B2 JP 4540329B2 JP 2003400768 A JP2003400768 A JP 2003400768A JP 2003400768 A JP2003400768 A JP 2003400768A JP 4540329 B2 JP4540329 B2 JP 4540329B2
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Description

本発明は、撮影された画像に関連する情報を、その撮影画像に重畳して同時に表示することによって、画像観察者により高密度な情報呈示を行うことが可能な情報呈示装置に関する。
実世界中の対象物及び/又は既定のマーカに対し、所定の関連情報を出力する情報呈示装置としては、2次元コードを利用したものが非常によく知られている。そのうち、対象物及び/又は既定のマーカの空間定位情報を利用して、関連情報を出力する装置としては、対象物である名刺上に印刷されたマーカとしての2次元コードをカメラで読み込み、コンピュータ内のプログラムで前記2次元コード化されたIDを解析し、そのIDに相当する人物の顔写真をそのIDで特定される画像ファイルから読み出して、あたかも名刺上の2次元コードの横にあるかのように、コンピュータのディスプレイに表示する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−82107号公報
上記特許文献1では、2次元コードを認識して、2次元コード座標データに基づいて、顔写真を表示する位置を算出しているものであるが、その顔写真の表示位置は常に2次元コードに対して固定の位置関係になっている。名刺状のカードであれば、そのように2次元コードと表示位置とは同一空間であり、問題はない。
これに対して、プラントや工場設備などの大規模構造物に適用する場合、例えば、CCD撮影装置などの画像入力手段により入力された建造物等の実空間中の対象物の画像と、その対象物に設置されたマーカに基づく関連情報、例えば設計情報とを重畳表示することが想定される。このようなプラントや工場設備などの大規模構造物に適用する場合は、マーカを、設計情報通りに、正確に設置する必要がある。しかしながら、実際には、そのような正確なマーカ設置は難しいのが現実である。
このように、基準となるマーカ自体が設計情報と異なってる場合には、対象物固有の座標系である実空間と、その対象物の設計情報固有の座標系であるモデル空間とを関連付け(レジストレーション)しなければ、対象物の画像と設計情報から作られた対象物モデルとを正確に重畳表示させることができない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、レジストレーション作業を簡単に行える情報呈示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の情報呈示装置の一態様は、
実空間に配置された対象物の画像を入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段から入力された対象物上に配置されたマーカの画像から、前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を検出して出力する3次元位置姿勢関係出力手段と、
対象物の形状情報を格納する形状情報格納手段と、
前記3次元位置姿勢関係出力手段により検出された前記画像入力手段に対する対象物の位置姿勢に基づいて前記形状情報格納手段に格納された前記対象物の形状情報を変形して前記画像入力手段で入力された対象物の実際の位置姿勢における形状と格納された対象物の前記変形された形状情報との差分を検出する誤差比較検出手段と、
前記3次元位置姿勢関係出力手段の検出する前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を、前記誤差比較検出手段からの差分の値を用いて、対象物の形状情報に対する前記マーカの形状情報の位置姿勢を移動することで修正する3次元位置姿勢情報管理手段と、
前記3次元位置姿勢情報管理手段の修正した前記3次元位置姿勢関係出力手段の検出する前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を用いて、前記画像入力手段から入力された対象物の画像と、前記形状情報格納手段に格納された対象物の形状情報と、を重ね合わせた画像を生成する重畳画像生成手段と、
前記重畳画像生成手段が生成した画像を表示する表示手段と、
を具備することを特徴とする。
本発明によれば、レジストレーション作業を簡単に行える情報呈示装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムの構成を示すブロック図である。
この情報呈示システムは、カメラ付きPDAやノートパソコン等の使用者が携帯可能な小型の情報呈示装置100と、オフィス等に設置された3次元CAD200とからなる。
ここで、上記情報呈示装置100は、実空間中の対象物の画像を入力(撮影)するカメラ等の画像入力部101と、上記画像入力部101から入力された対象物の画像から、上記画像入力部101と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を検出する3次元位置姿勢関係出力部102と、対象物の形状情報を格納するメモリ等の形状情報格納部103と、上記3次元位置姿勢関係出力部102により検出された対象物の位置姿勢と、上記画像入力部101から入力された対象物の部分に対応する上記形状情報格納部103に格納された値とを比較し、入力された対象物の実際の位置姿勢と格納された対象物の形状情報との差分を検出する誤差比較検出部104と、上記誤差比較検出部104からの差分の値を、上記形状情報格納部103に格納された形状情報に反映させる形状情報管理部105と、上記画像入力部101から入力された対象物の画像と、上記形状情報格納部103に格納された対象物の形状情報と、を重ね合わせた画像を生成する重畳画像生成部106と、上記重畳画像生成部106が生成した画像を表示する液晶ディスプレイ等の表示部107とから構成されている。さらには、上記3次元位置姿勢関係出力部102の検出する上記画像入力部101と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係に、上記誤差比較検出部104からの差分の値を用いて反映させる3次元位置姿勢情報管理部108を備えている。そして、上記3次元位置姿勢関係出力部102と上記3次元位置姿勢情報管理部108とによって、3次元位置姿勢関係検出部120が構成されている。
一方、上記3次元CAD200は、対象物の3次元設計情報を格納するハードディスク等の大容量記憶装置である3次元設計情報格納部201と、上記3次元設計情報格納部201に格納された3次元設計情報から形状情報を生成する形状情報生成部202とを備えている。
なお、上記情報呈示装置の形状情報格納部103が格納する形状報情報は、上記3次元CAD200の形状情報生成部202の生成したものである。この形状情報生成部202から形状情報格納部103への形状情報の受け渡しは、無線又は有線の通信によるオンラインで行っても良いし、何らかの記憶媒体を介してオフラインで行っても良い。
ここで、「対象物の3次元設計情報」とは、形状、色、材質、部品名、等々の当該対象物を製造・設置するのに必要な情報である。形状情報生成部202は、そのような対象物の3次元設計情報の中から、形状の情報のみを抽出するものである。また、対象物及び形状情報はそれぞれ固有の座標系を有しており、対象物についての座標系を実空間、形状情報の座標系をモデル空間と称するものとする。
また、上記情報呈示装置100の形状情報管理部105は、上記形状情報格納部103に格納している上記抽出した形状情報と同様に、上記誤差比較検出部104からの差分の値を、上記3次元CAD200の3次元設計情報格納部201に格納された3次元設計情報、つまり元の形状情報にも反映させるようになっている。この場合も、該形状情報管理部105と上記3次元CAD200の3次元設計情報格納部201との間の情報の受け渡しは、オンライン/オフラインの何れで行っても構わない。
次に、このような構成における動作を説明する。
本実施の形態では、まず、前処理として、実空間とモデル空間の関連付け(レジストレーション)作業を実施する。即ち、対象物そのものを使用して、実空間上の対象物と、形状情報から作られたモデル空間上の対象物モデルとを、表示部107に重畳表示させ、両者が重なり合うように、モデル空間上の対象物モデルを移動することにより、実空間とモデル空間の関連付け作業を行うものである。そして、この関連付け作業時の対象物モデル移動量を記録し、実空間とモデル空間の関連付けに使用する。
この関連付け作業後は、実空間とモデル空間の座標系の対応付けが完了しているので、重畳表示時に差異がある物は、対象物と対象物モデルとの整合が取れていない(対象物が形状情報通りになっていない)ことになる。
このような実空間とモデル空間の関連付け(レジストレーション)作業は、図2の(A)のフローチャートに示すようにして行われる。
即ち、まず、画像入力部101で対象物を撮影する(ステップS11)。なお、このレジストレーションに使用する対象物は、予めその形状情報が実空間とモデル空間とで一致しているのがわかっているものを使用する。また、予めレジストレーションのためのランドマークとして登録しておいても良い。
次に、3次元位置姿勢関係出力部102により、上記画像入力部101で入力された対象物の画像から、画像入力部101と対象物の相対的な3次元位置姿勢を検出する(ステップS12)。この時、実空間とモデル空間の関連付け(レジストレーション)が終了していないため、両者に差異がある。
なお、この3次元位置姿勢の検出は、例えば、対象物そのものをマーカと見なして、特開2001−118187号公報や特開2001−126051号公報に開示されているマーカ検出や位置姿勢情報の推定方法を適用することで行うことができる。
次に、形状情報格納部103の中から、対象物に対応する形状情報を選択する(ステップS13)。この場合、上述のように、このレジストレーションに使用する対象物は予めその形状情報が実空間とモデル空間とで一致しているのがわかっているものを使用するので、自動的に選択することができる。この選択された形状情報は、上記3次元位置姿勢関係出力部102により検出された3次元位置姿勢に基づいて変形されて、誤差比較検出部104に入力される。
そして、誤差比較検出部104により、上記画像入力部101からの入力画像と、上記形状情報格納部103の中から選択し変形された形状情報との誤差を検出する(ステップS14)。なお、この時の誤差は、実空間とモデル空間の関連付けが正確に行われていないために発生する。即ち、重畳画像生成部106によって、上記画像入力部101からの入力画像と上記選択された形状情報とを重ね合わせた画像を生成して表示部107に表示するものであるが、このとき、表示部107の画面109には、図3の(A)に示すように、対象物1の画像1Aと対象物の形状情報から作成した対象物モデル2とがずれて表示されることになる。
よって、3次元位置姿勢関係情報管理部108は、上記誤差比較検出部104の検出した誤差に基づき、その誤差が最小になるように画像入力部101と対象物1との相対的な3次元位置姿勢関係に関する情報を修正する(ステップS15)。
そして、3次元位置姿勢関係情報管理部108は、その修正した3次元位置姿勢関係に関する情報を、上記3次元位置姿勢関係出力部102に供給することにより、実空間とモデル空間との座標系の関連付け作業が終了する(ステップS16)。これにより、表示部107の画面109には、図3の(B)に示すように、対象物1の画像1Aと対象物モデル2とが一致して表示されるようになる。
このような前処理の完了後、実空間中の対象物と設計情報(本実施形態では、形状情報)との間の誤差を的確に把握して、設計情報と実際の対象物とを一致させる作業を行うことになる。
即ち、図2(B)のフローチャートに示すように、まず、画像入力部101で対象物1を撮影する(ステップS21)。
次に、3次元位置姿勢関係出力部102により、上記画像入力部101で入力された対象物1の画像1Aから、画像入力部101と対象物1との相対的な3次元位置姿勢を検出する(ステップS22)。この時、実空間とモデル空間の関連付け(レジストレーション)が終了しているため、両者に差異はない。
次に、形状情報格納部103に格納されている複数の形状の情報の中から、上記3次元位置姿勢関係出力部102により検出された3次元位置姿勢に該当するデータを検索する(ステップS23)。検索された形状情報は誤差比較検出部104に入力される。
そして、誤差比較検出部104により、上記画像入力部101からの入力画像と、上記形状情報格納部103から検索した形状情報との誤差を検出する(ステップS24)。なお、検出する誤差は、例えば、形状情報の移動量である。この移動量は、平行移動や、拡大・縮小、回転や、これらの組み合わせでも、もちろん構わない。
ここで、形状情報管理部105によって、その検出した誤差が許容範囲内であるか否かを判別し(ステップS25)、許容範囲内であれば、以降の作業を行う必要がない。
これに対して、検出した誤差が許容範囲内でないならば(ステップS25)、形状情報管理部105によって、上記形状情報格納部103から検索した形状情報に、その検出した誤差を付加し、形状情報を変更する(ステップS26)。即ち、既に作られてしまった対象物1の形状を変更することはできないので、形状情報を変更するものである。
そして、その形状変更情報を形状情報格納部103に格納することで、その変更を反映させる(ステップS27)。
例えば、図4の(A)に示すように、本体11に部品12及び13を取り付けたものを対象物1として撮影したとすると、それに対応する本体11の形状情報31、部品12の形状情報32、及び部品13の形状情報33でなる対象物1の形状情報3が検索され、それらが誤差比較検出部104で比較される。またこのとき、重畳画像生成部106にて、対象物1の画像1Aとそれら形状情報3から作成された対象物モデル2(本体11のモデル21、部品12のモデル22、部品13のモデル23)とを重ね合わせた画像を生成して、表示部107に表示する。ここで、実際の部品13の取付位置とその部品13の形状情報33とに誤差があると、同図に示すように、表示部107の画面109に表示される部品13の画像13Aとそのモデル23とはずれて表示されることになる。この誤差は、上記ステップS26及びステップS27の動作によって、部品13の形状情報33が、図4の(B)に示すように形状情報33’に変更されることでキャンセルされ、画面109に表示される部品13の画像13Aとその変更後のモデル23’とは一致して、重ね合って表示されることになる。
なお、前述したように、上記形状情報管理部105から形状変更情報を、3次元CAD200の3次元設計情報格納部201に戻すことも可能である。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
上記第1実施形態では、実空間とモデル空間の関連付け(レジストレーション)作業において使用する対象物1として、予めその形状情報が実空間とモデル空間とで一致しているのがわかっているものである必要があった。
しかしながら、必ずしもそのような対象物1を準備できない場合がある。
そこで、本実施形態においては、そのようなレジストレーション時に、予めその形状情報が実空間とモデル空間とで一致していない対象物1を使用するため、貼付等により、対象物1上にマーカを移動可能に配置する。
即ち、上記3次元位置姿勢関係出力部102によって3次元位置姿勢の検出を行い、誤差比較検出部104で、対象物1の画像1Aと対象物1の形状情報3とを比較した場合、両者の間に誤差が検出される。この場合、マーカを基準とするので、マーカの画像とマーカの形状情報とは一致する。従って、この場合には、例えば図5の(A)に示すように、表示部107の画面109に表示されるマーカ4の画像4Aとマーカ4のモデル24とは一致するものの、対象物1の画像1Aと対象物モデル2とは、ずれて表示されることになる。
そこで、本実施形態では、上記第1実施形態のように3次元位置姿勢関係情報管理部108を用いるのではなく、図5の(B)に示すように、対象物1に対する実際のマーカ4の位置を移動させることで、対象物1と対象物1の形状情報3とを一致させるものである。即ち、画像観察者が、表示部107に表示された、撮影された対象物1の画像1Aと、その対象物モデル2とを観察しながら、両者が一致するように、マーカ4の位置を移動していくものである。
またこの場合、マーカ4の位置の移動を容易にするために、図6に示すように、表示部107の画面109に、対象物1の画像1A及び対象物モデル2とマーカ4の画像4A及びマーカ4のモデル24に加えて、対象物モデル2に対してスケール25を付加して表示するようにしても良い。このようなスケール25を表示することで、観察者は、この画面109上のスケール25からずれ量を確認し、その確認したずれ量に応じてマーカ4を移動することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
本実施形態も上記第2実施形態と同様、レジストレーション時に予めその形状情報が実空間とモデル空間とで一致していない対象物1を使用するものであるが、本実施形態では、マーカ4が貼付もしくは印刷等により対象物1上に配置されており、マーカ4を移動できない場合である。
即ち、上記3次元位置姿勢関係出力部102によって3次元位置姿勢の検出を行い、誤差比較検出部104で、対象物1の画像1Aと対象物1の形状情報3とを比較した場合、両者の間に誤差が検出される。この場合、マーカ4を基準とするので、マーカ4の画像4Aとマーカ4の形状情報34とは一致する。従って、この場合には、図7の(A)に示すように、表示部107の画面109に表示されるマーカ4の画像4Aとマーカ4のモデル24とは一致するものの、対象物1の画像1Aと対象物モデル2とは、ずれて表示されることになる。
よって、3次元位置姿勢関係情報管理部108により、3次元位置姿勢関係出力部102の検出する画像入力部101と対象物1との相対的な3次元位置姿勢関係に、誤差比較検出部104からの差分の値を用いて反映させることになるが、本実施形態では、それを、対象物1の形状情報3に対するマーカ4の形状情報34の位置姿勢を移動し、形状情報34’とすることにより行う。これにより、図7の(B)に示すように、表示部107の画面109に表示されるマーカ4の画像4Aとマーカ4の移動されたモデル24’とが一致し、また、対象物1の画像1Aと対象物モデル2とも一致することとなる。
また、画像入力部101により対象物1を複数方向から撮影して静止画とし、何れか一つの静止画上で、対象物1の形状情報3に対するマーカ4の形状情報34の位置姿勢を移動すると、対の静止画においてもその移動が反映される。図8は、対象物1の形状情報3に対するマーカ4の形状情報34の移動前を示しており、図9は、対象物1の形状情報3に対するマーカ4の形状情報34’の移動完了後を示している。
なお、対象物1の特徴的な凹凸や模様をマーカとみなしてレジストレーションを行う場合においても、本実施形態と同様にして一致させることができる。
また、マーカ4の形状情報34の移動を自動で行ったが、キーボード等により観察者がその移動方向及び移動量を指定するようにしても良いことは勿論である。その場合には、上記第2実施形態で説明したようなスケール25を対象物モデル2に対して付加して表示することが好ましい。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を説明する。
上記第1実施形態では、対象物の形状情報を格納しておき、実際に撮影した対象物との誤差を検出して反映させるようにしていたが、さらに、部品名等の対象物の属性情報も格納しておいて、その属性情報の変更も反映させるようにしても良い。
そのため、本実施形態における情報呈示システムは、図10のように構成される。
即ち、上記第1実施形態における構成に加えて、3次元CAD200は、3次元設計情報格納部201に格納された対象物の3次元設計情報から、属性情報を生成する属性情報生成部203をさらに有する。また、情報呈示装置100は、この3次元CAD200の属性情報生成部203の生成した属性情報を格納する属性情報格納部110と、入力手段としてのキーボード111と、該キーボード111によって入力された属性情報の変更を上記属性情報格納部110に格納された属性情報に反映させる属性情報管理部112と、をさらに有する。
情報呈示装置100の重畳画像生成部106は、画像入力部101から入力された対象物の画像と、形状情報格納部103に格納された対象物の形状情報とに加えて、上記属性情報格納部110に格納された属性情報も、重ね合わせて、表示部107に表示する。
また、属性情報生成部203から属性情報格納部110への属性情報の受け渡しは、無線又は有線の通信によるオンラインで行っても良いし、何らかの記憶媒体を介してオフラインで行っても良い。
さらに、上記情報呈示装置100の属性情報管理部112は、上記属性情報格納部110に格納している上記属性情報に対するのと同様に、上記キーボード111によって入力された属性情報の変更を、上記3次元CAD200の3次元設計情報格納部201に格納された3次元設計情報、つまり元の属性情報にも反映させるようになっている。この場合も、該属性情報管理部112と上記3次元CAD200の3次元設計情報格納部201との間の情報の受け渡しは、オンライン/オフラインの何れで行っても構わない。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態を説明する。
本実施形態における情報呈示システムは、図11に示すように、図1に示した構成における誤差比較検出部104の代わりに、キーボード111を配し、該キーボード111から3次元位置姿勢関係情報管理部108及び形状情報管理部105に値として直接、形状情報の移動量を入力する構成としたものである。
即ち、前述した第1乃至第3実施形態では、誤差比較検出部104により自動的に重畳ずれを補正していた。これに対し、本実施形態では、観察者が重畳画面を観察しながら例えばキーボード111から、対象物の画像と対象物の形状情報から作成した対象物モデルとのずれが最小になるように、3次元位置姿勢関係情報管理部108及び形状情報管理部105に指示することにより、ずれを補正するものである。
このような構成としても、上記第1乃至第3実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、同様に、図12に示すように、図10に示した構成における誤差比較検出部104に代わり、キーボード111から3次元位置姿勢関係情報管理部108及び形状情報管理部105に入力するようにしても良いことは勿論である。このような構成とすれば、上記第4実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態を説明する。
上記第5実施形態では、観察者が重畳画面を観察しながら、例えばキーボード111から、対象物の画像と対象物の形状情報から作成した対象物モデルとのずれが最小になるように、3次元位置姿勢関係情報管理部108及び形状情報管理部105に指示することにより、ずれを補正していた。
本実施形態では、位置姿勢だけではなく、更に、3次元CAD200とリンクすることにより、形状情報管理部105に対しても、形状変更もしくは部品交換を指示するようにしたものである。
本実施形態における情報呈示システムの構成は、上記第5実施形態と同様である。
係る第6実施形態では、例えば、図13の(A)に示すように、本体11に部品14及び15を取り付けたものを対象物1として撮影したとすると、それに対応する本体11の形状情報31、部品14の形状情報35、及び部品15の形状情報36でなる対象物1の形状情報3が検索され、重畳画像生成部106にて、対象物1の画像1Aとそれら形状情報3から作成された対象物モデル2(本体11のモデル21、部品14のモデル26、部品15のモデル27)とを重ね合わせた画像を生成して、表示部107に表示する。ここで、実際の部品14の形状とその部品14の形状情報35とに誤差があると、同図に示すように、表示部107の画面109に表示される部品14の画像14Aとそのモデル26とはずれて表示されることになる。同様に、実際の部品15の形状とその部品15の形状情報36とに誤差があると、表示部107の画面109に表示される部品15の画像15Aとそのモデル27とはずれて表示される。
即ち、この図の例では、設計情報では直管(長い)の形状情報35と直管(短い)の形状情報36となっているが、実空間中の対象物では部品14はエルボ管、部品15は直管(長い)という違いがあるため、表示部107の画面109に表示される重畳画像では、それらがずれて表示される。
従って、このような場合には、観察者が重畳画面を観察しながら、例えばキーボード111から、形状情報管理部105に対して、形状情報の形状変更を表現する値、もしくは、形状情報の部品変更を表現する値を入力する。これにより、形状情報管理部105は、図13の(B)に示すように、直管(長い)の形状情報35をエルボ管の形状情報37と交換、直管(短い)の形状情報36の長さを変更(変更後の形状情報36’とする)という作業を行うことによって、実空間と対象情報を一致させる。即ち、部品14の形状情報35が形状情報37に変更され、また、部品15の形状情報36が形状情報36’に変更されることで、ずれがキャンセルされ、画面109に表示される部品14の画像14Aとその変更後のモデル28とは一致し、また、部品15の画像15Aとその変更後のモデル27’とが一致して、重ね合って表示されることになる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、図14及び図15に示すように、上記第1実施形態及び/又は第4実施形態における形状情報管理部105及び/又は属性情報管理部112による3次元CAD200の3次元設計情報格納部201への反映を行わなくても構わない。
またこの場合も、上記第5実施形態で説明したように、図16及び図17に示すよう、誤差比較検出部104に代わって、キーボード111から3次元位置姿勢関係情報管理部108及び形状情報管理部105に入力するようにしても勿論構わない。
また、入力手段は、キーボード111に限定されず、マウス、トラックボール、タッチパネル等でももちろん構わない。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 実空間に配置された対象物の画像を入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段から入力された対象物の画像から、前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を検出して出力する3次元位置姿勢関係出力手段と、
対象物の形状情報を格納する形状情報格納手段と、
前記3次元位置姿勢関係出力手段により検出された対象物の位置姿勢と、前記画像入力手段から入力された対象物の部分に対応する前記形状情報格納手段に格納された値とを比較し、入力された対象物の実際の位置姿勢と格納された対象物の形状情報との差分を検出する誤差比較検出手段と、
前記3次元位置姿勢関係出力手段の検出する前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係に、前記誤差比較検出手段からの差分の値を用いて反映させる3次元位置姿勢情報管理手段と、
前記画像入力手段から入力された対象物の画像と、前記形状情報格納手段に格納された対象物の形状情報と、を重ね合わせた画像を生成する重畳画像生成手段と、
前記重畳画像生成手段が生成した画像を表示する表示手段と、
を具備することを特徴とする情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第1乃至第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の情報呈示装置は、入力された対象物の実際の位置姿勢と格納された対象物の形状情報との差分を検出し、差分の値を用いて、3次元位置姿勢関係出力手段の検出する画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係に反映させる。
従って、この(1)に記載の情報呈示装置によれば、レジストレーション作業を簡単に行える。
(2) 前記誤差比較検出手段の検出する差分は、形状情報の移動量であることを特徴とする(1)に記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第1乃至第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の情報呈示装置は、入力された対象物の実際の位置姿勢と格納された対象物の形状情報との差分として、形状情報の移動量を検出する。
(3) 前記誤差比較検出手段からの差分の値を用いて前記形状情報格納手段に格納された形状情報に反映させる形状情報管理手段をさらに具備することを特徴とする(1)又は(2)に記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第1乃至第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の情報呈示装置は、対象物の形状情報のみを格納しておき、入力された対象物の実際の位置姿勢とこの格納された対象物の形状情報との差分の値を上記格納された形状情報に反映させる。
従って、この(3)に記載の情報呈示装置によれば、設計情報全てではなくて、その一部である形状情報のみを格納し、それと実際の対象物とを一致させるので、大容量な記憶装置や高性能な表示装置を必要とせず、携帯型の装置で実現できるようになる。
(4) 前記3次元位置姿勢情報管理手段は、前記対象物を第1の方向から撮影した画像に基づいて前記誤差比較検出手段が検出する第1の差分の値と、前記第1の方向とは異なる第2の方向から撮影した画像に基づいて前記誤差比較検出手段が検出する第2の差分の値と、を用いることを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の情報呈示装置は、複数方向から撮影した画像それぞれに基づいて誤差比較検出手段が検出するそれぞれの差分の値を用いて、3次元位置姿勢情報の管理を行う。
従って、この(4)に記載の情報呈示装置によれば、複数方向の画像で差分を検出できるので、レジストレーション作業をより正確に行える。
(5) 前記表示手段は、前記対象物を第1の方向から撮影した画像に基づいて前記重畳画像生成手段が生成する第1の画像と、前記第1の方向とは異なる第2の方向から撮影した画像に基づいて前記重畳画像生成手段が生成する第2の画像と、を表示することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の情報呈示装置は、複数方向から撮影した画像それぞれに基づいて重畳画像生成手段が生成する画像を表示する。
従って、この(5)に記載の情報呈示装置によれば、複数方向の重畳画像を表示できるので、レジストレーション作業の結果を複数方向からより詳細に確認することができる。
(6) 実空間に配置された対象物の画像を入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段から入力された対象物の画像から、前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を検出して出力する3次元位置姿勢関係出力手段と、
対象物の形状情報を格納する形状情報格納手段と、
入力手段と、
前記3次元位置姿勢関係出力手段の検出する前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係に、前記入力手段から入力された値を用いて反映させる3次元位置姿勢情報管理手段と、
前記画像入力手段から入力された対象物の画像と、前記形状情報格納手段に格納された対象物の形状情報と、を重ね合わせた画像を生成する重畳画像生成手段と、
前記重畳画像生成手段が生成した画像を表示する表示手段と、
を具備することを特徴とする情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第5実施形態が対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の情報呈示装置は、観察者が重畳画面を観察しながらキーボード等の入力手段から観察者によって入力される、画面上の重畳ずれが最小になるような値を用いて、3次元位置姿勢関係出力手段の検出する画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係に反映させる。
従って、この(6)に記載の情報呈示装置によれば、レジストレーション作業を簡単に行える。また、観察者が重畳画面を観察しながらキーボード等の入力手段から入力することによりずれを補正するので、誤差比較検出手段が不要になる。
(7) 前記入力手段から入力する値は、形状情報の移動量であることを特徴とする(6)に記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第5実施形態が対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の情報呈示装置は、形状情報の移動量を、値として直接入力する。
(8) 前記入力手段から入力された値を用いて前記形状情報格納手段に格納された形状情報に反映させる形状情報管理手段をさらに具備することを特徴とする(6)又は(7)に記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第5実施形態が対応する。
(作用効果)
この(8)に記載の情報呈示装置は、対象物の形状情報のみを格納しておき、入力手段から入力された値を、その格納された形状情報に反映させる。
従って、この(8)に記載の情報呈示装置によれば、設計情報全てではなくて、その一部である形状情報のみを格納し、それと実際の対象物とを一致させるので、大容量な記憶装置や高性能な表示装置を必要とせず、携帯型の装置で実現できるようになる。
(9) 前記3次元位置姿勢情報管理手段は、前記対象物を第1の方向から撮影した画像に基づいて前記入力手段から入力された形状情報の第1の移動量と、前記第1の方向とは異なる第2の方向から撮影した画像に基づいて前記入力手段から入力された形状情報の第2の移動量と、を用いることを特徴とする(6)乃至(8)の何れかに記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第5実施形態が対応する。
(作用効果)
この(9)に記載の情報呈示装置は、複数方向から撮影した画像それぞれに基づいて入力手段から入力された形状情報の移動量を用いて、3次元位置姿勢情報の管理を行う。
従って、この(9)に記載の情報呈示装置によれば、複数方向の画像を観察しながら移動量を入力できるので、レジストレーション作業をより正確に行える。
(10) 前記表示手段は、前記対象物を第1の方向から撮影した画像に基づいて前記重畳画像生成手段が生成する第1の画像と、前記第1の方向とは異なる第2の方向から撮影した画像に基づいて前記重畳画像生成手段が生成する第2の画像と、を表示することを特徴とする(6)乃至(9)の何れかに記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(10)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第5実施形態が対応する。
(作用効果)
この(10)に記載の情報呈示装置は、複数方向から撮影した画像それぞれに基づいて重畳画像生成手段が生成する画像を表示する。
従って、この(10)に記載の情報呈示装置によれば、複数方向の重畳画像を表示できるので、レジストレーション作業の結果を複数方向からより詳細に確認することができる。
(11) 前記入力手段から入力する値は、前記形状情報の形状変更を表現する値であることを特徴とする(6)に記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(11)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第6実施形態が対応する。
(作用効果)
この(11)に記載の情報呈示装置によれば、形状情報の形状変更を表現する値を直接入力することができる。
(12) 前記入力手段から入力する値は、前記形状情報の部品変更を表現する値であることを特徴とする(6)に記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(12)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第6実施形態が対応する。
(作用効果)
この(12)に記載の情報呈示装置によれば、形状情報の部品変更を表現する値を直接入力することができる。
(13) 前記入力手段から入力された値を用いて前記形状情報格納手段に格納された形状情報に反映させる形状情報管理手段を更に具備することを特徴とする(11)又は(12)に記載の情報呈示装置。
(対応する実施形態)
この(13)に記載の情報呈示装置に関する実施形態は、第6実施形態が対応する。
(作用効果)
この(13)に記載の情報呈示装置は、対象物の形状情報のみを格納しておき、入力手段から入力された値を、その格納された形状情報に反映させる。
従って、この(13)に記載の情報呈示装置によれば、設計情報全てではなくて、その一部である形状情報のみを格納し、それを実際の対象物に一致させるので、大容量な記憶装置や高性能な表示装置を必要とせず、携帯型の装置で実現できるようになる。
本発明の第1実施形態に係る情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムの構成を示すブロック図である。 (A)は実空間とモデル空間の関連付け(レジストレーション)作業の手順を示すフローチャートであり、(B)は実空間中の対象物と設計情報(形状情報)とを一致させる作業の手順を示すフローチャートである。 (A)はレジストレーション作業完了前の対象物と表示状態とを示す図であり、(B)はレジストレーション作業完了後の対象物と表示状態とを示す図である。 (A)は実空間中の対象物と設計情報(形状情報)とを一致させる作業完了前の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図であり、(B)は実空間中の対象物と設計情報(形状情報)とを一致させる作業完了後の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図である。 (A)は本発明の第2実施形態におけるレジストレーション作業完了前の対象物と表示状態とを示す図であり、(B)はレジストレーション作業完了後の対象物と表示状態とを示す図である。 第2実施形態の変形例を説明するためのレジストレーション作業完了前及び後の対象物と表示状態とを示す図である。 (A)は本発明の第3実施形態におけるレジストレーション作業完了前の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図であり、(B)はレジストレーション作業完了後の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図である。 第3実施形態の変形例を説明するためのレジストレーション作業完了前の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図である。 第3実施形態の変形例を説明するためのレジストレーション作業完了後の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムの構成を示すブロック図である。 第5実施形態の変形例を説明するための情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムのブロック構成図である。 (A)は本発明の第6実施形態に係る情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムにおいて実空間中の対象物と設計情報(形状情報)とを一致させる作業完了前の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図であり、(B)は実空間中の対象物と設計情報(形状情報)とを一致させる作業完了後の対象物と表示状態と対象物の形状情報とを示す図である。 第1実施形態の変形例を説明するための情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムのブロック構成図である。 第4実施形態の変形例を説明するための情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムのブロック構成図である。 図14の変形例を更に変形した構成を説明するための情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムのブロック構成図である。 図15の変形例を更に変形した構成を説明するための情報呈示装置及びそれを用いた情報呈示システムのブロック構成図である。
符号の説明
1…対象物、 1A…対象物の画像、 2…対象物モデル、 3…対象物の形状情報、 4…マーカ、 4A…マーカの画像、 11…本体、 12,13,14,15…部品、 13A…部品13の画像、 14A…部品14の画像、 15A…部品15の画像、 21…本体のモデル、 22…部品12のモデル、 23…部品13のモデル、 23’…変更後の部品13のモデル、 24…マーカのモデル、 24’…移動されたマーカのモデル、 25…スケール、 26…部品14のモデル、 27…部品15のモデル、 27’,28…変更後のモデル、 31…本体の形状情報、 32…部品12の形状情報、 33…部品13の形状情報、 33’…変更後の部品13の形状情報、 34…マーカの形状情報、 34’…マーカの移動された形状情報、 35…部品14の形状情報、 36…部品15の形状情報、 36’…変更後の形状情報、 37…エルボ管の形状情報、 100…情報呈示装置、 101…画像入力部、 102…3次元位置姿勢関係出力部、 103…形状情報格納部、 104…誤差比較検出部、 105…形状情報管理部、 106…重畳画像生成部、 107…表示部、 108…3次元位置姿勢関係情報管理部、 109…画面、 110…属性情報格納部、 111…キーボード、 112…属性情報管理部、 120…3次元位置姿勢関係検出部、 200…3次元CAD、 201…3次元設計情報格納部、 202…形状情報生成部、 203…属性情報生成部。

Claims (3)

  1. 実空間に配置された対象物の画像を入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段から入力された対象物上に配置されたマーカの画像から、前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を検出して出力する3次元位置姿勢関係出力手段と、
    対象物の形状情報を格納する形状情報格納手段と、
    前記3次元位置姿勢関係出力手段により検出された前記画像入力手段に対する対象物の位置姿勢に基づいて前記形状情報格納手段に格納された前記対象物の形状情報を変形して前記画像入力手段で入力された対象物の実際の位置姿勢における形状と格納された対象物の前記変形された形状情報との差分を検出する誤差比較検出手段と、
    前記3次元位置姿勢関係出力手段の検出する前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を、前記誤差比較検出手段からの差分の値を用いて、対象物の形状情報に対する前記マーカの形状情報の位置姿勢を移動することで修正する3次元位置姿勢情報管理手段と、
    前記3次元位置姿勢情報管理手段の修正した前記3次元位置姿勢関係出力手段の検出する前記画像入力手段と対象物との相対的な3次元位置姿勢関係を用いて、前記画像入力手段から入力された対象物の画像と、前記形状情報格納手段に格納された対象物の形状情報と、を重ね合わせた画像を生成する重畳画像生成手段と、
    前記重畳画像生成手段が生成した画像を表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする情報呈示装置。
  2. 前記誤差比較検出手段の検出する差分は、前記マーカを基準とした場合の、前記画像入力手段で入力された対象物の実際の位置姿勢における形状に対する格納された対象物の前記変形された形状情報の移動量であることを特徴とする請求項1に記載の情報呈示装置。
  3. 前記誤差比較検出手段からの差分の値を用いて前記形状情報格納手段に格納された形状情報に反映させる形状情報管理手段をさらに具備し、
    前記重畳画像生成手段は、前記画像入力手段から入力された対象物の画像と、前記形状情報格納手段に格納された、前記差分の値を用いて反映させた後の対象物の形状情報と、を重ね合わせた画像を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報呈示装置。
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