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JP4438602B2 - 操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車載用ナビゲーション装置に用いて好適な操作装置に関するものである。
従来の操作装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の操作装置は、車室内において用いられるものであって、操作者が頻繁に使用するスイッチを認識しやすくしたものである。
具体的には、複数の操作スイッチのそれぞれについて、車両運転者により操作された操作回数を記憶し、その記憶された操作回数に基づいて、当該複数の操作スイッチのそれぞれの色調(トーン)あるいは色相(色合い)を変化させて表示する。これにより、操作頻度の高いスイッチと低いスイッチとを識別できるので、運転者は、頻繁に使用するスイッチを短時間で認識できる。
なお、上記特許文献1には、操作スイッチを画面に表示しつつ、その操作スイッチ画面に直接触れてスイッチ操作するタッチパネルスイッチとして実現しても良い旨、記載されている。この場合、操作スイッチの色調や色相を変化させるだけでなく、操作頻度に応じて表示されるスイッチの大きさや形状を変化させることも可能である旨、記載されている。
特開2002−362188号公報
しかしながら、画面に表示される操作スイッチの色調や色相を変化させる場合、その操作スイッチの背景画面の表示色との関係において、操作スイッチの見やすさが変化してしまう。すなわち、操作スイッチを目立たせようとして色調や色相を変化させても、それが、背景画面と同系色であった場合には、かえって識別しにくくなってしまう。このため、特許文献1に記載の操作スイッチでは、操作スイッチの背景画面を固定させる等の必要が生じて、操作スイッチの表示のために背景画面が制限されるとの問題がある。
また、上記特許文献1に記載の操作装置では、操作頻度に応じたスイッチの表示として、例えば色調を変化させる場合、操作頻度が高いスイッチを濃く表示し、操作頻度の低いスイッチを薄く表示するのみに留まる。このため、表示された操作スイッチからは、例えば非常に良く使う高操作頻度の操作スイッチであるのか、平均的な操作頻度を持つ操作スイッチであるのか等の識別を行いにくいとの問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、背景画面が制限されることなく、操作頻度に応じた態様で操作スイッチを表示可能な操作装置を提供することを目的とする。
記目的を達成するために、請求項1に記載の操作装置は、
表示装置と、
表示装置において、背景画面上に複数の操作スイッチを表示させる表示制御手段と、
表示装置に表示された複数の操作スイッチの中の任意の操作スイッチを操作する操作手段と、
操作手段によって操作スイッチが操作された際に、複数の操作スイッチごとに操作回数を記憶する記憶手段とを備え、
表示制御手段は、背景画面と操作スイッチの表示色を混合する機能を有し、複数の操作スイッチごとの操作回数の最大値を基準として、その差分に応じて背景画面の表示色の混合比率を算出することにより、各操作スイッチの操作頻度が高いほど、背景画面の表示色の混合比率を低くし、操作頻度が低いほど、背景画面の表示色の混合比率を高めることを特徴とする。
上述したような背景画面と操作スイッチの表示色を混合する機能は、いわゆるαブレンドとして、画像処理の分野において知られているものである。請求項1に記載の発明では、このαブレンドの技術を、背景画面上に重畳表示される操作スイッチの表示に適用したものである。
すなわち、背景画面と捜査スイッチの表示色を混合する際に、背景画面の表示色の混合比率を低くすれば、操作スイッチの透過度が低下するので、操作スイッチが明瞭に表示され、操作スイッチを認識しやすくなる。一方、背景画面の表示色の混合比率を高めると、操作スイッチの透過度が上昇するので、操作スイッチを通じて背景画面が見え易くなる一方で、操作スイッチ自体は、背景画面に溶け込んで認識しにくくなる。
上述したαブレンド技術を操作スイッチの表示に適用することにより、背景画面が固定であろうと、変化するものであろうと、操作頻度に応じた透過度で操作スイッチが表示される。従って、何ら背景画面の制限を受けることなく、操作頻度に応じた態様で各操作スイッチを表示することができる。
さらに、表示制御手段が、複数の操作スイッチごとの操作回数の最大値を基準として、その差分に応じて背景画面の表示色の混合比率を算出するので、操作回数が最大の操作スイッチは、背景画面の表示色の混合比率を最も小さくして、明瞭に表示できるとともに、他の操作スイッチについては、操作回数が少なくなるほど、透過度を高めて表示することが容易に行い得る。
従って、請求項2に記載したように、背景画面は、時間の経過とともに変化する画面であっても良い。また、請求項3に記載したように、時間の経過とともに変化する背景画面としては、表示範囲が移動可能な地図表示画面を用いることができる。すなわち、操作装置が、地図を表示するナビゲーション装置の操作のために用いられる場合、操作スイッチが、その地図表示画面上に表示される場合がある。その地図表示画面は、スクロール操作やナビゲーション装置の移動に伴なって表示範囲が移動され、その結果、操作スイッチが重畳表示される表示領域が変化する。
請求項4に記載したように、表示制御手段は、操作回数が最大の操作スイッチに関して、背景画面の表示色の混合比率を0%とすることが好ましい。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る操作装置について説明する。なお、本実施形態においては、操作装置が、車両用ナビゲーション装置を操作するために適用された例について説明するが、その適用機器・装置は、何ら車両用ナビゲーション装置に限られるものではない。
図1は、第1実施形態に係る操作装置が適用された車両用ナビゲーション装置100の全体構成を示すブロック構成図である。同図に示すように、本実施形態の車両用ナビゲーション装置100は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、外部メモリ9、表示装置10、リモコンセンサ12、及びこれらと接続する制御回路8によって構成される。
制御回路8は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。ROMには、車載ナビゲーション装置100が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が所定の演算処理を実行する。
位置検出器1は、いずれも周知の地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、走行距離を算出するための車速(距離)センサ4、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、各センサの精度によっては位置検出器1を上述した内の一部で構成してもよい。
地図データ入力器6は、位置検出精度を向上するためのいわゆるマップマッチング用データ、地図描画データ、経路探索用データ等の地図データを入力するための装置である。これらのデータベースは、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の再生専用の記憶媒体に記憶されることが一般的であるが、メモリカードやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
操作スイッチ群7は、例えば、表示装置10と一体になったタッチパネルもしくは表示装置10の周囲に設けられたメカニカルなスイッチ等からなり、表示装置10の画面に表示される地図のスクロール操作や、所望の地図や施設を検索等するための、文字や数字の入力、表示された操作スイッチの操作等の各種の入力操作に使用される。
外部メモリ9は、例えば、メモリカードやHDD等の大容量の読み書き可能な記憶媒体が用いられ、テキストデータ、画像データ、音声データ等の各種データの保存などのために用いられる。また、後述するように、表示装置10に表示される各種スイッチの操作回数が、操作頻度を示すデータとして、外部メモリ9に記憶される。
表示装置10は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、表示装置10の画面には、制御回路8の処理により、位置検出器1から入力された車両の現在位置に対応する自車位置マークと、地図データ入力器6より入力された地図データによって生成される車両周辺の地図を表示することができる。この地図表示画面上には、例えば地図の縮尺を変更するための操作スイッチや、表示形式(2画面表示と1画面表示、3次元表示と2次元表示)を変更するための操作スイッチなどの各種の操作スイッチが重畳表示される。さらに、表示装置10には、車両用ナビゲーション装置100の各種の設定を行ったり、実行すべき機能を選択するため各種スイッチからなるメニュー画面等も表示される。
また、本実施形態の車両用ナビゲーション装置は、リモートコントロール端末(以下、リモコンと称する)13からの操作信号を無線にて受信するリモコンセンサ12を有している。このリモコン13によっても、操作スイッチ群7と同様に、所望の施設を検索するための条件を入力したり、検索した施設を目的地として設定したりする各種の操作を行うことができる。なお、目的地が設定された場合には、制御回路8が、車両の現在位置(或いは、ユーザが指定した出発地)から目的地までの最適な経路を自動的に探索して案内経路を算出し、その案内経路に従って経路案内処理を行う。
本実施形態における操作装置は、上述した、各種の操作スイッチを表示する表示装置10と、その表示内容を制御するとともに、表示された各種の操作スイッチが操作されたときに、その操作スイッチに応じた機能を実行させる制御回路8と、表示装置10に表示された各種のスイッチの中の任意のスイッチを操作する操作スイッチ群7及び/又はリモコン13からなる。
表示装置10に表示された操作スイッチの操作は、操作スイッチ群7がタッチパネルを有する場合、所望の操作スイッチの表示位置をタッチすることによってなされる。一方、操作スイッチ群7がメカニカルスイッチを備える場合、又はリモコン13を用いる場合には、選択されている操作スイッチを示すカーソル位置を所望の操作スイッチ上まで移動させて、その実行を指示するための、例えば「決定」スイッチを押下することで、表示された各種スイッチの中の所望の操作スイッチを操作することができる。
本実施形態の操作装置では、操作スイッチ群7等によって操作スイッチが操作された場合、その操作回数を外部メモリ9に記憶させる。そして、表示装置10に各種のスイッチが表示された際に、記憶された操作回数に基づいて、背景画面による制限を受けることなく、操作頻度が高い操作スイッチが、操作頻度の低い操作スイッチよりも目立つように表示することを可能としたものである。以下、本実施形態による操作装置について、詳しく説明する。
図2は、制御回路8が、表示装置10にメニュー画面を表示する際に、重ね合わせられる画面データを示している。すなわち、メニュー画面を表示するための画面データは3層からなり、それぞれ上位層のレイヤ1、中位層のレイヤ2、及び下位層のレイヤ3に描画される。表示装置10に表示される画面としては、上位側のレイヤに画像がある部分では、その上位側レイヤの画像が表示され、上位側のレイヤに画像がない部分では下位側のレイヤの画面データが表示される。つまり、上位側のレイヤに描画される画面データほど、優先的に表示される。
例えば、図2に示すメニュー画面の場合、下位層のレイヤ3には、固定の背景画面が描画され、中位層のレイヤ2には、操作スイッチの外形を示す形状等が描画され、上位層のレイヤ1には、操作スイッチに対応したアイコンや文字データなどが描画される。従って、アイコンや文字データの表示される部分や操作スイッチの形状が表示される部分では、それらによって背景画像が隠されることになる。また、地図表示画面上に各種の操作スイッチを表示する場合には、レイヤ1及びレイヤ2に描画される画面データは、メニュー画面の場合と同様であるが、下位層のレイヤ3に地図が表示される。
本実施形態では、上述したように、3層のレイヤを用い、上位側レイヤに描画される画面データが優先的に表示されるようにして、表示画面を形成している。この場合、上位側レイヤ(レイヤ1及びレイヤ2)に描画されるアイコンやスイッチ形状に対してαブレンド値(透過率)を設定することにより、その背景画面にかかわらず、ユーザには、下位のレイヤ3に描画される画面データが透けて見えるようになる。なお、αブレンドとは、画像処理の分野において公知の技術であり、上位側の画面の表示色を係数(透過率)を使って背景画面と混合して、半透明となるように合成することをいう。ただし、係数によっては、上位側の画面を完全な透明(無色)から、完全な不透明(背景の色をまったく通さない)まで変化させることができる。
従って、各操作スイッチの操作頻度に応じた透過率を設定することにより、背景画面が固定であろうと、変化するものであろうと、操作頻度に応じた透過度で操作スイッチが表示できる。例えば、相対的に操作頻度が高い場合には、透過率を低く(ゼロを含む)設定することにより、操作スイッチを明瞭に表示することができる。一方、相対的に操作頻度が低い場合には、透過率を高く(100%を含む)設定することにより、背景画面に溶け込ませて目立たせなくすることができる。従って、何ら背景画面の制限を受けることなく、操作頻度に応じた認識のしやすさを持つ態様で各操作スイッチを表示することができるのである。
次に、制御回路8による、操作スイッチの表示等の処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、図3に示すフローチャートは、操作スイッチを含む画面の表示を行う際に実行されるものである。
まず、ステップS100では、表示しようとしている画面に含まれる操作スイッチの操作回数をカウントするカウンタ情報が記憶されているか否かを判定する。本実施形態における操作装置では、表示装置10に表示される操作スイッチごとにカウンタが設定され、その操作スイッチの操作回数をカウントして保存する。ステップS100では、表示しようとしている画面に含まれる操作スイッチに対応付けられたカウンタが既に操作回数をカウント済みであるか否かを判定する。
ステップS100において、カウンタ情報なしと判定された場合、ステップS110に進んで、各操作スイッチに対応付けられたカウンタを初期化し、操作回数を示すカウント値をゼロに設定する。一方、ステップS100において、カウンタ情報ありと判定された場合、ステップS120に進んで、各カウンタのカウント値を読み込む。
ステップS130では、ステップS110にて初期化した、もしくはステップS120にて読み込んだ各カウンタのカウント値に基づいて、各操作スイッチのαブレンド値(透過率)を算出する。
このαブレンド値の算出方法の一例を説明すると、表示画面に含まれる操作スイッチの中で最も操作回数の多い操作スイッチを、各操作スイッチに対応付けられたカウンタのカウンタ値に基づいて選別し、その操作スイッチのαブレンド値を0%とする。これにより、最も操作回数の多い操作スイッチは、その形状やアイコンなどが不透過となり、背景画面上に明瞭に表示される。
そして、残りの操作スイッチの中で最も操作回数が少ない操作スイッチを選別し、この操作スイッチのアルファブレンド値を所定の最大値(例えば、90%)とする。これにより、最も操作回数が少ない操作スイッチは、透明状態に近づくので、他の操作スイッチよりも目立たないように表示できる。
さらに、中間的な操作回数を持つ操作スイッチに関しては、操作回数の最大値及び/又は最小値との差、もしくは操作回数の最大値及び/又は最小値に対する割合などに応じて、それぞれの操作回数に見合ったαブレンド値を算出する。
なお、上述した算出方法は単なる一例であって、その他の方法によって各操作スイッチのアルファブレンド値を算出することも可能である。例えば、各操作スイッチの操作回数の最大値を基準として、その最大値との差分に応じて、残りの全ての操作スイッチのαブレンド値を算出するようにしても良い。また、各操作スイッチの操作回数の平均値を求め、その平均値との差分に応じて、各操作スイッチのαブレンド値を算出するようにしても良い。
ステップS140では、ステップS130にて算出したαブレンド値に従って、各操作スイッチの画素毎の表示色を決定する。すなわち、RGB値によって示される、スイッチ形状やアイコン等の画面データの画素毎の表示色に対して、αブレンド値の割合だけ背景画面の表示色を混合することによって、操作スイッチの表示色を決定する。
より具体的に説明すると、表示画面が3層からなる場合、まずレイヤ2に描画されるスイッチ形状の画素ごとの表示色は、元の表示色の割合を(1−αブレンド値)とし、背景画面の表示色の割合をαブレンド値として混合することで求められる。さらに、レイヤ1に描画されるアイコン等の画素ごとの表示色は、元の表示色の割合を(1−αブレンド値)とし、上述のように混合して求められたレイヤ2の表示色の割合をαブレンド値として混合することによって求めることができる。
ステップS150では、表示装置10に背景画面及び操作スイッチを表示する。図4に、操作頻度に応じてαブレンド値(透過率)を変更したメニュー画面の一例を示す。図4に示すメニュー画面では、VICSスイッチの透過率が0%とされ、最も目立つように表示されている。その他の操作スイッチに関しては、音量設定:10%、ユーザーカスタマイズ:40%、案内再開:50%、メモリ地点:70%、及び各種設定:80%の透過率に設定されており、透過率が増加するほど、目立ちにくくなることがわかる。
ステップS160では、表示画面に含まれる操作スイッチの操作が行なわれたか否かを判定する。操作が行なわれたと判定した場合には、ステップS170に進み、操作がおこなわれていないと判定されると、操作スイッチおよび背景画面の表示を継続する。
ステップS170では、操作されたスイッチのカウンタのカウンタ値を1だけ増やす。このようにして、操作スイッチが実際に操作された回数を、対応するカウンタによってカウントしている。
ステップS180では、操作されたスイッチに応じて、表示画面の切り換えや、その操作スイッチに対応する選択・設定等の所定の機能を実行する。
図5に、背景画面を地図表示画面として、その上に重ねて表示される操作スイッチの透過率を変化させた例を示す。図5に示すように、再探索スイッチが他の操作スイッチよりも明瞭に表示されている。
地図表示画面は、表示色が一定ではなく、また時間とともに変化する可能性があるため、単に各操作スイッチの色調や色相に差を持たせても、背景画面の表示色との関係で、必ずしも意図した通りの識別のしやすさとはならない可能性がある。それに対して、本実施形態では、各操作スイッチの透過度によって、識別のしやすさを変化させているので、図5に示すように、背景画面が地図表示画面であっても、各操作スイッチの操作頻度に応じた認識のしやすさを持った態様で、各操作スイッチを表示することができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係る操作装置について説明する。なお、第2実施形態に係る操作装置の構成は、上述した第1実施形態の操作装置と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態による操作装置は、特に、各操作スイッチがどの程度の操作頻度を持つか把握しやすくなるように、各操作スイッチを表示することを特徴とするものである。つまり、従来の操作装置のように、操作頻度を2段階に分類して、その色調や色相を変化させるのでは、表示された操作スイッチが、例えば非常に良く使う高操作頻度の操作スイッチであるのか、平均的な操作頻度を持つ操作スイッチであるのか等の識別を行いにくい。そのため、本実施形態では、操作頻度の分類を細分化し、それぞれの分類に応じた態様で各操作スイッチを表示させる。
以下、本実施形態に係る操作装置における、操作スイッチの表示処理について、図6〜図9のフローチャート、及び図10〜図21の表示画面例を用いて説明する。
図6は、基本メニュー画面の表示が行なわれるときに実行される処理を示すフローチャートである。図6に示すように、まずステップS200において、基本メニュー画面が表示される。この基本メニュー画面の一例を、図10に示す。図10に示すように、基本メニュー画面には、環境設定スイッチ、目的地設定スイッチ等の各種の操作スイッチが表示される。
続くステップS210では、基本メニュー画面における操作スイッチが操作されたか否かを判定する。そして、スイッチ操作ありと判定されると、ステップS220に進んで、操作された各操作スイッチに応じた表示・選択・設定等の各処理を実行する。
図7は、基本メニュー画面において、環境設定スイッチが操作された場合に実行される処理を示すフローチャートである。また、図11は、環境設定メニュー画面の一例を示す表示画面例である。環境設定メニューは、車両用ナビゲーション装置における種々の動作環境の設定・変更を行うための複数の操作スイッチを含む。操作頻度に応じたスイッチ表示に関する動作環境を設定等するための操作頻度スイッチも、この環境設定メニューに含まれている。
図7において、まずステップS300では、環境設定メニューの画面表示処理が実行される。ステップS310では、スイッチ操作が行なわれたか否かを判定する。このステップS310において、スイッチ操作ありと判定された場合、その操作された操作スイッチに応じて処理ルーチンが実行される。図7には、操作頻度スイッチが操作された場合に実行される処理ルーチンが図示されている。
操作頻度スイッチが操作されたと判定されると、図7のステップS320に進んで、操作頻度設定メニュー画面の表示を行う。図12に、操作頻度設定メニュー画面の一例を示す。
図12に示すように、操作頻度設定メニュー画面においては、目的地設定、施設、周辺施設等の各メニュー画面に対して、操作頻度に応じたスイッチ表示の設定のオン・オフを切り換えるためのオン・オフスイッチ、及び各操作スイッチの操作回数をカウントしているカウンタをリセットするためのリセットスイッチが設けられている。
ステップS330では、操作頻度に応じたスイッチ表示の設定をオン・オフするためのオン・オフスイッチの入力を受け付ける。続くステップS340においては、リセットスイッチが操作されたか否かを判定する。リセットスイッチが操作されたと判定された場合、ステップS350に進んで、操作されたリセットスイッチに対応するメニューに含まれる操作スイッチの操作回数をカウントする全カウンタを、ゼロに初期化する。これにより、例えば所有者(ユーザ)が変更された場合などに、すでにカウントされた操作回数をクリアすることができる。
ステップS360では、完了スイッチが操作されたか否かを判定する。完了スイッチは、操作頻度に応じたスイッチ表示のオン・オフ設定の入力が完了したときに操作されるものである。従って、完了スイッチが操作されたと判定された場合、ステップS370に進んで、ステップS330にて受け付けられた、操作頻度に応じたスイッチ表示のオン・オフ設定を保存する。
ステップS380では、戻るスイッチが操作されたか否かを判定する。戻るスイッチが操作されていないと判定された場合、ステップS320の処理に復帰する。戻るスイッチが操作されたと判定された場合には、環境設定処理を終了し、図6に示すフローチャートの処理に復帰する。
上述した操作頻度設定メニューにより、ユーザは好みに応じて、操作頻度に応じたスイッチ表示の実行の有無を各メニュー画面毎に設定することができる。さらに、リセットスイッチを設けているため、いつでも所望のタイミングで、各操作スイッチの操作回数のカウント値を初期状態にリセットすることができる。
次に、操作頻度に応じたスイッチ表示がオン設定された場合における、そのスイッチ表示のための処理について説明する。なお、以下の説明においては、目的地設定メニューにおける施設メニューに関して、操作頻度に応じたスイッチ表示が行なわれる例について説明する。
まず、基本メニュー画面において、目的地設定スイッチが操作されると、図8に示す目的地設定ルーチンが実行される。この目的地設定ルーチンでは、ステップS400において、目的地設定メニュー画面の表示が行なわれる。この目的地設定メニュー画面の一例を図13に示す。目的地設定メニュー画面では、種々の情報から目的地を設定することを可能とするために、施設、周辺施設、住所、電話番号、メモリ地点等の複数のスイッチが表示される。
この目的地設定メニュー画面において、施設スイッチが操作された場合、ステップS410の判定が「Yes」となり、ステップS420の処理に進む。ステップS420では、施設メニュー画面を表示するとともに、所望のカテゴリーの施設から目的地とすべき施設を選択させ、その選択施設を目的地として設定する。
図9は、ステップS420の処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS500において、操作頻度に応じたスイッチ表示に関する設定情報を読み込む。そして、ステップS510では、操作頻度に応じたスイッチ表示の設定がオンとなっているか否かを判定する。設定がオンとなっていると判定された場合には、ステップS520に進む。
ステップS520では、表示メニュー(この場合、施設メニュー)に含まれる操作スイッチに対応する各カウンタのカウント値の読み込みを行う。次に、ステップS530では、読み込んだ各カウント値の平均値を算出する。そして、ステップS540では、算出した平均値を基準とし、各カウンタのカウント値に基づいて、各操作スイッチの操作頻度を、高頻度、平均頻度、および低頻度に分類する。例えば、カウント値が平均値を中心とした所定の範囲に属する場合には、その操作スイッチの操作頻度は平均頻度と分類できる。そして、カウント値が、その所定範囲を越えている場合には、その操作スイッチの操作頻度は高頻度と分類され、所定範囲に達していなければ、低頻度と分類される。
ただし、操作頻度の分類方法は、上述した方法に限定されるわけではなく、その他の分類方法を用いても良い。例えば、各操作スイッチの操作回数が多いものから順番に並べたときに、ちょうど中間となる操作スイッチの操作回数を、上述した平均値に代えて基準として用いても良い。また、上述した例では、操作頻度を3段階に分類したが、それよりも多い段階に分類しても良い。
ステップS550では、ステップS540における分類に応じた表示形態にて、各操作スイッチを背景画面上に表示する。ここで、本実施形態においては、いずれの操作スイッチについても操作実績のない初期状態において、各操作スイッチをデフォルトの表示形態で表示する。そして、操作回数に差が生じた場合に、平均頻度に分類された操作スイッチをデフォルトの表示形態にて表示しつつ、高頻度に分類された操作スイッチをデフォルト表示形態よりも目立つ態様にて表示するとともに、低頻度に分類された操作スイッチをデフォルト表示形態よりも目立たない態様にて表示する。
これにより、ユーザは、操作頻度の高い操作スイッチ及び操作頻度の低い操作スイッチを、一見して感覚的に認識することができるようになる。
操作スイッチの操作頻度を分類分けし、その分類に応じた表示形態で操作スイッチを表示する具体的な例を、図14〜図21の表示画面例を用いて説明する。
図14に示す例は、各操作スイッチの色を、操作頻度の分類に応じて異ならせたものである。なお、図14に示す例では、操作頻度を5段階に分類している。そして、例えば、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)については、背景画面が緑系統の色や灰色などの無彩色の場合に、黄色や赤などの目立つ色で表示する。これにより、他の操作スイッチに対して、非常に高い操作頻度を持つ操作スイッチを認識しやすく表示できる。
操作頻度が比較的高い操作スイッチ(駅)は、少し薄い黄色などの少し目立つ色で表示する。操作頻度が平均頻度に分類された操作スイッチ(ホテル)は、デフォルト色(例えば、濃い緑や青色)で表示する。操作頻度が比較的低い操作スイッチ(役所)は、デフォルト色よりもあまり目立たない色(例えば、デフォルト色よりも薄い緑や青色)で表示する。そして、操作頻度が非常に低い操作スイッチ(空港、式場、販売店、その他)に関しては、目立たない色(例えば、背景画面の色に近似した色)で表示する。
このように、分類された操作頻度に応じて表示色を異ならせることで、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように、認識のしやすさに差を設けることができる。また、各操作スイッチの操作が繰り返されて、各操作スイッチの操作回数に差が生じるに従って、各操作スイッチの表示色が変化していく。このため、ユーザは、感覚的に一見して操作頻度の変化も認識できる。
図15に示す例は、各操作スイッチの大きさを、操作頻度の分類に応じて異ならせたものである。すなわち、図15に示すように、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)は、最も大きく表示し、以下、順に、操作頻度が低くなるにつれて、操作スイッチの大きさを小さくする。このように、分類された操作頻度に応じて、操作スイッチの大きさを異ならせることによって、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように、各操作スイッチの認識のしやすさに差を設けることができる。
なお、図15に示すように、平均頻度に分類された操作スイッチ(ホテル)は、デフォルトの大きさで表示される。従って、操作頻度の高い操作スイッチは、その操作が繰り返されることによって、デフォルトの大きさから徐々に大きくなる。逆に、操作頻度の低い操作スイッチは、デフォルトの大きさから徐々に小さくなる。従って、ユーザは、感覚的に、操作頻度の変化も認識できる。
図16に示す例は、各操作スイッチの外枠線を、操作頻度の分類に応じて異ならせたものである。すなわち、図16に示すように、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)は、3重線の外枠線にて表示する。操作頻度が比較的高い操作スイッチ(駅)は、2重線の外枠線にて表示し、平均的な操作頻度の操作スイッチ(ホテル)はデフォルトの外枠線(1重線)にて表示する。また、操作頻度が比較的低い操作スイッチ(役所)は、間隔の細かい点線を外枠線として用いて表示し、操作頻度が低い操作スイッチ(空港、式場、販売店、その他)は、感覚の荒い点線を外枠線として用いて表示する。
このように、分類された操作頻度に応じて、操作スイッチの外枠線の種類を変更することによっても、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように各操作スイッチを表示することができる。
図17に示す例は、平均的な操作頻度以外の操作頻度に分類された各操作スイッチを点滅表示するとともに、その操作頻度の分類に応じて点滅のテンポを異ならせたものである。すなわち、図17に示すように、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)は、早いテンポで点滅表示される。操作頻度が比較的高い操作スイッチ(駅)は、操作頻度が非常に高い操作頻度の点滅のテンポよりも遅いが、少し早いテンポで点滅表示される。平均的な操作頻度の操作スイッチ(ホテル)は、点滅表示は行なわれない。操作頻度が比較的低い操作スイッチ(役所)は、操作頻度が比較的高い操作スイッチの点滅のテンポよりも遅いテンポで点滅表示される。操作頻度が低い操作スイッチ(空港、式場、販売店、その他)は、最も遅いテンポで点滅表示される。
このように、分類された操作頻度に応じて、操作スイッチの点滅のテンポを変更することによっても、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように各操作スイッチを表示することができる。
図18に示す例は、各操作スイッチを示す文字のフォントサイズを、操作頻度の分類に応じて異ならせたものである。すなわち、図18に示すように、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)は、最も大きいサイズのフォントで表示し、以下、順に、操作頻度が低くなるにつれて、操作スイッチを示す文字のフォントサイズを小さくする。このように、分類された操作頻度に応じて、操作スイッチの文字のフォントサイズを異ならせることによっても、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように、各操作スイッチを表示することができる。
図19に示す例は、各操作スイッチを示す文字のフォント色を、操作頻度の分類に応じて異ならせたものである。例えば、図19に示すように、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)については、黄色や赤などの目立つフォント色で文字を表示する。操作頻度が比較的高い操作スイッチ(駅)は、少し薄い黄色など、少し目立つフォント色で文字を表示する。操作頻度が平均頻度に分類された操作スイッチ(ホテル)は、デフォルトのフォント色(例えば、黒色)で文字を表示する。操作頻度が比較的低い操作スイッチ(役所)は、デフォルト色よりもあまり目立たないフォント色(例えば、デフォルト色よりも薄い灰色)で文字を表示する。そして、操作頻度が非常に低い操作スイッチ(空港、式場、販売店、その他)に関しては、目立たないフォント色(例えば、背景画面の色に近似した色)で文字を表示する。
このように、分類された操作頻度に応じて文字のフォント色を異ならせることによっても、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように、操作スイッチを表示することができる。
図20に示す例は、各操作スイッチを示す文字のフォントタイプを、操作頻度の分類に応じて異ならせたものである。すなわち、図20に示すように、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)の文字を、最も目立つ太く濃いフォントタイプを用いて表示し、以下、順に、操作頻度が低くなるにつれて、太さや濃さ減少するフォントタイプを用いて、各操作スイッチの文字を表示している。このように、分類された操作頻度に応じて、操作スイッチの文字のフォントタイプを異ならせることによっても、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように、各操作スイッチを表示できる。
図21に示す例は、各操作スイッチの形状を、操作頻度の分類に応じて異ならせたものである。すなわち、図21に示すように、操作頻度が非常に高い操作スイッチ(ゴルフ場、病院)は、太陽を模擬した外形にて表示される。操作頻度が比較的高い操作スイッチ(駅)は、十字形の外形にて表示され、平均的な操作頻度の操作スイッチ(ホテル)はデフォルトの外形(四角)にて表示される。また、操作頻度が比較的低い操作スイッチ(役所)は、角丸四角形の外形にて表示され、操作頻度が低い操作スイッチ(空港、式場、販売店、その他)は、楕円形の外形にて表示される。このように、分類された操作頻度に応じて、操作スイッチの外形を変更することによっても、操作頻度が高い操作スイッチほど目立ちやすく、操作頻度の低い操作スイッチほど目立ちにくくなるように各操作スイッチを表示できる。
再び、図9のフローチャートに戻って、ステップS550にて、各操作スイッチが、背景画面上に、操作頻度の分類に応じた表示形態にて表示されると、ステップS560にて、スイッチ操作が行なわれたか否かを判定する。このステップS560にてスイッチ操作ありと判定されると、ステップS570にて、操作された操作スイッチに対応するカウンタのカウント値を1だけ増加させ、その後、ステップS600に進む。
一方、ステップS510において、操作頻度に応じたスイッチ表示の設定がオフであると判定された場合には、ステップS580に進んで、各操作スイッチをデフォルトの表示形態にて、背景画面上に表示する。そして、ステップS590にて、スイッチ操作が行なわれたか否かを判定する。このステップS590にてスイッチ操作ありと判定されると、ステップS600に進む。
ステップS600では、操作された操作スイッチに応じて、表示画面の切り換えや、選択・設定等の所定の機能の実行処理を行う。例えば、施設メニュー画面において、「ゴルフ場」の操作スイッチが操作された場合、目的とするゴルフ場が所在する地域(都道府県など)を選択させる画面を表示する。その画面において、一の地域が選択操作された場合、さらに、その選択された地域に属するゴルフ場の名称リストを表示する。その名称リストの中から、一のゴルフ場を目的地として設定するための設定操作が行なわれると、そのゴルフ場を目的地として、経路案内処理が開始される。
以上、説明したように、第2実施形態による操作装置によれば、各操作スイッチの操作頻度を少なくとも3段階に分類し、その分類に応じた表示形態で、各操作スイッチを表示させる。従って、その表示を一見しただけで、各操作スイッチの操作頻度を容易に把握することができる。
また、各操作スイッチの操作頻度を少なくとも3段階に分類する際に、低頻度、平均頻度、及び高頻度の3段階に分類するとともに、平均頻度に分類された操作スイッチをデフォルトの表示形態にて表示させる。これにより、複数の操作スイッチ全体の累積操作回数が増えていくにつれて、相対的に操作頻度の高い操作スイッチは、デフォルトの表示形態よりも目立つようになり、一方、相対的に操作頻度の低い操作スイッチは、デフォルトの表示形態よりも目立たなくなるように表示できる。従って、ユーザは、各操作スイッチの操作頻度を正確にかつ容易に把握することができる。
第1実施形態に係る操作装置が適用された車両用ナビゲーション装置の全体構成を示すブロック構成図である。 制御回路が、表示装置にメニュー画面を表示する際に、重ね合わせられる画面データを示す説明図である。 操作スイッチの表示等の処理を示すフローチャートである。 操作頻度に応じてαブレンド値(透過率)を変更したメニュー画面の一例を示す説明図である。 背景画面を地図表示画面として、その上に重ねて表示される操作スイッチの透過率を変化させた表示例を示す説明図である。 基本メニュー画面の表示が行なわれるときに実行される処理を示すフローチャートである。 基本メニュー画面において、環境設定スイッチが操作された場合に実行される処理を示すフローチャートである。 基本メニュー画面において、目的地設定スイッチが操作されたときに実行される、目的地設定ルーチンを示すフローチャートである。 図8の目的地設定ルーチンのステップS420の処理の詳細を示すフローチャートである。 基本メニュー画面の一例を示す説明図である。 環境設定メニュー画面の一例を示す説明図である。 操作頻度設定メニュー画面の一例を示す説明図である。 目的地設定メニュー画面の一例を示す説明図である。 各操作スイッチの色を、操作頻度の分類に応じて異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。 各操作スイッチの大きさを、操作頻度の分類に応じて異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。 各操作スイッチの外枠線を、操作頻度の分類に応じて異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。 平均的な操作頻度以外の操作頻度に分類された各操作スイッチを点滅表示するとともに、その操作頻度の分類に応じて点滅のテンポを異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。 各操作スイッチを示す文字のフォントサイズを、操作頻度の分類に応じて異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。 各操作スイッチを示す文字のフォント色を、操作頻度の分類に応じて異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。 各操作スイッチを示す文字のフォントタイプを、操作頻度の分類に応じて異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。 各操作スイッチの形状を、操作頻度の分類に応じて異ならせた場合の、施設メニュー画面の表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 位置検出器
6 地図データ入力器
7 操作スイッチ群
8 制御回路
9 外部メモリ
10 表示装置
12 リモコンセンサ
13 リモコン

Claims (4)

  1. 表示装置と、
    前記表示装置において、背景画面上に複数の操作スイッチを表示させる表示制御手段と、
    前記表示装置に表示された複数の操作スイッチの中の任意の操作スイッチを操作する操作手段と、
    前記操作手段によって操作スイッチが操作された際に、前記複数の操作スイッチごとに操作回数を記憶する記憶手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記背景画面と前記操作スイッチの表示色を混合する機能を有し、前記複数の操作スイッチごとの操作回数の最大値を基準として、その差分に応じて前記背景画面の表示色の混合比率を算出することにより、各操作スイッチの操作頻度が高いほど、前記背景画面の表示色の混合比率を低くし、操作頻度が低いほど、前記背景画面の表示色の混合比率を高めることを特徴とする操作装置。
  2. 前記背景画面は、時間の経過とともに変化する画像であることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記操作装置は、地図を表示するナビゲーション装置の操作のために用いられ、前記背景画面は、表示範囲が移動可能な地図表示画面であることを特徴とする請求項1または2に記載の操作装置。
  4. 前記表示制御手段は、操作回数が最大の操作スイッチに関して、前記背景画面の表示色の混合比率を0%とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の操作装置。
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