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JP4437246B2 - テーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類とその製造方法 - Google Patents

テーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類とその製造方法 Download PDF

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JP4437246B2 JP2005135231A JP2005135231A JP4437246B2 JP 4437246 B2 JP4437246 B2 JP 4437246B2 JP 2005135231 A JP2005135231 A JP 2005135231A JP 2005135231 A JP2005135231 A JP 2005135231A JP 4437246 B2 JP4437246 B2 JP 4437246B2
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Description

本発明は、テーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類(以下、ニット製肌着等という。)に係り、更に詳しくは、テープを肌に張ったり、巻回するのではなく、ニット製肌着等を着たり履いたりするだけで、テーピング効果の得られるニット製肌着とその製造方法に関するものである。
指、手首等の関節部分の、つき指、捻挫、脱臼等の応急処置用を始め、筋肉、関節等の動きを規制して挫傷、打撲、肉離れ、捻挫、骨折の防止用として、さらに筋肉のバランス治療用として、実用新案文献や特許文献の医療用テーピングテープが公知である。但し、これ等は、手や足等の身体の一部に張り付けたり、巻き付けて使用するという手間が必要となる。
実開平7−43330号公報 特開平11−178972号公報
この点、テープを肌に張ったり、巻き付ける必要のない、肌に着たり履いたりするだけのニット製肌着等が開発されている。膨ら脛用のサポ−タとしては、本発明の出願人が先に出願した特許文献3の先行技術がある。
特開2002−266125号公報
またタイツやスパッツとしては、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7の先行技術がある。
特開2004−238789号公報 特開2004−8249号公報 特開平11−12814号公報 特開平9−149959号公報
更にインナーやスポーツウェアとしては、特許文献7、特許文献8、特許文献9の先行技術がある。しかしこれらは、何れもテーピングが一段であり、挫傷、打撲、肉離れ等のスポーツ障害を防止するための肌着であって、筋肉のバランス治療用の肌着ではなかった。
特開2004−263362号公報 特開平9−241906号公報 特開平8−81807号公報
筋肉のバランス治療用の肌着としては、締め付ける箇所と、締め付けない箇所を交互に、間隔を開けて数段巻回してテーピングし、圧迫と血行の促進とを交互に促す必要がある。筋肉は、筋繊維が集まって筋束を作っている。この筋繊維束の中には、血管や神経が走っている。筋は収縮して固くなるが、これが蓄まると疲労が蓄積して「こり」を生じる。そのため、筋肉のバランスを早く回復させる必要があり、筋肉を強く押さえて血行を促進させる必要がある。
筋肉治療用の肌着の先行技術としては、唯一、下記の実用新案文献のサポータがある。しかしこれは、締め付ける箇所が段状にゴム糸を挿入した、断続的なものからなっており、連続的なものではなかった。
実用新案登録第3049722号公報
即ち、締め付け箇所を、テーピングが肌に張り付けた感触にするためには、カットボス手法や編み組織の変更等の手法によって、その部分の被服圧力を増大させる必要がある。また連続的なものにするためには、スパイラル状に配置することが必要になる。
上記の事情に鑑み、本発明は、締め付ける箇所が連続した、筋肉のバランス治療を目的とする、テーピング効果を有するニット製肌着等の提供を課題とする。
本発明は上記目的を達成するために、編地にスパイラル状のテーピング組織が複数コース連続的に編成されてなり、該スパイラル状テーピング組織は前記編地に添糸を編み込み、該添糸の両端を切断したカットボス編、又は前記編地組織と異なる組織に編成したテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類とその製造方法を構成するものである。
ニット製肌着等はゾッキ、交編又はポリウレタン弾性糸によるフロート編みやレイイン編あるいはこれらの組み合わせによって編成される。
ここで、ゾッキとはパンティストッキング等の編地のように、1種類の弾性糸で編成した編地であって、編地に横じまがなく肌ざわりがなめらかであり、縦横方向によく伸びフット感に優れており、長時間着用してもたるみやひきつれがおこりにくい。
また、交編とは、2種類以上の編糸を交互に組み合わせて編成した編地であり、本願の場合、通常はサポート糸とナイロン糸とを交互に編成し、ナイロン糸に透明感があるため、ゾッキ編より透明感が高くファッション性に優れている。
レイイン編とは、編地に本発明の場合、ポリウレタン弾性糸を挿入して編成することをいう。
カットボス編とは、地糸の上に別の糸を重ねて編成する場合に、地糸からなる編地の部分的な領域に別の糸を編み込んで編成することを総称していう。機能的には、部分的な補強を目的とする場合とデザインを目的とする場合があるが、本発明の場合は、部分的な補強を目的としている。
本発明の糸使いは自由に選択しうるものである。例えば、編地の糸使いは、10d〜70デニールのナイロンフィラメントもしくはウーリーナイロン単糸または双糸又は60〜100番手の綿、レーヨンからなる混紡糸からなる1種類の糸で編成した編地に、芯糸の20〜140デニールのポリウレタン弾性糸に10〜70デニールのナイロンフィラメント糸をカバリングしたシングルカバリングヤーン(SCY)または同糸を用いて2重にカバリングしたダブルカバリングヤーン(DCY)と交編、又はSCYまたDCYによるフロート編やレイイン編との組み合わせで構成される。
また、交編又はレイイン編で編成される代わりに、芯糸のポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメントをカバリングしたシングルカバリングヤーン(SCY)またはダブルカバリングヤーン(DCY)のみによるゾッキ編で編成してもよい。
この編地に、スパイラル状にテーピング組織を複数コースを連続して旋回するように編成している。スパイラル状テーピング組織は、編地の編糸に、カットボス編で添糸を給糸している。添糸の糸使いは、本実施例の場合は、芯糸の20〜140デニールのポリウレタン弾性糸に、10〜70デニールのナイロンフィラメント又はウーリー糸をカバリングしたサポート糸を使用している。
例えば靴下は、ベース編地の上にカットボスによる伸縮性のあるらせん状のテープ組織で編成される。これは、運動に伴う筋肉の伸縮によって靴下の編地も伸縮を繰り返すが、テーピング組織だけは周囲の動きに逆らって、いわゆるマッサージ効果を励起して血流を増加するものと考えられている。
このテーピング組織のらせん方向は、人体の筋肉の構成が左右対称であるから左右の足では逆方向になる。
このようなスパイラル状テーピング組織3を編成する丸編機は、図1に示すように、編針30を備えたシリンダ31の上部に装備されたトランスファダイヤル32にサーキュラカッタ34が組み込まれており、ダイヤルシャフト33の駆動によってシリンダ31と同期して回転可能になっいる。またトランスファダイヤル32を保持するプレートの外周には固定ナイフ(図示しない)が装備されており、サーキュラカッタ34との相互作用によって編糸Yを切断できるようになっている。更に、トランスファダイヤル32を保持するプレートの上部には吸引ダクト35が設けられており、編糸の糸端を吸引するように立設されている。切断された糸屑は吸引されてフィルタボックスに収集される。
靴下や下半身肌着は足首部がふくらはぎ部に比べて編目を小さくし、上半身肌着は手首部が上腕部に比べて編目を小さくしてもよい。編目が小さいほど単位面積当たりの着圧が大きくなるので、編目を段階的に変化させることによって着圧(締め付け圧)を変化させ、心臓から遠い部分の着圧を大きくし、心臓から近い部分の着圧を小さくすることができる。
普通の靴下は、足の形状にあわせて編目の大きさを変更しながら編成される、いわゆるファッショニングと称し、カットボス編された編目も段階的に変化させながら編成されるが、本願発明の場合、編地に強い伸縮力を有する弾性糸が積極給糸装置によってシリンダの回転数に対して正確な割合で送りこまれるようにプログラム制御されている。
このために、編地の編成に伴って、編目を変化させるファッショニング装置、給糸時の解除テンションを一定に保つテンション装置、コンピュータ制御によって弾性糸の送りこみ量を制御する積極給糸装置を装備した編機によって編成する。このようにして、編目を調整する編目調整装置により足首部がふくらはぎ部、手首部が上腕部に比べて編目を小さくし、着圧を大きくしてもよい。一例として、MERZ社、SANTONI社、LONATI社の編機が用いられる。
また、スパイラル状テーピング組織は、編地組織と異なる組織に編成する場合、任意の編地組織、例えば、平編、メッシュ編、フロート編、タック編、タック編とフロート編との組み合わせ、カットボス編等によって編成することができる。
本発明のニット製肌着は、テープを肌に張ったり巻回する必要がなく、肌着を着たり履いたりするだけで、テーピング効果を得ることができる。
本発明のニット製肌着は、カットボスによるテーピング部分の編地が、フラットな編地部分より皮膚を圧する圧力が強く、テープを張つたものと同じ効果がある。
本発明のニット製肌着は、締め付ける箇所を、締め付けない箇所に対して交互に数段、螺旋状に設けているので、疲労を緩和し、コンディショニングを調整するのに有効である。
本発明でいうニット製肌着等とは、ガードル、スパッツ、タイツ、インナーに限らず、靴下も含むものである。以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図2は、本発明のスパッツ1の一実施例を示す平面図、図3は、スパイラル状テーピング組織の一実施例を示す組織図、図4は図3の一部拡大組織図である。
スパッツ1は図3、図4に示すように、40デニールのポリウレタン弾性糸を14デニールのナイロン糸でカバリングしたダブルカバリングヤーン(DCY)の編糸4のコースと60番手の綿糸5のコースとのを交編したベース地2に、70デニールのポリウレタン弾性糸を70デニールのウーリーナイロン糸でカバリングしたシングルカバリングヤーン(SCY)を前記編糸4に添糸6として編成した複合編地3であり、比較的サポート力のある生地からなっている。
この編地3は、スパイラル状テーピング組織として数コース、螺旋状に連続して巻回するように編成されている。スパイラル状テーピング組織3は、カットボス編によって添糸6を給糸している。添え糸6の糸使いは、20デニ−ルのポリウレタン弾性糸に、50デニ−ルのナイロンフィラメント糸をカバリングした、SCY(シングルカバリングヤーン)を使用してもよい。また、60番手の綿糸5の代わりに綿、レーヨンからなる混紡糸を用いてもよい。
このカットボス編によってプレーティングされた添糸6は、スパイラル状テーピング組織3の両端で切断7される。ポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸をカバリングした、いわゆるカバリングヤーンを使用するのは、補強のためであり、ナイロンフィラメント双糸を使用するのは、部分的に編地を硬くして伸びを抑制するためである。そして、靴下の編地も伸縮を繰り返し、テーピング組織は周囲の動きに逆らって、いわゆるマッサージ効果を励起して血流を増加するものと考えられている。
カットボス編によって左回りのスパイラル状テーピング組織3を編成するには、図3に示すように、N番目のコースのW1番目からWn番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W1番目のカットボス開始点とWn番目のカットボス終了点の糸端7は切断される。次いで、W2n番目からW3n番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W2n番目のカットボス開始点とW3n番目のカットボス終了点の糸端7は切断される。更に、W4n番目からW5n番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W4n番目のカットボス開始点とW5n番目のカットボス終了点の糸端7は切断される。最後に、W6n番目からW7n番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W6n番目のカットボス開始点とW7n番目のカットボス終了点の糸端7は切断され、N番目のコースの編成が終了する。
次に、N+2番目のコースのW1+1番目からWn+1番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W1+1番目のカットボス開始点とWn+1番目のカットボス終了点の糸端7は切断される。次いで、W2n+1番目からW3n+1番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W2n+1番目のカットボス開始点とW3n+1番目のカットボス終了点の糸端7は切断される。更に、W4n+1番目からW5n+1番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W4n+1番目のカットボス開始点とW5n+1番目のカットボス終了点の糸端7は切断される。最後に、W6n+1番目からW7n+1番目のウエールの間に添糸6を編糸4とともに編成し、W6n+1番目のカットボス開始点とW7n+1番目のカットボス終了点の糸端7は切断され、N+2番目のコースの編成が終了する。
右回りのスパイラルテーピング3を編成する場合は、例えば、N+2番目のコースのウエールの変化が、マイナス(例えばW1-1番目からWn-1番目のウエール)となる。
このような編成をコースの進行とともに繰り返してカットボス編によるスパイラルテーピング3を編成する。カットボスの両端の糸端は、シリンダに同期して回転するサーキュラカッタ34と固定されたナイフによって切断され、ダイヤルプレート上のエアシューから吸引される。制御装置は、糸切断装置と同調してコンピュータ制御によりカットボス編のみが選別編成される。
図5は、本発明の靴下11の一実施例を示す平面図、図6は、スパイラル状テーピング組織の一実施例を示す組織図、図7は図6の一部拡大組織図である。図6、図7に示すように、靴下の編地は、50デニールのウーリーナイロン双糸4と20デニールのポリウレタン弾性糸に100デニールのウーリーナイロンフィラメント糸をカバリングしたSCYの編糸5との交編コースに、140デニールのポリウレタン弾性糸に12デニールのナイロンフィラメント糸をカバリングしたDCYの編糸8を挿入したレイイン編地12をベース地としている。
この編地12のウーリーナイロン双糸4のコースに、カットボス編によって、添糸6を給糸してスパイラル状テーピング組織13を数コース、螺旋状に連続して巻回するように編成している。添糸6は、50デニ−ルのウーリーナイロン糸を使用している。
カットボスによる添糸の糸端は、スパイラル状テーピング組織13の両端で切断7される。そのため、スパイラルテーピング13の編地は、ベースの編地12に比べて収縮し、被服圧が増大してテーピング効果を有するようになっている。カットボス編によってスパイラル状テーピング組織を編成する方法は、実施例1と同様である。
図5に示す靴下の編地の他の実施例として、図8のスパイラル状テーピング組織の他の実施例を示す組織図、図9の一部拡大組織図に示すように、40デニールのウーリーナイロン双糸4に、140デニールのポリレタン弾性糸に12デニールのウーリーナイロン双糸をカバリングしたDCYの編糸8を挿入したレイイン編地12をベース地としている。
この編地12のウーリーナイロン双糸4のコースに、40デニ−ルのウーリーナイロン双糸6のカットボス編によって、添糸6を給糸してスパイラル状テーピング組織13を数コース、螺旋状に連続して巻回するように編成している。
カットボスによる添糸の糸端は、スパイラル状テーピング組織13の両端で切断7される。そのため、スパイラルテーピング13の編地は、ベースの編地12に比べて収縮し、被服圧が増大してテーピング効果を有するようになっている。カットボス編によってスパイラル状テーピング組織を編成する方法は、実施例1と同様である。
なお、靴下の編地の更に他の実施例として、50デニールのウーリーナイロン双糸4に、70デニールのポリレタン弾性糸に14デニールのナイロンフィラメント糸をカバリングしたDCYの編糸8を挿入したレイイン編地12をベース地とし、これに20デニ−ルのポリレタン弾性糸に50デニールのウーリーナイロン双糸をカバリングしたSCYの編糸のカットボス編によって、添糸6を給糸してスパイラル状テーピング組織13を数コース、螺旋状に連続して巻回するように編成してもよい。
図10は、本発明のインナーウエアからなる肌着21の一実施例を示す平面図である。
本例のインナーウエア21の場合は、両袖の編地22にスパイラル状テーピング組織23を編成している。編地22の糸使いは、実施例1のスパッツと同様であるので省略する。
靴下の編地の糸使いは、実施例1と同様である。また、手首部が上腕部に比べて編糸の供給量を少なくして編目を小さくし、着圧が大きくするように編成する。 表1はスパイラルテーピングを編成した靴下の着圧を測定した結果を示す。
Figure 0004437246


なお、測定箇所は、足首のカットボスなしの部位は図5の12A、足首のカットボスありの部位は13A、ふくらはぎのカットボスなしの部位は図5の12B、ふくらはぎのカットボスありの部位は13Bの位置である。
測定部位の周囲長は、足首20.4cm、ふくらはぎ33cmで測定した。
着圧測定器として、Hatra Hose Pressure Tester mk2A型(英国製)を用いた。
デジタル値は測定機の表示数値であり、締め付け圧(mmHg)は、ヘクトパスカル(hpa)に換算した(hpa=mmHg×1.33)。
なお、デジタル値からミリハーゲ(mmHg)への換算は、ハトラ測定器の換算表による。
静脈の還流は重力に対抗した圧力(締め付け圧)により血液を押し上げなければならないので、締め付け圧は心臓から離れた足首を強くし、心臓に近づくにしたがって弱くするように設計する必要がある。
表1によると、カットボス編でスパイラルテープを編成した部分の着圧は、スパイラルテープを編成していない部分の着圧より大きく、理想的な着圧分布になっていることがわかる。
本発明のニット製肌着等は、筋肉のバランス治療用を始め、筋肉、関節等の動きを規制して挫傷、打撲、肉離れ、捻挫、骨折の防止用として、靴下・ガードル・インナ−等に広く利用しうるものである。
本発明に使用する丸編機の一部断面側面図である。 本発明によるスパッツの一実施例を示す平面図である。 本発明によるレイイン編地とスパイラルテープ周辺の一実施例を示す組織図である。 図3の一部拡大組織図である。 本発明による靴下の一実施例を示す平面図である。 本発明による交編編地とスパイラルテーピンプ周辺の一実施例を示す編成組織図である。 図6の一部拡大組織図である。 本発明による靴下の他の実施例のスパイラルテーピンプ周辺を示す編成組織図である。 図8の一部拡大組織図である。 本発明のインナーウエアの一実施例を示す平面図である。
符号の説明

スパッツ
11 靴下
21 インナーウエア
2,12,22 ベースの編地
3,13,23 スパイラルテープ組織

編糸
5 サポート糸

カットボス糸

カットボス糸の切断箇所

挿入糸

Claims (8)

  1. 編針を備えたシリンダの上部に装備されたトランスファダイヤルにサーキュラーカッターが組み込まれており、ダイヤルシャフトの駆動によって前記シリンダと同期して回転可能になっており、前記トランスファダイヤルを保持するプレートの外周には固定ナイフが装備されており、前記サーキュラーカッターとの相互作用によって編糸を切断できるようになっている編機によって 編地にスパイラル状のテーピング組織が複数コース連続的に編成されてなり、前記スパイラル状テーピング組織は前記編地に添糸を編み込み、該添糸の両端を切断したカットボス編に編成したテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類において
    芯糸のポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンの編糸と、ナイロンフィラメント単糸、又は該双糸、綿、レーヨン等からなる混紡糸とで編成された交編編地に、ポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンからなる添糸を編み込み、カットボスの両端の糸端は前記シリンダと同期して回転するサーキュラーカッターと固定されたナイフによって切断され、ダイヤルプレート上のエアシューから吸引され、糸切断装置と同調して制御装置によりカットボス編のみが選別編成されスパイラル状テーピング組織を複数コース連続的に編成されたことを特徴とするテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類。
  2. 編針を備えたシリンダの上部に装備されたトランスファダイヤルにサーキュラーカッターが組み込まれており、ダイヤルシャフトの駆動によって前記シリンダと同期して回転可能になっており、前記トランスファダイヤルを保持するプレートの外周には固定ナイフが装備されており、前記サーキュラーカッターとの相互作用によって編糸を切断できるようになっている編機によって 編地にスパイラル状のテーピング組織が複数コース連続的に編成されてなり、前記スパイラル状テーピング組織は前記編地に添糸を編み込み、該添糸の両端を切断したカットボス編に編成したテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類において
    ウーリーナイロン双糸とポリウレタン弾性糸にウーリーナイロンフィラメント糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンの編糸との交編コースに、ポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸をカバリングしたダブルカバリングヤーンの編糸を挿入したレイイン編地をベース地とし、該編地のウーリーナイロン双糸のコースに、カットボス編によってのウーリーナイロン糸からなる添糸を給糸し、カットボスの両端の糸端は前記シリンダと同期して回転するサーキュラーカッターと固定されたナイフによって切断され、ダイヤルプレート上のエアシューから吸引され、糸切断装置と同調して制御装置によりカットボス編のみが選別編成されスパイラル状テーピング組織を複数コース連続的に螺旋状に巻回するように編成されたことを特徴とするテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類
  3. 編針を備えたシリンダの上部に装備されたトランスファダイヤルにサーキュラーカッターが組み込まれており、ダイヤルシャフトの駆動によって前記シリンダと同期して回転可能になっており、前記トランスファダイヤルを保持するプレートの外周には固定ナイフが装備されており、前記サーキュラーカッターとの相互作用によって編糸を切断できるようになっている編機によって 編地にスパイラル状のテーピング組織が複数コース連続的に編成されてなり、前記スパイラル状テーピング組織は前記編地に添糸を編み込み、該添糸の両端を切断したカットボス編に編成したテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類において
    芯糸のポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーン、ナイロンフィラメント単糸、又は該双糸、綿、レーヨン等からなる混紡糸のいずれか又はその組み合わせからなる編糸に、芯糸のポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングルカバリングヤーン又はダブルカバリングヤーンを挿入したレイイン編地に、ポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンからなる添糸を編み込み、カットボスの両端の糸端は前記シリンダと同期して回転するサーキュラーカッターと固定されたナイフによって切断され、ダイヤルプレート上のエアシューから吸引され、糸切断装置と同調して制御装置によりカットボス編のみが選別編成されスパイラル状テーピング組織を複数コース連続的に編成されたことを特徴とするテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類。
  4. 心臓より遠隔部が心臓より近接部に比べて編目を小さくし、心臓より遠隔部が心臓より近接部に比べて被服圧が大きくなるように編成した請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類。
  5. 編針を備えたシリンダと、該シリンダの上部に装備されたトランスファダイヤルと、該トランスファダイヤルに組み込まれ、ダイヤルシャフトの駆動によって前記シリンダと同期して回転可能になっているサーキュラーカッターと、前記トランスファダイヤルを保持するプレートと、該プレートの外周に前記サーキュラーカッターとの相互作用によって編糸を切断できるようになっている固定ナイフと、前記プレートの上部に編糸の糸端を吸引するように立設され、切断された糸屑を吸引する吸引ダクトと、該吸引ダクトによって吸引された前記糸屑を収集するフィルタボックスを備えた丸編み機によって、スパイラル状のテーピング組織が複数コース連続的に編成されてなるテーピング効果を有するニット性肌着、靴下、ふくらはぎ左ポータ、スパッツ及びタイツ類を製造する製造方法であって、
    芯糸のポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンの編糸と、ナイロンフィラメント単糸、又は同双糸、綿、レーヨン等からなる混紡糸とで編成された交編編地をベース地として、該ベース地の前記編糸のコースに、ポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンからなる添糸を給糸して前記スパイラル状のテーピング組織を編成するに際し、左回りの前記スパイラル状のテーピング組織を編成するために、
    前記交編編地のN番目のコースについて、先ず、
    前記交編編地のN番目のコースにあたる前記編糸の1番目のウエールからn番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記1番目のウエールのカットボス開始点と前記n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N番目のコースにあたる前記編糸の2n番目のウエールから3n番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記2n番目のウエールのカットボス開始点と前記3n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N番目のコースにあたる前記編糸の4n番目のウエールから5n番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記4n番目のウエールのカットボス開始点と前記5n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    最後に、前記N番目のコースにあたる前記編糸の6n番目のウエールから7n番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記6n番目のウエールのカットボス開始点と前記7n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    前記交編編地のN+2番目のコースについて、先ず、
    前記交編編地のN+2番目のコースにあたる前記編糸の2番目のウエールからn+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記2番目のウエールのカットボス開始点と前記n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N+2番目のコースにあたる前記編糸の2n+1番目のウエールから3n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記2n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記3n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N+2番目のコースにあたる前記編糸の4n+1番目のウエールから5n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記4n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記5n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    最後に、前記N+2番目のコースにあたる前記編糸の6n+1番目のウエールから7n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記6n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記7n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    以下、前記と同様の処理を行うこと、また、右回りのスパイラル状テーピング組織を編成するには、例えば、N+2番目のコースのウエールの変化がマイナスとなるように編成することを特徴とするテーピング効果を有するニット性肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ及びタイツ類を製造する製造方法
  6. 編針を備えたシリンダと、該シリンダの上部に装備されたトランスファダイヤルと、該トランスファダイヤルに組み込まれ、ダイヤルシャフトの駆動によって前記シリンダと同期して回転可能になっているサーキュラーカッターと、前記トランスファダイヤルを保持するプレートと、該プレートの外周に前記サーキュラーカッターとの相互作用によって編糸を切断できるようになっている固定ナイフと、前記プレートの上部に編糸の糸端を吸引するように立設され、切断された糸屑を吸引する吸引ダクトと、該吸引ダクトによって吸引された前記糸屑を収集するフィルタボックスを備えた丸編み機によって、スパイラル状のテーピング組織が複数コース連続的に編成されてなるテーピング効果を有するニット性肌着、靴下、ふくらはぎ左ポータ、スパッツ及びタイツ類を製造する製造方法であって、
    ウーリーナイロン双糸とポリウレタン弾性糸にウーリーナイロンフィラメント糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンの編糸との交編コースに、ポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸をカバリングしたダブルカバリングヤーンの編糸を挿入したレイイン編地をベース地として、該ベース地の前記ウーリーナイロン双糸のコースに、ウーリーナイロン糸からなる添糸を給糸して前記スパイラル状のテーピング組織を編成するに際し、左回りの前記スパイラル状のテーピング組織を編成するために、
    前記レイイン編地のN番目のコースについて、先ず、
    前記レイイン編地のN番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の1番目のウエールからn番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記1番目のウエールのカットボス開始点と前記n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の2n番目のウエールから3n番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記2n番目のウエールのカットボス開始点と前記3n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、
    前記N番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の4n番目のウエールから5n番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記4n番目のウエールのカットボス開始点と前記5n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、最後に、
    前記N番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の6n番目のウエールから7n番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記6n番目のウエールのカットボス開始点と前記7n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    前記レイイン編地のN+2番目のコースについて、先ず、
    前記レイイン編地のN+2番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の2番目のウエールからn+1番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記2番目のウエールのカットボス開始点と前記n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、次いで、
    前記N+2番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の2n+1番目のウエールから3n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記2n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記3n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、次いで、
    前記N+2番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の4n+1番目のウエールから5n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記4n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記5n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    最後に、前記N+2番目のコースにあたる前記ウーリーナイロン双糸の6n+1番目のウエールから7n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記ウーリーナイロン双糸とともに編成した後、前記6n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記7n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    以下、前記と同様の処理を行うこと、また、右回りのスパイラル状テーピング組織を編成するには、例えば、N+2番目のコースのウエールの変化がマイナスとなるように編成することを特徴とするテーピング効果を有するニット性肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ及びタイツ類を製造する製造方法
  7. 編針を備えたシリンダと、該シリンダの上部に装備されたトランスファダイヤルと、該トランスファダイヤルに組み込まれ、ダイヤルシャフトの駆動によって前記シリンダと同期して回転可能になっているサーキュラーカッターと、前記トランスファダイヤルを保持するプレートと、該プレートの外周に前記サーキュラーカッターとの相互作用によって編糸を切断できるようになっている固定ナイフと、前記プレートの上部に編糸の糸端を吸引するように立設され、切断された糸屑を吸引する吸引ダクトと、該吸引ダクトによって吸引された前記糸屑を収集するフィルタボックスを備えた丸編み機によって、スパイラル状のテーピング組織が複数コース連続的に編成されてなるテーピング効果を有するニット性肌着、靴下、ふくらはぎ左ポータ、スパッツ及びタイツ類を製造する製造方法であって、
    芯糸のポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーン、ナイロンフィラメント単糸、又は同双糸、綿、レーヨン等からなる混紡糸のいずれか又はその組み合わせからなる編糸に、芯糸のポリウレタン弾性糸にナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングルカバリングヤーン又はダブルカバリングヤーンを挿入したレイイン編地をベース地として、該ベース地の編糸のコースに、ナイロンフィラメント糸又はウーリーナイロン糸をカバリングしたシングル又はダブルカバリングヤーンからなる添糸を給糸して前記スパイラル状のテーピング組織を編成するに際し、左回りの前記スパイラル状のテーピング組織を編成するために、
    前記レイイン編地のN番目のコースについて、先ず、
    前記レイイン編地のN番目のコースの編糸の1番目のウエールからn番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記1番目のウエールのカットボス開始点と前記n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N番目のコースにあたる前記編糸の2n番目のウエールから3n番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記2n番目のウエールのカットボス開始点と前記3n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N番目のコースにあたる前記編糸の4n番目のウエールから5n番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記4n番目のウエールのカットボス開始点と前記5n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、最後に、
    前記N番目のコースにあたる前記編糸の6n番目のウエールから7n番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記6n番目のウエールのカットボス開始点と前記7n番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    前記レイイン編地のN+2番目のコースについて、先ず、
    前記レイイン編地のN+2番目のコースにあたる前記編糸の2番目のウエールからn+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記2番目のウエールのカットボス開始点と前記n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、次いで、前記N+2番目のコースにあたる前記編糸の2n+1番目のウエールから3n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記2n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記3n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    次いで、前記N+2番目のコースにあたる前記編糸の4n+1番目のウエールから5n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記4n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記5n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、最後に、
    前記N+2番目のコースにあたる前記編糸の6n+1番目のウエールから7n+1番目のウエールの間に前記添糸を前記編糸とともに編成した後、前記6n+1番目のウエールのカットボス開始点と前記7n+1番目のウエールのカットボス終了点の糸端を切断すると共に、該切断された糸端を除去し、
    以下、前記と同様の処理を行うこと、また、右回りのスパイラル状テーピング組織を編成するには、例えば、N+2番目のコースのウエールの変化がマイナスとなるように編成することを特徴とするテーピング効果を有するニット性肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ及びタイツ類を製造する製造方法
  8. 心臓より遠隔部が心臓より近接部に比べて編目を小さくし、心臓より遠隔部が心臓より近接部に比べて被服圧が大きくなるように編成した請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のテーピング効果を有するニット製肌着、靴下、ふくらはぎサポータ、スパッツ、タイツ類を製造する製造方法
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