JP4436381B2 - 自動変速機 - Google Patents
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Description
また本発明は、遊星歯車と、複数の摩擦要素とを備え、複数の摩擦要素の締結解放状態を切り換えることで指令変速段を達成し、かつ該指令変速段として複数の変速段を備える自動変速機において、摩擦要素において、締結指令が出力されているにもかかわらず締結できない解放故障、又は解放指令が出力されているにもかかわらず解放できない締結故障が発生したか否かを検出する故障検出手段と、故障検出手段によって故障の発生を検出したとき、故障した摩擦要素を特定する制御を開始する故障部位特定制御手段と、故障部位特定制御手段によって故障した摩擦要素が特定されたとき、特定された摩擦要素に基づいて使用可能な変速段を決定し、使用可能な変速段のみを用いて変速制御を行うリンプホーム制御手段と、シフトレバーの操作位置を検知するレバー位置検知手段とを備え、故障部位特定制御手段は、指令変速段として、複数の変速段の一部の変速段を選択し、当該選択された変速段を順次移行させながら故障した摩擦要素を特定するように制御し、シフトレバーの操作位置が前進走行レンジ以外にあると検知されたとき、故障した摩擦要素の特定を中止し、シフトレバーの操作位置が前進走行レンジに戻ったときは、指令変速段を選択された1つ以上の変速段の最初の変速段から順次移行させ、故障した摩擦要素を特定するように制御し、リンプホーム制御手段は、故障部位特定制御手段によって指令変速段を選択された変速段の全ての変速段に移行させても故障した摩擦要素を特定できなかったとき、選択された変速段のみを用いて変速制御を行う。
また、故障した摩擦要素の特定を禁止すると判定されたとき、故障した摩擦要素を特定することを中止し、禁止が解除されたとき、故障した摩擦要素を特定することを中止した時点の指令変速段から変速段を順次移行させながら故障した摩擦要素を特定するように制御するので、一時的に摩擦要素の特定が禁止され、その後再開する場合に、既に経験した指令変速段を再度経験させることがなく、より早期に故障した摩擦要素を特定することができる。
さらに、シフトレバーの操作位置が前進走行レンジ以外にあると検知されたとき、故障した摩擦要素の特定を中止し、シフトレバーの操作位置が前進走行レンジに戻ったときは、指令変速段を選択された1つ以上の変速段の最初の変速段から順次移行させ、故障した摩擦要素を特定するように制御するので、摩擦要素の一時的な故障であってレンジ位置が前進走行レンジ以外となったことで故障が解消されたような場合にはそれまで行った摩擦要素の特定制御の結果をリセットすることができ、過剰な制御を行うことなく走行性の悪化を抑制することができる。
G2 第2遊星ギア
G3 第3遊星ギア
G4 第4遊星ギア
B1 フロントブレーキ
B2 ローブレーキ
B3 2346ブレーキ
B4 リバースブレーキ
C1 インプットクラッチ
C2 ダイレクトクラッチ
C3 H&LRクラッチ
20 ATCU
Claims (6)
- 遊星歯車と、複数の摩擦要素とを備え、前記複数の摩擦要素の締結解放状態を切り換えることで指令変速段を達成し、かつ該指令変速段として複数の変速段を備える自動変速機において、
前記摩擦要素において、締結指令が出力されているにもかかわらず締結できない解放故障、又は解放指令が出力されているにもかかわらず解放できない締結故障が発生したか否かを検出する故障検出手段と、
前記故障検出手段によって故障の発生を検出したとき、故障した摩擦要素を特定する制御を開始する故障部位特定制御手段と、
前記故障部位特定制御手段によって故障した摩擦要素が特定されたとき、特定された摩擦要素に基づいて使用可能な変速段を決定し、前記使用可能な変速段のみを用いて変速制御を行うリンプホーム制御手段と、
車両の運転状態に基づいて前記故障部位特定によって故障した摩擦要素を特定することを禁止するか否かを判定する故障特定禁止判定手段とを備え、
前記故障部位特定制御手段は、指令変速段として、前記複数の変速段の一部の変速段を選択し、当該選択された変速段を順次移行させながら故障した摩擦要素を特定するように制御し、故障した摩擦要素の特定を禁止すると判定されたとき、故障した摩擦要素を特定することを中止し、禁止が解除されたとき、故障した摩擦要素を特定することを中止した時点の指令変速段から変速段を順次移行させながら故障した摩擦要素を特定するように制御し、
前記リンプホーム制御手段は、前記故障部位特定制御手段によって指令変速段を前記選択された変速段の全ての変速段に移行させても故障した摩擦要素を特定できなかったとき、前記選択された変速段のみを用いて変速制御を行うことを特徴とする自動変速機。 - 遊星歯車と、複数の摩擦要素とを備え、前記複数の摩擦要素の締結解放状態を切り換えることで指令変速段を達成し、かつ該指令変速段として複数の変速段を備える自動変速機において、
前記摩擦要素において、締結指令が出力されているにもかかわらず締結できない解放故障、又は解放指令が出力されているにもかかわらず解放できない締結故障が発生したか否かを検出する故障検出手段と、
前記故障検出手段によって故障の発生を検出したとき、故障した摩擦要素を特定する制御を開始する故障部位特定制御手段と、
前記故障部位特定制御手段によって故障した摩擦要素が特定されたとき、特定された摩擦要素に基づいて使用可能な変速段を決定し、前記使用可能な変速段のみを用いて変速制御を行うリンプホーム制御手段と、
シフトレバーの操作位置を検知するレバー位置検知手段とを備え、
前記故障部位特定制御手段は、指令変速段として、前記複数の変速段の一部の変速段を選択し、当該選択された変速段を順次移行させながら故障した摩擦要素を特定するように制御し、前記シフトレバーの操作位置が前進走行レンジ以外にあると検知されたとき、故障した摩擦要素の特定を中止し、前記シフトレバーの操作位置が前進走行レンジに戻ったときは、指令変速段を前記選択された1つ以上の変速段の最初の変速段から順次移行させ、故障した摩擦要素を特定するように制御し、
前記リンプホーム制御手段は、前記故障部位特定制御手段によって指令変速段を前記選択された変速段の全ての変速段に移行させても故障した摩擦要素を特定できなかったとき、前記選択された変速段のみを用いて変速制御を行うことを特徴とする自動変速機。 - 前記故障部位特定制御手段は、指令変速段と、実際に達成されたギア比から推定される実際の変速段とに基づいて故障した摩擦要素を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動変速機。
- 前記故障部位特定制御手段は、故障した摩擦要素を特定できたとき、次の、前記選択された変速段へ移行させることなく前記リンプホーム制御手段へ移行させることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の自動変速機。
- 前記故障部位特定制御手段は、指令変速段を、前記選択された変速段に所定時間毎に、順次移行させることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の自動変速機。
- 前記故障部位特定制御手段によって指令変速段を順次移行させているときにはダウンシフトを禁止することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の自動変速機。
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