JP4433847B2 - 蛍光体、それを用いた発光装置、画像表示装置及び照明装置 - Google Patents
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Description
La、MはAl、Al−In、またはAl−Scを表す。))に照射させ、これを発光させてディスプレーを形成する方法が示されている。また、近年では、青色発光の半導体発光素子として注目されている発光効率の高い窒化ガリウム(GaN)系LEDやLDと、波長変換材料としての蛍光体とを組み合わせて構成される白色発光の発光装置が、消費電力が小さく長寿命であるという特徴を活かして画像表示装置や照明装置の発光源として提案されている。実際に、特開平10−242513号公報において、この窒化物系半導体のLED又はLDチップを使用し、蛍光体としてイットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体を使用することを特徴とする発光装置が示されている。特開平11−246857号公報において、LEDからの光に代表される360nm〜380nm領域の光の照射を受けて白色発光を発生しうる物質として、赤色発光体と緑色蛍光体と青色蛍光体を組み合わせた物質が開示されており、その赤色蛍光体として(La1-x-yEuxSmy)2O2
S(x=0.01〜0.15、y=0.0001〜0.03)があげられている。
強度が低く、より高い発光強度が求められている。
第1の発光体の発光波長が385〜415nmである場合に第2の発光体として本発明の蛍光体を含有させることで発光強度が顕著に高い発光装置を得ることができることを見出し、本発明に到達した。
(Ln 1-x Eu x ) 2 O 2 S [1]
(但し、上記一般式[1]において、Lnは、Laを50モル%以上含有し、Sc,Y,La,Gd,Lu,Biから選ばれる少なくとも一種の元素を含有していてもよい元素を表す。)
の化学組成を有する結晶相を含有してなる蛍光体を用い、中でも上記一般式[1]の化学組成を有する結晶相の中でEuの割合(x)を適切な組成範囲(0.07≦x≦0.35)に調整して使用することによって前記目的が達成できることを見出し本発明に到達した。
(Ln1-xEux)2O2S [1]
(但し、上記一般式[1]において、Lnは、Laを50モル%以上含有し、Sc,Y,La,Gd,Lu,Biから選ばれる少なくとも一種の元素を含有していてもよい元素を表し、xは、0.07≦x≦0.35を満足する数である。)
の化学組成を有する結晶相(但し、下記(1)〜(4)の結晶相を除く)を含有してなることを特徴とするLn2O2S:Eu蛍光体、並びにそれを用いた発光装置、及び該発光装置を備えた画像表示装置或いは照明装置に存する。
(2)La 2 O 3 を180gとEu 2 O 3 を34.3g混合し、Li源としてLiNO 3 を2.4g添加し、次いでLi 2 CO 3 を24.0gと副原料であるNa 2 CO 3 を34.5gとK 2 CO 3 を9.0gとKH 2 PO 4 を21.2gとSを52.1g投入して調製した混合物を、最高温度1150℃にて焼成することにより得られる、Liを110ppm含有するEu濃度が0.15molの(La 0.85 ,Eu 0.15 ) 2 O 2 Sの化学組成を有する結晶相。
(3)La 2 O 3 を180gとEu 2 O 3 を34.3g混合し、Li源としてLiNO 3 を0.96g添加し、次いでLi 2 CO 3 を9.6gと副原料であるNa 2 CO 3 を55.1gとK 2 CO 3 を9.0gとKH 2 PO 4 を21.2gとSを52.1g投入して調製した混合物を、最高温度1150℃にて焼成することにより得られる、Liを90ppm含有するEu濃度が0.15molの(La 0.85 ,Eu 0.15 ) 2 O 2 Sの化学組成を有する結晶相。
(4)La 2 O 3 を180gとEu 2 O 3 を34.3g混合し、Li源としてLiNO 3 を0.5g添加し、次いでLi 3 PO 4 を18.1gと副原料であるNa 2 CO 3 を68.9gとK 2 CO 3 を9.0gとSを52.1g投入して調製した混合物を、最高温度1200℃にて焼成することにより得られる、Liを130ppm含有するEu濃度が0.15molの(La 0.85 ,Eu 0.15 ) 2 O 2 Sの化学組成を有する結晶相。
、励起波長が400nmの時の発光強度をI400とした。そして、それらの発光強度比I400/Imaxを求めることにより本発明の蛍光体を特定できる。
強度を示す第1の発光体の波長変動が発生した場合でも第2の発光体である蛍光体が安定した発光強度を示すので、発光装置の発光特性の安定化に繋がる、即ち、励起源の波長が多少変動しても、その影響を受けづらくなるために好ましい。従って、発光強度比I400
/Imaxの値は、好ましくは0.5以上、より好ましくは0.55以上、更に好ましくは
0.57以上、特に好ましくは0.65以上であり、この値が大きいほど高い発光強度と安定な発光特性を有する発光装置が得られる。なお、この発光強度比は、最大値が1であり、この時に最も発光強度が大きく発光特性の安定な発光装置が得られる。
子効率ηiの積αq・ηiが0.15以上であることが好ましい。αq・ηiの値が小さい場
合には第1の発光体からの光を吸収して第2の発光体である蛍光体から発せられる発光強度が小さくなり、この蛍光体を使用して得られる発光装置の発光強度が比較的低くなる。従って、この積が0.25以上であることがより好ましく、0.3以上であることが更に好ましい。この値は大きいほど、蛍光体の発光効率が高くなるため好ましく、それを使用した発光装置も高効率なものとなるため好ましいが、積の値の上限は理論上は1である。
でこの発光スペクトルIref(λ)から(式1)で求められた数値は、Nに比例する。
い。400nmでの吸収率を求めるためには、380nmから420nmの範囲で取れば十分である。
前者のNabsは(式2)で求められる量に比例する。
光スペクトルである。(式2)の積分範囲は(式1)で定めた積分範囲と同じにする。このように積分範囲を限定することで、(式2)の第2項は,対象サンプルが励起光を反射することによって生じたフォトン数に対応したもの、すなわち、対象サンプルから生ずる全フォトンのうち励起光によるフォトルミネッセンスで生じたフォトンを除いたものに対応したものになる。実際のスペクトル測定値は、一般にはλに関するある有限のバンド幅で区切ったデジタルデータとして得られるため、(式1)および(式2)の積分は、そのバンド幅に基づいた和分によって求まる。以上より、αq=Nabs/N=(式2)/(式1)と求まる。
ここで、NPLは、(式3)で求められる量に比例する。
(式2)と求まる。なお、実際のデータは、αqを求めた場合と同様、デジタルデータと
なったスペクトルから、そのバンド幅に基づいた和分によって求まる。
発光物質であるEuの濃度を示すxは、通常、0.07≦x≦0.35を満足する数である。Eu濃度が低いと、蛍光体による第1の発光体からの励起光の吸収効率が低下して発光効率が低くなる傾向にある。一方、Eu濃度が高すぎると濃度消光が起こるために発光効率が低くなる傾向があると共に、発光装置の使用温度の上昇に伴う発光強度の低下(温度特性の低下)が顕著になる傾向があり好ましくない。この理由によりEu濃度は0.07≦x≦0.25の範囲がより好ましく、0.07≦x≦0.2の範囲が更に好ましく、温度特性の点から0.08≦x≦0.15の範囲が最も好ましく、発光強度の点から0.15<x≦0.2の範囲が最も好ましい。
加熱処理法としては、アルミナ製や石英製の坩堝やトレイ等の耐熱容器中で行われるが、アルカリ金属含有のフラックスを使用すると特性の良好な蛍光体が得られることから、それらのフラックス成分との反応性の低いアルミナ製坩堝を使用することが好ましい。
蛍光体の焼成雰囲気は、硫黄成分の揮散を防止し酸化性雰囲気に蛍光体が曝されないように密閉性の良好なものを使用する限りでは、大気、酸素、一酸化炭素、二酸化炭素、窒素、水素、アルゴン、硫化水素、二酸化硫黄等の気体の単独或いは混合雰囲気下で焼成できるが、密閉性の低い坩堝を使用する場合や坩堝を使用しない場合には非酸化性雰囲気が好ましい。いずれの場合にも、一酸化炭素、二酸化炭素、窒素、水素、アルゴン、硫化水
素、一酸化硫黄、二酸化硫黄、硫黄等の気体の単独或いは混合雰囲気下で中性もしくは還元性雰囲気で焼成するのが好ましく、特性の良好な蛍光体を得る点から硫黄含有雰囲気が特に好ましく、蛍光体を安価に焼成できる点から窒素雰囲気が特に好ましい。蛍光体が直接に高温で酸化性雰囲気に曝されると、所望の蛍光特性を得ることができない。
尚、加熱処理後、必要に応じて、洗浄、乾燥、分級処理等がなされる。特に、水を使用して蛍光体の洗浄処理をすることで、不要なフラックス成分を安価に除去して発光特性を向上することができるので好ましい。また、塩酸を含む水で洗浄することで、更に発光特性を向上することができる。
本発明の蛍光体を得るためには、適切な焼成温度と時間と雰囲気を選ぶことも重要だが、フラックスを適切に選択することが固相反応と結晶成長促進を図り蛍光体の励起可能波長帯を長波長化できるので非常に重要である。本発明の蛍光体を得るためには、蛍光体を少なくともアルカリ金属の硫化物を含む組成のフラックスに接触させることが重要である。特に、少なくともLiとNaの2種類のアルカリ金属硫化物の接触下で蛍光体を焼成することが近紫外光で励起しやすい本発明の蛍光体を合成する上で好ましい。さらに、LiとNaの2種類のアルカリ金属硫化物、並びに、K、Rb、Csから選ばれる少なくとも1種以上のアルカリ金属の硫化物の接触下で蛍光体を焼成することで、350nm〜415nmの波長領域で好適に励起可能な非常に特性の高い蛍光体が得られるため好ましく、中でも、LiとNaとKの3種類のアルカリ金属硫化物の接触下で蛍光体を焼成することが好ましい。
が更に好ましく、390nm〜410nmとするのが最も好ましい。
GaYN発光層を有しているものが好ましい。GaN系LEDにおいては、それらの中で
InXGaYN発光層を有するものが発光強度が非常に強いので、特に好ましく、GaN系LDにおいては、InXGaYN層とGaN層の多重量子井戸構造のものが発光強度が非常に強いので、特に好ましい。なお、上記においてX+Yの値は通常0.8〜1.2の範囲の値である。GaN系LEDにおいて、これら発光層にZnやSiをドープしたものやドーパント無しのものが発光特性を調節する上で好ましいものである。GaN系LEDはこれら発光層、p層、n層、電極、および基板を基本構成要素としたものであり、発光層をn型とp型のAlXGaYN層、GaN層、またはInXGaYN層などでサンドイッチにしたヘテロ構造を有しているものが発光効率が高く、好ましく、さらにヘテロ構造を量子井戸構造にしたものが発光効率がさらに高く、より好ましい。
また、第1の発光体として面発光型のものを使用し、第2の発光体として膜状のものを用いる場合、第1の発光体の発光面に、直接膜状の第2の発光体を接触させる形状とするのが好ましい。ここでいう接触とは、第1の発光体と第2の発光体とが空気や気体を介さないでぴたりと接している状態をつくることを言う。その結果、第1の発光体からの光が第2の発光体の膜面で反射されて外にしみ出るという光量損失を避けることができるので、装置全体の発光効率を良くすることができる。
,Sr,Ca,Mg)10(PO4)6(F,Cl)2:Eu,Mn、(Ba,Sr,Ca)
(Mg,Zn)Al10O17:Eu、(Ba,Sr,Ca)3(Mg,Zn)Si2O8:E
uの発光強度が高いので好ましく、緑色発光蛍光体としてはSrAl2O4:Eu、Sr4
Al14O25:Euの発光強度が高いので好ましい。
発光体7とマウントリード5、及び第1の発光体7とインナーリード6は、それぞれ導電性ワイヤー9で導通されており、これら全体がエポキシ樹脂等によるモールド部材10で被覆、保護されてなる。
I400/Imax、ピーク波長、αq・ηiを測定した。その結果を表1に示す。
(比較例1)
表1に示すとおり、La2O3の割合を0.98、Eu2O3の割合を0.02(いずれもモル比)としたこと以外は実施例1と同様にして蛍光体を合成した。得られた蛍光体につき、I400/Imax、ピーク波長、αq・ηiを測定した。その結果を表1に示す。
(比較例2)
表1に示す通り、各原料をモル比で表して、La2O3を0.85、Eu2O3を0.15、KH2PO4を0.3、Na2CO3を1.05、硫黄粉末をSとして2.5の割合で乾式混合した後、得られた混合物を高純度アルミナ製坩堝に入れて密閉性の良いアルミナ蓋を被せて窒素ガス雰囲気中、1200℃で2時間加熱することにより、該加熱で生成する硫化ナトリウムとリン酸カリウムをアルカリフラックスとして酸化ランタンと酸化ユーロピウムと接触させて酸硫化物を得て、引き続きこれらのフラックスを継続して接触させて所望の蛍光体を得た。水で洗浄して表面に付着しているアルカリフラックスを除去した後に、140℃で乾燥し、蛍光体(La0.85Eu0.15)2O2Sを製造した。得られた蛍光体につき、I400/Imax、ピーク波長、αq・ηiを測定した。その結果を表1に示す。
2;面発光型GaN系LED
3;基板
4;発光装置
5;マウントリード
6;インナーリード
7;第1の発光体
8;本発明中の蛍光体を含有させた樹脂部
9;導電性ワイヤー
10;モールド部材
Claims (7)
- 300nm〜450nmの波長範囲内の励起光を照射した時の最大の発光強度をImax、波長400nmの励起光を照射した時の発光強度をI400とした場合に、それらの発光強度比I400/Imaxが0.57以上0.85以下であり、下記一般式[1]:
(Ln1-xEux)2O2S [1]
(但し、上記一般式[1]において、Lnは、Laを50モル%以上含有し、Sc,Y,La,Gd,Lu,Biから選ばれる少なくとも一種の元素を含有していても良い元素を表し、xは、0.07≦x≦0.35を満足する数である。)
の化学組成を有する結晶相(但し、下記(1)〜(4)の結晶相を除く)を含有してなることを特徴とするLn2O2S:Eu蛍光体。
(1)La2O3を180gとEu2O3を34.3g混合し、Li源としてLiNO3を3.6g添加し、次いでLi2CO3を36.0gと副原料であるNa2CO3を17.2gとK2CO3を9.0gとKH2PO4を21.2gとSを52.1g投入して調製した混合物を、最高温度1150℃にて焼成することにより得られる、Liを170ppm含有するEu濃度が0.15molの(La0.85,Eu0.15)2O2Sの化学組成を有する結晶相。(2)La2O3を180gとEu2O3を34.3g混合し、Li源としてLiNO3を2.4g添加し、次いでLi2CO3を24.0gと副原料であるNa2CO3を34.5gとK2CO3を9.0gとKH2PO4を21.2gとSを52.1g投入して調製した混合物を、最高温度1150℃にて焼成することにより得られる、Liを110ppm含有するEu濃度が0.15molの(La0.85,Eu0.15)2O2Sの化学組成を有する結晶相。(3)La2O3を180gとEu2O3を34.3g混合し、Li源としてLiNO3を0.96g添加し、次いでLi2CO3を9.6gと副原料であるNa2CO3を55.1gとK2CO3を9.0gとKH2PO4を21.2gとSを52.1g投入して調製した混合物を、最高温度1150℃にて焼成することにより得られる、Liを90ppm含有するEu濃度が0.15molの(La0.85,Eu0.15)2O2Sの化学組成を有する結晶相。
(4)La2O3を180gとEu2O3を34.3g混合し、Li源としてLiNO3を0.5g添加し、次いでLi3PO4を18.1gと副原料であるNa2CO3を68.9gとK2CO3を9.0gとSを52.1g投入して調製した混合物を、最高温度1200℃にて焼成することにより得られる、Liを130ppm含有するEu濃度が0.15molの(La0.85,Eu0.15)2O2Sの化学組成を有する結晶相。 - 300nm〜450nmの波長範囲内の励起光を照射した時の最大の発光強度を示す波長が330nm以上であることを特徴とする請求項1に記載の蛍光体。
- 波長400nmの励起光を照射した時の量子吸収効率αqと内部量子効率ηiの積αq・ηiが0.15以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の蛍光体。
- 一般式[1]において、LnがLaであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蛍光体。
- 350〜415nmの光を発生する第1の発光体と、当該第1の発光体からの光の照射によって可視光を発生する第2の発光体とを有する発光装置において、第2の発光体が請求項1〜4のいずれかに記載の蛍光体を含有することを特徴とする発光装置。
- 請求項5に記載の発光装置を有することを特徴とする画像表示装置。
- 請求項5に記載の発光装置を有することを特徴とする照明装置。
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