JP4428260B2 - 数値制御装置及び数値制御工作機械 - Google Patents
数値制御装置及び数値制御工作機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4428260B2 JP4428260B2 JP2005065110A JP2005065110A JP4428260B2 JP 4428260 B2 JP4428260 B2 JP 4428260B2 JP 2005065110 A JP2005065110 A JP 2005065110A JP 2005065110 A JP2005065110 A JP 2005065110A JP 4428260 B2 JP4428260 B2 JP 4428260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- numerical control
- cross
- control device
- borrowed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 31
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 4
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
即ち、この方法は予めクロス状態に入ったときの軸名称を、予めパラメータ登録しておかなければならない。なおこのパラメータ登録は、例えば第1系統にX軸、Z軸の2軸、第2系統にX軸、Z軸の2軸を有する2系統の場合、各外部信号(例えばY001、Y002、Y003・・・)に、第1系統のX軸と第2系統のX軸とを交換する場合の各系統で使用する軸名称の設定、第1系統のX軸と第2系統のZ軸を交換する場合の各系統で使用する軸名称の設定、第1系統のZ軸と第2系統のZ軸を交換する場合の各系統で使用する軸名称の設定、第1系統に第2系統のZ軸を奪取してきた場合の軸名称の設定などを割り付けるために登録するもので、外部信号の入力に応じて対応する前記設定が読み出されるものである。
このため、登録しなければいけないパラメータの数は、交換対象となる軸の系統番号、軸名の各2点、と対応する外部信号名の計5点が一組の交換に対して必要になる。軸交換の組み合わせが増えるとパラメータは5×組み合わせ数個に増える。例えば、もし2つの系統において、各系統内の軸の内3軸が互いに交換する組み合わせがあるとすれば、交換の組み合わせ数は9組となり、45個のパラメータが必要となる。このように系統数、軸数が増え、軸交換の組み合わせが増えるとユーザのパラメータ設定の負担が増大する。
即ち、系統と軸の組合わせを指定する命令(例えばG300 X2 Y2)を各系統の加工プログラムに指定することによりクロスを実現できるが、この指令は対応する各系統の加工プログラムに指定する必要があり、また交換する軸の名称にはお互いの系統に存在する軸名称を指定しなければならず、更にまたその軸名称をクロス後も使う必要がある。なおまた、図10、図11に示すような一方的に軸を奪ってくるクロス状態を実現することができない。
また、パラメータ登録を無くしユーザの負担を減らすため、機械入力でクロスを実現する方法を用いることなく、加工プログラムでクロスを実現する方法を採用したとしても、クロス後に使用する軸名称を任意に設定できる。
ここでは、図3に示すように、(1)第1系統X軸と第1系統Z軸でワーク右側の加工を行った後、(2)第1系統Z軸と第2系統Z軸を用いてワークを持ち替え、(3)第1系統X軸と第2系統Z軸でワーク左側の加工(ワーク右側における加工のミラーイメージ)を行うという流れにおいて、クロスが必要となる(2)と(3)の場面をそれぞれ実施の形態1と実施の形態2で説明する。なお、(3)において第2系統のX軸ではなく、第1系統のX軸を使うという場面は、第1系統にしか存在しない刃物で加工を行いたい場合などに発生する。また、(1)でワーク右側の加工を行うためのプログラムはサブプロ化しておき、(3)でも流用することを想定している。
実施の形態1では図3の(2)のクロス状態(軸奪取)を実現する例を説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る数値制御装置及び数値制御工作機械の構成を示すものである。数値制御装置100は、第1系統110と第2系統120とからなり、各系統には、加工プログラミング解析部112、122、系統にまたがって作業する軸構成編成部101、及び位置指令生成部115、125を有する。なおこの位置指令生成部115、125は、補間部に内在するものである。また、それぞれの系統には加工プログラム111、121が存在する。本実施の形態1では、第1系統のプログラムにクロスの指令が記述されており、第2系統のプログラムはクロスに関する指令は何も記述されていない。クロスの指令は「G110」が[クロス宣言]を意味し、「Z」が[借りてきた軸につける名称]を表している。また「[Z]2」は[借りてくる軸の指定]である。
なお、この実施の形態では、加工プログラム作成の容易化などを狙って、クロス宣言、借りてきた軸につける名称及び借りてくる軸の指定を、1回の指令で行えるよう1ブロックで記述しているが、3つのブロックに分けて指令することも可能である。
前記の解析から、解析部112はクロス情報114、即ち、軸交換/軸奪取種別を「2」(「1」は軸交換)、借りてくる軸につける名称を「W」、クロス相手の系統番号を第2系統、借りてくる軸の名称を「Z」とするクロス情報114を作り(図1のステップ(2))、この情報を軸構成編成部101に渡す(図1のステップ(3))。
図2は図1の軸構成編成部101の内部における処理フローである。まず、クロス情報114で指定された対象軸の状態調査を行う(ステップ1001)。必要となる状態調査には2種類がある。ひとつはクロス対象に指定された軸が、そもそもクロスが許されない軸を指定してしまっていないかということを調べるもの(ステップ1002)であり、もう一つは、クロス対象に指定された軸が、軸入替え作業に入れるかどうかということを調べるもの(ステップ1003)である。
そして、クロスが許されない軸を指定していないかどうかのエラーチェックを行い(ステップ1002)、クロスが許されない軸を指定している場合には、処理を中止するとともにその旨通知し、またクロスが許されない軸を指定していない場合には、軸入替え作業に入れるかどうかの状態調査を行う(ステップ1003)。
実施の形態2では図3の(3)のクロス状態(軸交換)を実現する例を説明する。
図4はこの発明の実施の形態2に係る数値制御装置及び数値制御工作機械の構成を示すものである。数値制御装置100は、第1系統110と第2系統120とからなり、各系統は、加工プログラミング解析部112、122、系統にまたがって作業する軸構成編成部101、及び位置指令生成部115、125を有する。なおこの位置指令生成部115、125は、補間部に内在するものである。また、それぞれの系統には加工プログラム111、121が存在する。本実施の形態では、第1系統のプログラムにクロスの指令が記述されており、第2系統のプログラムはクロスに関する指令は何も記述されていない。クロスの指令は「G110」が[クロス宣言]を意味し、「Z」が[借りてきた軸につける名称]を表している。また「[Z]2」は[借りてくる軸の指定]である。
前記の解析から、解析部112はクロス情報114、即ち、軸交換/軸奪取種別を「1」(「2」は軸奪取)、借りてくる軸につける名称を「Z」、クロス相手の系統番号を第2系統、借りてくる軸の名称を「Z」とするクロス情報114を作り(図4のステップ(2))、この情報を軸構成編成部101に渡す(図4のステップ(3))。
図5は図4の軸構成編成部101の内部における処理フローである。まず、クロス情報114で指定された対象軸の状態調査を行う(ステップ1001)。この必要となる状態調査は、実施の形態1と同じように、2種類(クロスが許されない軸を指定していないかどうかを調査するエラーチェックと、軸入替え作業に入れるかどうかの状態調査)である。
Claims (8)
- 複数の系統を制御する数値制御装置において、クロス加工制御を行う場合に、相手の系統から軸を奪ってくるのか、相手の系統と自系統の軸を交換するのかを、加工プログラムで指定された軸名称から判別する手段を備えることを特徴とする数値制御装置。
- 複数の系統を制御する数値制御装置において、クロス宣言、借りてきた軸に付ける名称及び借りてくる軸の指定がされたNC加工指令を解析し、借りてきた軸に付ける名称が自系統に存在する軸名称の場合は、自系統の軸と交換を行い、借りてきた軸に付ける名称が自系統に存在しない軸名称の場合は、相手系統から一方的に軸を奪ってくる判断を行う加工プログラム解析部と、この加工プログラム解析部の出力に基づいて、各系統の軸構成を編成する軸構成編成部とを備えてなる数値制御装置。
- 複数の系統を制御する数値制御装置において、クロス宣言、借りてきた軸に付ける名称及び借りてくる軸の指定がされたNC加工指令を解析し、借りてきた軸に付ける名称が自系統に存在する軸名称の場合は、自系統の軸と交換を行い、借りてきた軸に付ける名称が自系統に存在しない軸名称の場合は、相手系統から一方的に軸を奪ってくる判断を行う加工プログラム解析部と、この加工プログラム解析部の出力に基づいて、各系統の軸構成を編成する軸構成編成部とを備え、前記加工プログラム解析部が、前記軸構成編成部からの新しい軸構成情報に基づいて自系統の軸名称を再設定することを特徴とする数値制御装置。
- 前記軸構成編成部は、クロス対象系統の軸が使用中か否かを判断し、クロス対象系統の軸が使用中でない場合、各系統の軸構成を編成するものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の数値制御装置。
- 前記軸構成編成部は、前記NC加工指令にてクロスが許されない軸が指定されていないかかどうかを判断し、クロスが許されない軸が指定されていない場合、各系統の軸構成を編成するものであることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の数値制御装置。
- 前記軸構成編成部は、各系統で共通して使用されるものであることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の数値制御装置。
- 前記クロス宣言、借りてきた軸に付ける名称及び借りてくる軸の指定がされたNC加工指令は、1ブロックで記述されていることを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の数値制御装置。
- 前記請求項1〜請求項7の何れかに記載の数値制御装置にて制御されることを特徴とする数値制御工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005065110A JP4428260B2 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 数値制御装置及び数値制御工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005065110A JP4428260B2 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 数値制御装置及び数値制御工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006251970A JP2006251970A (ja) | 2006-09-21 |
JP4428260B2 true JP4428260B2 (ja) | 2010-03-10 |
Family
ID=37092422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005065110A Active JP4428260B2 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 数値制御装置及び数値制御工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4428260B2 (ja) |
-
2005
- 2005-03-09 JP JP2005065110A patent/JP4428260B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006251970A (ja) | 2006-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7228187B2 (en) | System and method for interfacing multi-agent system | |
JP5414948B1 (ja) | 数値制御装置 | |
CA1216343A (en) | Method and apparatus for controlling an operation sequence of a machinery | |
CN105408823A (zh) | 工程设计工具、程序编辑装置以及程序编辑系统 | |
US6999841B1 (en) | Control system of a numerical tool machine with a reusable software structure | |
US20200142382A1 (en) | Information processing device | |
DE112012006104T5 (de) | Sequenz-Programm-Design-Hilfsvorrichtung | |
JPH103307A (ja) | 数値制御装置 | |
US6711448B2 (en) | Setting display apparatus for a programmable controller | |
JP4428260B2 (ja) | 数値制御装置及び数値制御工作機械 | |
CN110376962A (zh) | 设定装置和计算机可读介质 | |
CN109074065A (zh) | 用于将数控装置匹配于待控制的机器的设备和方法 | |
JP2006251969A (ja) | 数値制御装置及び数値制御工作機械 | |
CN113009859A (zh) | 控制装置和控制方法 | |
JP6662819B2 (ja) | 制御システム | |
JP2021068180A (ja) | 最適化処理装置 | |
JP4934041B2 (ja) | 自動化装置の作動方法および自動化装置の作動方法を実施するための装置およびプログラミングシステムおよびプログラム | |
JP2023117539A (ja) | 情報処理装置、工作機械および情報処理プログラム | |
JPH03245949A (ja) | 工具寿命管理方法 | |
JP2010519615A (ja) | 自動化システムの構造コンポーネントの交換のための方法 | |
US11360749B2 (en) | Device for dynamically generating numerical controller software of machine tool and method for the same | |
JPH03229304A (ja) | 拡張pmc | |
JPH04237307A (ja) | 工作機械における座標軸自動変換方法 | |
JPH1011120A (ja) | 系統間軸交換制御機能を有する多系統数値制御装置 | |
JP2005131775A (ja) | 工作機械の軸平行処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091119 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4428260 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |