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JP4414876B2 - 時報一斉放送システム - Google Patents

時報一斉放送システム Download PDF

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JP4414876B2 JP2004373791A JP2004373791A JP4414876B2 JP 4414876 B2 JP4414876 B2 JP 4414876B2 JP 2004373791 A JP2004373791 A JP 2004373791A JP 2004373791 A JP2004373791 A JP 2004373791A JP 4414876 B2 JP4414876 B2 JP 4414876B2
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Description

本発明は統合指令室から各拠点の駅に、定時に時報一斉放送を行う時報一斉放送通信指令システムに係り、特に各駅の複数の指令電話機および指令放送装置をグループ化し、定時毎に、選択されたグループに対して時報一斉放送が聴取可能な時報一斉放送通信指令システムに関する。
図6に従来の時報一斉放送システムの要部ブロック構成図を示す。図6において、時報一斉放送システム50は、指令制御装置51、指令卓ライン回路52a〜52k、指令卓53a〜53k、指令専用ライン回路54a〜54n、指令電話機や指令放送装置55a〜55n、親時計56、時刻情報検出ユニット57、時報一斉放送用音源58を備える。
指令制御装置51は、指令卓53aからの発信情報を指令卓ライン回路52a、指令専用ライン回路54a〜54nを介して複数の指令電話機や指令放送装置55a〜55nを呼び出す交換機能を備えるとともに、複数の指令電話機や指令放送装置55a〜55nが応答したことを指令卓53aに通知する。
指令卓53aは、複数の指令電話機や指令放送装置55a〜55nを呼び出し、指令電話機や指令放送装置55a〜55nが応答した通話状態において、指令卓ライン回路52aを介して通話データの送受信を行う。
指令卓53a〜53kは、主に統合指令室のデスク上に置かれるか、またはデスク内部に組み込まれ、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するコーデックや回線構成情報(回線名称データ)を蓄積するメモリが内蔵されている。また、指令卓53a〜53kは、回線名称を表示する照光式キースイッチ(回線キー)などが備えられている。
指令電話機や指令放送装置55a〜55nは、主に各駅のホームや駅務室に設置され、指令専用ライン回路54a〜54nを介して指令制御装置51に接続される2線式アナログ電話機および2線式放送装置である。
指令電話機は、指令着信応答時(オフフック状態)に、指令制御装置51に対して応答情報(ループ信号)を送出したり、オフフック操作により、自動的に指令卓53aを呼び出す機能を備える。
指令放送装置は、指令着信時に、自動的に応答情報(ループ信号)を送出したり、放送アンプを起動してスピーカ放送する機能を備える。
親時計56は、基地局からの電波を受信して時刻補正する時計装置であり、例えば早朝5時(電車始発前点呼)、正午および深夜22時の業務引継ぎ連絡時間帯に接点情報を出力し、指令制御装置51に搭載された時刻情報検出ユニット57で検出後、指令専用ライン回路54a〜54nを介して指令電話機や指令放送装置55a〜55nの応答した端末にのみ、時報一斉放送用音源58から時刻音声案内音声を一斉に放送する。
時報一斉放送用音源58は、予め時刻情報検出ユニット57により検出された時間毎の音声メッセージが格納されており、例えば早朝5時の時報の場合、直前に呼び出された指令電話機や指令放送装置55a〜55nの応答後に、『只今から午前5時の時報をお知らせ致します。プッ プッ プッ ポーン』と、親時計56の時報に一致したタイミングで各駅の端末(指令電話機や指令放送装置55a〜55n)に対して時報音源を出力する。
なお、指令制御装置51は、時報毎に各駅の全ての指令電話機や指令放送装置55a〜55nへ時報一斉放送を行う。
また、従来の技術は、「特許文献1」(一斉指令の再呼出方式)に開示されているように、指令台より指令端末装置に対して一斉指令を行った場合、一斉指令に応答しない指令端末装置や話中の指令端末装置があっても、応答のなかった指令端末装置の不応答情報をメモリに記憶しておき、指令台から再呼出し指令操作がなされると、メモリに記憶された不応答情報により、応答のなかった指令端末装置を呼び出すものが知られている。
特開平7−79287号公報
従来の時報一斉放送システムは、時報毎に各駅の全ての指令電話機や指令放送装置へ時報一斉放送を実行してしまうため、例えば、正午の時報一斉放送の際には呼び出して欲しいが、早朝5時や深夜10時の時報一斉放送の際には呼び出さないで欲しい指令電話機や指令放送装置がある場合、各駅に設置された指令電話機や指令放送装置側では、回線の切り離しや放送アンプの電源停止などにより、時報一斉放送が掛からないように、駅務員が手動操作で対応する必要があり、定刻の時報一斉放送後にも駅務員が手動操作で元に戻す作業を忘れたような場合には、次の定刻の時報一斉放送を聞き逃してしまうケースが発生し、手動操作が煩わしい課題や時報一斉放送を聞き逃してしまう虞があり、利便性が低下し、使い勝手が悪い課題がある。
また、「特許文献1」(一斉指令の再呼出方式)に開示された技術でも、定時の一斉指令を除外したい指令端末装置があるケースでは、上記と同じ課題が発生する。
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は路線毎の各駅に設置された複数の指令電話機および指令放送装置をグループ化し、定時毎に、選択されたグループに対して自動的に呼び出して時報一斉放送が可能な利便性ならびに使い勝手に優れた時報一斉放送システムを提供することにある。
前記課題を解決するためこの発明に係る時報一斉放送システムは、統合指令室に設置される、親時計装置からの時刻補正情報を検出する時刻情報検出ユニット、指令卓を接続する指令卓ライン回路、ディジタル専用線トランク、時報一斉放送用音源を収容する指令制御装置と、路線毎の主要駅に設置される、それぞれ複数の指令電話子機や指令放送装置を接続する指令用ライン回路、ディジタル専用線トランクを収容する複数の対抗指令制御装置と、前記指令制御装置と、前記複数の対抗指令制御装置を接続するネットワークと、からなる時報一斉放送システムであって、路線毎の主要駅に設置される前記複数の対抗指令制御装置の各々は、複数の指令電話子機や指令放送装置からなるグループを複数形成しており、前記指令制御装置は、時報一斉放送を行う定時の時報単位で、各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置毎に対応させて、時報一斉放送の対象となるグループが複数設定される記憶手段と、前記親時計装置からの時刻修正情報が供給されると、該当する定時の時報に対応する、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置毎の前記時報一斉放送の対象となるグループを呼び出すための発信情報を、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置に送信する制御手段と、前記発信情報の送信後に、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段と、を備え、路線毎の主要駅に設置される前記複数の対抗指令制御装置は、前記発信情報に基づいて、前記時報一斉放送の対象となるグループに含まれる複数の指令電話子機や指令放送装置を呼び出す呼出手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係る指令制御装置は、定時刻の一斉指令放送の相手先である複数の指令電話機および指令放送装置をグループ化し、親時計装置からの時刻修正情報に基づいて時報単位で、設定された各グループを呼び出し、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段を備えたので、定刻毎の時報一斉放送を行う指令電話機および指令放送装置をグループ化して設定するだけで、自動的に対象となる指令電話機および指令放送装置のグループを呼び出して定刻毎の時報一斉放送を選択的に行うことができる。
また、この発明に係る時報一斉放送指令手段は、報一斉放送を行う定時の時報単位で、各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置毎に対応させて、時報一斉放送の対象となるグループが複数設定される記憶手段と、前記親時計装置からの時刻修正情報が供給されると、該当する定時の時報に対応する、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置毎の前記時報一斉放送の対象となるグループを呼び出すための発信情報を、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置に送信する制御手段と、前記発信情報の送信後に、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段とを備えたので、各グループの発信情報の設定という単純な作業だけで、定刻に呼び出す指令電話機および指令放送装置を決定し、定刻毎の時報一斉放送を実行することができる。
また、この発明に係る時報一斉放送システムは、前記親時計装置からの時刻修正情報が供給されると、該当する定時の時報に対応する、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置毎の前記時報一斉放送の対象となるグループを呼び出すための発信情報を、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置に送信する制御手段と、前記発信情報の送信後に、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段とを備えたので、指令電話機および指令放送装置の発信情報のグループ化を容易に設定することができる。
また、この発明に係る信情報は、グループを形成する各指令電話機および各指令放送装置の電話番号であることを特徴とする。
の発明に係る各グループの発信情報は、グループを形成する各指令電話機および各指令放送装置の電話番号であるので、実際の各指令電話機および各指令放送装置の電話番号との共通化を図ることができる
この発明に係る指令制御装置は、定時刻の一斉指令放送の相手先である複数の指令電話機および指令放送装置をグループ化し、親時計装置からの時刻修正情報に基づいて時報単位で、設定された各グループを呼び出し、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段を備えたので、定刻毎の時報一斉放送を行う指令電話機および指令放送装置をグループ化して設定するだけで、自動的に対象となる指令電話機および指令放送装置のグループを呼び出して定刻毎の時報一斉放送を選択的に行うことができ、利便性の向上ならびに使い勝手の良さをアピールすることができる。
また、この発明に係る時報一斉放送指令手段は、時報単位に対応して時報一斉放送を行う路線毎の呼出し対象となる各グループの発信情報を格納する記憶手段と、記憶手段に格納された各グループの発信情報を読み出して対応する対抗指令制御装置に送信する制御を行う制御手段とを備えたので、各グループの発信情報の設定という単純な作業だけで、定刻に呼び出す指令電話機および指令放送装置を決定し、定刻毎の時報一斉放送を実行することができ、グループの追加または削除に自由度を持たせ、システムの拡張性を高めることができる。
さらに、この発明に係る各グループの発信情報は、グループを形成する各指令電話機および各指令放送装置の電話番号であるので、実際の各指令電話機および各指令放送装置の電話番号との共通化を図ることができ、単純な構成でグループ化を実現することができる。
また、この発明に係る時報一斉放送システムは、時報単位に対応して時報一斉放送を行う複数の指令電話機および指令放送装置の発信情報をグループ化して登録する入力装置を備えたので、指令電話機および指令放送装置の発信情報のグループ化を容易に設定することができ、時報一斉放送の対象となる指令電話機および指令放送装置のグループ化を効率的に設定することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本発明の時報一斉放送システムは、鉄道会社向けの通信設備であり、統括指令室に指令制御装置を設置し、路線毎(例えば、地下鉄の各路線)の主要駅に対抗指令制御装置を設置して、統括指令室の路線対応の指令卓と路線毎の主要駅のグループ化した指令電話機および指令放送装置の間との間を接続して一斉放送を送信するものであり、特に定刻(例えば、午前5時、正午、午後10時)に、自動的に統括指令室の指令制御装置から路線毎の主要駅のグループ化した指令電話機および指令放送装置に時報一斉放送を送信するものである。
図1はこの発明に係る時報一斉放送システムの一実施の形態システム構成図である。なお、図1の時報一斉放送システム1には、図面を簡略にするため、統合指令室とA路線との間の接続のみを示すが、B路線〜J路線が加わっても同様である。図1において、時報一斉放送システム1は、統合指令室に設置する指令制御装置2、指令卓ライン回路3a〜3j、デジタル専用線トランク4、親時計装置5、時刻情報検出ユニット6、時報一斉放送用音源7、指令卓8a〜8j、入力装置としてのパソコン9と、A路線の主要駅に設置する対向指令制御装置12a、指令ライン回路13a1〜13ap、指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap、…、指令ライン回路13n1〜13nk、指令電話機/指令放送装置14n1〜14nk、デジタル専用線トランク4aと、統合指令室のデジタル専用線トランク4とA路線の主要駅のデジタル専用線トランク4aの相互間を搬送装置10,10aを介して接続するLANなどのネットワーク11とから構成する。
指令制御装置2は、統合指令室の指令卓8aからの発信情報を指令卓ライン回路3a、デジタル専用線トランク4、搬送装置10、ネットワーク11、搬送装置10a、路線Aの主要駅のデジタル専用線トランク4aを経由して対向指令制御装置12aに送信し、対向指令制御装置12aの制御により、グループGA1を形成する指令ライン回路13a1〜13apを介して指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap〜グループGAnを形成する指令ライン回路13n1〜13nkを介して指令電話機/指令放送装置14n1〜14nkを呼び出すとともに、指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap〜指令電話機/指令放送装置14n1〜14nkが応答したことを指令卓8aに通知する。
なお、統合指令室の指令卓8a〜8jは、それそれ路線A〜路線Jに対応しているので、図示していない対向指令制御装置12b〜12jのグループGB1〜GBn,グループGC1〜GCn,…,グループGJ1〜GJnの指令電話機や指令放送装置を呼び出すとともに、指令電話機や指令放送装置が応答したことを指令制御装置2から通知される。
指令卓8aは、グループGA1〜グループGAnの指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap〜指令電話機/指令放送装置14n1〜14nkを呼び出し、応答したグループの指令電話機や指令放送装置と指令卓ライン回路3aを介して通話データの送受信を行う。
指令卓8a〜8jは、統合指令室のデスク上に置かれるかまたはデスク内部に組み込まれ、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するコーデックや回線構成情報(回線名称データ)を蓄積するメモリを内蔵する。また、指令卓8a〜8jは、回線名称を表示する表示付キー(回線キー)などを備える。
グループGA1の指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap〜グループGAnの指令電話機/指令放送装置14n1〜14nkは、A路線の各駅のホームや駅務室に設置し、それぞれ指令ライン回路13a1〜13ap〜指令ライン回路13n1〜13nkを介してA路線の主要駅の対向指令制御装置12aに接続する2線式アナログ電話機および2線式放送装置である。
指令電話機は、指令着信応答時(オフフック状態)に、対向指令制御装置12aの接続制御により、指令制御装置2に対して応答情報(ループ信号)を送出したり、オフフック操作により、対向指令制御装置12a、指令制御装置2を介して自動的に指令卓8aを呼び出す。
指令放送装置は、指令着信時に、自動的に応答情報(ループ信号)を送出したり、放送アンプを起動してスピーカ放送する機能を備える。
親時計装置5は、基地局からの電波を受信して時刻補正する時計装置であり、例えば早朝5時(電車始発前点呼)、正午および深夜22時の業務引継ぎ連絡時間帯に接点入力を出力し、時刻情報検出ユニット6で検出後、デジタル専用線トランク4、搬送装置10,10a、デジタル専用線トランク4a、対向指令制御装置12aを介してグループGA1〜グループGAnの指令電話機や指令放送装置の応答した端末にのみ、時報一斉放送用音源7から時刻音声案内音声を一斉に放送する。
時報一斉放送用音源7は、予め時刻情報検出ユニット6により検出された時間毎の音声メッセージが格納されており、例えば早朝5時の時報の場合、直前に呼び出されたグループGA1〜グループGAnの指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap〜指令電話機/指令放送装置14n1〜14nkの応答後に、『只今から午前5時の時報をお知らせ致します。プッ プッ プッ ポーン』と、親時計装置5の時報に一致したタイミングで路線Aの各駅のグループGA1〜グループGAnの端末(指令電話機や指令放送装置)に対して時報音源を出力する。
入力手段を構成するパソコン9は、路線AのグループGA1〜グループGAnの指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap〜指令電話機/指令放送装置14n1〜14nkをグループ化して登録し、または削除するので、指令電話機や指令放送装置を自由に登録したり、削除することができる。また、路線B〜路線Jの指令電話機や指令放送装置についても、自由に登録したり、削除することができる。
このように、この発明に係る時報一斉放送システム1は、時報単位に対応して時報一斉放送を行う複数の指令電話機および指令放送装置の発信情報をグループ化して登録する入力装置(パソコン9)を備えたので、指令電話機および指令放送装置の発信情報のグループ化を容易に設定することができ、時報一斉放送の対象となる指令電話機および指令放送装置のグループ化を効率的に設定することができる。
指令制御装置2は、通話路スイッチ、制御手段、記憶手段等で構成し、指令卓ライン回路3a〜3j、デジタル専用線トランク4、親時計装置5、時刻情報検出ユニット6、時報一斉放送用音源7、指令卓8a〜8j、パソコン9の動作を制御するとともに、時報一斉放送のシーケンスを制御する。
また、指令制御装置2は、定時刻の一斉指令放送の相手先である複数の指令電話機および指令放送装置(指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap〜指令電話機/指令放送装置14n1〜14nk)をグループGA1〜グループGAnにグループ化し、親時計装置5からの時刻修正情報(接点入力)に基づいて時報単位で、設定された各グループを呼び出し、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段18を備える。
図2はこの発明に係る指令制御装置の一実施の形態要部ブロック構成図である。図2において、指令制御装置2は、通話路スイッチ15、制御手段16、記憶手段17を備え、相互間を制御バスBUで接続する。
時報一斉通報指令手段18は、時報単位に対応して時報一斉放送を行う路線A〜J毎の呼出し対象となる各グループ(グループGA1〜グループGAn、グループGB1〜グループGBn、…、グループGJ1〜グループGJn)の発信情報を格納する記憶手段17と、記憶手段17に格納された各グループの発信情報を読み出して対応する対抗指令制御装置12a〜12Jに送信する制御を行う制御手段16とを備える。
図3はこの発明に係る記憶手段の一実施の形態グループデータイメージ図である。図3において、記憶手段17は、午前5時、正午および午後10時の定時毎に、路線(路線A〜路線J)に対応した時報一斉放送の対象となる指令電話機および指令放送装置のグループを格納する。
例えば、路線Aについては、午前5時の時報一斉放送の対象となるグループは、グループGA1〜グループGAnの内、GA1,GA2,GA3,GAk,GAnのグループが設定され、正午の時報一斉放送の対象となるグループは、GA1〜GAnの全てのグループが設定され、午後10時の時報一斉放送の対象となるグループは、GA1,GA7,GAkが設定される。
同様に、路線B〜路線Jについても、午前5時、正午および午後10時の時報一斉放送の対象となるグループが設定される。
なお、図3には、グループ名を記載したが、例えば路線AのグループGA1には、グループを形成する指令電話機/指令放送装置14a1〜14apの電話番号である発信情報も併せて記憶する。
記憶手段17のグループデータの設定または削除は、パソコン9から実行できるので、路線A〜路線Jの指令電話機および指令放送装置のグループを自由に設定することができる。
このように、この発明に係る時報一斉放送指令手段18は、時報単位に対応して時報一斉放送を行う路線A〜J毎の呼出し対象となる各グループ(グループGA1〜GAn、…、グループGJ1〜GJn)の発信情報を格納する記憶手段17と、記憶手段17に格納された各グループの発信情報を読み出して対応する対向指令制御装置12a〜12jに送信する制御を行う制御手段16とを備えたので、各グループの発信情報の設定という単純な作業だけで、定刻に呼び出す指令電話機および指令放送装置を決定し、定刻毎の時報一斉放送を実行することができ、グループの追加または削除に自由度を持たせ、システムの拡張性を高めることができる。
また、この発明に係る各グループ(グループGA1〜GAn、…、グループGJ1〜GJn)の発信情報は、グループを形成する各指令電話機および各指令放送装置の電話番号であるので、実際の各指令電話機および各指令放送装置の電話番号との共通化を図ることができ、単純な構成でグループ化を実現することができる。
図4はこの発明に係る指令卓の一実施の形態構成図である。指令卓8a〜8jは、同じ構成なので、指令卓8aについて説明する。図4において、指令卓8aは、路線Aに対応して設け、路線Aの各駅に設置されたグループGA1〜グループGAnに割当てられたグループ指令キー、一斉指令キー、再呼出キーなどのファンクションキー部、グループGA1〜グループGAnの個々の指令電話機や指令放送装置に対応した回線キー部の表示付キーを備え、呼び出しの状況や不応答の状況を表示する。なお、指令卓8b〜8jについても同様な構成を有する。
このように、この発明に係る指令卓8a〜8jは、路線A〜J毎に対応して設け、複数の指令電話機および指令放送装置をグループ化したグループ指令キー、個別の指令電話機キー、個別の指令放送装置キー、一斉指令キー、再呼キーの表示付キーを備えたので、時報一斉放送に応答または不応答の指令電話機および指令放送装置をグループ単位で表示することができ、統合指令室の指令員は、時報一斉放送の応答状態を目視確認することができる。
次に、時報一斉放送システム1の一斉指令放送および時報一斉放送の動作ついて図1を参照にして説明する。一斉指令放送の場合、指令卓8aの一斉指令キーの押下により、指令卓ライン回路3aを介して該当する回線キー(指令電話機キーおよび指令放送装置キー)に対応したデジタル専用線トランク4を捕捉する。
デジタル専用線トランク4は、搬送装置10およびネットワーク11を介して相手先(路線A)の搬送装置10aおよびデジタル専用線トランク4aに接続され、デジタル専用線トランク4aのデジタル制御により、複数の指令ライン回路13a1〜13ap、…、指令ライン回路13n1〜13nkに接続された指令電話機/指令放送装置14a1〜14ap、…、指令電話機/指令放送装置14n1〜14nkの中から指令に該当する指令電話機および指令放送装置を一斉に呼び出す。
該当する指令電話機および指令放送装置が応答(ループ検出)したことを対向指令制御装置12aが検出し、指令に応答した指令電話機および指令放送装置に対して指令卓8aの指令員の指令音声を同時に放送する。
指令電話機および指令放送装置の応答情報は、デジタル専用線トランク4,4aのデジタル制御により、指令制御装置2に対して応答情報を送出する。
指令制御装置2は、指令卓ライン回路3aを介して指令卓8aに応答子機表示情報を送出することにより、指令員は、指令発信後に、路線Aのどの指令電話機および指令放送装置が応答したかを表示付キーを見て識別することができる。
続いて、時報一斉放送の場合、指令制御装置2は、予め設定された時間になると、その時間単位(グループ単位)で、グループ化されたグループGA1〜グループGAnの指令電話機および指令放送装置を自動的に一斉に呼び出すことができる。
この時間単位のデータは、パソコン9からグループGA1〜グループGAn毎や指令電話機および指令放送装置毎に任意に設定または変更ができ、時間単位で各路線A〜Jの各駅の指令電話機および指令放送装置の呼出しの有無を設定することができる。
また、時報一斉放送が起動すると、指令卓8aに実装された表示付キーが時間単位で点灯表示するので、指令卓8aの指令員が時報一斉放送の指令電話機および指令放送装置を目視確認することが可能になる。
また、時報一斉放送の終了後、指令卓8aの時報確認キーを押下することにより、直前に実行された時報一斉放送に対する未応答の指令電話機および指令放送装置を確認することが可能になり、再度未応答の指令電話機および指令放送装置を任意に呼び出すことが可能となる。
図5はこの発明に係る時報一斉放送の一実施の形態接続シーケンス図である。なお、接続シーケンス図は、路線Aに時報一斉放送を実施したケースを示し、指令卓8aの表示付キーの表示状態も併せて示す。
図5において、親時計装置5から接点入力(5時、正午、22時)が出力され、時刻情報検出ユニット6が接点入力(5時、正午、22時)を検出して時刻補正情報(5時、正午、22時)が指令制御装置2に供給されると、指令制御装置2からグループGA1〜グループGAnの発信情報が対向指令制御装置12aに送信される。
対向指令制御装置12aは、呼出信号を指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkに送信して指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkを呼び出す。この時、呼出しの対象となる表示付キー(回線i)が「赤点灯」する。
指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkの中で応答すると、応答信号が対向指令制御装置12aに送信され、対向指令制御装置12aは、応答情報を指令制御装置2に送信する。
応答情報を受信すると、指令制御装置2から応答した指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkに時報一斉放送が送信され、送信が終了すると、指令制御装置2が復旧し、時報一斉放送を受信した指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkも復旧する。この時、指令卓8aの指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkに対応した表示付キー(回線i)が消灯する。
続いて、時報確認キーを操作すると、時報確認キーが「緑点灯」し、指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkの内、未応答の表示付キー(回線i)も「緑点灯」する。
未応答の表示付キー(回線i)を押下することにより、指令制御装置2から発信情報が対向指令制御装置12aに送信され、対向指令制御装置12aから呼出信号が未応答の指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkに送信され、該当する指令電話機/指令放送装置14a1〜14nkを呼び出すことができる。
以上説明したように、この発明に係る指令制御装置2は、定時刻の一斉指令放送の相手先である複数の指令電話機および指令放送装置をグループ化し、親時計装置5からの時刻修正情報(接点入力)に基づいて時報単位で、設定された各グループを呼び出し、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段18を備えたので、定刻毎の時報一斉放送を行う指令電話機および指令放送装置をグループ化して設定するだけで、自動的に対象となる指令電話機および指令放送装置のグループを呼び出して定刻毎の時報一斉放送を選択的に行うことができ、利便性の向上ならびに使い勝手の良さをアピールすることができる。
この発明に係る時報一斉放送システムは、路線毎の各駅に設置された複数の指令電話機および指令放送装置をグループ化し、定時毎に、選択されたグループに対して自動的に呼び出して時報一斉放送が可能な利便性ならびに使い勝手に優れたもので、鉄道会社の各駅に設置して定時毎に時報一斉放送を行うあらゆる時報一斉放送システムに適用することができる。
この発明に係る時報一斉放送システムの一実施の形態システム構成図 この発明に係る指令制御装置の一実施の形態要部ブロック構成図 この発明に係る記憶手段の一実施の形態グループデータイメージ図 この発明に係る指令卓の一実施の形態構成図 この発明に係る時報一斉放送の一実施の形態接続シーケンス図 従来の時報一斉放送システムの要部ブロック構成図
符号の説明
1 時報一斉放送システム
2 指令制御装置
3a〜3j 指令卓ライン回路
4,4a デジタル専用線トランク
5 親時計装置
6 時刻情報検出ユニット
7 時報一斉放送用音源
8a〜8j 指令卓
9 パソコン
10,10a 搬送装置
11 ネットワーク
12a 対向指令制御装置
13a1〜13ap 指令ライン回路
13n1〜13nk 指令ライン回路
14a1〜14ap 指令電話機/指令放送装置
14n1〜14nk 指令電話機/指令放送装置
15 通話路スイッチ
16 制御手段
17 記憶手段
18 時報一斉通報指令手段
BU 制御バス

Claims (2)

  1. 統合指令室に設置される、親時計装置からの時刻補正情報を検出する時刻情報検出ユニット、指令卓を接続する指令卓ライン回路、ディジタル専用線トランク、時報一斉放送用音源を収容する指令制御装置と、
    路線毎の主要駅に設置される、それぞれ複数の指令電話子機および指令放送装置を接続する指令用ライン回路、ディジタル専用線トランクを収容する複数の対抗指令制御装置と、
    前記指令制御装置と、前記複数の対抗指令制御装置を接続するネットワークと、からなる時報一斉放送システムであって、
    路線毎の主要駅に設置される前記複数の対抗指令制御装置の各々は、複数の指令電話子機および指令放送装置からなるグループを複数形成しており、
    前記指令制御装置は、時報一斉放送を行う定時の時報単位で、各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置毎に対応させて、時報一斉放送の対象となるグループが複数設定される記憶手段と、前記親時計装置からの時刻修正情報が供給されると、該当する定時の時報に対応する、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置毎の前記時報一斉放送の対象となるグループを呼び出すための発信情報を、前記各路線毎の主要駅に設置される対抗指令制御装置に送信する制御手段と、前記発信情報の送信後に、自動的に時報一斉放送を行う時報一斉放送指令手段と、を備え、
    路線毎の主要駅に設置される前記複数の対抗指令制御装置は、前記発信情報に基づいて、前記時報一斉放送の対象となるグループに含まれる複数の指令電話子機および指令放送装置を呼び出す呼出手段を備えた、
    ことを特徴とする時報一斉放送システム。
  2. 前記発信情報は、グループを形成する各指令電話子機および各指令放送装置の電話番号であることを特徴とする請求項1記載の時報一斉放送システム。
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