JP4412000B2 - 内燃機関の制御装置及び内燃機関の制御方法 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、機関が始動する際の排気性能の改善及び機関の始動性の向上を実現可能な内燃機関の制御装置及び内燃機関の制御方法を提供することである。
冷間始動時では、触媒が暖まっていないために、HC、COがテールパイプエミッションとして大量に排出される。そこで、点火時期の大幅遅角による触媒の暖機を促進させることを行う。
本発明では、始動初爆より大幅点火遅角とともにA/Fリーン化により、触媒暖機のみならず、筒内・排気管内でのHC・COの後燃えにより2サイクル目からのエンジン出ガスを極端に減少させることを可能にする。それにともなう冷間始動時に点火時期の遅角による出力トルクが低下することに対し、簡便な方法で出力トルクを防ぐことを可能としたものである。
まず、ステップS1では、ECU40により、エンジン11の初爆から点火時期の大幅な遅角制御が行われるとともに、筒内のA/Fがリーンに設定される。図6において、T0の時点からエンジン11のクランキングが行われ、T1の時点にてエンジン11の初爆が行われる。ECU40では、クランキングが開始されるT0の時点から、点火時期が大幅な遅角(上記例ではATDC15°)に設定されるとともに、A/Fがリーンに設定され、初爆の時点T1から確実に、点火時期の大幅な遅角制御とA/Fリーンでの燃焼が行われるように制御される。初爆の時点T1からエンジン11の回転数が上昇するとともに、排気温度は相対的に急に上昇する。ステップS1の次に、ステップS2が行われる。
ステップS2では、ECU40により、予め求められていたエンジン11の始動前におけるスロットルバルブ25から吸気バルブ28までの空間に存在する空気量Ga1と、エンジン11の筒内の燃焼にて消費された空気量の積算値Gaとを比較する。その比較の結果、GaがGa1以上であればステップS3に進み、GaがGa1以上でない場合には、本制御フローはリターンされる。
ステップS3では、ECU40により、点火時期が進角するように制御される。T2の時点から上記例では、点火時期がATDC7°に設定される。これにより、出力トルク主体の運転に切り替えられ、吸入空気量が減った(充填効率の低下)にもかかわらず(ステップS2−Y)、エンジン回転数の低下が抑制される。T2の時点から、トルク主体の運転に切り替えられることにより、T2より前の時期と比べて、排気温度の上昇が緩やかになる。ステップS3の次には、ステップS4が行われる。
ステップS4では、ECU40により、暖機判定が行われる。即ち、エンジン11の機関温度Tengが予め設定された温度T1以上であるか否かが判定される。その判定の結果、TengがT1以上であれば、ステップS5に進み、そうでない場合には、本制御フローはリターンされる。T3の時点にて、TengがT1以上になっている。
ステップS5では、ECU40により、点火時期が遅角するように制御される。即ち、TengがT1以上となったT3の時点から、点火時期が大幅遅角制御されている(上記例では、ATDC15°)。ステップS5の次には、本制御フローはリターンされる。
i)点火時期を進角させる。
ii)A/F一定でスロットル開度を大きく(吸入空気量を多く)する。
iii)A/Fをリッチ側にする。
始動前におけるスロットルボディから吸気バルブまでの空気量が全て消費されると、スロットルの絞りにより吸入空気量が低下するため、出力トルクも低下する。そこで、上記i)〜iii)のいずれかの方法が行われることで、出力トルクを大きくする。
i)点火時期を遅角させる。
ii)A/F一定でスロットル開度を小さく(吸入空気量を少なく)する。
iii)A/Fをリ−ン側にする。
点火時期を遅角させることにより、排気ガスの温度を上昇させて未燃HCを燃焼を促進させる。吸入空気量を減らすことで、排気ガスの質量自体を減らす。A/Fをリーン側にすることで、より多くの酸素が供給されて未燃HCの燃焼が促進される。
i)エンジン11の始動条件(機関温度)毎に、所定時間が定められたマップを有しており、エンジン11の始動後、当該始動条件に対応する所定時間が経過した時点を、上記移行タイミングとする。
ii)排気温度が予め設定された温度になった時点を、上記移行タイミングとする。
iii)エンジン回転数が予め設定された値になった時点を、上記移行タイミングとする。
12 シリンダブロック
13 ピストン
14 コンロッド
15 クランクシャフト
16 水温センサ
17 シリンダヘッド
18 燃焼室
19 点火プラグ
20 吸気ポート
21 吸気通路
22 排気ポート
23 排気通路
24 エアクリーナ
25 スロットルバルブ
26 サージタンク
27 インテークマニホールド
28 吸気バルブ
29 排気バルブ
30 回転数センサ
34 スタータモータ
35 スタートスイッチ
36 イグニッションスイッチ
37 燃料噴射弁
40 ECU
Claims (11)
- 内燃機関の始動の際に機関パラメータを制御する内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関の初爆からの筒内吸入空気量の積算値が、スロットルバルブから吸気バルブまでの空間に存在する空気量となるまでの期間である第1所定期間は、点火時期が遅角側に設定されるとともに、筒内の空燃比がリーンに設定され、前記第1所定期間の後は、前記第1所定期間までの運転状態に比べてトルク重視の運転状態に切り替えられる
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1記載の内燃機関の制御装置において、
前記遅角側に設定された点火時期は、概ねATDC15°である
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置において、
前記第1所定期間は、前記内燃機関の燃焼サイクルが概ね10サイクルに対応している
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置において、
前記トルク重視の運転状態とは、前記点火時期を進角させることである
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置において、
前記トルク重視の運転状態とは、筒内吸入空気量を増加させることである
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置において、
前記トルク重視の運転状態とは、空燃比をリッチ側にすることである
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置において、
前記第1所定期間よりも長い第2所定期間の後は、前記第1所定期間から前記第2所定期間までの運転状態に比べて、HC排出量の抑制重視の運転状態に切り替えられる
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項7記載の内燃機関の制御装置において、
前記HC排出量の抑制重視の運転状態とは、前記点火時期を遅角させることである
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項7記載の内燃機関の制御装置において、
前記HC排出量の抑制重視の運転状態とは、筒内吸入空気量を減少させることである
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項7記載の内燃機関の制御装置において、
前記HC排出量の抑制重視の運転状態とは、空燃比をリーン側にすることである
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - (a) 内燃機関の初爆からの筒内吸入空気量の積算値が、スロットルバルブから吸気バルブまでの空間に存在する空気量となるまでの期間である第1所定期間は、前記内燃機関の始動直後より筒内及び排気ポートにてHC酸化反応が促進されるように、点火時期を遅角側に設定するとともに、筒内の空燃比をリーンに設定するステップと、
(b) 前記第1所定期間の後は、前記第1所定期間までの運転状態に比べて、トルク重視の運転状態が行われるステップと
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御方法。
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JP2004051610A JP4412000B2 (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 内燃機関の制御装置及び内燃機関の制御方法 |
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