JP4412057B2 - 内燃機関の二次空気供給装置 - Google Patents
内燃機関の二次空気供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4412057B2 JP4412057B2 JP2004153529A JP2004153529A JP4412057B2 JP 4412057 B2 JP4412057 B2 JP 4412057B2 JP 2004153529 A JP2004153529 A JP 2004153529A JP 2004153529 A JP2004153529 A JP 2004153529A JP 4412057 B2 JP4412057 B2 JP 4412057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- supply
- exhaust
- valve
- exhaust passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
また、請求項4に記載の構成を備える発明においては、空気の供給の開始時期において、一部の開閉弁と他の開閉弁との間で開度に差が生じることから、一部の排気通路における空気の供給圧は、他の排気通路における空気の供給圧に比べて低くなる。この場合、当該開始時期において、例えば他の排気通路から多岐供給路へ空気又は排ガスの逆流等が発生しようとも、他の排気通路から逆流した空気等の圧力は一部の排気通路へ流通する空気の圧力よりも高く、一部の排気通路へ流通する空気は圧し負けることとなる。従って、多岐供給路の内部で排気干渉が生じにくく、異音の発生を抑制することが可能となる。
以下、本発明に係る二次空気供給装置を自動車用のエンジンに適用した第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
この二次空気供給装置は、自動車に搭載されて前記エンジン11の各種運転制御を行う電子制御装置(ECU)61を備えている。
(1)第1排気管17a及び第2排気管17bへの空気の供給を一時的に禁止した後に再び許可するとき、第1開閉弁23のみが開弁されて第2開閉弁24は閉弁されたままとされる。これにより、第2排気管17bに対する空気の供給という行為が制限されるため、排気干渉が起こりにくく、異音の発生を抑制することができる。また、この空気の供給の制限は排気干渉の虞が低減した時点で解除されるため、第1排気管17a及び第2排気管17bへ十分な空気を送り込むことができ、一酸化炭素や炭化水素に対する十分な浄化能力を維持することができる。
以下、本発明に係る二次空気供給装置の第2実施形態を図面に基づいて説明する。尚、第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
本処理が開始されると、まず第2開閉弁24(第2ASV)が作動される(ステップS101)。次いで、第2調整弁42(第2VSV)がデューティ比50%となるようにデューティ制御され(ステップS102)、第2排気管17bへの空気の供給量を減量させるように第2開閉弁24(第2ASV)の開度を調節する。
(3)第1排気管17a及び第2排気管17bへの空気の供給を一時的に禁止した後に再び許可するとき、第1開閉弁23及び第2開閉弁24は、開弁開始時を同時としつつ、第1開閉弁23が全開とされ、第2開閉弁24は第1開閉弁23との間で開度に差が生じるよう開度が絞られる。そして、第2開閉弁24は排気干渉を起こさないと診断されたときに第1開閉弁23に遅れて全開とされる。これにより、第2排気管17bに対する空気の供給量が制限されるため、供給管22、第1供給管22a及び第2供給管22bの内部で排気干渉が起こりにくく、異音の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・各実施形態において、スロットル開度に限らず、アクセル開度センサ55によって検出されたアクセル開度が増大したとき、第1排気管17a及び第2排気管17bに対する空気の供給を一時的に禁止してもよい。
・各実施形態で圧力センサを導入管33に限らず、第1排気管17a、第2排気管17b、供給管22、第1供給管22a及び第2供給管22bのうち少なくとも何れか1つに設けてもよい。そして、これらのうち少なくとも何れか1つの内圧変化に基づき第2開閉弁24の開度調節を行ってもよい。
・各実施形態において、排気の浄化に十分な量の空気を供給することが可能であれば、エアポンプ32を省略して空気供給体21を構成してもよい。
次に、上記実施の形態及び変更例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
Claims (4)
- 複数の気筒群毎にそれぞれ排気通路を設けた内燃機関に適用され、それぞれの排気通路に分岐して繋がる多岐供給路と、当該多岐供給路を介してそれぞれの排気通路へ空気の供給を行う空気供給体と、当該空気供給体からそれぞれの排気通路への前記空気の供給を許可又は禁止すべく開閉する複数の開閉弁とを備える内燃機関の二次空気供給装置であって、
各排気通路への空気の供給の開始時期に一部の排気通路で当該空気の供給に制限を加えるよう前記各開閉弁を開閉駆動するとともに、前記空気の供給に制限を加えた後、前記空気供給体から各排気通路へ供給される単位時間当たりの空気量の総和が前記制限時の総和よりも大きくなるように前記各開閉弁を開閉駆動する供給制限手段を備える
ことを特徴とする内燃機関の二次空気供給装置。 - 複数の気筒群毎にそれぞれ排気通路を設けた内燃機関に適用され、それぞれの排気通路に分岐して繋がる多岐供給路と、当該多岐供給路を介してそれぞれの排気通路へ空気の供給を行う空気供給体と、当該空気供給体からそれぞれの排気通路への前記空気の供給を許可又は禁止すべく開閉する複数の開閉弁とを備える内燃機関の二次空気供給装置であって、
各排気通路への空気の供給の開始時期に限って一部の排気通路で当該空気の供給に制限を加えるよう前記各開閉弁を開閉駆動する供給制限手段を備える
ことを特徴とする内燃機関の二次空気供給装置。 - 複数の気筒群毎にそれぞれ排気通路を設けた内燃機関に適用され、それぞれの排気通路に分岐して繋がる多岐供給路と、当該多岐供給路を介してそれぞれの排気通路へ空気の供給を行う空気供給体と、当該空気供給体からそれぞれの排気通路への前記空気の供給を許可又は禁止すべく開閉する複数の開閉弁とを備える内燃機関の二次空気供給装置であって、
各排気通路への空気の供給の開始時期に、一部の排気通路で当該空気の供給に制限を加えるよう前記各開閉弁を開閉駆動する供給制限手段を備え、
前記供給制限手段は前記空気の供給に制限を加えるに際して、一部の排気通路へ空気の供給を行うべく開弁する一部の開閉弁の開弁開始時を、他の排気通路へ空気の供給を行うべく開弁する他の開閉弁の開弁開始時よりも遅らせる
ことを特徴とする内燃機関の二次空気供給装置。 - 複数の気筒群毎にそれぞれ排気通路を設けた内燃機関に適用され、それぞれの排気通路に分岐して繋がる多岐供給路と、当該多岐供給路を介してそれぞれの排気通路へ空気の供給を行う空気供給体と、当該空気供給体からそれぞれの排気通路への前記空気の供給を許可又は禁止すべく開閉する複数の開閉弁とを備える内燃機関の二次空気供給装置であって、
各排気通路への空気の供給の開始時期に、一部の排気通路で当該空気の供給に制限を加えるよう前記各開閉弁を開閉駆動する供給制限手段を備え、
前記供給制限手段は前記空気の供給に制限を加えるに際して、一部の排気通路へ空気の供給を行うべく開弁する一部の開閉弁の開度を、他の排気通路へ空気の供給を行うべく開弁する他の開閉弁の開度よりも小さくする
ことを特徴とする内燃機関の二次空気供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153529A JP4412057B2 (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 内燃機関の二次空気供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153529A JP4412057B2 (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 内燃機関の二次空気供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005337033A JP2005337033A (ja) | 2005-12-08 |
JP4412057B2 true JP4412057B2 (ja) | 2010-02-10 |
Family
ID=35490887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004153529A Expired - Fee Related JP4412057B2 (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 内燃機関の二次空気供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4412057B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5464173B2 (ja) | 2011-05-27 | 2014-04-09 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の二次空気供給装置 |
-
2004
- 2004-05-24 JP JP2004153529A patent/JP4412057B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005337033A (ja) | 2005-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5024459B2 (ja) | 過給機付き内燃機関の排気浄化装置 | |
US20090183498A1 (en) | Exhaust emission control device | |
JP4254819B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
WO2004113696A1 (ja) | 4サイクルエンジン | |
JP2008069745A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP4432891B2 (ja) | ターボチャージャ付内燃機関 | |
JP4412057B2 (ja) | 内燃機関の二次空気供給装置 | |
JP2006063944A (ja) | 2次空気供給装置 | |
JP2007154846A (ja) | 内燃機関の排気装置 | |
JP4292671B2 (ja) | 内燃機関の炭化水素排出量低減装置 | |
JPH0586848A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
US6119660A (en) | Compression-ignition internal combustion engine having combustion heater | |
JP2008157243A (ja) | エンジンシステムおよび同システムにおける排ガス処理装置の再生方法 | |
JP4150649B2 (ja) | 内燃機関の排気再循環装置 | |
JP3304714B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2004036440A (ja) | エンジンの排ガス浄化装置 | |
JP2001263076A (ja) | 過給機付エンジンにおける減圧装置 | |
JP3956107B2 (ja) | 多気筒内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2008025525A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2005351108A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2010059879A (ja) | 内燃機関の排気還流装置 | |
JP3159554U (ja) | 内燃機関の排出ガス浄化システムおよびそれを備えた車両 | |
JP2006220019A (ja) | エンジンの排ガス浄化装置 | |
JP2023039763A (ja) | 排気ガス浄化装置 | |
JP2008038806A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090730 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091027 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091109 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |