JP4498811B2 - 遊技球誘導装置 - Google Patents
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Description
遊技球の通過可能な球通路が回転軸線と交差する方向に貫通形成された回転体と、
その回転体に一体的に取り付けられて前記球通路内に突出可能に配置されるとともに、前記回転体の回転軸線周りでの回転に応じて、前記遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを許容する第一姿勢と、前記遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを阻止する第二姿勢とに変移可能な通路切替部材と、
を備えることができる。
いずれか一方側を入口側、他方側を出口側として遊技球の通過可能な球通路が回転軸線と交差する方向に貫通形成された回転体と、
その回転体に一体的に取り付けられ前記球通路の途中で内方に向け突出するように常時付勢されて配置されるとともに、前記回転体の球通路に入口側から導入された遊技球を受け止めるための球受部を形成し、前記回転体の回転軸線周りでの回転に応じて、前記球受部が入口側から導入された遊技球と係合せずにその遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを許容する第一姿勢と、前記球受部が入口側から導入された遊技球を受け止めてその遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを阻止する第二姿勢とに変移可能な通路切替部材と、
を備え、
前記通路切替部材が前記第一姿勢であるときに前記球通路の入口側から導入された遊技球は、前記通路切替部材を前記球通路内へ突出する方向に付勢する付勢力よりも、遊技球との接触に基づきその通路切替部材をその付勢力に抗して前記球通路から後退する方向に作用する押し戻し力が大となることにより、前記通路切替部材を押し広げるようにしてそのまま前記球通路を通り抜けて出口側から放出される一方、
前記通路切替部材が前記第二姿勢であるときに前記球通路の入口側から導入された遊技球は、前記付勢力が前記押し戻し力を上回ることにより、前記球受部により受け止められて前記回転体とともに回転した後、前記球通路の入口側から放出されることを特徴とする。
通路切替部材が第一姿勢であるとき、球通路に入口側から導入された遊技球は、そのまま球通路を通り抜けて出口側から放出される一方、
通路切替部材が第二姿勢であるとき、球通路に入口側から導入された遊技球は、通路切替部材によって球通路の通り抜けを阻止された状態で回転体の回転に伴って球通路を逆流して入口側から放出されることが好ましい。
遊技球の通過可能な球通路が回転軸線とほぼ直交する方向に貫通形成された回転体と、
その回転体に一体的に取り付けられ前記球通路の途中で内方に向け突出するように常時付勢されて配置されるとともに、その球通路に入口側から導入された遊技球に係合して受け止めるための球受凹部が形成され、前記回転体の回転軸線周りでの回転に応じて、前記球受凹部が前記遊技球と係合せずにその遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを許容する第一姿勢と、前記球受凹部が前記遊技球を前記球通路の出口側から受け止めてその遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを阻止する第二姿勢とに変移可能な一対の通路切替部材と、
を備える場合がある。
通路切替部材が第一姿勢であるとき、球受凹部は通路切替部材の出口側に位置して、球通路に導入された遊技球と係合せずに遊技球を通過させ、
通路切替部材が第二姿勢であるとき、球受凹部はその通路切替部材の入口側に位置して、球通路に導入された遊技球を出口側から受け止めることになる。
一対の通路切替部材は、球通路の中途部において左右の側壁からそれぞれ底壁と平行状に内方に向け突出するとよい。
通路切替部材が第一姿勢であるとき、通路切替部材を球通路内へ突出する方向に付勢する付勢力よりも遊技球との接触に基づきその通路切替部材をその付勢力に抗して球通路から後退する方向に作用する押し戻し力(押し開き力)が大となることにより、球通路に入口側から導入された遊技球は通路切替部材を押し広げるようにしてそのままその球通路を通り抜けて出口側から放出される一方、
通路切替部材が第二姿勢であるとき、付勢力が押し戻し力(押し開き力)を上回ることにより、球通路に入口側から導入された遊技球は通路切替部材によってその球通路の通り抜けを阻止された状態で回転体の回転に伴って球通路を逆流して入口側から放出されることになる。
・振分装置…遊技球を複数の出口へ分配する;
・入賞装置…遊技球を出口側の入賞口へ案内する;
・通過装置…遊技球を入口側から出口側へ移送する;
等に用いることができる。その際、第一種パチンコ機(セブン機)のセンター役物、第二種パチンコ機(羽根物)のV入賞口、第三種パチンコ機(権利物)の振分入賞口のように、遊技球誘導装置の取付位置は遊技機に応じて適宜設定できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る遊技球誘導装置の一例としての通過装置を示す全体組立斜視図(前方斜視図)、図2はその正面図、図3はA−A断面図である。また、図4は図1とは異なる方向から見た通過装置の要部組立斜視図(後方斜視図)、図5はその分解斜視図である。図1〜図3に示すように、通過装置1は、遊技機の遊技盤(図示せず)等に固定するための台板10と、電動モータ24(回転体駆動源)により所定方向(例えば正面視時計方向)に回転する回転体20と、回転体20に取り付けられて一体回転する一対の揺動体30,30(通路切替部材)と、を備えている。
(1)回転体20の回転により、揺動体30,30の回動翼片31,31が第一姿勢になったとき(図6);
遊技球が入口側22Iから球通路22に入球すると、遊技球は揺動体30,30の回動翼片31,31に接触し、ねじりコイルばね34のばね力に抗して回動翼片31,31を押し広げ(図6(c)→(d))、そのまま球通路22を通り抜けて出口側22Eから排出樋11aへ放出される。したがって、遊技球は球通路22内で停止することなく比較的スピーディに通過する。
遊技球が入口側22Iから球通路22に入球すると、遊技球は回動翼片31,31の球受凹部31a,31aで受け止められ、ねじりコイルばね34のばね力により出口側22Eへの通り抜けを阻止される(図7(c))。
(2−2)回転体20がさらに180°未満の角度範囲で回転したとき(図8);
球通路22内の遊技球は、球受凹部31a,31aで受け止められ、出口側22Eへの通り抜けを阻止された状態で回転体20とともに下部枠11内を移動する。
(2−3)回転体20が約180°回転したとき(図9);
球受凹部31a,31aで受け止められていた遊技球は、球通路22内を逆流して入口側22Iから排出樋11aへ放出される(実際には自重で落下する)。このように、遊技球は球通路22内で一旦停止して比較的ゆっくりと通過する。
図10に揺動体の回動翼片の変形例を図7(a)と対比して示す。図10(a)に示す揺動体130(通路切替部材)は、球通路22の中途部において回動翼片131が球通路22内に突出するように、回動軸133に設けるねじりコイルばね134で常時付勢されるとともに、回転体20に一体的に取り付けられている。また、回動翼片131の先端部には、球通路22に入口側22Iから導入された遊技球に係合して受け止めることができるように、遊技球の外形に沿う球面状の球受凹部131aが形成されている。
図11は、本発明に係る遊技球誘導装置の他の例としての振分装置を実施例1(図8(a))と対比して示す正面図である。図11に示す振分装置2の下部枠11には、第一の排出樋11a(例えば外れ球排出樋)と隔壁11cを挟んで第二の排出樋11b(例えば当たり球排出樋)が形成されている。そこで、揺動体30,30(回動翼片31,31)が第一姿勢であるときには、遊技球は実施例1の場合と同様に、第一の排出樋11aに放出される(図6参照)。一方、揺動体30,30(回動翼片31,31)が第二姿勢から所定角度(180°未満の角度範囲)回転したときに、遊技球は第一の排出樋11aの手前の第二の排出樋11bに放出される(図11参照)。
2 振分装置(遊技球誘導装置)
20 回転体
22 球通路
22a 底壁
22b 側壁
30 揺動体(通路切替部材)
31a 球受凹部(球受部)
34 ねじりコイルばね(トーションスプリング;付勢手段;付勢部材;弾性部材)
Claims (3)
- いずれか一方側を入口側、他方側を出口側として遊技球の通過可能な球通路が回転軸線と交差する方向に貫通形成された回転体と、
その回転体に一体的に取り付けられ前記球通路の途中で内方に向け突出するように常時付勢されて配置されるとともに、前記回転体の球通路に入口側から導入された遊技球を受け止めるための球受部を形成し、前記回転体の回転軸線周りでの回転に応じて、前記球受部が入口側から導入された遊技球と係合せずにその遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを許容する第一姿勢と、前記球受部が入口側から導入された遊技球を受け止めてその遊技球による前記球通路の入口側から出口側への通り抜けを阻止する第二姿勢とに変移可能な通路切替部材と、
を備え、
前記通路切替部材が前記第一姿勢であるときに前記球通路の入口側から導入された遊技球は、前記通路切替部材を前記球通路内へ突出する方向に付勢する付勢力よりも、遊技球との接触に基づきその通路切替部材をその付勢力に抗して前記球通路から後退する方向に作用する押し戻し力が大となることにより、前記通路切替部材を押し広げるようにしてそのまま前記球通路を通り抜けて出口側から放出される一方、
前記通路切替部材が前記第二姿勢であるときに前記球通路の入口側から導入された遊技球は、前記付勢力が前記押し戻し力を上回ることにより、前記球受部により受け止められて前記回転体とともに回転した後、前記球通路の入口側から放出されることを特徴とする遊技球誘導装置。 - 前記球通路は、前記回転軸線に沿って設けられる左右の側壁と前記回転軸線にほぼ直交する底壁とから形成され、
前記通路切替部材は一対で構成され、前記球通路の中途部において前記左右の側壁からそれぞれ前記底壁と平行状に内方に向け突出する請求項1に記載の遊技球誘導装置。 - 前記球受部は、前記通路切替部材の先端部に球受凹部として形成され、
前記通路切替部材が第一姿勢であるとき、前記球受凹部は前記通路切替部材の出口側に位置して、前記球通路に導入された遊技球と係合せずに遊技球を通過させ、
前記通路切替部材が第二姿勢であるとき、前記球受凹部は前記通路切替部材の入口側に位置して、前記球通路に導入された遊技球を出口側から受け止める請求項1又は2に記載の遊技球誘導装置。
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