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JP4476140B2 - 波長選択スイッチ - Google Patents

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JP4476140B2 JP2005061865A JP2005061865A JP4476140B2 JP 4476140 B2 JP4476140 B2 JP 4476140B2 JP 2005061865 A JP2005061865 A JP 2005061865A JP 2005061865 A JP2005061865 A JP 2005061865A JP 4476140 B2 JP4476140 B2 JP 4476140B2
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Description

本発明は、入力ポートに与えられる波長多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)光から任意の波長チャネルを選択して目的の出力ポートに出力することが可能な波長選択スイッチに関し、特に、複数の出力ポートから出力される光のパワーをモニタする機能を備えた波長選択スイッチに関する。
近年のFTTH(Fiber to The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)などの数Mbit/s〜100Mbit/s程度の帯域を持った高速アクセス網の急激な普及により、ブロードバンドインターネットサービスを享受できる環境が整備されつつある。このような状況下での通信需要の増大に対応するため、バックボーンネットワーク(コア網)では、波長多重(WDM)技術を用いた超大容量光通信システムの敷設が進みつつある。
上記のコア網と、ユーザが直接アクセスを行うメトロ網(Metropolitan Area Network)との接続部分においては、電気によるスイッチング能力の限界に起因した帯域ボトルネックの発生が危惧されている。そこで、帯域ボトルネックになるメトロ領域に新しい光スイッチングノードを設置し、電気スイッチを介在させることなくコア網とメトロ網の間を光領域で直接接続する新しいフォトニックネットワークアーキテクチャを構築することが有効であり、それを実現するための研究開発が精力的に行なわれている。
上記のようなコア網とメトロ網とを接続するノードに適用される光スイッチモジュールの1つとして、例えば、波長選択スイッチ(Wavelength Selective Switch:WSS)が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
図15は、従来の波長選択スイッチの構成例を示す斜視図である。
図15において、波長選択スイッチ100は、ファイバコリメータアレイ110、回折格子101、レンズ102、ミラーアレイ103および1/4波長板104から構成される。ファイバコリメータアレイ110は、N(≧3)本のファイバコリメータが1方向に並べて配置され、1つの入力ポート110−1および複数の出力ポート110−2〜110−Nを構成している。入力ポート110−1から出射されたWDM光は、回折格子101により波長に応じて異なる角度方向に分離された後、各波長の光(以下、波長チャネルと呼ぶ)がレンズ102により異なる位置に集光される。各波長チャネルの集光位置には、チャネル数に対応した複数個のMEMSミラーを備えたミラーアレイ103が配置されている。MEMSミラーは、マイクロマシン(Micro Electro Mechanical Systems:MEMS)技術を用いて形成され、反射面の角度が駆動信号に応じて制御可能な微小ミラーである。ミラーアレイ103に到達した各波長チャネルは、対応するMEMSミラーでそれぞれ反射され、各々の反射面の角度に応じた方向に折り返される。このとき、各MEMSミラーの反射面が、入射される波長チャネルの出力先に設定されたいずれか1つの出力ポートの位置に対応した所定の角度に制御されることにより、各々のMEMSミラーで折り返された波長チャネルは、レンズ102、1/4波長板104および回折格子101を順に通って、目的の出力ポートにそれぞれ導かれる。
図16は、従来の波長選択スイッチの他の構成例を示す斜視図である。この波長選択スイッチ100’は、上記の図15に示した構成例と比べて透過型の回折格子101’を用いた点が異なり、その他の構成は図15の場合と同様である。
このような従来の波長選択スイッチ100,100’は、入力されるWDM光に含まれる複数の波長チャネルについて、ミラーアレイ103上の各MEMSミラーの反射面の角度を制御することにより、任意の波長チャネルを選択して目的の出力ポートに導くことのできる波長選択機能を有している。また、入力と出力の関係を逆にすることで、複数の入力ポートに与えられる異なる波長チャネルを含んだWDM光を1つの出力ポートに導くことも可能である。
上記のような従来の波長選択スイッチについては、ミラーアレイ上の各MEMSミラーの反射面が所定の角度に制御されていることが重要となる。このため、例えば図17に示すように、波長選択スイッチの各出力ファイバにそれぞれ光タップ120を設けて出力光の一部を分岐し、各光タップからの分岐光をスペクトルモニタ121に与えて各波長チャネルのパワーをモニタし、そのモニタ結果を基に処理ユニット122から出力される制御信号に従ってミラーアレイ上の対応するMEMSミラーの反射面の角度をフィードバック制御する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第6549699号明細書 特開2000−347065号公報 特開2001−330865号公報
しかしながら、上記の図17に例示したような従来の波長選択スイッチにおける出力光のモニタ構成では、複数の出力ファイバにそれぞれ対応させて個別に光タップを設けることが必要になるため、光部品点数の増大によるモジュールサイズの大型化およびコストアップが問題となる。
従来の波長選択スイッチについて出力光をモニタするための他の構成としては、例えば図18に示すように、波長選択スイッチ内部におけるミラーアレイと各出力ポートの間の光路上にプリズムなどの光分岐手段を設け、該光分岐手段で分岐した光をPDアレイで受光して各出力ポートに導かれる光のパワーをモニタすることも可能である。しかし、この構成では、光分岐手段を通過した後の光部品の光軸ずれなどの影響がPDアレイでモニタされる光パワーに含まれていないので、各出力ポートに実際に導かれる光のパワーと、PDアレイでのモニタパワーとが一致しなくなってしまう可能性がある。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、複数の出力ポートに導かれる各波長チャネルのパワーを精度良くモニタすることが可能な小型で低コストの波長選択スイッチを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明の波長選択スイッチは、少なくとも1つの入力ポートおよび複数の出力ポートが第1の方向に配列された光入出力部と、前記入力ポートから出射される、複数の波長チャネルを含んだ波長多重光を、波長に応じて前記第1の方向とは異なる第2の方向に分離する分光部と、前記分光部で分離された各波長チャネルを角度可変の反射面でそれぞれ反射する複数の可動ミラーと、前記各可動ミラーで反射された各々の波長チャネルが、前記分光部を介して、前記複数の出力ポートのうちの当該波長チャネルの出力先に設定された出力ポートに入射されるように、前記各可動ミラーの反射面の角度を設定する可動ミラー駆動部と、を備えるものである。そして、この波長選択スイッチは、前記各出力ポートの端面に設けられ、前記各可動ミラーから前記分光部を介して入射される波長チャネルの一部を入射方向の反対方向へ反射する反射部と、前記反射部で反射されて前記入力ポートに戻された光を、前記入力ポートから取り出す反射光抽出部と、前記反射光抽出部で取り出された反射光のパワーを各波長チャネルに対応させてモニタする反射光モニタ部と、を備え、前記反射部で反射された各波長の反射光は、各波長チャネルに対応した可動ミラーで反射され、さらに前記分光部で前記第2の方向に合波されることで、前記入力ポートに戻されることを特徴とする。
このような構成の波長選択スイッチでは、光入出力部の入力ポートから出射されるWDM光が分光部で各波長チャネルに分離され、異なる方向に進む各波長チャネルが各々に対応する可動ミラーで反射される。各可動ミラーは、入射される波長チャネルの出力先に設定された出力ポートの位置に対応させて反射面の角度が設定されており、その反射面で反射された波長チャネルは、分光部を介して出力先の出力ポートに導かれる。目的の出力ポートに到達した各波長チャネルは、各々の一部が出力ポート端面に設けられた反射部で入射方向の反対方向へ反射され、その反射光が元の光路を逆進し、分光部で合波されることで入力ポートに戻される。入力ポートに戻った反射光は、反射光抽出部を介して反射光モニタ部に送られ、各波長チャネルに対応した光パワーがモニタされるようになる。
上記のような本発明の波長選択スイッチによれば、入力ポートから出射されて目的の出力ポートに導かれる各波長チャネルについて、出力ポート端面に入射されるまでの結合状態を簡略な構成により精度良くモニタすることができる。これにより、小型で低コストの出力モニタ機能を備えた波長選択スイッチを提供することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、全図を通して同一の符号は同一または相当部分を示すものとする。
図1は、本発明による波長選択スイッチの一実施形態の構成を示す図である。
図1において、本実施形態の波長選択スイッチは、例えば、光入出力部としてのファイバコリメータアレイ10と、分光部としての回折格子1と、集光レンズ2と、複数の可動ミラーであるMEMSミラーが配列されたミラーアレイ3と、可動ミラー駆動部としてのMEMSミラー駆動回路4と、反射光抽出部としての光サーキュレータ5と、反射光モニタ部としてのチャネルモニタ6と、制御部としての制御回路7と、を備えて構成される。なお、本波長選択スイッチの光学系の立体的な構成は、上述の図16に例示した従来の場合と同様である。
ファイバコリメータアレイ10は、ここでは例えば、1本の入力ファイバ11INおよびM本の出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)と、各々のファイバに対応したM+1個のコリメータレンズ12と、を有する。入力ファイバ11INおよび出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUTは、一方向(図1の右下に示した直交座標系におけるY軸方向)に並べて配置されている。
入力ファイバ11INは、一端に光サーキュレータ5が接続され、波長チャネルCh1〜ChN(互いに波長の異なるN波の光信号)を含んだWDM光LINが上記光サーキュレータ5を介して入力される。入力ファイバ11INの他端は、例えば図2の上段に示すように、フェルールの端面を斜め研磨し、その端面にAR(Anti-Reflection)コートを施して、ファイバ端面での光の反射を防止した一般的な構成となっている。なお、フェルール端面の傾斜角度はここでは6〜8°としている。
各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)には、回折格子1、集光レンズ2およびミラーアレイ3から構成される光学系により、WDM光LINの各波長チャネルCh1〜ChNを任意に選択して分離した各光が、対応するコリメータレンズ12を介して入射される。各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の光入射端は、例えば図2の下段に示すように、フェルールの端面を垂直研磨し、その端面にはARコートを施さないようにして、上記の光学系からコリメータレンズ12を介して入射される光の一部がファイバ端面で反射されて元の光路に戻される構成となっている。各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の端面における反射率は、上記のような垂直研磨およびARコートなしの構成の場合、4%(−14dB)程度となる。以下の説明では、各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の端面を透過した光を出力光LOUT(#1)〜LOUT(#M)とし、反射された光を反射光L(#1)〜L(#M)とする。なお、括弧内の符号#1〜#Mは、本波長選択スイッチの出力ポート番号を表している。
回折格子1は、入力ファイバ11INから出力されコリメータレンズ12で平行光とされたWDM光LINに含まれる各波長チャネルCh1〜ChNを、各々の波長に応じてファイバコリメータアレイ10の配列方向(Y軸方向)とは異なる方向(X軸方向)に分離する透過型の回折格子である。なお、本実施形態では透過型の回折格子1を使用する構成例について説明するが、上述の図15に示したような反射型の回折格子を用いることも可能である。
集光レンズ2は、回折格子1を透過することでX軸方向に分離された各波長チャネルCh1〜ChNを、ミラーアレイ3の対応するMEMSミラーにそれぞれ集光させる一般的なレンズである。
ミラーアレイ3は、集光レンズ2を通過した各波長チャネルCh1〜ChNの集光位置に各々の反射面が位置するように配置されたN個のMEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)を有する(図16参照)。各MEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)は、マイクロマシン(Micro Electro Mechanical Systems:MEMS)技術を用いて形成された微小ミラーであり、MEMSミラー駆動回路4から出力される駆動電圧V(Ch1)〜V(ChN)に応じて反射面の角度を自在に制御可能な構造を有している。ここでは、各MEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)の反射面が、入射される波長チャネルCh1〜ChNの出力先に設定されたいずれか1つの出力ポート#1〜#Mの位置に対応した所定の角度に制御される。これにより、各々のMEMSミラーミラー3(Ch1)〜3(ChN)で反射された波長チャネルCh1〜ChNは、集光レンズ2および回折格子1を順に通って、目的の出力ポート#1〜#Mにそれぞれ導かれる。なお、図1には、各出力ポートに導かれる波長チャネルの経路の一例として、出力ポート#3に導かれる波長チャネルの経路が示してある。目的の出力ポート#1〜#Mにそれぞれ導かれた各波長チャネルCh1〜ChNは、出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の垂直端面(図2の下段参照)で反射される反射光L(#1)〜L(#M)を除いて、本波長選択スイッチの出力光LOUT(#1)〜LOUT(#M)として各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)から出力される。各反射光L(#1)〜L(#M)は、それまで伝搬してきた光路を逆方向に進むことで各々が合波され、各波長チャネルCh1〜ChNに対応する成分を含んだ反射光Lが入力ポート(入力ファイバ11IN)に戻される。
光サーキュレータ5は、ここでは3つのポートを有し、第1ポートに入力されるWDM光LINを、入力ファイバ11INが接続された第2ポートに一方向に伝達すると共に、入力ファイバ11INから第2ポートに戻されてきた上記の反射光Lを、チャネルモニタ6が接続された第3ポートに一方向に伝達する。
チャネルモニタ6は、光サーキュレータ5の第3ポートから出力される反射光Lに含まれる各波長チャネルCh1〜ChNに対応した成分のパワーP(Ch1)〜P(ChN)を測定し、その測定結果を示す信号を制御回路7に出力する。
図3および図4は、上記チャネルモニタ6の具体的な構成例を示したブロック図である。ただし、本発明に用いられるチャネルモニタがこれらの構成例に限定されることを意味するものではない。
図3の構成例では、光サーキュレータ5からの反射光Lが、透過帯域可変のチューナブルフィルタ6Aに入力され、反射光Lに含まれる各波長チャネルに対応した光L(Ch1)〜L(ChN)のいずれか1つが抽出されて、その光パワーが光検出器(PD)6Bで測定される。ここでは、チューナブルフィルタ6Aの透過波長を各波長チャネルに対応させて時分割で切り替えることにより、反射光Lに含まれるすべての波長チャネルに対応した光のパワーが光検出器6Bで検出されるものとする。
また、図4の構成例では、光サーキュレータ5からの反射光Lが分波器6Cに入力されて波長に応じて分離され、分波器6Cの各出力ポートからそれぞれ出力される各波長チャネルに対応した光L(Ch1)〜L(ChN)が、各々に対応して設けられた光検出器(PD)6D〜6Dで受光されてそれぞれのパワーが検出される。
制御回路7は、チャネルモニタ6でモニタされた光パワーP(Ch1)〜P(ChN)に基づいて、各々のパワーが最大となるように、ミラーアレイ3上の各波長チャネルに対応するMEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)の反射面の角度をフィードバック制御するための信号CONTを生成し、それをMEMSミラー駆動回路4に出力する。MEMSミラー駆動回路4は、制御回路7からの制御信号CONTに従って、各MEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)に与える駆動電圧V(Ch1)〜V(ChN)を最適化する。
上記のような構成の波長選択スイッチでは、出力ポート#1〜#Mを構成する各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の端面を図2の下段に示したような構造とすることで反射手段が形成され、各々の出力端面で反射した光L(#1)〜L(#N)が光学系を逆進して1つの入力ポートにまとめて戻される。そして、その入力ポートへの戻り光Lが入力部に配置した光サーキュレータ5で分離され、チャネルモニタ6で各波長チャネルCh1〜ChNに対応した光のパワーP(Ch1)〜P(ChN)がモニタされ、そのモニタ結果に基づいて各MEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)のフィードバック制御が行われる。
具体的には、例えば図5に示すように、入力されるWDM光LINの各波長チャネルCh1〜ChNのうちの、波長チャネルCh1〜Ch4が出力ポート#1から出力され、波長チャネルCh5〜Ch8が出力ポート#2から出力されるような出力先の設定において、チャネルモニタ6でモニタされる各波長チャネルCh1〜Ch8に対応した反射光のパワーが図5の上段に示す状態にある場合、制御回路7は、波長チャネルCh2〜Ch4,Ch6〜Ch8に対応する各MEMSミラーの反射面の角度が最適値からずれていると判断し、各々の反射光パワーのモニタ値が図5の下段に示すようにそれぞれ最大となるように、対応するMEMSミラーのフィードバック制御を行う。このフィードバック制御は、例えば図6に示すような関係に従ってMEMSミラーの駆動電圧V(Ch1)〜V(ChN)と各反射光パワーP(Ch1)〜P(ChN)とが変化する場合、反射光パワーが最大となる電圧VTARGETを制御目標として駆動電圧の最適化が図られる。
上述したように本実施形態の波長選択スイッチによれば、目的の出力ポート#1〜#Mに導かれる各波長チャネルCh1〜ChNについて、各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の端面に到達するまでの結合状態を簡略な構成により精度良くモニタすることができる。これにより、周囲環境の変動や経年劣化などによってミラーアレイ3の各MEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)の駆動特性に変化が生じた場合でも、上記のモニタ結果を用いて各々のMEMSミラーのフィードバック制御を行うことにより、入力されるWDM光LINの任意の波長チャネルを選択して、それを目的の出力ポートに最適な結合状態で導くことが可能になる。また、本実施形態の波長選択スイッチは、上述の図17に示した複数の出力ポートにそれぞれタップを設ける従来構成に比べて、1つの入力ポートに光サーキュレータを配置するだけで、各出力ポート#1〜#Mに対応した反射光L(#1)〜L(#M)のすべてをモニタ光として取り出すことができるため、光部品点数の削減および低コスト化を実現することが可能になる。
次に、本発明による波長選択スイッチの他の実施形態について説明する。ここでは、WDM光に対応した可変光減衰器(Variable Optical Attenuator:VOA)として波長選択スイッチが利用される場合に好適な応用例を示す。
図7は、上記他の実施形態による波長選択スイッチの構成を示す図である。
図7において、本実施形態の波長選択スイッチは、可変光減衰器としての用途に対応するために、上述の図1に示した構成について、入力ファイバ11INおよび出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の各フェルールを所定の位置に固定するブロック13を設けると共に、該ブロック13とコリメータレンズ12の間に、入力ファイバ11INおよび出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)にそれぞれ対応する光導波路が形成されたアレイ導波路14を設けるようにしたものである。なお、上記以外の構成は図1に示した場合と同様であるため、ここでの説明を省略する。
ブロック13は、例えば、所定間隔の平行なV溝を予め形成しておき、そのV溝に入力ファイバ11INおよび出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の各フェルールを戴置することで、一方向(Y軸方向)に配置された入出力ファイバアレイを構成する。このとき、各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の垂直研磨されたフェルール端面(図2の下段参照)がブロック13の一側面(図7における右側面)に揃えて配置され、そのブロック13の一側面に接するようにアレイ導波路14が配置される。なお、図7に示したブロック13のハッチング部分が、各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)のフェルール端面、すなわち反射手段に相当する位置を模式的に表している。
アレイ導波路14は、入力ファイバ11INおよび出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)にそれぞれ対応した各光導波路の一端面が、上記ブロック13の一側面に位置する入出力ファイバの各端面にそれぞれ結合される。各光導波路の他端面近傍にはコリメータレンズ12が配置されおり、入力ファイバ11INおよび出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)と各コリメータレンズ12との間で入出力される光がアレイ導波路14の対応する光導波路を介して伝達される。
ここで、波長選択スイッチの可変光減衰器としての動作について簡単に説明する。
例えば、図8の左側に示すように、各波長チャネルCh1,Ch2,…のパワーが揃った平坦な波長特性を有するWDM光LINが波長選択スイッチに入力され、図8の右側に示すように、波長選択スイッチの出力ポート#1から出力される光LOUT(#1)について、波長チャネルCh1〜Ch4のパワーが波長に応じて徐々に小さくなるような波長特性を持たせ、出力ポート#2から出力される光LOUT(#2)については、奇数および偶数の波長チャネルでパワーの異なる波長特性を持たせるような場合を考える。この場合、入力されるWDM光LINに含まれる波長チャネルCh1,Ch5,Ch7については、ミラーアレイ3で反射されて目的の出力ファイバ11(#1),11(#2)のコアに結合される光パワーが最大となるように、各々に対応するMEMSミラー3(Ch1),3(Ch5),3(Ch7)の反射面の角度を最適化する。一方、他の波長チャネルCh2〜Ch4,Ch6,Ch8については、波長チャネルCh1,Ch5,Ch7のパワーに対する減衰量に応じて、各々に対応するMEMSミラー3(Ch2)〜3(Ch4),3(Ch6),3(Ch8)の反射面の角度を最適値からずらすことにより、目的の出力ファイバ11(#1),11(#2)のコアに結合される光パワーを減衰させる。これにより、各出力ポート#1,#2から出力される光LOUT(#1),LOUT(#2)に所望の波長特性を持たせることが可能になり、波長選択スイッチがWDM光LINの各波長チャネルに対する可変光減衰器として機能するようになる。
上記のように可変光減衰器として利用される波長選択スイッチについて、上述の図1に示した本発明の構成、すなわち、コリメータレンズ12を通過して各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)に導かれる光の一部を各々の出力ファイバ端面で反射させ、その反射戻り光を入力側でモニタする構成を適用した場合、MEMSミラーの反射面の角度を最適値からずらすことにより、出力ファイバ端面のコア外のクラッド部分に到達する光(コア内に結合されない損失成分)についても当該ファイバ端面で反射されて入力側に戻されるようになってしまうため、各出力ポートから出力される光LOUT(#1)〜LOUT(#M)のパワーを入力側で正確にモニタすることが困難になる。
そこで、本実施形態では、ブロック13を用いてアレイ化した入出力ファイバの各端面とコリメータ12との間にアレイ導波路14を挿入することにより、アレイ導波路14の各光導波路に結合された光だけが各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)に導かれ、その一部が反射されて入力側に戻されるようになる。すなわち、MEMSミラーの角度をずらすことにより生じる損失成分は、アレイ導波路14の光導波路端面外には到達するが、反射手段となる出力ファイバ端面までは到達しないので、各出力ポートから出力される光LOUT(#1)〜LOUT(#M)のパワーを入力側で正確にモニタすることが可能になる。
上記のように本実施形態によれば、WDM光に対応した可変光減衰器として利用される波長選択スイッチについても、上述の図1に示した実施形態の場合と同様に、各出力ポート#1〜#Mから出力される光LOUT(#1)〜LOUT(#M)のパワーを簡略な構成により精度良くモニタすることができる。すなわち、波長選択スイッチを可変光減衰器として用いる場合に本発明のモニタ構成を適用することで、各波長チャネルに対応した光減衰量を正確にモニタすることが可能になる。そして、上記のモニタ結果に基づいて各MEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)の反射面の角度をフィードバック制御することによって、パワーが予め設定されたレベルに調整された波長チャネルを目的の出力ポートに確実に導くことができるようになる。
なお、上記の実施形態においては、平坦な波長特性を有するWDM光LINが入力され、目的の出力ポートに出力される各波長チャネルCh1〜ChNのパワーの絶対値が所望のレベルとなるように、波長選択スイッチを可変光減衰器として動作させる場合について説明したが、これ以外にも、例えば図9の左側に示すように、波長選択スイッチに入力されるWDM光LINの波長特性が平坦でない場合に、目的の出力ポートに導かれる各波長チャネルの相対的なパワーを調整することで、図9の右側に示すように各出力ポートから出力されるWDM光LOUT(#1)〜LOUT(#M)について所望の波長特性が得られるように、波長選択スイッチを可変光減衰器として動作させる場合にも、本発明の構成は有効である。図10は、上記の場合に対応した波長選択スイッチの変形例を示す図である
図10に示す波長選択スイッチでは、4つのポートを有する光サーキュレータ5’を入力ファイバ11INに接続して、入力されるWDM光LINの波長特性もモニタできるようにし、各波長チャネルCh1〜ChNの入力パワーに対する相対的な出力パワーの関係に応じて、各MEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)の反射面の角度をフィードバック制御するようにしている。
具体的に、光サーキュレータ5’の第1ポートに入力されるWDM光LINが第2ポートから出力され、その一部が入力モニタ光として分岐されて入力モニタ部としてのチャネルモニタ8に送られ、残りのWDM光LINは反射器9で全反射されて第2ポートに戻される。第2ポートに戻ったWDM光LINは第3ポートから入力ファイバ11INに与えられ、前述の図7に示した実施形態の場合と同様に、波長選択スイッチの光学系に送られる。そして、各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)の端面で反射され入力ファイバ11INに戻された反射光Lが光サーキュレータ5’の第3ポートから第4ポートに送られ、出力側のチャネルモニタ6に与えられる。制御回路7は、入力側のチャネルモニタ8でモニタされた各波長チャネルCh1〜ChNの入力パワーPIN(Ch1)〜PIN(ChN)と、出力側のチャネルモニタ6でモニタされた各波長チャネルCh1〜ChNに対応する光パワーPOUT(Ch1)〜POUT(ChN)に基づいて、各出力ポートから出力されるWDM光LOUT(#1)〜LOUT(#M)が所望の波長特性となるように、各波長チャネルに対応したMEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)の反射面の角度をフィルタ制御する信号CONTをMEMSミラー駆動回路4に出力する。
次に、本発明による波長選択スイッチの他の実施形態について説明する。ここでは、複数の入力ポートと複数の出力ポートとを有する波長選択スイッチに本発明を適用した一例を示す。
図11は、上記他の実施形態による波長選択スイッチの構成を示す図である。また、図12は、図11の波長選択スイッチの光学系の配置を示す斜視図である。
図11および図12において、本波長選択スイッチでは、例えば、複数M(ここではM=4とする)の入力ファイバ11IN(#1)〜11IN(#4)と、複数M(ここではM=4とする)出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#4)とを一方向(Y軸方向)に並べて配置し、各々のファイバに対応させてコリメータレンズ12を設けたファイバコリメータアレイ10’が備えられる。また、入力ファイバの複数化に伴って入力側ミラーアレイ3INおよび出力側ミラーアレイ3OUTが配置される。さらに、ファイバコリメータアレイ10’の各入力ファイバ11IN(#1)〜11IN(#4)に対応させて、4個の光サーキュレータ5(#1)〜5(#4)および4個のチャネルモニタ6(#1)〜6(#4)が設けられる。なお、上記のファイバコリメータアレイ10’、入力側ミラーアレイ3IN、出力側ミラーアレイ3OUT、光サーキュレータ5(#1)〜5(#4)およびチャネルモニタ6(#1)〜6(#4)以外の各構成については、上述の図1に示した構成と同様であるため、ここでの説明を省略する。また、本実施形態では4×4(4入力4出力)波長選択スイッチの一例について説明するが、本発明これに限らず入力および出力の各ポート数を任意に設定することが可能である。
ファイバコリメータアレイ10’の各入力ファイバ11IN(#1)〜11IN(#4)は、上述の図2上段に示した構成例と同様に、フェルールの端面を斜め研磨し、その端面にARコートを施して、ファイバ端面での光の反射を防止した一般的な構成となっている。また、各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#4)は、上述の図2下段に示した構成例と同様に、フェルールの端面を垂直研磨し、その端面にはARコートを施さないようにして、コリメータレンズ12を介して導かれる光の一部がファイバ端面で反射されて元の光路に戻される構成となっている。
各入力ファイバ11IN(#1)〜11IN(#4)から出力されるWDM光LIN(#1)〜LIN(#4)は、コリメータレンズ12を介して回折格子1に送られて各々に含まれる各波長チャネルCh1(#1)〜ChN(#1),Ch1(#2)〜ChN(#2),Ch1(#3)〜ChN(#3),Ch1(#4)〜ChN(#4)に分離された後、各々の波長チャネルCh1(#1)〜ChN(#4)が集光レンズ2でそれぞれ集光されて、入力側ミラーアレイ3INに送られる。
入力側ミラーアレイ3INは、集光レンズ2を通過した各波長チャネルCh1(#1)〜ChN(#4)の集光位置に各々の反射面が位置するように配置された4×N個のMEMSミラー3IN(#1,Ch1)〜3IN(#1,ChN),3IN(#2,Ch1)〜3IN(#2,ChN),3IN(#3,Ch1)〜3IN(#3,ChN),3IN(#4,Ch1)〜3IN(#4,ChN)を有する(図12参照)。この入力側ミラーアレイ3INは、ここではZ軸方向に対して45°の角度をなすように配置される。各MEMSミラー3IN(#1,Ch1)〜3IN(#4,ChN)は、MEMSミラー駆動回路4から出力される駆動電圧VIN(#1,Ch1)〜VIN(#4,ChN)に応じて反射面の角度を自在に制御可能な構造を有している。ここでは、各MEMSミラー3IN(#1,Ch1)〜3IN(#4,ChN)の反射面の角度が、入射される波長チャネルCh1(#1)〜ChN(#4)の出力先に設定されたいずれか1つの出力ポートに対応した、出力側ミラーアレイ3OUTのMEMSミラーの位置に合わせて制御される。
出力側ミラーアレイ3INは、Z軸方向に対して−45°の角度をなすように配置され、入力側ミラーアレイ3INで反射された各波長チャネルCh1(#1)〜ChN(#4)の進行方向を目的の出力ポートに向けて折り返すための4×N個のMEMSミラー3OUT(#1,Ch1)〜3OUT(#1,ChN),3OUT(#2,Ch1)〜3OUT(#2,ChN),3OUT(#3,Ch1)〜3OUT(#3,ChN),3OUT(#4,Ch1)〜3OUT(#4,ChN)を備えている(図12参照)。各MEMSミラー3OUT(#1,Ch1)〜3OUT(#4,ChN)は、MEMSミラー駆動回路4から出力される駆動電圧VOUT(#1,Ch1)〜VOUT(#4,ChN)に応じて反射面の角度が制御される。
各光サーキュレータ5(#1)〜5(#4)は、上述の図1に示した光サーキュレータ5と同様に3つのポートを有し、第1ポートに入力されるWDM光LIN(#1)〜LIN(#4)を、各入力ファイバ11IN(#1)〜11IN(#4)が接続された第2ポートに一方向に伝達すると共に、各入力ファイバ11IN(#1)〜11IN(#4)から第2ポートに戻されてきた反射光Lを、各チャネルモニタ6(#1)〜6(#4)が接続された第3ポートに一方向に伝達する。
各チャネルモニタ6(#1)〜6(#4)は、各光サーキュレータ5の第3ポートから出力される反射光反射光Lに含まれる各波長チャネルCh1〜ChNに対応した光成分のパワーP#1(Ch1)〜P#1(ChN),P#2(Ch1)〜P#2(ChN),P#3(Ch1)〜P#3(ChN),P#4(Ch1)〜P#4(ChN)を測定し、その測定結果を示す信号を制御回路7に出力する。なお、各チャネルモニタ6(#1)〜6(#4)の具体例としては、上述の図3または図4に示した構成を適用することが可能である。
制御回路7は、各チャネルモニタ6(#1)〜6(#4)でモニタされた反射光のパワーP#1(Ch1)〜P#4(ChN)を基にして、各々のパワーが最大となるように、入力側ミラーアレイ3INの対応するMEMSミラー3IN(#1,Ch1)〜3IN(#4,ChN)の反射面の角度と、出力側ミラーアレイ3OUTの対応するMEMSミラー3OUT(#1,Ch1)〜3OUT(#4,ChN)の反射面の角度とをフィードバック制御するための信号CONTを生成する。MEMSミラー駆動回路4は、制御回路7からの制御信号CONTに従って、入力側のMEMSミラー3IN(#1,Ch1)〜3IN(#4,ChN)に与える駆動電圧VIN(#1,Ch1)〜VIN(#4,ChN)と、出力側のMEMSミラー3OUT(#1,Ch1)〜3OUT(#4,ChN)に与える駆動電圧VOUT(#1,Ch1)〜VOUT(#4,ChN)とを最適化する。
ここで、本実施形態における制御回路7による各MEMSミラーのフィードバック制御について具体例を挙げて詳しく説明する。
例えば、図11において光学系を伝搬する光の経路を例示したように、入力ファイバ11IN(#2)から出力されるWDM光LIN(#2)について、その波長チャネルChN(#2)の出力先が出力ファイバ11OUT(#3)に設定され(実線で示した経路に対応)、また、入力ファイバ11IN(#4)から出力されるWDM光LIN(#4)について、その波長チャネルChN(#4)の出力先が出力ファイバ11OUT(#1)に設定される(破線で示した経路に対応)場合を想定する。この場合、WDM光LIN(#2)の波長チャネルChN(#2)は、出力先の設定に従って反射面の角度が所定の初期値にそれぞれ設定された入力側MEMSミラー3IN(#2,ChN)および出力側MEMSミラー3OUT(#3,ChN)で順に反射されることにより、目的の出力ファイバ11OUT(#3)に導かれる。また、これと同様に、WDM光LIN(#4)の波長チャネルChN(#4)は、入力側MEMSミラー3IN(#4,ChN)および出力側MEMSミラー3OUT(#1,ChN)で順に反射され、目的の出力ファイバ11OUT(#1)に導かれる。
出力ファイバ11OUT(#3)に到達した波長チャネルChN(#2)は、その一部が出力ファイバ端面で反射され、反射光L(#3,ChN)が入力側に戻される。この反射光L(#3,ChN)は、光サーキュレータ5(#2)からチャネルモニタ6(#2)に送られ、そのパワーP#2(ChN)がモニタされる。また、出力ファイバ11OUT(#1)に到達した波長チャネルChN(#4)も同様に、その一部が出力ファイバ端面で反射され、反射光L(#1,ChN)が入力側に戻される。この反射光L(#1,ChN)は、光サーキュレータ5(#4)からチャネルモニタ6(#4)に送られ、そのパワーP#4(ChN)がモニタされる。
各チャネルモニタ6(#2),6(#4)でのモニタ結果を受けた制御回路7では、波長チャネルChN(#2)の出力先の設定情報を参照することにより対応する入力側および出力側のMEMSミラー3IN(#2,ChN),3OUT(#3,ChN)を特定し、チャネルモニタ6(#2)でのモニタ値P#2(ChN)が最大になるように、各々の反射面の角度をフィードバック制御する。また、波長チャネルChN(#4)の出力先の設定情報を参照することにより対応する入力側および出力側のMEMSミラー3IN(#4,ChN),3OUT(#1,ChN)を特定し、チャネルモニタ6(#4)でのモニタ値P#4(ChN)が最大になるように、各々の反射面の角度をフィードバック制御する。
上記のように本実施形態によれば、4×4波長選択スイッチに関しても、各入力ファイバ11IN(#1)〜11IN(#4)から出力されるWDM光LIN(#1)〜LIN(#4)に含まれる各波長チャネルCh1(#1)〜ChN(#4)について、目的の出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#4)の端面に到達するまでの結合状態を簡略な構成により精度良くモニタすることができる。これにより、各々のモニタ結果に基づいて対応する入力側および出力側のMEMSミラーの反射面の角度をフィードバック制御することで、各入力ポートに与えられるWDM光LIN(#1)〜LIN(#4)から任意の波長チャネルを選択して、それを目的の出力ポートに最適な結合状態で導くことが可能になる。
なお、上記の実施形態では、入力側ミラーアレイ3INおよび出力側ミラーアレイ3OUTをZ軸方向に対して±45°傾けて対称に配置するようにした光学系の一例を示したが、本発明を適用可能な複数の入出力ポートを有する波長選択スイッチの光学系の構成は上記の一例に限定されるものではない。また、上述の図7や図10に示した場合と同様にして、上記実施形態の構成を応用することにより、複数の入出力ポートを有する波長選択スイッチを可変光減衰器として利用する場合にも対応することが可能である。
次に、上述の図1〜図12に示した各実施形態に関連した変形例について説明する。
上述した各実施形態による波長選択スイッチでは、複数の出力ファイバにそれぞれ入射される光の一部を各々のファイバ端面で反射させて入力側に戻す構成となっているため、波長選択スイッチの出力ポート側から見た反射減衰特性が出力ファイバ端面での反射によって劣化してしまい問題となる場合がある。このような場合には、例えば図13に示すような構成を適用することにより、反射減衰特性の劣化を防ぐことが可能である。
具体的に、図13の波長選択スイッチは、例えば上述の図1に示した構成について、端面を垂直研磨することで反射手段を形成していた各出力ファイバ11OUT(#1)〜11OUT(#M)に代えて、入力ファイバ11INと同様の斜め研磨およびARコートを施した端面を有する出力ファイバ11OUT(#1)’〜11OUT(#M)’を設け、その出力ファイバ11OUT(#1)’〜11OUT(#M)’とコリメータレンズ12との間に、各出力ファイバ11OUT(#1)’〜11OUT(#M)’に対応させて小型アイソレータを並べて配置したアイソレータアレイ21を挿入する。このアイソレータアレイ21のコリメータレンズ12側の端面には、入射される光の一部を反射する反射部21Aが形成されている。このようなアイソレータアレイ21に用いられる小型アイソレータの具体例としては、住友金属鉱山株式会社製の「超小型表面実装型光アイソレータ」などを使用することが可能である。
上記のような構成では、各出力ポート#1〜#Mに対応したコリメータレンズ12を通過した光は、アイソレータアレイ21を介して各出力ファイバ11OUT(#1)’〜11OUT(#M)’に送られるようになり、コリメータレンズ12からアイソレータアレイ21に入力される光の一部が反射部21Aで反射されて入力ポート側に戻されることになる。アイソレータアレイ21は、各出力ファイバ11OUT(#1)’〜11OUT(#M)’からコリメータレンズ12に向けて進む光を遮断するので、波長選択スイッチの出力ポート側から見た反射減衰特性は良好なものとなる。
なお、上記図13の構成例では、アイソレータアレイ21が出力ファイバ11OUT(#1)’〜11OUT(#M)’とコリメータレンズ12の間に配置されるようにしたが、例えば図14に示すように、コリメータレンズ12と回折格子1の間にアイソレータアレイ21を設けるようにしてもよい。アイソレータアレイ21の端面近傍に配置されたレンズ22は、回折格子1を透過した光を各アイソレータの入力端面に集光させるものである。
また、上述の図1〜図14に示した各実施形態では、チャネルモニタ6でモニタされる各波長チャネルに対応した光パワーP(Ch1)〜P(ChN)がMEMSミラー3(Ch1)〜3(ChN)のフィードバック制御に用いられる場合を示したが、本発明はこれに限らず、例えば各出力ポート#1〜#Mから出力される光LOUT(#1)〜LOUT(#M)のパワーを検出するためにチャネルモニタ6のモニタ値を用いることも可能である。
以上、本明細書で開示した主な発明について以下にまとめる。
(付記1)少なくとも1つの入力ポートおよび複数の出力ポートが第1の方向に配列された光入出力部と、
前記入力ポートから出射される、複数の波長チャネルを含んだ波長多重光を、波長に応じて前記第1の方向とは異なる第2の方向に分離する分光部と、
前記分光部で分離された各波長チャネルを角度可変の反射面でそれぞれ反射する複数の可動ミラーと、
前記各可動ミラーで反射された各々の波長チャネルが、前記分光部を介して、前記複数の出力ポートのうちの当該波長チャネルの出力先に設定された出力ポートに入射されるように、前記各可動ミラーの反射面の角度を設定する可動ミラー駆動部と、を備えた波長選択スイッチであって、
前記各出力ポートの端面に設けられ、前記各可動ミラーから前記分光部を介して入射される波長チャネルの一部を反射する反射部と、
前記反射部で反射されて前記入力ポートに戻された光を、前記入力ポートから取り出す反射光抽出部と、
前記反射光抽出部で取り出された反射光のパワーを各波長チャネルに対応させてモニタする反射光モニタ部と、を備えたことを特徴とする波長選択スイッチ。
(付記2)前記反射光モニタ部のモニタ結果に基づいて、前記各出力ポートから出力される波長チャネルのパワーが最大値に近づくように、当該波長チャネルに対応する前記可動ミラーの反射面の角度をフィードバック制御する制御部を備えたことを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記3)前記反射光モニタ部のモニタ結果に基づいて、前記各出力ポートから出力される光のパワーを検出することを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記4)前記各出力ポートに対応した複数の光導波路を有し、該各光導波路の一端が前記各出力ポートの前記反射部を設けた端面に結合され、前記各可動ミラーから前記分光部を介して送られてくる波長チャネルが前記各光導波路の他端に入射されるアレイ導波路を備えたことを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記5)前記反射光モニタ部のモニタ結果に基づいて、前記各出力ポートから出力される波長チャネルのパワーが予め設定したレベルになるように、当該波長チャネルに対応する前記可動ミラーの反射面の角度をフィードバック制御する制御部を備えたことを特徴とする付記4に記載の波長選択スイッチ。
(付記6)前記入力ポートに入力される波長多重光に含まれる各波長チャネルのパワーをモニタする入力モニタ部と、
前記入力モニタ部および前記反射光モニタ部の各モニタ結果に基づいて、前記各出力ポートから出力される波長チャネルのパワーの入力パワーに対する相対的な減衰量が予め設定した値になるように、当該波長チャネルに対応する前記可動ミラーの反射面の角度をフィードバック制御する制御部を備えたことを特徴とする付記4に記載の波長選択スイッチ。
(付記7)前記光入出力部が複数Mの入力ポートおよび複数Mの出力ポートを有し、各入力ポートに入力される波長多重光が複数Nの波長チャネルを含むとき、
前記分光部で分離された各波長チャネルを角度可変の反射面でそれぞれ反射するM×N個の入力側可動ミラーと、前記各入力側可動ミラーで反射された波長チャネルを角度可変の反射面でそれぞれ反射するM×N個の出力側可動ミラーと、を設け、
前記可動ミラー駆動部は、前記入力側可動ミラーおよび前記出力側可動ミラーで順に反射された波長チャネルが、前記分光部を介して、前記複数の出力ポートのうちの当該波長チャネルの出力先に設定された出力ポートに入射されるように、前記入力側可動ミラーおよび前記出力側可動ミラーの各反射面の角度を設定することを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記8)前記反射部は、前記各出力ファイバの垂直研磨された端面であること特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記9)前記各出力ポートの端面に光出力端が結合された複数の光アイソレータを備え、該各光アイソレータの光入力端に前記反射部を設けたことを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記10)前記可動ミラーは、マイクロマシン技術を用いて形成された微小ミラーであることを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記11)前記反射光抽出部は、少なくとも3つのポートを有する光サーキュレータを含むことを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記12)前記反射光モニタ部は、前記反射光抽出部で取り出された光が入力される透過帯域可変の光フィルタと、該光フィルタの透過光のパワーを検出する光検出器と、を備えたことを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記13)前記反射光モニタ部は、前記反射光抽出部で取り出された光を波長に応じて分離する分波器と、該分波器で分離された各光のパワーを検出する複数の光検出器と、を備えたことを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
本発明による波長選択スイッチの一実施形態の構成を示す図である。 上記実施形態に用いられる入力ファイバおよび出力ファイバの具体的な構成例を示す図である。 上記実施形態におけるチャネルモニタの具体的な構成例を示す図である。 上記実施形態におけるチャネルモニタの他の具体的な構成例を示す図である。 上記実施形態におけるフィードバック制御を説明するための図である。 MEMSミラーの駆動電圧と反射光のパワーとの関係を例示した図である。 本発明による波長選択スイッチの他の実施形態の構成を示す図である。 上記実施形態における波長選択スイッチのVOAとしての動作を説明するための図である。 上記実施形態に関連した他のVOA動作を説明するための図である。 図9のVOA動作に対応した波長選択スイッチの変形例を示す図である。 本発明による波長選択スイッチの他の実施形態の構成を示す図である。 図11の波長選択スイッチの光学系の配置を示す斜視図である。 図1に示した波長選択スイッチの変形例を示す図である。 図13の波長選択スイッチに関連した他の構成例を示す図である。 従来の波長選択スイッチの構成例を示す斜視図である。 従来の波長選択スイッチの他の構成例を示す斜視図である。 従来の波長選択スイッチにおける出力モニタの構成例を示す図である。 従来の波長選択スイッチにおける出力モニタの他の構成例を示す図である。
符号の説明
1…回折格子
2…レンズ
3…ミラーアレイ
IN…入力側ミラーアレイ
OUT…出力側ミラーアレイ
3(Ch1)〜3(ChN),3IN(#1,Ch1)〜3IN(#4,ChN),3OUT(#1,Ch1)〜3OUT(#4,ChN)…MEMSミラー
4…MEMSミラー駆動回路
5,5’,5(#1)〜5(#4)…光サーキュレータ
6,6(#1)〜6(#4),8…チャネルモニタ
6A…チューナブルフィルタ
6B,6D〜6D…光検出器(PD)
6C…分波器
7…制御回路
9…反射器
10…ファイバコリメータアレイ
11IN,11IN(#1)〜11IN(#1)…入力ファイバ
11OUT(#1)〜11OUT(#M),11OUT(#1)’〜11OUT(#M)’…出力ファイバ
12…コリメータレンズ
13…ブロック
14…アレイ導波路
21…アイソレータアレイ
21A…反射部
IN,LIN(#1)〜LIN(#4)…入力WDM光
OUT(#1)〜LOUT(#M)…出力光
Ch1〜ChN…波長チャネル
(#1)〜L(#M),L(#1,ChN),L(#3,ChN)…反射光
P(Ch1)〜P(ChN),P#1(Ch1)〜P#4(ChN)…モニタパワー
V(Ch1)〜V(ChN),VIN(#1,Ch1)〜VIN(#4,ChN),VOUT(#1,Ch1)〜VOUT(#4,ChN)…駆動電圧

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの入力ポートおよび複数の出力ポートが第1の方向に配列された光入出力部と、
    前記入力ポートから出射される、複数の波長チャネルを含んだ波長多重光を、波長に応じて前記第1の方向とは異なる第2の方向に分離する分光部と、
    前記分光部で分離された各波長チャネルを角度可変の反射面でそれぞれ反射する複数の可動ミラーと、
    前記各可動ミラーで反射された各々の波長チャネルが、前記分光部を介して、前記複数の出力ポートのうちの当該波長チャネルの出力先に設定された出力ポートに入射されるように、前記各可動ミラーの反射面の角度を設定する可動ミラー駆動部と、を備えた波長選択スイッチであって、
    前記各出力ポートの端面に設けられ、前記各可動ミラーから前記分光部を介して入射される波長チャネルの一部を入射方向の反対方向へ反射する反射部と、
    前記反射部で反射されて前記入力ポートに戻された光を、前記入力ポートから取り出す反射光抽出部と、
    前記反射光抽出部で取り出された反射光のパワーを各波長チャネルに対応させてモニタする反射光モニタ部と、を備え
    前記反射部で反射された各波長の反射光は、各波長チャネルに対応した可動ミラーで反射され、さらに前記分光部で前記第2の方向に合波されることで、前記入力ポートに戻されることを特徴とする波長選択スイッチ。
  2. 前記反射部は、前記各出力ポートの端面が該ポートの長手方向に垂直な面を有する構造であることを特徴とする請求項1に記載の波長選択スイッチ。
  3. 前記反射光モニタ部のモニタ結果に基づいて、前記各出力ポートから出力される波長チャネルのパワーが最大値に近づくように、当該波長チャネルに対応する前記可動ミラーの反射面の角度をフィードバック制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択スイッチ。
  4. 前記各出力ポートに対応した複数の光導波路を有し、該各光導波路の一端が前記各出力ポートの前記反射部を設けた端面に結合され、前記各可動ミラーから前記分光部を介して送られてくる波長チャネルが前記各光導波路の他端に入射されるアレイ導波路を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択スイッチ。
  5. 前記光入出力部が複数Mの入力ポートおよび複数Mの出力ポートを有し、各入力ポートに入力される波長多重光が複数Nの波長チャネルを含むとき、
    前記分光部で分離された各波長チャネルを角度可変の反射面でそれぞれ反射するM×N個の入力側可動ミラーと、前記各入力側可動ミラーで反射された波長チャネルを角度可変の反射面でそれぞれ反射するM×N個の出力側可動ミラーと、を設け、
    前記可動ミラー駆動部は、前記入力側可動ミラーおよび前記出力側可動ミラーで順に反射された波長チャネルが、前記分光部を介して、前記複数の出力ポートのうちの当該波長チャネルの出力先に設定された出力ポートに入射されるように、前記入力側可動ミラーおよび前記出力側可動ミラーの各反射面の角度を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択スイッチ。
  6. 前記各出力ポートの端面に光出力端が結合された複数の光アイソレータを備え、該各光アイソレータの光入力端に前記反射部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択スイッチ。
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