JP4475169B2 - シート搬送装置及びプリンタ - Google Patents
シート搬送装置及びプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4475169B2 JP4475169B2 JP2005139564A JP2005139564A JP4475169B2 JP 4475169 B2 JP4475169 B2 JP 4475169B2 JP 2005139564 A JP2005139564 A JP 2005139564A JP 2005139564 A JP2005139564 A JP 2005139564A JP 4475169 B2 JP4475169 B2 JP 4475169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- eccentric cam
- side edge
- roll paper
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
前者のうち、例えば特許文献1は、給紙ローラ及び印画部の途中に設けたインサータローラ対の圧接部に、斜行した用紙の先端を突き当て、後方の給紙部から過送りされてくる用紙の剛性によって用紙前面を圧接部に沿わせて斜行を補正しようというものである。
さらに、ロール紙の場合にあっては、補正時に発生する用紙のたわみが1巻使い切るまで継続・累積されるという問題がある。
さらにまた、特許文献3の技術では、搬送時に用紙に負荷がかかり、色ずれや傷の原因となるという問題がある。
なお、下記の解決手段において、かっこ書きで示すものは、本実施形態で対応するものを示している。
本発明の1つである請求項1に記載の発明は、シートを挟持して搬送する一対の搬送ローラ(ピンチローラ21及びキャプスタン22)と、通過するシートの左右両側端近傍に、対称に配置された一対の偏心カム(偏心カム13)と、前記偏心カムを回転駆動するための駆動部(モータ16)と、シートの左右両側端をシートに非接触で検知するシート検知手段(検知センサ18)とを備え、シートの左右両側端が前記シート検知手段により検知されているときは、前記偏心カムがシートの左右両側端の外縁に接触しない位置に配置される(図5の状態)ように前記偏心カムの回転位置を制御するとともに、前記シート検知手段によりシートの一方の側端が検知されなくなったときは、前記シート検知手段によりシートの左右両側端が検知されるまで前記偏心カムを回転させ(図6の状態)、前記偏心カムとシートの左右両側端の外縁とを当接させてシートの斜行を補正し、前記シート検知手段によりシートの左右両側端が検知されたときは、前記偏心カムがシートの左右両側端の外縁に接触しない位置に配置されるように前記偏心カムの回転位置を制御する。
上記発明においては、シートが斜行なく搬送されている間は、シートの左右両側端(縁)が検知されているとともに、シート検知手段及び偏心カムは、シートに接触していない。
そして、シートの左右両側端のうちいずれか一方の側端が検知されなくなったときは、シートが斜行したと判断され、偏心カムを回転させて、シートの左右両側端の外縁に偏心カムが当接するまで駆動することで、斜行を補正する。斜行の補正後は、偏心カムを元の位置(初期位置)に配置する。
図1〜図4は、それぞれ、本発明によるプリンタの一実施形態を示す平面図及び側面図である。図1〜図4において、ロール紙1は、その解き放たれた部分が図中、左方向に送られている。また、ロール紙1は、用紙ガイド12上に配置されている。さらにまた、ロール紙1の上側には、給紙ローラ11が配置され、この給紙ローラ11の回転によりロール紙1が印画ヘッド19側に送られる。
また、印画ヘッド19及びプラテン20の下流側には、上下方向でロール紙1を挟持して搬送するピンチローラ21(上側)及びキャプスタン22(下側)が配置されている。なお、このピンチローラ21及びキャプスタン22は、本発明による搬送ローラに相当するものである。そして、印画時には、これらピンチローラ21及びキャプスタン22によってロール紙1が搬送される。
そして、通常は、両側の偏心カム13は、図5に示すように配置される。これにより、通常の状態では、偏心カム13がシートに接触しないので、ロール紙1の搬送によってもロール紙1の両側端を傷つけることはない。
なお、位置検出センサ22がスリット23aを検知したときは図5に示すように偏心カム13を停止させることができ、この位置からモータ16の回転ステップ数をカウントすることにより、偏心カム13がホームポジションから180度回転したことを検知することができる。
図1は、ロール紙1が斜行した状態を図示している。図1の平面図に示すように、検知センサ18又は印画ヘッド19に対してロール紙1の位置がずれている。図1では、平面図において図中、下方向に斜行した状態を示している。
これにより、検知センサ18のうち、図1の平面図において、下側の検知センサ18では、発光部と受光部の間にロール紙1が介在するので、発光部からの光はロール紙1に遮光され、受光部に入射しない。これにより、下側の検知センサ18では、正常であると判断される。
これに対し、上側の検知センサ18では、発光部と受光部との間にロール紙1が介在しないので、検知センサ18の発光部から出射された光は、ロール紙1により遮光されることなく受光部に入射する。これにより、検知センサ18は、ロール紙が斜行したと判断する。
この後、モータ16が駆動され、偏心カム13を回転させる。偏心カム13の回転方向は図2に示す通りであり、ロール紙1の左右両側に配置された偏心カム13は、互いに対称の回転動作を行う。そして、図5に示す偏心カム13の位置から図6に示す偏心カム13の位置まで、すなわち180度回転される。
ここで、両側の検知センサ18の受光部への光の入射がチェックされる。両側の検知センサ18の受光部に光が入射されないときは、それぞれロール紙1によって遮光されたと判断し、プリンタ1は、正しい位置にロール紙1が配置されたと判断する。
上記補正において、前提にあるのは、給紙元であるロール紙塊が幅方向に動かない、つまり斜行したロール紙1の始まりは、常に同じ位置にあるということである。さらに言及すると、ロール紙1の巻かれた部分は、斜行によっても変化せず、給紙によって解き放たれた部分のみが斜行により角度を有して搬送されていく。したがって、搬送されるロール紙1の先端を振って元の真っ直ぐな状態に戻してやれば、正常搬送状態を復元することができる。
例えば、本実施形態では、プリンタの例として、サーマル方式のプリンタを例に挙げたが、電子写真や、インクジェットプリンタ等、各種のプリンタに適用することが可能である。また、プリンタに限らず、ファクシミリ、複写機等の用紙等のシートを搬送するシート搬送装置に広く適用することができる。
16 モータ(駆動部)
18 検知センサ(シート検知手段)
19 印画ヘッド
21 ピンチローラ(搬送ローラ)
22 キャプスタン(搬送ローラ)
Claims (4)
- シートを挟持して搬送する一対の搬送ローラと、
通過するシートの左右両側端近傍に、対称に配置された一対の偏心カムと、
前記偏心カムを回転駆動するための駆動部と、
シートの左右両側端をシートに非接触で検知するシート検知手段と
を備え、
シートの左右両側端が前記シート検知手段により検知されているときは、前記偏心カムがシートの左右両側端の外縁に接触しない位置に配置されるように前記偏心カムの回転位置を制御するとともに、
前記シート検知手段によりシートの一方の側端が検知されなくなったときは、前記シート検知手段によりシートの左右両側端が検知されるまで前記偏心カムを回転させ、前記偏心カムとシートの左右両側端の外縁とを当接させてシートの斜行を補正し、前記シート検知手段によりシートの左右両側端が検知されたときは、前記偏心カムがシートの左右両側端の外縁に接触しない位置に配置されるように前記偏心カムの回転位置を制御する
シート搬送装置。 - 請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記偏心カムが回転している間は、前記一対の搬送ローラのうち少なくとも一方の搬送ローラをシートから退避させる
シート搬送装置。 - シートに対して印画を行うための印画ヘッドと、
シートを挟持して搬送する一対の搬送ローラと、
通過するシートの左右両側端近傍に、対称に配置された一対の偏心カムと、
前記偏心カムを回転駆動するための駆動部と、
シートの左右両側端をシートに非接触で検知するシート検知手段と
を備え、
シートの左右両側端が前記シート検知手段により検知されているときは、前記偏心カムがシートの左右両側端の外縁に接触しない位置に配置されるように前記偏心カムの回転位置を制御するとともに、
前記シート検知手段によりシートの一方の側端が検知されなくなったときは、前記シート検知手段によりシートの左右両側端が検知されるまで前記偏心カムを回転させ、前記偏心カムとシートの左右両側端の外縁とを当接させてシートの斜行を補正し、前記シート検知手段によりシートの左右両側端が検知されたときは、前記偏心カムがシートの左右両側端の外縁に接触しない位置に配置されるように前記偏心カムの回転位置を制御する
プリンタ。 - 請求項3に記載のプリンタにおいて、
前記偏心カムが回転している間は、前記印画ヘッドをシートから退避させる
プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139564A JP4475169B2 (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | シート搬送装置及びプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139564A JP4475169B2 (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | シート搬送装置及びプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006315804A JP2006315804A (ja) | 2006-11-24 |
JP4475169B2 true JP4475169B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=37536819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005139564A Active JP4475169B2 (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | シート搬送装置及びプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4475169B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108146069A (zh) * | 2016-12-02 | 2018-06-12 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2504817Y2 (ja) * | 1991-07-16 | 1996-07-24 | 新日本製鐵株式会社 | 非接触浮上通板装置 |
JP2851734B2 (ja) * | 1991-11-20 | 1999-01-27 | 新日本製鐵株式会社 | スパイラル鋼管製造設備における通板装置 |
JPH0812146A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-16 | Fujitsu Ltd | 媒体搬送装置 |
JP2000034042A (ja) * | 1998-07-16 | 2000-02-02 | Fujitsu Ltd | 用紙搬送装置 |
JP2000063016A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-02-29 | Sharp Corp | 用紙搬送装置 |
-
2005
- 2005-05-12 JP JP2005139564A patent/JP4475169B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108146069A (zh) * | 2016-12-02 | 2018-06-12 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置 |
CN108146069B (zh) * | 2016-12-02 | 2020-11-10 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006315804A (ja) | 2006-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7441772B2 (en) | Sheet-conveying device | |
JP2007314325A (ja) | シート搬送装置、画像形成装置及び画像読取装置 | |
JP2014061957A (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP2018089843A (ja) | 印刷装置 | |
JP5625871B2 (ja) | スキュー補正装置、用紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2010280508A (ja) | シート斜行補正装置、シート搬送装置、画像形成装置及びシート斜行補正方法 | |
JP5845648B2 (ja) | 記録装置 | |
JP5805956B2 (ja) | 封筒反り矯正装置 | |
JP2018167943A (ja) | 搬送装置、記録装置及び搬送方法 | |
JP5392486B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP3872423B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP4475169B2 (ja) | シート搬送装置及びプリンタ | |
JP4778393B2 (ja) | 連続記録紙印刷装置 | |
JP5821441B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6007616B2 (ja) | シート搬送装置、画像読取装置、画像形成装置 | |
JP7017118B2 (ja) | 搬送装置、及び、画像形成装置 | |
JP4261722B2 (ja) | シート給送装置および画像形成装置 | |
JP4750594B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2012201490A (ja) | 用紙供給機、その用紙斜行補正装置およびその用紙斜行補正方法 | |
JP2014162599A (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP5308924B2 (ja) | 用紙搬送機構 | |
JP2008137730A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH05306044A (ja) | 手差し給紙装置 | |
JP2006044149A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2002060096A (ja) | シート搬送装置および方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080328 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100301 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |