JP4475142B2 - コネクタ及び電線カバー - Google Patents
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Description
尚、2つの半割体を合体させるL字形の電線カバーとしては、特許文献1などに開示されているものがある。
この場合、他方の半割体101Bを合体させる前の状態において、一方の半割体内101Aで曲げられた電線102が真っ直ぐの状態に復帰しようとするため、図7に示すように、電線101の一部が内側の屈曲部104から半割体101Aの外部へはみ出す虞がある。
この内側の屈曲部104は、ロック片103Aのほぼ真下に配置され、しかも、ハウジング110の陰に隠れた状態となっているので、電線102がはみ出した状態を上方から目視で確認することが困難である。そのため、電線102が内側の屈曲部104から半割体101Aの外部へはみ出した状態のままで他方の半割体101Bを合体させ、両半割体101A,101Bの間で電線102を挟み付けてしまう虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線が半割体の間に挟み込まれるのを防止することを目的とする。
第1半割体内に曲げた状態で収容された電線は、真っ直ぐの状態に復帰しようとしてもガイド部とロック片に当接するので、電線が内側の屈曲部から第1半割体の外部へはみ出すことはない。もし、電線の一部がガイド部から外れて第1半割体の外部にはみ出しても、そのはみ出した電線は、ロック片からも外れた状態になるので、電線のはみ出しを目視によって確実に把握することができる。したがって、電線の一部が内側の屈曲部から第1半割体の外部にはみ出した状態で両半割体同士を合体させてしまう虞がなく、両半割体の間に電線を挟みこむことを防止することができる。
ガイド部が、ハウジングにおける電線の導出端部の端面から内側の屈曲部に亘って形成されているから、ロック片とガイド部との間で電線の一部が内側の屈曲部からはみ出す虞がなく、電線の第1半割体外へのはみ出しが確実に防止される。
ロック片とガイド部との間で電線の一部がはみ出すことがより確実に防止される。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、複数の端子金具(図示せず)が収容されるハウジング10と、ハウジング10の後端部10R(本発明の構成要件である電線11の導出端部)に組み付けられる電線カバー20とを備えて構成されている。
ハウジング10は、合成樹脂製であり、全体として方形のブロック状をなしている。ハウジング10の後端面からは、各端子金具に固着された電線11が後方へ導出されている。また、ハウジング10の後端部には、電線カバー20を係止させるための左右一対の取付部12が形成されている。
電線カバー20をハウジング10に組み付ける際には、まず、ハウジング10の後端部10Rから導出されている複数本の電線11に対して一括して包囲するように予めコルゲートチューブ42を外嵌しておく、そして、この状態で、第1半割体21Aをハウジング10の後端部に対して右側方から組み付け、第1係止部38Aを取付部12に係止させる。次に、コルゲートチューブ42の端末部を、第1垂直半筒部28Aの嵌合リブ39A,39Bと嵌合溝40A,40Bに嵌合させる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では第2半割体にガイド部との干渉を回避する切欠部を形成したが、本発明によれば、このような切欠部を形成せず、両半割体が合体した状態ではガイド部が第2半割体の内面に重なるようにしてもよい。
11…電線
20…電線カバー
21A…第1半割体
21B…第2半割体
29A…第1接合面(接合面)
30A…第1内側屈曲部(内側の屈曲部)
32A…第1ロック片(ロック片)
32B…第1ロック突起(ロック部)
35A…ガイド部
Claims (4)
- ハウジングにおける電線の導出端部に、略L字形をなす第1と第2の2つの半割体を筒状に合体させた形態の電線カバーを取り付け、前記ハウジングから導出した前記電線を屈曲させた状態で前記電線カバー内に収容するようにしたコネクタであって、
前記第1半割体と前記第2半割体とは互いに別体に形成され、
前記第1半割体には、前記ハウジングの電線の導出端部に設けられた取付部に係止可能な係止部が設けられ、前記第1半割体が前記ハウジングに組み付けられたのち同ハウジングから導出された電線が前記第1半割体に収容され、続いて前記第2半割体が前記第1半割体に対して合体されるようになっているとともに、
前記第1半割体における内側の屈曲部の近傍であって、かつこの内側の屈曲部を挟んだ前記ハウジングから遠い側の位置には、前記第2半割体との接合面から前記第2半割体側へ突出するロック片が形成される一方、前記第2半割体にはロック部が形成され、前記ロック片が前記ロック部に係止することで、前記第1半割体と前記第2半割体が合体状態にロックされるようになっており、
前記第1半割体には、前記内側の屈曲部の近傍であって前記内側の屈曲部を挟んで前記ロック片とは反対側の前記ハウジングに近い側に配され、前記第2半割体側へ前記ロック片とほぼ同寸法だけ突出するガイド部が形成され、
かつ前記ガイド部は、前記ハウジングにおける電線の導出端部の端面から前記内側の屈曲部に亘り電線の導出方向に沿って延びて形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記ガイド部における前記ロック片側の端部と前記ロック片との隙間寸法が前記電線の外径よりも小さい寸法とされていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 略L字形をなす第1と第2の2つの半割体を筒状に合体させた形態であり、ハウジングにおける電線の導出端部に取り付けられることで、前記ハウジングから導出した前記電線を屈曲させた状態で収容するようにした電線カバーであって、
前記第1半割体と前記第2半割体とは互いに別体に形成され、
前記第1半割体には、前記ハウジングの電線の導出端部に設けられた取付部に係止可能な係止部が設けられ、前記第1半割体が前記ハウジングに組み付けられたのち同ハウジングから導出された電線が前記第1半割体に収容され、続いて前記第2半割体が前記第1半割体に対して合体されるようになっているとともに、
前記第1半割体における内側の屈曲部の近傍であって、かつこの内側の屈曲部を挟んだ前記ハウジングから遠い側の位置には、前記第2半割体との接合面から前記第2半割体側へ突出するロック片が形成される一方、前記第2半割体にはロック部が形成され、前記ロック片が前記ロック部に係止することで、前記第1半割体と前記第2半割体が合体状態にロックされるようになっており、
前記第1半割体には、前記内側の屈曲部の近傍であって前記内側の屈曲部を挟んで前記ロック片とは反対側の前記ハウジングに近い側に配され、前記第2半割体側へ前記ロック片とほぼ同寸法だけ突出するガイド部が形成され、
かつ前記ガイド部は、前記ハウジングにおける電線の導出端部の端面から前記内側の屈曲部に亘り電線の導出方向に沿って延びて形成されていることを特徴とする電線カバー。 - 前記ガイド部における前記ロック片側の端部と前記ロック片との隙間寸法が前記電線の外径よりも小さい寸法とされていることを特徴とする請求項3記載の電線カバー。
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