JP4474475B2 - タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム - Google Patents
タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4474475B2 JP4474475B2 JP2008129055A JP2008129055A JP4474475B2 JP 4474475 B2 JP4474475 B2 JP 4474475B2 JP 2008129055 A JP2008129055 A JP 2008129055A JP 2008129055 A JP2008129055 A JP 2008129055A JP 4474475 B2 JP4474475 B2 JP 4474475B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- linear model
- estimated
- estimating
- order
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/06—Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
- B60C23/061—Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle by monitoring wheel speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/06—Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
- B60C23/061—Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle by monitoring wheel speed
- B60C23/062—Frequency spectrum analysis of wheel speed signals, e.g. using Fourier transformation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
かかるタイヤ周波数方式においては車輪の回転信号の共振周波数が推定されるが、この共振周波数は、タイヤの振動成分を含む時系列信号を周波数解析することで、精度良く推定することができる。
また、特許文献2記載の方法では、正常内圧時に全く同じ条件下で推定された共振周波数が記憶されておれば、タイヤの空気圧低下を精度良く検出することができるが、正常内圧時に全ての組合せの条件下で車両を走行させることは難しく、その結果、比較する共振周波数(基準値)が存在しない場合は、補間などにより求める共振周波数と比較せざるを得ず、高い推定精度を期待することができない。
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、当該回転速度情報の周波数特性を推定する周波数特性推定手段と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と
を備えており、
前記周波数特性推定手段は、前記回転速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴としている。
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、タイヤの回転加速度情報を演算する回転加速度情報演算手段と、
この回転加速度情報演算手段により演算された回転加速度情報から、当該回転加速度情報の周波数特性を推定する周波数特性推定手段と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と
を備えており、
前記周波数特性推定手段は、前記回転加速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転加速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転加速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴としている。
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、当該回転速度情報の周波数特性を推定する工程と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程と
を含んでおり、
前記周波数特性を推定する工程は、
前記回転速度情報を含む時系列信号に対し、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定する第1の工程、
推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する第2の工程、
推定された入力信号と、前記回転速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定する第3の工程、及び
2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する第4の工程
を含んでおり、且つ、
前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程において、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴としている。
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、タイヤの回転加速度情報を演算する工程と、
この回転加速度情報演算手段により演算された回転加速度情報から、当該回転加速度情報の周波数特性を推定する工程と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程と
を含んでおり、
前記周波数特性を推定する工程は、
前記回転加速度情報を含む時系列信号に対し、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定する第1の工程、
推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転加速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する第2の工程、
推定された入力信号と、前記回転加速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定する第3の工程、及び
2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する第4の工程
を含んでおり、且つ、
前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程において、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴としている。
前記周波数特性推定手段は、前記回転速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴としている。
前記周波数特性推定手段は、前記回転加速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転加速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転加速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴としている。
図1に示されるように、本発明の一実施の形態に係る検出装置は、4輪車両に備えられた4つのタイヤFL(左前輪)、FR(右前輪)、RL(左後輪)及びRR(右後輪)の回転速度情報を検出するため、各タイヤに関連して設けられた通常の車輪速度検出手段(回転速度情報検出手段)1を備えている。
仮定したシステムモデルを同定する場合、入力信号と出力信号が得られるのであれば、当該入出力信号を使ってシステムの同定を行うのが一般的である。しかしながら、本発明のように出力信号(車輪回転信号)しか得られない場合、入力はホワイトノイズであると仮定して時系列推定を行い、システムを同定する方法が採られる。
そして、車輪の回転信号に含まれる振動成分をモデル化し、同定する場合、タイヤをバネとバンパーで構成された2次系のモデルと仮定し、このモデルを同定するのが一般的である。
(1)まず、車輪速度検出手段により、車輪の回転信号を検出する。
(2)ついで、前記車輪の回転信号を所定のサンプリング周期にしたがってリサンプリングすることで、車輪速信号の時系列データを得る。サンプリング周期は、着目しているタイヤのねじり方向の共振周波数が数十Hz付近に現れることから、それ以上のサンプリング周期とする必要がある。
まず、第1工程において、回転加速度データを時系列信号として、以下の式(1)のn次(nは3以上の整数)の線形モデルとして、時系列推定手段により各パラメータを時系列推定する。時系列推定は、コンピュータリソースなどを考慮すると、逐次最小二乗法を用いて行うのが好ましい。
図8は、図4に示される車輪回転加速度の時系列信号を20次の線形モデルで時系列推定した結果得られた周波数特性を示している。高速フーリエ変換で得られた図4の周波数特性を精度良く推定できていることがわかる。
具体的に、第1工程における時系列推定では、システムへの入力は外乱w(k)として定義されており、この外乱w(k)はタイヤが路面から受けるホワイトノイズ的な力であると仮定している。かかる外乱w(k)、すなわち入力信号を、第1工程で推定された各パラメータと、車輪回転加速度の時系列信号とから、以下の式(2)に従って推定する。
なお、2次に低次元化する際に、特にタイヤの共振周波数に着目するために、入力信号及び出力信号に対して、所定の通過帯域幅をもったフィルタ手段によるフィルタリング処理を施した後に、システム同定を行うのが好ましい。
温度情報としては、タイヤのサイドウォールの温度情報が最も適しているが、タイヤ付近の雰囲気温度又は外気温度でも、実用上、使用することができる。補正の方法としては、推定された共振周波数をωp、補正係数をα、補正後の共振周波数をωpp、タイヤ周囲温度をTempとすると、以下の式(6)に基づいて補正される。
[参照例]
2輪駆動車(FF)にタイヤを装着して、アスファルト路を走行した。各輪タイヤの回転情報を0.005秒毎にサンプリングし、車輪速信号の時系列データとし、ついで、得られた車輪速度を微分して車輪加速度とした。
ついで、左前輪を25%減圧させ、前記と同様にして共振周波数を推定した。得られた周波数特性を図4に示す。
参照例と同様にして車輪加速度を得、演算された車輪の回転加速度データを時系列データとして、時系列解析を行った。まず、20次の線形モデルとして、各パラメータを時系列推定し、ついで、推定された各パラメータと出力信号である車輪回転加速度の時系列信号から入力を推定した。次に、入出力信号に対して、通過帯域幅20〜55Hzに設定されたバンドパスフィルタによるフィルタリング処理を施し、フィルタリング処理された入出力信号から2次のモデルのパラメータを同定し、共振周波数を推定した。得られた周波数特性を図9に示す。
参照例と同様にして車輪加速度を得、演算された車輪の回転加速度データを時系列データとして、時系列解析を行った。具体的には、2次の線形モデルで共振周波数を推定した。得られた周波数特性を図5に示す。
参照例と同様にして車輪加速度を得、演算された車輪の回転加速度データを時系列データとして、時系列解析を行った。具体的には、車輪の回転加速度データに通過帯域幅20〜55Hzのバンドパスフィルタを施した後に、2次の線形モデルで共振周波数を推定した。得られた周波数特性を図7に示す。
参照例、実施例及び比較例1〜2で得られた共振周波数を表1に示す。
2 制御ユニット
2a インターフェース
2b CPU
2c ROM
2d RAM
3 表示器
4 初期化ボタン
5 警報器
6 温度センサ
Claims (14)
- 車両の各輪のタイヤの回転速度情報を定期的に検出する回転速度情報検出手段と、
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、当該回転速度情報の周波数特性を推定する周波数特性推定手段と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と
を備えており、
前記周波数特性推定手段は、前記回転速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴とする、タイヤ空気圧低下検出装置。 - 車両の各輪のタイヤの回転速度情報を定期的に検出する回転速度情報検出手段と、
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、タイヤの回転加速度情報を演算する回転加速度情報演算手段と、
この回転加速度情報演算手段により演算された回転加速度情報から、当該回転加速度情報の周波数特性を推定する周波数特性推定手段と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と
を備えており、
前記周波数特性推定手段は、前記回転加速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転加速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転加速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴とする、タイヤ空気圧低下検出装置。 - 前記タイヤの近傍の温度を検出する温度センサ、及び、この温度センサで検出された温度情報に基づいて、前記推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数を補正する補正手段を備えている請求項1〜2のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
- 前記パラメータ推定手段が、逐次最小二乗法により3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するように構成されている請求項1〜2のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
- 前記パラメータ同定手段が、2次の線形モデルを同定するに際し、前記入力信号及び出力信号に対して、所定の通過帯域幅をもったフィルタによるフィルタリング処理を施すように構成されている請求項1〜2のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
- 前記パラメータ同定手段が、逐次最小二乗法により2次の線形モデルを同定するように構成されている請求項1〜2のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
- 車両の各輪のタイヤの回転速度情報を定期的に検出する工程と、
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、当該回転速度情報の周波数特性を推定する工程と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程と
を含んでおり、
前記周波数特性を推定する工程は、
前記回転速度情報を含む時系列信号に対し、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定する第1の工程、
推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する第2の工程、
推定された入力信号と、前記回転速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定する第3の工程、及び
2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する第4の工程
を含んでおり、且つ、
前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程において、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴とする、タイヤ空気圧低下検出方法。 - 車両の各輪のタイヤの回転速度情報を定期的に検出する工程と、
この回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、タイヤの回転加速度情報を演算する工程と、
この回転加速度情報演算手段により演算された回転加速度情報から、当該回転加速度情報の周波数特性を推定する工程と、
推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程と
を含んでおり、
前記周波数特性を推定する工程は、
前記回転加速度情報を含む時系列信号に対し、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定する第1の工程、
推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転加速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する第2の工程、
推定された入力信号と、前記回転加速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定する第3の工程、及び
2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する第4の工程
を含んでおり、且つ、
前記タイヤの空気圧の低下を判定する工程において、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴とする、タイヤ空気圧低下検出方法。 - 前記タイヤの近傍の温度を検出する温度センサからの温度情報に基づいて、前記推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数を補正する工程をさらに含む請求項7〜8のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
- 前記パラメータを推定する工程において、逐次最小二乗法により3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定する請求項7〜8のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
- 前記パラメータを同定する工程で2次の線形モデルを同定するに際し、前記入力信号及び出力信号に対して、所定の通過帯域幅をもったフィルタによるフィルタリング処理を施す請求項7〜8のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
- 前記パラメータを同定する工程において、逐次最小二乗法により2次の線形モデルを同定する請求項7〜8のいずれかに記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
- 走行中の車両のタイヤの共振周波数に基づいて当該タイヤの空気圧低下を検出するためにコンピュータを、車両の各輪のタイヤの回転速度情報を定期的に検出する回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、当該回転速度情報の周波数特性を推定する周波数特性推定手段、及び、推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段として機能させ、
前記周波数特性推定手段は、前記回転速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴とする、タイヤの空気圧低下検出プログラム。 - 走行中の車両のタイヤの共振周波数に基づいて当該タイヤの空気圧低下を検出するためにコンピュータを、車両の各輪のタイヤの回転速度情報を定期的に検出する回転速度情報検出手段により得られる回転速度情報から、タイヤの回転加速度情報を演算する回転加速度情報演算手段、この回転加速度情報演算手段により演算された回転加速度情報から、当該回転加速度情報の周波数特性を推定する周波数特性推定手段、及び、推定された周波数特性に基づいて前記タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段として機能させ、
前記周波数特性推定手段は、前記回転加速度情報を含む時系列信号に対し、
第1の工程として、3次以上の線形モデルのパラメータを時系列推定するパラメータ推定手段、
第2の工程として、推定された線形モデルと、線形モデルの出力信号である前記回転加速度情報とから、当該線形モデルに対する入力信号を推定する入力信号推定手段、
第3の工程として、推定された入力信号と、前記回転加速度情報とから、2次に低次元化した線形モデルのパラメータを同定するパラメータ同定手段、及び
第4の工程として、2次に低次元化して同定されたパラメータからタイヤのねじり方向の共振周波数を推定する共振周波数推定手段
を含んでおり、且つ、
前記判定手段は、推定されたタイヤのねじり方向の共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されていることを特徴とする、タイヤの空気圧低下検出プログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008129055A JP4474475B2 (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム |
EP09006242.3A EP2130693B1 (en) | 2008-05-16 | 2009-05-07 | Apparatus and method for detecting decrease in tire air pressure and program for detecting decrease in tire air pressure |
US12/466,551 US7963157B2 (en) | 2008-05-16 | 2009-05-15 | Apparatus and method for detecting decrease in tire air pressure and program for detecting decrease in tire air pressure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008129055A JP4474475B2 (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009274639A JP2009274639A (ja) | 2009-11-26 |
JP4474475B2 true JP4474475B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=40793021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008129055A Active JP4474475B2 (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7963157B2 (ja) |
EP (1) | EP2130693B1 (ja) |
JP (1) | JP4474475B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010197238A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 回転速度情報検出装置、方法及びプログラム、並びに、タイヤ空気圧低下検出装置、方法及びプログラム |
JP4764933B2 (ja) | 2009-03-06 | 2011-09-07 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤ空気圧低下検出プログラム |
JP4830015B2 (ja) * | 2009-11-10 | 2011-12-07 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム |
JP5491453B2 (ja) | 2011-06-03 | 2014-05-14 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧低下検出装置、方法及びプログラム |
JP5642733B2 (ja) | 2012-06-04 | 2014-12-17 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧警報システムにおけるミスユース判定装置、方法及びプログラム |
JP5689105B2 (ja) | 2012-11-09 | 2015-03-25 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧低下検出装置、方法及びプログラム |
US9527352B2 (en) * | 2013-06-17 | 2016-12-27 | Infineon Technologies Ag | Indirect tire pressure monitoring systems and methods using multidimensional resonance frequency analysis |
US9016116B1 (en) | 2013-10-07 | 2015-04-28 | Infineon Technologies Ag | Extraction of tire characteristics combining direct TPMS and tire resonance analysis |
KR101613226B1 (ko) | 2013-11-19 | 2016-04-19 | 주식회사 만도 | 타이어 공기압 추정방법 및 추정장치 |
JP6063428B2 (ja) * | 2014-11-11 | 2017-01-18 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧低下検出装置、方法及びプログラム |
US10417837B2 (en) * | 2016-09-22 | 2019-09-17 | Ford Global Technologies, Llc | Arrangements for collecting diagnostic information regarding vibrations of wheel-tire assembly and drive-line components of a wheeled vehicle |
KR102267901B1 (ko) * | 2019-10-02 | 2021-06-24 | 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 | 노면 상태 추정 장치 및 이를 이용한 노면 상태 추정 방법 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0783982B1 (en) | 1991-11-11 | 2003-04-16 | Denso Corporation | Tire air pressure detecting device using a resonance frequency and wheel speed sensor |
US5301130A (en) * | 1992-10-22 | 1994-04-05 | Hughes Aircraft Company | Absoulte velocity sensor |
JP3289375B2 (ja) * | 1993-03-24 | 2002-06-04 | 株式会社デンソー | 車体速度推定装置及び推定車体速度を用いたタイヤ状態検知装置 |
JP3152151B2 (ja) | 1996-06-04 | 2001-04-03 | 株式会社デンソー | タイヤ空気圧推定装置 |
DE69804723T2 (de) * | 1997-07-18 | 2002-11-21 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho, Aichi | Radzustands- Abschätzungsvorrichtung |
JP3657876B2 (ja) * | 2000-11-27 | 2005-06-08 | アイシン精機株式会社 | タイヤ空気圧推定装置 |
JP2002160511A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Aisin Seiki Co Ltd | タイヤ空気圧推定装置 |
JP3872367B2 (ja) * | 2002-03-26 | 2007-01-24 | トヨタ自動車株式会社 | タイヤ状態量推定装置 |
US6725136B2 (en) * | 2002-04-01 | 2004-04-20 | Robert Bosch Gmbh | Tire pressure and parameter monitoring system and method using accelerometers |
EP1549960A1 (en) * | 2002-10-11 | 2005-07-06 | The Timken Company | Speed sensing method and apparatus |
DE10349625B4 (de) * | 2002-10-25 | 2013-02-14 | Advics Co., Ltd. | Reifendruckerfassungsgerät |
JP2005014664A (ja) | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Advics:Kk | タイヤ空気圧検出装置 |
AU2003246652A1 (en) * | 2003-07-07 | 2005-01-28 | Nira Dynamics Ab | Method and system of determining the absolute velocity of a vehicle |
JP4159541B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2008-10-01 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧低下検出方法および装置 |
-
2008
- 2008-05-16 JP JP2008129055A patent/JP4474475B2/ja active Active
-
2009
- 2009-05-07 EP EP09006242.3A patent/EP2130693B1/en active Active
- 2009-05-15 US US12/466,551 patent/US7963157B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090282906A1 (en) | 2009-11-19 |
US7963157B2 (en) | 2011-06-21 |
JP2009274639A (ja) | 2009-11-26 |
EP2130693B1 (en) | 2013-05-01 |
EP2130693A1 (en) | 2009-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4474475B2 (ja) | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム | |
JP4830015B2 (ja) | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム | |
EP3208618B1 (en) | Apparatus, method, and program for detecting tire having decreased pressure | |
US7240542B2 (en) | Tire pressure estimation | |
US8299909B2 (en) | Apparatus, method and program for detecting decrease in tire air pressure including means to reject data | |
US8108103B2 (en) | Nonlinear frequency dependent filtering for vehicle ride/stability control | |
US20100324858A1 (en) | Method and device for determining the change in the footprint of a tire | |
JP5649625B2 (ja) | タイヤ空気圧低下検出装置、方法及びプログラム | |
US9970839B2 (en) | Tire pressure decrease detection apparatus, method, and program | |
US9903780B2 (en) | Method for detecting an imbalance of a vehicle wheel while the vehicle is rolling | |
JPH1178843A (ja) | 車輪状態推定装置 | |
JP6475954B2 (ja) | タイヤ空気圧低下検出装置、方法及びプログラム | |
JP5256167B2 (ja) | タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム | |
EP4446139A1 (en) | Monitoring device of state of vehicle during traveling | |
JP3131201B2 (ja) | タイヤ空気圧低下検出方法およびその装置 | |
JP5464580B2 (ja) | タイヤの共振周波数の減圧感度推定装置及び方法、並びにタイヤの共振周波数の減圧感度推定プログラム | |
JP5530800B2 (ja) | タイヤ空気圧低下検出装置、方法およびプログラム、ならびにタイヤ空気圧低下輪特定装置、方法およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100308 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4474475 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |