JP4473200B2 - 作業車両の原動機制御装置 - Google Patents
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Description
走行モード時に降車検出手段により降車が検出されると、走行用油圧アクチュエータの駆動を禁止する走行禁止手段とをさらに備えることもできる。
この場合、油圧ポンプから走行用油圧モータへの圧油の流れを制御する制御弁を有し、走行モード時に降車が検出されると、油圧モータへの圧油の供給を阻止する中立位置に制御弁を制御するようにしてもよい。
車両を制動する制動手段を有し、走行モード時に降車が検出されると、制動手段を作動させることが好ましい。
制動手段を、駐車ブレーキとすることもできる。
運転室への乗員の乗降を妨げる解除位置と乗員の乗降を許容するロック位置とに操作されるゲートロックレバーと、ゲートロックレバーが解除位置に操作されると作業用油圧アクチュエータの駆動を許容し、ロック位置に操作されると作業用油圧アクチュエータの駆動を禁止する作業禁止手段と、ゲートロックレバーの位置を検出するレバー位置検出手段と、車両の走行停止を検出する走行停止検出手段とを有し、ゲートロックレバーのロック位置への操作が検出され、かつ走行停止が検出されると降車を検出するようにしてもよい。
走行モード時に降車が検出されると、原動機のアイドル回転数を第1のアイドル回転数よりも低く設定することもできる。
以下、図1〜図4を参照して本発明による作業車両の原動機制御装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用されるホイール式油圧ショベル(ホイールショベル)の側面図(一部断面図)である。図1に示すホイールショベルは、下部走行体81と、旋回装置82を介して下部走行体81の上部に旋回可能に連結された上部旋回体83とを有する。上部旋回体83にはブーム84A、アーム84B、バケット84Cからなる作業用フロント84と運転室85とが設けられている。運転室85の入口には、乗降経路に突出した解除位置(A位置)と、乗降経路から後退したロック位置(B位置)との間で操作可能なゲートロックレバー6が設けられている。下部走行体81には走行用の油圧モータ12が設けられ、油圧モータ12の駆動によりタイヤ86が回転する。
(1)走行モード
車両走行する際は、ブレーキスイッチ31がオフされ、前後進切換スイッチ32が前進位置または後進位置に切り換えられる。この状態は車両走行が可能な走行モードであり、走行モード時にはアンド回路33からハイ信号が出力される。走行モード時にゲートロックレバー6が解除位置に操作されると、切換スイッチ39が閉じられるため切換回路40にハイ信号が出力され、切換回路40からはアイドル回転数NLとして走行アイドルNL2が出力される。この場合、最大値選択回路46は、走行アイドルNL2と燃料レバー43の操作量に応じた設定回転数NSのうち大きい方の値を選択し、目標回転数Nとして出力する。したがって、エンジン回転数は少なくとも走行アイドルNL2以上に制御され、エンジン回転数の不足によるエンストの発生を防止し、スムーズな車両走行が可能である。
作業を行う場合は、少なくともブレーキスイッチ31がオンされ、または前後進切換スイッチ32が中立位置に切り換えられる。この状態は車両走行が不可能な作業モードであり、作業モード時にはアンド回路33からロー信号が出力される。このため切換回路40からアイドル回転数NLとして作業アイドルNL1が出力され、最大値選択回路46から燃料レバー43の操作量に応じた設定回転数N(NL1≦N≦Na)が出力される。したがって、作業モード時に燃料レバー43をアイドル位置に操作すればエンジン回転数は作業アイドルNL1に制御され、騒音を低減し、燃費を向上することができる。
(1)走行モード時にオペレータが運転室85から離れた際のアイドル回転数NLを走行アイドルNL2から作業アイドルNL1に低減するようにしたので、オペレータが不在の状態で、走行アイドルNL2のまま車両が放置されることを防止でき、騒音を低減し、燃費を向上することができる。
(2)オペレータが運転室85から離れる際に必然的に行う操作である、ゲートロックレバー6のロック位置への操作に連動してアイドル回転数NLを低く設定するので、アイドル回転数NLを低減するための煩雑な操作が不要である。また、このとき作業用アクチュエータ5の駆動が禁止されるので、安全上好ましい。
(3)ゲートロックレバー6のロック位置への操作だけでなく、車両の走行停止が検出された場合にアイドル回転数NLを低減するので、走行時にゲートロックレバー6がロック位置に操作されたとしてもアイドル回転数NLは低くならず、良好な走行が可能である。
図5,6を参照して本発明による原動機制御装置の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、走行モード時にオペレータが運転室85から離れた際のアイドル回転数NLを作業アイドルNL1としたが、第2の実施の形態では、さらに走行操作系をロックする。以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
図7を参照して本発明による原動機制御装置の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、走行モード時にオペレータが運転室85から離れた際にアイドル回転数NLを低減するとともに、サービスブレーキを作動させる。以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
図8を参照して本発明による原動機制御装置の第4の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、走行モード時にオペレータが運転室85から離れた際にアイドル回転数NLを低減するとともに、サービスブレーキを作動させるようにしたが、第4の実施の形態では駐車ブレーキを作動させる。以下では第3の実施の形態との相違点を主に説明する。
2,11 油圧ポンプ
3 ロックバルブ
5 作業用アクチュエータ
6 ゲートロックレバー
12 走行用油圧モータ
31 ブレーキスイッチ
32 前後進切換スイッチ
35 検出器
36 車速センサ
40 切換回路
41,42 信号発生回路
25,34,65 電磁切換弁
NL1 作業アイドル(第1のアイドル回転数)
NL2 走行アイドル(第2のアイドル回転数)
Claims (7)
- 原動機により駆動される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプからの圧油により駆動する作業用および走行用の油圧アクチュエータと、
走行可能な車両状態である走行モードと走行不可能な車両状態である作業モードを判別するモード判別手段と、
前記モード判別手段により作業モードと判別されると、前記原動機のアイドル回転数を第1のアイドル回転数に設定し、走行モードと判別されると、前記第1のアイドル回転数よりも高い第2のアイドル回転数に設定するアイドル回転数設定手段とを備えた作業車両の原動機回転数制御装置において、
オペレータの降車を検出する降車検出手段と、
前記原動機の回転数を操作量に応じて前記第2のアイドル回転数よりも低いアイドル回転数から定格回転数までの範囲で指令する原動機回転数指令部材と、
走行モード時に前記降車検出手段により降車が検出されると、前記原動機のアイドル回転数を前記第2のアイドル回転数よりも低く設定するアイドル回転数低減手段と、
前記原動機回転数指令部材によって指令される原動機の回転数と前記アイドル回転数低減手段によって設定されるアイドル回転数の大きい方の値を目標回転数として選択する最大値選択手段と、
前記目標回転数により前記原動機の回転数を制御する制御手段とを備えることを特徴とする作業車両の原動機制御装置。 - 請求項1に記載の作業車両の原動機制御装置において、
走行モード時に前記降車検出手段により降車が検出されると、前記走行用油圧アクチュエータの駆動を禁止する走行禁止手段とをさらに備えることを特徴とする作業車両の原動機制御装置。 - 請求項2に記載の作業車両の原動機制御装置において、
前記走行用油圧アクチュエータは油圧モータであり、前記油圧ポンプからこの油圧モータへの圧油の流れを制御する制御弁を有し、
前記走行禁止手段は、走行モード時に前記降車検出手段により降車が検出されると、前記油圧モータへの圧油の供給を阻止する中立位置に前記制御弁を制御することを特徴とする作業車両の原動機制御装置。 - 請求項2に記載の作業車両の原動機制御装置において、
車両を制動する制動手段を有し、
前記走行禁止手段は、走行モード時に前記降車検出手段により降車が検出されると、前記制動手段を作動させることを特徴とする作業車両の原動機制御装置。 - 請求項4に記載の作業車両の原動機制御装置において、
前記制動手段は、駐車ブレーキであることを特徴とする作業車両の原動機制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業車両の原動機制御装置において、
運転室への乗員の乗降を妨げる解除位置と乗員の乗降を許容するロック位置とに操作されるゲートロックレバーと、
前記ゲートロックレバーが解除位置に操作されると前記作業用油圧アクチュエータの駆動を許容し、ロック位置に操作されると作業用油圧アクチュエータの駆動を禁止する作業禁止手段と、
前記ゲートロックレバーの位置を検出するレバー位置検出手段と、
車両の走行停止を検出する走行停止検出手段とを有し、
前記降車検出手段は、前記レバー位置検出手段によりゲートロックレバーのロック位置への操作が検出され、かつ前記走行停止検出手段により走行停止が検出されると降車を検出することを特徴とする作業車両の原動機制御装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業車両の原動機制御装置において、
前記アイドル回転数低減手段は、走行モード時に前記降車検出手段により降車が検出されると、前記原動機のアイドル回転数を前記第1のアイドル回転数よりも低く設定することを特徴とすることを特徴とする作業車両の原動機制御装置。
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