JP4457206B1 - 塗膜除去剤及びそれを用いた塗膜除去方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無機質又は有機質の微粒子10〜60重量%と、アルコールを主成分とする分散媒40〜90重量%とを含む分散液からなる塗膜除去剤とする。前記アルコールの炭素数が2〜3であることが好ましく、2−プロパノールであることが特に好ましい。前記塗膜除去剤をシート基材に含浸させてなる塗膜除去シートが好適な実施態様である。
【選択図】なし
Description
鉄の板(縦5cm×横10cm)の表面に、ベース塗膜形成用の塗料をスプレーを用いて塗布し、厚さ約1mmの塗膜を形成させることにより、基材表面上にベース塗膜を形成させたものを作製した。ここで、ベース塗膜形成用の塗料として、景観塗装用塗料である日本ペイント株式会社製「ハイポン50」を用いた。当該「ハイポン50」は、主剤と硬化剤とを塗装前に混合してから使用するウレタン系塗料である。こうして得られたベース塗膜の表面に、上塗り塗膜形成用の塗料をスプレーを用いて、塗膜の厚さが約0.5mmになるように塗布した後、常温で2時間以上乾燥させた。このようにしてベース塗膜と上塗り塗膜が形成された板を塗膜除去剤の評価に供した。
(1)上塗り塗膜の剥離性
○:完全に剥離した。
△:塗膜が若干残存した。
×:塗膜がかなり残存した。
(2)ベース塗膜の損傷度合い
○:全く損傷が認められなかった。
△:少し損傷した。
×:かなり損傷し、ツヤがなくなった。
(3)塗膜除去剤の塗布容易性
○:非常に塗布し易かった。
△:塗布し易かった。
×:塗布しにくかった。
(4)塗膜除去剤及び剥離した塗膜の除去容易性
○:非常に除去し易かった。
△:除去し易かった。
×:除去しにくかった。
(5)塗膜除去剤の液たれ度合い
○:塗膜除去剤は塗布直後にある一定の大きさに広がった後、その場に保持された。
△:塗膜除去剤は30〜60秒間緩やかに広がった後、保持された。
×:塗膜除去剤は塗布直後から流れ続け、塗布した位置からほとんどなくなった。
12gのプロトン型Y型ゼオライト粉末を、23.4g(30mL)の2−プロパノールに加え、薬さじで撹拌することにより塗膜除去剤を調製した。ここで、プロトン型Y型ゼオライト粉末としては、和光純薬工業株式会社製H−Y型ゼオライト「HS−320」を用いた。当該「HS−320」の、レーザ回折法により測定した平均粒径は6〜10μm、窒素吸着法(BET法)により測定した比表面積は550m2/g、中和滴定により測定した酸点の数は1.2mmol/gである。
参考例1において、ゼオライト粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末12gの代わりに、Na型Y型ゼオライト粉末10gを用いた以外は参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能試験を行った。ここで、Na型Y型ゼオライト粉末としては、和光純薬工業株式会社製Na−Y型ゼオライト「HS−320」を用いた。当該「HS−320」の、レーザ回折法により測定した平均粒径は6〜10μm、窒素吸着法(BET法)により測定した比表面積は、700m2/gである。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、ゼオライト粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに、プロトン型モルデナイト粉末を用い、ゼオライト粒子と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと15.6g(20mL)に変更した以外は参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。ここで、プロトン型モルデナイト粉末としては、和光純薬工業株式会社製H−モルデナイト「HS−690」を用いた。当該「HS−690」の、レーザ回折法により測定した平均粒径は5〜7μm、窒素吸着法(BET法)により測定した比表面積は450m2/g、中和滴定により測定した酸点の数は0.5mmol/gである。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、分散媒として、2−プロパノールの代わりにエタノールを用い、塗膜除去剤中のゼオライト粒子の含有率を表1に示すようにした以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、分散媒として、2−プロパノールの代わりに、2−プロパノールと水の混合物を用い、その混合重量比(2−プロパノール/水)及び塗膜除去剤中のゼオライト粒子の含有率を表1に示すようにした以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、無機質の微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに炭酸カルシウム粉末を用い、炭酸カルシウム粉末と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、40gと78.1g(100mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、無機質の微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりにタルク粉末を用い、タルク粉末と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、40gと78.1g(100mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、無機質の微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに、活性炭(未乾燥、椰子ガラ由来)を用い、該活性炭と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと11.7g(15mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、無機質の微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに活性炭(乾燥、椰子ガラ由来)を用い、該活性炭と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと19.5g(25mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例7において、分散媒として、2−プロパノールの代わりに、2−プロパノールと水の混合物を用い、その混合重量比(2−プロパノール/水)及び塗膜除去剤中の炭酸カルシウム粉末の含有率を表1に示すようにした以外は、参考例7と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、ゼオライト粒子を配合せず、2−プロパノールのみを塗膜除去剤として、塗膜除去性能試験を行った。得られた結果を表1に示す。
参考例1において、塗膜除去剤として市販塗膜除去剤を用いた以外は、参考例1と同様にして塗膜除去性能試験を行った。ここで、市販塗膜除去剤としては、株式会社アサヒペン製「強力 塗料はがし液」を用いた。当該「強力 塗料はがし液」は、非塩素系有機溶剤を含んでいる。得られた結果を表1に示す。
微粒子が有機質の微粒子である塗膜除去剤の評価例である。参考例1において、微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに米粉(上新粉)を用い、米粉(上新粉)と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと19.5g(25mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表2に示す。
微粒子が有機質の微粒子である塗膜除去剤の評価例である。参考例1において、微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに小麦粉を用い、小麦粉と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと11.7g(15mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表2に示す。
微粒子が有機質の微粒子である塗膜除去剤の評価例である。参考例1において、微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりにそば粉を用い、そば粉と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと11.7g(15mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表2に示す。
微粒子が有機質の微粒子である塗膜除去剤の評価例である。参考例1において、微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに澱粉(バレイショ由来)を用い、澱粉(バレイショ由来)と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと11.7g(15mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表2に示す。
微粒子が有機質の微粒子である塗膜除去剤の評価例である。参考例1において、微粒子として、プロトン型Y型ゼオライト粉末の代わりに澱粉(トウモロコシ由来)を用い、澱粉(トウモロコシ由来)と2−プロパノールの配合量を、それぞれ、10gと11.7g(15mL)に変更した以外は、参考例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表2に示す。
実施例1において、分散媒として、2−プロパノールの代わりに、2−プロパノールと水の混合物を用い、その混合重量比(2−プロパノール/水)及び塗膜除去剤中の米粉(上新粉)の含有率を表2に示すようにした以外は、実施例1と同様にして塗膜除去剤を調製し、塗膜除去性能評価を行った。得られた結果を表2に示す。
参考例1において、静置時間を10分とする代わりに、5分、30分、60分と変えたこと以外は、参考例1と同様にして塗膜除去性能評価を行った。静置時間が5分の場合、上塗り塗膜の残存が若干見られた。一方、静置時間を30分及び60分にした場合は、10分の場合と同様に、上塗り塗膜はきれいに除去することができ、しかも、ベース塗膜の損傷などは認められなかった。
参考例1において、上塗り塗膜形成用の塗料を「多用途水性スプレー(白色)」の代わりに、それぞれ、「多用途水性スプレー」の、赤色、黄色、黒色のものを用いて上塗り塗膜を形成した以外は参考例1と同様にして試験板を作製し、塗膜除去性能試験を行った。その結果、本参考例で用いた塗膜除去剤は、赤色、黄色、黒色、それぞれの上塗り塗膜に対しても、白色の場合と同等の塗膜除去性能があることが認められた。
有機質の微粒子に、米粉(上新粉)、小麦粉、そば粉、澱粉(バレイショ由来)、澱粉(トウモロコシ由来)を用いて、それぞれ調製した塗膜除去剤の、赤色、黄色、黒色の「多用途水性スプレー」を用いて、それぞれ形成した上塗り塗装に対する塗膜除去性能試験を行った。「多用途水性スプレー(白色)」の代わりに、赤色、黄色、黒色の「多用途水性スプレー」を用いて上塗り塗膜をそれぞれ形成した以外は、実施例1〜5と同様にして塗膜除去性能試験を行った。その結果、各微粒子を用いて調製したすべての塗膜除去剤の塗膜除去性能は、塗膜の色による違いはなく、赤色、黄色、黒色の「多用途水性スプレー」で形成した上塗り塗膜に対する各微粒子を用いて調製した塗膜除去剤の塗膜除去性能は、白色に対する場合と同等であった。
参考例1において、上塗り塗膜形成用の塗料として、株式会社アサヒペン製「多用途水性スプレー(白色)」の代わりに、アスペン製「Rラッカースプレー」を用いて上塗り塗膜を形成した以外は、参考例1と同様にして試験板を作製し、塗膜除去性能試験を行った。当該「Rラッカースプレー」は、顔料、ニトロセルロース、アルキド樹脂、有機溶剤を含む、ラッカー塗料である。その結果、本参考例で用いた塗膜除去剤は、ラッカー塗料の塗膜に対しても、水性アクリル樹脂塗料の場合と同等の塗膜除去性能があることが認められた。
微粒子に、米粉(上新粉)、小麦粉、そば粉を用いて、それぞれ調製した塗膜除去剤の、アスペン製「Rラッカースプレー」を用いて形成した上塗り塗膜に対する塗膜除去性能試験を行った。「多用途水性スプレー(白色)」の代わりに、白色、赤色、黄色、黒色のアスペン製「Rラッカースプレー」を用いて上塗り塗膜をそれぞれ形成した以外は、実施例1〜3と同様にして塗膜除去性能試験を行った。その結果、米粉(上新粉)を用いて調製した塗膜除去剤は、すべての色の上塗り塗膜に対して、「多用途水性スプレー(白色)」で形成した上塗り塗膜の場合と同等の塗膜除去性能を示した。小麦粉及びそば粉を用いて調製した塗膜除去剤は、黒色の塗膜に対しては、「多用途水性スプレー(白色)」で形成した上塗り塗膜の場合と同等の塗膜除去性能を示し、白色、赤色、黄色の塗膜に対しては、上塗り塗膜が残存しており、上塗り塗膜の剥離性が「多用途水性スプレー(白色)」で形成した上塗り塗膜に対する場合と比較して劣った。
参考例1において、上塗り塗膜形成用の塗料として、株式会社アサヒペン製「多用途水性スプレー」(白色)の代わりに、株式会社ソフト99コーポレーション製「ボデーペン」を用いて上塗り塗膜を形成した以外は、参考例1と同様にして試験板を作製し、塗膜除去性能試験を行った。当該「ボデーペン」は、顔料、アクリル樹脂、有機溶剤を含む自動車用ストレートアクリル樹脂塗料である。その結果、本参考例で用いた塗膜除去剤は、自動車用ストレートアクリル樹脂塗料の塗膜に対しても、水性アクリル樹脂塗料の塗膜の場合と同等の塗膜除去性能があることが認められた。
微粒子に、米粉(上新粉)、小麦粉、そば粉を用いて、それぞれ調製した塗膜除去剤の、株式会社ソフト99コーポレーション製「ボデーペン」を用いて形成した上塗り塗膜に対する塗膜除去性能試験を行った。「多用途水性スプレー(白色)」の代わりに、株式会社ソフト99コーポレーション製「ボデーペン」を用いて上塗り塗膜をそれぞれ形成した以外は、実施例1〜3と同様にして塗膜除去性能試験を行った。その結果、各微粒子を用いて調製したすべての塗膜除去剤について、「多用途水性スプレー(白色)」で形成した上塗り塗膜に対する場合と同等の塗膜除去性能を示した。
参考例1において、上塗り塗膜形成用の塗料を塗布する基材として、鉄の板の表面に、ベース塗膜形成用の塗料を塗布してベース塗膜を形成させたものを用いた代わりに、ステンレス板を用いて、その上に直接塗膜を形成した以外は、参考例1と同様にして試験板を作製し、塗膜除去性能試験を行った。基材がステンレスであっても、ベース塗膜を有する基材の場合と同等の塗膜除去性能があることが認められた。
シート基材として、縦20cm×横20cm×厚さ1mmの折りたたんだガーゼを用い、これに参考例1で調製した塗膜除去剤を含浸させることにより、塗膜除去シートを作製した。この塗膜除去シートの片面に、ラップを分散媒蒸発防止層として貼り付けることにより、分散媒蒸発防止層を有する塗膜除去シートを作製した。このようにして作製した塗膜除去シートを、垂直に立てた縦20cm×横10cmの寸法の、参考例1で用いたものと同様の試験板に、分散媒蒸発防止層とは反対側の面を接触させた状態で、紙粘着テープを用いて固定した。10分間の静置時間の後、剥離した塗膜を拭き取り、除去した。上記方法にしたがって、塗膜除去性能評価を行い、本発明の塗膜除去シートが優れた塗膜除去性能を有することが認められた。
Claims (11)
- 穀物粉末又は澱粉10〜60重量%と、炭素数が2〜3のアルコールを主成分とする分散媒40〜90重量%とを含む分散液からなる塗膜除去剤。
- 前記アルコールが2−プロパノールである請求項1記載の塗膜除去剤。
- 前記穀物粉末が、米粉、麦粉、そば粉、トウモロコシ粉からなる群から選ばれた少なくとも1種の穀物粉末である請求項1又は2記載の塗膜除去剤。
- 前記分散媒が、1〜50重量%の水を含む請求項1〜3のいずれか記載の塗膜除去剤。
- 反応硬化型塗料を塗布することによって形成されたベース塗膜は除去せずに、該ベース塗膜上に常温乾燥型塗料を塗布することによって形成された上塗り塗膜のみを除去することができる請求項1〜4のいずれか記載の塗膜除去剤。
- 請求項1〜5のいずれか記載の塗膜除去剤をシート基材に含浸させてなる塗膜除去シート。
- 前記シート基材の片面に分散媒蒸発防止層が設けられてなる請求項6記載の塗膜除去シート。
- 請求項1〜5のいずれか記載の塗膜除去剤を塗膜上に塗布してから、塗膜除去剤とともに剥離した塗膜を除去することを特徴とする塗膜除去方法。
- 請求項1〜5のいずれか記載の塗膜除去剤を塗膜上に塗布し、その上に分散媒蒸発防止層を設けた後、塗膜除去剤とともに剥離した塗膜を除去することを特徴とする塗膜除去方法。
- 請求項6又は7のいずれか記載の塗膜除去シートを塗膜上に貼付した後、塗膜除去シートとともに剥離した塗膜を除去することを特徴とする塗膜除去方法。
- 反応硬化型塗料を塗布することによって形成されたベース塗膜は除去せずに、該ベース塗膜上に常温乾燥型塗料を塗布することによって形成された上塗り塗膜のみを除去する請求項8〜10のいずれか記載の塗膜除去方法。
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