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JP4440829B2 - 携帯端末、プログラム及び通信装置 - Google Patents

携帯端末、プログラム及び通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末、プログラム及び通信装置に関する。
近年、ネットワークの上位装置が有する情報を、ユーザ等が保有する下位装置に対して、下位装置の要求とは異なるタイミングで送信するIPプッシュサービスが盛んに行われている。図5は、無線通信カードを装着可能なノートPC(Personal Computer)等の携帯端末に対してIPプッシュサービスを行うIPプッシュサービスシステムの構成概略図である。
図5において、符号100はIPプッシュサービス端末、101はIPプッシュサーバ、102はSMS(Short Message Service)サーバ、103は通信回線網、104は無線基地局、105は無線通信カード(通信装置)、106は携帯端末である。IPプッシュサービス端末100は、ユーザに対してIPプッシュサービスを提供するISP(Internet Services Provider)が保有するPC等の端末であり、ユーザ(携帯端末106)へのIPプッシュサービスの提供を通信回線網103を介してIPプッシュサーバ101に指示する。IPプッシュサーバ101は、IPプッシュサービス用の各種データを保有しており、IPプッシュサービス端末100からユーザへのIPプッシュサービスの提供を指示されると上記データをユーザに送信する。SMSサーバ102は、SMSメッセージをユーザに送信する。通信回線網103は、全国各地に張り巡らされたアナログ電話回線網である。無線基地局104は、所定のサービスエリア毎に設置され、当該サービスエリアに存在する携帯通信端末、すなわち無線通信カード105を装着した携帯端末106を無線通信により通信回線網103に接続するための中継局である。無線通信カード105は、例えば、CDMA2000 1xEV−DO(Code Division Multiple Access 2000 1x Evolution Data Only)方式等を用いて無線基地局104と無線通信を行う無線通信用のPCカードであり、携帯端末106から電源供給を受けることで動作している。携帯端末106は、ユーザが保有するノートPC等の携帯可能な端末であり、無線通信カード105を装着することにより無線基地局104を介して通信回線網103と接続可能である。
上記のように構成されたIPプッシュサービスシステムの動作について説明する。まず、IPプッシュサービス端末100は、IPプッシュサーバ101に対してユーザへのIPプッシュサービスの提供を指示する。IPプッシュサーバ101は、携帯端末106のIPアドレスがわからない場合、ダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバ101にアクセスするように指示するためのSMSメッセージを携帯端末106に送信するようにSMSサーバ102に要求する。SMSサーバ102は、IPプッシュサーバ101の要求に従ってSMSメッセージを携帯端末106に送信する。携帯端末106はSMS受信待受状態にあり、無線基地局104及び無線通信カード105を介してSMSサーバ102からの上記SMSメッセージを受信する。そして、携帯端末106は、受信したSMSメッセージを解析して、ダイアルアップ接続を開始し、IPプッシュサーバ101へアクセスする。IPプッシュサーバ101は、携帯端末106からのアクセスにより携帯端末106のIPアドレスを取得することができるので、これによりIPプッシュサービス端末100から指示されたIPプッシュサービスの提供を携帯端末106に対して行うことができる。このようなIPプッシュサービスシステムに関する技術として、例えば下記特許文献1が開示されている。
特表2003−509920号公報
ところで、携帯端末106は、SMSメッセージの解析が完了してダイアルアップ接続を開始する前に無線通信カード105が装着されているモデムポート(通信ポート)を切断する。すると、無線通信カード105は、自己の使用の終了と判断して携帯端末106から供給されている電源電圧をカットし、自己の電源をOFFにしてしまう。そして、携帯端末106がダイアルアップ接続を開始すると、無線通信カード105は自己の使用の開始と判断して自己の電源をONにする。この時、無線通信カード105は、自己の電源ONに伴って無線基地局104のサーチを開始し、サーチ完了後にダイアルアップ接続を行うことになる。このように、モデムポートの切断に伴って、一度無線通信カード105の電源がOFFになるため、無線基地局104のサーチを再度行うことになり、SMSメッセージの受信からダイアルアップ接続完了までの時間が増大するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、通信装置を装着した携帯端末へのIPプッシュサービスを行う場合において、不要な無線基地局のサーチを行うことなく、SMSメッセージの受信からダイアルアップ接続完了までの時間を短縮することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、携帯端末に係る解決手段として、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を外部機器として装着された通信装置を介して前記SMSサーバから受信すると、前記通信装置に割り当てた通信ポートを一旦切断した後に前記通信装置を用いたダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバにアクセスし、前記通信ポートの切断後における給電状態の維持を前記通信装置に指示する、という手段を採用する。
一方、本発明では、プログラムに係る解決手段として、外部機器として通信装置が装着された携帯端末に搭載されるものであって、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を前記通信装置を介して前記SMSサーバから受信すると、前記通信装置に割り当てた通信ポートを一旦切断した後に前記通信装置を用いたダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバにアクセスする処理を前記携帯端末に実行させ、前記通信ポートの切断後における給電状態の維持を前記通信装置に指示する、という手段を採用する。
さらに、本発明では、通信装置に係る第1の解決手段として、自らに接続された携帯端末からの制御に基づいて、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求を前記携帯端末に出力し、前記アクセス要求を携帯端末に出力した後、前記携帯端末によって自らに割り当てられた通信ポートが前記携帯端末によって切断される前に、前記通信ポートが切断されても給電状態を維持する指令が前記携帯端末から入力されると、前記給電状態を維持する、という手段を採用する。
また、本発明では、通信装置に係る第2の解決手段として、自らに接続された携帯端末からの制御に基づいて、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求を前記携帯端末に出力し、前記アクセス要求を受信すると、現在通信接続している基地局の基地局情報を記憶し、また、前記アクセス要求を携帯端末に出力した後、前記携帯端末によって自らに割り当てられた通信ポートが切断されることによって自己の電源を一旦OFFにし、前記携帯端末によるIPプッシュサーバへのアクセス開始に伴って再起動する場合に、前記基地局情報に該当する基地局との通信接続を行う、という手段を採用する。
本発明によれば、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を外部機器として装着された通信装置を介して前記SMSサーバから受信すると、前記通信装置に割り当てた通信ポートを一旦切断した後に前記通信装置を用いたダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバにアクセスする携帯端末において、前記通信ポートの切断後における給電状態の維持を前記通信装置に指示することで、通信ポート切断に伴う通信装置の電源OFFを防止し、ダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバにアクセスする際に不要な無線基地局のサーチを行うことなく、SMSメッセージの受信からダイアルアップ接続完了までの時間を短縮することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、IPプッシュサービスシステムの構成は、図5と同様であるので、以下では無線通信カード105及び携帯端末106の構成及び動作について説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係わる無線通信カード105及び携帯端末106の構成ブロック図である。上述したように携帯端末106は、ユーザが保有するノートPC等の携帯可能な端末であり、PCカードスロット106aを備え、当該PCカードスロット106aに無線通信カード105を装着することにより無線基地局104を介して通信回線網103と通信接続可能である。
このような無線通信カード105は、無線通信部105a、アンテナ105b、バッファ105c、カード制御部105d、電源スイッチ105e、カードインターフェース部105f及びコネクタ105gから構成されている。
無線通信部105aは、例えば、CDMA2000 1xEV−DO方式を用いて無線基地局104と無線通信を行うものであり、アンテナ105bを介して送受信するデータ信号の周波数変換や変復調を行う。バッファ105cは、変調前の送信データ信号及び復調後の受信データ信号を一時格納するためのバッファである。
カード制御部105dは、携帯端末106からカードインターフェース部105fを介して入力される制御信号に基づいて無線通信カード105全体の動作を制御する。また、このカード制御部105dは、携帯端末106から送信されるカード電源制御信号に基づいて電源スイッチ105eのON/OFFを制御し、無線通信カード105の電源保持及び切断を行っている。電源スイッチ105eは、携帯端末106から電源ラインPを介して供給される電源電圧を無線通信カード105内の各部に供給するものであり、上記のようにカード制御部105dの制御の下で電源供給(保持)及び切断を行っている。なお、電源ラインPは、カード制御部105dと電源スイッチ105eとに接続されており、カード制御部105dには常に電源電圧が供給されている。
カードインターフェース105部fは、コネクタ105gを介して携帯端末106とのデータ信号及び制御信号の送受信を行うインターフェースである。コネクタ105gは、32bit CardBusタイプのコネクタであり、携帯端末106のPCカードスロット106aに接続することにより、無線通信カード105と携帯端末106とを機械的及び電気的に接続している。
一方、携帯端末106は、PCカードスロット106a、PCインターフェース部106b、モデムポート接続部106c、SMS解析部106d、ダイアルアップ接続部106e、PC制御部106f、ROM(Read Only Memory)106g及びRAM(Random Access Memory)106hから構成されている
PCカードスロット106aは、上記のように無線通信カード105と携帯端末106とを機械的及び電気的に接続するためのものであり、PCインターフェース部106bは、
携帯端末106、すなわちカードインターフェース部105fとのデータ信号及び制御信号の送受信を行うインターフェースである。
モデムポート接続部106cは、PC制御部106fの制御の下にモデムポートの接続及び切断を行う。SMS解析部106dは、SMSサーバ102から無線基地局104を介して送信されたSMSメッセージを解析し、その解析結果をPC制御部106fに出力する。ダイアルアップ接続部106eは、PC制御部106fの制御の下にダイアルアップ接続及び切断を行う。
PC制御部106fは、予めROM106gにインストールされている無線通信カード105用のデバイスドライバによって携帯端末106内の各部の動作を制御し、PCインターフェース部106bを介して無線通信カード105とのデータ信号の送受信及び制御信号の出力を行う。また、詳細は後述するが、PC制御部106fは、SMSメッセージの解析中にカード電源制御信号をPCインターフェース部106bを介してカード制御部105dに出力し、カード制御部105dに対して電源保持要求を行う。
ROM106gは上記PC制御部106fで実行されるデバイスドライバ、システムプ
ログラム、各種アプリケーション及びその他の不揮発性のデータ等を格納している。また、RAM106hは、PC制御部106fのワーキングエリア用のメモリである。
次に、上記のように構成された無線通信カード105が装着された携帯端末106の動作について図2のフローチャート図を用いて説明する。
まず、無線通信カード105が携帯端末106のPCカードスロット106aに接続されると、電源ラインPを通じて携帯端末106から電源電圧がカード制御部105c及び電源スイッチ105eに供給される。これにより、カード制御部105dが立ち上がり、電源スイッチ105eをONにして無線通信カード105の各部に電源電圧を供給して
所定の初期設定が行われる。この時、カード制御部105dは、無線通信部105aを介して無線基地局104のサーチを行い、無線基地局104との通信接続を確立し、受信待受状態となっている(ステップS1)。
続いて、PC制御部106fは、モデムポート接続部106cにモデムポートの接続を指示し、モデムポート接続部106cは、上記指示に従ってモデムポートの接続を行う(ステップS2)。そして、PC制御部106fはSMS受信待受状態に移行する(ステップS3)。
上述したように、IPプッシュサーバ101は、携帯端末106のIPアドレスがわからない場合、ダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバ101にアクセスするように指示するためのSMSメッセージを携帯端末106に送信するようにSMSサーバ102に要求する。SMSサーバ102は、IPプッシュサーバ101の指示に従ってSMSメッセージを無線基地局104を介して無線通信カード105に送信する。このように受信されたSMSメッセージは、無線通信部105a、バッファ105c、カードインターフェース部105f、PCインターフェース部106bを介してPC制御部106fに送られる(ステップS4)。なお、ステップS4において、PC制御部106fは、SMSメッセージが受信されるまでSMS受信待受状態を維持する。
PC制御部106fは、上記のようにSMSメッセージが入力されると、SMSメッセージをSMS解析部106dに出力する。SMS解析部106dは、SMSメッセージの内容の解析を行い、その解析結果をPC制御部106fに出力する(ステップS5)。そして、PC制御部106fは、カード電源保持要求をカード制御部105dに出力する(ステップS6)と共に、モデムポート接続部106cにモデムポートの切断を指示する(ステップS7)。
従来であれば、ステップS7においてモデムポートが切断されると、カード制御部105dは、自己の使用の終了と判断し、電源スイッチ105eをOFFにしていた。しかしながら、本携帯端末106では、上記のようにモデムポート切断前にカード制御部105dに対してカード電源保持要求を出力することで電源スイッチ105e、すなわち無線通信カード105の電源ON状態を保持している。
続いて、PC制御部106fは、モデムポートの切断後、ダイアルアップ接続部106eにダイアルアップ接続の開始を指示する(ステップS8)。この時、モデムポート切断後も無線通信カード105の電源ON状態を保持していたため、従来のように無線基地局104のサーチを再度行う必要はなく、即座にダイアルアップ接続を行うことができる。また、カード制御部105dは、ダイアルアップ接続が開始されると、従来と同様に自己の使用の開始と判断して電源スイッチ105eをONにするので、カード電源保持要求は必要ではなくなる。従って、PC制御部106fは、ダイアルアップ接続開始に伴い、カード電源保持要求を終了する(ステップS9)。
ダイアルアップ接続が完了すると、PC制御部106fは、SMSメッセージの解析結果に基づいてIPプッシュサーバ101にアクセスする(ステップS10)と共に、IPプッシュサービスに対応したアプリケーションを起動する(ステップS11)。そして、PC制御部106fは、上記アプリケーションの実行によって、IPプッシュサーバ101からIPプッシュサービス用のデータ送受信を無線通信カード105を介して行い(ステップS12)、上記データ送受信が終了するとダイアルアップ接続部106eにダイアルアップ接続の切断を指示する(ステップS13)。上記のようなステップS2〜ステップS13の動作は、IPプッシュサービスが終了するまで繰り返される(ステップS14)。
以上のように、本第1実施形態によれば、モデムポート切断前にPC制御部106fからカード制御部105dに対してカード電源保持要求を出力することで電源スイッチ105e、すなわち無線通信カード105の電源ON状態を保持するので、モデムポート切断後のダイアルアップ接続時に無線基地局104のサーチを再度行う必要はなく、SMSメッセージの受信からダイアルアップ接続完了までの時間を短縮することが可能である。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本第2実施形態に係わる無線通信カード105の構成ブロック図である。この図において、図1と同じ構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
図3において、符号105hはSMS受信検知部、105iは基地局情報記憶部である。SMS受信検知部105hは、無線通信部105aによって復調された受信データからSMSメッセージが受信されたか否かを監視し、SMSメッセージの受信が検知されるとSMSメッセージ検知信号をカード制御部105dに出力する。カード制御部105dは、SMS受信検知部105hからSMSメッセージ検知信号が入力されると、現在通信接続中の無線基地局104の基地局情報(基地局ID等)及び現在の時刻(SMS受信時刻)を基地局情報記憶部105iに記憶させる。このカード制御部105dの動作については後で詳細に説明する。基地局情報記憶部105iは、例えばフラッシュメモリ等の電源が切れても記憶データが消去されないメモリである。また、携帯端末106の構成は図1と同様であるが、第2実施形態におけるPC制御部106fは、第1実施形態のようにモデムポート切断前にカード電源保持要求をカード制御部105dに出力しない。
以下に、上記のような構成の無線通信カード105を装着した携帯端末106の動作について図4のフローチャート図を用いて説明する。
図4において、ステップS20〜S22は、図2のステップS1〜S3と同様なので説明を省略する。
SMS受信検知部105hは、無線通信部105aによって復調された受信データからSMSメッセージが受信されたか否かを監視し(ステップS23)、SMSメッセージの受信を検知するとSMSメッセージ検知信号をカード制御部105dに出力する。そして、カード制御部105dは、SMSメッセージ検知信号に同期して、現在通信接続中の無線基地局104の基地局情報(基地局ID等)及び現在の時刻(SMS受信時刻)を基地局情報記憶部105iに記憶させる(ステップS24)。
一方、無線通信部105aによって受信されたSMSメッセージは、カードインターフェース部105f、PCインターフェース部106bを介してPC制御部106fに送られ、PC制御部106fは、SMSメッセージをSMS解析部106dに出力する。SMS解析部106dは、SMSメッセージの内容の解析を行い、その解析結果をPC制御部106fに出力する(ステップS25)。そして、PC制御部106fは、モデムポート接続部106cにモデムポートの切断を指示する(ステップS26)。この時、カード制御部105dは自己の使用の終了と判断して、電源スイッチ105eをOFFにする(ステップS27)。すなわち、従来と同様に無線通信カード105の電源は一度OFFになる。
続いて、PC制御部106fは、モデムポートの切断後、ダイアルアップ接続部106eにダイアルアップ接続の開始を指示する(ステップS28)。この時、カード制御部105dは、ダイアルアップ接続が開始されると自己の使用の開始と判断して電源スイッチ105eをONにする(ステップS29)。
そして、カード制御部105dは、基地局情報記憶部105iに基地局情報が記憶されているか否かを判定し(ステップS30)、基地局情報が保存されている場合、経過時間(=現在時刻−SMS受信時刻)を算出する(ステップS31)。続いて、カード制御部105dは、上記経過時間と所定の閾値とを比較し(ステップS32)、経過時間が閾値より小さければ、携帯端末106がSMSメッセージを受信してから同じ無線基地局のサービスエリア内に存在していると判断し、基地局情報記憶部105iに記憶されている基地局情報を読み出し、当該基地局情報に該当する無線基地局への通信接続を行う(ステップS33)。
一方、ステップS32において、経過時間が閾値より大きい場合、カード制御部105dは、携帯端末106がSMSメッセージを受信してから同じ無線基地局のサービスエリア内に存在している可能性は低いと判断し、新たに無線基地局のサーチを行う(ステップS34)。このように、上記閾値は、携帯端末106がSMSメッセージを受信してから同じ無線基地局のサービスエリア内に存在しているか否かを判定するためのパラメータであり、携帯端末106を所有するユーザの移動時間等を考慮して決定されるものである。
ステップS33、またはステップS34によって通信接続可能な無線基地局が決定し、ダイアルアップ接続が完了すると(ステップS35)、PC制御部106fは、SMSメッセージの解析結果に基づいてIPプッシュサーバ101にアクセスする(ステップS36)。以降のステップS37〜S40は、図2のステップS11〜S14と同様である。
以上のように、本第2実施形態によれば、従来と同様にモデムポート切断後に無線通信カード105の電源がOFFになる場合においても、基地局情報記憶部105iにSMSメッセージ受信時の基地局情報を記憶しておくことで、ダイアルアップ接続時に基地局サーチを行う必要がなく、SMSメッセージの受信からダイアルアップ接続完了までの時間を短縮することが可能である。
本発明の第1実施形態に係わる無線通信カード105及び携帯端末106の構成ブロック図である。 本発明の第1実施形態における無線通信カード105及び携帯端末106の動作フローチャート図である。 本発明の第2実施形態に係わる無線通信カード105の構成ブロック図である。 本発明の第2実施形態における無線通信カード105及び携帯端末106の動作フローチャート図である。 従来からのIPプッシュサービスシステムの構成概略図である。
符号の説明
100…IPプッシュサービス端末、101…IPプッシュサーバ、102…SMSサーバ、103…通信回線網、104…無線基地局、105…無線通信カード、106…携帯端末、105a…無線通信部、105b…アンテナ、105c…バッファ、105d…カード制御部、105e…電源スイッチ、105f…カードインターフェース部及び105g…コネクタ、106a…PCカードスロット、106b…PCインターフェース部、106c…モデムポート接続部、106d…SMS解析部、106e…ダイアルアップ接続部、106f…PC制御部、106g…ROM、106h…RAM、105h…SMS受信検知部、105i…基地局情報記憶部

Claims (4)

  1. IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を外部機器として装着された通信装置を介して前記SMSサーバから受信すると、前記通信装置に割り当てた通信ポートを一旦切断した後に前記通信装置を用いたダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバにアクセスし、前記通信ポートの切断後における給電状態の維持を前記通信装置に指示することを特徴とする携帯端末。
  2. 外部機器として通信装置が装着された携帯端末に搭載されるものであって、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を前記通信装置を介して前記SMSサーバから受信すると、前記通信装置に割り当てた通信ポートを一旦切断した後に前記通信装置を用いたダイアルアップ接続によってIPプッシュサーバにアクセスする処理を前記携帯端末に実行させ、前記通信ポートの切断後における給電状態の維持を前記通信装置に指示することを特徴とするプログラム。
  3. 自らに接続された携帯端末からの制御に基づいて、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求を前記携帯端末に出力し、前記アクセス要求を携帯端末に出力した後、前記携帯端末によって自らに割り当てられた通信ポートが前記携帯端末によって切断される前に、前記通信ポートが切断されても給電状態を維持する指令が前記携帯端末から入力されると、前記給電状態を維持することを特徴とする通信装置。
  4. 自らに接続された携帯端末からの制御に基づいて、IPプッシュサーバがSMSサーバに依頼したIPプッシュサーバへのアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求を前記携帯端末に出力し、前記アクセス要求を受信すると、現在通信接続している基地局の基地局情報を記憶し、また、前記アクセス要求を携帯端末に出力した後、前記携帯端末によって自らに割り当てられた通信ポートが切断されることによって自己の電源を一旦OFFにし、前記携帯端末によるIPプッシュサーバへのアクセス開始に伴って再起動する場合に前記基地局情報に該当する基地局との通信接続を行うことを特徴とする通信装置。




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