JP4336065B2 - Laser therapy device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、患者の治療部位(患部)にレーザ光を照射して治療を行うレーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来よりレーザ光を患者の治療部位(患部)に照射することにより治療を行うレーザ治療装置が知られている。これらのレーザ治療装置は、患部にレーザ光を導光照射するための光学系を持つ出射ユニット(アクセサリ)の種類を変えることによって、様々な治療に使用されている。例えば、赤外域に波長を持つCO2 レーザ(炭酸ガスレーザ)を使用したレーザ治療装置があるが、出射ユニットを付け替えることにより、レーザメスの他、患者のシワ、アザ、シミ等を治療する皮膚の形成治療、耳鼻咽喉科、歯科、にも使用される。また、皮膚の形成治療においては、シングルスポットの光学系を持つハンドピースの他、比較的広い範囲に照射を行うために、レーザ光を走査するレーザ走査手段を備えたハンドピースを使用することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、出射ユニットを付け替え可能にした従来装置においては、出射ユニットの種類によりレーザ透過率や照射スポット径が異なる。このため、出射ユニットを変更する度にそれらの情報をコントロールパネルから入力しなければならなかった。また、出射ユニットの種類に対応させて必要な情報を装置にプログラムしておく場合においても、出射ユニットの種類をコントロールパネルから入力又は選択する必要があった。
【0004】
こうした従来装置では、出射ユニットを変更してもコントロールパネルから必要な情報を入力するのを忘れたり、誤った出射ユニットの情報を入力してしまうと、予定外の治療をしてしまうという問題があった。
【0005】
また、新しい出射ユニットが追加になった場合には、その出射ユニットのレーザ透過率等の情報を登録した装置側のプログラムを変更しなければ対応できなかった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑み、出射ユニット等のアクセサリを取り換えても、そのアクセサリ情報の入力ミスがなく、適切なレーザ治療が行えるレーザ治療装置を提供することを技術課題とする。また、新たに追加されるアクセサリにも対応可能なレーザ治療装置を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0008】
(1) 治療用レーザ光源からのレーザ光を導光する光学系を持つ導光ユニットが備えられた装置本体と、前記導光ユニットに付け替え可能にされ、導光ユニットにより導光されたレーザ光をさらに患部に導光する導光光学系を持つレーザ出射ユニットと、治療部位に照射するレーザ光のレーザ出力を含む照射条件を設定する照射条件設定手段と、前記装置本体に設けられ、治療用レーザ光源から出射されたレーザ光の出力を検出する出力センサと、を備えるレーザ治療装置において、前記レーザ出射ユニットの種別及びレーザ出射ユニットが持つ導光光学系のレーザ透過率情報を含むレーザ出射ユニット固有の情報を記憶する情報記録媒体であって、レーザ出射ユニットに予め添付された情報記録媒体と、該情報記録媒体の記録情報を読み取る読取手段と、前記導光ユニットのレーザ透過率を予め記憶するメモリを持ち、該メモリに記憶されたレーザ透過率、前記読取手段により読み取られた前記レーザ出射ユニットのレーザ透過率及び前記照射条件設定手段により設定されたレーザ出力に基づいて前記出力センサで検出されるレーザ出力を演算し、該演算結果のレーザ出力が前記出力センサにより検出されるように前記治療用レーザ光源の出力を調整する出力調整手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明を説明する。図1は本発明に係るレーザ治療装置の外観略図を示す。図2は制御系及び光学系の概略図を示す。
【0015】
1はレーザ装置本体、2は多関節アーム部、3はハンドピースユニットである。7はレーザ照射条件等の各種設定条件を入力するためのコントロールパネルであり、8はトリガ信号を発信させるためのフットスイッチである。
【0016】
レーザ装置本体1内には治療用レーザ光源21、エイミング光源22、制御部20等が収納されている。本実施例では、治療用レーザ光源として赤外レーザ光束を出射するCO2 レーザ光源を、エイミング光源としては赤色光束を出射する半導体レーザを使用する。27はレーザ光の出力を測定する出力センサであり、ビームスプリッタ26によりレーザ光源21から出射されたレーザ光の一部を取出して測定している。29はシャッタであり、レーザ光源21から本体1外部へのレーザ光経路を開閉する。25は治療用レーザを反射しエイミング光を透過するダイクロイックミラーである。
【0017】
多関節アーム部2は数本の剛体管が駆動可能なように関節部によって連結されており、多関節アーム部2のコネクタ部2aに交換可能に取付けられたハンドピースユニット3を自由に移動させることができる。多関節アーム部2の各関節部にはミラー(図2では一部のミラー31、32のみを図示し、その他は略している)が配置されており、レーザ装置本体1から出射された光束を多関節アーム部2内を通過させてハンドピースユニット3まで導光する。
【0018】
ハンドピースユニット3は、レーザメス用、患者のシワ、アザ、シミ等を治療する皮膚の形成治療用、耳鼻咽喉科用、歯科用等、目的、使用法により種々のものに取換え可能である。また、ハンドピースユニット3としては、レーザ光を1スポットで照射するものの他、レーザ走査光学系を持つスキャナタイプにも取り替え可能である。本実施例ではレーザメスに使用する1スポットのハンドピースユニット3を例にとって説明する。
【0019】
ハンドピースユニット3はハンドピース本体10、チップ11からなる。ハンドピース本体10にはレーザ光を患部に導光する集光レンズ13が組込まれている。患部上の照射スポット径は集光レンズ13によって決まる。また、ハンドピース本体10に取付けられたチップ11の先端部は、集光レンズ13の焦点距離になっており、患者にチップ11を当接させるとレーザの焦点距離が合うようになっている。
【0020】
図3にハンドピース本体10と多関節アーム部2のコネクタ部2aを示す。ハンドピース本体10にはコネクタ部2aに取付けるための雄ネジ10bが形成されている。また、ハンドピース本体10の端部10cには情報記録媒体としてのバーコード10aが印刷されている。なお、バーコード10aが印刷されたシートを端部10cに貼り付けることでも良い。バーコード10aには、ハンドピース3が持つ導光光学系(集光レンズ13)のレーザ透過率の他、レーザ照射スポット径、用途や1スポットタイプかスキャナタイプかの種別を示すハンドピース名、製造番号等のハンドピース3個有の情報が記録されている。これらの情報はハンドピース3の設計データを使用するが、レーザ透過率は測定データとすることが好ましい。
【0021】
多関節アーム部2のコネクタ部2aには、ベアリング52がベアリング押さえ53によって取付けられている。ベアリング52には回転支基51が圧入されている。回転支基51の内側には、ハンドピース本体10取付用の雌ネジ51aがネジきりされている。
【0022】
また、コネクタ部2a内部には、ハンドピース本体10の有無を検知する押しボタン式のスイッチ50が設けられている。その反対側の内面にはハンドピースユニット3側のバーコード10aを読取るためのバーコードリーダ40が組込まれている。バーコードリーダ40の原理は、ペンスキャナ方式と同じで、バーコード10aを照明するための光源となるLED41と、バーコード10aからの反射光を受光する受光素子45からなり、受光系の経路には、ミラー42、スリット43、レンズ44が配置されている。
【0023】
以上のような構成を備えるレーザ治療装置において、以下にその動作について説明する。
【0024】
まず、術者は、治療目的に応じてハンドピースユニット3を選択する。選択されたハンドピースユニット3を多関節アーム部2のコネクタ部2aに取付ける。取付けは、ハンドピース本体10の雄ネジ10bを回転支基51の雌ネジ51aにねじ込むことによって取付ける。ハンドピース本体10がねじ込まれると、端部10cがスイッチ50にあたり、スイッチ50が短絡する。スイッチ50が短絡した信号は制御部20に伝えられ、制御部20はバーコードリーダ40による読み取りを作動させる。ハンドピース本体10をさらに回転していくと端部10cに印刷されたバーコード10aがバーコードリーダ40によって読み込まれ、制御部20で識別された情報はメモリ28に保存される。
【0025】
制御部20は、スイッチ50が短絡した状態でバーコード10aの情報が得られると、バーコードリーダ40の電源を切る。また、スイッチ50が短絡した状態で、バーコード10aの情報が得られない場合は、コントロールパネル7上のディスプレイ34にエラー表示し、術者にその旨を伝える。
【0026】
なお、バーコード10aのバーコードラインが端部10cの軸方向に並ぶように付加しても良い。この場合、ハンドピース3の取付け時にバーコードリーダ40の読み取り位置にバーコード10aが通過するように、コネクタ部2aにガイドを設ける等の構成にすることにより、ハンドピース3を回転しなくてもバーコード10aの情報を読取ることができる。また、バーコードリーダ40は画像読み取り方式とすることもできる。
【0027】
制御部20で識別されたレーザ透過率、レーザ照射スポット径、ハンドピース名、製造番号等のハンドピース情報は、コントロールパネル7上のディスプレイ34に表示される。これにより、術者は多関節アーム部2に取付けたハンドピース3の固有の情報を知ることができ、入力ミスを防げる。
【0028】
また、ハンドピース3が持つ導光光学系のレーザ透過率の情報は、レーザ光源21の出力制御に使用される。レーザ光源21から出射された直後のレーザ出力は出力センサ27により検出される。制御部20は、コントロールパネル7上で設定されるレーザ出力(ハンドピース3から出射される最終レーザ出力の値)に対して、レーザ光源21から多関節アーム部2のミラー32までの導光光学系のレーザ透過率(これは、メモリ28に予め記憶されている)の逆数、及びハンドピース3が持つ導光光学系のレーザ透過率の逆数を掛けた値を演算する。そして、この値が出力センサ27で検出されるレーザ出力となるように、レーザ光源21の出力を調整する。これにより、ハンドピース3から出射されるレーザ出力がコントロールパネル7上で設定された値となるように調整される。
【0029】
術者はハンドピースユニット3の接続が完了したら、コントロールパネル7上のスイッチ31で照射するレーザ出力、スイッチ32でレーザの照射時間の設定を行う。術者はREADY /STANDBY スイッチ30を押してレーザ治療装置をREADY 状態にし、エイミング光の観察による照射部位の特定ができたら、フットスイッチ8を踏み込むことによりトリガ信号を発信させる。トリガ信号を受信した制御部20は、前述のようにハンドピース3の導光光学系及び多関節アーム部2の出射側端部までの導光光学系のレーザ透過率情報に基づき、コントロールパネル7で設定された出力値となるようにレーザ光源21を制御して治療用レーザ光を出射させる。
【0030】
レーザ光源31を出射した治療レーザ光は、ダイクロイックミラー25によって反射された後、エイミング光源22より出射されるエイミング光と同軸にされ、多関節アーム部2に入射する。多関節アーム部2内に入射したレーザ光は各間接部に設けられたミラーによって反射されながらハンドピースユニット3に導光され、ハンドピースユニット3の集光レンズ13を介して患部に照射される。
【0031】
本発明の変容例を図4、図5に示す。上記実施の形態と同じものには、同一記号を付してある。レーザ装置本体1には、ハンドピースユニット3'からのレーザ出力を測定するためのハンドピース出力測定部4が設けられている。この実施例ではハンドピース情報が記録されたバーコード10a'は、ハンドピース取付け時に外部に露出するハンドピース本体10の側面に設けられている。また、バーコード10a'を読みとるバーコードリーダ23は、ハンドピース出力測定部4内に設けられている。
【0032】
ハンドピース出力測定部4は、ハンドピースユニット3'の有無を検知するハンドピースセンサ61、出力センサ24を備える。ハンドピースセンサ61は発光素子61aと受光素子61bからなり、ハンドピース3が発光素子61aからの光を遮断するとハンドピースユニット3'が、ポート4aから挿入されていると検知される。制御部20は出力サンサ24からの出力検出情報とバーコードリーダ23からの読み取り情報に基づき、レーザ光の導光状態の適否判断と出力制御のキャリブレーションを行う。
【0033】
以下にハンドピース出射端でのレーザ出力のキャリブレーション及びバーコードの読取り動作について説明する。術者は選択したハンドピースユニット3'を多関節アーム部2のコネクタ部2aに取付ける。その後、コントロールパネル7上のスイッチ31で照射するレーザの出力、スイッチ32でレーザの照射時間の設定を行う。
【0034】
術者はハンドピースユニット3'をハンドピース出力測定部4に差し込む。ハンドピースユニット3'が発光素子61aからの光を遮断し、受光素子61bに発光素子61aからの光が届かなくなることにより、制御部20はハンドピースがキャリブレーション状態であることを検知する。また、制御部20はバーコードリーダ23を動作させる。ハンドピース本体10'に印刷されたバーコード10a'がバーコードリーダ23によって読み取られる。読取られたハンドピース情報はメモリ28に記憶される。
【0035】
フットスイッチ8を踏み込むことによりハンドピースユニット3'からレーザ光を出射させると、その出力が出力センサ24により検出される。また、レーザ光源21からの出射直後のレーザ光は出力センサ27により検出される。制御部20は、出力センサ24で検出した出力値を出力センサ27で検出した出力値で割ることにより、レーザ光源21からハンドピースユニット3'出射端までの導光光学系全体の透過率を演算する。また、制御部20は多関節アーム部2が持つミラー32までの導光光学系のレーザ透過率情報(これはメモリ28に予め記憶されている)と、バーコード10a'から読取られたハンドピースユニット3'が持つ導光光学系のレーザ透過率情報とを掛け合わせて導光光学系全体の透過率を演算する。そして、この透過率と出力センサ24,27により実際に検出された透過率と比較する。両者の差が所定の許容範囲を超えている場合は、導光光学系に異常があるものとしてコントロールパネル7上のディスプレイ34にエラー表示し、術者に導光光学系の適否判断の結果を伝える。
【0036】
導光光学系に異常が無いときは、制御部20はハンドピースユニット3'からのレーザ出力がコントロールパネル7で設定される出力値となるように、レーザ光源21の出力を調整する。こうしたハンドピースのキャリブレーションが終了すると、術者はハンドピースユニット3'を出力測定部4から外す。ハンドピースユニット3'が外されたことは、ハンドピースセンサ61によって、制御部20に伝えられ、バーコードリーダ23の電源は遮断される。
【0037】
また、別の変容例として、レーザ照射のスポット径の情報をレーザ出力の制御に利用することもできる。例えば、スポット径の情報は、脱毛レーザ治療装置のようにレーザ照射領域のエネルギー密度を考慮した場合に使用される。脱毛レーザ治療の場合、レーザ光源21は800〜820nmの波長の近赤外光を出射する半導体レーザが使用される。また、ハンドピース3はレーザ照射のスポット径を異なる大きさ(直径2mm、3mm、…等)にする集光レンズを持つものに付け替えられる。レーザ光源21の出力をそのままにしてスポット径を大きくするハンドピースに付け替えると、単位面積当たりの照射エネルギーが小さくなる。逆に、スポット径を小さくするハンドピースに付け替えると、位面積当たりの照射エネルギーが大きくなる。そこで、制御部20はレーザ照射領域のエネルギー密度を一定にするように、スポット径の大きさに応じてレーザ光源21の出力を増減調整する。
【0038】
以上の説明においては、ハンドピース等のアクセサリ情報を記録する情報記録媒体としてバーコードを用いたが、磁気テープ、2次元バーコード、ICチップなどを用いることもできる。記録させる情報量が多い場合には、2次元バーコード、ICチップが利用可能である。
【0039】
また、導光光学系を持つ取り替え可能なアクセサリとしてハンドピースを例にとって説明したが、これに限られるものではない。眼科用のレーザ治療装置では、多関節アーム部2の代わりに光ファイバが使用され、その先に接続される導光光学系を持つレーザ出射ユニットがスリットランプの種類に応じて変更される。あるいは、ハンドピースに対してレーザ照射のスポット径を変更する集光レンズを持つレンズユニットを付け合え可能な場合には、スポット径が異なる集光レンズのユニットがアクセサリ情報とされる。
【0040】
このように、ハンドピース等のアクセサリが新しく追加になっても、レーザ装置本体1側のプログラムやアクセサリ毎の対応を記憶した情報のテーブルを追加、変更をすることなく、付け替えられたアクセサリ固有の情報を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、レーザ出射ユニットを取り換えた場合に、レーザ出射ユニットに関する情報の入力ミスを無くし、新たにレーザ出射ユニットが追加された場合にも、装置本体側のプログラムを変更することなく、また、術者の手間を掛けることなく、レーザ出射ユニットが持つ導光光学系のレーザ透過率に応じて適切に調整された出力のレーザ光を患部に照射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ治療装置の外観略図である。
【図2】レーザ治療装置の制御系及び光学系概略図である。
【図3】バーコードリーダを備えたハンドピースコネクタ部の構造を示す図である。
【図4】変容例であるレーザ治療装置の外観略図である。
【図5】変容例であるレーザ治療装置の制御系及び光学系概略図である。
【符号の説明】
1 レーザ装置本体
2 多関節アーム部
2a コネクタ部
3 ハンドピースユニット
3' ハンドピースユニット
4 ハンドピース出力測定部
7 コントロールパネル
10 ハンドピース本体
10a バーコード
10a' バーコード
20 制御部
21 治療用レーザ光源
23 バーコードリーダ
24 出力センサ
27 出力センサ
28 メモリ
34 ディスプレイ
40 バーコードリーダ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laser treatment apparatus that performs treatment by irradiating a treatment site (affected area) of a patient with laser light.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a laser treatment apparatus that performs treatment by irradiating a treatment site (affected area) of a patient with a laser beam is known. These laser treatment apparatuses are used for various treatments by changing the type of an emission unit (accessory) having an optical system for guiding and irradiating an affected area with laser light. For example, there is a laser treatment device that uses a CO2 laser (carbon dioxide laser) having a wavelength in the infrared region, but by changing the emission unit, skin formation treatment that treats wrinkles, aza, spots, etc. of the patient in addition to the laser knife. Also used in otolaryngology, dentistry. In skin formation treatment, in addition to a handpiece having a single spot optical system, a handpiece having a laser scanning means for scanning laser light may be used to irradiate a relatively wide range. is there.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional apparatus in which the emission unit can be replaced, the laser transmittance and the irradiation spot diameter differ depending on the type of the emission unit. For this reason, each time the output unit is changed, such information must be input from the control panel. Further, even when necessary information is programmed in the apparatus corresponding to the type of the emission unit, it is necessary to input or select the type of the emission unit from the control panel.
[0004]
In such a conventional apparatus, even if the emission unit is changed, if the user forgets to input necessary information from the control panel, or if the wrong information about the emission unit is input, an unscheduled treatment may occur. there were.
[0005]
Further, when a new emission unit is added, it cannot be dealt with without changing the program on the apparatus side in which information such as the laser transmittance of the emission unit is registered.
[0006]
In view of the above problems, it is an object of the present invention to provide a laser treatment apparatus capable of performing appropriate laser treatment without an input error of accessory information even when an accessory such as an emission unit is replaced. It is another object of the present invention to provide a laser treatment apparatus that can handle newly added accessories.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is characterized by having the following configuration.
[0008]
(1) An apparatus main body provided with a light guide unit having an optical system for guiding laser light from a therapeutic laser light source, and laser light guided to the light guide unit and guided by the light guide unit. A laser emitting unit having a light guiding optical system for further guiding the diseased part to the affected area, an irradiation condition setting means for setting an irradiation condition including a laser output of the laser light to be irradiated to the treatment site, and provided for the treatment An output sensor for detecting an output of a laser beam emitted from a laser light source , wherein the laser emission unit includes a type of the laser emission unit and laser transmittance information of a light guide optical system of the laser emission unit An information recording medium for storing unique information, the information recording medium attached in advance to the laser emitting unit , and the recorded information on the information recording medium Reading means and a memory for preliminarily storing the laser transmittance of the light guide unit, the laser transmittance stored in the memory, the laser transmittance of the laser emitting unit read by the reading means, and the irradiation condition The laser output detected by the output sensor is calculated based on the laser output set by the setting means, and the output of the therapeutic laser light source is adjusted so that the laser output of the calculation result is detected by the output sensor. And an output adjusting means .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic external view of a laser treatment apparatus according to the present invention. FIG. 2 shows a schematic diagram of the control system and the optical system.
[0015]
[0016]
The laser device
[0017]
The articulated
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
FIG. 3 shows the
[0021]
A
[0022]
Further, a push
[0023]
The operation of the laser treatment apparatus having the above configuration will be described below.
[0024]
First, the surgeon selects the
[0025]
The
[0026]
In addition, you may add so that the barcode line of
[0027]
Handpiece information such as laser transmittance, laser irradiation spot diameter, handpiece name, and manufacturing number identified by the
[0028]
Information on the laser transmittance of the light guide optical system of the
[0029]
When the connection of the
[0030]
The treatment laser light emitted from the
[0031]
A modification example of the present invention is shown in FIGS. The same symbols are attached to the same components as those in the above embodiment. The laser device
[0032]
The handpiece
[0033]
The laser output calibration and barcode reading operation at the handpiece emitting end will be described below. The surgeon attaches the selected
[0034]
The surgeon inserts the
[0035]
When a laser beam is emitted from the
[0036]
When there is no abnormality in the light guide optical system, the
[0037]
As another modification, information on the spot diameter of laser irradiation can be used for controlling laser output. For example, the information on the spot diameter is used when the energy density of the laser irradiation region is taken into consideration as in the hair removal laser treatment apparatus. In the case of hair removal laser treatment, a semiconductor laser that emits near infrared light having a wavelength of 800 to 820 nm is used as the
[0038]
In the above description, a bar code is used as an information recording medium for recording accessory information such as a handpiece. However, a magnetic tape, a two-dimensional bar code, an IC chip, or the like may be used. When the amount of information to be recorded is large, a two-dimensional barcode and an IC chip can be used.
[0039]
Moreover, although the handpiece has been described as an example of a replaceable accessory having a light guide optical system, the present invention is not limited to this. In an ophthalmic laser treatment apparatus, an optical fiber is used instead of the articulated
[0040]
As described above, even when an accessory such as a handpiece is newly added, a program for the laser device
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the laser emission unit is replaced, an error in inputting information regarding the laser emission unit is eliminated, and the program on the apparatus main body side can be executed even when a new laser emission unit is added. It is possible to irradiate the affected part with laser light having an output appropriately adjusted according to the laser transmittance of the light guide optical system of the laser emitting unit without changing the operation and without the operator's trouble.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic external view of a laser treatment apparatus.
FIG. 2 is a schematic diagram of a control system and an optical system of a laser treatment apparatus.
FIG. 3 is a diagram showing a structure of a handpiece connector portion provided with a bar code reader.
FIG. 4 is a schematic external view of a laser treatment apparatus that is a modified example.
FIG. 5 is a schematic diagram of a control system and an optical system of a laser treatment apparatus that is a modified example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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JP2003000613A (en) | 2003-01-07 |
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