JP4317639B2 - レーザ測量機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水平面に対し任意の傾斜角度でレーザ光線を投光することができるレーザ測量機に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ光線を水平方向に投光することによりレーザ光線により水平基準線を形成したり、或は、レーザ光線を回転走査し、レーザ光線により水平基準面を形成するレーザ測量機が知られている。又、この種のレーザ測量機として、レーザ光線を水平方向に投光するだけでなく、水平面を基準として所望の傾斜角度でレーザ光線を投光できる様にした装置も具体化されている。
【0003】
図5〜図7に於いて、レーザ光線の投光方向を所望の角度に傾斜可能な従来のレーザ測量機について説明する。
【0004】
ケーシング5の中央には切頭円錐形の凹部6が形成され、該凹部6の中央に支持座7が形成されている。該支持座7は、前記凹部6に円形の貫通孔8を穿設し、該貫通孔8の内周を3等分した位置に3次曲面で滑らかに隆起させた突起9を形成したものである。
【0005】
前記貫通孔8にレーザ光線を発するレーザ投光器10を落込み、該レーザ投光器10の頭部11を前記支持座7に係合支持させる。前記頭部11は下部が球面形状をしており、この球面部11aが前記3つの突起9に摺動自在に当接する。而して、前記レーザ投光器10は垂線に対して如何なる方向にも自在に傾動可能に支持される。
【0006】
前記頭部11に水平方向に延出するモータ座14を設け、該モータ座14には走査モータ15が設けられ、該走査モータ15の出力軸にはギア16が嵌着される。該ギア16は後述する走査ギア17に噛合する。
【0007】
前記レーザ投光器10の頭部11には該レーザ投光器10の軸心に合致させ軸受12を介してプリズム保持体13が回転自在に設けられている。該プリズム保持体13には走査ギア17が嵌着され、前記した様に該走査ギア17は前記ギア16に噛合される。前記走査モータ15によって前記プリズム保持体13が垂直軸心を中心に回転される様にする。而して、該プリズム保持体13、前記走査ギア17は回動部3を構成する。又、前記プリズム保持体13にはペンタプリズム18が設けられ、前記レーザ投光器10から発せられるレーザ光線を投光窓19を通して水平方向に偏向して射出する様になっている。
【0008】
前記レーザ投光器10の中途部に該レーザ投光器10の光軸に直交するセンサ支持棚63が設けられ、該センサ支持棚63に水平を検知する傾斜検出器である固定気泡管20、固定気泡管21が直角に交差する様に設けられる。該固定気泡管20,21は、静電容量検出型の電気気泡管であり、水平面を基準として傾斜角度に対応した電気信号を出力するものである。
【0009】
前記レーザ投光器10の下端部には前記固定気泡管20、固定気泡管21と対向して配置された任意角設定気泡管65、任意角設定気泡管66を具備する傾斜角設定部74が設けられる。
【0010】
前記レーザ投光器10の下端に略直角3角形状のベースプレート64が固着され、該ベースプレート64の直角頂部近傍に支柱70が立設され、該支柱70の上端には球67が固着されている。前記ベースプレート64の上方に直角L字状の傾動基板62が配置され、該傾動基板62の裏面L字状の頂部に円錐状の凹部99が形成され、該凹部99に前記球67が嵌合され、前記支柱70は前記球67を介して前記傾動基板62の頂部を支承し、該傾動基板62は前記球67を中心にピボット運動が可能となっている。更に前記傾動基板62と前記ベースプレート64との間にスプリング68が設けられ、前記円錐状の凹部99を前記球67に押圧すると共に、前記傾動基板62を図5中時計方向に付勢する。
【0011】
該傾動基板62に傾動傾斜検出器である前記任意角設定気泡管65、任意角設定気泡管66を前記L字形状に沿って相互に直交する線上に設ける。
【0012】
軸受板72が前記センサ支持棚63の下方位置に配設され、前記軸受板72は前記レーザ投光器10より水平方向に突出する。前記ベースプレート64の前記支柱70を頂点とする3角形を形成する位置に、傾動螺子52、傾動螺子53が回転自在に立設され、該傾動螺子52と該傾動螺子53の上端は前記軸受板72にそれぞれ回転自在に支承されている。
【0013】
前記傾動螺子52の下端部は前記ベースプレート64より下方に突出し、前記傾動螺子52の突出した下端部に傾動ギア54が嵌着され、該傾動ギア54は後述する傾動ギア56に噛合する。又、前記傾動螺子53の下端部は前記ベースプレート64より下方に突出し、前記傾動螺子53の突出する端部に傾動ギア55が嵌着され、該傾動ギア55は後述する傾動ギア57に噛合する。
【0014】
前記傾動螺子52に傾動ナット48が螺合され、該傾動ナット48には断面円のナットピン50が水平方向に突設される。前記傾動基板62の任意角設定気泡管65側の端面より該任意角設定気泡管65の中心線と平行に断面円の傾動ピン60が突設され、該傾動ピン60は前記ナットピン50に当接する。更に、前記ベースプレート64と前記軸受板72との間に2本の平行なガイドピン71が掛渡され、該2本のガイドピン71により前記傾動ピン60を摺動自在に挾持し、前記傾動基板62の水平方向の回転を規制し、且つ前記傾動ピン60の上下方向、及び該傾動ピン60の軸心を中心とする回転を許容する。
【0015】
前記傾動螺子53に傾動ナット49を螺合し、該傾動ナット49には断面円のナットピン51を突設する。前記傾動基板62の任意角設定気泡管66側の端面より該任意角設定気泡管66の中心線と平行に断面円の傾動ピン61を突設し、該傾動ピン61を前記ナットピン51に当接させる。
【0016】
前記ベースプレート64の下面に脚柱73を垂設し、該脚柱73を介してモータベースを兼ねる傾斜検知体23を固着する。該傾斜検知体23の上面にはパルスモータである傾斜角設定モータ58、傾斜角設定モータ59を設け、該傾斜角設定モータ58の出力軸には前述した傾動ギア56を嵌着し、前記傾斜角設定モータ59の出力軸には前述した傾動ギア57を嵌着し、それぞれ前記傾動ギア54、傾動ギア55に噛合させる。
【0017】
前記傾斜検知体23の下面にはリング状の反射鏡(図示せず)を設け、前記傾斜検知体23と対峙した位置に、又前記ケーシング5とレーザ投光器10とが垂直状態の時の該レーザ投光器10の軸心を中心に同一円周上に4つの発光素子と受光素子の組から成る光センサ24a,24b,24c,24d(24b,24dは図示せず)を設ける。
【0018】
以下、前記レーザ投光器10を任意の方向に自在に傾斜させる傾斜部について説明する。
【0019】
該レーザ投光器10の前記頭部11から水平方向に傾動アーム25、傾動アーム26を直交させて延出し、それぞれ前記凹部6の円錐面を貫通させて、前記ケーシング5の内部に位置させ、前記傾動アーム25、傾動アーム26の先端に係合ピン27、係合ピン28を突設する。該係合ピン27、係合ピン28は円柱形状であり、その円柱のそれぞれの軸心は相互に直交し、前記球面11aの球心を通る平面内に含まれる様位置関係を決定する。又、前記係合ピン27、係合ピン28のいずれか一方、例えば係合ピン27については水平方向の移動を規制し、上下方向にのみ移動可能とする。
【0020】
前記ケーシング5の内壁に棚板29、棚板30を設け、該棚板29に傾斜モータ31を設け、前記棚板30に傾斜モータ32を設け、前記傾斜モータ31の回転軸に駆動ギア33、前記傾斜モータ32の回転軸に駆動ギア34を嵌着する。前記係合ピン27に直交し、前記ケーシング5の天井部と前記棚板29とに掛渡るスクリューシャフト35を回転自在に設け、該スクリューシャフト35に被動ギア36を嵌着し、該被動ギア36は前記駆動ギア33に噛合させる。前記スクリューシャフト35にスライドナット37を螺合し、該スライドナット37にピン38を突設し、該ピン38と前記係合ピン27とを摺動可能に当接させる。
【0021】
同様に、前記係合ピン28に直交し、前記ケーシング5の天井部と前記棚板30とに掛渡るスクリューシャフト39を回転自在に設け、該スクリューシャフト39に被動ギア40を嵌着し、該被動ギア40は前記駆動ギア34に噛合させる。前記スクリューシャフト39にスライドナット41を螺合し、該スライドナット41にピン42を突設し、該ピン42と前記係合ピン28とを摺動可能に当接させる。
【0022】
前記ケーシング5の天井部、前記スクリューシャフト35と前記スクリューシャフト39との間にスプリング受け43を設け、該スプリング受け43と前記レーザ投光器10との間にスプリング44を張設し、該レーザ投光器10を図5中前記支持座7を中心に時計方向に付勢する。
【0023】
図中、45はレーザ測量機を駆動する為の電池を収納する電池ボックスである。又、上記したレーザ測量機の本体部4はレベル出しの為のレベル出しボルト46を介して図示しない3脚に設けられる。又、47は前記プリズム保持体13の周囲を囲繞するガラス窓である。
【0024】
上記した従来のレーザ測量機に於けるレーザ光線の投光方向を傾斜させる作動を図8を参照して説明する。
【0025】
図示しない傾斜制御部に傾斜値を入力する。
【0026】
前記固定気泡管20、固定気泡管21の検知結果に基づき、前記傾斜モータ31を駆動し、前記スクリューシャフト35、前記スライドナット37、前記傾動アーム25を介して、又前記傾斜モータ32を駆動し、前記スクリューシャフト39、前記スライドナット41、前記傾動アーム26を介してそれぞれ前記レーザ投光器10を傾動させ、前記固定気泡管20、固定気泡管21が水平を検知する状態にし、前記レーザ投光器10の整準を行う。
【0027】
次に、前記任意角設定気泡管65、任意角設定気泡管66の出力と前記固定気泡管20、固定気泡管21との出力が同一となる様、前記傾斜角設定モータ58又前記傾斜角設定モータ59を駆動し、前記傾動ギア56、傾動ギア54、傾動螺子52、傾動ナット48、ナットピン50を介し、又前記傾斜角設定モータ59、傾動ギア55、傾動螺子53、ナットピン51を介し、前記傾動基板62の角度を調節する。而して、前記傾動基板62のゼロ位置(水平位置)が設定される。尚、該傾動基板62の水平の設定はストッパ等の機械的なゼロ位置を設定し、ストッパ等に突当ててもよい。
【0028】
次に、入力された前記傾斜値に前記傾動基板62を傾斜させる。以下は前記任意角設定気泡管65が検出する傾斜方向の設定を説明する。
【0029】
前記任意角設定気泡管65、任意角設定気泡管66の出力と前記固定気泡管20、固定気泡管21との出力が同一となった状態から、前記傾斜角設定モータ58を設定角に対応するステップ数で駆動し、前記傾動基板62を前記レーザ投光器10を傾斜させたい逆の方向に設定角度傾斜させる。
【0030】
前記傾動基板62が設定角度に傾斜したら、前記傾斜モータ31を駆動し、前記レーザ投光器10を傾斜させたい方向に傾斜させる。前記任意角設定気泡管65が水平を検出する状態とすると、前記レーザ投光器10の傾斜設定、即ちレーザ光線の投光方向を所定角度傾斜させることが完了する。
【0031】
尚、前記任意角設定気泡管66の方向の傾斜設定も同様に行うことができる。
【0032】
而して、前記走査モータ15により前記プリズム保持体13を介し前記ペンタプリズム18を回転させれば所定方向に傾斜した基準面を形成することができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のレーザ測量機ではレーザ光線の傾斜をパルスモータの回転量による前記傾動ナット48の送り量だけで設定している。この為、傾斜角設定の精度は前記傾動螺子52、傾動ナット48等部品の加工精度、及び組立精度で決定される。従って、加工精度、組立精度により傾斜精度にバラツキが生じる。又、温度による熱膨張差が傾斜設定精度に影響を与える。
【0034】
更に又、製品の規格を満足させる為には、一つ一つの部品が精度を要求され、高価なものとなっている。
【0035】
前記傾動基板62を傾斜させ角度設定を行うが、前記球67の接触点(傾動基板62の傾動中心)と前記傾動ピン60のナットピン50に対する接触点迄の距離は前記傾動基板62を傾斜させるに従い大きくなり、前記傾動ナット48の移動量と傾動基板62の傾斜角との間で誤差を生じるので補正式に基づき演算により補正しているが、前述した様に部品の加工誤差、組立誤差が有る為、一定の補正式では対処できず、設定傾斜が大きい場合は誤差も大きくなる。
【0036】
更に、傾斜設定がされる場合、ある状態から水平にする場合、水平位置の精度を確保する為、0検出が行われる。即ち、傾斜設定の前に前記傾動基板62の任意角設定気泡管65、任意角設定気泡管66の検出値を前記固定気泡管20、固定気泡管21に合致させる。或は機械的0設定位置(具体的にはストッパ等の突当て)に一度突当て、0リセットを行う。この為、傾斜設定の度に0リセット動作が行われ、設定完了迄の時間が長くなってしまう。更に、前記傾動ナット48、スライドナット37の駆動頻度が高い為、前記傾動螺子52と傾動ナット48間、スライドナット37とスクリューシャフト35間の摩耗が問題となる。
【0037】
更に、0検出についてもストッパ等の機械部品を介在して行うので、ストッパ等の温度による位置変化や、前記傾動ナット48等動作部分の摩耗による状態の変化により、やはり誤差を生じる。
【0038】
上記した各種誤差の累積誤差は経時的に拡大し、適当な時期に再設定を行わなければレーザ光線の傾斜設定精度に影響するという問題があった。
【0039】
本発明は斯かる実情に鑑み、部品精度が要求されず、而も累積誤差のないレーザ光線投光方向の傾斜設定が行えるレーザ測量機を提供するものである。
【0040】
【課題を解決するための手段】
本発明は、レーザ光線を回転照射するレーザ投光器と、該レーザ投光器の目標傾斜角を設定する傾斜設定部と、該傾斜設定部で設定された目標傾斜角に基づき前記レーザ投光器を傾斜させる傾斜部とを具備し、前記傾斜設定部は水平を検出する傾斜センサと該傾斜センサと前記投光器との角度を検出する角度検出器を有するレーザ測量機に係り、又傾斜部と傾斜設定部は、少なくとも1方向の傾斜を設定する様に設けられているレーザ測量機に係り、又傾斜部と傾斜設定部は直行する2方向の傾斜を設定する様に設けられ、前記傾斜部は第1傾斜部と第2傾斜部からなり、前記傾斜設定部は第1傾斜設定部と第2傾斜設定部からなるレーザ測量機に係り、更に又傾斜部は直行する2方向に設けられた第1傾斜部と第2傾斜部からなり、一方には傾斜設定部が設けられ、他方には水平を検出する傾斜センサが設けられているレーザ測量機に係るものである。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0042】
図1、図2は本発明の実施の形態の要部を示しており、図1中、図5中で示したものと同等のものには同符号付してある。
【0043】
レーザ投光器10の支持構造、傾動部の機構等基本的には同一であり、その説明は省略する。以下、本実施の形態に係る傾斜角設定部について説明する。
【0044】
レーザ投光器10にフレーム77が固着され、該フレーム77に前記レーザ投光器10の軸心と平行な傾斜設定スクリュー78が回転自在に設けられ、前記フレーム77より下方に突出する下端部には設定被動ギア81が嵌着されている。前記傾斜設定スクリュー78に傾斜設定ナット79が螺合され、該傾斜設定ナット79は回転が拘束され前記傾斜設定スクリュー78の軸心方向のみ移動可能となっている。又、前記傾斜設定ナット79には水平方向に突出する伝動ピン80が設けられ、後述する従動ピン90に当接する様になっている。又、前記フレーム77には傾斜設定モータ82が設けられ、該傾斜設定モータ82の出力軸には設定駆動ギア83が嵌着され、該設定駆動ギア83は前記設定被動ギア81に噛合する。
【0045】
前記レーザ投光器10の軸心と直交し回転軸心を有するロータ85を設け、該ロータ85にアブソリュートエンコーダ86を設け、該アブソリュートエンコーダ86が前記ロータ85と一体回転する様にする。又、該ロータ85にはX軸(紙面と平行な水平軸)チルトセンサ87、Y軸(紙面と垂直な水平軸)チルトセンサ88が設けられ、前記ロータ85と一体回転する。前記レーザ投光器10にはCCDユニット91が取付けられ、該CCDユニット91により前記アブソリュートエンコーダ86の角度が読取られる様になっている。前記CCDユニット91と前記アブソリュートエンコーダ86によって角度検出器が構成され、該角度検出器は前記X軸チルトセンサ87と前記レーザ投光器10との角度を検出する。前記アブソリュートエンコーダ86が角度0を検出する状態で且つ前記X軸チルトセンサ87、Y軸チルトセンサ88が角度0を検出する状態で前記レーザ投光器10の軸心が鉛直となる様前記アブソリュートエンコーダ86、X軸チルトセンサ87、Y軸チルトセンサ88とレーザ投光器10との関係が定められている。ここで前記Y軸チルトセンサ88は前記傾斜アーム26で調整するY軸方向の水平を検出する。
【0046】
前記ロータ85からは前記傾斜設定ナット79に向かって傾斜アーム89が延出し、該傾斜アーム89の先端には前記従動ピン90が突設され、該従動ピン90は前記伝動ピン80に下方から当接する。前記ロータ85とレーザ投光器10間にはスプリング92が張設され、前記傾斜アーム89を反時計方向に付勢し、前記従動ピン90を前記伝動ピン80に所要の力で押圧する。又前記スプリング92は前記傾斜アーム89、従動ピン90、伝動ピン80を介して前記傾斜設定ナット79を上方に押上げ、該傾斜設定ナット79と前記傾斜設定スクリュー78のバックラッシを抑止する。
【0047】
尚、図中76はレーザ光線を発するレーザダイオードである。
【0048】
図2は制御ブロック図を示しており、図中93はCPUで代表される制御部である。
【0049】
該制御部93には前記X軸チルトセンサ87、Y軸チルトセンサ88からの検出結果が入力されると共に、前記アブソリュートエンコーダ86の検出角度即ち前記CCDユニット91からの角度検出結果が入力される。又、前記制御部93は図示しない記憶部を具備し、該記憶部には傾斜角設定を行うシーケンスプログラム、或は傾斜角設定を行う為に必要な演算プログラムが設定入力されている。傾斜角設定に必要なデータは入力部94から前記制御部93に入力される。
【0050】
該制御部93は前記X軸チルトセンサ87、Y軸チルトセンサ88及びCCDユニット91から入力されるデータに基づき傾斜モータ駆動部95,97、傾斜設定モータ駆動部96に制御駆動信号を発し、該傾斜モータ駆動部95,97、傾斜設定モータ駆動部96を介して前記傾斜モータ31,32、傾斜設定モータ82を駆動する。
【0051】
図3、図4を参照して傾斜設定の作動について説明する。
【0052】
前記入力部94より目標の傾斜角を入力する。
【0053】
前記制御部93が前記傾斜設定モータ駆動部96を介して前記傾斜設定モータ82を駆動し、前記傾斜設定スクリュー78を回転させる。前記傾斜チルトセンサ88が水平にない場合には同時に傾斜モータ駆動部97を介して傾斜モータ32を駆動する。前記傾斜設定スクリュー78の回転により前記傾斜設定ナット79が上下に移動し、前記伝動ピン80、従動ピン90、傾斜アーム89を介し前記ロータ85と共に前記アブソリュートエンコーダ86が一体に回転する。該アブソリュートエンコーダ86の検出する回転角は前記CCDユニット91により信号化され、前記制御部93に入力される。この時前記傾斜チルドセンサ88が水平を検知すると傾斜設定の状態になり傾斜モータ32の駆動は停止される。
【0054】
前記制御部93では前記CCDユニット91からの信号と前記入力部94からの設定値とを比較し、一致したところで前記傾斜設定モータ82を停止する。
【0055】
この状態では前記ロータ85は前記レーザ投光器10に対し目標の傾斜角と同一角度で逆方向に回転している。前記ロータ85には前記X軸チルトセンサ87、Y軸チルトセンサ88が固着されており、前記X軸チルトセンサ87は前記ロータ85と共に前記レーザ投光器10に対し傾斜し、前記Y軸チルトセンサ88は傾斜角だけ捻転するがY方向の水平検出には影響がない(図3(B)参照)。
【0056】
次に、前記制御部93は前記X軸チルトセンサ87からの信号が0、即ち該X軸チルトセンサ87が水平を検出する迄、前記傾斜設定モータ駆動部96に駆動制御信号を発して前記傾斜モータ31を駆動する。
【0057】
前記X軸チルトセンサ87からの信号が前記制御部93に入力され、該制御部93では入力される信号が0かどうかを判断し、0でない場合は、前記傾斜モータ31の駆動を続行し、0となったところで該傾斜モータ31を停止する。前記X軸チルトセンサ87は前記レーザ投光器10に対し目標の傾斜角と同一角度で逆の方向に傾斜しているので前記X軸チルトセンサ87が水平を検出した状態で前記レーザ投光器10は目標の傾斜角に傾斜している。而して、傾斜角の設定が完了する(図3(C)参照)。
【0058】
前記走査モータ15を駆動し、前記ギア16、走査ギア17を介して前記プリズム保持体13を回転すればレーザ光線が回転照射され、所定方向に所定角傾斜したレーザ基準面が形成される。
【0059】
新たな傾斜角を設定する場合は、上記作動が繰返される。
【0060】
上記傾斜設定に於いて、前記アブソリュートエンコーダ86の角度情報が基となっており、又該アブソリュートエンコーダ86は前記レーザ投光器10とロータ85即ちX軸チルトセンサ87との絶対角を出力するので、新たな設定角が入力される場合には、新たな設定角と前記アブソリュートエンコーダ86の検出角とを比較し、該アブソリュートエンコーダ86の検出角が直接設定角となる様に制御すればよく、傾斜角設定の度に前記レーザ投光器10、X軸チルトセンサ87を水平の状態に0リセットする必要がない。
【0061】
尚、上記実施の形態では、一方向の傾斜設定について説明したが、従来例と同様に傾斜機構を2組設けることで任意の方向に傾斜させることができることは言う迄もない。この時にY軸チルトセンサはY軸方向の傾斜設定機構にセットされる。
【0062】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、傾斜設定部は水平を検出する傾斜センサと該傾斜センサと前記投光器との角度を検出する角度検出器を有するので、傾斜部を構成する部品については、高い精度は要求されず、製作コストを削減でき、又実際の傾斜角を検出しているので機構上生じる誤差がない。実際の角度を検出し、検出した結果を基に傾斜角を設定するので、0設定を行う必要がなく、迅速な作業が行え、可動部分の動きも設定に必要な最小限の動きですみ、摩耗が抑制され累積誤差の経時増大を防止でき、更に部品点数が少なくてすみ、製作コストが低減すると共に組立調整作業が簡単になり、組立調整時間も大幅に短縮できる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を示す一部を断面した立面図である。
【図2】本発明の実施の形態の制御ブロック図である。
【図3】(A)(B)(C)は同前本発明の実施の形態の傾斜設定作動を示す説明図である。
【図4】同前本発明の実施の形態の傾斜設定作動を示すフローチャートである。
【図5】従来例の立断面図である。
【図6】図5のA−A矢視図である。
【図7】図5のB−B矢視図である。
【図8】従来例の傾斜設定作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 レーザ投光器
31 傾斜モータ
35 スクリューシャフト
37 スライドナット
78 傾斜設定スクリュー
79 傾斜設定ナット
81 設定被動ギア
82 傾斜設定モータ
83 設定駆動ギア
86 アブソリュートエンコーダ
87 X軸チルトセンサ
88 Y軸チルトセンサ
91 CCDユニット
93 制御部
94 入力部
Claims (3)
- 直交する2方向に傾斜可能に支持され、レーザ光線を回転照射するレーザ投光器と、該レーザ投光器を前記直交する2方向に傾斜させる傾斜部と、少なくとも1方向に前記レーザ投光器の目標傾斜角を設定する傾斜設定部とを具備し、前記傾斜設定部は前記レーザ投光器に設けられ、該レーザ投光器の軸心と直交する回転中心周りを回転可能なロータと、該ロータに一体に設けられ直交する2方向の水平を検出する2つの傾斜センサと、前記ロータに設けられ、前記レーザ投光器が鉛直で前記傾斜センサがそれぞれ水平を検出する位置で角度0゜を検出する様に設定され、前記レーザ投光器軸心に対する前記ロータの回転角度を検出するアブソリュートエンコーダと、前記ロータを回転させる駆動手段と、前記傾斜部、前記駆動手段を制御する制御部とを有し、該制御部は前記駆動手段により前記ロータを、前記傾斜センサがそれぞれ水平を検出している状態で、前記アブソリュートエンコーダによる検出角度が目標傾斜角となる様回転し、前記傾斜部により前記傾斜センサが水平を検出する様前記レーザ投光器を傾斜させて傾斜角設定を行うことを特徴とするレーザ測量機。
- 傾斜部と傾斜設定部は直交する2方向の傾斜を設定する様に設けられ、前記傾斜部は第1傾斜部と第2傾斜部からなり、前記傾斜設定部は第1傾斜設定部と第2傾斜設定部からなる請求項1のレーザ測量機。
- 傾斜部は直交する2方向に設けられた第1傾斜部と第2傾斜部からなり、一方には傾斜設定部が設けられ、他方には水平を検出する傾斜センサが設けられている請求項1のレーザ測量機。
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