[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4317295B2 - 空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤ及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4317295B2
JP4317295B2 JP24969199A JP24969199A JP4317295B2 JP 4317295 B2 JP4317295 B2 JP 4317295B2 JP 24969199 A JP24969199 A JP 24969199A JP 24969199 A JP24969199 A JP 24969199A JP 4317295 B2 JP4317295 B2 JP 4317295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
inner liner
bead
rubber
pneumatic tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24969199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001071721A (ja
Inventor
正純 高市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP24969199A priority Critical patent/JP4317295B2/ja
Publication of JP2001071721A publication Critical patent/JP2001071721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4317295B2 publication Critical patent/JP4317295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/06Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
    • B60C2015/0614Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the chafer or clinch portion, i.e. the part of the bead contacting the rim

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤ及びその製造方法に係り、特に、ビード部の耐久性を維持しつつエアー抜けをさらに抑制した重荷重用車両に適した空気入りタイヤ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック、バス等の重荷重の車両には、重荷重用の空気入りタイヤが使用されている。
【0003】
重荷重用空気入りタイヤでは、他の種類の空気入りタイヤと同様にエアー抜けを防止するために、内周面にインナーライナーと呼ばれる空気を透過し難いゴムからなる薄手のゴム層が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、インナーライナーに用いるゴムの改良により、エアー抜けを相当改善することができたが、重荷重用の空気入りタイヤ市場ではさらなる改善が求められている。
【0005】
エアー抜けをさらに改善するには、少しでもインナーライナーの幅を広くする必要がある。
【0006】
図4には、一般の空気入りタイヤよりも幅広のインナーライナー32を設けた空気入りタイヤ100のビード部18が断面図で示されている。
【0007】
なお、図4において、符号12はビードコア、符号24は軟ゴムチェーファー、符号26は硬ゴムチェーファーである。
【0008】
従来一般の空気入りタイヤでは、ビードコア12の略側方にインナーライナー32の端部32A’が位置していたが、幅広のインナーライナー32を設けると端部32Aの位置がビードトゥ18Aに近づく。
【0009】
しかしながら、インナーライナー32の端部32Aがビードトゥ18Aに近くなると、ビードトゥ18A付近で割れ欠け102が発生する問題がある。
【0010】
本発明は上記事実を考慮し、ビード部の耐久性を維持しつつエアー抜けをさらに抑制した空気入りタイヤ及びその製造方法を提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、一方のビードコアから他方のビードコアへ延在する本体部と、端末を一対のビードコア回りに折り返した折返部とを持つ少なくとも1枚のプライからなるカーカスと、前記カーカスの前記ビードコア側とは反対側に設けられ、軟ゴムからなる軟ゴムチェーファー及び前記軟ゴムより硬度が高い硬ゴムからなる硬ゴムチェーファーと、前記カーカスの内面側に設けられ、端部がビードトゥよりもタイヤ半径方向外側に位置するインナーライナーと、を備えた空気入りタイヤであって、前記軟ゴムチェーファーを少なくともタイヤ軸方向内側に、前記硬ゴムチェーファーを前記軟ゴムチェーファーのタイヤ軸方向外側へ配置し、前記インナーライナーの端部付近を、前記軟ゴムチェーファー、及び前記軟ゴムチェーファーと前記インナーライナーとの中間の硬度または前記インナーライナーと同等の硬度を有するカバーゴムの少なくとも一方に接触させて覆った、ことを特徴としている。
【0012】
次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0013】
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、インナーライナーの端部付近を、軟ゴムチェーファー、及び軟ゴムチェーファーとインナーライナーとの中間の硬度またはインナーライナーと同等の硬度を有するカバーゴムの少なくとも一方に接触させて覆うので、インナーライナーを幅広にしてビードトゥに端部が近づいても、インナーライナーの端部とこの端部に隣接するゴムとの間でビード部の割れ欠けの原因となる亀裂の発生を防止でき、エアー抜けも改善できる。
【0014】
なお、インナーライナーを構成するゴムのゴム硬度をA、軟ゴムチェーファーを構成するゴムのゴム硬度をB、カバーゴムを構成するゴムのゴム硬度をCとしたときに、A=40〜50°(JIS硬度)、B=60〜70°、C=40〜60°とすることが好ましい。
【0015】
なお、カバーゴムを構成するゴム(硬度C)は、インナーライナーを構成するゴム(硬度A)と軟ゴムチェーファーを構成するゴム(硬度B)との間の硬度となるようにすると、トゥ欠け及び生タイヤ及び製品での接着性の両方が良くなる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤを製造するための空気入りタイヤの製造方法であって、カバーゴム、インナーライナー及び軟ゴムチェーファーはタイヤ成形ドラムの外周面にカバーゴム、インナーライナー、軟ゴムチェーファーの順に貼り付け、更にビードコア及び他のタイヤ構成部品を取り付けて生タイヤとし、この生タイヤをモールドで加硫成形することを特徴としている。
【0020】
生タイヤを製造する際、タイヤ成形ドラムの外周面にカバーゴム、インナーライナー、軟ゴムチェーファーの順に貼り付ける。その他は、通常のタイヤ製造工程と同様にビードコア及びカーカスを所定の位置に配置してカーカスをビードコア回りに折り返し、さらに他のタイヤ構成部品(サイドゴム、ベルト、トレッドゴム等)を取り付けて生タイヤとし、これを加硫して空気入りタイヤとする。
【0021】
これにより、インナーライナーの端部付近を軟ゴムチェーファー及びカバーゴムで覆った空気入りタイヤを得ることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記インナーライナーの端部を、前記ビードコアの中心を通ると共にビードベースに垂直な第1の仮想線と、ビードベースと平行であると共にビードベースから15mmの高さの位置に設けられた第2の仮想線との間に配置したことを特徴としている。
している。
【0023】
次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0024】
請求項3に記載の空気入りタイヤでは、インナーライナーの端部を、ビードコアの中心を通ると共にビードベースに垂直な第1の仮想線と、ビードベースと平行であると共にビードベースから15mmの高さの位置に設けられた第2の仮想線との間に配置したので、インナーライナーを幅広にしてビードトゥに端部が近づいても、インナーライナーの端部とこの端部に隣接するゴムとの間でビード部の割れ欠けの原因となる亀裂の発生を防止でき、エアー抜けも改善できる。
【0025】
なお、インナーライナーの端部がビードコアの下側(リム側)を通って第1の仮想線をタイヤ軸方向外側に越えると、ビード部の耐久性が低下する。
【0026】
一方、インナーライナーの端部が第2の仮想線よりタイヤ径方向外側に位置すると、エアー漏れが増大する。
【0027】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1に示すように、リム11に装着されている空気入りタイヤ10は、一対のビードコア12(図1では片側のみ図示)と、一対のビードコア12にトロイド状に跨がるカーカス14とを有している。
【0028】
カーカス14は、本実施形態では一枚のカーカスプライ16から構成されている。
【0029】
カーカスプライ16は、互いに平行に並べられた複数本のコード(図示せず)を備え、これら複数本のコードが薄肉のコーティングゴム(図示せず)に埋設されている通常の構造のものである。
【0030】
カーカスプライ16は、ビード部18に配置されたビードコア12の回りをタイヤ軸方向内側(矢印IN方向側)から外側(矢印OUT方向側)へ向けて折り返されている。
【0031】
なお、カーカスプライ16のタイヤ半径方向外側には、ベルト及びトレッドが従来通り設けられている。
【0032】
このカーカスプライ16の本体部16Aと折返部16Bとの間には、ビード部18の剛性を確保するために、硬度の高いゴムからなるスティフナー20が配設されている。
【0033】
本実施形態では、カーカスプライ16のビードコア12側とは反対側に複数本のコード(スチールまたは合成繊維の単独または組み合わせ)を互いに平行ならべてゴムコーティングしたチェーファー22が密着している。
【0034】
さらに、このチェーファー22のビードコア12側とは反対側には、軟ゴム(ゴム硬度60°)からなる軟ゴムチェーファー24と、軟ゴムよりも硬い硬ゴム(ゴム硬度70°)からなる硬ゴムチェーファー26が配置されている。
【0035】
また、硬ゴムチェーファー26のタイヤ径方向外側(矢印A方向側)には、スティフナー20及びカーカス14の外面に沿ってサイドゴム層28が配置されている。
【0036】
本実施形態では、軟ゴムチェーファー24はタイヤ軸方向内側に、硬ゴムチェーファー26は軟ゴムチェーファー24のタイヤ軸方向外側に配置されており、軟ゴムチェーファー24と硬ゴムチェーファー26との境界30は、ビードコア12のタイヤ軸方向内側端付近にある。
【0037】
カーカス14のタイヤ内周面には、空気の透過し難いゴム(ハロゲン系ゴム。ゴム硬度45°。)からなるインナーライナー32が配置されている。
【0038】
本実施形態のインナーライナー32は、端部32Aの近傍が軟ゴムチェーファー24のタイヤ軸方向内側の側面に沿って配置され、かつ端部32Aがビードトゥ18Aの手前で終端している。
【0039】
ビードトゥ18A付近には、カバーゴム34が設けられている。本実施形態のカバーゴム34は、インナーライナー32のゴムと軟ゴムチェーファー24のゴムの中間配合ゴムであり、ゴム硬度が45°である。
【0040】
カバーゴム34は、インナーライナー32のタイヤ内周面側に沿ってタイヤ径方向外側へ延びると共にビードヒール18B側へ延びる断面略V字形状を呈しており、軟ゴムチェーファー24と共に端部32A付近を覆っている。
【0041】
ここで、本実施形態のビード部18の構造とするには、生タイヤを製造する際、図2に示すように、タイヤ成形ドラム36の外周面に断面略三角形のカバーゴム34、インナーライナー32、硬ゴムチェーファー26に連続する軟ゴムチェーファー24の順に貼り付ける(なお、本実施形態の場合、インナーライナー32の端部32Aをカバーゴム34の略中央に一致させる。)。
【0042】
その他は、通常のタイヤ製造工程と同様にビードコア12及びカーカス14(図2では図示省略)を所定の位置に配置してカーカス14をビードコア12回りに折り返し、さらに他のタイヤ構成部品(サイドゴム、ベルト、トレッドゴム等)を取り付けて生タイヤとし、これをモールドで加硫成形すれば良い。
(作用)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用を説明する。
【0043】
空気入りタイヤ10が負荷状態で走行するとビード部18に歪が生じるが、本実施形態の空気入りタイヤ10では、インナーライナー32の端部32A付近が軟ゴムチェーファー24及び、軟ゴムチェーファー24と同等の硬度を有するカバーゴム34で覆われているため、エアー抜けを改善するためにインナーライナー32を従来品より幅広に設定しても端部32Aから亀裂が発生せず、ビードトゥ18A付近の割れ欠けを防止することができる。
【0044】
なお、本実施形態では、ビードトゥ18Aにカバーゴム34を配置したが、カバーゴム34の代わりに軟ゴムチェーファー24を延長して端部32Aの回りを全て軟ゴムチェーファー24で覆っても良い。
【0045】
また、カバーゴム層34のゴムを、インナーライナー32のゴムと軟ゴムチェーファー24のゴムとの中間の硬度を有するゴムにすると、ビードトゥ18A付近での割れ欠けに強くなり、また軟ゴムチェーファー24の生タイヤ及び製品タイヤでの接着性が良くなる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の空気入りタイヤの第2の実施形態を図3にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0046】
図3に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10では、インナーライナー32の端部32A付近がカーカスプライ16の折返部16Bに沿って配置されており、端部32Aは、軟ゴムチェーファー24と硬ゴムチェーファー26との境界30よりもタイヤ軸方向外側へ位置している。
【0047】
このため、本実施形態の空気入りタイヤ10も、エアー抜けを改善するためにインナーライナー32を従来品より幅広に設定しても端部32Aから亀裂が発生せず、ビードトゥ18A付近の割れ欠けを防止することができる。
【0048】
なお、インナーライナー32の端部32Aの位置は、上記の位置に限らず、軟ゴムチェーファー24と硬ゴムチェーファー26との境界30よりもタイヤ軸方向内側へ位置していても良い。
[第3の実施形態]
次に、本発明の空気入りタイヤの第2の実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0049】
図5に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10では、インナーライナー32の端部32A付近がカーカスプライ16の折返部16Bに沿って配置されており、さらに、カバーゴム層34で覆われている。
【0050】
カバーゴム層34のゴムは、軟ゴムチェーファー24のゴムと同じか、またはインナーライナー32と軟ゴムチェーファー24のゴムとの中間の硬度を有するゴムである。
【0051】
インナーライナー32の端部32Aは、ビードコア12の中心12Aを通ると共にビードベース18Cに垂直な第1の仮想線L1 と、ビードベース18Cと平行であると共にビードベース18Cから15mmの高さの位置に設けられた第2の仮想線L2 との間で、かつ、ビードコア12の中心12Aとビードトゥ18Aとを結ぶ仮想線L3 上に配置されている。
【0052】
このため、本実施形態の空気入りタイヤ10も、エアー抜けを改善するためにインナーライナー32を従来品より幅広に設定しても端部32Aから亀裂が発生せず、ビードトゥ18A付近の割れ欠けを防止することができる。
【0053】
本実施形態ではインナーライナー32の端部32Aが仮想線L3 上に配置されていたが、第1の仮想線L1 と第2の仮想線L2 との間にあれば良い。
【0054】
ここで、インナーライナー32の端部32Aがビードコア12の下側(リム11側)を通って第1の仮想線L1 をタイヤ軸方向外側に越えると、ビード部18の耐久性が低下する。
【0055】
一方、インナーライナー32の端部32Aが第2の仮想線L2 よりタイヤ径方向外側に位置すると、エアー漏れが増大する。
【0056】
ここで、本実施形態のビード部18の構造とするには、生タイヤを製造する際、図6に示すように、タイヤ成形ドラム36の外周面に硬ゴムチェーファー26に連続する軟ゴムチェーファー24、シート状のカバーゴム34、インナーライナー32の順に貼り付ける。
【0057】
その他は、通常のタイヤ製造工程と同様にビードコア12及びカーカス14(図6では図示省略)を所定の位置に配置してカーカス14をビードコア12回りに折り返し、さらに他のタイヤ構成部品(サイドゴム、ベルト、トレッドゴム等)を取り付けて生タイヤとし、これをモールドで加硫成形すれば良い。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、請求項2及び請求項4に記載の空気入りタイヤは、ビード部の耐久性を維持しつつエアー抜けをさらに抑制することができる、という優れた効果を有する。
【0059】
また、請求項3に記載の空気入りタイヤの製造方法では、ビード部の耐久性を維持しつつエアー抜けをさらに抑制することができる空気入りタイヤを従来と同様に効率的に製造できる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤのビード部の断面図である。
【図2】 空気入りタイヤの製造途中を示す説明図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤのビード部の断面図である。
【図4】 従来の空気入りタイヤのビード部の断面図である。
【図5】 本発明の第3の実施形態に係る空気入りタイヤのビード部の断面図である。
【図6】 空気入りタイヤの製造途中を示す説明図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ
12 ビードコア
14 カーカス
18A ビードトゥ
24 軟ゴムチェーファー
26 硬ゴムチェーファー
32 インナーライナー
32A 端部
34 カバーゴム

Claims (3)

  1. 一方のビードコアから他方のビードコアへ延在する本体部と、端末を一対のビードコア回りに折り返した折返部とを持つ少なくとも1枚のプライからなるカーカスと、
    前記カーカスの前記ビードコア側とは反対側に設けられ、軟ゴムからなる軟ゴムチェーファー及び前記軟ゴムより硬度が高い硬ゴムからなる硬ゴムチェーファーと、
    前記カーカスの内面側に設けられ、端部がビードトゥよりもタイヤ半径方向外側に位置するインナーライナーと、
    を備えた空気入りタイヤであって、
    前記軟ゴムチェーファーを少なくともタイヤ軸方向内側に、前記硬ゴムチェーファーを前記軟ゴムチェーファーのタイヤ軸方向外側へ配置し、
    前記インナーライナーの端部付近を、前記軟ゴムチェーファー、及び前記軟ゴムチェーファーと前記インナーライナーとの中間の硬度または前記インナーライナーと同等の硬度を有するカバーゴムの少なくとも一方に接触させて覆った、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 請求項1に記載の空気入りタイヤを製造するための空気入りタイヤの製造方法であって、
    カバーゴム、インナーライナー及び軟ゴムチェーファーはタイヤ成形ドラムの外周面にカバーゴム、インナーライナー、軟ゴムチェーファーの順に貼り付け、更にビードコア及び他のタイヤ構成部品を取り付けて生タイヤとし、この生タイヤをモールドで加硫成形することを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  3. 前記インナーライナーの端部を、前記ビードコアの中心を通ると共にビードベースに垂直な第1の仮想線と、ビードベースと平行であると共にビードベースから15mmの高さの位置に設けられた第2の仮想線との間に配置したことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
JP24969199A 1999-09-03 1999-09-03 空気入りタイヤ及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4317295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24969199A JP4317295B2 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 空気入りタイヤ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24969199A JP4317295B2 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 空気入りタイヤ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001071721A JP2001071721A (ja) 2001-03-21
JP4317295B2 true JP4317295B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=17196777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24969199A Expired - Fee Related JP4317295B2 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 空気入りタイヤ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4317295B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4477755B2 (ja) * 2000-08-11 2010-06-09 住友ゴム工業株式会社 重荷重用ラジアルタイヤ
KR100496187B1 (ko) * 2002-01-12 2005-06-20 금호타이어 주식회사 다중 고무층으로 이루어진 인너라이너층이 구현된공기입타이어
JP4976788B2 (ja) * 2006-09-04 2012-07-18 住友ゴム工業株式会社 重荷重用タイヤ
JP6805740B2 (ja) * 2016-11-08 2020-12-23 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
CN108705902A (zh) * 2018-06-11 2018-10-26 中策橡胶集团有限公司 一种重载用充气子午线轮胎胎圈
CN113858891B (zh) * 2021-09-26 2023-08-11 赛轮集团股份有限公司 子口结构、轮胎及贴合方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001071721A (ja) 2001-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4523815B2 (ja) 重荷重用空気入りタイヤ及びその製造方法
CN1962291B (zh) 充气轮胎及其制造方法和用于此轮胎中的缓冲橡胶
JP6554957B2 (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
EP3845396B1 (en) Pneumatic tire
US6406575B1 (en) Process for producing a pneumatic tire
CN110014789B (zh) 具有结实的胎圈区域结构的充气轮胎
JP6649842B2 (ja) タイヤ
JP7559424B2 (ja) 空気入りタイヤ、タイヤ用モールド、及びタイヤの製造方法
EP2768682B1 (en) All steel fabric radial construction for agricultural tires
EP1551618B1 (en) Segmented tire mold to reduce flash
JP4317295B2 (ja) 空気入りタイヤ及びその製造方法
JP6523763B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
EP3842265B1 (en) Pneumatic tire
US20190184765A1 (en) Pneumatic tire with a robust ply ending structure
EP1894749B1 (en) Pneumatic tire
JP2018114781A (ja) 更生タイヤ
CN104626886B (zh) 充气轮胎
JP4070308B2 (ja) トレッド・パターンから延長して延びる溝がサイドウオールの表面に形成された空気入りタイヤ
EP3640060B1 (en) Pneumatic tire
EP3459764B1 (en) Tire
JP2021116043A (ja) 空気入りラジアルタイヤ、空気入りラジアルタイヤの製造方法、及びタイヤ加硫金型
JP6518136B2 (ja) 空気入りタイヤ
CN111114205B (zh) 充气轮胎以及充气轮胎用的模具
JP2004066980A (ja) 空気入りタイヤ
JP4252380B2 (ja) タイヤ金型の設計方法、タイヤ金型およびタイヤの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees