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JP4309321B2 - ネットワークシステムの運用管理方法及びストレージ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク接続型ストレージ装置を有するネットワークシステムに関し、特に、複数のVLANの優先度を設定する技術に関する。
近年、ネットワーク接続型ストレージ装置(NAS:Network Attached Storage)を有するネットワークシステムが実現しており、これに伴って複雑化したネットワークを管理するシステムが必要とされている。
複雑化したネットワークを管理するシステムとして、例えば、ネットワーク分散管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このネットワーク分散管理システムは、ネットワークを複数のネットワークグループに分割し、ネットワークグループ毎にネットワーク監視サーバ又はネットワーク監視端末を設ける。そして、ネットワーク監視サーバ又はネットワーク監視端末等がネットワークを管理する。
一方、VLAN(Virtual Local Area Network)技術を用いてネットワークを管理することが知られている。VLAN技術を用いると、特殊なハードウェアを必要とせずに、多数のLANを仮想的に構築できる。
特開平2001−144761号公報
しかし、特許文献1のネットワーク分散管理システムによると、一部のネットワークの負荷が大きくなると、他のネットワークの端末の応答時間が長くなり、サービスが低下するという問題があった。なぜなら、ネットワーク管理サーバ及びネットワーク管理端末には、各ネットワークの負荷情報を含む制御データを通信するための専用ラインが接続されていないからである。このことによって、負荷の大きいネットワークで制御情報が遅延すると、他のネットワークの端末の応答時間が長くなってしまう。
特に、NASを有するネットワークシステムにVLAN技術を用いた場合、1つのVLANの負荷が高くなると、他のVLANに影響を与える問題が発生する。なぜなら、NASは、異なるVLANからのデータの入出力の処理と、CPUやメモリ等を共用するからである。
そこで、本発明は、NASが、それぞれのVLANの負荷等に応じてネットワークを管理することを目的とする。
本発明は、データ処理をするコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置で使用されるデータを記憶するストレージ装置と、端末と前記ストレージ装置とを接続するスイッチと、を備えるネットワークシステムにおいて、ネットワークの運用を管理する方法であって、前記ストレージ装置は、専ら制御データを転送する制御VLAN及び前記制御データ以外のデータを転送するユーザVLANと、前記制御VLANの優先度と、イベント情報に応じて決定された前記ユーザVLANの優先度と、を前記スイッチに設定し、前記スイッチは、高い優先度が設定された前記VLANを優先してデータを転送することを特徴とする。
本発明によると、ユーザVLANの制御情報を専用に通信する制御VLANをネットワークに設けることによって、ネットワークを容易に管理できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムのシステム構成図である。
第1の実施の形態のネットワークシステムは、NAS1、直近L2スイッチ2、ネットワーク3、L2スイッチ10−0〜n0−0、及び端末10−1〜10−n、20−1〜20−n、…、n0−1〜n0−nから構成される。
ネットワーク接続型ストレージ装置(NAS)1は、ネットワークに直接接続されて、データの入出力が可能なストレージ装置であって、データを格納するハードディスクと、前記ハードディスクへのデータの入出力を制御する制御部とによって構成される(詳細は、図4参照)。また、NAS1は、端末10−1〜10−nによって共通のファイルをアクセスすることができるファイル共有機能等を備えるファイルサーバ専用機である。
以下、本発明の実施の形態では、NASがネットワークに設定されたVLANを制御する場合について説明するが、いわゆるNASヘッドのような、ハードディスクを備えず制御部のみを備えたストレージ装置についても、以下の説明と同様に本発明を適用することができる。
直近L2スイッチ2は、NAS1と直接接続し、OSI参照モデルのデータリンク層でパケットの行き先を判断して、パケットを転送する中継機器である。なお、NAS1と直近L2スイッチ2とが、一体となって構成されてもよい。
L2スイッチ10−0〜n0−0は、端末10−1〜10−n等と直接接続し、OSI参照モデルのデータリンク層のデータでパケットの行き先を判断して転送を行う中継機器である。直近L2スイッチ2及びL2スイッチ10−0〜n0−0は、ネットワーク3を介して、パケットを転送する。
第1の実施の形態のネットワークシステムは、1個の物理的なLANを、n+1個のVLANに分割している。ここで、n+1個のVLANは、n個のユーザVLAN10〜n0及び1個の制御VLAN4とする。
ユーザVLAN10〜n0は、同一のユーザーVLAN10〜n0に属する端末10−1〜10−n等のグループを形成し、そのグループ内で仮想的なLANを構築する。つまり、端末10−1〜10−n等は、同一のユーザVLAN10〜n0に属する端末10−1〜10−n等にアクセスすることはできるが、他のユーザVLAN10〜n0に属する端末10−1〜10−n等にアクセスすることはできない。
また、ユーザVLAN10〜n0に属する端末10−1〜10−n等は、NAS1にデータを記憶することができる。NAS1は、ユーザVLAN10〜n0毎に管理して、データを記憶する。そして、端末10−1〜10−n等は、自身と同一のユーザVLANのデータ1−1〜1−nにアクセスすることはできるが、異なるユーザVLANのデータ1−1〜1−nにアクセスすることはできない。
制御VLAN4は、全てのL2スイッチ10−0〜n0−0及び直接L2スイッチ2と接続し、制御情報を専用に通信する仮想的なLANである。制御情報は、イベント情報又はトラフィック情報が含まれる。なお、イベント情報とは、これから通信するデータの情報であり、ストリーミングデータやバックアップデータ等のデータの種類である。また、トラフィック情報とは、ユーザVLAN10〜n0の単位時間あたりのデータ転送量等である。
本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムは、制御VLAN4を設けることによって、NAS1が全てのユーザVLAN10〜n0の制御情報を迅速に取得できるので、VLAN10〜n0の負荷を均一化することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムの動作の概要について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムの処理の概要の説明図である。
本図は、制御VLAN4、NAS1及び直近L2スイッチ2の動作を示す。NAS1は、制御VLAN管理プログラム111、VLAN優先度設定プログラム112及びモニタリングテーブル115を備える。
まず、NAS1は、制御VLAN管理プログラム111を実行する。制御VLAN管理プログラム111は、制御VLAN4から、イベント情報又はトラフィック情報(制御情報)を受信する(200)。制御VLAN管理プログラム111は、受信した制御情報が、イベント情報又はトラフィック情報のいずれであるかを判定する。
制御管理プログラム111は、イベント情報と判定すると、イベントが発生したことをVLAN優先度設定プログラム112に通知する(201)。通知を受けたVLAN優先度設定プログラム112は、イベント情報に応じて、ユーザVLAN10〜n0の優先度を決定する。
そして、VLAN優先度設定プログラム112は、ユーザVLAN10〜n0の優先度に変更がある場合には、直近スイッチ2にユーザVLAN10〜n0の優先度の変更を要求する(204)。優先度の変更の要求を受けた直近L2スイッチ2は、ユーザVLAN10〜n0の優先度を変更する。
一方、制御管理プログラム111は、トラフィック情報と判定すると、そのトラフィック情報をモニタリングテーブル115に記憶する(202)。VLAN優先度設定プログラム112は、定期的にモニタリングテーブルを監視し(203)、トラフィック量に応じて、ユーザVLAN10〜n0の優先度を決定する。
そして、VLAN優先度設定プログラム112は、ユーザVLAN10〜n0の優先度に変更がある場合には、直近スイッチ2にユーザVLAN10〜n0の優先度の変更を要求する(204)。優先度の変更の要求を受けた直近L2スイッチ2は、ユーザVLAN10〜n0の優先度を変更する。
すなわち、図2で示す第1の実施の形態の概要は、NAS1が、制御VLAN4から受信した制御情報に応じた優先度を、直近L2スイッチ2に設定することである。
図3は、本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムの処理の概要の説明図である。
本図は、直近L2スイッチ2及びL2スイッチ10−0〜n0−0の動作を示す。
直近L2スイッチ2は、ユーザVLAN10〜n0の優先度を変更すると、全てのL2スイッチ10−0〜n0−0に対して、ユーザVLAN10〜n0の優先度の変更を要求する(210)。優先度の変更の要求を受けたL2スイッチ10−0〜n0−0は、ユーザVLAN10〜n0の優先度を変更する。
すなわち、図3で示す第1の実施の形態の概要は、直近L2スイッチ2及び全てのL2スイッチ10−0〜n0−0で各ユーザVLAN10〜n0の優先度を同一の値に設定することである。
以下、このような処理を実現するための本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムの詳細について説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態のNAS1のブロック図である。
NAS1は、CPU100、メモリ101、IOP(Input Output Processor)102、NIC(Network Interface Controller)103、ディスクコントローラ104及びハードディスク105から構成される。
メモリ101には、OS(Operating System)110、制御VLAN管理プログラム111、VLAN優先度設定プログラム112、ファイルサービス1(113)、ファイルサービス2(114)、モニタリングテーブル115、ユーザVLAN管理テーブル116及びVLAN優先度テーブル117が記憶されている。メモリ101に記憶される各種情報は、ネットワーク3を介してNAS1に接続される計算機(管理サーバ)によって入力される。
CPU100は、メモリ101内の各種プログラム110、111、112を呼び出して実行することによって、各種の処理を行う。
IOP102は、NIC103のデータの入出力を制御する。NIC103は、イーサネット(登録商標)を介して、直近L2スイッチ2と接続するインターフェイスである。ディスクコントローラ104は、ハードディスク105に対するデータの入出力を制御する。ハードディスク105は、端末10−1〜10−n等のデータを記憶する。
制御VLAN管理プログラム111は、制御VLAN4から受信した制御情報を管理する。VLAN優先度設定プログラム112は、受信した制御情報に応じた優先度を直近L2スイッチ2に設定する。
ファイルサービス1(113)及びファイルサービス2(114)は、例えば、NFS(登録商標)やsamba(登録商標)であり、端末10−1〜10−n等にファイル共有サービスを提供する。モニタリングテーブル115は、各ユーザVLAN10〜n0のトラフィック情報が格納される。
ユーザVLAN管理テーブル116は、各ユーザVLAN10〜n0の優先度が格納される。VLAN優先度テーブル117は、制御情報と優先度との対応関係が格納されている。
図5は、本発明の第1の実施の形態の直近L2スイッチ2のブロック図である。
直近L2スイッチ2は、CPU120、メモリ121、スイッチ制御インタフェース122及びインタフェース123から構成されるネットワークの中継機器である。
メモリ121には、OS130、VLAN優先度設定プログラム131、VLAN優先度管理プログラム132、トラフィック情報収集プログラム133及びイベント情報収集プログラム134が記憶されている。メモリ121に記憶される各種情報は、ネットワーク3を介して直近L2スイッチ2と接続される計算機によって入力される。
CPU120は、メモリ121内の各種プログラム130〜134を呼び出して実行することによって、各種の処理を行う。
インターフェイス123は、図示するのは一つだが複数設けられており、NAS1及びネットワーク3と接続する。スイッチ制御インターフェイス122は、コンピュータ等と接続し、接続したコンピュータによって直近L2スイッチ2を制御することができる。
VLAN優先度設定プログラム131は、各ユーザVLAN10〜n0の優先度を設定する。VLAN優先度管理プログラム132は、各ユーザVLAN10〜n0の優先度をメモリ121内の所定の領域に記憶する。
トラフィック情報収集プログラム133は、トラフィック情報を収集し、NAS1に送信する。イベント情報収集プログラム134は、イベント情報を収集し、NAS1に送信する。
なお、L2スイッチ10−0〜n0−0も、直近L2スイッチ2と同一の構成である。
図6は、本発明の第1の実施の形態のNAS1に記憶されるVLAN優先度テーブル117の構成図である。
VLAN優先度テーブル117は、優先度141、制御VLANフラグ142、ユーザVLANフラグ143、イベント情報144及びトラフィック情報145から構成される。
優先度141は、L2スイッチ10−0〜n0−0がデータを送信する順番である。本実施の形態の優先度141は、「0」から「7」までとし、「7」を最高に順に優先度が低くなる。L2スイッチ10−0〜n0−0は、図7で説明するように、優先度の高いデータから順に送信する。
制御VLANフラグ142は、当該レコードの優先度を制御VLAN4に割り当てるか否かを示す。本実施の形態では、優先度「7」を制御VLAN4に割り当てる。優先度「7」を制御VLAN4に割り当てることによって、制御情報を優先的に通信することが可能となる。
ユーザVLANフラグ143は、当該レコードの優先度をユーザVLAN10〜n0に割り当てるか否かを示す。本実施の形態では、優先度「0」〜「6」をユーザVLAN10〜n0に割り当てる。
イベント情報144は、当該レコードの優先度に対応するイベントの名称及びイベントを識別する値が格納される。本実施の形態では、イベント情報値「0A」の「イベントA」の優先度は「6」である。同様に、イベント情報値「0B」の「イベントB」の優先度は「5」であり、イベント情報値「1A」の「イベントG」までの優先度が定義されている。
例えば、音声データなどのストリームデータは、優先度の高い「イベントA」とすることによって、データ転送時の遅延を少なくすることができる。また、バックアップデータ等は、優先度の低い「イベントG」とすることによって、他のデータを優先的に転送し、ネットワークシステムの可用性を高めることができる。
また、VLANのトラフィックに対しても優先度が定められている。トラフィック情報145は、当該レコードの優先度に対応する単位時間当たりのデータ転送量及びトラフィック情報を識別する値が格納される。本実施の形態では、「100Gbit/sec〜」を意味するトラフィック情報値「0A」の優先度は「6」である。同様に、「10Gbit/sec〜100Gbit/sec」を意味するトラフィック情報値「0B」の優先度は「5」であり、「〜1Mbit/sec」までの優先度が規定されている。
なお、本実施の形態では、トラフィック情報に単位時間当たりのデータ転送量を用いているが、これ以外に、応答時間やデータ発行回数を用いることもできる。応答時間とは、L2スイッチ10−0〜n0−0からNAS1にパケットを送信し、NAS1からその結果を受信するまでの時間である。データ発行回数とは、NAS1にアクセスする回数である。
第1の実施の形態のネットワークシステムは、データの転送量が多い順に優先度を6から設定することによって、負荷の重いユーザVLAN10〜n0を優先して処理するので、ユーザVLAN10〜n0の負荷を均一化することができる。
なお、第1の実施の形態において、ユーザVLANフラグ143に規定されているように、イベント情報144及びトラフィック情報145は、ユーザVLAN10〜n0にのみ適用する。
また、イベント情報とトラフック情報が両方とも発生した場合の優先度は、様々な方法で決めることができる。例えば、イベント情報とトラフィック情報のうち、高い優先度を、当該VLANの優先度としてもよい。具体的には、イベント情報値が「0E」で、トラフィック情報値が「0B」であるとき、優先度は「5」となる。他にも、イベント情報の優先度を重視して、当該VLANの優先度としてもよい。
ここで、優先度に応じたL2スイッチ10−0〜n0−0の処理について説明する。
図7は、本発明の第1の実施の形態のL2スイッチ10−0〜n0−0の優先度に応じた処理の説明図である。
L2スイッチ10−0〜n0−0には、制御VLAN4、ユーザVLAN1(10)、ユーザVLAN2(20)及びユーザVLAN3(30)が接続されている。L2スイッチ10−0〜n0−0は、接続されたすべてのVLANごとの待ち行列が設けられている。
L2スイッチ10−0〜n0−0は、VLANからデータが送られてくると、該当する待ち行列に送信パケットを格納する。次に、L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度が高い順にパケットを送信する。また、優先度が同一の場合には、ラウンドロビン方式でパケットを送信する。
この説明図においては、制御VLAN4が優先度「7」であり、ユーザVLAN1(10)が優先度「2」であり、ユーザVLAN2(20)が優先度「2」であり、ユーザVLAN3(30)が優先度「1」である。
まず、L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度が「7」と最も高い制御VLAN4の待ち行列に格納されているパケットをすべて送信する(221)。次に、L2スイッチは、優先度が2番目に高いユーザVLAN1(10)及びユーザVLAN2(20)のパケットを送信する。ただし、ユーザVLAN1(10)及びユーザVLAN2(20)の優先度は同一なので、L2スイッチ10−0〜n0−0は、ラウンドロビン方式で交互にパケットを送信する(222、223)。最後に、L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度の最も低いユーザVLAN3(30)の待ち行列に格納されているパケットを送信する(224)。
L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度の高い順にパケットを送信することによって、重要度の高い処理を優先して行うことができる。更に、各VLANの負荷を均一化することができる。
なお、直近L2スイッチ2も、L2スイッチ10−0〜n0−0と同様に、優先度に応じてパケットを送信する。
図8は、本発明の第1の実施の形態のNAS1に記憶されるモニタリングテーブル115の構成図である。
モニタリングテーブル115は、時刻160及びユーザVLANごとのトラフィック情報161〜16nから構成されている。
時刻160は、当該レコードをモニタリングテーブル115に記憶した時刻である。ユーザVLAN1〜nのトラフィック情報161〜16nは、ユーザVLAN1(10)〜ユーザVLANn(n0)の単位時間当たりのデータ転送量が格納される。
図9は、本発明の第1の実施の形態のイベントパケットの構成図である。
イベントパケット180は、イベントが発生した際に、端末10−1〜10−n等からNAS1へ送信される。
このイベントパケット180は、宛先アドレス181、送信元アドレス182及びイベント情報183を含む。
宛先アドレス181は、このパケットの送信先のアドレスであり、NAS1のアドレスが格納される。送信元アドレス182は、このパケットを送信する端末10−1〜10−n等が属するユーザVLAN10−n0のアドレスが格納される。イベント情報183は、これから送信するデータのイベント情報を識別する値が格納される。
図10は、本発明の第1の実施の形態のトラフィックパケットの構成図である。
トラフィックパケット170は、端末10−1〜10−n等からNAS1へ定期的に送信される。
トラフィックパケット170は、宛先アドレス171、送信元アドレス172及びトラフィック情報173を含む。
宛先アドレス171は、このパケットの送信先のアドレスであり、NAS1のアドレスが格納される。送信元アドレス172は、このパケットを送信する端末10−1〜10−n等が属するユーザVLAN10−n0のアドレスが格納される。トラフィック情報173は、現在のトラフィック情報を識別する値が格納される。
図11は、本発明の第1の実施の形態の優先度変更パケットの構成図である。
優先度変更パケット150は、ユーザVLAN10−n0の優先度を変更するときに、NAS1から直近L2スイッチ2に、又は直近L2スイッチ2からすべてのL2スイッチ10−0〜n0−0に送信される。
優先度変更パケット150は、宛先アドレス151、送信元アドレス152、VLAN識別子153およびVLAN優先度154を含む。
宛先アドレス151は、このパケットの送信先のアドレスが格納される。送信元アドレス152は、このパケットの送信元のアドレスが格納される。VLAN識別子153は、優先度を変更するユーザVLAN10−n0の識別子が格納される。VLAN優先度154は、ユーザVLAN10−n0の変更後の優先度が格納される。
図12は、本発明の第1の実施の形態のイベントパケット180及びトラフィックパケット170で使用するアドレスの対応図であり、宛先/送信元190に対応するアドレスが規定されている。
このアドレス対応表は、端末10−1〜10−n等、L2スイッチ10−0〜n0−0及びNAS1に格納されている。
イベントパケット180の宛先アドレス181及び送信元アドレス182には、アドレス191が格納される。また、トラフィックパケット170の宛先アドレス171及び送信元アドレス172にも、アドレス191が格納される。
本図では、NAS、VLAN等に対応するアドレスが示されている。つまり、NASのアドレスは「00」であり、ユーザVLAN1のアドレスは「01」であり、ユーザVLANnのアドレスは「0n」である。また、セグメント内のすべての端末に送信するブロードキャストの場合のアドレスは「FF」である。
なお、このアドレス191は、優先度変更パケット150のVLAN識別子153としても使用する。
図13は、本発明の第1の実施の形態の優先度変更パケット150で使用するアドレスの対応図であり、宛先/送信元193に対応するアドレスが規定されている。
このアドレス対応表は、直近L2スイッチ2及びNAS1に格納されている。
優先度変更パケット150の宛先アドレス151及び送信元アドレス152には、アドレス194が格納される。
この説明図では、アドレスが示されている。つまり、NASのアドレスは「00」であり、直近L2スイッチのアドレスは「01」である、り、L2スイッチ10−0のアドレスは「2」であり、L2スイッチn0−0のアドレスは「0n+1」である。また、セグメント内のすべての端末に送信するブロードキャストの場合のアドレスは「FF」である。
次に、本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムにおいて、イベントAが発生した場合の処理について説明する。
図14は、本発明の第1の実施の形態のイベントAが発生した場合のネットワークシステムの処理のフローチャートである。
ここでは、ユーザVLAN1(10)に属する端末10−1で、優先度「6」のイベントAが発生したとする(1000)。
イベントAが発生した端末10−1は、イベントAが発生したことを示すイベントパケット180を作成する。このイベントパケット180には、宛先アドレス181にNAS1のアドレス「00」が格納され、送信元アドレス182に端末10−1が属するユーザVLAN1(10)のアドレス「01」が格納され、イベント情報183にイベントAの値「0A」が格納される。
そして、端末10−1は、作成したイベントパケット180を自身が直接接続するL2スイッチ10−0に送信する(1001)。
L2スイッチ10−0は、端末10−1からイベントパケット180を受信する(1010)。L2スイッチ10−0は、制御VLAN4の待ち行列にイベントパケット180を格納する。すると、制御VLAN4は優先度が「7」に設定されているので、L2スイッチ10−0は、制御VLAN4を使って、イベントパケット180を直近L2スイッチ2に直ちに送信する(1011)。
直近L2スイッチ2は、L2スイッチ10−0からイベントパケット180を受信する(1020)。すると、直近L2スイッチ2は、制御VLAN4を使って、NAS1にイベントパケット180を送信する(1021)。
NAS1は、直近L2スイッチ2からイベントパケット180を受信する(1030)。次に、NAS1は、図15で説明する処理を行うことによって(1031)、優先度変更パケット150を作成する。この優先度変更パケット150は、宛先アドレス151に直近L2スイッチ2のアドレス「01」が格納され、送信元アドレス152にNAS1のアドレス「00」が格納され、VLAN識別子153にユーザVLAN1のアドレス「01」が格納され、VLAN優先度154にイベントAの優先度「6」が格納される。
そして、NAS1は、制御VLAN4を使って、作成した優先度変更パケット150を直近L2スイッチ2に送信する(1032)。
直近L2スイッチ2は、NAS1から優先度変更パケット150を受信する(1040)。次に、直近L2スイッチ2は、優先度変更パケット150を参照して、VLAN識別子153に格納されたアドレスに対応するユーザVLAN10〜n0の優先度を、VLAN優先度154に変更する(1041)。ここでは、直近L2スイッチ2は、ユーザVLAN1(10)の優先度を「6」に変更する。なお、直近L2スイッチ2の優先度の変更は、VLAN優先度管理プログラム132が、メモリ121内の所定の領域に記憶されている優先度を変更することによって行う。
次に、直近L2スイッチ2は、受信した優先度変更パケット150の宛先アドレス151及び送信元アドレス152を変更する(1042)。ここでは、宛先アドレス151をブロードキャストのアドレス「FF」、送信元アドレス151を直近L2スイッチ2のアドレス「01」にそれぞれ変更する。そして、直近L2スイッチ2は、アドレスを変更した優先度変更パケット150をすべてのL2スイッチに制御VLAN4で送信する(1043)。
L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度変更パケット150を受信する(1050)。そして、L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度変更パケット150を参照して、VLAN識別子153に格納されたアドレスに対応するユーザVLAN10〜n0の優先度を、VLAN優先度154に変更する(1051)。ここでは、直近L2スイッチ2は、ユーザVLAN1の優先度を「6」に変更する。なお、L2スイッチ10−0〜n0−0の優先度の変更は、VLAN優先度管理プログラム132が、メモリ121内の所定の領域に記憶されている優先度を変更することによって行う。
以上の処理によって、NAS1は、イベント情報に応じて、直近L2スイッチ2の優先度を変更する。更に、直近L2スイッチ2は、優先度が変更されると、すべてのL2スイッチ10−0〜n0−0における当該VLANの優先度を一致させる。
図15は、本発明の第1の実施の形態のイベントAが発生した場合のNAS1の処理のフローチャートである。
NAS1は、直近L2スイッチ2からイベントパケット180を受信すると(図14の1030)、制御VLAN管理プログラム111を実行する。
制御VLAN管理プログラム111は、受信したイベントパケット180のイベント情報183の値とイベント情報144の値とが一致するレコードを、VLAN優先度テーブル117から選択する。制御VLAN管理プログラム111は、選択したレコードの優先度141を抽出する。ここでは、イベント情報183の値は「0A」なので、優先度141の「6」を抽出する。制御VLAN管理プログラム111は、ユーザVLAN1(10)の優先度を、抽出した優先度「6」に決定する(1101)。
そして、制御VLAN管理プログラム111は、VLAN優先度設定プログラム起動命令を発行する(1102)。
VLAN優先度設定プログラム112が起動されると、ユーザVLAN管理テーブル116から、イベントパケット180の送信元アドレス182に対応するユーザVLAN10〜n0の優先度を読み出す(1109)。ここでは、イベントパケット180の送信元アドレス182には「01」が格納されているので、ユーザVLAN管理テーブル116からユーザVLAN1(10)の優先度を読み出す。
次に、VLAN優先度設定プログラム112は、ユーザVLANの優先度に変更があるか否かを判定する(1110)。ここでは、ステップ1109で読み出した優先度が「6」であるか否かを判定する。
優先度に変更がなければ、VLAN優先度設定プログラム112は、そのまま終了する。
一方、優先度に変更があれば、VLAN優先度設定プログラム112は、優先度変更パケット150を生成する(1111)。この優先度変更パケット150は、宛先アドレス151に直近L2スイッチ2のアドレス「01」が格納され、送信元アドレス152にNAS1のアドレス「00」が格納され、VLAN識別子153に優先度を変更するユーザVLAN1のアドレス「01」が格納され、VLAN優先度154にイベントAの優先度「6」が格納される。VLAN優先度設定プログラム112は、優先度変更パケット150を生成する。その後、VLAN優先度設定プログラム112を終了する。
以後、図14のステップ1032に進み、処理が進行する。このように、NAS1は、優先度を決定し、直近L2スイッチ2へ送信する優先度変更パケット150を生成する。
次に、本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムにおいて、トラフィック情報が変化した場合の処理について説明する。
図16は、本発明の第1の実施の形態のユーザVLAN1でトラフィック情報が変化した場合のネットワークシステムの処理のフローチャートである。
まず、ユーザVLAN1(10)の単位時間当たりのデータ転送量が1.5Gbit/secに変化したとする。L2スイッチ10−0は、トラフィック情報収集プログラム133を使って、単位時間当たりのデータ転送量を測定し、トラフィック情報として収集する(1200)。
そして、L2スイッチは、トラフィックパケット170を作成する。このトラフィックパケット170には、宛先アドレス171にNAS1のアドレス「00」が格納され、送信元アドレス172にユーザVLAN1(10)のアドレス「01」が格納され、トラフィック情報173にデータ転送量「1.5G」に対応する値「0C」が格納される。
L2スイッチ10−0は、制御VLAN4を使って、直近L2スイッチ2に作成したトラフィックパケット170を所定のタイミング(例えば、定期的に)に送信する(1201)。
直近L2スイッチ2は、トラフィックパケット170を受信する(1210)。そして、直近L2スイッチ2は、制御VLAN4を使って、トラフィックパケット170をNAS1に送信する(1211)。
NAS1は、トラフィックパケット170を受信する(1220)。次に、NAS1は、図17で説明する処理を行うことによって(1221)、優先度変更パケット150を作成する。ここでの優先度変更パケット150は、宛先アドレス151に直近L2スイッチ2のアドレス「01」が格納され、送信元アドレス152にNAS1のアドレス「00」が格納され、VLAN識別子153にユーザVLAN1(10)のアドレス「01」が格納され、VLAN優先度154にデータ転送量「1.5G」に対応する優先度「4」が格納される。
そして、NAS1は、制御VLAN4を使って、作成した優先度変更パケット150を直近L2スイッチ2に送信する(1222)。
直近L2スイッチ2は、NAS1から優先度変更パケット150を受信する(1230)。直近L2スイッチ2は、優先度変更パケット150を参照して、VLAN識別子153に格納されたアドレスに対応するユーザVLAN10−n0の優先度を、VLAN優先度154に変更する(1231)。ここでは、直近L2スイッチ2は、ユーザVLAN1の優先度を「4」に変更する。
そして、直近L2スイッチ2は、受信した優先度変更パケット150の宛先アドレス151及び送信元アドレス152を変更する(1232)。ここでは、宛先アドレス151をブロードキャストのアドレス「FF」、送信元アドレス151を直近L2スイッチ2のアドレス「01」にそれぞれ変更する。そして、直近L2スイッチ2は、アドレスを変更した優先度変更パケット150をすべてのL2スイッチ10−0〜n0−0に送信する(1233)。
L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度変更パケット150を受信する(1240)。そして、L2スイッチ10−0〜n0−0は、優先度変更パケット150を参照して、VLAN識別子153に格納されたアドレスに対応するユーザVLAN10〜n0の優先度を、VLAN優先度154に変更する(1241)。ここでは、直近L2スイッチ2は、ユーザVLAN1(10)の優先度を「4」に変更する。
以上の処理によって、NAS1は、トラフィック情報の変化に応じて、直近L2スイッチ2の優先度を変更する。更に、直近L2スイッチ2は、優先度が変更されると、すべてのL2スイッチ10−0〜n0−0における当該VLANの優先度を一致させる。
図17は、本発明の第1の実施の形態のユーザVLAN1(10)でトラフィック情報が変化した場合のNAS1の処理のフローチャートである。
NAS1は、直近L2スイッチ2からトラフィックパケット170を受信すると(図16の1220)、制御VLAN管理プログラム111を実行する。
制御VLAN管理プログラム111は、受信したトラフィックパケット170から、送信元アドレス172の「01」及びトラフィック情報173の「0c」を抽出する。そして、制御VLAN管理プログラム111は、モニタリングテーブル115のトラフィックパケット170を受信した時刻のレコードに、抽出したトラフィック情報173を格納する(1301)。
そして、制御VLAN管理プログラム111は、VLAN優先度設定プログラム起動命令を発行する(1302)。
VLAN優先度設定プログラム112が起動されると、ユーザVLAN管理テーブル116から、イベントパケット170の送信元アドレス172に対応するユーザVLAN10〜n0の優先度を読み出す(1309)。ここでは、イベントパケット170の送信元アドレス172に「01」が格納されているので、ユーザVLAN管理テーブル116からユーザVLAN1(10)の優先度を読み出す。
次に、VLAN優先度設定プログラム112は、VLAN優先度テーブル117から、トラフィックパケット170のトラフィック情報173の値とトラフィック情報145の値とが一致するレコードを選択する。VLAN優先度設定プログラム112は、一致したレコードの優先度141を抽出する。ここでは、トラフィック情報173の値は「0C」なので、優先度141の「4」を抽出する。VLAN優先度設定プログラム112は、ユーザVLAN1(10)の優先度を抽出した優先度「4」に決定する(1310)。
次に、ユーザVLAN10〜n0の優先度に変更があるか否かを判定する(1311)。ここでは、ステップ1309で読み出した優先度が「4」であるか否かを判定する。
優先度に変更がなければ、VLAN優先度設定プログラム112は、そのまま終了する。
一方、優先度に変更があれば、VLAN優先度設定プログラム112は、優先度変更パケット150を生成する(1312)。この優先度変更パケット150は、宛先アドレス151に直近L2スイッチ2のアドレス「01」、送信元アドレス152にNAS1のアドレス「00」、VLAN識別子153に優先度を変更するユーザVLAN1のアドレス「01」、VLAN優先度154にステップ1310で決定した優先度「4」がそれぞれ格納される。VLAN優先度設定プログラム112は、優先度変更パケットを生成すると、終了する。
以後、図16のステップ1222に進み、処理が進行する。このように、NAS1は、優先度を決定し、直近L2スイッチ2へ送信する優先度変更パケット150を生成する。
なお、NAS1は、トラフィック情報として、応答時間又はデータ発行回数に基づいて、優先度変更パケットを生成することも可能である。
本発明の第1の実施の形態のNAS1を含むネットワークシステムでは、VLANを構築する際、ユーザVLAN10〜n0の他に制御VLAN4を設ける。制御VLAN4は、ネットワーク負荷情報などの制御データのみ専用に通信する。また、制御VLAN4は、優先度を最上位に設定し、制御データを優先的に通信する。
NAS1は、制御VLAN4から制御データを収集し、ユーザVLAN10〜n0の優先度が最適か否かを判定する。そして、NAS1は、ユーザVLAN10〜n0の優先度を更新する場合には、NAS1に直接接続されている直近L2スイッチ2に通知する。更に、直近L2スイッチ2は、他のすべてのL2スイッチ10−0〜n0−0に更新したユーザVLAN10〜n0の優先度を通知して、すべてのL2スイッチ10−0〜n0−0における当該VLANの優先度を一致させる。
本実施の形態ネットワークシステムは、これらの機能を備えることによって、ユーザVLAN10〜n0の負荷に応じてネットワークを管理するので、ユーザVLAN10〜n0の優先度を最適に設定し、ユーザVLAN10〜n0の負荷を均一にすることができる。さらに、すべてのVLANの負荷を均一化することによって、SLA(応答時間)を一定に保つことができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、制御VLAN4のイベント情報を最優先して通信する。
第2の実施の形態のネットワークシステムの構成及び処理は、NAS1に記憶されるVLAN優先度テーブル117を除き、第1の実施の形態と同一である。よって、VLAN優先度管理テーブル117以外の説明は省略する。
図18は、本発明の第2の実施の形態のVLAN優先度テーブル117の構成図である。
第2の実施の形態のVLAN優先度テーブル117は、第1の実施の形態の優先度管理テーブル(図6)と同様の項目で構成されているので、詳細の説明は省略する。
第2の実施の形態の優先度管理テーブル117では、優先度「7」及び「6」を制御VLAN4に割り当て、優先度「5」〜「0」をユーザVLAN10〜n0に割り当てる。優先度「7」を制御VLAN4のイベント情報に割り当て、優先度「6」を制御VLAN4のトラフィック情報に割り当てる。つまり、イベントパケット180の通信は優先度「7」となり、トラフィックパケット170の通信は優先度「6」となるので、イベントパケット180を最優先して通信する。
つまり、第2の実施の形態のネットワークシステムでは、イベントが発生すると、第1の実施の形態より優先的にイベントパケット180を通信することが可能となり、ユーザVLAN10〜n0の優先度を高速に設定できる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態では、制御VLAN4の重要なイベント情報を優先して通信する。
第3の実施の形態のネットワークシステムの構成及び処理は、NAS1に記憶されるVLAN優先度テーブル117を除き、第1の実施の形態と同一である。よって、VLAN優先度管理テーブル117以外の説明は省略する。
図19は、本発明の第3の実施の形態のVLAN優先度テーブル117の構成図である。
第3の実施の形態のVLAN優先度テーブル117は、第1の実施の形態の優先度管理テーブル(図6)と同様の項目で構成されているので、詳細の説明は省略する。
第3の実施の形態の優先度管理テーブル117では、優先度「7」〜「4」を制御VLANN4に割り当て、優先度「3」〜「0」をユーザVLAN10〜n0に割り当てる。具体的には、優先度「7」を制御VLAN4のイベントA及びBに割り当て、優先度「6」が制御VLAN4のイベントC及びDに割り当て、優先度「5」を制御VLAN4のイベントE、F及びGに割り当て、優先度「4」を制御VLAN4のトラフィック情報に割り当てる。このように、イベントの重要度に応じて、イベント情報の優先度が設定される。
第3の実施の形態のネットワークシステムでは、イベントの種類に応じて定められた優先度に従って、他のイベントパケット180及びトラフィックパケット170より、当該イベントのパケットを優先して通信するので、第2の実施の形態よりも高速にユーザVLAN10〜n0の優先度を設定できる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態は、制御VLAN4の負荷の高いトラフィック情報を優先して通信する。
第4の実施の形態のネットワークシステムの構成及び処理は、NAS1に記憶されるVLAN優先度テーブル117を除き、第1の実施の形態と同一である。よって、VLAN優先度管理テーブル117以外の説明は省略する。
図20は、本発明の第4の実施の形態のVLAN優先度テーブル117の構成図である。
第4の実施の形態のVLAN優先度テーブル117は、第1の実施の形態の優先度管理テーブル(図6)と同様の項目で構成されているので、詳細の説明は省略する。
第4の実施の形態の優先度管理テーブル117では、優先度「7」〜「4」を制御VLAN4に割り当て、優先度「3」〜「0」をユーザVLAN10〜n0に割り当てる。具体的には、優先度「7」を制御VLAN4のイベント情報に割り当て、優先度「6」を制御VLAN4のトラフィック情報「10G〜」に割り当て、優先度「5」を制御VLAN4のトラフィック情報「100M〜10G」に割り当て、優先度「4」を制御VLAN4のトラフィック情報「〜100M」に割り当てる。
第4の実施の形態のネットワークシステムでは、トラフィック情報に応じて優先度を設定することによって、負荷の高いユーザVLANのトラフィックパケット170を優先して通信するので、高速にユーザVLANの負荷を均一化することができる。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態では、制御VLAN4を一時的に使用不可とする。
第5の実施の形態のネットワークシステムの構成及び処理は、NAS1に二つのVLAN優先度テーブル117、118が記憶される点を除き、第1の実施の形態と同一である。よって、制御VLANを使用不可とした状態で使用される優先度管理テーブル118の構成及び制御VLAN4を使用不可に切り換える処理以外の説明は省略する。
図21は、本発明の第5の実施の形態の制御VLAN4を使用不可とした状態で使用されるVLAN優先度テーブル118の構成図である。
制御VLAN4を使用不可としたVLAN優先度管理テーブル118は、優先度「7」をいずれのVLANにも割り当てない。その他の構成は、第1の実施の形態のVLAN優先度管理テーブル117と同一である。
ネットワークシステムの運用内容があらかじめ決まっている場合には、制御VLAN4によるユーザVLANの優先度制御が不要となる。この場合に、制御VLAN4を使用不可とすることによって、制御VLAN4の使用によるオーバヘッドをなくすことが可能となる。
次に、制御VLAN4を使用不可とする処理について説明する。
図22は、本発明の第5の実施の形態の制御VLAN4を使用不可とするNAS1の処理のフローチャートである。
端末10−1〜10−n等は、制御VLAN4を使用する必要がないときに、制御VLAN4の使用不可を示すイベントパケット180でNAS1に送信する。
NAS1の制御VLAN管理プログラム111は、受信したイベントパケット180のイベント情報183から、制御VLAN4の使用不可というイベントを読み出す(1301)。そして、VLAN優先度設定プログラム起動命令を発行する(1302)。
VLAN優先度設定プログラム112が起動されると、制御VLAN4の使用不可を指示するパケットを生成し(1311)、直近L2スイッチ2に送信する(1312)。パケットを受信した直近L2スイッチ2は、制御VLAN4を使用不可とする。そして、直近L2スイッチ2は、制御VLAN4の使用不可を指示するパケットをすべてのL2スイッチ10−0〜n0−0に送信する。この処理によって、ネットワークシステムにおいて、制御VLAN4が使用不可となる。
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態では、ネットワークシステムの制御VLAN4を二重化する。
図23は、本発明の第6の実施の形態のネットワークシステムのシステム構成図である。
第6の実施の形態のネットワークシステムの構成は、制御VLAN4が二重化されたことを除き、本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムと同一である。よって、詳細な説明は省略する。
第6の実施の形態のネットワークシステムは、1個の物理的なLANを、n+2個のVLANに分割している。ここで、n+2個のVLANは、n個のユーザVLAN10〜n0及び2個の制御VLAN4−1、4−2に分割している。このような冗長構成により、一方の制御VLAN4−1、4−2で障害が発生しても、処理を継続することが可能となる。
なお、第6の実施の形態では、二つの制御VLANを設定したが、これ以上の複数の制御VLANを設定してもよい。
次に、障害が発生したときの制御VLAN4−1、4−2の処理について説明する。
図24は、本発明の第6の実施の形態の障害発生時の制御VLAN4−1、4−2の処理のフローチャートである。
端末10−1〜10−n等及びNAS1は、通常、二重化された制御VLAN4−1、4−2を交互に使用して制御情報を通信する(1401、1402)。
制御VLAN4−1に障害が発生すると(1403)、NAS1は、制御VLAN4−1から制御データを受信することができないので、制御VLAN4−1に障害が発生したと判定する。NAS1は、制御VLAN4−1の障害を判定すると、制御VLAN4−1を閉塞し(1404)、もう一方の制御VLAN4−2のみで通信する(1405)。
その後、障害の発生した制御VLAN4−1が障害から回復すると、NAS1は、制御VLAN4−1、4−2の両方を(例えば、交互に)使用して制御データを通信する(1406、1407)。
本発明の第6の実施の形態では、制御VLAN4−1、4−2を二重化することによって、一方の制御VLAN4−1、4−2で障害が発生しても、もう一方の制御VLAN4−1、4−2で処理を継続することが可能となる。
本発明は、NASを有しVLANを適用したネットワークシステムなどに適用でき、各ユーザVLANのネットワークの負荷を均一にできる。また、いわゆるNASヘッドのような、ハードディスクを備えず制御部のみを備えたストレージ制御装置を有し、VLANを適用したネットワークシステムにも、本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムのシステム構成図である。 本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムの処理の概要の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のネットワークシステムの処理の概要の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のNASのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の直近L2スイッチのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のNASに記憶されるVLAN優先度テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のL2スイッチの優先度に応じた処理の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のNASに記憶されるモニタリングテーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のイベントパケットの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のトラフィックパケットの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の優先度変更パケットの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のイベントパケット及びトラフィックパケットで使用するアドレスの対応図である。 本発明の第1の実施の形態の優先度変更パケットで使用するアドレスの対応図である。 本発明の第1の実施の形態のイベントAが発生した場合のネットワークシステムの処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のイベントAが発生した場合のNASの処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のユーザVLAN1でトラフィック情報が変化した場合のネットワークシステムの処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のユーザVLAN1でトラフィック情報が変化した場合のNASの処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のVLAN優先度テーブルの構成図である。 本発明の第3の実施の形態のVLAN優先度テーブルの構成図である。 本発明の第4の実施の形態のVLAN優先度テーブルの構成図である。 本発明の第5の実施の形態の制御VLANを使用不可とした状態で使用されるVLAN優先度テーブルの構成図である。 本発明の第5の実施の形態の制御VLANを使用不可とするNASの処理のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態のネットワークシステムのシステム構成図である。 本発明の第6の実施の形態の障害発生時の制御VLANの処理のフローチャートである。
符号の説明
1 NAS
2 直近L2スイッチ
3 ネットワーク
4 制御VLAN

Claims (20)

  1. データ処理をするコンピュータ装置と、
    前記コンピュータ装置で使用されるデータを記憶するストレージ装置と、
    端末と前記ストレージ装置とを接続するスイッチと、を備えるネットワークシステムにおいて、ネットワークの運用を管理する方法であって、
    前記ストレージ装置は、専ら制御データを転送する制御VLAN及び前記制御データ以外のデータを転送するユーザVLANと、前記制御VLANの優先度と、イベント情報に応じて決定された前記ユーザVLANの優先度と、を前記スイッチに設定し、
    前記スイッチは、高い優先度が設定された前記VLANを優先してデータを転送することを特徴とするネットワークシステムの運用管理方法。
  2. 前記ストレージ装置は、前記制御VLANの優先度を、前記ユーザVLANの優先度より高く設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  3. 前記ストレージ装置は、前記制御VLANのイベント情報の優先度を、前記制御VLANのトラフィック情報の優先度より高く設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  4. 前記ストレージ装置は重要度の高いイベント情報を転送する前記制御VLANの優先度を高く設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  5. 前記ストレージ装置は重要度の高いトラフィック情報を転送する前記制御VLANの優先度を重要度の低いトラフィック情報を転送する前記制御VLANの優先度より高く設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  6. 前記ストレージ装置は、前記ストレージ装置と直接接続されている前記スイッチに優先度変更パケットを送信することによって、
    前記ユーザVLANの優先度を、該スイッチに設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  7. 前記ストレージ装置と直接接続されている前記スイッチは、前記ストレージ装置からの優先度変更パケットによって設定された前記ユーザVLANの優先度を、他の前記スイッチに通知し、
    前記設定されたユーザVLANの優先度を、他の前記スイッチに設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  8. 前記ストレージ装置は、前記VLANごとの優先度を記憶することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  9. 前記ストレージ装置は、
    前記制御VLANからイベント情報を受信すると、
    該イベント情報に応じて、前記ユーザVLANの優先度を前記スイッチに設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  10. 前記スイッチは、前記端末からイベント情報を取得すると、前記制御VLANで前記ストレージ装置にイベント情報を送信することを特徴とする請求項9に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  11. 前記ストレージ装置は、
    前記制御VLANからトラフィック情報を受信すると、
    該トラフィック情報に応じて、前記ユーザVLANの優先度を前記スイッチに設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  12. 前記ストレージ装置は、
    前記受信したトラフィック情報を格納し、
    前記格納されたトラフィック情報の変化を監視し、
    前記トラフィック情報が変化すると、前記ユーザVLANの優先度を前記スイッチに設定することを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  13. 前記スイッチは、
    前記VLANのトラフィックを測定し、
    前記測定されたトラフィックに基づくトラフィック情報を、前記制御VLANを介して、前記ストレージ装置に送信することを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  14. 前記ストレージ装置は、前記制御VLANの使用を禁止する旨を、前記スイッチに設定とすることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  15. 前記ストレージ装置は、
    前記スイッチに、2以上の制御VLANを設定し、
    前記複数の制御VLANの双方を使用することによって、制御データを転送し、
    一方の前記制御VLANから制御データを受信しない場合、該制御VLANに障害が発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  16. 前記ストレージ装置は、
    一方の前記制御VLANで障害が発生すると、該制御VLANを閉塞し、
    他方の前記制御VLANを用いて制御データを転送することを特徴とする請求項15に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  17. 前記ストレージ装置は、
    前記制御VLANに発生した障害が回復すると、前記回復した制御VLANを再び使用して、制御データを転送し、
    前記複数の制御VLANの双方を使用することによって、制御データを転送することを特徴とする請求項15に記載のネットワークシステムの運用管理方法。
  18. データを記憶するディスクドライブへのデータの入出力を制御する制御部と、ネットワークに対するデータの送受信を制御するネットワークインターフェースと、を備えるストレージ装置において、
    前記ストレージ装置から提供されるデータを使用して処理をするコンピュータ装置と、前記ネットワークに設けられたスイッチを介して接続されており、
    専ら制御データを転送する制御VLAN及び前記制御データ以外のデータを転送するユーザVLANと、前記制御VLANの優先度と、イベント情報に応じて決定される前記ユーザVLANの優先度と、を前記スイッチに設定することを特徴とするストレージ装置。
  19. 前記制御VLANの優先度を、前記ユーザVLANより高く設定し、
    前記制御VLANからイベント情報を受信すると、
    該イベント情報に応じて、前記ユーザVLANの優先度を前記スイッチに設定することを特徴とする請求項18に記載のストレージ装置。
  20. データ処理をするコンピュータ装置と、
    データを記憶するディスクドライブと、前記ディスクドライブへのデータの入出力を制御する制御部と、ネットワークに対するデータの送受信を制御するネットワークインターフェースと、を備えるストレージ装置と、
    前記コンピュータ装置と前記ストレージ装置とを接続するL2スイッチと、を備えるネットワークシステムの運用管理方法において、
    前記ストレージ装置は、
    前記L2スイッチに、専ら制御データを転送する制御VLAN及び前記制御データ以外のデータを転送するユーザVLANを設定し、
    前記制御VLANから制御情報を受信すると、前記ストレージ装置と直接接続されている前記L2スイッチに優先度変更パケットを送信することによって、イベント情報に応じて決定された前記ユーザVLANの優先度を、該L2スイッチに設定し、
    該L2スイッチは、前記ユーザVLANの優先度を、他の前記L2スイッチに通知し、
    前記設定されたユーザVLANの優先度を、他の前記L2スイッチに設定することを特徴とするネットワークシステムの運用管理方法。
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