JP4308936B2 - Oil-free lubrication structure for linear motion bearings - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械のテーブル、位置決めテーブル等の直線運動部分の案内に用いられる直線運動軸受の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
直線運動軸受の1つのタイプとして、軸受本体に無負荷ボール戻り穴又は溝の加工が不要で、且つ、リターンキャップを設ける必要もなくしたものがある。その一例として、特公平4−57893号公報に記載のものがある。
【0003】
前記直線運動軸受は、相対向するJ字状の半割チューブからなる上下部材と、相対向するJ字状溝、及びそのJ字の先端同士を連結する溝が上下に形成された中間部材を積層状に重ね合わせて負荷ボール溝が形成された軸受本体との間でボールの無限循環路が形成され、その無限循環路に複数のボールが転動可能に装填されるようになっている。
【0004】
このような直線運動軸受においては、一定期間経過後、又は一定距離を走行した後に、潤滑油を供給する必要がある。
そのため、従来の直線運動軸受では、軸受本体のグリースニップルを介して、グリースガンを用いてグリースを供給したり、潤滑油ポンプを連結して潤滑油を供給したりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、グリースガンによるグリースの供給は、作業員が行なわなくてはならないので面倒であるし、供給を忘れることもある。また、潤滑油の供給のために装置の作動を停止する必要があり、グリースニップルの設けられた位置によって、潤滑油の供給の際にベアリング本体のカバー類を外さなくてはならない等の手間がかかる。
一方、潤滑油ポンプによって潤滑油を供給する方法では、直線運動軸受とは別に、潤滑油ポンプを設置するための場所を確保しなければならない。また、潤滑油ポンプとベアリング本体との配管が必要であり、設置のためのコストが嵩むという課題を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記請求項に記載した構成の直線運動軸受の無給油潤滑構造によって、前記課題を解決した。
【0007】
【作用】
請求項1乃至3の構成によれば、循環部材とは別体の潤滑部材の凸部が無限循環路においてボールと接触するので、ボールが転動すると、潤滑油がボールに転写され、自然に潤滑が行なわれる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が適用される直線運動軸受の全体構成を示し、図1(a)はその一部分解斜視図、図1(b)は図1(a)のb−b線横断面図である。
図1に示す直線運動軸受10のうち循環部材以外の構成は、従来の直線運動軸受の構成と同様であるので説明を省略する。
なお、図1では、後述する図3の循環部材を取付けた状態を示している。
【0009】
この直線運動軸受10の移動体20は従来と同様に、軸受本体21を具え、軸受本体21の左右両側面には軌道台100を挾むように、後述する各循環部材200,500,700及び、半割チューブ状の上下部材(図示せず。)が一対のカバーを介して取付けられる。
なお、この移動体20には、必ずしも半割チューブ状の上下部材を具える必要はない。半割チューブ状の上下部材を具えた場合には、従来と同様のカバーが使用されるが、半割チューブ状の上下部材を具えない場合には、図2に示すカバー30が使用される。
【0010】
このカバー30は、従来のカバーと同様に一対で使用されるが、図2にはそのうちの1つを図示した。
カバー30の内側には溝300が形成され、溝300の上下部分、及び角部分は、後述する循環部材200,500,700の無限循環溝210,510,710と相補って、ボール40を無限に循環させる無限循環路を形成するようになっている。
さらに、溝300の端部には、ボール40の掬い出し用爪308が具えられている。
【0011】
このように、本発明が適用される直線運動軸受は、図2に示したカバー30を使用することによって、半割チューブ状の上下部材の使用を省略することができる。
なお、「半割チューブ状の上下部材」は、溝が形成されたブロック状の外形のものである場合もある。
【0012】
図3は、図1に示した直線運動軸受10に使用される循環部材の、参考例としての実施形態を示し、図3(a)はその斜視図、図3(b)は、図3(a)のb−b線縦断面図である。
この循環部材200はブロック形状をしており、その上面及び下面には、相対向するJ字状溝及びそのJ字の先端同士を連結する溝が形成されているが、さらに詳細には、縦断面形状が半円状に形成されたボール戻り溝204とボール方向転換溝206、縦断面形状が円周の4分の1の長さを有する円弧状に形成されたボール保持溝202からなる、無限循環溝210が形成されている。
この循環部材200は、潤滑油を含有又は含浸させたプラスチック等の材料で形成されている。
なお、本明細書において、「相対向するJ字状溝」とは、図3(a)に記載されている循環部材200を上から見て、ボール方向転換溝206とボール戻り溝204で形成される溝の表面の形状を言い、「J字の先端同士を連結する溝」とは、前記J字の先端同士を連結するボール保持溝202を言う。
【0013】
なお、前述のとおり、この循環部材200を移動体21に取付ける際に、半割チューブ状の上下部材を使用するか否かは適宜選択することができ、それによって使用するカバーも適当なものが選択されることになる。
【0014】
この直線運動軸受10において、循環部材200は潤滑油を含有又は含浸させたプラスチックで形成されているので、ボール40が循環部材200に形成された無限循環溝210を転動すると、ボール40の接触によって循環部材200に含有又は含浸されている潤滑油が自然に滲み出して、自然に潤滑が行なわれる。 なお、「潤滑油を含有又は含浸させたプラスチック」は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等の素材に、成形時に潤滑油を含有又は含浸させたもので、成形後に、毛細管現象や油の熱膨張等により油が浸出する現象を利用するものである。このようなプラスチック成形技術は、特公昭47−3455号公報や特公昭56−25480号公報等に記載されているように周知であり、本発明の要旨ではないから、ここでは説明を省略する。
【0015】
次に、図4は、図1に示した直線運動軸受10に使用される循環部材の第1実施形態を示し、図4(a)はその斜視図、図4(b)は図4(a)の上面図である。
この循環部材500を使用した本発明の第1実施形態の直線運動軸受の構成は、参考例としての実施形態の直線運動軸受と同様であるので、説明を省略する。
【0016】
図4に示す循環部材500は、潤滑油を含有又は含浸させてないプラスチック、又は金属で形成され、上面及び下面には、第1実施形態の循環部材200と同様に、縦断面形状が半円状に形成されたボール戻り溝504とボール方向転換溝506、縦断面形状が円周の4分の1の長さを有する円弧状のボール保持溝502からなる無限循環溝510が形成され、ボール戻り溝504の底面には複数の潤滑用孔508が設けられている。
この循環部材500の上下の潤滑用孔508が設けられたボール戻り溝504の間には、長手方向に沿って、後述する図5に示す潤滑部材600を受け入れるための潤滑部材装入部520が設けられている。
【0017】
図5に潤滑部材600の斜視図を示す。
この潤滑部材600は、全体として、循環部材500の潤滑部材装入部520に対応した形状に形成され、循環部材500の潤滑部材装入部520に装入されたとき、潤滑部材600の複数の凸部602が循環部材500の潤滑用孔508に嵌合して、循環部材500に係止されるようになっている。
【0018】
潤滑用孔508に嵌合された凸部602は、ボール戻り溝504内に突出してボール戻り溝504内でのボールの転動を妨げることがないように、且つ、ボールが溝内を転動する際にボール40に接触するように、ボール戻り溝504の底面とほぼ面一となるような高さに形成されている。
【0019】
この潤滑部材600は、全体として、潤滑油を含有又は含浸させたゴムやプラスチック、潤滑油を含浸させたフェルト等で一体形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、潤滑油を含有又は含浸させていない一般的なプラスチックで形成された潤滑部材に、潤滑油を含有又は含浸させたゴムやプラスチック、潤滑油を含浸させたフェルト等で形成した凸部を取り付けてもよい。
【0020】
図6は、以上に説明した循環部材500及び潤滑部材600を具えた移動体20を使用した、本発明を適用した直線運動軸受12全体の縦断面図であり、移動体20が軌道台100に跨設されている状態を示す。軸受本体21には、負荷ボール溝は形成されているが無負荷ボール戻り穴又は溝は形成されていない。
循環部材500のボール戻り溝504内にあるボール40は、潤滑用孔508を介して潤滑部材600の凸部602と接している。
ボール40が循環部材500のボール戻り溝504を転動し、潤滑部材600の凸部602に接触すると、凸部602の潤滑油が滲み出して自然に潤滑が行なわれる。
【0021】
次に、図7は、直線運動軸受に使用される循環部材の第2実施形態を示し、図7(a)はその斜視図、図7(b)は図7(a)の上面図である。
この循環部材700を使用した本発明の第2実施形態の直線運動軸受の構成も、参考例としての実施形態の直線運動軸受と同様であるので、説明を省略する。
【0022】
この循環部材700は、相対向するJ字状溝及びそのJ字の先端同士を連結する溝を形成した一対の半割チューブからなるもので、さらに詳細には、縦断面形状が半円状に形成されたボール戻り溝704とボール方向転換溝706、及び縦断面形状が円周の4分の1の長さを有する円弧状に形成されたボール保持溝702からなる、無限循環溝710が形成された半割チューブ状で、金属をプレス成形等の方法で形成したものであり、ボール戻り溝704の底面には複数の潤滑用孔708が形成されている。
この実施形態では、一対の半割チューブからなる循環部材700を、無限循環溝710が形成された面を外側にするように組み合わせて、軸受本体21に取り付ける(図8参照)。
図8は、上記のように一対の半割チューブからなる循環部材700を組み合わせると、自然に、その間に隙間720が形成されることを示すが、実際には循環部材700の組み合わせと同時に、この隙間720に図9に示す潤滑部材が嵌め込まれて固定される。
【0023】
図9に潤滑部材800の斜視図を示す。
この潤滑部材800は、循環部材700の隙間720に対応した形状に形成され、潤滑部材800に形成された複数の凸部802が循環部材700の潤滑用孔708に嵌合すると、循環部材700の隙間720に係止される。
潤滑用孔708に嵌合された凸部802は、ボール戻り溝704内に突出してボール戻り溝704内のボール40の転動を妨げることがないように、且つ、ボール40が溝内を転動する際にボール40に接触するように、ボール戻り溝704の底面とほぼ面一となる高さに形成されている。
【0024】
この潤滑部材800は、全体として、潤滑油を含有又は含浸させたゴムやプラスチック、潤滑油を含浸させたフェルト等で一体形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、潤滑油を含有又は含浸させていない一般的なプラスチックで形成された潤滑部材に、潤滑油を含有又は含浸させたゴムやプラスチック、潤滑油を含浸させたフェルト等で形成した凸部を取り付けてもよい。
【0025】
図10は、以上に説明した、循環部材700及び潤滑部材800を具えた移動体21を使用した、本発明の第2実施形態による直線運動軸受全体の縦断面図であり、移動体20が軌道台100に跨設されている状態を示す。
循環部材700のボール戻り溝704内にあるボール40は、潤滑用孔708を介して潤滑部材800の凸部802と接している。
ボール40が循環部材700のボール戻り溝704を転動し、潤滑部材800の凸部802に接触すると、凸部802に含有又は含浸させられた潤滑油が徐々に滲み出して、自然に潤滑が行なわれる。
【0026】
なお、本発明の第1実施形態及び第2実施形態の循環部材500,700のように、潤滑油を含有又は含浸させていないプラスチックや金属で形成されていると、循環部材500,700の強度を従来通り保持したままで、必要な潤滑を行なうことができる。
【0027】
また、本発明の、第1実施形態及び第2実施形態の循環部材500,700において、循環部材500,700のボール戻り溝504,704の底面に形成された潤滑用孔508,708、及び潤滑部材600,800に形成された凸部602,802は、両端が丸みを帯びた細長い形状となっているが、これに限定されないことは当然である。
同様に、潤滑用孔508,708を形成する位置も、ボール戻り溝504,704の底に限定されることはない。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、潤滑用の装置を特に設置する必要がなく、潤滑のための手間を省くことができる。
【0029】
また、循環部材とは別に潤滑部材を設けているので、循環部材の強度を保持したまま、ボールの転動によって自然に潤滑を行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される直線運動軸受の一例を示し、図1(a)は一部分解斜視図、図1(b)は図1(a)のb−b線横断面図である。
【図2】 上下半割チューブを具えない場合に使用されるカバーの分解斜視図である。
【図3】 図1の直線運動軸受の軸受本体に使用される、参考例としての循環部材の実施形態を示し、図3(a)は斜視図、図3(b)は図3(a)のb−b線縦断面図である。
【図4】 本発明を適用した直線運動軸受の軸受本体に使用される、循環部材の第1実施形態を示し、図4(a)は斜視図、図4(b)は上面図である。
【図5】 図4の循環部材に取り付けられる潤滑部材の斜視図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の循環部材を使用した直線運動軸受の縦断面図である。
【図7】 本発明を適用した直線運動軸受の軸受本体に使用される、第2実施形態の循環部材の一方を示し、図7(a)は斜視図、図7(b)は上面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態の循環部材の斜視図である。
【図9】 図8の循環部材に取り付けられる潤滑部材の斜視図である。
【図10】 本発明の第2実施形態の循環部材を使用した直線運動軸受の縦断面図である。
【符号の説明】
10:直線運動軸受
20:移動体
21:軸受本体
40:ボール
200,500,700:循環部材
600,800:潤滑部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of linear motion bearings used for guiding linear motion parts such as machine tool tables and positioning tables.
[0002]
[Prior art]
As one type of linear motion bearing, there is a type that eliminates the need for machining a no-load ball return hole or groove in the bearing body and does not require a return cap. One example is disclosed in Japanese Patent Publication No. 4-57893.
[0003]
The linear motion bearing includes an upper and lower member made of opposing J-shaped halved tubes, an opposing J-shaped groove, and an intermediate member formed with upper and lower grooves connecting the J-shaped tips. An infinite circulation path of balls is formed between the bearing main body formed with a load ball groove formed in a stacked manner, and a plurality of balls are loaded into the infinite circulation path in a rollable manner.
[0004]
In such a linear motion bearing, it is necessary to supply lubricating oil after a certain period of time or after traveling a certain distance.
Therefore, in a conventional linear motion bearing, grease is supplied using a grease gun via a grease nipple of the bearing body, or lubricating oil is supplied by connecting a lubricating oil pump.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the grease supply by the grease gun is troublesome because it must be done by an operator, and the supply may be forgotten. In addition, it is necessary to stop the operation of the device for supplying the lubricating oil, and depending on the position where the grease nipple is provided, there is a trouble such as having to remove the bearing body covers when supplying the lubricating oil. Take it.
On the other hand, in the method of supplying the lubricating oil by the lubricating oil pump, a place for installing the lubricating oil pump must be secured separately from the linear motion bearing. Moreover, the piping of a lubricating oil pump and a bearing main body is required, and there exists a subject that the cost for installation increases.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has solved the above problem by an oil-free lubrication structure for a linear motion bearing having the structure described in the above claims.
[0007]
[Action]
According to the first to third aspects of the present invention, the convex portion of the lubricating member that is separate from the circulating member comes into contact with the ball in the infinite circulation path, so that when the ball rolls, the lubricating oil is transferred to the ball and naturally Lubrication is performed.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows the overall configuration of a linear motion bearing to which the present invention is applied. FIG. 1 (a) is a partially exploded perspective view thereof, and FIG. 1 (b) is a cross-sectional view taken along the line bb of FIG. 1 (a). is there.
The configuration of the linear motion bearing 10 shown in FIG. 1 other than the circulation member is the same as the configuration of the conventional linear motion bearing, and thus the description thereof is omitted.
FIG. 1 shows a state in which a circulation member shown in FIG. 3 to be described later is attached.
[0009]
The moving
Note that the moving
[0010]
The
A
Further, a
[0011]
Thus, the linear motion bearing to which the present invention is applied can omit the use of the upper and lower members in the form of a half tube by using the
The “half tube-shaped upper and lower members” may have a block-shaped outer shape with grooves.
[0012]
3 shows an embodiment as a reference example of a circulating member used in the linear motion bearing 10 shown in FIG. 1, FIG. 3 (a) is its perspective view, and FIG. 3 (b) is FIG. It is a bb line longitudinal cross-sectional view of a).
The
The
In this specification, “opposing J-shaped grooves” are formed by a ball
[0013]
As described above, when attaching the
[0014]
In this linear motion bearing 10, the
[0015]
Next, FIG. 4 shows a first embodiment of the circulating member used in the linear motion bearing 10 shown in FIG. 1, FIG. 4 (a) is a perspective view thereof, and FIG. 4 (b) is FIG. FIG.
Since the configuration of the linear motion bearing according to the first embodiment of the present invention using the
[0016]
The circulating
Between the
[0017]
FIG. 5 shows a perspective view of the lubricating
The
[0018]
The
[0019]
The lubricating
[0020]
FIG. 6 is a longitudinal sectional view of the entire linear motion bearing 12 to which the present invention is applied, using the moving
The
When the
[0021]
Next, FIG. 7 shows a second embodiment of a circulating member used in a linear motion bearing, FIG. 7 (a) is a perspective view thereof, and FIG. 7 (b) is a top view of FIG. 7 (a). .
Since the configuration of the linear motion bearing according to the second embodiment of the present invention using this circulating
[0022]
The
In this embodiment, the circulating
FIG. 8 shows that when the
[0023]
FIG. 9 shows a perspective view of the lubricating
The
The
[0024]
The lubricating
[0025]
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of the entire linear motion bearing according to the second embodiment of the present invention using the moving
The
When the
[0026]
Note that the strength of the
[0027]
Further, in the
Similarly, the positions where the lubricating holes 508 and 708 are formed are not limited to the bottoms of the
[0028]
【The invention's effect】
According to the present invention , it is not necessary to particularly install a device for lubrication, and labor for lubrication can be saved.
[0029]
Further, since the lubrication member is provided separately from the circulation member, there is an effect that the ball can be naturally lubricated by rolling the ball while maintaining the strength of the circulation member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an example of a linear motion bearing to which the present invention is applied, in which FIG. 1 (a) is a partially exploded perspective view, and FIG. 1 (b) is a cross-sectional view along line bb in FIG. 1 (a). .
FIG. 2 is an exploded perspective view of a cover used when the upper and lower halved tubes are not provided.
3 shows an embodiment of a circulating member as a reference example used in the bearing body of the linear motion bearing of FIG . 1 , FIG. 3 (a) is a perspective view, and FIG. 3 (b) is FIG. 3 (a). It is a bb line longitudinal cross-sectional view.
4A and 4B show a first embodiment of a circulation member used in a bearing body of a linear motion bearing to which the present invention is applied, in which FIG. 4A is a perspective view and FIG. 4B is a top view.
FIG. 5 is a perspective view of a lubricating member attached to the circulation member of FIG.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view of a linear motion bearing using the circulation member according to the first embodiment of the present invention.
7 shows one of the circulation members of the second embodiment used in the bearing body of the linear motion bearing to which the present invention is applied, FIG. 7 (a) is a perspective view, and FIG. 7 (b) is a top view. is there.
FIG. 8 is a perspective view of a circulation member according to a second embodiment of the present invention.
9 is a perspective view of a lubricating member attached to the circulation member of FIG. 8. FIG.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of a linear motion bearing using a circulating member according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10: Linear motion bearing 20: Moving body 21: Bearing body 40:
Claims (3)
前記ブロック状の循環部材の上下の相対向するJ字状溝の間に潤滑部材装入部が形成されており、
前記上下の相対向するJ字状溝の底に潤滑用孔が形成され、
前記潤滑部材装入部に潤滑部材が装入され、前記潤滑部材の凸部が前記潤滑用孔に嵌合させられていることを特徴とする、
直線運動軸受の無給油潤滑構造。J-shaped grooves facing each other so as to form an infinite circulation path of the ball with the load ball groove on the bearing body in which the load ball groove is formed but no unloaded ball return hole or groove is formed And a block-like circulation member in which grooves for connecting the J-shaped tips are formed vertically so as to form an infinite circulation path of the ball above and below the circulation member, and a plurality of balls are disposed in the infinite circulation path. In linear motion bearings loaded with
Between the upper and lower opposing J-shaped grooves of the block-shaped circulation member, a lubricating member insertion portion is formed,
Lubricating holes are formed at the bottoms of the upper and lower opposing J-shaped grooves,
A lubricating member is inserted into the lubricating member insertion portion, and a convex portion of the lubricating member is fitted into the lubricating hole,
Oil-free lubrication structure for linear motion bearings.
前記半割チューブのJ字状溝が潤滑用孔を具え、
前記一対の半割チューブの間の隙間に潤滑部材が装入され、前記潤滑部材の凸部が前記潤滑用孔に嵌合させられていることを特徴とする、
直線運動軸受の無給油潤滑構造。J-shaped grooves facing each other so as to form an infinite circulation path of the ball with the load ball groove on the bearing body in which the load ball groove is formed but no unloaded ball return hole or groove is formed And a circulation member composed of a pair of halved tubes in which grooves for connecting the tips of the J-shape are formed so as to form an infinite circulation path for the ball above and below the circulation member, In linear motion bearings loaded with
The J-shaped groove of the half tube has a hole for lubrication,
A lubricating member is inserted into a gap between the pair of half tubes, and a convex portion of the lubricating member is fitted into the lubricating hole,
Oil-free lubrication structure for linear motion bearings.
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