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JP4305519B2 - 2電極型静電容量センサ、車両用乗員検出装置及び車両用乗員保護システム - Google Patents

2電極型静電容量センサ、車両用乗員検出装置及び車両用乗員保護システム Download PDF

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JP4305519B2 JP2007028548A JP2007028548A JP4305519B2 JP 4305519 B2 JP4305519 B2 JP 4305519B2 JP 2007028548 A JP2007028548 A JP 2007028548A JP 2007028548 A JP2007028548 A JP 2007028548A JP 4305519 B2 JP4305519 B2 JP 4305519B2
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Description

本発明は、2電極型静電容量センサの改良に関し、特に車両用着座検出センサに採用される2電極型静電容量センサの改良に関する。
本出願人の出願になる下記の特許文献1は、座席に埋設された樹脂フィルムの表側の主面に表側電極を、その裏側の主面に表側電極よりも小型の裏側電極を設けた電極アセンブリと、この電極アセンブリを用いて着座の有無を検出する検出回路部とを有する2電極型静電容量センサを用いた車両用着座検出センサを提案している。
更に説明すると、検出回路部は、一方の電極と車体との間に交流電圧を印加し、他方の電極の電位が一方の電極の電位と等しくなるようにオペアンプを通じて他方の電極に交流電流を給電し、この交流電流の変化により着座の有無を判定している。
特開2006−201129号公報
上記した2電極型静電容量センサは、1電極式の静電容量センサに比べて優れた検出感度をもつが、市場から更なる検出感度の向上を求められていた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、更に優れた検出感度を実現した2電極型静電容量センサ、車両用乗員検出装置及び車両用乗員保護システムを提供することをその目的としている。
上記課題を解決するこの発明は、誘電体からなる検出対象に対向配置される表側電極と、前記表側電極と接地との間に介設されて前記表側電極と重なる位置にて前記表側電極に対して平行して背向配置される裏側電極と、前記両電極が表側主面及び裏側主面に個別に設けられた電気絶縁性ベースとを有する電極アセンブリと、前記両電極の一方と接地間に交流電圧を印加するとともに前記両電極の他方の電極の電気的状態を検出するか又は前記一方の電極の交流電位変化に追従して前記他方の電極の電位を制御し、かつ、前記表側電極への前記検出対象の近接による前記表側電極と接地間の静電容量Cxの変化を電気的に検出して前記検出対象の前記近接を判別する検出回路部と、
を有する2電極型静電容量センサに適用される。
この種の2電極型静電容量センサは、既述した特許文献に記載されている。
発明では、前記裏側電極の周縁は、前記両電極の面方向において前記表側電極の周縁とほぼ等位置に配置されるとともに、前記電気絶縁性ベースの前記両主面の一方は、前記両主面の一方に設けられた前記両電極の一方の周縁から所定距離隔てて延在する被水検出電極を有することを特徴としている。
このようにすれば、表側電極に近接するたとえば着座乗員などの誘電体が近接する際の検出感度を向上することができる。また、被水検出電極と両電極間の寄生容量による検出感度の低下を抑止することができる。
好適な態様において、前記検出回路部は、前記両電極の一方と接地間に交流電圧を印加する発振回路部と、前記両電極の他方に交流的に給電して前記両電極の一方の電位変化に前記両電極の他方の電位変化を追従させるとともに、前記両電極の他方への給電電流に比例する電位を出力する差動増幅回路部とを有し、前記差動増幅回路部は、前記両電極の一方の電位に追従する電位を前記両電極の他方に給電するボルテージホロワ回路を含むことを特徴としている。
このようにすれば、両電極の一方に対する両電極の他方の追従性を改善でき、差動増幅回路部の発振などを抑止しつつ使用周波数を増大することができる。
好適な態様において、前記ボルテージホロワ回路は、電流検出用のインピーダンス素子を通じて前記両電極の他方に給電する。このようにすれば、良好な検出感度が得られる。
好適な態様において、前記発振回路部は、電流検出用のインピーダンス素子を通じて前記両電極の一方に給電する。このようにすれば、良好な検出感度が得られる。
上記した2電極型静電容量センサは、好適には車両用乗員検出装置に採用される。この車両用乗員検出装置は、前記静電容量センサの検出値に基づいて前記車両の乗員の有無又は乗員の種類を判定する判定装置を有する。このようにすれば、従来より高精度に車両乗員を検出することができる。
好適な態様において、上記車両用乗員検出装置は車両用乗員保護システムに採用される。この車両用乗員保護システムは、前記車両に装備されて衝突時に前記乗員を保護する乗員保護装置と、前記乗員検出装置の判定に基づいて前記乗員保護装置の作動を制御する制御装置とを有する。このようにすれば、たとえば衝突時に従来より高精度に車両乗員を保護することができる。
以下、本発明の2電極型静電容量センサを用いた車両用着座検出センサの好適実施形態を以下に説明する。ただし、本発明の2電極型静電容量センサは、車両用以外の着座検出センサとしても採用できる他、誘電体の近接を検出する産業用あるいは家庭用の誘電体近接センサとして幅広く応用することができるものである。
実施形態1を図1及び図2を参照して説明する。図1は、乗員が着座した車両用座席装置の模式縦断面図である。
(車両用座席装置1の構成)
図1において、1は車両用座席装置であって、車体の床部2上に設置されている。車両用座席装置1は、床部2上に取り付けられる金属製のフレーム3、フレーム3上に固定されて車両用座席装置1の着座部を構成するシート4と、シート4の後端から上方斜め後ろに立設されていわゆる背もたれをなすシートバック5とを有している。
シート4は、弾性をもつ電気絶縁材料たとえば硬質発泡ウレタンを主素材として構成されてフレーム3上に固定されたクッションパッド6と、たとえば美麗な電気絶縁材料たとえば織布を主素材として構成されてクッションパッド6の上面すなわち座面を覆うクッションカバー(本発明で言う座席の表面部)7と、クッションパッド6上に座面と略平行に配置されたシートヒータ8と、シートヒータ8とクッションカバー7との間に介設されて座面と略平行に埋設された着座検出用の電極アセンブリであるマット電極9とを有している。
シートヒータ8は、ヒータ81と防水フィルム82とを有している。
マット電極9は、所定の比誘電率をもつ電気絶縁性の樹脂フィルム10と、樹脂フィルム10の上面に密着して延設される層状の上側電極(本発明で言う表側電極)11と、樹脂フィルム10の下面に密着して延設される層状の(本発明で言う裏側電極)下側電極12とを有しており、上側電極11及び下側電極12は樹脂被覆されて保護されている。樹脂フィルム10、上側電極11及び下側電極12は、通常のフレキシブル回路基板により実現することができる。
(回路構成)
次に、マット電極9とともにこの2電極型静電容量センサの回路構成について図2を参照して説明する。
両電極11、12は後述する検出回路部20に接続されている。この検出回路部20は所定周波数fで発振する発振回路を内蔵しており、この発振回路は両電極11、12の一方に交流電圧を印加している。検出回路部20の出力端は、上記周波数fを通過させるバンドパスフィルタ21を通じて検波回路22に検出信号電圧Vsを出力し、検波された検出信号電圧Vsは、平滑回路23で平滑されてコンパレータ24にてしきい値電圧Vrefと比較される。かなり大きい比誘電率をもつ乗員の着座の有無がこの比較結果により図示しないマイコンにて判定される。
(両電極11、12の静電容量等価回路)
両電極11、12に接続される理想的な等価回路を図2を参照して説明する。
Cgは下側電極12とヒータや車体(接地)との間の静電容量、Coは上側電極11と下側電極12との間の静電容量、Csは上側電極11とヒータや車体(接地)との間の静電容量である。詳しく言うと、Csは座席に乗員が着座していない状態での上側電極11と車体(接地)との間の静電容量である。Chは、座席に乗員が着座した場合の上側電極11と車体(接地)との間の静電容量の増加分である。CxはCsとChとの合計であり、上側電極11と接地との間の着座により変動する静電容量である。
なお、説明を簡単とするために、以下の説明では、配線及び電極の抵抗及びインダクタンスは無視した。また、上側電極11と下側電極12との間の静電容量Co、下側電極12と接地間の静電容量Cgは着座の有無にかかわらず一定値であるとした。
ただし、実際には、発振回路部の内部抵抗、オペアンプ200の周波数特性を考慮する必要がある他、配線及び電極の抵抗及びインダクタンスは無視し得ない値をもち、かつ、静電容量Co及び静電容量Cgも着座すなわち上側電極11の直上への誘電体の接近により変動が生じる。ただ、この変動は、相対的に静電容量Cxの変動よりも相対的に小さいので、回路解析においては、無視し得る。
(検出回路部20の回路例1)
検出回路部20の回路例1を図3に示す回路図を参照して具体的に説明する。この検出回路部20の回路構成は、特許文献1に記載されている。
200はオペアンプであり、201は抵抗値rfをもつその帰還抵抗である。これらは、本発明で言う差動増幅回路部を構成している。上側電極11はオペアンプ200のー入力端に、下側電極12はオペアンプ200の+入力端に接続されている。また、202は所定周波数(好適には数百から数MHz)で発振する発振回路部であり、発振回路部202は、小さい出力インピーダンスで下側電極12と接地間に交流電圧Vacを印加している。
この回路の動作を以下に詳しく説明する。
オペアンプ200の両入力端は仮想短絡され、上側電極11の電位は下側電極12と等しいと見なすことができる。このことは、オペアンプ200が帰還抵抗201を通じて被検出静電容量Cxを充放電することを意味する。上側電極11と下側電極12とは等電位であるため、オペアンプ200が静電容量Coが充放電されることはない。したがって、静電容量Coが充放電されないということは、発振回路部202は静電容量Cgのみを充放電すると考えることができる。
つまり、発振回路部202の出力電圧をVac、帰還抵抗201の抵抗値をrf、帰還抵抗201の電圧降下をVs、静電容量Cxの交流インピーダンスをZx、帰還抵抗201及び静電容量Cxに流れる交流電流をIxとすれば、
Ix=Vac÷Zx
Vs=rf×Ix=rf×Vac÷Zx
=−rf×Vac×jωCx
=−rf×Vac×jω(Cs+Ch)
=−(rf×Vac×jωCs+rf×Vac×jωCh)
=−(V1+rf×Vac×jωCh)
=−(V1+ΔV)
となる。V1はrf×Vac×jωCsである。ΔVは着座の有無によるVsの変化分である。
上記式から、帰還抵抗201の電圧降下を信号電圧Vsとすると、この信号電圧Vsは着座に比例的に変化することがわかる。上記説明で重要な点は、この電流Ixが下側電極12と接地との間の静電容量Cgに関するパラメータを含まないことである。これは、着座の有無による静電容量Chの変化にほぼ比例して信号電圧Vsが変化するため、良い検出感度が期待できる。
信号電圧Vs中の着座の有無による信号電圧Vsの変化分ΔVの絶対値を増大するには、帰還抵抗201の抵抗値rf、Vac、周波数fを増大させればよいことがわかる。ただし、この場合、空席時の電圧V1も増大する。抵抗値rfの増大は位相特性の劣化などを引き起こすので自ずから限界がある。上記説明は発振回路部202の内部抵抗を0とし、既述の種々の寄生インピーダンスを省略した理想状態を示すものであることに留意されたい。
たとえば、上記説明では、両電極11、12間の静電容量Coは着座の有無にかかわらず一定としたが、実際には特に上側電極11の上側の主面から下側電極12の下側の主面に至る電気力線は、広く空間を走ることもできるため、着座乗員の有無により変動し、これにより、上記信号電圧Vsが変調され、検出精度が低下するという問題があることがわかった。
(解析)
上記実施形態では、両電極11、12の電位が等しくなるようにオペアンプ200が帰還抵抗201を通じて上側電極11に交流電流を給電している。つまり、図3における第1の重要事項は、本来は被検出静電容量Cxに対して並列的に接続される寄生的な静電容量Cgが、図3の回路では、発振回路部202から給電される結果、発振回路部202に電位追従する給電回路としての回路機能をもつオペアンプ200が被検出静電容量Cxだけに給電すればよい点である。これが感度向上を実現する。
また、図3における第2の重要事項は、両電極11、12間の静電容量Coを充放電させないことであり、このためには、上側電極11の電位を下側電極12の電位変動に追従変化させればよいことがわかる。
(変形態様)
以下、図3の回路の変形態様を以下に説明する。ただし、この変形態様は、図4以降の回路にも適宜実施することができる。
(1)両電極11、12が直流電位差を有していてもよい。すなわち、オペアンプ200側の電極の電位を、発振回路部202側の電極の電位変動に対して追従させれば、被検出静電容量Cxから寄生的な静電容量Cgを実質分離できる。
ただし、差動増幅回路部としてオペアンプ200を用いる場合、オペアンプ200の両入力端が仮想短絡するようにオペアンプ200の前段に受動素子回路を介在させることが好適である。
(検出回路部20の回路例2)
検出回路部20の回路例2を図4に示す回路図を参照して具体的に説明する。この回路例は、図3に示す回路において、発振回路部202が上側電極11に交流電圧Vacを印加し、オペアンプ200が帰還抵抗201を通じて下側電極12に交流電流Ixを帰還させるように変更したものである。この検出回路部20の回路構成は、特許文献1に記載されている。
この回路の動作を簡単に説明する。
オペアンプ200の両入力端は仮想短絡され、下側電極12の電位は上側電極11のそれと等しいと見なすことができる。このことは、オペアンプ200が帰還抵抗201を通じて静電容量Cgを充放電することを意味する。なお、上側電極11と下側電極12とは等電位であるため、オペアンプ200が静電容量Coを充放電することはない。また、静電容量Coが充放電されないということは、発振回路部202は理想的には静電容量Cxのみを充放電することを意味する。
つまり、発振回路部202の出力端から上側電極11までのインピーダンス(発振回路部202の内部出力抵抗でもよい)をri、発振回路部202の出力電圧をVac、インピーダンスriの電圧降下をΔV、静電容量Cxの電圧降下をV2、インピーダンスri、静電容量Cxに流れる電流をIx、帰還抵抗201の抵抗値をrf、オペアンプ200が出力する信号電圧をVs、静電容量Cxの交流インピーダンスをZx、帰還抵抗201に流れる交流電流をIyとすれば、発振回路部202が静電容量Cxを電流Ixで充放電し、オペアンプ200が帰還抵抗201を通じて電流Iyで静電容量Cgを充放電することになる。
ΔV=ri×Ix
Ix=Vac÷(Zx+ri)
V2=Vac−ΔV
Vs=V2−Iy×rf
Iy=V2×jωCg
これらの式から、静電容量Cxが変動するとインピーダンスriの電圧降下量が変化してその分だけ上側電極11の電位が変動し、その結果として出力信号電圧Vsが変動することがわかる。
ただし、上記説明では、下側電極12と接地間の静電容量Cgや、両電極11、12間の静電容量Coが着座有無により変動しないと仮定したが、既述したように両電極11、12の周囲空間に広く電気力線が走るため、これらは厳密には一定ではなく、変動し、それにより出力信号電圧Vsは変動を受ける。
(検出回路部20の回路例3)
検出回路部20の回路例3を図5に示す回路図を参照して具体的に説明する。この回路は、図3に示す差動増幅回路部において帰還抵抗201を省略して差動増幅回路部をボルテージホロワ回路とし、その出力端と上側電極11とを抵抗値Rをもつ電流検出抵抗203で接続した点をその特徴としている。
この回路の動作を説明する。
オペアンプ200の両入力端は仮想短絡され、下側電極12の電位は上側電極11のそれと等しいと見なすことができる。差動増幅回路部として帰還抵抗201が無いボルテージホロワ回路の出力電圧は、高周波数領域まで下側電極12の電位変動に位相特性良く追従することができる。つまり、オペアンプ200は、図3に示す帰還抵抗201を通じることなく高速に静電容量Cxを充放電する。出力信号電圧Vsは、上側電極11から取り出される。これは、電流検出抵抗203の電圧降下を検出することに等しい。rは電流検出抵抗203の抵抗値である。
図5の回路では、理想的に以下の式が成立する。
Ix=Vs÷Zx=(Vac−Vs)÷r
この式から、出力信号電圧Vsが被検出静電容量Cxに連動して変化することがわかる。
図5の回路は、図3の回路に比べて帰還抵抗201を省略したため周波数を高くしても静電容量Cxの電位変化を良好に交流電圧Vacの変化に追従させることができる。
(検出回路部20の回路例4)
検出回路部20の回路例4を図6に示す回路図を参照して説明する。
この回路は、図4に示す差動増幅回路部において帰還抵抗201を省略して差動増幅回路部をボルテージホロワ回路とし、更に、発振回路部202と上側電極11とを抵抗値Rをもつ電流検出抵抗204で接続した点をその特徴としている。
この回路の動作を説明する。
オペアンプ200の両入力端は仮想短絡され、下側電極12の電位は上側電極11のそれと等しいと見なすことができる。このことは、オペアンプ200が図4に示す帰還抵抗201を通じることなく高速に静電容量Cgを充放電することを意味する。なお、上側電極11と下側電極12とは等電位であるため、オペアンプ200が静電容量Coを充放電することはない。静電容量Coが充放電されないということは、発振回路部202は電流検出抵抗Rを通じて静電容量Cgだけを充放電することを意味する。
発振回路部202の出力電圧をVacとすると、以下の式が成立する。
Ix=Vs÷Zx=Vac÷(r+Zx)
Vs=Vac÷(r+Zx)×Zx
この式から、着座の有無により静電容量Cxの交流インピーダンスZxが変化すると出力信号電圧Vsが連動変化するため、出力信号電圧Vsの大小により着座の有無を検出することができる。
図6の回路は、図4の回路に比べて帰還抵抗201を省略したため周波数を高くしても静電容量Cgの電位変化を良好に交流電圧Vacの変化に追従させることができる。
(検出回路部20の回路例5)
検出回路部20の回路例5を図7に示す回路図を参照して具体的に説明する。この回路は、図3に示す回路において帰還抵抗201を省略して差動増幅回路部をボルテージホロワ回路とし、その出力端と上側電極11とをコンデンサ205で接続した点をその特徴としている。
この回路の動作を説明する。
オペアンプ200の両入力端は仮想短絡され、下側電極12の電位は上側電極11のそれと等しいと見なすことができる。差動増幅回路部として帰還抵抗201が無いボルテージホロワ回路の出力電圧は、高周波数領域まで下側電極12の電位変動に位相特性良く追従することができる。つまり、オペアンプ200は、図3に示す帰還抵抗201を通じることなく高速に静電容量Cx及び静電容量C1を充放電することができる。出力信号電圧Vsは、上側電極11から取り出される。これは、コンデンサ205の電圧降下を検出することに等しい。C1はコンデンサ205の静電容量である。
図7の回路では、理想的に以下の式が成立する。
Ix=Vs÷Zx=Vac÷(Zc1+Zx)
Vs=Vac÷(Zc1+Zx)×Zx
Zc1はコンデンサ205の交流インピーダンスである。この式から、出力信号電圧Vsが被検出静電容量Cxに連動して変化することがわかる。
図5の回路は、図3の回路に比べて帰還抵抗201を省略したため周波数を高くしても静電容量Cxの電位変化を良好に交流電圧Vacの変化に追従させることができる。また、電流検出用のインピーダンス素子がコンデンサ205により構成されているため、被検出静電容量Cxとの間のバランスが良く、位相特性に優れる。更に、オペアンプ200の−入力端をマット電極9からコンデンサ205により直流的に電気絶縁できるため、安全性に優れる。
(検出回路部20の回路例6)
検出回路部20の回路例6を図8に示す回路図を参照して説明する。
この回路は、図7に示す回路においてコンデンサ206、207を追加したものである。コンデンサ206は下側電極12とオペアンプ200の+入力端間に配置される接続コンデンサであり、コンデンサ205と同じ静電容量とされる。コンデンサ207はオペアンプ200の+入力端間に配置され、被検出静電容量Cxのうちその空席時の静電容量に等しく設定した。
この回路の動作を説明する。
オペアンプ200の両入力端は仮想短絡され、下側電極12の電位は上側電極11のそれと等しいと見なすことができる。このことは、オペアンプ200が図4に示す帰還抵抗201を通じることなく高速に静電容量Cx及び静電容量C1を充放電することを意味する。
オペアンプ200の出力電圧Vac’は、交流電圧Vacをコンデンサ206とコンデンサ207の静電容量で分割した値となる。そこで、コンデンサ205の電圧降下を検出することにより、被検出静電容量Cxの電流を検出することができ、この電流と被検出静電容量Cxの電圧降下とから静電容量Cxを検出することができる。
この回路の利点は、図7の回路の利点に加えて、オペアンプ200の両入力端をマット電極9から直流的に電気絶縁でき、オペアンプ200の安全性が向上することである。また、オペアンプ200の+入力端に最適な直流バイアス電圧を加えることもできる。
この回路6では、上側電極11の電位は、下側電極12の電位と一致しない。しかし、下側電極12の電位は上側電極11の電位に追従して変化する。この回路においても、オペアンプ200が被検出静電容量Cxにのみ給電するため、検出に際して寄生的な静電容量Cgを被検出静電容量Cxから切り離すことができ、感度向上が可能となる。
(検出回路部20の回路例7)
検出回路部20の回路例7を図9に示す回路図を参照して説明する。
この回路は、図6において、電流検出抵抗204をコンデンサ207に変更したものである。これにより、図4、図6と同様に位相特性に優れた出力信号電圧Vsを出力することができる。更に、この回路によれば、発振回路部202を直流的にマット電極9から切り離すことができ、安全性を向上することができる。
(検出回路部20の回路例8)
検出回路部20の回路例8を図10に示す回路図を参照して説明する。
この回路は、図5に示す回路において電流検出抵抗203をコイルすなわちインダクタンス素子208に置換したものである。このようにしても、図5と同様の効果を奏することができる。
(検出回路部20の回路例9)
検出回路部20の回路例9を図11に示す回路図を参照して説明する。
この回路は、図5に示す回路において電流検出抵抗203をコイルすなわちインダクタンス素子209に置換したものである。このようにしても、図5と同様の効果を奏することができる。
(検出回路部20の回路例10)
検出回路部20の回路例10を図12に示す回路図を参照して説明する。
この回路は、図6に示す回路において電流検出抵抗204をコイルすなわちインダクタンス素子210に置換したものである。このようにしても、図6と同様の効果を奏することができる。
(検出回路部20の回路例11)
検出回路部20の回路例10を図12に示す回路図を参照して説明する。
この回路は、図12に示す発振回路部202が、インダクタンス素子210及びマット電極9の合成静電容量(静電容量Co、Cgの直列接続合成容量と静電容量Cxとの和)との直列共振周波数で作動する共振回路としたものである。つまり、図12において、交流電源202の周波数は、上記直列共振周波数に等しい値に設定される。
実際には、静電容量Cgがボルテージホロワ200により充放電される結果として静電容量Coを充放電する必要がないため、発振回路部202から見たマット電極9の静電容量は、マット電極9の上記合成静電容量のうち静電容量Cxのみとなる。
したがって、上記直列共振周波数は、被検出静電容量Cxとインダクタンス素子210のインダクタンスLとの積の平方根に比例し、被検出静電容量Cxの変動により格段に大きく変動する。したがって、出力信号電圧Vsの周波数変化又は振幅変化を検出すれば、急峻に着座の有無を検出することができることになる。
(電極配置例の説明)
次に、上記した2電極型静電容量センサに特に好適な電極配置について図13を参照して説明する。図13は車両用着座センサの帯状のマット電極9をその延在方向と直角に切断した断面図である。
図13において、10は樹脂フィルム、11は上側電極、12は下側電極、13、14はカバーフィルム、15は粘着剤、16は被水検出電極である。上側電極11、下側電極12及び被水検出電極16は図13の紙面厚さ方向に帯状に長く延設されている。
被水検出電極16は、樹脂フィルム10の上面に上側電極11の左右端から一定間隔dだけ離れて上側電極11と平行に延在している。上側電極11及び下側電極12は、カーボン電極層と銀電極層とにより構成されているが、この実施例の要旨ではないため説明を省略する。カバーフィルム13は上側電極11及び被水検出電極16を覆い、カバーフィルム14は下側電極12を覆っている。
この実施形態の特徴は、上側電極11の側端縁を下側電極12のそれとほぼ一致した位置に配置した点にある。その結果、上側電極11の幅W11と下側電極12の幅W12とはほぼ等しく、両電極11、12の面積はほぼ等しくなっている。また、この実施形態では、下側電極12が、被水検出電極16とその面方向において重ならないように配置されている。被水検出電極16は、被水を検出するための電極配線であり、低インピーダンスで所定電位が印加されている。もちろん、被水検出電極16以外の配線をこの位置に延在させても同じである。
上記の電極配置を採用すると、図14に示す従来の電極配置に比べて検出感度を向上できることがわかった。
図15は上側電極11と周縁からの下側電極12の出っ張り量と検出感度との関係を示す特性図である。両電極11、12の端縁が一致する場合(S0)は、両電極11、12の端縁がずれている場合(S1〜S4)に比べて検出感度を改善できることがわかった。なお、S1はW11がW12より20%大きい場合、S2はW11がW12より20%小さい場合、S34はW11がW12より10%大きい場合、S4はW11がW12より10%小さいである。
以下、この実施形態の電極配置の回路的説明を付記する。
被水検出電極16は、交流的にヒータなどと同様に接地電極と見なすことができる。従って、下側電極12と被水検出電極16とが重なって配置されると、下側電極12の対地静電容量Cgが増大し、感度が低下する。
次に、両電極11、12の幅方向のずれと検出感度との関係について説明する。
図14に示す上記特許文献1の電極配置では、下側電極12が上側電極11より小さく形成されていた。既に説明したように、2電極型静電容量センサの特徴は、下側電極12が上側電極11と接地との間の静電的接続を遮断して、上側電極11の対地静電容量Csを減らし、それにより、被検出静電容量Cx中の可変静電容量Chを相対的に増大させて検出感度を増大させる点にある。
ここで、下側電極12の反検出対象側が上側電極11より小さいということは、上側電極11の主面(検出対象側の主面の一部も)が下側電極12を介することなくその下部の接地に対面することを意味する。つまり、静電容量Csが増大することを意味する。したがって、この場合には、検出感度が低下する。
次に、下側電極12が上側電極11よりも大きい場合を検討する。この場合には、下側電極12の主面(検出対象側の主面の一部も)が上側電極11を介することなくその上方の検出対象(たとえば着座乗員)に対面することを意味する。その結果、着座乗員の有無により、下側電極12と接地間の静電容量Cgが誘電体としての着座乗員により影響されて変動することを意味する。このことは、図3において、配線インピーダンスや発振回路部202の内部抵抗を考慮すると、静電容量Cgの変動により下側電極12の電位が変動することを意味する。これは検出感度の低下を招く。上記問題は、図3以外の他の回路例においても同様に生じる。
結局、被水検出電極16やその他の配線が両電極11、12の一方の端縁に近接して延在する場合又は延在しない場合に関わらず、両電極11、12の端縁は、電極面方向において略等位置(5%未満の公差を含む)に配置すれば、検出感度を向上することができることがわかる。
(電極配置例の説明)
次に、上記した2電極型静電容量センサを用いた車両用乗員保護システムを図16を参照して説明する。
101は既述した2電極型静電容量センサであり、車両の座席への乗員着座の有無により変化するアナログ信号電圧を出力する。102はこのアナログ信号電圧に基づいて乗員着座の有無を判定する判定装置である。たとえば、判定装置102は、入力されたアナログ信号電圧を所定のしきい値電圧と比較するコンパレータからなる。なお、判定装置102はアナログ信号電圧のレベルにより乗員の種類たとえば大人か子供かなどを判定することもできる。2電極型静電容量センサ101、判定装置102は、車両用乗員検出装置を校正する。判定装置102から出力された判定結果により乗員着座を示す信号が制御装置200に入力される。制御装置200は、たとえばエアバッグなどの乗員保護装置300の作動を制御する。制御装置200は、たとえば図示しない衝突センサから車両衝突検出信号が入力された場合に、判定装置102からの判定結果に基づいて乗員着座と判定した場合にのみ乗員保護装置300の作動を指令する。もしくは、判定装置102により判定した乗員の体格に応じて乗員保護装置300の作動形態を変更する。
したがって、乗員検出装置100,制御装置200及び乗員保護装置300により構成されるこの車両用乗員保護システムは、既述した2電極型静電容量センサ101の検出精度の向上により優れた乗員保護性能を発揮することができる。
実施形態1の車両用座席装置を示す模式縦断面図である。 図1の2電極型静電容量センサを用いた着座検出装置の回路図である。 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である。 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 図2の検出回路部の回路例を示す回路図である 実施例のマット電極の電極配置を示す縦断面図である。 従来のマット電極9の電極配置を示す縦断面図である。 両電極のずれ量と検出感度との関係を示す特性図である。 実施形態の2電極型静電容量センサを用いた車両用乗員保護システムの一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 車両用座席装置
2 床部
3 フレーム
4 シート
5 シートバック
6 クッションパッド
7 クッションカバー
8 シートヒータ
9 マット電極
10 樹脂フィルム
11 上側電極
12 下側電極
13 カバーフィルム
14 カバーフィルム
16 被水検出電極
20 検出回路部
21 バンドパスフィルタ
22 検波回路
23 平滑回路
24 コンパレータ
81 ヒータ
82 防水フィルム
200 オペアンプ
201 帰還抵抗
202 発振回路部
203 電流検出抵抗
204 電流検出抵抗
205 コンデンサ
206 コンデンサ
207 コンデンサ
208 インダクタンス素子
209 インダクタンス素子
210 インダクタンス素子

Claims (6)

  1. 誘電体からなる検出対象に対向配置される表側電極と、前記表側電極と接地との間に介設されて前記表側電極と重なる位置にて前記表側電極に対して平行して背向配置される裏側電極と、前記両電極が表側主面及び裏側主面に個別に設けられた電気絶縁性ベースとを有する電極アセンブリと、
    前記両電極の一方と接地間に交流電圧を印加するとともに前記両電極の他方の電極の電気的状態を検出するか又は前記一方の電極の交流電位変化に追従して前記他方の電極の電位を制御し、かつ、前記表側電極への前記検出対象の近接による前記表側電極と接地間の静電容量Cxの変化を電気的に検出して前記検出対象の前記近接を判別する検出回路部と、
    を有する2電極型静電容量センサにおいて、
    前記裏側電極の周縁は、
    前記両電極の面方向において前記表側電極の周縁とほぼ等位置に配置されるとともに、
    前記電気絶縁性ベースの前記両主面の一方は、
    前記両主面の一方に設けられた前記両電極の一方の周縁から所定距離隔てて延在する被水検出電極を有することを特徴とする2電極型静電容量センサ。
  2. 請求項1記載の2電極型静電容量センサにおいて、
    前記検出回路部は、
    前記両電極の一方と接地間に交流電圧を印加する発振回路部と、
    前記両電極の他方に交流的に給電して前記両電極の一方の電位変化に前記両電極の他方の電位変化を追従させるとともに、前記両電極の他方への給電電流に比例する電位を出力する差動増幅回路部と、
    を有し、
    前記差動増幅回路部は、
    前記両電極の一方の電位に追従する電位を前記両電極の他方に給電するボルテージホロワ回路を含むことを特徴とする2電極型静電容量センサ。
  3. 請求項記載の2電極型静電容量センサにおいて、
    前記ボルテージホロワ回路は、電流検出用のインピーダンス素子を通じて前記両電極の他方に給電する2電極型静電容量センサ。
  4. 請求項記載の2電極型静電容量センサにおいて、
    前記発振回路部は、電流検出用のインピーダンス素子を通じて前記両電極の一方に給電する2電極型静電容量センサ。
  5. 車両の座席に装着された請求項1〜のいずれか記載の静電容量センサと、前記静電容量センサの検出値に基づいて前記車両の乗員の有無又は乗員の種類を判定する判定装置とを有することを特徴とする車両用乗員検出装置。
  6. 請求項記載の車両用乗員検出装置と、前記車両に装備されて衝突時に前記乗員を保護する乗員保護装置と、前記乗員検出装置の判定に基づいて前記乗員保護装置の作動を制御する制御装置とを有することを特徴とする車両用乗員保護システム。
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