JP4304247B2 - 減速制御装置 - Google Patents
減速制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4304247B2 JP4304247B2 JP2005093835A JP2005093835A JP4304247B2 JP 4304247 B2 JP4304247 B2 JP 4304247B2 JP 2005093835 A JP2005093835 A JP 2005093835A JP 2005093835 A JP2005093835 A JP 2005093835A JP 4304247 B2 JP4304247 B2 JP 4304247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lateral acceleration
- limit value
- yaw rate
- vehicle speed
- deceleration control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 139
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 67
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
- 230000008569 process Effects 0.000 description 20
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 14
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
そこで、本発明は、前述の問題に鑑みてなされたものであり、カーブで行う減速制御が運転者に違和感を与えてしまうことを防止する減速制御装置の提供を目的とする。
一般的に、ハンドル舵角から求まる推定ヨーレートの方がヨーレートセンサ等のヨーレート検出手段が検出した実ヨーレートよりも早く検出できる。その一方で、低μ路等の走行時に、ハンドルをあまり切らない状態で実ヨーレートが増加する方向に車両挙動が変化する場合がある。このようなことから、推定ヨーレートと実ヨーレートとのうちの大きい方の値に基づいて、減速制御の目標車速を設定している。
図1は、本発明を適用した車両構成を示す。
この車両は、制御コントローラ2、エンジンスロットル制御ユニット3、ブレーキ制御ユニット4、ヨーレートセンサ5、車輪速センサ6及び舵角センサ7を備えている。
エンジンスロットル制御ユニット3は、図示しないエンジンのスロットルを、運転者による操作と独立して制御するように構成されている。ブレーキ制御ユニット4は、図示しないブレーキ機構を、運転者による操作と独立して制御するように構成されている。
ヨーレートセンサ5は、車両のヨーレートを検出する。車速パルス6は、車両の各輪の車輪速を検出する。舵角センサ7はハンドルの舵角を検出する。これらのセンサ5,6,7は、検出結果を制御コントローラ2に出力する。
ラ2は、前記各センサ5,6,7の検出結果に基づいて各部を制御する。そして、この制御コントローラ2は、カーブを旋回走行している場合、自動的に減速制御を実行する。その減速制御では、制御コントローラ2は、その制御介入時に目標減速度に応じてエンジンスロットル制御ユニット3やブレーキ制御ユニット4に指令信号を出力する。これにより、エンジンスロットル制御ユニット3は、エンジン、具体的にはスロットルの開度を制御して、また、ブレーキ制御ユニット4は、ブレーキ機構、具体的にはブレーキ液圧を制御する。
図2は、制御コントローラ2の構成を示す。この図2に示すように、制御コントローラ2は、ヨーレート算出部11、横加速度制限値算出部12、目標車速算出部13、目標減速度算出部14、減速制御部15、カーブ出口判定部(或いはコーナ出口判定部)16及び横加速度制限値補正部17を備えている。図3は、この各部の処理の順序を示している。この図3を用いながら、制御コントローラ2の各部の処理内容を説明する。
先ず、ヨーレート算出部11は、車輪速センサ6が検出した車速度と舵角センサ7が検出した舵角とに基づいてヨーレートを推定する。ここでのヨーレートの推定は、一般的な手法により車速度と舵角とに基づいて行う。そして、ヨーレート算出部11は、推定したヨーレート(以下、ヨーレート推定値という。)をセレクトハイ部22に出力する。
一般的には、舵角から求まるヨーレート推定値の方がヨーレートセンサ5が検出したヨーレート実測値よりも早く検出できる。しかし、低μ路等の走行時に、ハンドルをあまり切らない状態でヨーレートが増加する方向に車両挙動が変化する場合(例えばスロースピンモードの場合)がある。このようなことから、ヨーレート推定値とヨーレート実測値とからセレクトハイを行なうことで、ヨーレート実測値も選択可能にして、ヨーレート実測値の方が大きい値である場合には、このヨーレート実測値を選択し、減速制御を早期に介入できるようにしている。
続いてステップS2において、横加速度制限値算出部12は横加速度制限値Yg*を算出する。横加速度制限値Yg*はカーブ内を車両がスピン、ドリフトアウト又は横転等することなく走行するための目標横加速度の限界値である。横加速度制限値算出部12は、この横加速度制限値Yg*として目標横加速度Ygaにしている。この目標横加速度Ygaは例えば0.45Gである。そして、この横加速度制限値算出部12は、算出した横加速度制限Yg*を目標車速算出部13に出力する。
続いてステップS3において、目標車速算出部13は目標車速V*を算出する。具体的には、目標車速算出部13は、図5に示すように、前記ステップS1でヨーレート算出部11が算出したヨーレートセレクト値ψ*、前記ステップS2で横加速度制限値算出部1
2が算出した横加速度制限値Yg*及び路面μの推定値μに基づいて下記(1)式により目標車速V*を算出する。
V*= μ×Yg*/ψ* ・・・(1)
続いてステップS4において、目標減速度算出部14は目標減速度Xg*を算出する。具体的には、目標減速度算出部14は、下記(2)式により目標減速度Xg*を算出する。
Xg*=K1×ΔV/Δt ・・・(2)
この(2)式によれば、ΔVが大きくなると、すなわち車速Vと目標車速V*との差分が正の方向に大きくなると、目標減速度Xg*も大きくなる。また、(1)式を用いると、ヨーレートψ*が大きくなると、ΔVが大きくなるので、目標減速度Xg*も大きくなる。すなわち例えば、カーブ半径が大きくなるほど、目標減速度Xg*が大きくなる。
この目標減速度算出部14は、算出した目標減速度Xg*を減速制御部15に出力する。
続いてステップS5において、減速制御部15は、実際の減速度が目標減速度Xg*になるように、エンジンスロットル制御ユニット3及びブレーキ制御ユニット4を制御する。
先ずステップS11において、減速制御部15には目標減速度Xg*及びスロットル開度Accが入力される。スロットル開度Accは、運転者によるアクセル操作量に対応するスロットル開度量である。
続いてステップS12において、減速制御部15は、目標減速度Xg*が0より大きいか否かを判定する。ここで、減速制御部15は、目標減速度Xg*が0より大きい場合(Xg*>0)、すなわち目標減速度Xg*が減速を要する値の場合、ステップS13に進み、目標減速度Xg*が0以下の場合(Xg*≦0)、すなわち目標減速度Xg*が加速を要する値になった場合、ステップS17に進む。
ステップS14では、減速制御部15は、スロットル開度Accが所定値a未満か否かを判定する。ここで、減速制御部15は、スロットル開度Accが所定値a未満の場合(Acc<a)、ステップS15に進み、スロットル開度Accが所定値a以上の場合(Acc≧a)、ステップS16に進む。
ジンスロットル制御ユニット3によるエンジンを制御し、さらにブレーキ制御ユニット4によりブレーキを制御する。
具体的には、ブレーキ制御ユニット4によりブレーキを動作させる(ブレーキ液圧を高くする)一方で、エンジンスロットル制御ユニット3により運転者によるアクセル操作に対してスロットル開度を抑える。このときさらに、ブレーキ制御ユニット4により、ブレーキを一定動作させた後、すなわちブレーキ液圧を一定値まで増加させた後、そのブレーキ液圧を減圧していき、最後には0にする。減速制御部15は、このようにエンジンスロットル制御ユニット3及びブレーキ制御ユニット4によりエンジン及びブレーキを制御して、目標減速度Xg*にする。そして、減速制御部15は、前記ステップS11からの処理を再び行う。
ステップS18では、減速制御部15は、エンジンスロットル制御ユニット3及びブレーキ制御ユニット4を制御して、ブレーキ液圧を減圧させ、スロットルのリカバをする。具体的には、ブレーキ制御ユニット4によりブレーキ液圧を徐々に減圧していく一方で、エンジンスロットル制御ユニット3により運転者のアクセル操作量に対応する値になるまでスロットル開度を徐々に復帰させていく。
このように、減速制御部15は、実際の減速度が目標減速度Xg*になるように、エンジンスロットル制御ユニット3及びブレーキ制御ユニット4を制御している。
このような処理により、例えば次のような減速制御が行われる。
例えば、前記路面μとの関係でいえば、この減速制御は、路面μが低くなるほど介入しやすくなる。また、前記横加速度制限値Yg*との関係でいえば、この減速制御は、横加速度制限値Yg*が小さくなるほど介入しやすくなる。また、前記ヨーレートセレクト値ψ*との関係でいえば、この減速制御は、ヨーレートセレクト値ψ*が大きくなるほど介入しやすくなる。
図7は、カーブ出口判定部16によるカーブ出口判定の処理手順を示す。
先ずステップS31において、カーブ出口判定部16は、舵角strの絶対値abs(str)を得て、この舵角絶対値abs(str)を現在舵角値str(t)に代入する。
続いてステップS32において、カーブ出口判定部16は、ステップS31で得た現在舵角値str(t)から直前舵角値str(t−1)を減算して差分値Δstrを得る。
tをサンプリング時間とした場合に、現在舵角値str(t)は最新の舵角値であり、直前舵角値str(t−1)は、その現在舵角値str(t)の直前に得ている舵角値である。
この図7に示すように、カーブ出口判定部16によりカーブ出口判定の処理を行っている。このカーブ出口判定の処理により、運転者がハンドルを切り戻ししている場合には、カーブ出口判定フラグFlag_outがONになり(Flag_out=ON)、運転者がハンドルを操作していない場合又は運転者がハンドルを切り増ししている場合には、カーブ出口判定フラグFlag_outがOFFになる(Flag_out=OFF)。
先ずステップS41において、横加速度制限値補正部17は、カーブ出口判定フラグF
lag_outがONか否かを判定する。ここで、横加速度制限値補正部17は、カーブ出口判定フラグFlag_outがONの場合(Flag_out=ON)、ステップS42に進み、カーブ出口判定フラグFlag_outがONでない場合(Flag_out=OFF)、ステップS43に進む。
ステップS45では、横加速度制限値補正部17は、第1横加速度制限値補正量Ygeを0にする。そして、横加速度制限値補正部17はステップS48に進む。
ステップS48では、横加速度制限値補正部17は、第1横加速度制限値補正量Ygeを用いて下記(3)式により、前記ステップS2で横加速度制限値算出部12が算出した横加速度制限値Yg*を補正する。
Yg*= Yga+Yge ・・・(3)
これにより、カーブ出口判定フラグFlag_outがONになっている期間分だけ、第1横加速度制限値補正量Ygeは大きくなり、この結果、横加速度制限値Yg*も大きくなる。
エンジンスロットル制御ユニット3及びブレーキ制御ユニット4を制御するための目標値である目標減速度Xg*との関係では次のようになる。
よって、横加速度制限値Yg*に応じて目標減速度Xg*が変化し、横加速度制限値Y
g*が小さくなるほど目標減速度Xg*は大きくなり、横加速度制限値Yg*が大きくなるほど目標減速度Xg*は小さくなる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、前述の実施の形態として実現されることに限定されるものではない。
続いてステップS52において、カーブ出口判定部16は、ブレーキのマスタシリンダ圧mc(t)からマスタシリンダ圧の直前値mc(t−1)を減算して差分値Δmcを得る。
マスタシリンダ圧の直前値mc(t−1)は、tをサンプリング時間とした場合に、マスタシリンダ圧の現在値mc(t)の直前に得ているマスタシリンダ圧である。
続いてステップS53において、カーブ出口判定部16は、ステップS51で得た舵角値str_aが所定値bより大きいか否かを判定する。ここで、舵角値str_aが所定値bより大きい場合とは、ハンドルが一定量切られた状態になっている場合である。
続いてステップS54において、カーブ出口判定部16は、ブレーキbrkswがONか否かを判定する。ここで、カーブ出口判定部16は、ブレーキbrkswがONの場合(brksw=ON)、ステップS55に進み、ブレーキbrkswがONでない場合(brksw=OFF)、ステップS57に進む。
カーブ出口判定部16は、マスタシリンダ圧の差分値Δmcが0未満の場合(Δmc<0)、ステップS56に進み、マスタシリンダ圧の差分値Δmcが0以上の場合(Δmc≧0)、ステップS57に進む。
tをONにする(Flag_out=ON)。また、ステップS57では、カーブ出口判定部16は、カーブ出口判定フラグFlag_outをOFFにする(Flag_out=OFF)。
この図9に示すように、カーブ出口判定部16によりカーブ出口判定の処理を行っている。このカーブ出口判定の処理により、運転者が一定量ハンドルを切った状態で(前記ステップS53)、運転者がブレーキペダルを踏み込んでいた状態から戻している場合(前記ステップS54、ステップS55)には、カーブ出口判定フラグFlag_outがONになり(Flag_out=ON)、運転者が一定量ハンドルを切っていない場合、運転者がブレーキペダルを踏み込んでいない場合、又は運転者がブレーキペダルを踏み込んでいるが、ブレーキペダルの戻し操作をしていない場合には、カーブ出口判定フラグFlag_outがOFFになる(Flag_out=OFF)。
また、運転者の運転操作に基づいてカーブの出口を判定することに限定されるものでもなく、車両挙動に基づいてカーブ出口を判定してもよい。例えば、自車両のヨーレートや横加速度等の車両挙動に基づいてカーブの出口を判定してもよい。例えばこの場合、ヨーレートが減少している場合、或いは横加速度が減少している場合を、カーブの出口と判定する。
Xg*=(K2×ΔV+K3×dΔV)/Δt
ΔV=V−V*
dΔV=ΔV−ΔVZ ただしΔV>0
・・・(4)
ここで、ΔVZはΔVの過去値(ΔVの1つ前のサンプリング値)である。また、Δtは所定の時間であり、速度偏差値を0にするまでの時間である。また、K2,K3はゲインである。よって、dΔVは速度偏差値の差分値であるので、目標減速度Xg*は、そのような速度偏差値の差分値dΔVを考慮して得られる値になる。
Yg*= Yga+Ygb+Ygc+Ygd ・・・(5)
ここで、Ygbはスロットル開度(アクセルペダル角度)に基づく補正量(以下、第2横加速度制限値補正量という。)であり、Ygcは車速に基づく補正量(以下、第3横加速度制限値補正量という。)であり、Ygdは道路勾配に基づく補正量(以下、第4横加速度制限値補正量という。)である。
図10に示すように、第2横加速度制限値補正量Ygbは、スロットル開度(アクセルペダル角度)に比例して大きくなる。また、図11に示すように、第3横加速度制限値補正量Ygcは、車速がある速度になるまで、一定値となるが、その一定速度を超えると、車速に応じて小さくなる。また、図12に示すように、第4横加速度制限値補正量Ygdは、走行路の道路勾配がある大きさになると、その道路勾配に応じて大きくなる。
そして、このような横加速度制限値Yg*を、前記図8の処理と同様に、カーブ出口判定フラグFlag_outがONになっている場合に行う。例えば、図8のステップS48では第1横加速度制限値補正量Ygeにより横加速度制限値Yg*を補正しているが、このとき、これら第2乃至第4横加速度制限値補正量Ygb,Ygc,Ygdを用いた補正も同時に行う。
また、路面μが推定値であることを考慮して前記ステップS4で算出する目標車速V*を補正してもよい。
先ずステップS61において、目標車速算出部13は、図示しない横加速度センサが検出した横加速度Ygの絶対値abs(Yg)を得て、この横加速度絶対値abs(Yg)を現在横加速度Yg(t)に代入する。
続いてステップS62において、目標車速算出部13は、ステップS61で得た現在横加速度Yg(t)が直前横加速度Yg(t−1)未満か否かを判定する。tをサンプリング時間とした場合に、現在横加速度Yg(t)は最新の横加速度であり、直前横加速度Y
g(t−1)は、その現在横加速度Yg(t)の直前に得ている横加速度である。すなわち、目標車速算出部13は、このステップS62で横加速度Ygが増加しているか否かを判定する。
ステップS64では、目標車速算出部13は、スロットル開度Accの増減量が5%より大きいか否かを判定する。すなわち、目標車速算出部13は、運転者がアクセルを一定量操作しているか否かを判定する。
一方、ステップS65では、目標車速算出部13は、下記(6)式により目標車速V*を算出する。
V*=Yg(t)/ψ* ・・・(6)
すなわち、この(6)式と前記(1)式とを比較するとわかるように、ステップS65では、μ×Yg*の値を実際に車両に発生している横加速度に置き換えて、目標車速V*を算出する。
前述したように、前記(1)式で用いる路面μは推定値であり、推定誤差により実際の路面μからかけ離れる場合がある。例えば、推定した路面μが実際の路面μよりも非常に小さくなっている場合、前記(1)式によれば、目標車速V*が小さい値として推定されるようになる。この場合、前記(2)式により、目標減速度Xg*が大きい値として算出され、この結果、減速制御による減速度が大きくなる。これにより、運転者は減速制御により拘束感を感じるようになる。
このようなことから、旋回中に運転者が一定量アクセル操作した場合には、路面μの推定値に推定誤差が大きくなっているものと推定して、路面μの推定値を用いることなく、目標車速V*を算出する。そして、このとき、そのアクセル操作により自車両に発生している実際の横加速度Ygを目標値として目標車速V*を算出する(前記(6)式参照)。
3 エンジンスロットル制御ユニット
4 ブレーキ制御ユニット
5 ヨーレートセンサ
6 車輪速センサ
7 舵角センサ
11 ヨーレート算出部
12 横加速度制限値算出部
13 目標車速算出部
14 目標減速度算出部
15 減速制御部
16 カーブ出口判定部
17 横加速度制限値補正部
Claims (3)
- 車両の旋回走行時の旋回状態に基づいて設定される目標車速になるように減速制御を行う減速制御装置において、
ハンドル舵角及び実車速に基づいて、車両の推定ヨーレートを算出する推定ヨーレート算出手段と、
車両に発生している実ヨーレートを検出する実ヨーレート検出手段と、
車両が安定して旋回走行できる横加速度の限界値を、前記推定ヨーレート算出手段が算出した推定ヨーレートと前記実ヨーレート検出手段が検出した実ヨーレートとのうちの大きい方の値で除算した値に基づいて、前記目標車速を設定する目標車速設定手段と、
車両がカーブ出口を走行していることを検出するカーブ出口検出手段と、
前記カーブ出口検出手段が車両がカーブ出口を走行していることを検出した場合、スロットル開度の増加に応じて増加するスロットル開度対応横加速度制限値補正量と、車速の増加に応じて減少する車速対応横加速度制限値補正量とを前記横加速度の限界値に加算する補正をする補正手段と、
を備えることを特徴とする減速制御装置。 - 車両の旋回走行時の旋回状態に基づいて設定される目標車速になるように減速制御を行う減速制御装置において、
低μ路面走行時に、ハンドル操作位置に応じた推定ヨーレートよりも実ヨーレートが増加する方向に車両挙動が変化する場合、車両が安定して旋回走行できる横加速度の限界値を当該実ヨーレートで除算した値に基づいて、前記目標車速を設定する目標車速設定手段と、
車両がカーブ出口を走行していることを検出するカーブ出口検出手段と、
前記カーブ出口検出手段が車両がカーブ出口を走行していることを検出した場合、スロットル開度の増加に応じて増加するスロットル開度対応横加速度制限値補正量と、車速の増加に応じて減少する車速対応横加速度制限値補正量とを前記横加速度の限界値に加算する補正をする補正手段と、
を備えることを特徴とする減速制御装置。 - 前記補正手段は、走行路の登り勾配の増加に応じて増加する登り勾配対応横加速度制限値補正量を前記横加速度の限界値に加算する補正をすることを特徴とする請求項1又は2に記載の減速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005093835A JP4304247B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 減速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005093835A JP4304247B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 減速制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003354692A Division JP4279112B2 (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 減速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005263215A JP2005263215A (ja) | 2005-09-29 |
JP4304247B2 true JP4304247B2 (ja) | 2009-07-29 |
Family
ID=35088179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005093835A Expired - Fee Related JP4304247B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 減速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4304247B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5251216B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2013-07-31 | 日産自動車株式会社 | 車両用走行制御装置および車両用走行制御方法 |
JP5251380B2 (ja) * | 2007-10-16 | 2013-07-31 | 株式会社日立製作所 | 制駆動制御装置及びそれを備えた車両 |
JP2010076697A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Advics Co Ltd | 車両の速度制御装置 |
JP6755071B2 (ja) | 2018-06-08 | 2020-09-16 | 株式会社Subaru | 車両の走行制御装置 |
CN109591806B (zh) * | 2018-12-17 | 2021-03-23 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种侧翻预警方法、装置、存储介质及车辆 |
-
2005
- 2005-03-29 JP JP2005093835A patent/JP4304247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005263215A (ja) | 2005-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4279112B2 (ja) | 減速制御装置 | |
JP6670901B2 (ja) | 車両の運転補助を行うための方法及び装置 | |
JP4742818B2 (ja) | 車両用減速制御装置 | |
JP6333655B2 (ja) | 車両の運転補助を行うための方法及び装置 | |
JP4254586B2 (ja) | 減速制御装置 | |
JP5127917B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP4282858B2 (ja) | 車両用走行制御装置 | |
US8103424B2 (en) | Inter-vehicle distance control apparatus and method for controlling inter-vehicle distance | |
JP2000127931A (ja) | 車両制御装置 | |
JP6733469B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP5731845B2 (ja) | 自動制動装置 | |
JP4380307B2 (ja) | 自動制動制御装置 | |
JPH11348746A (ja) | 車両の走行制御装置 | |
JP2008265722A (ja) | 走行支援装置および走行支援方法 | |
JP4304247B2 (ja) | 減速制御装置 | |
JP2007001579A (ja) | 車両制御装置 | |
EP4219257A1 (en) | Vehicle movement control method and vehicle movement control device | |
US12043254B2 (en) | Vehicle control device and vehicle control method | |
JP4352873B2 (ja) | 車両挙動制御装置 | |
JP3957057B2 (ja) | 車両走行制御装置および方法 | |
CN112805197A (zh) | 车辆控制装置、车辆控制方法以及车辆控制系统 | |
JP2006264571A (ja) | 追従停止制御装置及び追従停止制御方法 | |
JP4923475B2 (ja) | 車両走行制御装置および車両走行制御方法 | |
JP2005271823A (ja) | 車両の挙動制御装置 | |
JP2005306281A (ja) | 減速制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050329 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060925 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090310 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090323 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4304247 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |