JP4397620B2 - Biaxially stretched polystyrene resin adhesive tape or adhesive label - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリスチレン系樹脂からなるニ軸延伸フィルムを基材とするポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルに関する。さらに詳しくは、袋、容器、食品等の表示や密封、固定、封函、結束及び文具等に好適に使用される手切れ性、カット時の直進性に優れる粘着テープまたは粘着ラベル関する。
【0002】
【従来の技術】
袋、容器、ケース、食品等の意匠表示や、封函用などにプラスチック製のテープ、ラベルが従来から使用されている。これら袋、容器、ケース等には、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンなどのプラスチックが多用されており、またテープ、ラベルの素材も、同様にポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、セロハン、ポリスチレンなどが一般に知られている。これら素材のテープのうちポリエチレンテレフタレートやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、セロハン製のテープは、手切れ性が悪いため、無機粒子の混合やエンボス加工、テープに傷を入れる、延伸加工方法を工夫するなどの方法で手切れ性を改良することも検討されている。
【0003】
ところで、近年、高齢化社会になりつつあり、より手切れ性の良いテープが求められ、また製品安全の観点から、刃を用いないで簡単に子供や高齢者でも切れるテープが求められている。
そして、袋や容器等がより簡単に開封できる粘着テープ、ラベルが求められている。
特に、袋の簡易な密封方法として、バッグシーラー用テープを用いて、バッグシーラーで密封される袋や、スーパーマーケットなどのバックヤードでサラダを透明容器に詰め、該容器の本体と蓋を粘着テープで留めたり、調味料を蓋に粘着テープで留めたり、長ねぎ等の食品を粘着テープで結束するなど、粘着テープの使用例が増えてきている。
【0004】
これらのテープは、強度の観点からポリエチレンテレフタレート製、ポリプロピレン製、セロハン製が多く用いられている。
これらのテープは手切れ性が悪く、手切れ性付与に関し、特開昭51−16346号公報には、側縁、端縁部に切り込み、裂傷などの傷痕を付与したテープが開示されており、特開平11−5956号公報には、端縁部から離れた内側に傷痕を設けたテープが開示され、特開平5−59334号公報には、両端部に引き裂き開始点を設けるテープが開示されている。
【0005】
さらに、特開昭51−34271号公報には、特定の配向性による横引き裂き性を向上したフィルムが提案されている。
特開平5−287243号公報には、無延伸合成樹脂フィルムと二軸延伸合成樹脂フィルムとの積層フィルムに粘着剤層を設けることで、爪で押さえることにより切断できるテープが開示されている。
また、粘着テープをより剥がしやすくするため、特開平5−132072号公報には、粘着剤を基材表面全面に施さないテープが開示されている。
【0006】
ポリスチレン系樹脂フィルムを基材とした粘着テープ、粘着ラベルに関しては、特開昭58−189282号公報で開示されるように脆さを改善する方法として低密度ポリエチレンを積層する方法、特開平3−131677号公報には、耐溶剤性に劣るポリスチレンに対し、特定の溶剤を用いた離型剤層が開示されている。
しかしながら、上記の粘着テープ、粘着ラベルは、高齢者や子供が容易に手で切れるほどの手切れ性は有していない。またカット時の直進性の改良に必要な技術的開示もないものである。
【0007】
手切れ性付与に関し、テープの何れかの部位に傷痕を施す特開昭51−16346号公報、特開平11−5956号公報では、傷痕によって初期の切れ性は向上するものの、基材フィルムの強度の影響が全くなくなるものではなく、テープの全幅に渡って、高齢者や子供が簡単に手で切れる程の手切れ性に優れた粘着テープではない。また、カット時の直進性も基材フィルムの影響が強く反映されるため、直進性が悪い。
【0008】
特開平5−59334号公報においても同様である。
特開昭51−34271号公報には、特定の配向性を持たせるよう延伸操作を規定しているが、延伸操作だけでは、充分な手切れ性は得られていない。
特開平5−287243号公報には、積層フィルムが提案されているが、二軸延伸フィルムの強度の影響を受け、手切れ性が不充分である。
特開平5−132072号公報は、テープを容器等に貼った後、剥がしやすいようにしたものであり、易開封用テープとして有用なものであるが、テープ自身の幅が狭いために、粘着力を維持するために粘着部分がある程度必要であり、剥がせる部分(粘着剤がない部分)が少なく、高齢者等には扱いにくいものであった。
【0009】
ポリスチレンを基材とする粘着テープは、手切れ性が比較的良好であるが、脆い欠点を有し、特開昭58−189282号公報で開示されるように低密度ポリエチレンを積層する方法が開示されているが、手切れ性を悪化させてしまう問題がある。同様に、特開平3−131677号公報には、特定の溶剤を用いて、脆さを改善する方法が開示されおり、脆さは改善されるが、手切れ性が向上するわけではない。
このように、従来のテープ類は、高齢者や子供が簡単に手で切れる程の手切れ性を有すものはなく、かつ直進カット性も付与されている粘着テープ類を供給することは非常に難しいのが現状である。
【0010】
【特許文献1】
特開昭51−16346号公報
【特許文献2】
特開平11−5956号公報
【特許文献3】
特開平5−59334号公報
【特許文献4】
特開昭51−34271号公報
【特許文献5】
特開平5−287243号公報
【特許文献6】
特開平5−132072号公報
【特許文献7】
特開昭58−189282号公報
【特許文献8】
特開平3−131677号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
テープの手切れ性、手切れ時の直進カット性またはラベルのラベラーによるカット時の直進カット性を付与し、特に袋、容器、ケース、食品等の密封、封緘、固定や結束に好適な性能を有する二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決するため、紫外線照射について鋭意研究した結果、基材フィルムに所定量の紫外線を照射することで、縦方向の延伸配向性が維持でき、同時に縦方向の引張破断伸度を最小限にすることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、縦方向の延伸配向性が維持されることから、ディスペンサー等で粘着テープを引き出す時に破断する問題がなく、同時に縦方向の引張破断伸度を小さくできることから、横方向に簡単に手で切れるよになり、かつカット時の直進性が改善されることを見出したのである。
好ましくは、基材である二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムに、紫外線照射の積算光量が300〜5000mJ/cm2となるように照射することで、縦方向の延伸配向性が維持でき、かつ縦方向の引張破断伸度を小さくできることを見出したものである。
【0013】
すなわち、本発明は下記の通りである。
(1)二軸延伸ポリスチレン系樹脂からなる基材フィルムの少なくとも片面に粘着剤層を設けた粘着テープまたは粘着ラベルであって、該基材フィルムが積算光量が300〜5000mJ/cm 2 の紫外線照射を施されたものであり、該粘着テープまたは粘着ラベルの横方向の剪断荷重が0.5〜4.5N、縦方向の引張破断伸度が2.0〜8.5%、縦方向の110℃における熱収縮応力が0.7MPa以上であり、且つ縦と横方向の該熱収縮応力比が1.0〜4.0であることを特徴とする二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベル。
【0014】
本発明の上記構成によれば、粘着テープを容易に手で切ることやラベルを被接着物に貼るラベラーでの直進カット性に優れる。また、袋、容器の密封、封緘、固定用テープ、食品の結束用テープとした場合は、袋や容器を開ける際に、食品の束を解す際に、テープを引き剥がすことなく、テープを手で切断し開封することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、特にその好ましい態様を中心に、詳細に説明する。
本発明のポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルの基材となる二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルム(粘着加工等の加工前のフィルム)は、下記の如く選定できる。
基材フィルムとしては、縦方向の110℃における熱収縮応力(以下「ORS」と記す)が0.9MPa以上であり、縦方向の引張破断伸度が、2.5%以上である基材フィルムが望ましい。
【0016】
本発明における紫外線照射の好ましい処理条件は、基材となるフィルムのORS及び縦方向の引張破断伸度で決定される。紫外線照射の積算光量は、好ましくは300〜5000mJ/cm2、より好ましくは400mJ/cm2〜4000mJ/cm2、さらに好ましくは、500〜3000mJ/cm2である。積算光量が5000mJ/cm2を超えると、縦方向の延伸配向性が維持できない場合がある。また、複数回に渡って紫外線を照射する場合においても、積算光量の合計が5000mJ/cm2を超えると、同様に縦方向の延伸配向性が維持できない場合がある。
【0017】
一回の紫外線照射における積算光量は、3000mJ/cm2以下であることが望ましい。これは、紫外線の光源による発熱が大きく、二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムが収縮しやすくなるためである。
積算光量が300mJ/cm2未満では、縦方向の引張破断伸度が低下しにくい。
例えば、引張破断伸度が大きな基材フィルムにあっては、積算光量を高くして、本発明で開示する粘着テープ、ラベルとしての縦方向の引張破断伸度を2.0〜8.5%にする照射条件を選定する。
【0018】
逆に、引張破断伸度の小さな基材フィルムに対しては、積算光量を小さくすることで、本発明で開示する粘着テープ、ラベルが得られる。
なお、粘着剤の種類や塗工量によって、縦方向の引張破断伸度が変化する場合があるので、粘着テープ、粘着ラベルとして、引張破断伸度が2.0〜8.5%になるように、積算光量を調整する必要がある。
また、紫外線照射処理を施さないで、本発明で開示するような粘着テープ、ラベルが得られる二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムは、得られにくい。
【0019】
これは、ポリスチレン系樹脂が非結晶性樹脂であることから、フィルム化には延伸操作が不可欠であり、この延伸操作等の工程中で破断等の問題が発生しないためには、好ましくはORSが0.9MPa以上であり、同様に粘着加工等の二次加工に際しても、0.7MPa以上が好ましい。このように二次加工できる二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムは、より高い配向性を有することが好ましく、縦方向の引張破断伸度も9%以上が好ましい。
【0020】
一方で、ポリスチレン樹脂にスチレン−ブタジエンの共重合体ゴム成分をゴム成分として、0.5wt%〜15wt%含有した二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムがあり、これは、該ゴム成分の含有により、低延伸配向性であって、ORSが0.7MPa未満で二次加工適性の悪いフィルムであり、粘着テープ、ラベル用基材フィルムとしては適さない。
本発明でORSを規定している理由は、ゴム成分を含有した基材フィルムと含有しない基材フィルムの引張弾性率に大差はないが、ORSで比較すると差があり、基材フィルムの延伸配向性を評価し、かつ加工適性を判断する上で重要な指標であることから採用したものである。
【0021】
本発明に好適に採用できる基材フィルムとしては、旭化成株式会社製のOPS(登録商標)フィルム GMグレード、Dow Chemical社製のTRYCITE(商品名)グレード等が挙げられる。
本発明における粘着テープ、ラベルの横方向の剪断荷重は、0.5〜4.5Nである。好ましくは、0.7〜4.0Nである。剪断荷重が0.5N未満では、横方向に裂けやすくなり、例えば、長ねぎを複数本結束して輸送した場合に、輸送途中でテープが破断してしまうなどの問題が発生する。
【0022】
横方向の剪断荷重が4.5Nを超えると、高齢者や子供が手でテープを切れなくなる。
縦方向の引張破断伸度は、2.0%〜8.5%である。好ましくは、2.5%〜7.0%である。2.0%未満では、テープ加工中に裂ける問題が発生し、8.5%を超えると直進カット性に劣る。
縦方向の110℃における熱収縮応力は、0.7MPa以上、好ましくは0.9MPa以上である。ORSが0.7MPa未満では、テープ加工中に破断するか裂ける問題が発生する。
【0023】
また、該ORSの縦横比(縦方向のORS/横方向のORS)は、1.0〜4.0、好ましくは1.0〜3.5である。縦横比が1.0未満及び4.0を超えると、テープを幅方向に手で切った時、幅方向の途中から斜めにカットされ、幅方向の直進カット性が劣る。
また、縦方向のORSが0.7MPa未満で、ORSの縦横比が、1.0〜4.0の場合でも直進カット性が悪い。これは、縦方向の延伸配向性が高く維持されていないと、幅方向への直線的亀裂伝播性が低下すると考えられる。すなわち、延伸配向により分子鎖が縦方向に整列し、幅方向に手で切り始めたときに発生した亀裂は、縦方向に配列した分子鎖末端を横切って亀裂が幅方向に直線的に伝播するものと推定される。
【0024】
次に本発明の好ましい製造方法について、以下に記載する。
本発明の二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルの基材となる二軸延伸ポリスチレンフィルムは、前述の如く、旭化成株式会社等から入手できる。
また、本発明の粘着テープ、粘着ラベルの基材となるフィルムは、少なくとも片面コロナ処理が施されていることが好ましい。コロナ処理レベルは、フィルムのブロッキングを防ぐ観点よりフィルムの表面張力が60mN/m未満が好ましく、より好ましくは55mN/m未満、さらに好ましくは50mN/m未満である。下限は粘着剤、離型剤、印刷インキ等の塗布膜の均一性とフィルムとの密着強度向上の観点より、40mN/m以上が好ましい。
【0025】
基材フィルムの厚さは、テープ、ラベルとして必要な強度を確保するため5μm以上が好ましく、手切れ性、直進カット性の観点より100μm以下が好ましい。より好ましくは、15〜75μm、さらに好ましくは、25〜60μmである。
本発明の二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルは、基材フィルムに紫外線の照射を行うことが好ましい。紫外線照射は、粘着剤塗工前等の基材フィルムに照射しても良く、粘着剤塗工等の加工中、加工後、若しくはスリット中に照射しても良い。紫外線照射は公知の装置・方法、例えば、光源として高圧水銀ランプ、若しくはメタルハライドランプを用いて照射し、365nmの紫外線における積算光量が300〜5000mJ/cm2になるように紫外線ランプの出力や基材フィルムの速度を選定することが好ましい。照射は複数回に分けて実施することも可能である。
【0026】
下述の如く、紫外線照射型の離型剤やインキ等を用いた場合においては、離型剤やインキ等の硬化に要した積算光量も、本発明で開示する合計積算光量に含まれる。例えば、紫外線照射型の2色印刷を施す場合に、1色当たり120mJ/cm2の積算光量で硬化した場合には、合計240mJ/cm2となり、本発明で開示する粘着テープ、粘着ラベルを得るには、少なくとも60mJ/cm2の積算光量を前もって照射しておくか、後工程で照射することが好ましい。
【0027】
本発明で開示するように、紫外線照射により、二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムは、縦方向のORSがほぼ維持され、縦方向の引張破断伸度が大幅に低下し、手切れ性、直進カット性に優れる粘着テープ・ラベルが得られる。
本発明の二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルは、基材フィルムの少なくとも片面に公知の方法で粘着加工したものである。またテープとして使用する場合は、片面に粘着加工し、その反対面に離型剤加工したものが好ましい。更に、任意の面に印刷を行ったものでも良い。
【0028】
テープの製造方法の好ましい一例は、上述の基材フィルムを必要により少なくとも片面をコロナ処理し、ダイレクトグラビアコーター、オフセットグラビアコーター、エアーナイフコーター、バーコーター等の方法でコロナ処理面に離型剤を塗布した後、反対面にグラビア印刷機、凸版印刷機、フレキソ印刷機、スクリーン印刷機等で任意のデザインを印刷した後粘着剤を塗布する方法である。また必要によっては印刷前にコロナ処理を施したり、アンカーコート剤を塗布しても良い。アンカーコート剤は離型剤と同様、公知のコーターで塗布することができる。印刷は行わなくても良く、用途によっては離型剤を塗布しなくても良い。
【0029】
他のテープ製造方法の一例は、上述の基材フィルムを必要により少なくとも片面をコロナ処理(より好ましくは両面コロナ処理)し、フィルムの片面に粘着剤をセパレーターより転写させ貼付、タック紙を作成した後、反対面をグラビア印刷機、凸版印刷機、フレキソ印刷、スクリーン印刷機等で任意のデザインを印刷した後、ダイレクトグラビアコーター、オフセットグラビアコーター、エアーナイフコーター、バーコーター等の方法で離型剤を塗布する方法である。また必要によっては印刷前にコロナ処理を施したり、アンカーコート剤を塗布しても良い。
【0030】
また、ラベルの製造方法の一例は、上述の基材フィルムを必要により少なくとも片面をコロナ処理(より好ましくは両面コロナ処理)し、フィルムの片面に粘着剤をセパレーターより転写させながらタック紙を作成し巻き取った後、粘着剤の反対面に任意のデザインをグラビア印刷機、凸版印刷機、フレキソ印刷機、スクリーン印刷機等で印刷、型抜き機により任意の形状にフィルムを型抜きし、ラベルを製造する方法である。また必要によっては印刷前にコロナ処理を施したり、アンカーコート剤を塗布しても良い。
【0031】
この他、本発明のテープ、ラベルの加工方法に制限はなく、上記以外の公知の方法で行うことも可能である。
本発明の二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルにおいて、粘着剤は、粘着剤主ポリマーと粘着付与剤および架橋剤等の添加剤等からなる公知のもので、ホットメルト系粘着剤、エマルジョン型の粘着剤、紫外線重合型粘着剤、溶剤系粘着剤など従来から使用されている粘着剤を使用できるが、環境対策の観点より、好ましくはホットメルト系粘着剤、エマルジョン型の粘着剤、紫外線照射型粘着剤などである。
【0032】
同様に離型剤についても公知の離型剤が使用可能であり、一般の離型剤としてはシリコーン樹脂が好ましい。シリコーン樹脂としては、熱、紫外線、電子線等による硬化反応型シリコーン樹脂が好ましく、より好ましくは紫外線硬化反応型シリコーン樹脂である。シリコーン樹脂は溶剤型、エマルジョン型、無溶剤型いずれも使用可能であるが、環境適性を考慮した場合、エマルジョン型や無溶剤型が好ましい。
【0033】
印刷インキも同様に印刷方法にあわせて公知のインキを使用することができる。この場合、石油系の有機溶剤を使用していないもの(水溶性インキ、大豆インキ等)を選定するのが好ましい。
以下、本発明の二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルについて、実施例に基づいて具体的に説明する。
なお、各物性値及び評価は、下記の測定方法及び評価方法で行った。
【0034】
(1)剪断荷重
図1および図2に示すように、2mm間隔で平行に置いた旭化成株式会社製OPSシート(登録商標)グレード#7700(巾15mm、厚み0.13mm)に対し、その直行方向に剪断荷重を測定する粘着テープまたは粘着ラベル(巾15mm)を貼付ける。更にその上に、OPSシート(登録商標)と平行方向にセロハンテープを貼付け、凹型状の剪断荷重測定用サンプルを得る。剪断荷重測定時のサンプルの状態を図3に示す。剪断荷重の測定は、図1において左右にあるOPSシート(登録商標)の上部分を、それぞれインストロン型引張試験機の上下チャック部分にはさみ込みんだ後、300mm/minの速度で引張試験することにより行ない、粘着テープまたはラベルが破断した際の最大荷重を剪断荷重として求めた。
【0035】
(2)縦方向の引張破断伸度
ASTM D−882に準拠して測定した。
(3)110℃における熱収縮応力及び応力比
ASTM D−1504に準拠して測定した(110℃のシリコーン油中でのピーク応力)。
【0036】
(4)紫外線照射及び積算光量
アイグラフィック株式会社製 型式 US05−03001(商品名)を用いて紫外線照射を行った。紫外線照射の光源は、出力120W/cmのメタルハライドランプを用いた。
積算光量は、同社製の積算光量測定装置 型式 UVPF−36(商品名)を用いて測定した。
波長が365nmである紫外線の積算光量は、コンベアー速度により調整した。例えば、1000mJ/cm2の積算光量は、コンベアー速度を0.7m/minとして、紫外線照射した。また、コンベアー速度が5m/minの時は140mJ/cm2であった。
【0037】
(5)手切れ性
5歳の男児5人、女児5人の計10人のモニターにより、15mm幅のテープを任意の長さ引き出し、容易に手で切れるかどうかを10回づつ行った。結果を以下の基準で評価した。○以上が合格レベルである。
◎:全てのモニターが8回以上容易に手で切ることができる。
○:8回以上容易に手で切ることができるモニターは8人以下、且つ残りのモニターは6回以上容易に手で切れことができる。
△:3人以上のモニターは6回以上容易に手で切ることができるが、4回以下しか容易に引裂くことができないモニターが1人以上いる。
×:5回以上容易に引裂くことができたモニターが4人以下である。
【0038】
(6)手切れ直進性
手切れ性試験において容易に手切れできたテープの切断辺の平均長さを測定し、以下の基準で評価した。
◎:切断辺長さ/テープ巾が、1.2以下
○:切断辺長さ/テープ巾が、1.2より大きく1.3未満
△:切断辺長さ/テープ巾が、1.3以上1.4未満
×:切断辺長さ/テープ巾が、1.4以上
【0039】
【実施例1】
旭化成株式会社製 OPS(登録商標)フィルム GMグレードの片面コロナ処理済み(45mN/m)、フィルム厚み40μmを基材フィルムとして選択した。このフィルムの物性は、表1に記載した。
この基材フィルムをA4版にカットし、4mm厚のA4版のアクリル板に基材フィルムをテープで四隅を固定し、前述の装置を用いて、積算光量が1000mJ/cm2になるようコンベアー速度を調整して紫外線照射を行った。
紫外線照射後の物性を表1に記載した。
基材フィルムのコロナ処理面に離型剤としてE.I.Dupont社製QUILON(商品名)のシリコーンアルコール溶液をメイヤバーで塗布、乾燥し、反対面にホットメルト粘着剤をTダイを用いて、A4版サンプル上に流延し、平均25μmの厚みで塗布しテープ原反を作成した後、60mm幅に切りテープを得た。
テープの評価結果を表1に記載した。
【0040】
【実施例2〜3及び比較例1〜2】
積算光量を変えた以外は実施例1と同様に実施し、結果を表1に示した。
ここで、比較例1のテープは、手切れ性が悪いため、手切れ直進性の評価はできなかった。また、比較例2のテープは非常に脆く、剪断荷重の測定ができず、且つテープとしての手切れ性及び直進カット性の評価ができなかった。
【0041】
【実施例4】
基材フィルムとして、25μm厚のGMグレードを用いた以外は、実施例1と同様に実施した。
【0042】
【比較例3】
基材フィルムとして、大石産業株式会社製 GLグレード フィルム厚み25μmを用い、片面のコロナ処理を行い45mN/mの表面張力としたのち、実施例1と同様に実施し、結果を表1に記載した。
直進カット性が悪く、ラベラーでの切断には不適なものであった。
なお、該基材フィルムは、ゴム成分を5.1wt%含有していた。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】
本発明の二軸延伸ポリスチレン系樹脂粘着テープまたは粘着ラベルは、縦方向性の延伸配向性に優れ、ディスペンサーによるテープ引出し時の破断がなく使用できる。手切れ性に優れることから、高齢者や子供でも容易にカットでき、特に、袋、容器、ケース、食品等の表示用や密封、固定、封緘、結束や文具等に好適に使用される手切れ性や直進カット性に優れる粘着テープ及び粘着ラベルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】剪断荷重測定用サンプルを示す上面模式図。
【図2】剪断荷重測定用サンプルを示す断面模式図。
【図3】剪断荷重測定前の測定用サンプルの状態を示す斜視模式図。
【符号の説明】
1 OPSシート(登録商標)旭化成株式会社製 グレード#7700
2 OPSシート(登録商標)旭化成株式会社製 グレード#7700
3 セロハンテープ 日東電工包装システム株式会社製(15mm巾)
4 粘着テープまたは粘着ラベルのサンプル(15mm巾)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a polystyrene resin adhesive tape or an adhesive label based on a biaxially stretched film made of a polystyrene resin. More specifically, the present invention relates to a pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label that is excellent in hand cutting ability and straightness at the time of cutting, which is preferably used for displaying, sealing, fixing, sealing, binding, stationery and the like of bags, containers and foods.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, plastic tapes and labels are used for design indications for bags, containers, cases, foods, etc., and for sealing. Plastics such as polyethylene terephthalate, polypropylene, polyethylene, and polystyrene are frequently used for these bags, containers, cases, etc. Also, the materials for tapes and labels are similarly polyethylene terephthalate, polypropylene, polyvinyl chloride, cellophane, polystyrene, etc. Is generally known. Of these tapes, tapes made of polyethylene terephthalate, polypropylene, polyvinyl chloride, and cellophane have poor hand cutting properties, so mixing of inorganic particles, embossing, scratching the tape, devising a stretching method, etc. It has also been studied to improve the hand cutting property by the method.
[0003]
By the way, in recent years, it is becoming an aging society, tapes with better hand cutting properties are required, and from the viewpoint of product safety, there is a demand for tapes that can be easily cut by children and the elderly without using a blade.
And the adhesive tape and label which can open a bag, a container, etc. more easily are calculated | required.
In particular, as a simple method of sealing the bag, using a bag sealer tape, the bag is sealed with a bag sealer, and the salad is packed in a transparent container in a backyard such as a supermarket, and the container body and lid are covered with an adhesive tape. Examples of the use of adhesive tape are increasing, such as fastening, seasoning to a lid with adhesive tape, and binding food such as long onion with adhesive tape.
[0004]
These tapes are often made of polyethylene terephthalate, polypropylene, or cellophane from the viewpoint of strength.
These tapes have poor hand cutting properties, and with regard to imparting hand cutting properties, Japanese Patent Application Laid-Open No. 51-16346 discloses a tape that has been cut into side edges and edge portions to give scars such as lacerations, Japanese Laid-Open Patent Publication No. 11-5956 discloses a tape having a scar on the inner side away from the edge, and Japanese Laid-Open Patent Publication No. 5-59334 discloses a tape having tear start points at both ends. Yes.
[0005]
Furthermore, Japanese Patent Application Laid-Open No. 51-34271 proposes a film having improved lateral tearability due to a specific orientation.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-287243 discloses a tape that can be cut by pressing with a nail by providing an adhesive layer on a laminated film of an unstretched synthetic resin film and a biaxially stretched synthetic resin film.
Moreover, in order to make it easier to peel off the adhesive tape, JP-A-5-132072 discloses a tape that does not apply an adhesive to the entire surface of the substrate.
[0006]
Regarding pressure-sensitive adhesive tapes and pressure-sensitive adhesive labels based on polystyrene resin films, as disclosed in JP-A-58-189282, a method of laminating low-density polyethylene as a method of improving brittleness, No. 131677 discloses a release agent layer using a specific solvent with respect to polystyrene having poor solvent resistance.
However, the above-mentioned pressure-sensitive adhesive tape and pressure-sensitive adhesive label do not have hand cutting properties that can be easily cut by the elderly or children. In addition, there is no technical disclosure necessary for improving straightness at the time of cutting.
[0007]
In JP-A-51-16346 and JP-A-11-5956 in which scratches are given to any part of the tape for imparting hand cutting properties, the initial cutting properties are improved by the scratches, but the strength of the base film It is not an adhesive tape that has excellent hand-cutting properties that can be easily cut by the elderly or children over the entire width of the tape. Further, the straightness at the time of cutting is also poor because the influence of the substrate film is strongly reflected.
[0008]
The same applies to Japanese Patent Laid-Open No. 5-59334.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 51-34271 defines a stretching operation so as to have a specific orientation, but sufficient hand cutting properties are not obtained only by the stretching operation.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-287243 proposes a laminated film, but it is affected by the strength of the biaxially stretched film and has insufficient hand cutting properties.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-132072 is a tape that is easy to peel off after being applied to a container or the like, and is useful as an easy-opening tape. In order to maintain the adhesion, some adhesive parts are necessary, and there are few parts that can be peeled off (parts without an adhesive), which are difficult to handle for the elderly.
[0009]
The polystyrene-based adhesive tape has relatively good hand cutting properties but has a fragile defect, and a method of laminating low density polyethylene as disclosed in JP-A-58-189282 is disclosed. However, there is a problem that the hand cutting property is deteriorated. Similarly, JP-A-3-131777 discloses a method for improving brittleness by using a specific solvent. Although brittleness is improved, hand tearability is not improved.
As described above, there are no conventional tapes that can be easily cut by the hand of elderly people or children, and it is very difficult to supply adhesive tapes that have a straight cut ability. The current situation is difficult.
[0010]
[Patent Document 1]
JP 51-16346 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-5906 [Patent Document 3]
JP-A-5-59334 [Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 51-34271 [Patent Document 5]
JP-A-5-287243 [Patent Document 6]
JP-A-5-132072 [Patent Document 7]
JP 58-189282 A [Patent Document 8]
Japanese Patent Laid-Open No. 3-131777
[Problems to be solved by the invention]
Provides tape cutting ability, straight cutting ability when cutting by hand, or straight cutting ability when cutting by label labeler, especially suitable for sealing, sealing, fixing and binding of bags, containers, cases, foods, etc. It is an object of the present invention to provide a biaxially stretched polystyrene resin adhesive tape or adhesive label.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive research on ultraviolet irradiation to solve the above problems, the inventors have been able to maintain the longitudinal orientation by irradiating the base film with a predetermined amount of ultraviolet rays, and at the same time pull in the longitudinal direction. It has been found that the elongation at break can be minimized, and the present invention has been completed.
In other words, since the orientation in the longitudinal direction is maintained, there is no problem of breaking when the adhesive tape is pulled out by a dispenser or the like, and at the same time, the tensile elongation at break in the longitudinal direction can be reduced, so that it can be easily cut by hand in the transverse direction. I found out that the straightness at the time of cutting was improved.
Preferably, the biaxially stretched polystyrene resin film as the base material is irradiated so that the cumulative amount of ultraviolet irradiation is 300 to 5000 mJ / cm 2 , whereby the longitudinal orientation can be maintained and the longitudinal direction can be maintained. It has been found that the tensile elongation at break can be reduced.
[0013]
That is, the present invention is as follows.
(1) A pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label having a pressure-sensitive adhesive layer provided on at least one surface of a base film made of a biaxially oriented polystyrene resin, and the base film is irradiated with ultraviolet rays having an integrated light quantity of 300 to 5000 mJ / cm 2 . The adhesive tape or adhesive label has a transverse shear load of 0.5 to 4.5 N, a longitudinal tensile breaking elongation of 2.0 to 8.5%, and a longitudinal direction of 110. A biaxially oriented polystyrene resin pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label having a heat shrinkage stress at 0.7 ° C. of 0.7 MPa or more and a ratio of the heat shrinkage stress in the vertical and horizontal directions of 1.0 to 4.0 .
[0014]
According to the said structure of this invention, it is excellent in the straight cut property with the labeler which cuts an adhesive tape easily by hand, or a label is stuck on a to-be-adhered object. If the bag or container is sealed, sealed, fixing tape, or food bundling tape, when opening the bag or container, unwrap the food bundle without removing the tape. It can be cut and opened with.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with a focus on preferred embodiments.
The biaxially stretched polystyrene resin film (film before processing such as adhesive processing) to be the base material of the polystyrene resin adhesive tape or adhesive label of the present invention can be selected as follows.
The base film has a heat shrinkage stress (hereinafter referred to as “ORS”) at 110 ° C. in the longitudinal direction of 0.9 MPa or more and a tensile elongation at break of 2.5% or more in the longitudinal direction. Is desirable.
[0016]
The preferable processing conditions for ultraviolet irradiation in the present invention are determined by the ORS of the film to be the base material and the tensile elongation at break in the machine direction. Integrated light quantity of ultraviolet irradiation is preferably 300~5000mJ / cm 2, more preferably 400mJ / cm 2 ~4000mJ / cm 2 , more preferably a 500~3000mJ / cm 2. If the integrated light quantity exceeds 5000 mJ / cm 2 , the stretching orientation in the longitudinal direction may not be maintained. In addition, even in the case of irradiating ultraviolet rays over a plurality of times, if the total accumulated light amount exceeds 5000 mJ / cm 2 , the longitudinal orientation may not be maintained in the same manner.
[0017]
It is desirable that the integrated light quantity in one ultraviolet irradiation is 3000 mJ / cm 2 or less. This is because the heat generated by the ultraviolet light source is large and the biaxially stretched polystyrene resin film tends to shrink.
When the integrated light quantity is less than 300 mJ / cm 2 , the tensile elongation at break in the longitudinal direction is difficult to decrease.
For example, in the case of a base film having a high tensile elongation at break, the cumulative amount of light is increased, and the longitudinal tensile elongation at break as the adhesive tape and label disclosed in the present invention is 2.0 to 8.5%. Select the irradiation conditions.
[0018]
On the contrary, the adhesive tape and the label disclosed in the present invention can be obtained by reducing the integrated light amount for the base film having a small tensile elongation at break.
In addition, since the tensile rupture elongation in the longitudinal direction may vary depending on the type of adhesive and the amount of coating, the tensile rupture elongation is 2.0 to 8.5% as an adhesive tape or an adhesive label. In addition, it is necessary to adjust the integrated light quantity.
Moreover, it is difficult to obtain a biaxially stretched polystyrene resin film from which an adhesive tape and a label as disclosed in the present invention can be obtained without performing ultraviolet irradiation treatment.
[0019]
This is because the polystyrene-based resin is an amorphous resin, and thus a stretching operation is indispensable for film formation. In order to prevent problems such as breakage in the process of the stretching operation, ORS is preferably used. It is 0.9 MPa or more, and 0.7 MPa or more is preferable also in the secondary processing such as adhesive processing. The biaxially stretched polystyrene resin film that can be subjected to secondary processing in this manner preferably has higher orientation, and the tensile elongation at break in the machine direction is preferably 9% or more.
[0020]
On the other hand, there is a biaxially stretched polystyrene resin film containing 0.5 wt% to 15 wt% of a styrene-butadiene copolymer rubber component as a rubber component in a polystyrene resin, which is low due to the inclusion of the rubber component. It is a stretched orientation film with an ORS of less than 0.7 MPa and poor secondary processing suitability, and is not suitable as a pressure-sensitive adhesive tape or a label base film.
The reason why the ORS is defined in the present invention is that there is no great difference in the tensile elastic modulus between the base film containing the rubber component and the base film not containing the rubber component, but there is a difference when compared with the ORS, and the stretching orientation of the base film It is adopted because it is an important index for evaluating the workability and determining the processability.
[0021]
Examples of the substrate film that can be suitably used in the present invention include OPS (registered trademark) film GM grade manufactured by Asahi Kasei Corporation, TRYCITE (trade name) grade manufactured by Dow Chemical, and the like.
The shear load in the lateral direction of the pressure-sensitive adhesive tape and label in the present invention is 0.5 to 4.5N. Preferably, it is 0.7-4.0N. When the shear load is less than 0.5N, it is easy to tear in the lateral direction. For example, when a plurality of long onions are bundled and transported, there arises a problem that the tape breaks during transportation.
[0022]
If the lateral shear load exceeds 4.5 N, the elderly or children will not be able to cut the tape by hand.
The tensile elongation at break in the machine direction is 2.0% to 8.5%. Preferably, it is 2.5% to 7.0%. If it is less than 2.0%, a problem of tearing occurs during tape processing, and if it exceeds 8.5%, the straight cut property is inferior.
The heat shrinkage stress at 110 ° C. in the longitudinal direction is 0.7 MPa or more, preferably 0.9 MPa or more. If the ORS is less than 0.7 MPa, a problem of breaking or tearing occurs during tape processing.
[0023]
The aspect ratio of the ORS (vertical ORS / horizontal ORS) is 1.0 to 4.0, preferably 1.0 to 3.5. When the aspect ratio is less than 1.0 and exceeds 4.0, when the tape is cut by hand in the width direction, it is cut obliquely from the middle in the width direction, and the straight-cut property in the width direction is inferior.
Further, even when the ORS in the vertical direction is less than 0.7 MPa and the aspect ratio of the ORS is 1.0 to 4.0, the straight cut performance is poor. This is considered that if the stretch orientation in the longitudinal direction is not maintained high, the linear crack propagation in the width direction is lowered. That is, cracks that occur when molecular chains are aligned in the vertical direction due to stretching orientation and started to be cut by hand in the width direction, propagates linearly in the width direction across the ends of the molecular chains arranged in the vertical direction. Estimated.
[0024]
Next, the preferable manufacturing method of this invention is described below.
The biaxially stretched polystyrene film used as the base material of the biaxially stretched polystyrene resin pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label of the present invention can be obtained from Asahi Kasei Corporation and the like as described above.
Moreover, it is preferable that the film used as the base material of the adhesive tape of this invention and an adhesive label is at least single-sided corona treatment. The corona treatment level is preferably such that the surface tension of the film is less than 60 mN / m, more preferably less than 55 mN / m, and even more preferably less than 50 mN / m from the viewpoint of preventing blocking of the film. The lower limit is preferably 40 mN / m or more from the viewpoint of the uniformity of the coating film such as the pressure-sensitive adhesive, the release agent, and the printing ink and the improvement of the adhesion strength with the film.
[0025]
The thickness of the base film is preferably 5 μm or more in order to secure the necessary strength as a tape or a label, and is preferably 100 μm or less from the viewpoint of hand cutting properties and straight cut properties. More preferably, it is 15-75 micrometers, More preferably, it is 25-60 micrometers.
In the biaxially stretched polystyrene resin pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label of the present invention, the substrate film is preferably irradiated with ultraviolet rays. The ultraviolet irradiation may be applied to the substrate film before the adhesive coating or the like, or may be performed during the processing such as the adhesive coating, after the processing, or in the slit. Ultraviolet irradiation is performed using a known apparatus / method, for example, a high pressure mercury lamp or a metal halide lamp as a light source, and the output of the ultraviolet lamp and the base material so that the integrated light quantity at 365 nm is 300 to 5000 mJ / cm 2. It is preferable to select the speed of the film. Irradiation can be carried out in a plurality of times.
[0026]
As described below, when an ultraviolet irradiation type release agent, ink, or the like is used, the integrated light amount required for curing the release agent, ink, or the like is also included in the total integrated light amount disclosed in the present invention. For example, when performing ultraviolet irradiation type two-color printing and curing with an accumulated light amount of 120 mJ / cm 2 per color, the total becomes 240 mJ / cm 2 , and the adhesive tape and the adhesive label disclosed in the present invention are obtained. In this case, it is preferable to irradiate with an integrated light quantity of at least 60 mJ / cm 2 in advance or to perform irradiation in a subsequent process.
[0027]
As disclosed in the present invention, the biaxially stretched polystyrene resin film is substantially maintained in the longitudinal direction ORS by the ultraviolet irradiation, and the tensile elongation at break in the longitudinal direction is greatly reduced. Adhesive tapes and labels that are superior to the above are obtained.
The biaxially stretched polystyrene resin pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label of the present invention is obtained by performing pressure-sensitive adhesive processing on at least one side of a base film by a known method. Moreover, when using as a tape, what carried out the adhesive process on one side and the mold release agent process on the other side is preferable. Furthermore, what printed on arbitrary surfaces may be used.
[0028]
A preferable example of a method for producing a tape is that at least one side of the above-mentioned base film is corona-treated as necessary, and a release agent is applied to the corona-treated surface by a method such as a direct gravure coater, an offset gravure coater, an air knife coater, or a bar coater. In this method, an adhesive is applied after an arbitrary design is printed on the opposite surface with a gravure printing machine, letterpress printing machine, flexographic printing machine, screen printing machine, or the like. If necessary, a corona treatment may be applied before printing, or an anchor coating agent may be applied. The anchor coat agent can be applied with a known coater as with the release agent. Printing may not be performed, and a release agent may not be applied depending on the application.
[0029]
As an example of another tape manufacturing method, at least one side of the above-mentioned base film is corona-treated (more preferably double-sided corona treatment) if necessary, and an adhesive is transferred to one side of the film by a separator, and a tack paper is prepared. After printing any design on the opposite side with gravure printing machine, letterpress printing machine, flexographic printing, screen printing machine, etc., mold release agent by direct gravure coater, offset gravure coater, air knife coater, bar coater etc. It is the method of apply | coating. If necessary, a corona treatment may be applied before printing, or an anchor coating agent may be applied.
[0030]
In addition, as an example of a label production method, at least one side of the above-mentioned base film is corona-treated (more preferably, double-sided corona treatment) if necessary, and a tack paper is prepared while transferring an adhesive from a separator to one side of the film. After winding up, print any design on the opposite side of the adhesive with a gravure printing machine, letterpress printing machine, flexographic printing machine, screen printing machine, etc. It is a manufacturing method. If necessary, a corona treatment may be applied before printing, or an anchor coating agent may be applied.
[0031]
In addition, there is no restriction | limiting in the processing method of the tape of this invention, and a label, It is also possible to carry out by well-known methods other than the above.
In the biaxially stretched polystyrene resin pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label of the present invention, the pressure-sensitive adhesive is a known one composed of a pressure-sensitive adhesive main polymer and an additive such as a tackifier and a crosslinking agent. Conventional pressure-sensitive adhesives such as mold-type pressure-sensitive adhesives, UV-polymerizable pressure-sensitive adhesives, and solvent-based pressure-sensitive adhesives can be used, but from the viewpoint of environmental measures, hot-melt pressure-sensitive adhesives, emulsion-type pressure-sensitive adhesives, and ultraviolet light are preferable. Irradiation type adhesive.
[0032]
Similarly, a known release agent can be used for the release agent, and a silicone resin is preferable as a general release agent. As the silicone resin, a curing reaction type silicone resin by heat, ultraviolet rays, electron beam or the like is preferable, and an ultraviolet curing reaction type silicone resin is more preferable. As the silicone resin, any of a solvent type, an emulsion type, and a solventless type can be used, but an emulsion type and a solventless type are preferable in consideration of environmental suitability.
[0033]
Similarly, a known ink can be used in accordance with the printing method. In this case, it is preferable to select those that do not use petroleum-based organic solvents (water-soluble ink, soybean ink, etc.).
Hereinafter, the biaxially stretched polystyrene resin pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label of the present invention will be specifically described based on examples.
In addition, each physical-property value and evaluation were performed with the following measuring method and evaluation method.
[0034]
(1) Shear load As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the direction perpendicular to OPS sheet (registered trademark) grade # 7700 (width 15 mm, thickness 0.13 mm) manufactured by Asahi Kasei Co., Ltd. placed in parallel at intervals of 2 mm. The adhesive tape or adhesive label (width 15mm) which measures a shear load is affixed to. Furthermore, a cellophane tape is affixed in a direction parallel to the OPS sheet (registered trademark) to obtain a concave shear load measurement sample. The state of the sample at the time of shear load measurement is shown in FIG. In the measurement of the shear load, the upper part of the OPS sheet (registered trademark) on the left and right in FIG. 1 is sandwiched between the upper and lower chuck parts of the Instron type tensile tester, and then a tensile test is performed at a speed of 300 mm / min. The maximum load when the adhesive tape or label broke was determined as the shear load.
[0035]
(2) Tensile elongation at break in the longitudinal direction was measured according to ASTM D-882.
(3) Heat shrinkage stress at 110 ° C. and stress ratio Measured according to ASTM D-1504 (peak stress in 110 ° C. silicone oil).
[0036]
(4) Ultraviolet irradiation and integrated light quantity Ultraviolet irradiation was performed using model US05-03001 (trade name) manufactured by Eye Graphic Co., Ltd. A metal halide lamp with an output of 120 W / cm was used as a light source for ultraviolet irradiation.
The integrated light quantity was measured using an integrated light quantity measuring device model UVPF-36 (trade name) manufactured by the same company.
The cumulative amount of ultraviolet light having a wavelength of 365 nm was adjusted by the conveyor speed. For example, an integrated light amount of 1000 mJ / cm 2 was irradiated with ultraviolet rays at a conveyor speed of 0.7 m / min. When the conveyor speed was 5 m / min, it was 140 mJ / cm 2 .
[0037]
(5) Hand cutting ability With a total of 10 monitors of 5 boys and 5 girls, a 15 mm wide tape was pulled out to an arbitrary length, and whether it was easily cut by hand was repeated 10 times. The results were evaluated according to the following criteria. ○ Above are acceptable levels.
A: All monitors can be easily cut by hand 8 times or more.
○: Eight or fewer monitors can be easily cut by hand eight times or more, and the remaining monitors can be easily cut by hand six times or more.
Δ: Three or more monitors can be easily cut by hand six times or more, but there are one or more monitors that can be easily torn four times or less.
X: Four or fewer monitors were easily torn 5 times or more.
[0038]
(6) Hand cutting straightness The average length of the cut sides of the tape that could be easily cut in the hand cutting test was measured and evaluated according to the following criteria.
◎: Cutting side length / tape width is 1.2 or less ○: Cutting side length / tape width is greater than 1.2 and less than 1.3 Δ: Cutting side length / tape width is 1.3 or more Less than 1.4 ×: Cutting side length / tape width is 1.4 or more.
[Example 1]
Asahi Kasei Co., Ltd. OPS (registered trademark) film A GM grade single-sided corona-treated (45 mN / m) and a film thickness of 40 μm were selected as the base film. The physical properties of this film are shown in Table 1.
This base film is cut into A4 plates, and the four corners of the base film are fixed to a 4 mm thick A4 size acrylic plate with tape, and the conveyor speed is set so that the integrated light quantity becomes 1000 mJ / cm 2 using the above-mentioned apparatus. Was adjusted for UV irradiation.
Table 1 shows the physical properties after ultraviolet irradiation.
E. as a mold release agent on the corona-treated surface of the base film. I. Apply a silicone alcohol solution of Dupont's QUILON (trade name) with a Meyer bar, dry it, cast a hot melt adhesive on the opposite side using a T-die on the A4 plate sample, and apply it with an average thickness of 25 μm. After creating the original tape, it was cut into a width of 60 mm to obtain a tape.
The evaluation results of the tape are shown in Table 1.
[0040]
Examples 2-3 and Comparative Examples 1-2
The procedure was the same as in Example 1 except that the integrated light quantity was changed, and the results are shown in Table 1.
Here, since the tape of Comparative Example 1 has poor hand cutting ability, it was not possible to evaluate hand cutting straightness. Further, the tape of Comparative Example 2 was very brittle, the shear load could not be measured, and the hand cutting ability and straight cut ability as a tape could not be evaluated.
[0041]
[Example 4]
The same procedure as in Example 1 was performed except that a GM grade having a thickness of 25 μm was used as the base film.
[0042]
[Comparative Example 3]
As a base film, a GL grade film thickness of 25 μm manufactured by Oishi Sangyo Co., Ltd. was used, and after performing corona treatment on one side to obtain a surface tension of 45 mN / m, the same procedure as in Example 1 was performed, and the results are shown in Table 1. .
The straight-cut property was poor and was unsuitable for cutting with a labeler.
The base film contained 5.1 wt% of a rubber component.
[0043]
[Table 1]
[0044]
【The invention's effect】
The biaxially stretched polystyrene resin pressure-sensitive adhesive tape or pressure-sensitive adhesive label of the present invention is excellent in longitudinal orientation and can be used without breakage when the tape is pulled out by a dispenser. Because it has excellent hand-cutting properties, it can be easily cut by elderly people and children. Especially, hand-cutting that is suitable for display, sealing, fixing, sealing, binding, stationery, etc. for bags, containers, cases, foods, etc. The adhesive tape and the adhesive label which are excellent in the property and straight cut property can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic top view showing a sample for measuring a shear load.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing a sample for measuring a shear load.
FIG. 3 is a schematic perspective view showing a state of a measurement sample before measuring a shear load.
[Explanation of symbols]
1 OPS sheet (registered trademark) Asahi Kasei Corporation Grade # 7700
2 OPS sheet (registered trademark) manufactured by Asahi Kasei Corporation Grade # 7700
3 Cellophane tape Nitto Denko Packaging System Co., Ltd. (15mm width)
4 Sample of adhesive tape or adhesive label (15mm width)
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