JP4393826B2 - 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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また、図12の現像装置では、現像スリーブ上の現像剤汲み上げ量を所望の値になるように調整するために、現像剤量規制部材としてドクタ145を設けている。このドクタ145は、非磁性部材からなるドクタブレード145aと、このドクタブレードに固定されている磁性部材145bからなっている。この磁性部材145bを設けることで、磁石の磁力線が磁性部材145bに集まる。すると、磁気ブラシは、磁力線に沿ってまっすぐ穂立ちして、ドクタ145と現像スリーブ141との間を通過する。穂立ちした磁気ブラシは、ドクタブレード145aに穂切りされる。これにより、現像領域に搬送される現像剤は、厚みが薄く、安定した汲み上げ量が確保される。
以上、磁性キャリアおよびトナーからなる2成分現像剤について例示したが、これに限らず、磁性トナーを用いた1成分現像剤についても同様な問題が生じる。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、前記現像剤規制部材は、非磁性部材と磁性部材とからなることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の現像装置において、現像剤担持体の軸に直交する断面による前記磁性部材の軸方向中央部の断面積を、前記磁性部材の軸方向端部の断面積よりも大きくしたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2または3の現像装置において、前記スリーブの現像領域の端部と対向する位置に前記磁性部材を設けないことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項2、3または4の現像装置において、前記磁性部材が磁石であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の現像装置において、前記現像剤規制部材の潜像担持体上の潜像を形成する最大幅領域の端部に対向する現像スリーブの箇所に対向する位置に磁石を設け、該磁石は、該磁界発生手段の磁極と同極の磁極を対向させて配置していることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5の現像装置において、前記磁石は、電磁石であり、該電磁石は、前記現像剤規制部材の潜像担持体上の潜像を形成する最大幅領域に対向する現像スリーブの箇所に対向する位置に軸方向に複数配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、静電潜像を担持する像担持体と、該静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置において、上記現像装置として請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を採用することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、少なくとも潜像を担持する像担持体と、該像担持体上の潜像にトナーを供給して現像する現像装置とを一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、上記現像装置として請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を用いることを特徴とするものである。
まず、本レーザプリンタの基本的な構成について説明する。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構成図である。このレーザプリンタは、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスユニット1M,1C,1Y,1Kを備えている。各符号の数字の後に付されたM,C,Y,Kは、言うまでもなく、マゼンダ、シアン、イエロー、黒用の部材であることを示している(以下同様)。プロセスユニット1Y、1M、1C、1Kの他には、光書込ユニット70、転写ユニット60、レジストローラ対19、3つの給紙カセット20、定着ユニット21などが配設されている。
図2は、上記プロセスユニット1M,C,Y,Kのうち、1つのプロセスユニットの概略構成を示す拡大図である。なお、他のプロセスユニット1M,C,Y,Kはそれぞれ同じ構成となっているので、そのうち1つのユニットについて説明するが、トナーのカラーについては省略する。図2において、プロセスユニットMは、ドラム状の感光体2、帯電装置30、現像装置40、クリーニング装置50などを有している。
尚、像転写後の感光体2Y,M,C,Kの表面は、クリーニング装置50Y,M,C,Kによって転写残トナーが除去され清浄面化され、更に除電された後、繰り返し画像形成に使用される。
そこで、本実施形態では、図4に示すようなドクタ45としている。このドクタ45は、図4に示すように、SUSやアルミなど、材料が非磁性体からなるドクタブレード45aを有している。このドクタブレード45aには、磁性材料からなる磁性部材45bが固定されている。ドクタギャップは、0.7mm、ドクタブレード軸方向長さは、330mmとしている。このドクタ45は、穂倒れした磁気ブラシが磁極線によって立ち上がる付近または、穂立ちした磁気ブラシが再び穂倒れを始める付近に設ける。この磁性部材45bは、厚さを一定としており、現像スリーブに対して鉛直方向の長さが、両端付近よりも、中央付近の方を長くしている。これにより、磁性部材45bの現像スリーブに対して鉛直方向の断面の断面積が、両端部付近よりも、中央部付近の方が大きくなる。また、中央部付近の磁性部材45bと現像スリーブとの距離が、両端部付近の磁性部材45bと現像スリーブ41との距離より短くなっている。磁界の強さは、磁性部材45bの体積に比例し、磁性部材45bと磁石ローラの磁石との距離の2乗に反比例するので、磁性部材45bとスリーブ内の磁石との間に発生する現像スリーブ法線方向の磁界は、中央部付近の磁界の方が端部付近の磁界に比べて強くなる。このように、ドクタ45における中央部付近の磁界を高めているので、ドクタ中央部付近の磁気ブラシは、図5に示すように現像スリーブ41に対してまっすぐに穂立ちする。一方、端部付近の磁気ブラシは、図6に示すように現像スリーブ41に対して斜めに穂立ちした状態となる。これにより、図5に示すように、ドクタ中央部付近の磁気ブラシは、端部付近の磁気ブラシに比べて穂立ちした状態であるので、ドクタブレード45aによって、端部付近の磁気ブラシよりも多く穂切りされる。一方、ドクタ端部付近の磁気ブラシは、図6に示すように、斜めに穂立ちした状態であるので、ドクタブレード45aによって穂切りされる現像剤の量は、穂立ちした状態の磁気ブラシに比べて少なくなる。これにより、ドクタ45の中央部がたわんで、ドクタ中央部が端部に比べて多く現像剤を通過させるような状態となっても、ドクタ中央部の磁界を高めて、磁性ブラシの穂切り量を端部に比べて多くしているので、ドクタギャップを通過する現像剤の量を軸方向一定とすることができる。
また、磁性キャリアおよびトナーからなる2成分現像剤について例示したが、これに限らず、磁性トナーを用いた1成分現像剤についても適用することができる。
また、磁性部材45bを磁石としてもよい。これにより、現像スリーブと磁性部材との間の磁界を強めることができる。また、ドクタの少なくとも端部にドクタと対向する現像スリーブ内の磁石の磁極と同極性の磁極を対向させて磁石を設けることで、端部の磁気ブラシを積極的に穂倒れさせ、ドクタの端部を通過する現像剤を増やすことで、ドクタギャップを通過する現像剤を均一にすることができる。
また、磁性部材を電磁石としてもよい。電磁石にすることで、現像スリーブ内の磁石と磁性部材との間に発生する磁界を容易に変えることができる。これにより、例えば、現像ギャップを通過したトナーの濃度をトナーセンサなどで検知して、その検知結果に基づき、電磁石に流れる電流を制御して、現像スリーブ内の磁石と磁性部材との間に発生する磁界を制御することが可能になる。これによって、長期にわたり、軸方向均一な現像剤を現像領域に搬送することができる。
2Y,M,C,K 感光体(潜像担持体)
20 給紙カセット
21 定着ユニット
40Y,M,C,K 現像装置
41 現像スリーブ
42 現像スリーブ内の磁石
45 ドクタ
45a ドクタブレード
45b 磁性部材
51 クリーニングブレード
Claims (9)
- 磁性現像剤を収容する現像剤収容部と、複数の固定磁界発生手段を内包した回転可能な非磁性のスリーブからなり、該磁界発生手段により該現像剤収容部内の磁性現像剤を表面に担持させて像担持体と対向する現像領域まで搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体と隙間を形成し、該隙間に該現像剤担持体上の現像剤を通過させることで、該現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材とを備えた現像装置において、
上記現像剤規制部材の軸方向において、少なくとも中央部で発生する現像剤担持体法線方向の磁界の強さを端部に比べて強くしたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、前記現像剤規制部材は、非磁性部材と磁性部材とからなることを特徴とする現像装置。
- 請求項2の現像装置において、現像剤担持体の軸に直交する断面による前記磁性部材の軸方向中央部の断面積を、前記磁性部材の軸方向端部の断面積よりも大きくしたことを特徴とする現像装置。
- 請求項2または3の現像装置において、前記スリーブの現像領域の端部と対向する位置に前記磁性部材を設けないことを特徴とする現像装置。
- 請求項2、3または4の現像装置において、前記磁性部材が磁石であることを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3、4または5の現像装置において、前記現像剤規制部材の潜像担持体上の潜像を形成する最大幅領域の端部に対向する現像スリーブの箇所に対向する位置に磁石を設け、該磁石は、該磁界発生手段の磁極と同極の磁極を対向させて配置していることを特徴とする現像装置。
- 請求項5の現像装置において、前記磁石は、電磁石であり、該電磁石は、前記現像剤規制部材の潜像担持体上の潜像を形成する最大幅領域に対向する現像スリーブの箇所に対向する位置に軸方向に複数配置されていることを特徴とする現像装置。
- 静電潜像を担持する像担持体と、該静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置において、上記現像装置として請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を採用することを特徴とする画像形成装置。
- 少なくとも潜像を担持する像担持体と、該像担持体上の潜像にトナーを供給して現像する現像装置とを一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、
上記現像装置として請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカ−トリッジ。
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