JP4392499B2 - キラルポリマーの製造方法及びキラルポリマー並びにキラルポリマーの動的な電気化学的方法による光学活性制御 - Google Patents
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Description
カイロオプティカル(Chiroptical)特性を有する螺旋形のポリアセチレンは、反応場としてのキラルネマティック液晶において合成された(非特許文献4及び5)。このような方法で調製された螺旋形のポリアセチレンは、その難溶性及び不溶解性の結果として、比較的安定した光学活性を示している。
このような電気化学重合により合成されるポリマー膜は、通常、線二色性あるいは円二色性のどちらも示さないが、キラルネマティック液晶(N*−LC)場を用いることによって、光学活性を有する非置換光学活性PEDOT(PEDOT*)を製造できることが報告されている(特許文献1)。
光学活性を制御する方法としては、金属イオンをドープすることによって光学活性を生じさせる方法(特許文献2)や、貧溶媒を添加して凝集構造に変換することによって光学活性を変更する方法が開発されている(特許文献3)。
Macromolecules, 2002, Vol.35, pp.6439 J. Polym. Sci., 1959, Vol.34, pp.157. Nature, 1999, Vol.399, pp.449. Science 1998, Vol.282, pp.1683. Curr. Appl. Phys. 2001, Vol.1, pp.88.
従って、本発明の目的は、選択された光学活性を有するキラルポリマーを簡便に製造する製造方法及び光学活性を容易に変更可能なキラルポリマーを提供することである。また、キラルポリマーの光学活性を簡便に制御する制御方法を提供することである。
また本発明のキラルポリマーの光学活性を制御する方法は、電解重合によって得られたキラルポリマーに、酸化電位又は還元電位を印加することを含む方法である。
本発明者らは、キラルポリマーに所定の範囲の電圧を印加することによって電気化学的にキラルポリマーの光学活性を簡便に制御することができることを見出して、本発明を完成した。
また本発明のキラルポリマーの光学活性の制御方法は、電解重合によって得られたキラルポリマーに、酸化電位又は還元電位を印加することを含む。
ここで用いられるキラルモノマーとしては、公知のものを種々挙げることができるが、液晶との親和性の点から、ヘテロ原子を含む炭素数4〜6の芳香族化合物であることが好ましく、チオフェン、ピロール、イソチアナフテン、ビチオフェン、ターチオフェン、3,4−エチレンジオキシチオフェン誘導体を挙げることができる。
ここで印加される酸化・還元電位は、参照電極(標準電極)の電荷を基準に設定されるものであり、モノマーに応じて選択された参照電極によって適宜設定される。例えば、本発明では、電解重合によって得られたキラルポリマーが(R)−ポリビチオフェンであり、Ag/Ag+参照電極が選択された場合には、100mV〜1300mVの酸化電位が印加されると、キラルポリマーの光学活性が反転する。キラルポリマーの光学活性の変化は、酸化電位又は還元電位を室温の条件で印加することによって可逆的に行うことができる。この範囲から外れると効果的に光学活性の反転を行うことができない場合がある。
液晶反応場でのキラルドーパントを利用したキラルポリマーの合成
(1)キラルネマティック電解質
少量の光学活性分子をキラルドーパントとしてネマティック液晶(N−LC)に追加することによって、メゾスコピックレベルの螺旋構造を有するキラルN−LC(N*−LC)の形成を誘導できることが知られている。N*−LCのダイレクターは、螺旋構造を形成するために1つのネジ方向に徐々に回転する。4−シアノ−4’−ヘキシルビフェニル(6CB)の液晶性は、支持塩としてのテトラブチルアンモニウム過塩素酸塩(TBAP)及びモノマーとしてのビチオフェンの追加の後に維持されていることが確認され、少量のキラルドーパントの添加は、混合系においてキラルネマティック液晶を誘導することが見出された。キラルドーパントそのものは、液晶性を示さないが、これはキラルネマティック相を引き起こす。サーモトロピック液晶性を有する物質6CBは、流動性の溶媒とみなすことができ、6CBに支持塩を追加することはイオン伝導性をもたらす。従って、LC及び支持塩の混合物は、アセトニトリル中のTBAP又は過塩素酸リチウムのような通常の系の代わりに、電気化学重合のための電解質として使用できる。
この合成では、6CBは、不斉電気化学重合のための溶媒として採用した。本物質の分子構造は、下記スキーム1に示される。
キラルドーパント、即ち、(R)−又は(S)−1,1−ビナフチル−2,2−ビス[パラ−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェノキシ−1−ヘキシル]−エーテル[略語(R)−又は(S)−PCH506−バイノール]は、それぞれ、カイロオプティカルな(R)−(+)−及び(S)−(−)−1,1’−2−ビナフトールとフェニルシクロヘキシル誘導体とのウィリアムソン・エーテル化反応によって、文献(Science, 1998, Vol.282, p.1683-p.1686)に記載に従って調製し、但し、エーテル化反応の間に部分的ラセミ化を防止するために、156℃のシクロヘキサノンにヨウ化カリウムを使用する代わりに、60℃のアセトンの触媒として18−クラウン−6−エーテルを用いて合成した。
赤外線分光測定は、Jasco550フーリエ赤外(FT−IR)分光器を使用して実行した。示差走査熱量測定(DSC)は、窒素気流下で10℃/分の割合で、TA機器Q100DSC機器を使用して実行した。光学組織は、Linkam TM 600PM加熱冷却ステージを備えたニコンECLIPS E 400 POL偏光顕微鏡を使用した偏光光学顕微鏡検査(POM)によって観察された。重合の間の温度制御は、ペルチェ素子に基づいて特注の冷却ステージを使用して達成された。ポリマーの光学位相差顕微鏡検査(PCM)の観察は、光学位相差ユニットを備えたWRAYMER BX-3500T顕微鏡を使用して実行した。走査形電子顕微鏡検査法(SEM)の観察は、JEOL ED電子顕微鏡を用いて実行した。ポリマーの電気化学的測定は、ALS660A電気化学分析器(BAS)を使用して得られた。
(R)−(+)−1,1’−ビ−2−ナフトール(1g、3.5mmol)、1−[p−(トランス−4−n−ペンチルシクロヘキシル)フェノキシ]−6−ブロモヘキサン(3.1g、7.3mmol)、K2CO3(1.4g、10mmol)及びアセトン(100mL)の18−クラウン−6−エーテル(46mg、0.2mmol)は、60℃で還流された。24時間後、溶液は蒸発され、水で十分に洗浄され、エーテルで抽出された。有機層は蒸発された。粗製品は、カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、CHCl3/n−ヘキサン= 1)により精製され、2.7gの白色固体(収率:82%)を生ずる。Anal. Calcd for C68H92O4: C、 83.90, H; 9.53. Found: C; 84.02, H; 9.22. IR (KBr, cm-1): 2937, 2884, 1515, 1235 (COC st.). 1H NMR (500 MHz, CDCl3, ppm): 0.87-1.87 (m, 33H, CH, CH2, CH3), 2.35 2.45 (m, 1H, ph), 3.71 (t, J = 6.8 Hz, 2H, CH2O), 3.9-4.0 (m, 2H, CH2O), 6.8-7.9 (m, 8H, ph). 13C NMR (125 MHz, CDCl3, ppm): 14.1, 22.7, 25.4, 25.5, 26.6, 29.0, 29.3, 32.2, 33.6, 34.6, 37.3, 37.4, 43.7, 67.6, 69.6, 114.0, 115.7, 120.6, 123.2, 125.2, 125.8, 127.3, 127.5, 128.8, 129.0, 133.9, 139.6, 154.2, 156.9. [α]D 23 = + 22.5°(THF).
この化合物は、(R)−PCH506−バイノールに対して記載ものと同様の方法を使用して調製した。使用量は、次の通り:PCH506Br(4.4g、10.5mmol)、K2CO3(1,4g、10.5mmol)、18−クラウン−6−エーテル(46mg、0.2mmol)及びアセトン(100mL)。収率:57%、9g(白色結晶)。Anal. Calcd for C68H92O4:C; 83.90, H; 9.53, O; 6.57。Found: C; 83.92, H; 9.19. IR (KBr, cm-1): 2940, 2843, 1514, 1247 (COC st.). 1H NMR (500 MHz, CDCl3, ppm): 0.87-1.87 (m, 33H, CH, CH2, CH3), 2.35-2.45 (m, 1H, ph), 3.72 (t, J = 6.8 Hz, 2H, CH2O), 3.86-3.98 (m, 2H, CH2O), 6.76-7.90 (m, 8H, ph).
13C NMR (125 MHz, CDCl3, ppm): 14.1 (CH, CH2, CH3), 22.7, 25.4, 25.4, 26.6, 29.0, 29.3, 32.2, 33.6, 34.6, 37.3, 37.4, 43.7, 67.6, 69.6, 114.0, 115.7, 120.6, 123.2, 125.2, 125.8, 127.3, 127.5, 128.8, 129.0, 133.9, 139.6, 154.2, 156.9. [α]D 23 = -23.3°(THF).
インジウム酸化チタン(ITO)ガラス板によるサンドイッチ系でのモノマー不存在(R)−N*−LC電解質では、25℃における周波数の関数としてイオン伝導度を調べると、対応するインピーダンススペクトルは、より高い周波数での半円形の部分と、より低い周波数での直線部分とを有するコール・コール・プロットを示すことがわかった(図示せず)。このことは、モノマー不存在N*−LC電解質を、インピーダンスのモデルとして同等の電気回路により説明できることを示している。LC電解質の低イオン直流伝導度(<106S/cm)は、irドロップ(Eの低下)をもたらすことがあるので、このドロップを補正するために、電気化学重合は、図1に示されるような重合セル10によるナローギャップを有する2電極法を使用して実行された。
重合セル10は、厚さ0.19mmのテフロン(登録商標)製のスペーサ14を有する一対のITO電極16を、クリップ18で一体化することによって構成されている。スペーサ14の一部には、N*−LC混合物12の注入口20が設けられている。
重合セル10は、温度調整のためにペルチェ素子を備えた温度制御ステージ22に載置されている。
重合温度を、N*−LC相を維持するために10℃一定に維持されし、30分後に、厚さ6μmまでの不溶で不融性の藍色ポリマー膜が、ITO電極16のアノード側を被覆した。メタノール、水、アセトニトリル、メタノール、水及びアセトンの順で洗浄した後、ITO16上のポリマー膜を減圧下で乾燥した。
これらの場合、PCH506−バイノールの場合と比較して、キラルネマティック相の形成をもたらすために多くの量が必要とされた。これは、PCH506−バイノール(βM = 22.5)と比較して、CB60*及びバイノール*の螺旋ねじれ力が低い(βM<2)ことによると考えられる。なお、キラルドーパントの螺旋ねじれ力は、カノ・ウェッジ法によって、キラルドーパント含有N*−LCの螺旋ピッチから評価した。
電気化学重合は、また、以下の系で構成されるキラルスメクチックLCを使用して実行された。
A)光学組織
重合前のN*−LC混合物は、キラルネマティックLC組織をはっきりと表示した。この溶液を、一度80℃まで加熱し、TBAP、ビチオフェン及びキラルドーパントをN*−LC溶媒中に完全に溶解させた。示差走査熱量測定(DSC)の測定値及び偏光光学顕微鏡検査(POM)の観測値は、(R)−及び(S)−N*−LC系の両方が、サーモトロピックN*−LC相を示したことを確認した。一般的なN*−LCフィンガープリント組織は、POMによって観察された(図2A)。組織内のストライプの間の距離は、螺旋のハーフピッチと一致する。
図3に、TBAP/アセトニトリル溶液における種々の掃引速度での(R)又は(S)−PBTh*膜(対Ag/Ag+)のサイクリックボルタンメトリーが示されている。モノマー不存在電解質溶液における酸化還元のスイッチングは、明確な準可逆的酸化還元プロセスを示している。(R)−及び(S)−キラル電解質の双方で調製されたポリマーは、同じ酸化還元挙動を示し、これは、ポリマーが基本的に同一構造を有することを示唆している。いずれのポリマーも電気活性であり、ITO電極に十分に付着した。
ポリマーの円偏光二色性(CD)スペクトルは、図4に示されている。ここで、Ag/Ag+に対する酸化電位は+1.3Vであり、還元電位は0.1Vである(0.1MのTBAP/アセトニトリル溶液)。
図4に示されるように、(R)−及び(S)−PBTh*膜は共に、還元状態でポリマー主鎖のπ−π*遷移領域に鏡像を示す効果を強く示した。これは、(R)−及び(S)−PBTh*が、同程度のキラリティを有するが、反対向きであることを意味する。酸化状態において、ポリマーのCDスペクトルは、強度の低下及びコットン効果の符合の反転を示した。図5に示すように、キラルドーパントのコットン効果が240nm乃至340nmにて観察されるだけであるので、(R)−及び(S)−PBTh*の間の鏡像関係は、重合において使われるキラルドーパントに起因するものではない。ポリマーの電子状態における変化を経て、酸化還元プロセスにおいて592nmでのコットン効果の符合の可逆的反転の現象は、ポリマーが本質的にキラル構造を有することを示している。
ポリマーの色も、酸化の際には赤から藍色に変わり(図示せず)、NIR領域での広い吸収バンドの発生を伴なう(図7)。この遷移はまた、CDスペクトラムにおける592nmの正の極値及び410nmの負の極値を弱めることによって、また、461nmにおける等吸収点の出現によっても明らかである。
一方、還元工程(d→f)では、0.6V又は0.1Vの印加は、UV−Vis−NIR及びCDスペクトルの双方において、還元状態の元々の強度にまでこれらのピークを回復させることになる(図6)。
PBTh*構造は、分子形態及びN*−LC凝結状態の双方において反映されなければならない。CDバンドは、このように、発色団の分子間凝集及びポリマー主鎖の螺旋ねじれから生じる。
PBTh*膜は、カイロオプティカル特性を示し、N*−LCのものと同様のキラル構造を形成した。重合の間に形成された構造は、洗浄後でも保存された。キラル分子のどれもが、重合の間にモノマーと化学反応しなかったが、電解質がマトリックスとしてのみ動作することが知られている。PBTh*の難溶性及び不溶解性は、準安定性キラル構造の保持にとって重要である。
図8には、N*−LC場のPBTh*のための妥当な重合機構が示されている。このモデルでは、ポリマーは、N*−LCの三次元螺旋構造を介して、アノードからカソードまで成長する。ポリマー主鎖は、重合プロセスの間に1つの方向にのみねじれて成長し、ファンデルワールス力によって、ねじれたポリマー主鎖の凝集により束構造を形成する。この束は、巨視的なコレステリック液晶のフィンガー状構造を形成する。N*−LC場での重合機構がキラル触媒を使用するアキラルモノマーのものとは異なることを強調すべきである。
電気化学ドーピング/非ドーピングプロセスを介した色及びコットン効果の双方における大きな変化は、PBTh*がエレクトロクロミック材料として使用できることを示唆する。PBTh*のエレクトロクロミックスイッチング挙動は、還元状態と酸化状態との間で印加電圧における反復変化の際に、吸収及びCDスペクトルの変化の観察を通して検討された。白金プレートは対極として使用され、(R)−又は(S)−PBTh*膜のサンプルは、N*−LCの電気化学重合によって、ITO被覆ガラス上に付着させることによって調製された。
次に、キラルモノマーを用いて本発明に係るキラルポリマーを重合した。
(1)モノマーの合成
(R)−及び(S)−1,4−ビス[2−(3,4−エチレンジオキシ)チエニル]−2,5−安息香酸−1−メチルヘプチルエステル[BEDOT−B(OCT*)]のキラル化合物は、電気化学重合のためのキラルモノマーとして調製された。BEDOT−B(OCT*)への合成ルートは、スキーム1に記載されている。
モノマーの電気化学重合は、PEDOT又はPBEDOT誘導体の確立された生成方法によって実行された(J. Polym. Sci., Part A: Polym. Chem., 2001, Vol.39, p.2164)。ポリマーは、ポリ[(R)−又は(S)−BEDOT−B(OCT*)])について、無水アセトニトリル中、0.01Mのモノマー及び0.1Mのテトラブチルアンモニウム過塩素酸塩(TBAP)を含む溶液から電気化学的に生成された。両モノマーは、10mV/sでのAg/Ag+に対する反復スキャニングによって、白金ディスク上で電気酸化的に重合された。
ポリ[BEDOT−B(OCT*)]の膜は、0.1MのTBAP及びアセトニトリルの0.01Mのモノマー溶液からの電気化学蒸着によって、インジウム酸化チタン(ITO)が塗布されたガラス基板上に付着した。
図13には、Ag/Ag+に対して−0.85V(還元状態)又は+0.80V(酸化状態)を印加したときの、ポリ[(S)−BEDOT−B(OCT*)]のUV/Vis吸収スペクトル(図13上図)とCDスペクトル(図13下図)とサイクリックボルタンメトリー(図13下図内)が示されている。
実施例1のキラルポリマー[(R)−又は(S)−PBTh*]に、光学活性履歴(ヒステリシス)現象が示されるかについて確認した。
図15には、Ag/Ag+参照電極を基準とし、電位を掃引した際の498nmの吸収スペクトルの変化を示す。図15((R)−PBTh*の吸収スペクトル。ただし、(S)体の場合も同様のグラフとなる)に示されるように、還元時は4×105/cmの吸収を示し、酸化時は2×105/cm程度に減少する。これにより酸化還元に伴い、ポリマーの吸収強度を電気化学的に制御することが可能であることが示された。また、還元状態から酸化方向と酸化から還元方向に電位を変化させたときの吸収強度が異なり、全体としてヒステリシス曲線を描くことが示された。これにより、本キラルポリマー、即ち導電性高分子の酸化還元履歴現象が見いだされた。
図16に示されるように、電位を還元状態から酸化状態に変化させると(R)−PBTh*は左円偏光状態から右偏光状態に変化する。一方、(S)−PBTh*は全く逆の変化をする。この関係は鏡像関係にあり、(R)体と(S)体が反転した光学活性を持つことが示された。また、これらのキラルポリマーにおいて、それぞれ履歴現象を示した。これにより、本発明によるキラルポリマーが、電気化学的方法による「光学活性履歴現象」を示すことが確認できた。
Claims (4)
- キラルポリマーを製造する製造方法であって、
キラルモノマー又はキラルドーパントを使用して電解重合を行ってキラルポリマーを得ること、
キラルポリマーに対して酸化又は還元電位を印加してキラルポリマーの光学活性を制御すること
を含む製造方法。 - 前記キラルモノマーが、ヘテロ原子を含む炭素数4〜6の芳香族からなる群より選択されたものである請求項1記載の製造方法。
- 前記キラルドーパントが、中心性キラリティー化合物および軸性キラル化合物からなる群より選択されたものである請求項1記載のキラルポリマーの製造方法。
- キラルポリマーの光学活性を制御する方法であって、
電解重合によって得られたキラルポリマーに、酸化電位又は還元電位を印加すること
を含む光学活性制御方法。
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