JP4392333B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
しかしながら、実際の測定では、リード線で引き出した端子電圧を電圧測定器に接続するという次の作業がさらに必要になる。また、端子にリード線を接続するには、例えば、燃料電池のセパレータの側面に接触する複数の針状電圧測定素子とこの針状電圧測定素子に弾性力を付与する付勢手段を設けた例が報告されている(特許文献2参照)。
接触不良の検知方法としては、例えば電圧測定器の入力回路に設けられているコンデンサに対して予め充電して、コンデンサに電圧を生じさせた後、スイッチング素子をオンさせて、コンデンサ電圧の変化によって接続状態を検出することが考えられている。
本発明は、前記従来の問題点に鑑み、セルの早期劣化を招くことなく、セルの発電状態を検出可能な燃料電池システムを提供することを目的としている。
これによって、充電回路で蓄電素子に充電を行う断線判定手段を設けても、燃料電池が発電停止中に、断線判定を禁止するため、電圧測定器の入力回路にある蓄電素子が発電停止中のセルに放電することを防止可能になる。
請求項2に記載の発明は、前記発電停止検出手段が、イグニションスイッチ信号に応じて動作し、前記燃料電池への水素と酸素の供給が完了したか否かを判定し、水素と酸素の供給が完了していないと判定した場合、前記燃料電池が発電停止中であると検出するものとした。
図7は燃料電池システムの構成を示す図である。複数のセルからなる燃料電池スタック2のアノード極にガス配管を介してタンク4が接続されている。タンク4には高圧の水素が貯蔵され、アノード極に供給できるようになっている。アノード極の入口近傍にはエゼクタ3が設けられ、アノード極から排出される未反応ガスを燃料電池スタック2に戻している。燃料電池スタック2のカソード極にガス配管を介してエアコンプレッサ5が接続され、燃料電池スタック2のカソード極に空気を供給する。燃料電池スタック2に供給される水素と空気中の酸素が電気化学反応を起こして負荷に電気が供給される。燃料電池スタック2には電圧測定器1が接続され、電圧測定器1は各セルの電圧を検出することによってセルの発電状態を判断する。これによってセルの発電状態に異常があった場合には、発電量を制限し発電を停止することによって異常の拡大を防止することができる。
電圧測定器1は、セル数より少ない入力端子を有し、各入力端子はフォトMOSスイッチを介して電圧測定用端子101に接続され、フォトMOSスイッチのオンオフによってスキャン方式で複数のセルを1組として時系列でセルの電圧を検出する。それについては従来と同様であるため、詳しい説明を省略する。
電圧測定器1には入力端子と電圧測定用端子101との接触に接触不良があるか否かを検知する機能を有している。次にその機能について説明する。
まず、スイッチSW1a、SW1b、SW2a及びSW2bがすべてオープンの状態から、図1(a)のようにスイッチSW1a及びSW1bをオンにする。これは図2(a)での時刻t1に当たる。これによって充電回路からスイッチSW1a及びSW1bを介して電流がコンデンサCfに流れ、図2(c)、図2(d)に示すようにコンデンサCfは徐々に充電され、最終的にコンデンサCfの端子電圧は充電回路の出力電圧E(V)になる。充電が終わると、図1(b)のようにスイッチSW1a及びSW1bをオフにする。これは図2(a)での時刻t2に当たる。この状態では、コンデンサCfから電流は流れないので、スイッチSW1a及びSW1bをオフにしても図2(c)又は図2(d)に示すコンデンサCfの端子電圧はE(V)に保たれる。
図4は前記した原理に基づいて測定点との接触の検知を可能にした入力回路を示す図である。図3に対して図4においては、コンデンサF(F1〜F4)にそれぞれ異なる電圧で充電可能な充電回路11とスイッチSW(SW1〜SW4)が追加される。また、符号C1〜C4は直列に接続された2個の電池セルを表し、2個の電池セルの直列起電力を測定するものとする。また、バッファB2〜B5の出力端と差動増幅器D1〜D4の+入力端との間に抵抗rが接続され、差動増幅器D1〜D4の+入力端に抵抗Rを介して1Vが印加される点で、図3の構成とは異なる。
表1にはこの実施の形態で、接触不良やスイッチ不良の発生場所とその場合の差動増幅器D1〜D4の出力の電圧値を示す。この表では、オフセット電圧は+1V、各電池セルの起電力は+2Vとした場合を示している。この表の見方を例に沿って説明する。
さらに、コンデンサF4は電池セルC4側から+8Vに充電され、差動増幅器D4の+入力端には+8+1=+9(V)が、−入力端には+6Vが印加されるので、差動増幅器D4の出力は+9−(+6)=+3(V)となる。これらの出力電圧が表1の3列目に示されている。他の場所の不良も同様に検知できる。
このように差動増幅器D1〜D4の出力電圧を調べることによって、接触が正常かどうか、AN−0〜AN−4のどの場所に接触不良、断線、スイッチ不良などの故障を検知することができる。
ステップS1において、充電回路11で車両側からのイグニッションスイッチ信号に基づいて、燃料電池スタック2への水素と酸素の供給が完了したか否かが判定される。水素と酸素の供給が完了していない場合はステップS2へ進み、ここで、充電回路11がコンデンサF(F1〜F4)への充電を行わないことによって、断線検知機能を禁止する。この場合、断線検知機能が停止されるが、セルの電圧の検出が可能である。
ステップS5では、断線と検知してからの時間経過をチェックすることによって断線故障の確定時間を経過したか否かを判断する。これは、ノイズなどの影響を排除するためのものである。
断線故障の確定時間を経過していない場合は、ステップS4に戻り、ステップS5の処理が繰り返される。断線故障の確定時間を経過した場合には、ステップS6へ進み、断線故障を確定する。
ここで、ステップS1は発電停止検出手段の動作を示している。ステップS2は断線判定禁止手段の動作を示している。ステップS3、ステップS4は断線判定手段の動作を示している。
2 燃料電池スタック
3 エゼクタ
4 タンク
5 エアコンプレッサ
10 入力回路
11 充電回路
101 電圧測定用端子
102 セル
AN−0〜AN−4 測定点
B1〜B5 バッファ
C1〜C5 電池セル
Cf コンデンサ(蓄電素子)
D1〜D4 差動増幅器
E 出力電圧
F1〜F4 コンデンサ
GND 接地
S1〜S5 フォトMOSスイッチ(スイッチ手段)
Claims (2)
- 複数のセルからなる燃料電池と、オン/オフが制御可能なスイッチ手段と、前記スイッチ手段を介して前記燃料電池のセルに接続される電圧測定器とを有し、前記電圧測定器の入力回路に蓄電素子が備えられる燃料電池システムにおいて、
充電回路を備え、前記スイッチ手段がオフのとき、前記蓄電素子に対して充電を行い、前記スイッチ手段がオフからオンに切り替わるとき、前記蓄電素子の電圧の変化によって、前記電圧測定器と前記セルとの接続に断線があるか否かを判定する断線判定手段と、
前記燃料電池が発電停止中であるか否かを検出する発電停止検出手段と、
前記燃料電池が発電停止中であると検出された場合、前記充電回路による前記蓄電素子への充電を禁止することで断線判定を禁止し、かつ前記スイッチ手段をオンにし、前記電圧測定器により前記燃料電池のセル電圧を測定する発電停止時電圧測定手段とを設けたことを特徴とする燃料電池システム。 - 前記発電停止検出手段は、イグニションスイッチ信号に応じて動作し、前記燃料電池への水素と酸素の供給が完了したか否かを判定し、水素と酸素の供給が完了していないと判定した場合、前記燃料電池が発電停止中であると検出することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
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