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JP4379154B2 - 液体混合装置 - Google Patents

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JP4379154B2 JP2004057543A JP2004057543A JP4379154B2 JP 4379154 B2 JP4379154 B2 JP 4379154B2 JP 2004057543 A JP2004057543 A JP 2004057543A JP 2004057543 A JP2004057543 A JP 2004057543A JP 4379154 B2 JP4379154 B2 JP 4379154B2
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Description

本発明は、原液と希釈液とをノズルから吐出させて、所定の希釈比率で混合する液体混合装置に関するものである。
従来、二種類又はそれ以上の種類の液体を互いに混合させる液体混合装置として、たとえば、ジュース等の飲料を提供する飲料供給装置が知られている。この飲料供給装置では、濃縮したシロップ等の原液と冷水や炭酸水等の希釈液とを一つの飲料注出ノズルから一つのカップに吐出して混合することにより、所定の比率(濃度)に希釈した飲料をつくるようになっている。
この種の液体混合装置は、原液と希釈液を所定の希釈比率で飲料注出ノズルへ配給するために、原液の流量を調節する原液用弁と、希釈液の流量を調節する希釈液用弁と、原液の流量を計測する原液流量計と、希釈液の流量を計測する希釈液流量計と、各弁の開閉を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)とを備えている。マイコンは、各流量計からの信号に基づいて原液及び希釈液の流量を監視しながら原液用弁及び希釈液用弁の開閉を制御することにより、飲料注出ノズルからの原液、希釈液の吐出量を制御するようになっている。
ここで、液体混合装置として、図8のタイムチャートに示すようなタイミングで原液と希釈液を吐出することにより、所定の希釈比率の混合液をつくるようにしたものがある。このタイムチャートは、マイコンが実行する原液用弁及び希釈液用弁の開閉、即ちオン・オフのタイミングを、原液流量計及び希釈液流量計から出力したパルス信号のタイミングとパルス数とを示している。この装置で、原液流量計及び希釈液流量計は、1パルスを1mlとして液体流量に比例した数のパルス信号を出力する。ここでは、原液と希釈液との目標希釈比率を「1:5」として、原液と希釈液の吐出総量が「198ml」、そのうち原液の総量が「33ml」、希釈液の総量が「165ml」となるように設定してある。マイコンは、希釈液を原液に先がけて吐出させるために、希釈液用弁を開状態にした後に原液用弁を開状態にする。その後、マイコンは、希釈液については、単位時間当たりの流量が一定となるように総量に対応する期間だけ希釈液用弁を連続的に開状態にする一方、原液をノズルから断続的に吐出させるために、原液用弁を断続的に開閉する。即ち、1回分の吐出量を任意の量(たとえば「5ml」)とし、原液の総量(「33ml」)から決定される回数分だけ原液用弁を断続的に開閉させる。ここでは、原液が1回吐出してから次に吐出するまでの間に希釈液を「25ml」吐出し、その間の原液と希釈液との希釈比率が上記した「1:5」となるように設定してある。但し、最終回(7回目)の原液の吐出量は、それ以前の1回分の吐出量(5ml)で総量(33ml)を除した余り量(3ml)とし、希釈液の総量(165ml)を「25ml」で除した余りの量(15ml)とすることにより、最終回(7回目)における原液と希釈液との希釈比率が上記した「1:5」となるように設定してある(たとえば、特許文献1参照)。
このように原液と希釈液とを吐出した混合液は、図9に示すように、混合液全体の希釈比率、各回における混合液の希釈比率、のいずれもが「1:5」となり、均一な希釈比率とすることができ、原液が飲料注出ノズルに固着するという事態、原液が容器の底に残留する事態を回避できる。
特開2001−225899号公報
しかしながら、原液の比重が希釈液の比重よりも大きいために、従来の液体混合装置では、原液が沈殿する傾向にあり、混合液がカップの上部で薄く下部で濃くなり、混合液の品質が劣っていた。
本発明は、上記実情に鑑みて、均一な希釈比率を有する混合液を提供することができる液体混合装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る液体混合装置は、断続的に吐出する原液の各吐出に対応して連続的に吐出する希釈液の吐出期間を仮想的に複数の部分期間に分割し、各部分期間における原液の吐出量に対して所定の希釈比率となるように希釈液の吐出量を制御する液体混合装置において、最初の部分期間に先がけて所定量の希釈液を先出量として吐出する一方、最後の部分期間における原液吐出量に希釈比率を乗じて求めた希釈液量から先出量を差し引いた残りの希釈液量を最後の部分期間において吐出することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る液体混合装置は、上記請求項1において、前記原液の流れる流路にオリフィスを配設したことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る液体混合装置は、上記請求項2において、前記オリフィスの口径を大口径と小口径とに切り換え可能に構成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る液体混合装置は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記原液の流量を計測する原液流量計と前記希釈液の流量を計測する希釈液流量計を所定の冷却雰囲気中に配設したことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る液体混合装置は、断続的に吐出する原液の各吐出に対応して連続的に吐出する希釈液の吐出期間を仮想的に複数の部分期間に分割し、前記各部分期間における原液の吐出量に対して所定の希釈比率となるように希釈液の吐出量を制御する液体混合装置において、最初の部分期間に先がけて所定量の希釈液を先出量として吐出する一方、最後の部分期間における原液吐出量に希釈比率を乗じて求めた希釈液量から先出量を差し引いた残りの希釈液量を最後の部分期間において吐出するので、原液の比重が希釈液の比重よりも大きいために原液が沈殿する傾向にあっても、混合液がカップの上部で薄く下部で濃くなる傾向を抑制し、均一な濃度を有する混合液を提供できるという効果を奏する。
本発明の請求項2係る液体混合装置は、原液の流れる流路にオリフィスを配設したので、原液の流速が遅くなり、希釈液吐出期間と原液吐出期間との差が小さくなるので、一様な希釈比率の混合液を得ることができるという効果を奏する。
本発明の請求項3に係る液体混合装置は、オリフィスの口径を大口径と小口径とに切り換え可能に構成したので、粘度が大きな原液を吐出する場合に大口径とし、粘度が小さな原液を吐出する場合に小口径とすれば、原液の粘度が大きく異なっても、所定範囲の流速で原液を吐出できるという効果を奏する。
本発明の請求項4に係る液体混合装置は、原液の流量を計測する原液流量計と希釈液の流量を計測する希釈液流量計を所定の冷却雰囲気中に配設したので、原液又は希釈液の粘性が変動することなく、正確な計測量を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る液体混合装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施例で説明する液体混合装置は、たとえば、業務用の飲料ディスペンサ、カップ式自動販売機などに適用する飲料供給装置であって、特に、濃縮シロップなどの原液と、冷水あるいは炭酸水などの希釈水とを混合してジュース等の清涼飲料として提供するものである。なお、希釈液として、冷水あるいは炭酸水の代わりに熱湯を使用することにより、ホット飲料を提供する飲料供給装置としてもよい。
まず、図1〜図5に基づいて、本発明の実施例に係る飲料供給装置の構成を説明する。なお、図1は本発明の実施例に係る飲料供給装置を示す概略構成図、図2は図1に示した飲料供給装置の制御系を示すブロック図、図3は図1及び図2に示したバルブの側断面図、図4は図3に示したバルブの流量検出機構を示す正面図、図5は図3に示したバルブのA−A断面図である。
図1に示すように、飲料供給装置1は、ベンドステージ1aに飲料注出ノズル2を配設してある。本実施例における飲料注出ノズル2は、ノズル内で原液としての濃縮シロップと、希釈液としての冷水又は炭酸水とを混合して注出するものである。また、飲料供給装置1は、冷却水槽3、冷却水攪拌用のアジテータ3a、冷却水槽3の冷却ユニット4、炭酸水を製造するカーボネータ5、水道に接続した給水ポンプ6、香味、色などの異なる各種濃縮シロップを種類別(本実施例では4種類別)に各々収容した飲料液容器としてのシロップタンク7A〜7D、炭酸ガスボンベ8を備えている。
飲料注出ノズル2と各シロップタンク7A〜7Dとの間には、冷却水槽3を経由してシロップ流路9A〜9Dが配管してある。また、飲料注出ノズル2とカーボネータ5との間には、冷却水槽3を経由して炭酸水流路10が配管してある。さらに、飲料注出ノズル2と給水ポンプ6との間には、冷却水槽3を経由して冷水流路11が配管してある。
シロップ流路9A〜9Dおよび冷水流路11は、その途中に冷却コイルを介装し、当該冷却コイルをそれぞれ冷却水槽3の水中に浸漬してある。また、冷水流路11は、冷却コイルと飲料注出ノズル2との間で途中から分岐してカーボネータ5に給水するように配管してある。カーボネータ5は、冷却水槽3の水中に浸漬してある。
各シロップ流路9A〜9Dには、それぞれシロップバルブ12Aが接続してある。炭酸水流路10には、炭酸水バルブ12Bが接続してある。冷水流路11には、冷水バルブ12Cが接続してある。冷水流路11のカーボネータ5に至る流路には、カーボネータ給水バルブ13が接続してある。また、炭酸ガスボンベ8と各シロップタンク7A〜7Dとの間、および炭酸ガスボンベ8とカーボネータ5との間には、炭酸ガス流路14が配管してあり、各シロップタンク7A〜7Dおよびカーボネータ5に炭酸ガスを加圧供給可能である。したがって、本実施例では、濃縮シロップを収容するシロップタンク7A〜7Dに対して炭酸ガスを供給して送出することによってシロップ流路9A〜9Dに濃縮シロップを圧送するプレッシャ式が採用してある。
上述の飲料供給装置1では、ベンドステージ1aにカップ15を載置した状態で図示しない飲料選択ボタンを押して飲料の選択を行う。すると、選択飲料に対応したバルブが開放動作し、炭酸飲料を選択した場合には、濃縮シロップと炭酸水とが飲料注出ノズル2に送液されて当該飲料注出ノズル2内で混合してカップ15に供給される。また、無炭酸飲料を選択した場合には、濃縮シロップと冷水とが飲料注出ノズル2に送液されて当該飲料注出ノズル2内で混合してカップ15に供給される。
図2に示すように、シロップバルブ12Aは、シロップの流量を計測するためのシロップ流量計12A1と、そのシロップの流量を調節するための電磁弁よりなるシロップ用弁12A2とを有している。このシロップ流量計12A1はシロップ用弁12A2の上流側に設けてある。また、シロップ流量計12A1の下流側には、口径が切り換え可能なオリフィス16が配設してある。このオリフィス16は、シロップの吐出時間を長くすることを目的とするもので、シロップの粘性に対応して大口径のものと小口径のものから選択できる。すなわち、シロップの粘性が高い場合には大口径のものを選択し、シロップの粘性が小さい場合には小口径のものを選択すれば、シロップを所定範囲の流速で吐出できる。
炭酸水バルブ12Bは、炭酸水の流量を計測するための炭酸水流量計12B1と、炭酸水の流量を調節するための電磁弁よりなる炭酸水用弁12B2とを有している。この炭酸水流量計12B1は炭酸水用弁12B2の上流側に設けてある。
冷水バルブ12Cは、冷水の流量を計測するための冷水流量計12C1と、冷水の流量を調節するための電磁弁よりなる冷水用弁12C2とを有している。この冷水流量計は冷水用弁12C2の上流側に設けてある。
これらのシロップバルブ12A,炭酸水バルブ12B,冷水バルブ12Cは、冷却水槽3中に配設してある。したがって、シロップ流量計12A1,炭酸水流量計12B2,冷水流量計12C2はいずれも所定の冷却雰囲気中に配設してあることになる。
この飲料供給装置は、上記各バルブ12A,12B,12Cを制御するためのコントローラ20を備えている。各バルブ12A,12B,12Cの各流量計12A1,12B1,12C1及び各弁12A2,12B2,12C2は、それぞれコントローラ20に接続してある。このコントローラ20は、飲料供給装置の全体を統括制御するための主制御部21に接続してある。コントローラ20はマイクロコンピュータより構成してあり、制御部22、入力部23、出力部24、記憶部25、動作通信部26を有している。入力部23は、各流量計12A1,12B1,12C1からの計測信号を入力する。出力部24は、制御部22からの制御信号を各弁12A2,12B2,12C2へ出力するものである。記憶部25は、制御部22の演算処理に必要な所定のデータを一時記憶するものである。動作通信部26は、主制御部21との間でデータをやりとりするものである。
この飲料供給装置は、各種機器を内蔵するケース(図示略)と、そのケースの前面に配置された選択スイッチとを備える。そして、利用者が飲料の種類を選択して対応する選択スイッチを操作することにより、その選択信号が主制御部21を介してコントローラ20へ送られる。コントローラ20では、その選択信号を受けて飲料供給装置を動作させるために、制御部22が記憶部25に記憶してある制御プログラムに従い、出力部24を介して各バルブ12A,12B,12Cに制御信号を出力する。この飲料供給装置は、原液であるシロップに対し、希釈液である冷水又は炭酸水を選択的に混合させる。即ち、飲料供給装置は、シロップを冷水で希釈した冷水飲料又はシロップを炭酸水で希釈した炭酸飲料を、利用者の選択に応じてつくるようになっている。従って、コントローラ20は、飲料供給に際して、シロップバルブ12Aと、冷水バルブ12C又は炭酸水バルブ12Bとを組み合わせて制御することになる。
次に、上記バルブ12A,12B,12Cについて説明する。各バルブ12A,12B,12Cの構成は相互に同一であることから、ここでは、シロップバルブ12Aを例に説明する。図3に示すように、このバルブ12Aは、流路を形成したボディ31にシロップ流量計12A1とシロップ用弁12A2とを有している。
ボディ31は、直方体形状のブロックであり、底面に形成した入力ポート32から側面に形成した出力ポート33までの流路を有している。シロップ流量計12A1はその流路の途中に設けてあり、出力ポート33の背面に位置するボディ31の側面に配設してある。
図4に示すように、このボディ31の側面には、入力ポート32に連通する入力側流路34と、シロップ用弁12A2側へ連通する弁側流路35とが開口している。そして、入力側流路34と弁側流路35との間に挟む態様でシロップ流量計12A1が設けてある。
シロップ流量計12A1は、入力側流路34と弁側流路35の開口部分の深さまで形成した長円形状をなす計測室36を有している。この計測室36には、互いに噛み合った一対の楕円ギヤ37,38が組み込んであり、計測室36において、楕円ギヤ37,38を回転可能に軸支する。これらの楕円ギヤ37,38がギヤポンプのように互いに噛み合って計測室36の内壁と最小の隙間を保ちながら回転可能に構成してある。計測室36を囲むようにボディ31に形成した環状溝には、シール用のOリング39が嵌め込んである。図3に示すように、計測室36を閉塞するフタ40は、Oリング39を押し潰すようにしてボディ31にネジ止めしてある。
図5に示すように、一方の楕円ギヤ37にはマグネット41を埋め込み、フタ40には磁気センサ42が埋め込んである。このシロップ流量計12A1は、楕円ギヤ37,38を経て流れる液体の流量を、一方の楕円ギヤ37の回転数をカウントすることにより計測する。
図3に示すように、計測室36から弁側流路35に入ったところには、フローワッシャ43が設けてある。このフローワッシャ43は、フタ40が固定する際に、押さえ部材44が押圧することにより所定位置に挟み込まれる。このフローワッシャ43は、シロップ流量計12A1を経て流れる液体の圧力変動が大きい場合に、その液体の流量を一定にするものであり、液体流通用のノズルを中心に有するリング状部材である。
弁側流路35は、シロップ用弁12A2に対応して設けた弁室45に連通するとともに、その弁室45に突設した弁座46の弁孔47を経て出力ポート33へ連通する。シロップ用弁12A2は、弁体48を弁座46へ向かって付勢するプランジャ49を有している。このプランジャ49は、コイル50を通電することにより励磁され、コア51に吸着保持されるようになっている。
この飲料供給装置は、コントローラ20が、各バルブ12A,12B,12Cの流量計12A1,12B1,12C1で計測するシロップ、冷水及び炭酸水の流量を監視しながら、各弁12A2,12B2,12C2を制御することにより、それらの液体を飲料注出ノズル2からカップ15へ吐出させて混合する。
ここで、各バルブ12A,12B,12Cにおける液体の流れは以下の通りである。シロップバルブ12Aを例に挙げて説明すると、図3〜図5に示すように、シロップバルブ12Aにおいて、入力ポート32に流入したシロップは、入力側流路34を経て計測室36へ流れ、計測室36へ流れ込んだシロップの圧力によりシロップ流量計12A1の楕円ギヤ37,38を回転させる。ここで、計測室36に流れたシロップの圧力は、たとえば、図4に示す状態に各楕円ギヤ37,38を配置した場合、縦長配置された楕円ギヤ37には、その回転軸の下方へ左側から反時計方向へのみ作用し、横長配置された楕円ギヤ38には、その下方から回転軸の左右に同じように作用する。従って、互いに噛み合った楕円ギヤ37,38には、図4に矢印で示すように、回転力が付与され、シロップが計測室36の壁面に沿って外回りで流れることになる。この実施例では、楕円ギヤ37,38が使用されることから、たとえば、図4に示すように楕円ギヤ37と計測室36の内壁との隙間を大きくとることができ、シロップの送り量をより多くすることができる。
計測室36を通ったシロップは、その圧力変動が大きい場合であっても、フローワッシャ43により一定量の流れとなって弁側流路35から弁室45へと流れる。弁室45に流入したシロップは、弁体48が弁座46から離れることにより、出力ポート33から吐出される。
シロップ用弁12A2において、コイル50の通電によりコア51を励磁すると、プランジャ49が下方への付勢力に抗して上方へ吸引されて上昇し、これによって弁体48が弁座46から離れ、シロップ用弁12A2が開かれる。一方、コイル50の通電が止められると、プランジャ49が下方へ押し下げられて弁体48が弁座46に当接し、シロップ用弁12A2が閉塞する。
このシロップバルブ12Aに流れたシロップは、シロップ用弁12A2の開閉により飲料注出ノズル2からの吐出量を調節するとともに、その吐出量(流量)をシロップ流量計12A1が計測する。シロップ流量計12A1を流れるシロップは、各楕円ギヤ37,38の回転分だけシロップ用弁12A2へと送られる。各楕円ギヤ37,38の1回転当たりの流量は、予め計算によって求められ、その流量がシロップ流量計12A1の計測結果によりコントローラ20により確認される。従って、このシロップ流量計12A1では、磁気センサ42が楕円ギヤ37の回転に伴うマグネット41の通過を検出して1回転当たり1パルスの信号を出力し、そのパルス信号がコントローラ20に入力される。シロップ流量計12A1は、1パルスを1mlとしてシロップの流量に比例した数のパルス信号を出力する。コントローラ20は、そのパルス信号をカウントすることにより、シロップの流量を算出することになる。
次に、コントローラ20が実行する飲料供給制御の内容について説明する。なお、図6はシロップと希釈液の吐出手順を示すタイムチャート、図7はカップにおける部分希釈比率と全希釈比率とを示す説明図である。
図6に示したタイムチャートは、コントローラ20が実行するシロップ用弁12A2と炭酸水用弁12B2又は冷水用弁12C2との開閉タイミング(オン・オフタイミング)と、シロップ流量計12A1と炭酸水流量計12B1又は冷水流量計12C1とから出力するパルス信号のタイミングとをパルス数により表したものである。
この実施例では、原液のシロップに対して希釈液として冷水と炭酸水が選択的に混合されることから、以下には説明の便宜上、冷水と炭酸水をまとめて「希釈液」と称し、炭酸水用弁12B2と冷水用弁12C2の両方を希釈液用弁12B2,12C2と称することにする。また、炭酸水流量計12B1と冷水流量計12C1の両方を希釈液流量計12B1,12C1と称することにする。この実施例で、シロップ流量計12A1及び希釈液流量計12B1,12C1は、1パルスを1mlとして液体流量に比例した数のパルス信号を出力するようにしてある。
この実施例では、シロップと希釈液との総量が「198ml」、そのうちシロップの総量が「33ml」、希釈液の総量が「165ml」、シロップの総量と希釈液の総量との全希釈比率が「1:5」となるように設定してある。
また、この実施例で、コントローラ20は、シロップ流量計12A1及び希釈液流量計12B1,12C1における液体流量の計測結果であるパルス信号に基づいてシロップ用弁12A2及び希釈液用弁12B2,12C2を開閉制御することにより、シロップと希釈液をそれぞれ上記総量ずつ飲料注出ノズル2からカップ15に吐出させて上記全希釈比率(1:5)で混合するようになっている。
コントローラ20は、シロップと希釈液との混合を開始するときに、図6に示すように、希釈液を「先出量」の分だけシロップより先に飲料注出ノズル2から吐出するために、希釈液用弁12B2,12C2をシロップ用弁12A2より先に開状態とするようになっている。即ち、コントローラ20は、最初に希釈液用弁12B2,12C2をシロップ用弁12A2より先に開状態とし、希釈液流量計12B1,12C1からのパルス信号を「9個」カウントした時点でシロップ用弁12A2が開状態とする。
その後、コントローラ20は、希釈液については、単位時間当たりの流量が一定となるように上記総量(165ml)の分だけ希釈液用弁12B2,12C2を連続して開状態となる。即ち、図6に示すように、コントローラ20は、希釈液用弁12B2,12C2を開状態にしてから、希釈液流量計12B1,12C1からのパルス信号を「165個」カウントするまで希釈液用弁12B2,12C2の開状態を持続する。図6に示すように、本実施例では、希釈液用弁12B2,12C2が開状態にある期間を「全期間」と称する。
一方、コントローラ20は、シロップの総量(33ml)を7回に分けて飲料注出ノズル2から吐出させるために、シロップ用弁12A2を断続的に7回、開状態となるようになっている。即ち、図6に示すように、コントローラ20は、1回目〜6回目の1回分の吐出量がそれぞれ「5ml」となるように、シロップ流量計12A1からのパルス信号を「5個」カウントする間だけシロップ用弁12A2を開状態とする。
この実施例では、図6に示すように、各回のシロップ吐出に対応して仮想的に分割した希釈液の吐出期間を、上記「全期間」に対応する「部分期間」として、シロップの1回目の吐出に対応する部分期間を「第1期間」と称し、シロップの2回目の吐出に対応する部分期間を「第2期間」と称する。以下同様に「第3期間」、「第4期間」、「第5期間」、「第6期間」及び「第7期間」と称する。
この実施例では、図6に示すように、第1期間(最初の部分期間)に先がけて所定量の希釈液を先出量として吐出した後、第1期間〜第6期間(各部分期間)において、シロップが1回吐出されてから次に吐出されるまでの間で希釈液の吐出量が「25ml」になるように設定してある。即ち、コントローラ20は、第1期間〜第6期間のシロップ吐出に対応して、シロップ用弁12A2を開状態にしてから次に開状態にするまでに希釈液流量計12B1,12C1からのパルス信号をそれぞれ「25個」カウントする。そして、この間のシロップと希釈液との部分希釈比率を上記全希釈比率(1:5)と同一になるようにしている。
また、第7期間(最後の部分期間)のシロップの吐出量「3ml」に対して、先出量の「9ml」と第7期間(最後の部分期間)の吐出量「6ml」とを合算した希釈比率が「1:5」となるように設定してある。即ち、図6に示すように、コントローラ20は、最終回のシロップの吐出量「3ml」に全希釈比率(1:5)を乗じて求めた希釈液量「15ml」から先出量「9ml」を差し引いた残りの希釈液量「6ml」を吐出する。これをパルス数に換算すると、シロップの吐出量「3パルス」に対して、希釈液の吐出量「6パルス」カウントする。
以上説明したように、この実施例に係る飲料供給装置の構成によれば、シロップと希釈液(冷水,炭酸水)との混合を開始すると、希釈液用弁12B2,12C2がシロップ用弁12A2よりも先に開状態なり、先出量の分だけ希釈液がシロップより先に飲料注出ノズル2からカップ15に吐出することになる。従って、最初に希釈液のみによって飲料注出ノズル2が洗われ、次に希釈液及びシロップが飲料注出ノズル2から吐出することになる。この結果、飲料注出ノズル2にシロップが固着するのを防止することができ、シロップ及び希釈液を飲料注出ノズル2から円滑に吐出することができる。また、カップ15の底にシロップのかたまりが残ることがなく、カップ15に入った混合液を特に積極的に掻き混ぜなくても、カップ15の底でシロップが部分的に濃くなることを防ぐことができ、混合液の濃度品質を確保することができる。
この実施例に係る飲料供給装置によれば、シロップと希釈液との混合を始めてから、希釈液用弁12B2,12C2が165パルス分の全期間だけ連続的に開状態となり、希釈液が165mlの総量分だけ飲料注出ノズル2から連続的に吐出される。これと並行して、シロップ用弁12A2が断続的に開状態となり、シロップの総量である33mlが7回に分割されて飲料注出ノズル2から断続的に吐出される。
ここで、シロップと希釈液との希釈比率又は実希釈比率を調整するために、シロップ用弁12A2の開閉がコントローラ20により制御される。これにより、図6に示すように、1〜7回の各回でシロップが断続的に吐出されるのに対応して、連続的に吐出される希釈液の全期間が仮想的に第1期間〜第7期間の部分期間に分割され、第1期間〜第6期間における希釈液の吐出量(25ml)とそれに対応して吐出されるシロップの吐出量(5ml)との部分希釈比率がシロップの総量(165ml)と希釈液の総量(33ml)との全希釈比率である「1:5」と合致することになる。
従って、図7に示すように、第1回目〜第6回目の吐出に関しては、カップ15の中の位置によってシロップと希釈液との部分希釈比率が「1:5」に均一化され、第7回目の吐出に関しては部分希釈液が「1:5」よりも濃くなる。この結果、シロップが比重によって沈殿しても、カップ15の中の位置によってシロップの濃度差を小さくできる。このため、シロップと希釈液の吐出を終了した後に、その混合液を特に積極的に掻き混ぜなくても、カップ15の各位置でシロップの濃さを均一にすることができ、混合液の濃度品質を確保することができる。
また、各部分期間において、希釈液とシロップの両方を吐出する混合吐出期間と、希釈液のみを吐出している単独吐出期間とが存在するが、シロップ流路9にはオリフィス16を配設したので、シロップの流速を遅くすることにより、混合吐出期間を長くする一方、単独吐出期間を短くできる。この結果、各部分期間において一様な希釈比率の混合液を得ることができる。なお、従来の液体混合装置において、シロップの吐出期間を長くすると、第1期間において、シロップの吐出が完了しない場合が生じ得る。すると、第2期間におけるシロップの吐出期間と重なり部分(ラップ部分)が生じるので、第2期間以降の部分期間において均一な希釈比率を有する混合液を得ることができない。
また、オリフィス16は口径を大口径と小口径とに切り換え可能に構成したので、シロップの粘度に対応して大口径と小口径とから口径を選択できる。すなわち、シロップの粘度が高い場合には大口径を選択し、シロップの粘度が低い場合には小口径を選択することにより、シロップの流速を所定範囲に設定し、各部分期間においてシロップの吐出が完了するので、次期間(たとえば、第1期間に対する第2期間)におけるシロップの吐出期間と重なり部分(ラップ部分)が生じることがない。
シロップバルブ12A,炭酸水バルブ12B,冷水バルブ12Cを冷却水槽3中に配設した結果、シロップ流量計12A1,炭酸水流量計12B2,冷水流量計12C2はいずれも所定の冷却雰囲気中に配設してあることになり、シロップ,冷水,炭酸水のうち特にシロップの粘性が変動することなく、シロップ流量計12A1は正確な計測量を得ることができる。
また、この実施例では、希釈液についての第2期間〜第6期間の配分の仕方が、第1期間の配分と同じであることから、第1期間〜第6期間の間で制御プログラムを共通化することができ、プログラム作成の効率化を図ることができる。
上記実施例では、本発明の液体混合装置を飲料供給装置に適用したが、これに限られるものではなく、たとえば、所定原液としての薬液を希釈液により希釈するようにした薬液供給装置に適用することもできる。
以上のように、本発明に係る液体混合装置は、原液と希釈液とを均一に混合する液体混合装置に有用であり、特に、飲料を均一に混合する飲料供給装置に適している。
本発明の実施例に係る飲料供給装置を示す概略構成図である。 図1に示した飲料供給装置の制御系を示すブロック図である。 図1及び図2に示したバルブの側断面図である。 図3に示したバルブの流量検出機構を示す正面図である。 図3に示したバルブのA−A断面図である。 シロップと希釈液の吐出手順を示すタイムチャートである。 カップにおける部分希釈比率と全希釈比率とを示す説明図である。 従来の飲料装置のシロップと希釈液の吐出手順を示すタイムチャートである。 従来の飲料装置のカップにおける部分希釈比率と全希釈比率とを示す説明図である。
符号の説明
3 冷却水槽
9A〜9D シロップ流路
10 炭酸水流路
11 冷水流路
12A シロップバルブ
12A1 シロップ流量計(原液流量計)
12A2 シロップ用弁(原液用弁)
12B 炭酸水バルブ
12B1 炭酸水流量計(希釈液流量計)
12B2 炭酸水用弁(希釈液用弁)
12C 冷水バルブ
12C1 冷水流量計(希釈液流量計)
12C2 冷水用弁(希釈液用弁)
15 カップ
16 オリフィス
20 コントローラ
21 主制御部
22 制御部
23 入力部
24 出力部
25 記憶部

Claims (4)

  1. 断続的に吐出する原液の各吐出に対応して連続的に吐出する希釈液の吐出期間を仮想的に複数の部分期間に分割し、各部分期間における原液の吐出量に対して所定の希釈比率となるように希釈液の吐出量を制御する液体混合装置において、
    最初の部分期間に先がけて所定量の希釈液を先出量として吐出する一方、
    最後の部分期間における原液吐出量に希釈比率を乗じて求めた希釈液量から先出量を差し引いた残りの希釈液量を最後の部分期間において吐出することを特徴とする液体混合装置。
  2. 前記原液の流れる流路にオリフィスを配設したことを特徴とする請求項1に記載の液体混合装置。
  3. 前記オリフィスの口径を大口径と小口径とに切り換え可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の液体混合装置。
  4. 前記原液の流量を計測する原液流量計と前記希釈液の流量を計測する希釈液流量計を所定の冷却雰囲気中に配設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の液体混合装置。
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