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JP4377927B2 - 木質建築部材の接合構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、木質建築部材の接合構造体に関するものである。
従来、木質建築部材の接合構造体として、異形鉄筋などの接合部材を建築部材の一方または双方に挿通させて接合する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この接合構造は、接合部材を木質建築部材の双方に挿通させて接合する構造であって、接合部材を挿入する孔を囲む補強鋼板を備えることで、建築部材間において応力が加わった場合に、木質建築部材に割れが発生することを防止する。
特開2004−285655号公報
しかしながら、従来の木質建築部材の接合構造体にあっては、ある程度の応力の範囲においては建築部材の割れ等を防止できるが、所定値以上の応力すなわち補強効果を超えるような応力が加わると木質建築部材に割れが発生してしまい、接合部において脆性的な破壊が発生する可能性がある。
そこで、本発明はこのような技術課題を解決するためになされたものであって、木質建築部材の接合において、靭性に優れた接合が可能な接合構造体を提供することを目的とする。
すなわち本発明に係る接合構造体は、木質材で構成される第1の建築部材と、第1の建築材に接合する第2の建築部材と、第1の建築部材及び第2の建築部材に挿入され、第1の建築部材の一端部を第2の建築部材の側面に当接させた状態で第1の建築部材と第2の建築部材とを接合する部材であって、第1の建築部材と第2の建築部材とが接合する接合部に配置され他の部分より軸線方向に変形しやすい変形部を形成している接合部材と、を備え、接合部は、第1の建築部材及び第2の建築部材が接する面を含む領域であることを特徴として構成される。
このように構成することで、第1及び第2の建築部材間に第1の建築部材が破損する大きさの応力が加わった場合であっても、第1の建築部材の破損が起こる前に、接合部材の変形部が降伏点に達して軸線方向に伸び変形を起こすことができるため、第1の建築部材が破損することによって発生する脆性的な破壊が生じず、靭性に優れた接合部を形成することができる。
ここで、第2の建築部材は木質材で構成されることが好適である。このように構成することで、木質建築部材同士の接合において、接合部材が露出せず美観に優れた接合部を形成することができる。
また、接合部材において、変形部は、断面積が他の部分の断面積より小さく形成されることが好適である。このように構成することで、例えば既存の接合部材の一部を削ることで変形部を形成することが可能となるため、低コストかつ簡単に靭性に優れた接合を実現することができる。
本発明によれば、木質建築部材の接合部において、靭性に優れた接合が可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図中の寸法比率は必ずしも説明中のものとは一致していない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る接合構造体の断面図、図2は、図1のII−II線に沿った断面図、図3は、図1のIII−III線に沿った断面図、図4は、図1の接合部詳細を示す拡大図である。本実施形態に係る接合構造体は、特に木製建築部材からなる建築部材同士を接合して躯体を構成する場合に好適に用いられる。
図1から図4までに示すように、本実施形態に係る接合構造体は、木造建築物の柱部材(第2の建築部材)2、梁部材(第1の建築部材)3、及び接合部材1を備えている。
柱部材2及び梁部材3は、躯体を構成する建築部材であって、ここでは木を加工した木質材で構成される。木質材としては、例えば製材、集成材、単板積層材などが用いられる。
柱部材2には、水平方向に接合部材1を挿入するための第1挿入孔22が形成されている。この第1挿入孔22は、接合部材1を挿通させるための孔であり、接合部材1の外径より大きい内径で形成されている。第1挿入孔22は、例えば水平方向に柱部材2を貫通して形成され、複数の接合部材1を配置できるように複数箇所に形成される。
梁部材3には、端面から水平方向に接合部材1を挿入するための第2挿入孔32が形成されている。第2挿入孔32は、接合部材1を挿通させるための孔であり、接合部材1の外径より大きい内径で形成されている。また、第2挿入孔32は、例えば複数の接合部材1を配置できるように複数箇所に形成される。尚、この第2挿入孔32は、接着剤5を第2挿入孔32に注入できる注入孔(不図示)、及び注入した接着剤5を第2挿入孔32外へ排出する排出孔(不図示)と連通しており、第2挿入孔32へ接着剤5を好適に注入できるように構成されている。接着剤5は、硬化して液状から固体状になるものが用いられ、例えばエポキシ樹脂を主成分とするものが用いられる。
柱部材2と梁部材3とを接合する接合部材1は、柱部材2及び梁部材3に挿通される棒状部材であり、例えば金属製の鉄筋、繊維強化繊維製、又はボルト等が用いられる。接合部材1は、柱部材2の第1挿入孔22に挿入されて柱部材2の側方に突設され、突出した接合部材1の一部が梁部材3の第2挿入孔32に挿通されて、柱部材2及び梁部材3を接合する。この接合の際には、第2挿入孔32に接着剤5が注入されて接合部材1と梁部材3とが接合され、接合部材1と柱部材2とが接合される。
このように、接合部材1が接着剤5により所定の付着力で梁部材3及び柱部材2に接合して、柱部材2と梁部材3が接合されるため、美的外観を損なう事無く建築物の躯体を構成することができる。
ここで、図4に示すように、本実施形態に係る接合構造体は、接合部材1が変形部10を備えている。
変形部10は、接合部材1において他の部分よりも変形し易く形成されている。他の部分とは、変形部10を除いた接合部材1を構成する部分である(図4の11)。ここでは、変形部10は他の部分と同一の材料で構成され、変形部10の断面積が他の部分の断面積よりも小さく形成されることによって変形しやすくなっている。このような変形部10は、例えば棒状部材の一部の周囲を削り取ることによって形成される。尚、異形鉄筋を接合部材1として用いた場合は、異形鉄筋の表面に形成された凹凸部の凹部よりもさらに断面が小さく形成された箇所が変形部10となる。
また、変形部10の断面積の大きさは、変形部10の降伏応力によって決定され、この降伏応力は、接合部材1と梁部材3との付着力、及び梁部材3が破損する大きさの応力よりも小さくなるように形成される。
さらに、変形部10は、柱部材2及び梁部材3が接する接合部4に配置されている。この接合部4は、第1挿入孔31及び第2挿入孔32において、柱部材2及び梁部材3が接する面を含む領域、又は柱部材2及び梁部材3が接する面周辺の領域を指す。
次に、本実施形態に係る接合構造体の作用効果を説明する。
従来の接合構造体においては、例えば、図5のbに示すように、接合部材1と梁部材3との付着力Sは、建築部材間の接合強度を高めるべく極めて高い接着力Sで接合されている。ここで、所定の大きさの応力F(F<S)を梁部材3に加えると、木質材と接合部材の材質強度の違いから、梁部材3が破損してしまい、割れAが生じる。このため、脆性的な破壊が発生する可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る接合構造体においては、図5のaに示すように、所定の大きさの応力Fを梁部材3に加えると、変形部10の降伏応力Kが応力Fよりも小さいため(K<F<S)、梁部材3に応力Fが加わる前に、変形部10が軸線方向に伸び変形するため、梁部材3に応力が加わって破損することが無くなる。このため、脆性的な破壊を回避することができる。
以上のように、本実施形態に係る接合構造体によれば、接合部材1において他の部分より変形しやすい変形部10を備え、変形部10が梁部材3と柱部材2とが接合する接合部4に配置されることで、梁部材3及び柱部材2間に梁部材3が破損する大きさの応力が加わった場合であっても、梁部材3の破損が起こる前に、接合部材1の変形部10が降伏点に達して軸線方向に伸び変形を起こすことができる。このため、梁部材3が破損することによって発生する脆性的な破壊が生じず、靭性に優れた接合部4を形成することができる。
また、本実施形態に係る接合構造体によれば、木質材で構成された梁部材3及び柱部材2に挿通されて木質建築部材同士を接合するため、接合部材1が露出せず美観に優れた接合部4を形成することができる。
さらに、本実施形態に係る接合構造体によれば、変形部10の断面積を他の部分の断面積より小さくすることで、例えば既存の接合部材の一部を削ることで変形部10を形成することが可能となるため、低コストかつ簡単に靭性に優れた接合を実現することができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係る接合構造体の断面図である。本実施形態に係る接合構造体は、第1実施形態に係る接合構造体とほぼ同様に構成されるものであり、木製建築部材からなる建築部材を他の建築部材に接合して躯体を構成する点が相違する。
図6に示すように、本実施形態に係る接合構造体は、柱部材(第1の建築部材)2、RC(Reinforced Concrete)部材(第2の建築部材)9、及び接合部材1を備えている。
柱部材2は、躯体を構成する建築部材であって、ここでは木を加工した木質材で構成される。木質材としては、例えば製材、集成材、単板積層材などが用いられる。柱部材2には、垂直方向に接合部材1を挿入するための第3挿入孔23が形成されている。この第3挿入孔23は、接合部材1を挿通させるための孔であり、接合部材1の外径より大きい内径で形成されている。第3挿入孔23は、複数の接合部材1を配置できるように複数箇所に形成される。尚、この第3挿入孔23は、接着剤5を第3挿入孔23に注入できる注入孔(不図示)、及び注入した接着剤5を第3挿入孔23の外へ排出する排出孔(不図示)と連通しており、第3挿入孔23へ接着剤5を好適に注入できるように構成されている。接着剤5は、硬化して液状から固体状になるものが用いられ、例えばエポキシ樹脂を主成分とするものが用いられる。
RC部材9は、例えば鉄筋コンクリート構造に使用される建築部材であって、ここではコンクリートで構成される。RC部材9には、垂直方向に接合部材1を挿入するための第4挿入孔92が形成されている。この第4挿入孔92は、接合部材1を挿通させるための孔であり、接合部材1の外径より大きい内径で形成されている。第4挿入孔92は、複数の接合部材1を配置できるように複数箇所に形成される。尚、この第4挿入孔92は、接着剤5を好適に注入できるように構成されており、この接着剤5としては、硬化して液状から固体状になるもの、例えばモルタルが用いられる。
柱部材2とRC部材9は、接合部材1によって接合され、変形部10が接合部6に配置される。この接合部6は、第3挿入孔23及び第4挿入孔92において、柱部材2及びRC部材9が接する面を含む領域、又は柱部材2及びRC部材9が接する面周辺の領域を指す。
以上のように、本実施形態に係る接合構造体によれば、接合部材1において他の部分より変形しやすい変形部10を備え、変形部10が柱部材2とRC部材9とが接合する接合部4に配置されることで、柱部材2及びRC部材9間に柱部材2が破損する大きさの応力が加わった場合であっても、柱部材2の破損が起こる前に、接合部材1の変形部10が降伏点に達して軸線方向に伸び変形を起こすことができる。このため、柱部材2が破損することによって発生する脆性的な破壊が生じず、靭性に優れた接合部6を形成することができる。
また、本実施形態に係る接合構造体によれば、木質材で構成された柱部材2とコンクリートから構成されたRC部材9とを挿通するため、接合において接合部材1が露出せず美観に優れた接合部4を形成することができる。
さらに、本実施形態に係る接合構造体によれば、変形部10の断面積を他の部分の断面積より小さくすることで、例えば既存の接合部材の一部を削ることで変形部10を形成することが可能となるため、低コストかつ簡単に靭性に優れた接合を実現することができる。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態に係る接合構造体の断面図である。本実施形態に係る接合構造体は、第1実施形態に係る接合構造体とほぼ同様に構成されるものであり、木製建築部材からなる建築部材を他の建築部材に接合して躯体を構成する点が相違する。
図7に示すように、本実施形態に係る接合構造体は、梁部材(第1の建築部材)3、鋼材(第2の建築部材)40、及び接合部材7を備えている。
梁部材3は、躯体を構成する建築部材であって、ここでは木を加工した木質材で構成される。木質材としては、例えば製材、集成材、単板積層材などが用いられる。梁部材3には、端面から水平方向に接合部材1を挿入するための第2挿入孔32が形成されている。第2挿入孔32は、接合部材1を挿通させるための孔であり、接合部材1の外径より大きい内径で形成されている。また、第2挿入孔32は、例えば複数の接合部材1を配置できるように複数箇所に形成される。尚、この第2挿入孔32は、接着剤5を第2挿入孔32に注入できる注入孔(不図示)、及び注入した接着剤5を第2挿入孔32外へ排出する排出孔(不図示)と連通しており、第2挿入孔32へ接着剤5を好適に注入できるように構成されている。接着剤5は、硬化して液状から固体状になるものが用いられ、例えばエポキシ樹脂を主成分とするものが用いられる。
鋼材40は、躯体を構成する建築部材であって、ここでは鋼材で構成されたH形鋼が用いられる。鋼材40には、水平方向に接合部材7を挿入するための第5挿入孔42が形成されている。この第5挿入孔42は、接合部材7を挿通させるための孔であり、接合部材7の外径より大きい内径で形成されている。第5挿入孔42は、複数の接合部材1を配置できるように複数箇所に形成される。
接合部材7は、梁部材3及び鋼材40に挿通される棒状部材であり、例えば金属製の鉄筋、繊維強化繊維製、又はボルト等が用いられる。また、一方の端部には接続用ナット41と螺合するネジ部が形成されている。接合部材1は、ネジ部が突出するように梁部材3の第2挿入孔32に挿通し、突出したネジ部を第5挿入孔42に挿入し、ネジ部と接続用ナット41とを螺合させて、梁部材3と鋼材40とが接合される。この接合の際には、第2挿入孔32に接着剤5を注入して接合部材1と梁部材3とが結合される。
また、本実施形態に係る接合構造体は、第1実施形態に係る接合構造体に用いられた接合部材1と同様に、変形部70を備えている。
変形部70は、接合部材7において他の部分よりも変形し易く形成されている。ここでは、変形部70は他の部分と同一の材料で構成され、変形部70の断面積が他の部分の断面積よりも小さく形成されることによって変形しやすくなっている。このような変形部70は、例えば棒状部材の一部の周囲を削り取ることによって形成される。尚、異形鉄筋を接合部材7として用いた場合は、異形鉄筋の表面に形成された凹凸部の凹部よりもさらに断面が小さく形成された箇所が変形部70となる。
また、変形部70の断面積の大きさは、変形部70の降伏応力によって決定され、この降伏応力は、接合部材7と梁部材3との付着力、及び梁部材3が破損する大きさの応力よりも小さくなるように形成される。
さらに、変形部70は、柱部材2及び梁部材3が接する接合部に配置されている。この接合部8は、第1挿入孔31及び第2挿入孔32において、柱部材2及び梁部材3が接する面を含む領域、又は柱部材2及び梁部材3が接する面周辺の領域を指す。
以上のように、本実施形態に係る接合構造体によれば、接合部材7において他の部分より変形しやすい変形部70を備え、変形部70が梁部材3と鋼材40とが接合する接合部4に配置されることで、梁部材3及び鋼材40間に梁部材3が破損する大きさの応力が加わった場合であっても、梁部材3の破損が起こる前に、接合部材7の変形部70が降伏点に達して軸線方向に伸び変形を起こすことができる。このため、梁部材3が破損することによって発生する脆性的な破壊が生じず、靭性に優れた接合部8を形成することができる。
また、本実施形態に係る接合構造体によれば、木質材で構成された梁部材3に挿通されるため、接合部材7が大きく露出せず美観に優れた接合部8を形成することができる。
さらに、本実施形態に係る接合構造体によれば、変形部70の断面積を他の部分の断面積より小さくすることで、例えば既存の接合部材の一部を削ることで変形部70を形成することが可能となるため、低コストかつ簡単に靭性に優れた接合を実現することができる。
なお、上述した各実施形態は本発明に係る接合構造体の一例を示すものである。本発明に係る接合構造体は、これらの各実施形態に係る接合構造体に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、各実施形態に係る接合構造体を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上記実施形態において、接合部材1、7は、棒状部材であり、金属製の鉄筋、繊維強化繊維製、又はボルト等を用いた例を説明したが、例えば異形鉄筋、ネジ鉄筋、丸鋼、ボルト、板などでも良く、要は変形部10、70を備えていれば材料や形状には限定されない。
また、上記実施形態において、接合部材1、7の一部全周を削ることによって変形部10、70が形成される例を説明したが、接合部材1、7の一部全周を削らない場合、例えば、半周を削った場合であっても良く、要は変形部10、70が断面積を小さくすることで他の部分よりも変形しやすくなればよい。
また、第1実施形態においては、木質建築部材同士、第2実施形態においては、木質建築部材とコンクリート、第3実施形態においては、木質建築部材と鋼材について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、接合する建築部材の少なくとも一方の材料が木質材であれば同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、変形部10、70の変形し易さを断面積で制御する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、変形部10、70の材料を接合部材1、7において他の部分の材料よりも変形し易い材料へ変更するなど、材料を変えて変形部10、70の変形しやすさを制御してもよい。
第1実施形態に係る接合構造体を示す側断面図である。 図1の接合構造体を示す断面図である。 図1の接合構造体を示す断面図である。 図1の接合構造体の接合部の拡大図である。 図1の接合構造体の効果を示す図である。 第2実施形態に係る接合構造体を示す側断面図である。 第3実施形態に係る接合構造体を示す側断面図である。
符号の説明
1,7…接合部材、2…柱部材(第1、第2の建築部材)、3…梁部材(第1の建築部材)、4,6,8…接合部、9…RC部材(第2の建築部材)、10,70…変形部、40…鋼材(第2の建築部材)。

Claims (3)

  1. 木質材で構成される第1の建築部材と、
    前記第1の建築材に接合する第2の建築部材と、
    前記第1の建築部材及び前記第2の建築部材に挿入され、前記第1の建築部材の一端部を前記第2の建築部材の側面に当接させた状態で前記第1の建築部材と前記第2の建築部材とを接合する部材であって、前記第1の建築部材と前記第2の建築部材とが接合する接合部に配置され他の部分より軸線方向に変形しやすい変形部を形成している接合部材と、
    を備え
    前記接合部は、前記第1の建築部材及び前記第2の建築部材が接する面を含む領域であること、
    を特徴とする接合構造体。
  2. 前記第2の建築部材は、木質材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の接合構造体。
  3. 前記変形部は、断面積が前記他の部分の断面積より小さく形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の接合構造体。

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