JP4376222B2 - Wave shaping digital filter circuit - Google Patents
Wave shaping digital filter circuit Download PDFInfo
- Publication number
- JP4376222B2 JP4376222B2 JP2005313009A JP2005313009A JP4376222B2 JP 4376222 B2 JP4376222 B2 JP 4376222B2 JP 2005313009 A JP2005313009 A JP 2005313009A JP 2005313009 A JP2005313009 A JP 2005313009A JP 4376222 B2 JP4376222 B2 JP 4376222B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap coefficient
- value
- output
- data
- waveform shaping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Description
本発明は、波形整形デジタルフィルタ回路に関し、より特定的には、デジタル通信無線システムにおける送信信号の波形整形をデジタルフィルタで行なう構成に関するものである。 The present invention relates to a waveform shaping digital filter circuit, and more particularly to a configuration in which waveform shaping of a transmission signal in a digital communication wireless system is performed by a digital filter.
デジタル無線通信システムにおいて、送信信号の波形整形をデジタルフィルタで行なう方式(以下、デジタル波形整形フィルタ方式と呼ぶ)がある。デジタル波形整形フィルタ方式を用いた送信部の一例(以下、従来フィルタ使用例と称す)を、図24を用いて説明する。 In a digital radio communication system, there is a method for performing waveform shaping of a transmission signal with a digital filter (hereinafter referred to as a digital waveform shaping filter method). An example of a transmission unit using the digital waveform shaping filter method (hereinafter referred to as a conventional filter use example) will be described with reference to FIG.
図24に示されるシステム構成は、ベースバンド信号発生器101、アップサンプラ102,104、波形整形フィルタ103、ローパスフィルタ(LPF)105、中間周波数発生器106、直交変換器107、デジタル/アナログ変換器(D/A)108およびバンドパスフィルタ(BPF)109を備える。ベースバンド信号発生器101から直交変換器107までの処理はデジタルで、バンドパスフィルタ109およびこれ以降についてはアナログで信号処理されている。
The system configuration shown in FIG. 24 includes a
アップサンプラ102,104、波形整形フィルタ103、ローパスフィルタ105は、Iチャネル(I−ch)およびQチャネル(Q−ch)のそれぞれに対応して配置される。
Up-
ベースバンド信号発生器101は、入力したデータをもとにIチャネル(I−ch),Qチャネル(Q−ch)のそれぞれのベースバンド信号を生成する。実際には、入力したデータ系列をもとに、QPSKベースバンド信号(QPSK:Quadrature Phase Shift Keying)を1〜40の多重数分だけ並列に発生させる。多重数は、図示しない上位層が決定する。これらの信号をそれぞれ異なる拡散符号を用いて拡散を行ない、すべて加算して出力する。ここで、拡散符号のチップレートは、Fcpである。図24に示される例では、Fcp=3MHzである。出力されるIチャネルおよびQチャネルのベースバンド信号は、0、±1、±2、…、±40の値をとるチップレートFcpのスペクトル拡散信号となる。
The
アップサンプラ102は、チップレートFcpの信号を入力し、Nfos倍のアップサンプリングを行ない、サンプリングレートFsaの信号に変換して出力する。これらの値に関して、式(1)が成立する。
The
Fsa=Fcp×Nfos …(1)
上記例では、Nfos=4、Fsa=12MHzである。以降、Nfosを波形整形フィルタのオーバーサンプリング数と呼ぶ。
Fsa = Fcp × Nfos (1)
In the above example, Nfos = 4 and Fsa = 12 MHz. Hereinafter, Nfos is referred to as the oversampling number of the waveform shaping filter.
アップサンプラ102への入力信号と出力信号との関係を、図25を用いて説明する。図において、記号321はチップデータを、記号322は“0”値をそれぞれ表わしている。図25に示されるように、アップサンプラにより、チップ周期Tcp(=1/Fcp)ごとに変化する入力信号INxを、サンプリング周期Tsa(=1/Fsa)ごとに変化する出力信号OUTxに変換する。出力信号OUTxにおいて、チップ周期Tcp(=1/Fcp)ごとに発生するチップデータ321のそれぞれの間には、“0”値が挿入されている。
The relationship between the input signal to the
波形整形フィルタ103は、入力したベースバンド信号の帯域制限を行なう。従来の波形整形フィルタ103は、図26に示されるように、シフトレジスタ部410、乗算部420、および加算器430を含む。シフトレジスタ部410は、複数個(11個)のレジスタDを含む。乗算部420は、各レジスタに対応する乗算器を含む。
The
波形整形フィルタ103においては、入力信号をシフトレジスタ部410によってシフトさせ、乗算部420によってタップ係数W1〜W11を乗算し、乗算部420の出力値のすべてを加算器430において加算して出力する。
In the
波形整形フィルタ103の出力信号のスペクトルを、図27に示す。図において、横軸は周波数を、縦軸は電力密度をそれぞれ表わしている。図27に示されるように、帯域制限された出力信号611がベースバンド周辺に存在することがわかる。そして、サンプリングレートFsa=12MHzの周辺には、折返しスペクトル612が発生する。
The spectrum of the output signal of the
波形整形フィルタ103のインパルス応答を、図28に示す。図において、横軸は時間を、縦軸は出力値をそれぞれ表わしている。図28に示されるように、波形整形フィルタ103のインパルス応答時においては、タップ係数W1〜W11の値がサンプリング周期Tsaごとに順番に出力される。フィルタのタップ数をNtapとすると、この例ではNtap=11である。インパルス応答の継続時間は、式(2)で表わされる。
The impulse response of the
継続時間=Tsa×Ntap …(2)
ここで、波形整形フィルタのインパルス応答のチップ長Ncdを、式(3)で定義する。
Duration time = Tsa × Ntap (2)
Here, the chip length Ncd of the impulse response of the waveform shaping filter is defined by Expression (3).
Tcp×Ncd=Tsa×Ntap …(3)
上記の例ではNcd=2.75となる。また、式(4)が成立する。
Tcp × Ncd = Tsa × Ntap (3)
In the above example, Ncd = 2.75. Moreover, Formula (4) is materialized.
Ntap=Nfos×Ncd …(4)
図24に示されるアップサンプラ104の動作は、アップサンプラ102の動作と基本的に同じである。アップサンプラ104は、サンプリングレートFsaの信号を入力し、Nifos倍のアンサンプリングを行ない、サンプリングレートFifosの信号に変換し出力する。このような値に関して、式(5)が成立する。
Ntap = Nfos × Ncd (4)
The operation of the
Fifos=Fsa×Nifos …(5)
上記の例では、Nifos=5、Fifos=60MHzである。
Fifos = Fsa × Nifos (5)
In the above example, Nifos = 5 and Fifos = 60 MHz.
アップサンプラ104の出力信号のスペクトルを、図29に示す。図において、横軸は周波数を、縦軸は電力密度をそれぞれ表わしている。図29に示されるように、ベースバンド付近の所望のスペクトル711の他にサンプリングレートFsa=12MHzごとに折返しスペクトル712が発生する。
The spectrum of the output signal of the
図24に示されるローパスフィルタ105は、これらの折返しスペクトルを減衰させ、所望のベースバンドスペクトルを取出す。ローパスフィルタ105は、図29における破線713で示す周波数特性を有する。本フィルタは、デジタルフィルタであるため動作周波数Fifos=60MHzの周辺にも通過帯域が存在する。
The low-
ローパスフィルタ105の出力信号のスペクトルを、図30に示す。図において、横軸は周波数を、縦軸は電力密度をそれぞれ表わしている。出力信号のスペクトル812は、ローパスフィルタ105によって減衰された折返しスペクトルとなる。減衰度は、ローパスフィルタ105の性能に依存する。
The spectrum of the output signal of the low-
図24に示される中間周波数発生器106は、周波数Fifの中間周波数を生成する。この例では、Fif=15MHzである。
The
直交変換器107は、入力したIチャネルおよびQチャネルのベースバンド信号によって、中間周波数の直交変調を行なう。ここまでの処理をデジタルで行なう。
The
直交変換器107の出力信号のスペクトルを、図31に示す。図において、横軸は周波数を、縦軸は電力密度をそれぞれ表わしている。直交変換器107では中間周波数の乗算を行なっているため、周波数±Fif+m×Fifos+n×Fsa(ただし、m、nは整数)の周辺にスペクトルが発生する。このうち、中間周波数Fif=15MHz周辺に発生するスペクトル911が所望のスペクトルである。残りのスペクトル912は折返しスペクトルであり不要である。所望のスペクトルはバンドパスフィルタ109によって抽出される。
The spectrum of the output signal of the
図24に示されるバンドパスフィルタ109は、直交変換器107の出力を受けるデジタル/アナログ変換器108の出力を受けて、目的とする所望のスペクトルを抽出する。バンドパスフィルタ109は、図31の斜線913に示される周波数特性を有する。
The
このようにして生成されたデジタルの送信信号をデジタル/アナログ変換器108によってアナログ信号に変換し、さらにバンドパスフィルタ109によって不要な周波数をカットする。
The digital transmission signal thus generated is converted into an analog signal by the digital /
以上に述べたデジタル波形整形フィルタ方式は、帯域制限処理をデジタルで行なっているため、アナログフィルタでは実現が不可能な、任意なインパルス応答のフィルタを構成することができる。また、上述した従来の構成では、直交変換までの処理をデジタルで行なっているが、これによりIチャネルとQチャネルとの直交性が良く、高精度な変調を行なうことが可能になる。直交変調までをデジタルで行なうには、フィルタリング処理もデジタルで行なう必要がある。さらに、これらのデジタル方式は、異なった無線通信方式に対応する変復調器のハードウェア構成に関するデータを同一無線機関内に複数もってこれらを切換えることにより、複数の無線通信方式を用いて通信を行なうことが可能なソフトウェアレディオとの親和性も高い。これらのことから、今後デジタル波形整形フィルタ方式の採用が大きく進むと考えられる。 Since the digital waveform shaping filter method described above performs band limiting processing digitally, it is possible to configure an arbitrary impulse response filter that cannot be realized with an analog filter. Further, in the conventional configuration described above, processing up to the orthogonal transformation is performed digitally. However, the orthogonality between the I channel and the Q channel is good, and high-precision modulation can be performed. In order to perform digital up to quadrature modulation, it is also necessary to perform filtering processing digitally. Furthermore, these digital systems perform communication using a plurality of wireless communication systems by switching a plurality of data relating to the hardware configuration of the modulator / demodulator corresponding to different wireless communication systems in the same wireless engine. It has a high affinity with software radios. For these reasons, it is considered that the adoption of the digital waveform shaping filter method will greatly advance in the future.
しかしながら、上述した従来の波形整形デジタルフィルタには、以下のような問題がある。図32は、図26におけるシフトレジスタ部410の出力と乗算部420の出力との内容を詳細に示したものである。図32を参照して、入力されたデータはアップサンプリングされているため、実際に意味のある値は、ある瞬間には全レジスタNtap個のうち平均でNcd個に存在し、その他のNtap−Ncd=Ncd×(Nfos−1)個のレジスタの値は“0”である。
However, the conventional waveform shaping digital filter described above has the following problems. FIG. 32 shows details of the output of the
“0”の入ったレジスタに対応する乗算器の出力も“0”であるため、これらNcd×(Nfos−1)個の乗算器は機能していない。 Since the output of the multiplier corresponding to the register containing “0” is also “0”, these Ncd × (Nfos−1) multipliers do not function.
さらに、これらに対応する加算器の入力も“0”であり、機能していない。実際に機能しているレジスタ、乗算器、加算器の入力が、全てのレジスタ、乗算器および加算器の入力に占める割合はNcd/Ntap=1/Nfosとなる。 Furthermore, the input of the adder corresponding to these is also “0”, which is not functioning. The ratio of the registers, multipliers, and adders that are actually functioning to the inputs of all the registers, multipliers, and adders is Ncd / Ntap = 1 / Nfos.
つまり、波形整形フィルタのオーバーサンプリング数Nfosが大きくなるに従い、実際に機能している部分の割合が減少し、無駄な(動作をしない)回路が増加することになる。 That is, as the oversampling number Nfos of the waveform shaping filter is increased, the proportion of the actually functioning portion is reduced, and the number of useless (non-operating) circuits is increased.
その一方で、波形整形フィルタのオーバーサンプリング数Nfosを大きくすると、次に示すような利点が発生する。 On the other hand, when the oversampling number Nfos of the waveform shaping filter is increased, the following advantages occur.
一例として、まず上記した従来フィルタ使用例において、Nfos=4をNfos=10とした場合を考える。要求仕様であるため、Fcp=3MHz、回路素子性能上の制約によりFifos=60MHzについては先ほどと同じとする。したがって、Nfos×Nifos=Fifos/Fcp=20も一定である。Nifos=5をNifos=2とする。また、スペクトル間隔により、Fif=15MHzのところをFif=21MHzとする。 As an example, first consider the case where Nfos = 4 is set to Nfos = 10 in the above-described conventional filter use example. Since it is a required specification, Ffp = 3 MHz and Fifos = 60 MHz are assumed to be the same as before because of restrictions on circuit element performance. Therefore, Nfos × Nifos = Fifos / Fcp = 20 is also constant. Nifos = 5 is Nifos = 2. Further, depending on the spectrum interval, Fif = 15 MHz is set to Fif = 21 MHz.
このときの、波形整形フィルタ103、アップサンプラ104、ローパスフィルタ105および直交変換器107の出力信号のスペクトルのそれぞれを、図33、図34、図35、図36に示す。いずれの図においても、横軸は周波数を、縦軸は電力密度をそれぞれ表わしている。図33、図34、図35および図36を、図27、図29、図30および図31に示されるスペクトルと比較すると、折り返しスペクトルの発生間隔が広がっていることがわかる。したがって、オーバーサンプリング数Nfosを大きくすることにより、ローパスフィルタおよびバンドパスフィルタに要求される性能も、それぞれ破線723、破線923のように緩和されることがわかる。
The spectrums of the output signals of the
さらなる例として、Nfos=20、Nifos=1とした場合を考える。このときの波形整形フィルタ103、アップサンプラ104、ローパスフィルタ105、および直交変換器107の出力信号のスペクトルのそれぞれを、図37、図38、図39、図40に示す。いずれの図においても、横軸は周波数を、縦軸は電力密度をそれぞれ表わしている。図37、図38、図39のスペクトルは全て同じである。この例のように、直交変換器107のサンプリングレートFifos=60MHzと、波形整形フィルタ103のサンプリングレートFsa=60MHzとを同じにすると、アップサンプラ104とローパスフィルタ105とは必要がなくなる。さらにバンドパスフィルタに要求される性能も、破線933のようにさらに緩和される。さらに、折返し周波数の発生間隔が広くなるため、中間周波数発生器106で発生させる中間周波数Fif=15MHzをFif=20MHz、Fif=10MHzと変化させることで、異なる周波数チャネル934へのアクセスも可能になる。
As a further example, consider the case where Nfos = 20 and Nifos = 1. The spectrums of the output signals of the
この方式では、周波数チャネルの切換はデジタル部で行なっているため、周波数を数億分の1といった高い性能で切換えることが可能となり、さらに切換える時間が数クロックと格段に短くなるため、周波数ホッピングなどの複雑な周波数切換が必要となる変調方式に対しても対応が可能となる。 In this method, since the frequency channel is switched by the digital unit, it is possible to switch the frequency with high performance such as 1 / hundreds of millions, and since the switching time is remarkably shortened to several clocks, frequency hopping, etc. Therefore, it is possible to cope with a modulation system that requires complicated frequency switching.
このようなさまざまな利点が発生するため、上述した問題点にかかわらずオーバーサンプリング数Nfosの大きな波形整形フィルタへの要求が高まっている。 Because of these various advantages, there is an increasing demand for a waveform shaping filter having a large oversampling number Nfos regardless of the above-described problems.
したがって、フィルタの性能を一定以上に保つために波形整形フィルタのインパルス応答のチップ長Ncdや処理すべき信号の量子化ビット数をある値以上に保ちつつ、オーバーサンプリング数Nfosを大きくする必要がある。 Therefore, in order to keep the filter performance above a certain level, it is necessary to increase the oversampling number Nfos while keeping the chip length Ncd of the impulse response of the waveform shaping filter and the number of quantization bits of the signal to be processed above a certain value. .
しかし、このようなフィルタを作成するためには、先ほど述べたように、ある瞬間に機能する乗算器の数Ncdはあまり変わらないにもかかわらず、機能しない乗算器の数Ncd×(Nfos−1)が大きく増加する。また、レジスタや加算器の入力にも同じことがいえる。すなわち無駄な回路規模を増加させなければならない。 However, in order to create such a filter, as described above, the number of non-functional multipliers Ncd × (Nfos−1) although the number Ncd of multipliers that function at a certain moment does not change much. ) Greatly increases. The same applies to the inputs of registers and adders. That is, the useless circuit scale must be increased.
このような問題に対応するために、特開平11−251963号公報(直接スペクトラム拡散用デジタルフィルタ)に示されるようなROM(リード・オンリー・メモリ)を用いた回路規模の削減方法があるが、上記した従来フィルタ使用例で示した40×40QAM(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)といった多数の信号点をとるような変調信号のフィルタリングを行なうためには、必要となるROM容量が莫大となり実現が困難である。 In order to cope with such a problem, there is a circuit size reduction method using a ROM (Read Only Memory) as shown in Japanese Patent Laid-Open No. 11-251963 (Direct Spread Spectrum Digital Filter). In order to perform filtering of a modulation signal such as 40 × 40 QAM (QAM: Quadrature Amplitude Modulation) shown in the above-described conventional filter use example, the required ROM capacity becomes enormous and difficult to realize. is there.
そこで、本発明は係る問題を解決するためになされたものであり、その目的は、より少ない回路規模でオーバーサンプリング数Nfosの大きな波形整形デジタルフィルタ回路を提供することにある。 Accordingly, the present invention has been made to solve such problems, and an object of the present invention is to provide a waveform shaping digital filter circuit having a smaller oversampling number Nfos with a smaller circuit scale.
上記課題を解決するために、この発明のある局面による波形整形デジタルフィルタ回路は、信号の波形を整形する波形整形デジタルフィルタ回路であって、所定周期ごとに所定のカウントアップ値だけカウント値を増加させ、カウント値が所定値以上となると初期値から再びカウント値を増加させ、カウント値が所定値以上となるたびにタイミング信号を出力する数値制御発振回路と、タイミング信号に基づいて入力データをシフトするレジスタと、数値制御発振回路のカウント値を示すデータのうちの最上位ビットから数えて1または複数ビット目までの上位データがとりうる値の数に対応する種類のタップ係数を有するタップ係数群の中から数値制御発振回路のカウント値の上位データに基づいてタップ係数を選択し、選択したタップ係数とレジスタからの出力データとを乗算する可変タップ係数乗算器と、可変タップ係数乗算器の乗算結果をすべて加算する加算器とを備え、可変タップ係数乗算器は、タップ係数群の中から上位データに基づいて時間的に連続する2個のタップ係数を選択し、選択した2個のタップ係数を補間し、補間後のタップ係数とレジスタからの出力データとを乗算し、可変タップ係数乗算器は、選択した2個のタップ係数を数値制御発振回路のカウント値を示すデータのうちの上位データを除いた下位データに基づいて補間する。 In order to solve the above problems, a waveform shaping digital filter circuit according to an aspect of the present invention is a waveform shaping digital filter circuit for shaping a signal waveform, and increments a count value by a predetermined count-up value every predetermined period. When the count value exceeds the predetermined value, the count value is increased again from the initial value, and a timing signal is output whenever the count value exceeds the predetermined value, and the input data is shifted based on the timing signal. And a tap coefficient group having a tap coefficient of a type corresponding to the number of values that can be taken by the upper data from the most significant bit of the data indicating the count value of the numerically controlled oscillator circuit up to the first or plural bits The tap coefficient is selected based on the high-order data of the count value of the numerically controlled oscillator circuit, and the selected tap A variable tap coefficient multiplier that multiplies the output data from the register and an adder that adds all the multiplication results of the variable tap coefficient multiplier. The two tap coefficients that are continuous in time are selected based on, the two selected tap coefficients are interpolated, and the interpolated tap coefficient is multiplied by the output data from the register . The variable tap coefficient multiplier Then, the two selected tap coefficients are interpolated based on the lower order data excluding the higher order data among the data indicating the count value of the numerically controlled oscillation circuit .
好ましくは、可変タップ係数乗算器は、タップ係数群の中から1個のタップ係数を選択して出力するタップ係数選択器と、タップ係数選択器からの出力とレジスタからの出力データとを乗算する乗算器とを含む。 Preferably, the variable tap coefficient multiplier multiplies the tap coefficient selector that selects and outputs one tap coefficient from the tap coefficient group, the output from the tap coefficient selector, and the output data from the register. And a multiplier.
好ましくは、数値制御発振回路は、以下の式で表わされるカウントアップ値に基づいてカウントする。 Preferably, the numerically controlled oscillation circuit counts based on a count-up value expressed by the following equation.
(2B×F0)/Fclk
ただし、Bは数値制御発振回路のカウント値を示すデータのビット数であり、F0は入力データのデータレートであり、Fclkは所定周期に対応する周波数である。
(2 B × F0) / Fclk
Here, B is the number of bits of data indicating the count value of the numerically controlled oscillation circuit, F0 is the data rate of the input data, and Fclk is the frequency corresponding to a predetermined period.
より好ましくは、可変タップ係数乗算器は、タップ係数群の中から数値制御発振回路のカウント値の上位データに基づいて時間的に連続する2個のタップ係数を選択して出力するセレクタと、時間的に連続する2個のタップ係数をW(j),W(j+1)とし、補間後の値をVcoeとし、外部から入力される補間係数をkとすると、Vcoe=W(j)×(1−k)+W(j+1)×kにより求められる値Vcoeを出力する補間器と、補間器の出力とレジスタからの出力データとを乗算する乗算器とを含む。 More preferably, the variable tap coefficient multiplier selects a time-sequentially selected two tap coefficients from the tap coefficient group based on the higher order data of the count value of the numerically controlled oscillator circuit, and outputs a selector. If two consecutive tap coefficients are W (j) and W (j + 1), the value after interpolation is Vcoe, and the interpolation coefficient inputted from the outside is k, Vcoe = W (j) × (1 -K) includes an interpolator that outputs a value Vcoe obtained by + W (j + 1) * k, and a multiplier that multiplies the output of the interpolator by the output data from the register.
より好ましくは、可変タップ係数乗算器は、タップ係数群の中から数値制御発振回路のカウント値の上位データに基づいて時間的に連続する2個のタップ係数を選択し、選択した2個のタップ係数のいずれか一方と、選択した2個のタップ係数の差分値とを出力するセレクタと、セレクタから出力されるタップ係数および差分値と、下位データとに基づいて補間値を算出する補間器と、補間器の出力とレジスタからの出力データとを乗算する乗算器とを含む。 More preferably, the variable tap coefficient multiplier selects two consecutive tap coefficients from the tap coefficient group based on the higher order data of the count value of the numerically controlled oscillation circuit, and selects the selected two taps. A selector that outputs any one of the coefficients and a difference value between the two selected tap coefficients, an interpolator that calculates an interpolation value based on the tap coefficient and the difference value output from the selector, and lower data ; A multiplier that multiplies the output of the interpolator and the output data from the register.
より好ましくは、補間器は、時間的に連続する2個のタップ係数をW(j),W(j+1)とし、差分値をW(j)d=W(j+1)−W(j)とし、補間後の値をVcoeとし、下位データの示す値をkとすると、Vcoe=W(j)+W(j)d×kにより求められる値Vcoeを出力する。 More preferably, the interpolator sets two time-continuous tap coefficients as W (j) and W (j + 1), sets the difference value as W (j) d = W (j + 1) −W (j), Assuming that the value after interpolation is Vcoe and the value indicated by the lower data is k, a value Vcoe obtained by Vcoe = W (j) + W (j) d × k is output.
また、この発明のある局面による波形整形デジタルフィルタ回路は、信号の波形を整形する波形整形デジタルフィルタ回路であって、入力データをシフトするレジスタと、レジスタからの出力データに基づき、レジスタからの出力データとオーバーサンプリング数と同じ数の種類のタップ係数との積を出力する可変タップ係数乗算器と、可変タップ係数乗算器により乗算された結果をすべて加算する加算器とを備える。 A waveform shaping digital filter circuit according to an aspect of the present invention is a waveform shaping digital filter circuit for shaping a signal waveform, and outputs from a register based on a register for shifting input data and output data from the register. A variable tap coefficient multiplier that outputs a product of the data and the same number of types of tap coefficients as the number of oversampling; and an adder that adds all the results multiplied by the variable tap coefficient multiplier.
好ましくは、可変タップ係数乗算器は、入力されるデータとタップ係数との積を計算するタップ係数乗算器と、タップ係数乗算器の出力データを順次出力する乗算結果順次出力器とを含む。 Preferably, the variable tap coefficient multiplier includes a tap coefficient multiplier that calculates a product of input data and a tap coefficient, and a multiplication result sequential output unit that sequentially outputs output data of the tap coefficient multiplier.
より好ましくは、乗算結果順次出力器は、タップ係数乗算器の出力データを順番に選択して出力するセレクタを含む。もしくは、乗算結果順次出力器は、タップ係数乗算器からの出力データをロードし、順番にシフトしつつ出力するシフトレジスタを含む。 More preferably, the multiplication result sequential output unit includes a selector that sequentially selects and outputs the output data of the tap coefficient multiplier. Alternatively, the multiplication result sequential output unit includes a shift register that loads the output data from the tap coefficient multiplier and outputs the data while shifting the data sequentially.
好ましくは、可変タップ係数乗算器は、タップ係数を順次出力するタップ係数順次出力器と、タップ係数順次出力器の出力と入力したデータとの積を計算する乗算器とを含む。 Preferably, the variable tap coefficient multiplier includes a tap coefficient sequential output unit that sequentially outputs tap coefficients, and a multiplier that calculates a product of an output of the tap coefficient sequential output unit and input data.
より好ましくは、タップ係数順次出力器は、タップ係数を順番に選択して出力するセレクタを含む。もしくは、タップ係数順次出力器は、タップ係数をロードし、順番にシフトしつつ出力するシフトレジスタを含む。 More preferably, the tap coefficient sequential output unit includes a selector that sequentially selects and outputs the tap coefficients. Alternatively, the tap coefficient sequential output unit includes a shift register that loads tap coefficients and outputs the tap coefficients while sequentially shifting them.
したがって、上記構成によれば、より少ない回路規模でオーバーサンプリング数Nfosの大きな波形整形デジタルフィルタ回路を実現することが可能となる。従来のフィルタと比較した場合の回路規模の削減効果は、フィルタのオーバーサンプリング数Nfosが大きくなるに従い大きくなる。 Therefore, according to the above configuration, it is possible to realize a waveform shaping digital filter circuit having a large oversampling number Nfos with a smaller circuit scale. The effect of reducing the circuit scale in comparison with the conventional filter increases as the filter oversampling number Nfos increases.
また、従来において波形整形フィルタの前段に挿入されるアップサンプラ102が不要となり、回路規模が削減できる。
In addition, the
さらに、データシフト用レジスタの数と加算器の入力の数とが、オーバーサンプリング数Nfosに対しおよそNfos分の1になり、回路規模が削減できる。 Furthermore, the number of data shift registers and the number of inputs of the adder are approximately 1 / Nfos of the oversampling number Nfos, and the circuit scale can be reduced.
この発明のさらなる局面による波形整形デジタルフィルタ回路は、信号の波形を整形する波形整形デジタルフィルタ回路であって、入力データをシフトするレジスタと、入力データに“−1”を乗算する符号反転器と、符号反転器の出力をシフトする反転データ用レジスタと、レジスタおよび反転データ用レジスタからの出力データに基づき、レジスタからの出力データとオーバーサンプリング数と同じ数の種類のタップ係数との積を出力する可変タップ係数乗算器と、可変タップ係数乗算器によって乗算された結果をすべて加算する加算器とを備える。 A waveform shaping digital filter circuit according to a further aspect of the present invention is a waveform shaping digital filter circuit that shapes a waveform of a signal, a register that shifts input data, a sign inverter that multiplies input data by “−1”, and Based on the output data from the register and the inverted data register that shifts the output of the sign inverter, the product of the output data from the register and the same number of tap coefficients as the number of oversampling is output. A variable tap coefficient multiplier, and an adder for adding all the results multiplied by the variable tap coefficient multiplier.
好ましくは、可変タップ係数乗算器は、レジスタの出力データと反転データ用レジスタの出力データとを用いて、入力データとタップ係数との積を計算するタップ係数乗算器と、タップ係数乗算器からの出力データを順番に出力する乗算結果順次出力器とを含む。 Preferably, the variable tap coefficient multiplier uses the output data of the register and the output data of the inverted data register to calculate a product of the input data and the tap coefficient, and the tap coefficient multiplier A multiplication result sequential output device for sequentially outputting the output data.
より好ましくは、乗算結果順次出力器は、タップ係数乗算器からの出力データを順番に選択して出力するセレクタを含む。もしくは、乗算結果順次出力器は、タップ係数乗算器からの出力データをロードし、順番にシフトしつつ出力するシフトレジスタを含む。 More preferably, the multiplication result sequential output unit includes a selector that sequentially selects and outputs the output data from the tap coefficient multiplier. Alternatively, the multiplication result sequential output unit includes a shift register that loads the output data from the tap coefficient multiplier and outputs the data while shifting the data sequentially.
好ましくは、可変タップ係数乗算器は、順番にタップ係数の絶対値を出力するタップ係数順次出力器と、タップ係数の符号が正のときにレジスタからの出力データを、タップ係数の符号が負であるときに反転データ用レジスタの出力データを選択する符号選択器と、タップ係数順次出力器からの出力と符号選択器からの出力との積を計算する乗算器とを含む。 Preferably, the variable tap coefficient multiplier includes a tap coefficient sequential output unit that sequentially outputs an absolute value of the tap coefficient, output data from the register when the sign of the tap coefficient is positive, and a negative sign of the tap coefficient. A sign selector that selects output data of the inverted data register at a time and a multiplier that calculates a product of an output from the tap coefficient sequential output unit and an output from the code selector.
より好ましくは、タップ係数順次出力器は、タップ係数の絶対値を順番に選択して出力するセレクタを含む。もしくは、タップ係数順次出力器は、タップ係数の絶対値をロードし、順番にシフトしつつ出力するシフトレジスタを含む。 More preferably, the tap coefficient sequential output unit includes a selector that sequentially selects and outputs the absolute values of the tap coefficients. Alternatively, the tap coefficient sequential output unit includes a shift register that loads the absolute values of the tap coefficients and outputs them while sequentially shifting them.
上記構成に従い入力データを反転した反転入力データを用いることにより、データシフト用レジスタの数をオーバーサンプリング数Nfosに対し、およそNfos分の2、加算器の入力の数がおよそNfos分の1になり、回路規模が削減できる。 By using inverted input data obtained by inverting the input data in accordance with the above configuration, the number of data shift registers is approximately two times Nfos with respect to the oversampling number Nfos, and the number of inputs of the adder is about one Nfos. The circuit scale can be reduced.
さらに、乗算器の数も、オーバーサンプリング数Nfosに対しおよそNfos分の1になり、回路規模が削減できる。 Furthermore, the number of multipliers is approximately 1 / Nfos of the oversampling number Nfos, and the circuit scale can be reduced.
また、従来において波形整形フィルタの前段に挿入されるアップサンプラ102が不要となり、回路規模が削減できる。
In addition, the
この発明のさらなる局面による波形整形デジタルフィルタ回路は、信号の波形を整形する波形整形デジタルフィルタ回路であって、入力データをシフトするレジスタと、レジスタからの出力データに基づき、レジスタからの出力データとあらかじめ用意された任意の個数のタップ係数との積を出力する可変タップ係数乗算器と、可変タップ係数乗算器により乗算された結果をすべて加算する加算器とを備える。 A waveform shaping digital filter circuit according to a further aspect of the present invention is a waveform shaping digital filter circuit that shapes a waveform of a signal, a register that shifts input data, output data from the register based on output data from the register, and A variable tap coefficient multiplier that outputs a product of an arbitrary number of tap coefficients prepared in advance, and an adder that adds all the results multiplied by the variable tap coefficient multiplier.
好ましくは、可変タップ係数乗算器は、任意の個数のタップ係数の中から1個を選択して出力するタップ係数選択器と、タップ係数選択器からの出力と入力されるデータとの積を計算する乗算器とを含む。 Preferably, the variable tap coefficient multiplier calculates a product of a tap coefficient selector that selects and outputs one of an arbitrary number of tap coefficients, and an output from the tap coefficient selector and input data. And a multiplier.
より好ましくは、タップ係数選択器は、任意の個数のタップ係数の中から1個を選択して出力するセレクタを含む。特に、セレクタは、2T(ただし、Tは、任意の個数)個のタップ係数の中から1個を選択する。 More preferably, the tap coefficient selector includes a selector that selects and outputs one of an arbitrary number of tap coefficients. In particular, the selector selects one of 2 T (where T is an arbitrary number) tap coefficients.
上記構成によると、従来において波形整形フィルタの前段に挿入されるアップサンプラ102が不要となり、回路規模が削減できる。
According to the above configuration, the
また、オーバーサンプリング数Nfosが整数でない場合であっても、特別な信号処理回路を付加することなく、小規模の回路構成でフィルタを実現することができる。 Even if the oversampling number Nfos is not an integer, a filter can be realized with a small circuit configuration without adding a special signal processing circuit.
この発明のさらなる局面による波形整形デジタルフィルタ回路は、信号の波形を整形する波形整形デジタルフィルタ回路であって、入力データをシフトするレジスタと、レジスタからの出力データに基づき、レジスタからの出力データと、あらかじめ用意された任意の個数のタップ係数のうち連続する2個のタップ係数を補間した値との積を出力する可変タップ係数乗算器と、可変タップ係数乗算器により乗算された結果をすべて加算する加算器とを備える。 A waveform shaping digital filter circuit according to a further aspect of the present invention is a waveform shaping digital filter circuit that shapes a waveform of a signal, a register that shifts input data, output data from the register based on output data from the register, and A variable tap coefficient multiplier that outputs the product of two tap coefficients that are interpolated from an arbitrary number of tap coefficients prepared in advance, and all the results multiplied by the variable tap coefficient multiplier are added. And an adder.
好ましくは、可変タップ係数乗算器は、任意の個数のタップ係数のうち連続する2個のタップ係数を補間した値を出力するタップ係数出力器と、タップ係数出力器からの出力と入力したデータとの積を計算する乗算器とを含む。 Preferably, the variable tap coefficient multiplier includes a tap coefficient output unit that outputs a value obtained by interpolating two consecutive tap coefficients among an arbitrary number of tap coefficients, an output from the tap coefficient output unit, and input data; And a multiplier for calculating the product of.
より好ましくは、タップ係数出力器は、任意の個数のタップ係数のうち連続する2個のタップ係数を選択して出力するセレクタと、セレクタから出力される連続する2個のタップ係数を補間する補間器とを含む。 More preferably, the tap coefficient output unit selects a selector that outputs two consecutive tap coefficients from an arbitrary number of tap coefficients, and an interpolation that interpolates two consecutive tap coefficients output from the selector. Including
特に、補間器は、連続する2個のタップ係数を、W(j),W(j+1)、補間後の値をVcoe、外部から入力される補間係数をkとすると、Vcoe=W(j)×(1−k)+W(j+1)×kにより求められる値Vcoeを出力する。セレクタは、予め用意された2T+1(ただし、前記Tは、前記任意の個数)個のタップ係数の中から連続する2個のタップ係数を選択する。 In particular, the interpolator has Vcoe = W (j) where two consecutive tap coefficients are W (j) and W (j + 1), the value after interpolation is Vcoe, and the interpolation coefficient input from the outside is k. A value Vcoe obtained by x (1-k) + W (j + 1) * k is output. The selector selects two consecutive tap coefficients from 2 T +1 (where T is the arbitrary number) tap coefficients prepared in advance.
より好ましくは、可変タップ係数出力器は、任意の個数のタップ係数のうちの前記連続する2個のタップ係数のうちの1つと、連続する2個のタップ係数の差分値とを選択して出力するセレクタと、セレクタから出力されるタップ係数と差分値とを用いて補間値を算出する補間器とを含む。 More preferably, the variable tap coefficient output unit selects and outputs one of the two consecutive tap coefficients of an arbitrary number of tap coefficients and a difference value of the two consecutive tap coefficients. And an interpolator that calculates an interpolation value using the tap coefficient and the difference value output from the selector.
特に、補間器は、連続する2個のタップ係数を、W(j),W(j+1)、差分値をWd(j)=W(j+1)−W(j)とし、補間後の値をVcoe、外部から入力される補間係数をkとすると、Vcoe=W(j)+W(j)d×kにより求められる値Vcoeを出力する。セレクタは、予め用意された2T(ただし、Tは、任意の個数)個のタップ係数と2T個の差分値との組から1組を選択する。 In particular, the interpolator sets two consecutive tap coefficients to W (j), W (j + 1), sets the difference value to Wd (j) = W (j + 1) −W (j), and sets the value after interpolation to Vcoe. When the interpolation coefficient inputted from the outside is k, a value Vcoe obtained by Vcoe = W (j) + W (j) d × k is output. The selector selects one set from a set of 2 T (where T is an arbitrary number) tap coefficients and 2 T difference values prepared in advance.
上記構成によると、従来において波形整形フィルタの前段に挿入されるアップサンプラ102が不要となり、回路規模が削減できる。
According to the above configuration, the
また、オーバーサンプリング数Nfosが整数でない場合であっても、特別な信号処理回路を付加することなく、小規模の回路構成でフィルタを実現することができる。特に、タップ係数の補間を行なうため、同じ性能を実現するための回路構成がより小さくなる。 Even if the oversampling number Nfos is not an integer, a filter can be realized with a small circuit configuration without adding a special signal processing circuit. In particular, since the tap coefficients are interpolated, the circuit configuration for realizing the same performance becomes smaller.
本発明によれば、より少ない回路規模でオーバーサンプリング数Nfosの大きな波形整形デジタルフィルタ回路を実現することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to realize a waveform shaping digital filter circuit having a large oversampling number Nfos with a smaller circuit scale.
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお図中同一または相当部分には同一記号を付しその説明は省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
本発明の実施の形態による波形整形フィルタについて、図1を用いて説明する。図1は、無線通信システムの送信部に、以下に説明する本発明の実施の形態による波形整形フィルタを採用した状態を示している。 A waveform shaping filter according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1 shows a state in which a waveform shaping filter according to an embodiment of the present invention described below is employed in a transmission unit of a wireless communication system.
図1に示されるシステム構成は、ベースバンド信号発生器101、波形整形フィルタ203、中間周波数発生器106、直交変換器107、デジタル/アナログ変換器(D/A)108およびバンドパスフィルタ(BPF)109を備える。波形整形フィルタ203は、Iチャネル,Qチャネルのそれぞれに対応して設けられる。
The system configuration shown in FIG. 1 includes a
ベースバンド信号発生器101から直交変換器107まではデジタル信号処理が施され、D/A変換器108を介して、直交変換器107の出力がバンドパスフィルタ109に供給される。バンドパスフィルタ109およびそれ以降の処理は、アナログ信号処理を行なう。
Digital signal processing is performed from the
従来の構成と比べて、アップサンプラ102が不要になることがわかる。また、本発明によると、オーバーサンプリング数Nfosの大きな波形整形フィルタを容易に実現できるため、フィルタのサンプリングレートFsaと直交変換器107のサンプリングレートFifosとを容易に同じにできる。したがって、アップサンプラ104とローパスフィルタ105とが不要になる。
It can be seen that the
したがって、上記した従来フィルタ使用例に代わり、簡略化された図1に示されるシステム構成をとることが可能になる。以下、第1の実施の形態〜第10の実施の形態において、具体的な回路構成について説明する。 Therefore, instead of the above-described conventional filter use example, it is possible to adopt a simplified system configuration shown in FIG. Hereinafter, specific circuit configurations in the first to tenth embodiments will be described.
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態による波形整形フィルタ203Aを、図2に示す。図2に示されるように、第1の実施の形態による波形整形フィルタ203Aは、シフトレジスタ部1110、可変タップ係数乗算部1120A、および加算器1130を含む。図においては、シフトレジスタ部1110は、3つのレジスタDで、可変タップ係数乗算部1120Aは、可変タップ係数乗算器1121A、1122A、1123Aでそれぞれ構成されている。
[First Embodiment]
A
シフトレジスタ部1110は、チップタイミングCTをイネーブル信号として入力データDataであるチップデータをラッチしシフトする。このようにしてシフトされたチップデータは、可変タップ係数乗算器に入力される。
The
可変タップ係数乗算部1120Aは、シフトレジスタ部1110の出力とタップ係数とを乗算して出力する。可変タップ係数乗算器1121A〜1123Aの出力のすべては、加算器1130によって加算されて出力される。
The variable tap
第1の実施の形態による波形整形フィルタ203Aは、タップ数Ntapが11、オーバーサンプリング数Nfosが4の従来の波形整形フィルタと同じ機能を実現する。データシフト用のレジスタおよび加算器の入力数は、従来の波形整形フィルタでは11個であったのに対し、図2に示される波形整形フィルタ203Aでは3個となり、大きく削減されていることがわかる。
The
すなわち、本発明の構成によりこれらの数は、一般的に約Nfos分の1に削減され、オーバーサンプリング数Nfosが大きいほど削減率が大きくなる。なお、加算器の入力数がNfos分の1に減るということは、加算器の回路規模もおよそNfos分の1に減るということを意味する。 That is, according to the configuration of the present invention, these numbers are generally reduced to about 1 / Nfos, and the reduction rate increases as the oversampling number Nfos increases. Note that the fact that the number of inputs of the adder is reduced to 1 / Nfos means that the circuit scale of the adder is also reduced to approximately 1 / Nfos.
波形整形フィルタ203Aは、図3に示される無線通信システム9000に搭載される。図3に示される無線通信システム9000は、図1に示されるシステム構成に加えて、クロック発生器9001、チップタイミング発生器9002およびカウンタ9003を備える。図における波形整形フィルタ1000は、第1の実施の形態〜第7の実施の形態による波形整形フィルタに相当する。
The
クロック発生器9001は、一定周期で発振するクロックCLKを発生する。チップタイミング発生器9002は、クロックCLKに基づき、一定間隔で活性化するチップタイミングCTを発生する。カウンタ9003は、クロック入力端子にクロックCLKを受け、同期リセット入力端子にチップタイミングCTを受けるカウンタである。カウンタ9003は、クロックCLKをカウントしてカウンタ値Cを出力し、チップタイミングCTに応じてカウンタ値Cをリセットする。
The
クロックCLKは、フィルタのサンプリングレートFsaと同じ周波数を有し、チップタイミングCTは、チップ周期Tcpと同じ周期を有する。 The clock CLK has the same frequency as the sampling rate Fsa of the filter, and the chip timing CT has the same cycle as the chip cycle Tcp.
第1の実施の形態による波形整形フィルタの動作について説明する。波形整形フィルタ203を図3に示す無線通信システム9000に採用した場合、図4に示される動作が実現される。なお、図4において、INは、可変タップ係数乗算器1121Aの入力を、OUTは、可変タップ係数乗算器1121Aの出力をそれぞれに表わしている。
The operation of the waveform shaping filter according to the first embodiment will be described. When the
図4を参照して、可変タップ係数乗算器1121Aの入力信号INは、チップタイミングCTに同期して、チップ周期Tcpごとに入力される。可変タップ係数乗算器1121Aは、この例ではチップタイミングCTがHレベルになった次のクロックCLKのタイミングから、入力信号INとタップ係数W1との積を出力する。その後、クロックCLKに同期してサンプリング周期Tsaごとにタップ係数W2,W3,W4との積を順次出力する(出力信号OUT)。
Referring to FIG. 4, input signal IN of variable
このような可変タップ係数乗算器1121Aの内部構成の一例を、図5に示す。可変タップ係数乗算器1121Aは、図5に示されるように、タップ係数を乗算する乗算器1311〜1314と、乗算器1311〜1314の結果を順次出力するための乗算結果順次出力器1300Aとを含む。乗算器1311,1312,1313,1314は、タップ係数W1,W2,W3,W4を乗算する。
An example of the internal configuration of such a variable
第1の実施の形態においては、乗算結果順次出力器1300Aは、セレクタ1301によって構成される。セレクタ1301は、カウンタ9003が生成するカウンタ値Cに基づき、対応する乗算器から出力される信号を選択的に出力する。具体的には、カウンタ値Cが1,2,3,4であるならば、乗算器1311,1312,1313,1314の出力をそれぞれ選択的に出力する。
In the first embodiment, the multiplication result
なお、上述したカウンタ9003は、チップタイミングCTがHレベルになった次のクロックCLKのタイミングからカウントを開始し、カウンタ値Cを生成する。
Note that the
他の可変タップ係数乗算器1122Aおよび1123Aは、可変タップ係数乗算器1121Aと同様の構成および動作を行なう。ただし、タップ係数として、[W1,W2,W3,W4]の代わりに、それぞれ[W5,W6,W7,W8]、{W9,W10,W11,W12}を用いる。
Other variable
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態による可変タップ係数乗算器1121A(1122A,1123A)に代わり、可変タップ係数乗算器1121Bを配置する。可変タップ係数乗算器1121Bを含む可変タップ係数乗算部は、可変タップ係数乗算部1120Aと同等の動作を行なうが、その内部構成が異なる。
[Second Embodiment]
In the second embodiment, a variable
可変タップ係数乗算器1121Bの内部構成の一例を図6に、動作を図7に示す。可変タップ係数乗算器1121Bは、図6に示されるように、タップ係数を乗算する乗算器1311〜1314と、乗算器1311〜1314の結果を順次出力するための乗算結果順次出力器1300Bとを含む。第2の実施の形態においては、乗算結果順次出力器1300Bは、シフトレジスタ1401により構成されている。
An example of the internal configuration of the variable
第2の実施の形態による波形整形フィルタの動作について、図7を用いて説明する。なお、図7において、INは、可変タップ係数乗算器1121Bの入力を、OUTは、可変タップ係数乗算器1121Bの出力をそれぞれに表わしている。
The operation of the waveform shaping filter according to the second embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 7, IN represents the input of the variable
シフトレジスタ1401は、乗算器1311〜1314の出力(タップ係数を乗算した結果)を、チップタイミングCTがHレベルになった次のクロックCLKのタイミングでセットし、その後クロックCLKに同期してサンプリング周期Tsaごとにタップ計算乗算結果をシフトしつつ出力する。これにより、可変タップ係数乗算器1121Bのシストレジスタ1401から、図7に示される出力信号OUTが出力される。
The
このように、第2の実施の形態による波形整形フィルタによると、従来の波形整形フィルタと比較して、加算器の入力数は一般的におよそオーバーサンプリング数Nfos分の1に削減することが可能となる。 As described above, according to the waveform shaping filter according to the second embodiment, the number of inputs to the adder can be generally reduced to about 1 / Nfos of the oversampling number as compared with the conventional waveform shaping filter. It becomes.
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態においては、第1の実施の形態による可変タップ係数乗算器1121A(1122A,1123A)に代わり、図8に示される可変タップ係数乗算器1121Cを用いる。可変タップ係数乗算器1121Cは、図8に示されるように、タップ係数順次出力器1600A、および乗算器1610を含む。
[Third Embodiment]
In the third embodiment, a variable
タップ係数順次出力器1600Aは、メモリMRとメモリMRから読出されるタップ係数W1〜W4を受けるセレクタ1601とを含む。タップ係数順次出力器1600Aにより出力されるタップ係数(係数信号S0)と入力信号INとが、乗算器1610に供給される。係数信号S0と入力信号INとの積が、出力信号OUTとして生成される。
Tap coefficient
第3の実施の形態による波形整形フィルタの動作を、図9を用いて説明する。なお、図9において、INは、可変タップ係数乗算器1121Cの入力を、OUTは、可変タップ係数乗算器1121Cの出力をそれぞれに表わしている。
The operation of the waveform shaping filter according to the third embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 9, IN represents the input of the variable
タップ係数順次出力器1600Aは、内部にタップ係数を保持するメモリMRを有する。セレクタ1601は、カウンタ9003により生成されるカウンタ値C(1〜4)に応じて、メモリMRから読出されたタップ係数Wiを選択的に出力(係数信号S0)する。具体的には、カウンタ値Cが1,2,3,4になると、それぞれタップ係数W1,W2,W3,W4を選択する。これにより、図9に示されるように、クロックCLKに同期してサンプリング周期Tsaごとに、入力信号INとタップ係数W1,W2,W3,W4との積(出力信号OUT)が、順次、生成される。
The tap coefficient
このように、第3の実施の形態による波形整形フィルタによると、データシフト用のレジスタ、乗算器および加算器の入力の数が一般的におよそオーバーサンプリング数Nfos分の1に削減されるため、回路規模を小さく抑えることが可能となる。 As described above, according to the waveform shaping filter according to the third embodiment, the number of inputs of the data shift register, the multiplier, and the adder is generally reduced to approximately 1 / Nfos of the oversampling number. It is possible to reduce the circuit scale.
なお、タップ係数順次出力器1600Aの代わりに、図10に示されるようにメモリ(たとえば、ROM等)1602により構成されるタップ係数順次出力器1600Bを用いてもよい。この場合、メモリ1602は、カウンタ値Cをアドレス端子で受け、カウンタ値Cの指示す記憶領域にあるタップ係数をデータ出力端子から出力する。
Instead of the tap coefficient
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態においては、第1の実施の形態における可変タップ係数乗算器1121A(1122A,1123A)に代わり、図11に示される可変タップ係数乗算器1121Dを用いる。可変タップ係数乗算器1121Dは、タップ係数順次出力器1600Cと乗算器1610とを含む。
[Fourth Embodiment]
In the fourth embodiment, a variable tap coefficient multiplier 1121D shown in FIG. 11 is used instead of the variable
タップ係数順次出力器1600Cは、メモリMRとメモリMRから読出されるタップ係数W1〜W4を受けるシフトレジスタ1801とを含む。可変タップ係数乗算器1121Dの動作は、第3の実施の形態におけるタイミングチャートと同じである。
Tap coefficient sequential output unit 1600C includes a memory MR and a
シフトレジスタ1801は、チップタイミングCTがHレベルになった次のクロックCLKのタイミングでタップ係数をセットする。そして、その後クロックCLKに同期してサンプリング周期Tsaごとにタップ係数をシフトしつつ順番に出力(係数信号S0)する。
The
このように、第4の実施の形態による波形整形フィルタによれば、従来の波形整形フィルタと同じ機能を有しつつ、従来と比較して乗算器および加算器の入力数が一般的におよそオーバーサンプリング数Nfos分の1に削減されるため回路規模を縮小することが可能となる。 As described above, according to the waveform shaping filter according to the fourth embodiment, the number of inputs of the multiplier and the adder is generally approximately over that of the conventional one while having the same function as the conventional waveform shaping filter. Since the sampling number is reduced to 1 / Nfos, the circuit scale can be reduced.
なお、波形整形フィルタ203Aにおいては、上述した可変タップ係数乗算器1121A〜1121Dを組合わせて配置するようにしてもよい。
In the
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態による波形整形フィルタ203Bについて、図12を用いて説明する。波形整形フィル203Bは、図12に示されるように、シフトレジスタ部1910、反転データ用シフトレジスタ部1980、可変タップ係数乗算部1920、符号反転器1970および加算器1930を含む。図においては、シフトレジスタ部1910,1980のそれぞれは、3つのレジスタDを、可変タップ係数乗算部1920は、可変タップ係数乗算器1921A,1922A,1923Aをそれぞれ含む。
[Fifth Embodiment]
A waveform shaping filter 203B according to the fifth embodiment will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 12, the waveform shaping file 203B includes a
第1の実施の形態による構成と比較すると、第5の実施の形態では、符号反転器1970と反転データ用シフトレジスタ部1980とが新たに設けられ、可変タップ係数乗算部1920には、シフトレジスタ部1910からの入力と、シフトレジスタ部1980からの反転入力とが新たに供給されている。
Compared with the configuration according to the first embodiment, in the fifth embodiment, a
図において、INは、シフトレジスタ部1910から可変タップ係数乗算器1921Aへの入力を、RINは、シフトレジスタ部1980から可変タップ係数乗算器1921Aへの反転入力を表わしている。
In the figure, IN represents an input from the
符号反転器1970は、入力データDataに“−1”を乗算する。可変タップ係数乗算器1921A〜1923Aは、第1の実施の形態による可変タップ係数乗算器と同等の動作を行なうが、反転入力が追加されているためより少ない回路規模で実現することができる。
The
一例として可変タップ係数乗算器1921Aの内部構成を図13に、タイミングチャートを図14に示す。可変タップ係数乗算器1921Aは、図13に示されるように、タップ係数W1〜W4に対応するタップ係数乗算器2121〜2124および乗算結果順次出力器2110を含む。乗算結果順次出力器2110は、セレクタ2111を含む。
As an example, FIG. 13 shows an internal configuration of the variable
タップ係数乗算器2123,2124は、シフトレジスタ部1910から入力INを受け、タップ係数乗算器2121,2122,2124は、シフトレジスタ部1980から反転入力RINを受ける。
セレクタ2111は、カウンタ値Cに応じて、タップ係数乗算器2121〜2124の出力のうちの1つを選択的に出力(OUT)する。
The
ここで、タップ係数は、[W1,W2,W3,W4]=[−2,−5,4,15]とする。タップ係数乗算器2121は、入力INと負の値であるタップ係数W1とを乗算した出力する。しかし実際には、入力INとタップ係数W1との乗算を行なわず次の処理を実行する。
Here, the tap coefficient is [W1, W2, W3, W4] = [− 2, −5, 4, 15]. The
すなわち、タップ係数W1は負の値であるため、タップ係数乗算器2121に、反転入力RIN(入力に“−1”が乗算された値)が入力されるようにする。そして、タップ係数W1の絶対値である“2”を乗算する。これにより、“−2”の乗算を実現する。“−2”および“2”を12ビットの2進数で表わすと、それぞれ“1111 1111 1110”“10”となり、“−2”より“2”の方がビット数が少ない。よって、入力INに負のタップ係数をそのまま乗算する回路に比べ、ビット数が少ない分だけタップ係数乗算器の回路規模が小さくなる。
That is, since the tap coefficient W1 is a negative value, the inverting input RIN (a value obtained by multiplying the input by “−1”) is input to the
タップ係数乗算器2122についても、タップ係数W2が負の値であるため、反転入力RINを与え、タップ係数W2の絶対値と反転入力RINとを乗算させる。一方、タップ係数乗算器2123は、タップ係数W3が正の値であるため、入力INとタップ係数W3とを乗算する。
The
タップ係数乗算器2124は、タップ係数W4=15=16−1である。このため、入力INに“16”を乗算したものと、反転入力RINとを加算することにより、“15”の乗算を実現する。“16”の乗算は、ビットをシフトするだけであり配線のみで実現できるため、必要となる加算器は1つとなる。したがって、タップ係数“15”をそのまま入力に乗算するタップ係数乗算器に比べ、タップ係数乗算器2124の回路規模は小さくすることができる。
The
乗算結果順次出力器2110は、上述した乗算結果順次出力器1300Aと同様の動作を行なう。
Multiplication result
このように、第5の実施の形態における波形整形デジタルフィルタ回路によれば、従来の波形整形デジタルフィルタ回路と同じ機能を有し、かつ回路規模を小さく構成することができる。 Thus, according to the waveform shaping digital filter circuit in the fifth embodiment, the same function as that of the conventional waveform shaping digital filter circuit can be obtained, and the circuit scale can be reduced.
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態による波形整形フィルタは、第5の実施の形態による波形整形フィルタ203Bと同様、シフトレジスタ部1910、反転データ用シフトレジスタ部1980、加算器1930および符号反転器1970を備えるとともに、可変タップ係数乗算器1921A(1921A,1923A)に代わって、図15に示される可変タップ係数乗算器1921Bを備える。
[Sixth Embodiment]
Similar to the waveform shaping filter 203B according to the fifth embodiment, the waveform shaping filter according to the sixth embodiment includes a
第6の実施の形態による可変タップ係数乗算器1921Bは、タップ係数順次出力器2210A、符号選択器2220および乗算器2240を含む。
A variable
タップ係数順次出力器2210Aは、タップ係数の絶対値を順次出力する。乗算器2240では、タップ係数順次出力器2210Aの出力する係数信号S1と符号選択器2220の出力する符号選択済信号S2との乗算を行なう。
The tap coefficient
タップ係数の符号の乗算は、符号選択器2220において、入力INと反転入力RINとを切換えることにより行なう。
The sign multiplication of the tap coefficient is performed by switching the input IN and the inverted input RIN in the
タップ係数順次出力器2210Aは、タップ係数W1〜W4の絶対値W1a〜W4aを記憶するメモリMRとメモリMRから読出される値W1a〜W4aのいずれか1つを選択的に出力するセレクタ2211とを含む。
Tap coefficient
セレクタ2211は、カウンタ9003から出力されるカウンタ値C(C=1〜4)に応じて、対応するタップ係数Wiaを選択的に出力する。
The
タップ係数W1a〜W4aは、タップ係数W1〜W4の絶対値であり、{W1,W2,W3,W4}={−2,−5,4,15}とすると、{W1a,W2a,W3a,W4a}={2,5,4,15}となる。 The tap coefficients W1a to W4a are absolute values of the tap coefficients W1 to W4. If {W1, W2, W3, W4} = {− 2, −5, 4, 15}, {W1a, W2a, W3a, W4a } = {2, 5, 4, 15}.
符号選択器2220は、セレクタ2221で構成される。セレクタ2221は、カウンタ9003が生成するカウンタ値C(C=1〜4)に応じて、対応する入力端Wisの信号を選択し出力する。入力端W1s〜W4sは、タップ係数W1〜W4に対応しており、対応するタップ係数が正の場合には、入力INを、負の場合には、反転入力RINをそれぞれ受ける。ここでは、{W1,W2,W3,W4}={−2,−5,4,15}={負の値,負の値,正の値,正の値}であるので、入力端W1s,W2sは、反転入力RINを受け、入力端W3s,W4sは、入力INを受ける。
The
第6の実施の形態による波形整形フィルタの動作を、図16を用いて説明する。図において、INは、シフトレジスタ部1910から可変タップ係数乗算器1921Bへの入力を、RINは、反転データ用シフトレジスタ部1980から可変タップ係数乗算器1921Bへの反転入力を、OUTは、可変タップ係数乗算器1921Bの出力をそれぞれに表わしている。
The operation of the waveform shaping filter according to the sixth embodiment will be described with reference to FIG. In the figure, IN is an input from the
図16に示されるように、チップタイミングCTがHレベルになると次のクロックCLKのタイミングから、順次、入力INまたは反転入力RINとタップ係数との積が算出され、出力(OUT)される。 As shown in FIG. 16, when the chip timing CT becomes H level, the product of the input IN or the inverting input RIN and the tap coefficient is calculated sequentially from the timing of the next clock CLK and output (OUT).
このように構成することで、乗算器2240は、符号付整数と正の整数とを乗算するように構成すればよいため、符号付整数と符号付整数とを掛け合わせる乗算器に比べ、回路規模が削減される。
By configuring in this way, the
なお、図17に示されるように、タップ係数順次出力器2210Aに代わり、タップ係数Wiaをロードし、順次シフトしつつ出力するシフトレジスタ2212を含むタップ係数順次出力器2210Bを用いてもよい。
As shown in FIG. 17, instead of the tap coefficient
[第7の実施の形態]
上述した第5の実施の形態および第6の実施の形態による可変タップ係数乗算器には、シフトレジスタ部1910からの入力INと反転データ用シフトレジスタ部1980からの反転入力RINとが供給された。これに対し、タップ係数の符号がすべて同じであれば、入力INまたは反転入力RINのいずれか一方のみを可変タップ係数乗算器に供給すればよい。
[Seventh Embodiment]
The variable tap coefficient multipliers according to the fifth and sixth embodiments described above are supplied with the input IN from the
たとえば、{W1,W2,W3,W4}がすべて正であれば、可変タップ係数乗算器への反転データ用シフトレジスタ部1980からの信号入力は不要となる。
For example, if {W1, W2, W3, W4} are all positive, signal input from the inverted data
このような場合、波形整形フィルタ203Cは、図18に示されるように、シフトレジスタ部1910と、反転データ用シフトレジスタ部1980と、可変タップ係数乗算部2420とを含む。可変タップ係数乗算部2420は、シフトレジスタ部1910から入力を受ける可変タップ係数乗算器2421と、シフトレジスタ部1910と反転データ用シフトレジスタ部1980とのデータを受ける可変タップ係数乗算器2422と、反転データ用シフトレジスタ部1980からの信号を受ける可変タップ係数乗算器2423とを含むように構成される。
In such a case, the
このように可変タップ係数乗算器2421は、反転データ用シフトレジスタ部1980からの入力が不要であり、可変タップ係数乗算器2423は、シフトレジスタ部1910からの入力が不要なため、対応するデータシフト用レジスタが省略され、この結果回路規模が縮小される。
As described above, the variable
この場合、シフトレジスタ部1910および反転データ用シフトレジスタ部1980のそれぞれは、2つのレジスタDで構成されることになる。また符号反転器も、図12に示される波形整形フィルタ203Bと異なった場所に配置されることになる。
In this case, each of the
[第8の実施の形態]
上述した第1の実施の形態〜第7の実施の形態では、オーバーサンプリング数Nfosは4(整数)であった。そこで、第8の実施の形態では、Fcp=3MHz、Fsa=6.9MHzの場合を仮定する。このとき、オーバーサンプリング数Nfos=2.3となる。
[Eighth Embodiment]
In the first to seventh embodiments described above, the oversampling number Nfos is 4 (integer). Therefore, in the eighth embodiment, it is assumed that Fcp = 3 MHz and Fsa = 6.9 MHz. At this time, the oversampling number Nfos = 2.3.
第8の実施の形態による波形整形フィルタは、図19に示される無線通信システム9500に搭載される。無線通信システム9500は、図1に示されるシステム構成に加えて、クロック発生器9001およびNCO(Numerical Controlled Oscillator)回路9005を備える。
The waveform shaping filter according to the eighth embodiment is mounted on the wireless communication system 9500 shown in FIG. The wireless communication system 9500 includes a
クロックCLKを6.9MHzとする。当該クロックCLKからNCO回路9005を用いて3MHzのチップタイミングCTを発生させる。NCO回路9005は、増分値レジスタ9010と10ビットすなわち0〜1023の値が表現可能なカウンタ9011とを含む。
The clock CLK is 6.9 MHz. A 3 MHz chip timing CT is generated from the clock CLK using the
カウンタ9011は、加算器9012およびDフリップフロップ9013を含む。加算器9012には、クロックCLK毎に増分値レジスタ9010の値が加算される。増分値レジスタ9010の値は、カウンタ9011のビット数B(=10)、クロック周波数Fclk(=6.9MHz)、出力周波数をF0(=3MHz)とすると、(2B×F0)/Fclk=445と設定する。
The
加算された結果が、“1024”以上になると、桁あふれが生じる。桁あふれが生じた場合には、下位の10ビット以外は無視される。すなわち、“1023”に“5”が加算されるとカウンタ9011は“4”に戻る。そして、加算器9012は、桁あふれが生じるとチップタイミングCTを発生させる。
When the added result is “1024” or more, an overflow occurs. If an overflow occurs, all but the lower 10 bits are ignored. That is, when “5” is added to “1023”, the
Dフリップフロップ9013は、クロックCLKに同期して加算器9012の出力を取込み、NCOカウンタ値NCを出力する。
The D flip-
なお、図における波形整形フィルタ2000は、第8の実施の形態〜第10の実施の形態による波形整形フィルタに相当する。
The
第8の実施の形態による波形整形フィルタは、第3の実施の形態と同様、図2に示される構成を有する。しかしながら、第8の実施の形態による波形整形フィルタは、第3の実施の形態による可変タップ係数乗算器1121Cに代わり、図20に示される可変タップ係数乗算器1121Eを含む。可変タップ係数乗算器1121Eは、タップ係数選択器2500と乗算器1610とを含む。
The waveform shaping filter according to the eighth embodiment has the configuration shown in FIG. 2 as in the third embodiment. However, the waveform shaping filter according to the eighth embodiment includes a variable
第3の実施の形態では、オーバーサンプリング数Nfos=4であったため、4種類のタップ係数を備えていた。これに対し第8の実施の形態では、タップ係数W0〜W63(ここでは64種類)を備えている。 In the third embodiment, since the oversampling number Nfos = 4, four types of tap coefficients are provided. On the other hand, in the eighth embodiment, tap coefficients W0 to W63 (64 types here) are provided.
タップ係数選択器2500は、図示しない内部メモリから受けるタップ係数W0〜W63を選択するセレクタ2501を含む。セレクタ2501は、NCOカウンタ値NCを16で割った値の整数値j(NCOカウンタ値NCの10ビット中の上位6ビットに相当する値)を受けて、対応するタップ係数Wjを選択し係数信号S3として出力する。
タップ係数選択器2500により生成されたタップ係数(係数信号S3)と入力信号INとが、乗算器1610に供給される。係数信号S3と入力信号INとの積が、出力信号OUTとして生成される。
The tap coefficient (coefficient signal S3) generated by the
第8の実施の形態による波形整形フィルタの動作を、図21のタイミングチャートを用いて説明する。図において、INは、可変タップ係数乗算器1121Eへの入力を、OUTは、可変タップ係数乗算器1121Eから出力される信号を表わしている。
The operation of the waveform shaping filter according to the eighth embodiment will be described with reference to the timing chart of FIG. In the figure, IN represents an input to the variable
NCOカウンタ値NCは、クロックCLKが入力されるごとに、増分値レジスタ9010の値445が加算される。加算の結果、“1024”以上になると桁あふれが発生し、下位の10ビット以外は無視される。同時に、チップタイミングCTが出力される。
The
シフトレジスタ部1110は、チップタイミングCTをイネーブル信号として入力データDataであるチップデータをラッチしシフトする。このようにしてシフトされたチップデータは、可変タップ係数乗算器に入力される。
The
タップ係数選択器2500は、NCOカウンタ値NCの上位6ビットの値jが0〜63のときに、対応するタップ係数Wj(j=0〜63)を選択し、係数信号S3として出力する。
The
たとえば、NCOカウンタ値NCが“925”のときには、上記6ビットは<925/16>=57となる(ただし、“<数字>”は切捨てを表わす)ので、タップ係数W57を出力する。入力信号INと係数信号S3とを乗算することにより、出力信号OUTが生成される。 For example, when the NCO counter value NC is “925”, the above 6 bits are <925/16> = 57 (where “<number>” indicates truncation), and therefore the tap coefficient W57 is output. The output signal OUT is generated by multiplying the input signal IN and the coefficient signal S3.
可変タップ係数乗算器1122C,1123Cに代わる可変タップ係数乗算器1122E,1123Eは、可変タップ係数乗算器1121Eと同様の構成を有し同様の動作を行なう。ただし、タップ係数として、{W0,W1,…,W63}の代わりに、それぞれ{W64,W65,…W127}、{W128,W129,…,W191}を用い、NCOカウンタ値NCの上位6ビットの値が0〜63のときに、それぞれ“W64〜W127”、“W128〜W191”を選択するようにしておく。
Variable tap coefficient multipliers 1122E and 1123E instead of variable tap coefficient multipliers 1122C and 1123C have the same configuration as variable
このように構成することにより、オーバーサンプリング数Nfosが整数でない場合においても、少ない回路規模でフィルタリングを行なうことができる。 With this configuration, even when the oversampling number Nfos is not an integer, filtering can be performed with a small circuit scale.
[第9の実施の形態]
第9の実施の形態においても、第8の実施の形態と同じく、Fcp=3MHz、Fsa=6.9MHzの場合を仮定する。よって、オーバーサンプリング数Nfos=2.3となる。また、同様にNCO回路9005を用いて、6.9MHzのクロックCLKから、3MHzのチップタイミングCTを発生させる。NCO回路9005は、10ビット、すなわち“0”から“1023”の値が表現可能なカウンタ9011を用いる。
[Ninth Embodiment]
Also in the ninth embodiment, as in the eighth embodiment, it is assumed that Fcp = 3 MHz and Fsa = 6.9 MHz. Therefore, the oversampling number Nfos = 2.3. Similarly, the
第9の実施の形態による波形整形フィルタは、第3の実施の形態による可変タップ係数乗算器1121Cに代わり、図22に示される可変タップ係数乗算器1121Fを含む。可変タップ係数乗算器1121Fは、タップ係数出力器2700Aと乗算器1610とを含む。
The waveform shaping filter according to the ninth embodiment includes a variable
タップ係数出力器2700Aでは、十分に多くの連続するタップ係数の組を選択することができる。すなわち、{W(j)、W(j+1)}からなるタップ係数の組を、j=0、1、…、63に関して選択することができる。このような選択動作は、タップ係数出力器2700Aの、セレクタ2721および2722により実現される。さらに、タップ係数出力器2700Aは、選択した2組のタップ係数の間を補間する補間器2730を含む。
The tap
タップ係数選択処理と補間処理とは、次の手順で行なわれる。まず、NCOカウンタ値NCを16で割る。この結果の整数部分をj、小数部分をkとする。jは、0、1、…、63の値を取る。この値に従って、タップ係数の組{W(j)、W(j+1)}を選択する。
The tap coefficient selection process and the interpolation process are performed according to the following procedure. First, the NCO counter value NC is divided by 16. Let the integer part of this result be j and the decimal part be k. j takes the
補間器2730の出力をVcoeとすると、補間器2730においては、式(6)で表現される演算(補間)を行なう。
Assuming that the output of the
Vcoe=W(j)×(1−k)+W(j+1)×k …(6)
第8の実施の形態では、NCOカウンタ値NCの10ビットのうちの上位6ビット(j)を用いてタップ係数を選択したが、第9の実施の形態では、さらに下位4ビット(k)を用いて補間を行なっている。精度が十分であれば、たとえば下位4ビットのうちの上位3ビットのみを用いて補間を行なってもよい。このようにして求められた補間器2730の出力(係数信号)Vcoeは、乗算器1610により入力信号INと乗算される。乗算器1610から、出力信号OUTが出力される。
Vcoe = W (j) × (1−k) + W (j + 1) × k (6)
In the eighth embodiment, the tap coefficient is selected using the upper 6 bits (j) of the 10 bits of the NCO counter value NC, but in the ninth embodiment, the lower 4 bits (k) are further reduced. Is used for interpolation. If the accuracy is sufficient, for example, interpolation may be performed using only the upper 3 bits of the lower 4 bits. The output (coefficient signal) Vcoe of the
可変タップ係数乗算器1122C,1123Cに代わる可変タップ係数乗算器1122F、1123Fは、可変タップ係数乗算器1121Fと同様の構成および動作を行なう。ただし、タップ係数として、j=0、1、…、63からなる64個のタップ係数の組{W(j),W(j+1)}の代わりに、それぞれ64個のタップ係数の組{W(j+64),W(j+65)}、{W(j+128),W(j+129)}を用い、NOCカウンタ値NCの上位6ビットの値がjのとき、それぞれ{W(j+64),W(j+65)}、{W(j+128),W{j+129)}が選択されるようにしておく。
Variable tap coefficient multipliers 1122F and 1123F instead of variable tap coefficient multipliers 1122C and 1123C perform the same configuration and operation as variable
このように構成することにより、第8の実施の形態と同様にオーバーサンプリング数Nfosが整数でない場合に対しても、少ない回路規模でフィルリングを行なうことができる。さらに、タップ係数の補間を行なっているため、同じ性能を実現するための回路規模が第8の実施の形態よりも小さくてすむ。 With this configuration, it is possible to perform filling with a small circuit scale even when the oversampling number Nfos is not an integer, as in the eighth embodiment. Further, since the tap coefficients are interpolated, the circuit scale for realizing the same performance can be smaller than that in the eighth embodiment.
[第10の実施の形態]
第10の実施の形態では、可変タップ係数乗算器1121Fに代わり、可変タップ係数乗算器1121Gを用いる。可変タップ係数乗算器1121Gは、図23に示されるように、タップ係数出力器2700Aに代わり、タップ係数出力器2700Bを含む。タップ係数出力器2700Bは、セレクタ2820、乗算器2832および加算器2833を含む。
[Tenth embodiment]
In the tenth embodiment, a variable tap coefficient multiplier 1121G is used instead of the variable
第9の実施の形態と同様にNCOカウンタ値NCを16で割った値の整数部をj、小数部分をkとする。第10の実施の形態では、セレクタ2820により、タップ係数の組{W(j),W(j)d}を選択する。ここで、W(j)dは、式(7)を満たす値であり、予め計算されて内部に記憶されている。
As in the ninth embodiment, the integer part of the value obtained by dividing the NCO counter value NC by 16 is j, and the decimal part is k. In the tenth embodiment, the
W(j)d=W(j+1)−W(j) …(7)
タップ係数出力器2700Bの出力値をVcoeとすると、乗算器2832と加算器2833とにより、式(8)表現される演算(補間)を行なう。
W (j) d = W (j + 1) -W (j) (7)
When the output value of the tap coefficient output unit 2700B is Vcoe, the
Vcoe=W(j)+W(j)d×k …(8)
式(7)および(8)を用いると、Vcoe=W(j)×(1−k)+W(j+1)×kとなり、第9の実施の形態で説明した補間の式(6)と一致する。したがって、タップ係数出力器2700Bは、タップ係数出力器2700Aと同じ値を出力することになる。
Vcoe = W (j) + W (j) d × k (8)
Using equations (7) and (8), Vcoe = W (j) × (1−k) + W (j + 1) × k, which matches the interpolation equation (6) described in the ninth embodiment. . Therefore, tap coefficient output unit 2700B outputs the same value as tap
タップ係数の数が十分に多い場合、隣り合うタップ係数の値の差W(j)dは小さくなり、タップ係数の差W(j)dを表現するためのビット数も小さくなる。よって、タップ係数の組{W(j),W(j+1)}を保持し選択するよりも、第10の実施の形態に示されるように{W(j),W(j)d}を保持し選択する方が、回路規模が小さくなる。 When the number of tap coefficients is sufficiently large, the difference W (j) d between adjacent tap coefficient values is small, and the number of bits for expressing the difference W (j) d between tap coefficients is also small. Therefore, rather than holding and selecting a set of tap coefficients {W (j), W (j + 1)}, hold {W (j), W (j) d} as shown in the tenth embodiment. However, the circuit scale becomes smaller when the selection is made.
また、補間式から明らかなように、第9の実施の形態では、乗算器2個と加算器1個と減算器1個が必要であるのに対し、第10の実施の形態では、乗算器と加算器とがそれぞれ1つずつしか必要でない。このように、第10の実施の形態による構成を用いると、第9の実施の形態と同じ性能を実現するための回路規模を小さくすることができる。 Further, as is apparent from the interpolation formula, in the ninth embodiment, two multipliers, one adder and one subtractor are required, whereas in the tenth embodiment, a multiplier is used. Only one adder and one adder are required. As described above, when the configuration according to the tenth embodiment is used, the circuit scale for realizing the same performance as the ninth embodiment can be reduced.
以上のように、本発明により、より少ない回路規模でオーバーサンプリング数Nfosの大きな波形整形デジタルフィルタ回路を実現することが可能となる。従来のフィルタと比較した場合の回路規模の削減効果は、フィルタのオーバーサンプリング数Nfosが大きくなるに従い大きくなる。 As described above, according to the present invention, it is possible to realize a waveform shaping digital filter circuit having a large oversampling number Nfos with a smaller circuit scale. The effect of reducing the circuit scale in comparison with the conventional filter increases as the filter oversampling number Nfos increases.
さらに、波形整形フィルタの前段に挿入されているアップサンプラが不要となり、回路規模が削減される。また、副次的な効果として、波形整形フィルタの後段に挿入されているアップサンプラおよびローパスフィルタの削減を可能とすることができ、さらなる回路規模の削減が実現できる。 Furthermore, the upsampler inserted in the previous stage of the waveform shaping filter is not necessary, and the circuit scale is reduced. Further, as a secondary effect, it is possible to reduce the up-sampler and the low-pass filter inserted in the subsequent stage of the waveform shaping filter, and a further reduction in circuit scale can be realized.
本発明の波形整形デジタルフィルタにより、波形整形フィルタの前段に挿入されているアップサンプラ102が不要となり、回路規模が削減できる。
The waveform shaping digital filter of the present invention eliminates the need for the
さらに本発明の波形整形デジタルフィルタによって、データシフト用レジスタ410の数と加算器430の入力の数とが、オーバーサンプリング数Nfosに対しおよそNfos分の1になり、回路規模が削減できる。また、乗算部420における乗算器の数が、オーバーサンプリング数Nfosに対しおよそNfos分の1になり、回路規模が削減できる。
Furthermore, the waveform shaping digital filter of the present invention reduces the number of
さらに、本発明による波形整形デジタルフィルタにより、入力データを反転した反転入力データを用いることにより、データシフト用レジスタ410の数をオーバーサンプリング数Nfosに対し、およそNfos分の2、加算器430の入力の数がおよそNfos分の1にすることも可能であり、回路規模が削減できる。 Further, by using the inverted input data obtained by inverting the input data by the waveform shaping digital filter according to the present invention, the number of the data shift registers 410 is approximately two times Nfos with respect to the oversampling number Nfos. Can be reduced to about 1 / Nfos, and the circuit scale can be reduced.
さらに、本発明による波形整形デジタルフィルタにおいて、タップ係数乗算器2121〜2124を用いることで、タップ係数乗算器1311〜1314よりもさらに回路規模が削減できる。
Furthermore, in the waveform shaping digital filter according to the present invention, the circuit scale can be further reduced as compared with the
さらに、本発明の波形整形デジタルフィルタにおいて、乗算器2240は、乗算器1610よりもさらに回路規模を削減することができる。
Furthermore, in the waveform shaping digital filter of the present invention, the
さらに、本発明の波形整形デジタルフィルタにより、オーバーサンプリング数Nfosが整数でない場合においても、サンプリングレート非整数倍変換器などの特別な信号処理回路を付加することなく、小さい回路規模でフィルタを実現することができる。 Further, the waveform shaping digital filter of the present invention realizes a filter with a small circuit scale without adding a special signal processing circuit such as a sampling rate non-integer multiple converter even when the oversampling number Nfos is not an integer. be able to.
さらに、本発明の波形整形デジタルフィルタでは、タップ係数の補間を行なうため、同じ性能を実現するための回路規模がより小さくなる。 Furthermore, in the waveform shaping digital filter of the present invention, since the tap coefficients are interpolated, the circuit scale for realizing the same performance becomes smaller.
203,203A〜203C,1000,2000 波形整形フィルタ、101 ベースバンド信号発生器、106 中間周波数発生器、107 直交変換器、108 アナログ変換器、109 バンドパスフィルタ、1110 シフトレジスタ部、1120,1920,2420 可変タップ係数乗算部、1121A〜1121G,1921A,1922A,1923A,1921B,2421〜2423 可変タップ係数乗算器、1130,1930,2833,9012 加算器、1300A,1300B,2110 乗算結果順次出力器、1301,1601,2111,2221,2501,2721,2820 セレクタ、1401,1801,1910,1980 シストレジスタ、1600A〜1600C,2210A,2210B タップ係数順次出力器、1610,2240,2832 乗算器、1970 符号反転器、2121〜2124 タップ係数乗算器、2220 符号選択器、2500 タップ係数選択器、2700A,2700B タップ係数出力器、2730 補間器、9001 クロック発生器、9002 チップタイミング発生器、9003,9011 カウンタ、9005 NCO回路、9010 増分値レジスタ、9013 フリップフロップ、9000,9500 無線通信システム。 203, 203A to 203C, 1000, 2000 Waveform shaping filter, 101 baseband signal generator, 106 intermediate frequency generator, 107 orthogonal transformer, 108 analog converter, 109 bandpass filter, 1110 shift register unit, 1120, 1920, 2420 Variable Tap Coefficient Multiplier, 1121A to 1121G, 1921A, 1922A, 1923A, 1921B, 2421 to 2423 Variable Tap Coefficient Multiplier, 1130, 1930, 2833, 9012 Adder, 1300A, 1300B, 2110 Multiplication result sequential output device, 1301 , 1601, 2111, 221, 251, 2721, 820 selector, 1401, 1801, 1910, 1980 cyst register, 1600A to 1600C, 2210A, 2210B Tap coefficient sequential output device, 1610, 2240, 2832 multiplier, 1970 sign inverter, 2121 to 2124 tap coefficient multiplier, 2220 code selector, 2500 tap coefficient selector, 2700A, 2700B tap coefficient output device, 2730 interpolator, 9001 Clock generator, 9002 Chip timing generator, 9003, 9011 counter, 9005 NCO circuit, 9010 Increment value register, 9013 flip-flop, 9000,9500 Wireless communication system.
Claims (5)
所定周期ごとに所定のカウントアップ値だけカウント値を増加させ、前記カウント値が所定値以上となると初期値から再びカウント値を増加させ、前記カウント値が前記所定値以上となるたびにタイミング信号を出力する数値制御発振回路と、
前記タイミング信号に基づいて入力データをシフトするレジスタと、
前記数値制御発振回路のカウント値を示すデータのうちの最上位ビットから数えて1または複数ビット目までの上位データがとりうる値の数に対応する種類のタップ係数を有するタップ係数群の中から前記数値制御発振回路のカウント値の前記上位データに基づいてタップ係数を選択し、前記選択したタップ係数と前記レジスタからの出力データとを乗算する可変タップ係数乗算器と、
前記可変タップ係数乗算器の乗算結果をすべて加算する加算器とを備え、
前記可変タップ係数乗算器は、前記タップ係数群の中から前記上位データに基づいて時間的に連続する2個のタップ係数を選択し、前記選択した2個のタップ係数を補間し、前記補間後のタップ係数と前記レジスタからの出力データとを乗算し、
前記可変タップ係数乗算器は、前記選択した2個のタップ係数を前記数値制御発振回路のカウント値を示すデータのうちの前記上位データを除いた下位データに基づいて補間する、波形整形デジタルフィルタ回路。 A waveform shaping digital filter circuit for shaping a signal waveform,
The count value is incremented by a predetermined count-up value every predetermined period, and when the count value becomes equal to or greater than the predetermined value, the count value is increased again from the initial value, and the timing signal is output every time the count value becomes equal to or greater than the predetermined value. A numerically controlled oscillator circuit to output,
A register for shifting input data based on the timing signal;
From the tap coefficient group having tap coefficients of a type corresponding to the number of values that can be taken by the upper data from the most significant bit of the data indicating the count value of the numerically controlled oscillator circuit up to the first or plural bits. A variable tap coefficient multiplier that selects a tap coefficient based on the higher order data of the count value of the numerically controlled oscillation circuit, and multiplies the selected tap coefficient by output data from the register;
An adder for adding all the multiplication results of the variable tap coefficient multiplier;
The variable tap coefficient multiplier selects two tap coefficients that are temporally continuous based on the higher order data from the tap coefficient group, interpolates the two selected tap coefficients, and performs the post-interpolation Multiplying the tap coefficient and the output data from the register ,
The variable tap coefficient multiplier interpolates the selected two tap coefficients based on lower data excluding the upper data of data indicating the count value of the numerically controlled oscillation circuit , a waveform shaping digital filter circuit .
(2B×F0)/Fclk
ただし、Bは前記数値制御発振回路のカウント値を示すデータのビット数であり、F0は前記入力データのデータレートであり、Fclkは前記所定周期に対応する周波数である。 The waveform shaping digital filter circuit according to claim 1, wherein the numerically controlled oscillation circuit counts based on a count-up value represented by the following expression.
(2 B × F0) / Fclk
Here, B is the number of bits of data indicating the count value of the numerically controlled oscillation circuit, F0 is the data rate of the input data, and Fclk is the frequency corresponding to the predetermined period.
前記タップ係数群の中から前記数値制御発振回路のカウント値の前記上位データに基づいて時間的に連続する2個のタップ係数を選択して出力するセレクタと、
前記時間的に連続する2個のタップ係数をW(j),W(j+1)とし、補間後の値をVcoeとし、外部から入力される補間係数をkとすると、Vcoe=W(j)×(1−k)+W(j+1)×kにより求められる値Vcoeを出力する補間器と、
前記補間器の出力と前記レジスタからの出力データとを乗算する乗算器とを含む、請求項1に記載の波形整形デジタルフィルタ回路。 The variable tap coefficient multiplier is
A selector that selects and outputs two tap coefficients that are temporally continuous based on the high-order data of the count value of the numerically controlled oscillation circuit from the tap coefficient group;
When the two temporally continuous tap coefficients are W (j) and W (j + 1), the interpolated value is Vcoe, and the externally input interpolation coefficient is k, Vcoe = W (j) × An interpolator that outputs a value Vcoe obtained by (1-k) + W (j + 1) × k;
The waveform shaping digital filter circuit according to claim 1, further comprising a multiplier that multiplies the output of the interpolator and the output data from the register.
前記タップ係数群の中から前記数値制御発振回路のカウント値の前記上位データに基づいて時間的に連続する2個のタップ係数を選択し、前記選択した2個のタップ係数のいずれか一方と、前記選択した2個のタップ係数の差分値とを出力するセレクタと、
前記セレクタから出力される前記タップ係数および前記差分値と、前記下位データとに基づいて補間値を算出する補間器と、
前記補間器の出力と前記レジスタからの出力データとを乗算する乗算器とを含む、請求項1に記載の波形整形デジタルフィルタ回路。 The variable tap coefficient multiplier is
From the tap coefficient group, select two tap coefficients that are temporally continuous based on the higher order data of the count value of the numerically controlled oscillator circuit, and either one of the selected two tap coefficients, A selector that outputs a difference value between the two selected tap coefficients;
An interpolator that calculates an interpolation value based on the tap coefficient and the difference value output from the selector, and the low-order data ;
The waveform shaping digital filter circuit according to claim 1, further comprising a multiplier that multiplies the output of the interpolator and the output data from the register.
前記時間的に連続する2個のタップ係数をW(j),W(j+1)とし、前記差分値をW(j)d=W(j+1)−W(j)とし、補間後の値をVcoeとし、前記下位データの示す値をkとすると、Vcoe=W(j)+W(j)d×kにより求められる値Vcoeを出力する、請求項4に記載の波形整形デジタルフィルタ回路。 The interpolator is
The two temporally continuous tap coefficients are W (j) and W (j + 1), the difference value is W (j) d = W (j + 1) −W (j), and the value after interpolation is Vcoe. 5. The waveform shaping digital filter circuit according to claim 4 , wherein a value Vcoe obtained by Vcoe = W (j) + W (j) d × k is output, where k is a value indicated by the lower data .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313009A JP4376222B2 (en) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | Wave shaping digital filter circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313009A JP4376222B2 (en) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | Wave shaping digital filter circuit |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000137949A Division JP3864034B2 (en) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | Wave shaping digital filter circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006121719A JP2006121719A (en) | 2006-05-11 |
JP4376222B2 true JP4376222B2 (en) | 2009-12-02 |
Family
ID=36539095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005313009A Expired - Fee Related JP4376222B2 (en) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | Wave shaping digital filter circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4376222B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008145457A (en) | 2006-12-05 | 2008-06-26 | Canon Inc | Optical element and image projection apparatus |
JP2012231257A (en) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Japan Radio Co Ltd | Sampling frequency conversion device |
JP2013135401A (en) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Anritsu Corp | Resampling device, digital modulation signal generation device using the same, and resampling method |
CN102928031A (en) * | 2012-11-08 | 2013-02-13 | 昆山北极光电子科技有限公司 | Quick measurement method of dynamic flow |
-
2005
- 2005-10-27 JP JP2005313009A patent/JP4376222B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006121719A (en) | 2006-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0940955B1 (en) | Filtering for transmission using quadrature modulation | |
JP3410671B2 (en) | Digital baseband modulator | |
JPH06188927A (en) | Method for transmission of digital signal and transmitter therefor | |
JP2008147837A (en) | Information processing apparatus and method | |
JPH10285124A (en) | Resampling circuit and control method therefor | |
JP3181879B2 (en) | Transmission device | |
JP4376222B2 (en) | Wave shaping digital filter circuit | |
JP3864034B2 (en) | Wave shaping digital filter circuit | |
JP5603890B2 (en) | Signal generation method and signal generation system | |
US6184756B1 (en) | Modulator | |
JP2002208971A (en) | Waveform generator | |
JP3760113B2 (en) | Digital up converter | |
JP2000036846A (en) | Digital modulator | |
EP1207660A2 (en) | Time-sharing of a digital filter | |
Cho et al. | A 8.75-MBaud single-chip digital QAM modulator with frequency-agility and beamforming diversity | |
JP2000032070A (en) | Table drive type modulating signal generator | |
JPH06291790A (en) | Pi/4 shift qpsk modulator | |
JP3441255B2 (en) | Signal generation device and transmission device using the same | |
JP3192803B2 (en) | Digital modulator | |
JP3842396B2 (en) | Digital modulator | |
JPH06104943A (en) | Four-phase modulator | |
Babic et al. | Decimation by non-integer factor in multistandard radio receivers | |
KR100703827B1 (en) | A filtering apparatus of transmmiter in wireless communication system | |
JP3893197B2 (en) | Digital modulation circuit | |
JP3373654B2 (en) | Modulation signal generator |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090714 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090901 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |