JP4372465B2 - 最終覆土用積層シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物処分場の最終覆土に用いるシートに関し、特に、廃棄物ピット内への浸透を許容しながら、発生するガスを抜き去ることができ、かつ経済性に優れる最終覆土用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、廃棄物が満杯になった処分場はその全表面に覆土し、その処分場を閉鎖するようにしていた。
しかしながら最近においては、その廃棄物から発生するガスが問題となり、このガスを抜くため、最終覆土を含めた多種多様なキャッピングに使用するシートやこれ等を使用した構造や施工方法が提案されている。
【0003】
このような廃棄物処分場のキャッピング構造としては、例えば、処分場の表層に、遮水性又は難透水性を有する部分を、その下縁に沿って排水施設を、排水施設の反対側に沿って透水性を有する部分を帯状に交互に形成する最終覆土工法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の廃棄物処分場のキャッピング構造としては、通気性と防水性を有する透湿性防水シートで、処分場の上面全体を覆うようにした廃棄物処分施設も周知である(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3354920号公報
【特許文献2】
特開平11−10104号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者は、少量の水の廃棄物内への浸透を許容する前提になっているが、その施工には莫大な手間を要する工法であり、また、後者は、水の廃棄物内への浸透を一切許容しない前提となっており、このため非常に高価な透湿性防水シートを使用しその経済性に問題を残している。
【0006】
本発明は、上記従来の廃棄物処分場のキャッピング構造が有する問題点に鑑み、廃棄物の腐蝕を促進させるために、廃棄物ピット内への浸透を許容しながら、発生するガスを抜き去ることができ、かつ経済性に優れる最終覆土用シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本第1発明の最終覆土用積層シートは、廃棄物処分場で表面を均した廃棄物と最終覆土との間に用いる3層の積層シートであって、不織布からなる保護シート、見かけ厚みHが8〜50mm、厚みLが0.5〜2mmで、耐圧強度が2×10 4 Pa以上で所定の孔を有する合成樹脂製の凹凸シート及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて形成したことを特徴とする。
【0008】
この最終覆土用積層シートは、不織布からなる保護シート、所定の孔を有する合成樹脂製の凹凸シート及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて3層の積層シートを形成することから、最終覆土上に降り注ぎ浸透する雨は、3層の積層シートの内部空間を通り廃棄物処分場の表面周縁に排水され、3層の積層シートから投棄ピット内に漏れる水量も制限され排水設備の能力を超すことはなく、また、投棄ピット内に浸入した水は適度に廃棄物の腐蝕を促し、腐蝕により発生するガスは3層の積層シートを通じて外部に排出されることになる。
そして、凹凸シートの見かけ厚みHを8〜50mm、厚みLを0.5〜2mm、耐圧強度を2×10 4 Pa以上とすることにより、必要充分な通水空間が確保でき、作業中や作業後に発生する材料強度に係る問題も解消されることになる。
【0009】
この場合において、凹凸シートに、保護シートと分離シートの少なくとも一方を一体化して積層することができる。
【0010】
これにより、施工現場においてシートの重ね合わせ作業等が省かれ、工事そのものの効率を大きく向上させることができる。
【0011】
一方、本第2発明の最終覆土用積層シートは、廃棄物処分場で表面を均した廃棄物と最終覆土との間に用いる3層の積層シートであって、不織布からなる保護シート、開口部が60%以下の合成樹脂製のネット及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて形成したことを特徴とする。
【0012】
この最終覆土用積層シートは、不織布からなる保護シート、開口部が60%以下の合成樹脂製のネット及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて3層の積層シートを形成することから、最終覆土上に降り注ぎ浸透する雨は、3層の積層シートの内部空間を通り廃棄物処分場10の表面周縁に排水され、3層の積層シートから投棄ピット内に漏れる水量も制限され排水設備の能力を超すことはなく、また、投棄ピット内に浸入した水は適度に廃棄物の腐蝕を促し、腐蝕により発生するガスは3層の積層シートを通じて外部に排出されることになる。
【0013】
この場合において、ネットに、保護シートと分離シートの少なくとも一方を一体化して積層することができる。
【0014】
これにより、施工現場においてシートの重ね合わせ作業等が省かれ、工事そのものの効率を大きく向上させることができる。
【0015】
また、ネットの見かけ厚みを1.5〜10mm、耐圧強度を2×104Pa以上とすることができる。
【0016】
これにより、必要充分な通水空間が確保でき、作業中や作業後に発生する材料強度に係る問題も解消されることになる。
【0017】
また、保護シートが厚み2〜10mmのスパンボンド不織布又は厚み5〜20mmの短繊維不織布、分離シートが厚み0.2〜10mmのスパンボンド不織布とすることができる。
【0018】
これにより、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上である3層の積層シートの形成がより容易になり、保護シートと分離シートは共に優れた柔軟性、強度、保水性を持つことになる。
【0019】
また、保護シートと分離シートの少なくとも一方を、合成繊維からなる不織布とすることができる。
【0020】
これにより、保護シートや分離シートの腐蝕はなくなり、最終覆土用積層シートを長期に亘って維持することができる。
【0021】
また、3層の積層シートを、排水設備が設けられた廃棄物処分場で使用するようにすることができる。
【0022】
これにより、廃棄物処分場を水浸しにすることなく、最終覆土用積層シートの作用を充分に発揮させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1〜図5に、本発明の廃棄物処分場の最終覆土用積層シートの一実施例を示す。
この最終覆土用積層シート1は、表面を均して土5を載せた廃棄物2と最終覆土4との間に用いる3層の積層シート3であり、3層の積層シート3を貫通、すなわち、縦断する方向の透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/sec、3層の積層シート3を横断する方向の通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように、不織布からなる保護シート31、所定の孔35を有する合成樹脂製の凹凸シート32、不織布からなる分離シート33を順次重ねて形成されている。
【0025】
このように形成されることにより、廃棄物処分場の最終覆土4工事に使用された場合、最終覆土4上に降り注ぎ浸透する雨は、3層の積層シート3の内部空間を通り廃棄物処分場の表面周縁に排水され、3層の積層シート3から投棄ピット12内に漏れる水量も制限され排水設備11の能力を超すことはない。また、投棄ピット12内に浸入した水は適度に廃棄物2の腐蝕を促し、腐蝕により発生するガスは3層の積層シート3を通じて外部に排出されることになる。
【0026】
3層の積層シート3そのものは、加熱、超音波、高周波等による融着手段、ホットメルト、接着剤、粘着剤等による接合手段又はビス止め等の機械的手段で、3層の積層シート3が合成樹脂製の凹凸シート32を挟み上下に保護シート31と分離シート33とを、又は、凹凸シート32の片面に保護シート31と分離シート33のどちらかを一体化することができる。この場合、施工現場においてシートの重ね合わせ作業等が省かれ、工事そのものの効率を大きく向上させることになる。
【0027】
また、図1で示すように、凹凸シート32は中空部37を有し、その見かけ厚みHが8〜50mm(8mmより薄い場合は通水空間が確保できず、50mmより厚い場合は嵩張り持ち運びで問題が生じる)、その厚みLが0.5〜2mm(0.5mmより薄い場合は必要強度が確保できず、2mmより厚い場合は柔軟性で問題が生じる)に規制され、適度に孔35(図1では凹凸の頂部に設けているが、このほか、中空部の壁部分等に設けるようにすることができ、その形成部位は、特に限定されるものではない。)を設けその通水性能を調整し、更にその平面耐圧強度も2×104Pa以上に規制されている。
【0028】
また、図1では上下に凹凸と中空部37を設けているが、凹凸シート32そのものは上部で中空部37を有する凸部のみ、下部で中空部37を有する凹部のみを設けた形状であってもよい。
そして、このように形成した3層の積層シート3は廃棄物処分場の最終覆土4の工事において、必要充分な通水空間を確保し、作業中、作業後に発生する材料強度に係る問題も解消することになる。
【0029】
図2は、上記凹凸シート32を、開口部36が60%以下の合成樹脂製のネット34に替えた実施例を示し、図3は、そのネット34の形状を示している。
ネット34は、その見かけ厚みMが1.5〜10mm(1.5mmより薄い場合は必要強度が確保できず、10mmより厚い場合は柔軟性で問題が生じる)で、かつ耐圧強度が2×104Pa以上に規制されている。
そして、上記凹凸シート32を用いた3層の積層シート3と同様に、最終覆土4上に降り注ぎ浸透する雨は、3層の積層シート3の内部空間を通り廃棄物処分場の表面周縁に排水される。また、図示しないが、ネット34の形状は上記の角目の他、菱目、亀甲等があり、特に限定されるものでない。
なお、3層の積層シート3の芯材にネット34を用いる場合は、図2に示すように、交差する単糸の太さを変えることでより中空部37が確保でき、通水空間の観点においてより好ましくなる。
【0030】
また、このような合成樹脂製のネット34を使用した3層の積層シート3においても、上記凹凸シートと同様に、加熱、超音波、高周波等による融着手段、ホットメルト、接着剤、粘着剤等による接合手段又はビス止め等の物理的手段で、合成樹脂製のネット34を挟み上下に保護シート31と分離シート33とを、又は、ネット34の片面に保護シート31と分離シート33のどちらかを一体化することができる。
【0031】
そして、凹凸シート32の場合と同様に、施工現場においてシートの重ね合わせ作業等が省かれ、工事そのものの効率を大きく向上させることになる。同様に、必要充分な通水空間が確保でき、作業中、作業後に発生する材料強度に係る問題も解消されることになる。
【0032】
また、凹凸シート32やネット34を形成する合成樹脂には、成形性の良さから熱可塑性樹脂が好適に使用でき、特に、汎用性の高い、ビニル系の塩化ビニルや酢酸ビニル等、オレフィン系のポリエチレン、ポリプロピレン等、これ等合成樹脂の混合体、これ等合成樹脂とエチレン−酢酸ビニル等の共重合体類やエラストマ−類や変性ポリオレフィン類等のとの混合物が好適に使用できる。
【0033】
また、保護シート31には、厚みが2〜10mmのスパンボンド不織布又は厚みが5〜20mmの短繊維不織布、また、分離シート33には、厚み0.2〜10mmのスパンボンド不織布を好適に使用でき、このような不織布を選択することで、必要な不織布そのものの透水係数、通水性能、保水性能、柔軟性、強度性等が可能になり、本発明で限定する透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/sec、通水性能が1×10−1cm2/sec以上である3層の積層シート3の形成がより容易になる。
【0034】
また、保護シート31や分離シート33が合成繊維からなる不織布であってもよく、このような場合は、保護シート31や分離シート33の腐蝕はなくなり、本発明の廃棄物処分場の最終覆土用シート1は長期に亘って維持されることになる。
【0035】
図4は、排水設備11や遮水シート13が設けられている廃棄物処分場で最終覆土用シート1を使用する状態を示し、3層の積層シート3から投棄ピット12内に漏れる水量も制限され、排水設備11の能力を超すことはない。
また、投棄ピット12内に浸入した水は、適度に廃棄物2の腐蝕を促し、腐蝕により発生するガスは3層の積層シート3を通じて外部に排出されることになる。
そして、本発明の廃棄物処分場の最終覆土用シート1は、廃棄物処分場を水浸しにすることなく、その作用を充分に奏することになる。
【0036】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の廃棄物処分場の最終覆土用シートは、この実施例の記載に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明の廃棄物処分場の最終覆土用シートによれば、不織布からなる保護シート、所定の孔を有する合成樹脂製の凹凸シート及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて3層の積層シートを形成することから、最終覆土上に降り注ぎ浸透する雨は、3層の積層シートの内部空間を通り廃棄物処分場の表面周縁に排水され、3層の積層シートから投棄ピット内に漏れる水量も制限され排水設備の能力を超すことはなく、また、投棄ピット内に浸入した水は適度に廃棄物の腐蝕を促し、腐蝕により発生するガスは3層の積層シートを通じて外部に排出されることになる。
そして、凹凸シートの見かけ厚みHを8〜50mm、厚みLを0.5〜2mm、耐圧強度を2×10 4 Pa以上とすることにより、必要充分な通水空間が確保でき、作業中や作業後に発生する材料強度に係る問題も解消されることになる。
【0038】
この場合、凹凸シートに、保護シートと分離シートの少なくとも一方を一体化して積層することにより、施工現場においてシートの重ね合わせ作業等が省かれ、工事そのものの効率を大きく向上させることができる。
【0039】
一方、本第2発明の最終覆土用積層シートによれば、不織布からなる保護シート、開口部が60%以下の合成樹脂製のネット及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて3層の積層シートを形成することから、最終覆土上に降り注ぎ浸透する雨は、3層の積層シートの内部空間を通り廃棄物処分場の表面周縁に排水され、3層の積層シートから投棄ピット内に漏れる水量も制限され排水設備の能力を超すことはなく、また、投棄ピット内に浸入した水は適度に廃棄物の腐蝕を促し、腐蝕により発生するガスは3層の積層シートを通じて外部に排出されることになる。
【0040】
この場合、ネットに、保護シートと分離シートの少なくとも一方を一体化して積層することにより、施工現場においてシートの重ね合わせ作業等が省かれ、工事そのものの効率を大きく向上させることができる。
【0041】
また、ネットの見かけ厚みを1.5〜10mm、耐圧強度を2×104Pa以上とすることにより、必要充分な通水空間が確保でき、作業中や作業後に発生する材料強度に係る問題も解消されることになる。
【0042】
また、保護シートが厚み2〜10mmのスパンボンド不織布又は厚み5〜20mmの短繊維不織布、分離シートが厚み0.2〜10mmのスパンボンド不織布とすることにより、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上である3層の積層シートの形成がより容易になり、保護シートと分離シートは共に優れた柔軟性、強度、保水性を持つことになる。
【0043】
また、保護シートと分離シートの少なくとも一方を、合成繊維からなる不織布とすることにより、保護シートや分離シートの腐蝕はなくなり、最終覆土用積層シートを長期に亘って維持することができる。
【0044】
また、3層の積層シートを、排水設備が設けられた廃棄物処分場で使用するようにすることにより、廃棄物処分場を水浸しにすることなく、最終覆土用積層シートの作用を充分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の最終覆土用積層シートの第1実施例を示す拡大断面図である。
【図2】 本発明の最終覆土用積層シートの第2実施例を示す拡大断面図である。
【図3】 ネットの一例を示す平面図である。
【図4】 本発明の最終覆土用積層シートを用いた廃棄物処分場のキャッピング構造を示す断面図である。
【図5】 同要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 最終覆土用積層シート
11 排水施設
12 投棄ピット
13 遮水シート
2 廃棄物
3 3層の積層シート
31 保護シート
32 凹凸シート
33 分離シート
34 ネット
35 孔
36 開口部
37 中空部
4 最終覆土
5 均し土
H 凹凸シートの見かけ厚み
L 凹凸シートの厚み
M ネットの見かけ厚み
Claims (8)
- 廃棄物処分場で表面を均した廃棄物と最終覆土との間に用いる3層の積層シートであって、不織布からなる保護シート、見かけ厚みHが8〜50mm、厚みLが0.5〜2mmで、耐圧強度が2×10 4 Pa以上で所定の孔を有する合成樹脂製の凹凸シート及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて形成したことを特徴とする最終覆土用積層シート。
- 凹凸シートに、保護シートと分離シートの少なくとも一方を一体化して積層したことを特徴とする請求項1記載の最終覆土用積層シート。
- 廃棄物処分場で表面を均した廃棄物と最終覆土との間に用いる3層の積層シートであって、不織布からなる保護シート、開口部が60%以下の合成樹脂製のネット及び不織布からなる分離シートを、透水係数が1×10−2cm/sec〜1×10cm/secで、通水性能が1×10−1cm2/sec以上となるように順次重ねて形成したことを特徴とする最終覆土用積層シート。
- ネットに、保護シートと分離シートの少なくとも一方を一体化して積層したことを特徴とする請求項3記載の最終覆土用積層シート。
- ネットの見かけ厚みが1.5〜10mmで、耐圧強度が2×104Pa以上であることを特徴とする請求項3又は4記載の最終覆土用積層シート。
- 保護シートが厚み2〜10mmのスパンボンド不織布又は厚み5〜20mmの短繊維不織布、分離シートが厚み0.2〜10mmのスパンボンド不織布であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の最終覆土用積層シート。
- 保護シートと分離シートの少なくとも一方が、合成繊維からなる不織布であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の最終覆土用積層シート。
- 3層の積層シートが、排水設備が設けられた廃棄物処分場で使用されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の最終覆土用積層シート。
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