JP4367115B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents
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Description
このような画像読み取り装置では、原稿の搬送経路に直交する方向の位置によって光源から照射される光量にばらつきがあったり、また、経時的に光源の光量が変動したりするといった事態が生じる。このような光量の変動が生じると、例えばハーフトーンの画像が一様に形成された原稿を読み取った場合に、出力される画像信号が光源の光量に応じたばらつきを有する不均一なものとなってしまう。
ただし、特許文献1では、光学センサが装着された読み取り部に原稿を押し付けながら読み取りを行うようになっており、読み取り部自身に原稿の汚れが付着したり、傷がついたりしやすいことから、読み取られる画像データに筋などの画像欠陥が生じやすいという問題がある。また、ロール部材を駆動する機構が必要となるため、装置の大型化、複雑化を招いてしまう。
また他の目的は、読み取り部に対する汚れの付着や傷つけを抑制することにある。
さらに他の目的は、読み取り部によって読み取られる画像における裏写りを抑制することにある。
ここで、読み取り部は、原稿から離間した状態で原稿の画像を読み取ることを特徴とすることができる。
ここで、搬送機構は、搬送経路を搬送される原稿を案内するための案内部材を有し、白基準部は、案内部材の案内面よりも搬送経路からみて奥側に配設されることを特徴とすることができる。
ここで、離間面には、画像補正のための白基準面が設けられることを特徴とすることができる。この場合に、案内面と白基準面とが、一つの部材に形成されていることを特徴とすることができる。また、白基準面よりも原稿の搬送方向下流側には、異物を回収するための回収部が配設されることを特徴とすることができる。
ここで、第1の読み取り部は、縮小光学系を介して原稿の反射光を読み取る第1のイメージセンサを有し、第2の読み取り部は、原稿の反射光を第1のセンサよりも近接した位置から読み取る第2のイメージセンサを有することを特徴とすることができる。
―実施の形態1―
図1は本実施の形態が適用される画像読み取り装置を示した図である。この画像読み取り装置は、大きく、積載された原稿束から原稿を順次、搬送する原稿送り装置10、スキャンによって画像を読み込む第1の読み取り部としてのスキャナ装置70、および、読み込まれた画像信号を処理する処理装置80に大別される。
図4は、処理装置80を説明するためのブロック図である。本実施の形態が適用される処理装置80は、大きく、センサ(CCDイメージセンサ78およびCIS50)から得られた画像情報を処理する信号処理部81と、原稿送り装置10およびスキャナ装置70を制御する制御部90とを備えている。信号処理部81は、アナログ信号の処理を行うAFE(Analog Front End)82、アナログ信号をディジタル信号に変換するADC(Analog to Digital Converter)83、ディジタル信号に対してシェーディング補正やオフセット補正等の各種処理を施すディジタル処理部84を備え、ディジタル処理部84により処理されたディジタル信号は、ホストシステムへ出力され、例えば、プリンタへ画像情報として出力される。
図6(a),(b)は、図5のステップ102に示した1パスによる片面読み取りモードと、ステップ106に示した1パスによる両面同時読み取りである第2の両面読み取りモードの原稿パスを示した図である。図6(a)に示すように、原稿トレイ11に載置された原稿は、ナジャーロール13、フィードロール14およびリタードロール15、テイクアウェイロール16によって、第1搬送路31に順次、供給される。供給された原稿は、図6(b)に示すように、プラテンロール19の読み取り部およびCIS50の読み取り部を経由して、搬送路切替ゲート42によって第2搬送路32に移動し、排出トレイ40に、順次、排出される。片面読み取りの場合には、プラテンロール19の箇所にて、下方から、図1に示すスキャナ装置70のCCDイメージセンサ78を用いた読み取りがなされる。但し、前述のように、CIS50を用いた片面読み取りも可能である。また、1パスによる両面同時読み取りの場合には、スキャナ装置70のCCDイメージセンサ78を用いて第1面を読み取り、同一搬送時にCIS50を用いて第2面を読み取る。これによって、1回の原稿パスによって両面の原稿読み取りを行うことが可能となる。
図8は、上述した突き当て部材60の近傍を拡大した図である。本実施の形態において、突き当て部材60は、原稿の搬送方向上流側に設けられ、搬送される原稿を案内する案内面としての搬送面60aと、この搬送面60aよりも原稿の搬送方向下流側に搬送面60aよりも一段下げて形成される段差部あるいは離間面としての段差面60bとを有している。つまり、本実施の形態では、搬送面60aと段差面60bとの間に、所定の段差が形成されている。また、この段差面60bは、セルフォックレンズ53による光のフォーカスポイントの延長線と対向するように形成されており、段差面60b上には、二軸延伸ポリエステルフィルムからなる白基準部部材あるいは白基準部としての白基準テープ64(白基準部)が貼り付けられている。この白基準テープ64の上面が、白基準面として機能しており、搬送経路に露出した状態で配置されている。
本実施の形態では、白基準部材あるいは白基準部として白基準テープ64を用いているが、その貼り付け厚み公差、突き当て部材60の段差面60bの平面度成型精度によっては、突き当て部材60の搬送面60aよりも白基準テープ64の上面の方が一段上になってしまうおそれがあり、この場合、搬送される原稿がこの段差に引っ掛かりジャムや原稿の破損などを招くおそれがある。そこで、本実施の形態では、段差の公差を0.1mm以上と規定している。
また、CIS50で用いられているセルフォックレンズ53は、上述したように焦点深度が浅い(甘い)ことが知られている。ただし、焦点深度内で必要な解像特性が得られればある程度は許容することができる。ここで、図3を参照すると、セルフォックレンズ53を用いた場合には、MTF20%以上を目標とすると、被写界深度が6LPS/mmで±0.3mm程度であることがわかる。そこで、本実施の形態では、段差の公差を0.3mm以内と規定している。ただし、実際の読み取り対象は、ライン(原稿)ではなく白基準テープ64であるので、若干のMTF低下も問題なく、且つLED52による照明プロファイルも0mmと0.5mmとでは変化が少ないことから、0.5mmとした。
本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、突き当て部材60自身に白基準部材あるいは白基準部としての機能を持たせるようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9は、突き当て部材60の近傍を拡大した図である。本実施の形態において、突き当て部材60の搬送経路側の原稿の搬送方向上流側には所定の厚みを有する案内部材としてのシート65が貼り付けられており、搬送方向下流側には白基準部材あるいは白基準部としての白基準面60cが露出している。つまり、本実施の形態では、案内面としてのシート65の上面と突き当て部材60の離間面としての白基準面60cとの間に所定の段差が形成されている。また、白基準面60cは、セルフォックレンズ53による光のフォーカスポイントの延長線と対向するように形成されている。ここで、シート65の上面と突き当て部材60の白基準面60cとの間に形成される段差の高さは、0.1〜0.5mmの範囲より選択することができ、シート65の上面と突き当て部材60の白基準面60cとの段差からセルフォックレンズ53による光のフォーカスポイントの延長線までの距離は5mm以内より選択することができる。
Claims (7)
- 原稿が湾曲して搬送される搬送経路と、
湾曲される原稿の内側から当該原稿上の画像を読み取る読み取り部と、
湾曲される原稿の外側にて当該原稿を案内する案内部材と、
前記案内部材の原稿搬送方向下流側であって前記読み取り部による読み取り位置に対向する部位で当該案内部材よりも一段下げて形成される段差部と、
前記段差部に設けられ、前記読み取り部にて読み取られる白基準部材と、
前記段差部の原稿搬送方向上流側に設けられ、搬送される原稿を前記案内部材に突き当てて押し付けることで、前記読み取り部および前記白基準部材と接触しないように当該原稿の姿勢を制御する制御部材と
を有する画像読み取り装置。 - 前記読み取り部は、前記案内部材と当該白基準部材との段差形成部位より原稿搬送方向下流側5mm以内の位置で当該白基準部材を読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
- 前記読み取り部はCIS(Contact Image Sensor)センサを有していることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
- 前記案内部材と前記白基準部材との段差が、0.1mm以上且つ0.5mm以下であることを特徴とする請求項3記載の画像読み取り装置。
- 原稿が湾曲して搬送される搬送経路と、
前記搬送経路の湾曲部外側から当該原稿の第1面を読み取る第1の読み取り部と、
前記搬送経路の湾曲部内側から当該原稿の第2面を読み取る第2の読み取り部と、
前記第2の読み取り部に対向して原稿の湾曲部外側に配設される案内部材と、
前記案内部材の原稿搬送方向下流側で当該案内部材の案内面よりも一段下げた位置に形成される白基準部材と、
前記白基準部材よりも原稿搬送方向上流側に設けられ、搬送される原稿を前記案内部材に突き当てることで、前記第2の読み取り部および前記白基準部材と接触しないように当該原稿の姿勢を制御する制御部材と
を有する画像読み取り装置。 - 前記第1の読み取り部は、縮小光学系を介して原稿の反射光を読み取る第1のイメージセンサを有し、
前記第2の読み取り部は、原稿の反射光を前記第1のイメージセンサよりも近接した位置から読み取る第2のイメージセンサを有することを特徴とする請求項5記載の画像読み取り装置。 - 前記白基準部材よりも原稿搬送方向下流側には、異物を回収するための回収部が配設されることを特徴とする請求項5記載の画像読み取り装置。
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